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アリ@freetibetさんの「世界最低の国、日本」より転載。http://mixi.jp/view_diary.pl?id=787996903&owner_id=2071143聖火リレー、行ってきました。 まず皆さんにお願い。 この日記を転載、リンクして頂いてかまいません。 動画3つまでしか載せれないため、 動画ありと書かれたものは僕のメインページの動画にあります。 4/26日を振り返ります。 早朝、善光寺へ向かった。 Mちん、Tさん、F君、Yちゃんと5人で。 町には何台もの大型バスが乗り入れ、中国人が降りてくる。 僕らがそれぞれ旗を作り、プラカードを作り、前日からカラオケボックスで寝ていたのに対し、 彼らは中国大使館から支給された巨大な旗と、チャーターバスで堂々登場した。 善光寺参拝が終わり、街中へ。 とりあえず聖火リレー出発地点へ向かった。 ここで日本とは思えない景色を目にした。 出発地点に、中国の旗を持った人は入場できるが、チベットの旗を持った人は入れない。 警察の言い分。 「危険だから」 じゃあ、何で中国人はいいんだ? 「......ご協力お願いします。」 は? それやらせじゃん。 中国国旗しかない沿道って、警察が作ってるんじゃん。 その時の抗議の様子 この後TBSの取材が来た。 チベットサポーターの1人が、 「日中記者交換協定があるから映せないのか?」とアナウンサーに聞いた。 アナウンサーは「は?勝手に叫んでれば?」 と吐き捨てて消えた。 街中に行くとどこに行ってもFREETIBETと叫んでいる。 そこに中国人が押し寄せ、罵声を浴びせてくる。 交差点で中国人と僕らが入り乱れた。 突然Mちゃんが顔面を殴られた。 僕は殴った中国人のババアを捕まえて、目の前の警察に言った。 「こいつ殴ったぞ!!」 警察は何もしなかった。 ババアが俺の手を噛んだ。手から血が出た。 警察と目が合った。 警察は何もしなかった。 ババアが僕の顔面を殴ってきた。 周りのチベットーサポーターが、 「おい、警察、現行犯だろ、捕まえろよ!!!!」 と言ったのに、 警察は何もしなかった。 これが抗議活動中じゃなかったら、普通にブチ切れて乱闘になってる。 でも非暴力を貫く為、ひたすら耐えた。 Mちゃんが1日かけて一生懸命書いたプラカードを、 中国人が叩き落とした。 拾おうとするMちゃん。踏みつける中国人。 「おい、てめー何やってんだよ!」と制止に入った。 2mくらいの距離に警察がいたが、何もしなかった。 街中いたるところで抗議合戦。 救急車が来たり大騒ぎ。 僕らはひたすら抗議活動をした。 (動画あり) 雨が降ってきた。 それでも誰も抗議を辞めなかった。 中国人がかたまってる交差点を、 Tさんと旗を振りながら渡った。 沿道の中国人は蹴りを入れてくる。 とても沿道に入れず、車道を歩いていた。 警察が来て言った。 「早く沿道に入りなさい!!」 は?今入ったらボコられるじゃん。 なんで日本人の安全を守ってくれないの? 「じゃあ、あいつらに蹴りいれるの辞めさせろよ!!」と僕は叫んだ。 警察は「ご協力お願いします」と言った。 雨の中、聖火リレーのゴール地点へ向かった。 何故か中国人とチベットサポーターに分けられた。 警察は、「後で聖火の方に誘導するから。」と言った。 嘘だった。 ゴールの公園の外の何も無いスペースにチベットサポーターは閉じ込められた。 聖火なんか、どこにもなかった。 目の前には警察が何十人も取り囲んでいた。 こんな場所じゃ、声すら届かない。 数百人のチベットサポーターは、泣きながら警察に向かって叫ぶだけだった。 国境無き記者団もこちら側に来させられていた。 代表がマスコミのインタビューに答えていた。 (裏から撮影した動画あり) 聖火リレーがいつ終わったのかも分からないまま、 土砂降りの中僕らは叫び続けた。 この声を、伝えることすら出来ないのかと思ったら涙が溢れてきた。 MちゃんもF君も泣いていた。 こんなのってあんまりだ。 せめて伝えて欲しいだけなのに。 この叫びを聞いていたのは目の前に並んだ警察だけだった。 チベット人の代表が弾圧の現状を訴えた。 涙が止まらなかった。 内モンゴルの代表が弾圧の現状を訴えた。 涙がとまらなかった。 伝えたい。ただ伝えたいだけなのに、国家権力によって封殺された。 悔しい。悔しい。 日本は最低な国だ。 平和だ、人権だと騒ぐ割には、 中国の圧力に負けて平気でこういう事をする。 警察を使って。 帰りに携帯でニュースを見た。 「聖火リレーは無事終了。沿道は大歓迎ムード。」 「聖火リレーで日本人5人逮捕。中国人留学生に怪我。」 僕は愕然とした。 この国のマスコミは終わったと感じた。 あの怒号は、 僕らが受けた痛みは、 彼らの悲痛な叫びは、 どこに反映されたのだろう。 警察によって意図的に中国人のみの沿道を作り、 そこをマスコミは撮影し、 中国人の暴力を黙認して、日本人を逮捕する。 これが日本のやることか? ここは本当に日本なのか? 中国の旗を持たないと歩けない沿道って何なんだ? この国は最低な国です。 チベット人は泣きながらありがとうと言っていたけれど、 僕は彼らに謝りたかった。 初めて日本人であることを恥じた。 帰り道、僕らは泣いた。 これが真実です。 僕は日本政府は中国以下だと思った。 弾圧にNOを言えずに、言いなりになって彼らの叫びを封殺したこの国は、もう民主主義国家ではない。 4/26日長野。 そこには言論の自由はなかった。 歩行の自由すらなかった。 中国人を除いて。 追記:どなた様も、転載の許可必要ありません。 報告だけしていただけると、反応が見れて嬉しいのでお願いします。 動画が消えたりするるみたいですが、また報告していただけたら何度でも載せなおします。 マスコミの嘘つき。大嫌い。 FREE TIBET!! 朝から涙が出ました。 悲しくて、情けなくて、悔しくて。新聞で読んだのと全然違うじゃん。日本最低。
2008.04.30

<生誕100年 東山魁夷展>へ行ってきましたモネの大回顧展も鳥獣戯画も泣く泣く見送った私ですが、これだけは絶対に行くと、固く心に決めていたのです。なんたって過去最大ですからね。 1度は本物をこの目で観たかった。はぁーーーーーー、もう溜息連続でした。原寸サイズのまさしく本物の質感・色・気配、プリントでは感じられない興奮。1番好きな白馬シリーズは、吸い込まれそうになりました。白馬は実在ではなく、「心の祈り、願いの象徴」なんだそうです。2階の襖絵の迫力はただ圧倒されるばかり。 新しい畳の香りがする、この静謐な空間にクラクラしました。ショップでも欲しいモノが多すぎて、別の意味でクラクラしてました・・・ 分厚いカタログにカードなどをいろいろ♪さてお次は、国立西洋美術館へ<ウルビーノのヴィーナス>を観に行きました。日本発なのですが、あまり好みではないので、流し見招待券が1枚余っていたので、券売り場に並んでいる優しそうな老夫婦に渡す。 私 「これ良かったらどうぞ」 奥さん 「まあ、ありがとうございます」 旦那さん 「なんだなんだ高いんじゃないのか」・・・・・・ダフ屋に間違わられた私他にも色々行きたいところがあったんだけど、これで帰りました。やっぱり人の多いところは苦手(笑)ちなみに電車も苦手。 高速バスで東京まで行きました。東京から各美術館へは歩いていくつもりだったんだけど、方向がわからなくて迷子になり、結局地下鉄に助けを求めることに・・・地下鉄さっぱりわかりません(私がわかるのは総武線と山手線のみ)。行きも帰りも駅員さんに教えてもらいました。 田舎者丸出しですね(笑)そうそう、おもしろい偶然に気が付いた!私が好きな東山魁夷、星野道夫、坂崎千春、みんな市川に関わりがある。市川って、すごいなあ! どうしようもないくらい大好きな星野道夫。彼の作品を読むと、今この世にいない寂しさに切なくなります。 本当に好き この世で生きているのが不思議なくらい(失礼?)ピュアな感性の持ち主、坂崎千春さん。
2008.04.28

アパートの更新手続きに行ってきました。今住んでいるアパートが、新しい不動産屋さんに引き継がれての初めての更新。ドキドキしました。もこのこととか、保証人が身内じゃないこととか・・・・・・とりあえず、私の方から余計なことは言わないでおこうと、いざ出陣!?ドキドキしながら火災保険の説明などを訊いていたら、突然! 「猫ちゃんは、元気にしてる」ビックリしたー前の親切な不動産屋さんが伝えておいてくれたのね。 ホッホッとした私は、ついつい心情をポロリ。 「動物が苦手やアレルギーの人が越してきたらと思うと不安で・・・」すると不動産屋さんは、ニッコリと微笑みながら、 「大丈夫です、(住みたいと言う)お客さんが来たら、こちらから 『2階で猫を飼っている人がいますが大丈夫ですか』と訊きますから」キャーなんと私が不安でたまらなかったことが解決されました!!!そして驚くことに・・・ 「実績が出来たので、このアパートはペット可物件として扱います」マジですかっま、1匹限りとか、柱は絶対に傷つけたら駄目、など色々注意事項はあったけど、すごくない? ペット不可がペット可物件になっちゃったよ(1匹限りと言うのが、アレですが・・・orz)つくづく思った。もこって強運の持ち主ヤッタね、もこちゃん! ※これから動物と暮らそうと思う人は、ペット可物件を選んでくださいね。 もこと私は、たまたま運が良かったというか、うまくいっただけです(^^;) ※前の日記のレメディで咳が治まった話・・・スミマセン、たまたまだったみたい
2008.04.21

しまむらで、円座クッション(¥200)をもこに購入。予想通り、気に入ってくれた アゴを乗せたり、肩だけ乗っけてオッサンのように寛いだり、真ん中の穴にもこだまに紐を通したオモチャを入れて、モグラ叩きゲームをしたり・・・もこが使わない時は、私もクッションとして使っている。ところで、 を読みました。東洋医学、自然治癒に興味ある私には、とても深い内容だった。レスキューレメディについて書かれたところは、特にじっくり読む。小型犬の咳がレスキューレメディで治まった、という実例があり、もこの慢性の咳に悩む私は、早速試してみることにした。直接口に入れて飲ますことは出来なかったので、もこのキュートな鼻にポチッと付ける。 鼻にポチッポチッポチッポチッ♪ポチッとしてから2日間、全く咳が出なかった。たった2日間だけど、これって希望の光??ついでに私も飲んでみたけど、気持ちがとても軽くなった。外ニャンのご飯に行く前だったんだけど、スキップして行きたいくらい(笑)(いつもは結構緊張して行ってるのです。 人に会いませんようにとか・・・)私って暗示にかかりやすいのかな? まだ1回しか試してないからわからない。今度はレスキューレメディのクリームタイプを買ってみようと思う。頭痛のとき、こめかみに塗るといいらしい・・・ レスキューレメディ クリームタイプ最近、気になるものがいっぱいホリスティック・ウォーター、誰か試した人いる??(ソリッドゴールドorアズミラ、シーオーガニック、ホリスティック・ウォーターのセット)このセット安いからポチ検討中
2008.04.18

掃除機をかけるために、トンネルをソファにのせといたら・・・そういえば、前にも同じことがあったな(笑)この 毎日活躍しています。でも、トンネル内ダッシュをするので、だいぶくたびれてきました。トンネルに大きな穴が開いて破けないかな、とヒソカに期待してます(笑)だって、もっといいトンネル見つけちゃったからそうは思っても、なかなか壊れないね、トンネルさん。北京の猫大虐殺に反対署名をお願いします。
2008.04.12

ひとり言です~(^^;;;http://plaza.rakuten.co.jp/morun/diary/200802200000/ >楽しいことよりも、辛いことのほうが多い日々だった。違う。 訂正。 辛いこともあったけど、楽しいことのほうが多い日々だった。なんか違う。 大変なこともあったけど、みんなに会えることが嬉しかった。概ね合っているが、やっぱりなんか違う。お外で暮らせざるを得ない子たちを前にして、、「辛い」とか「大変」なんて思ってはいけないし、使ってはいけなかった。お外の子たちは、私が想像するよりも、大変で厳しい日々だろう。でもきっとあの子たちは、「大変」だとか「辛い」、だなんて思っていないんだ。毎日、逞しく生きている。私はぬるい環境で生活しているにも関わらず、すぐに弱音を吐く。ぬるい環境で、ぬるさに身を委ねている。 駄目だな。気を引き締めて、気持ちを強くしないと!いつも、動物たちに気付かされます。 感謝。みんな大好きだよ! 北京の猫大虐殺に反対署名をお願いします。
2008.04.12

自宅から程近い三舟山へ桜を見に行ってきました。”山”と言っても、の~~んびり歩いて20分もあれば余裕で頂上へ着きます(笑) 頂上まで、ずっとこんな景色が続きます。 足元には、スミレがいっぱい咲いていました。頂上は平らで広く、お散歩&お昼寝に最適なのです♪ スミレもいっぱい♪ 満開だったらなー。 三舟山で一番のお気に入りの桜。 好きな場所。 ここに住みたい(笑) この空間、本当綺麗だった! (写真じゃわからないね^^;) 頂上から自宅方面を眺める。桜と綺麗な空気を満喫したので、次の桜の所へ移動。成願寺のしだれ桜(樹齢約100年)です。 満開だったらなー。 桜のカーテン(満開だったらなー)。 かわいい♪毎年、桜が満開な日に限って仕事です。三舟山も成願寺も、一週間前が最高だったそうです。 よし来年こそは!さて・・・そろそろ、おたま欲の季節。 いつ行こうかな~♪ 北京の猫大虐殺に反対署名をお願いします。
2008.04.07

以前、ご紹介した<フレンドの遺言状>をやっと読みました。 それでもあなたはワクチンを打ちますか?獣医師である本村伸子さんが、愛する犬の一飼い主として書かれた本です。獣医師という立場でありながら、この内容の本を出すことはとても大変だったでしょう。読んで、誰もが納得する内容ではないと思います。そんなわけないだろう、と不信感をあらわにする人もいるかもしれない。でも・・・選択権のない彼ら動物を守れるのは、飼い主しかおりません。今一度、毎年のワクチン接種について考えてみるのは無駄ではないと思います。定期的に行われるワクチン接種は、私たちが動物達に行っている最悪の行為でしょう。 ワクチン接種は、あらゆるタイプの疾患を引き起こします。しかも、ワクチンによって絶対に引き起こされたという直接的な方法ではなく。毎年のように繰り返されるワクチン接種は、動物達のエネルギーに満ちた健康を密かに驚かすことになります。 動物が若い時期の1,2回のワクチン接種によって、大きな影響を受けるようなことはありません。そして、ウイルスワクチンは、動物達の一生において1度か2度だけ与えられるべきだと獣医免疫学者たちは述べています。まず、毎年の追加ワクチンは必要ありません。次に、ワクチンが慢性疾患を引き起こすことは、明らかです。数十年前から始まった毎年の追加ワクチン接種への免疫学的な意義などありません。 ウイルスの免疫は、数年間、あるいは終生維持するのです。↑気になったところを抜粋してみました。こんなこと病院では誰も教えてくれません(教えない理由もあるのですが)。獣医さんに「毎年必ず打ってください」と断定的に言われたら、それは正しいことだと思ってしまいます。私も洗脳されていた1人でした。ワクチンよりも身近なところで、毎月フロントラインやアドバンテージを、モコに使っていた。 3ヶ月分をまとめて買い、「なくなったら3ヵ月後また取りに来てください」という、獣医さんの言葉に何の疑いも持たず、素直に従っていた。それはモコを守ることだと思っていたし、飼い主の義務だと思ったいた。今思えば、私の無知のせいで、モコを危険な目にいっぱい合わせていた。体調がよくない状態での全身麻酔、避妊手術。薬漬け、そして言われるがままの治療・・・・・・今、モコが元気でいてくれることが、私の最大の救いです。本書は、ワクチンだけに限らず、フードや心の問題についても触れられています。心と免疫の関係は、何よりも大切にしなくちゃいけないこと。とてもくわしく書かれています。『フレンド』が、ガンになるしか方法がなかった理由・・・どうか皆様の愛する動物が、『フレンド』と同じ選択をすることがないように・・・『フレンド』が、身を持って教えてくれたことを無駄にしてはいけないと思います。動物と暮らす全ての人に読んでもらいたい本です。特にワンコと暮らしてる人にオススメです。 良かったら読んでみてください。 こっちだと同じ本なのに¥2310(@@)何で定価より高いの?ワクチンを全く打たない、のではなく3年毎の接種をすすめている病院をご紹介。ワクチンについて、大変参考になるので、是非是非ご一読を! 本当に!エンゼルペットクリニックうかい動物病院ホリスティックな動物病院が、もっと増えますように・・・ワクチンのシンポジウムに参加されたKarMoさんの日記を是非お読みください。 ・<犬猫のワクチン> ワクチンの事実 その1 ・<犬猫のワクチン> ワクチンに重金属の防腐剤 その2
2008.04.03
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生き物が、苦しんでいるのを見るのは辛いものです。それが人間としての自然な感情です。それは人間の弱さや、子供っぽい感性ではなく、むしろ人間が秘めている崇高な精神のあらわれです。そんな生命を慈しむ心を育むことが、人間と文明の正しい進化成長の道ではないでしょうか。動物実験はその対極にある、魂の仲間である生き物を苦しめる悪しき行為です。そのことを多くの人に知ってほしいのです。そして生き物に、優しい思いやりの心をもって接することが人間的にとっても大切なことを、このシロの物語から学びたいものです。 葉 祥明(星空のシロ あとがきより) 【実験犬、アズサ】http://www.o-misono.cmbc.jp/~taps/public_html/top/azusa/azusa-andou.html実験犬を引き取ってもらいたい、そう依頼を受けた時一も二もなくすぐさま了承しました。いずれ犬を家族に迎えたいと考えていたのですが一緒に住める頭数にはおのずと限りがありますので、そうであれば悲惨な過去を持つ犬、虐待されてきた犬、そうした人間社会の裏側で犠牲になっている犬たちに限って受け入れたいと思っていたのです。飼い主に捨てられ動物愛護センター(保健所)の檻に閉じこめられ、さらにそこから研究機関に払い下げられて実験に使われる、それがどれだけ恐怖と苦痛に満ちたものか、そうしたつらい経験をした犬を家族に迎えることが出来るのであればまさに願ってもないことです。人間の行って来た虐待に対する贖罪の意味をこめて大切にしようと心に誓いました。譲渡の前に知らされた情報は外科手術に使われ、術後殺処分になる犬をもらい受けた。大きな傷跡はあるものの治癒してきており通常の生活に支障はない、その程度です。受け渡しの日、初めて実験犬を目にした時の印象は「なんて小さい」でした。黒い雑種の小型犬でしたが、この小さな無力な命に人間の行った行為は一目瞭然で、体の半分の毛が無惨にそられて、黒っぽく変色した縫合痕が一直線に浮かび上がっています。剃られた半身には薄く毛が再生し始めているのですが、それは大きな傷跡を隠すにはまったく不十分でした。半分が本来の体の色で、毛を剃られてしまった半身が白色、それも毛の長さがまったく違うのですからどれだけ異様であるかは想像して頂けると思います。一時預かって下さった方(Dさん)が大変丁寧にケアして下さったこともあって、犬はとても清潔でそして元気でした。犬もDさんには心を許して甘えていました。ところが、私たち夫婦が近づくとおびえて後ずさりし手を触れさせません。近づけば近づくほど後ずさりしてしまって、なでてやることすら出来ませんでした。結局Dさんが私達に抱き渡す形で受け取りましたが、犬は怯えて硬直しかなり緊張している様子でした。東京からの帰り道、サービスエリアごとに休憩をとり散歩させました。犬は散歩は喜ぶのですが、その後車に乗せるのが一苦労です。抱き上げようとすると震えて腰を抜かしてしまうのです。「大丈夫、恐くない、恐くない」と優しく声をかけゆっくりとなでて落ち着かせてから抱き上げ車に乗せる必要がありました。 家に着き食事を与える頃には私達が危害を加えないのがわかったのだと思います。極端な怯え方をする事もなくなり落ち着いてきました。夜になっても用意した犬小屋に入らず外に座っていましたので、夜中幾度となく様子を見に行きましたが、この頃には私達の姿を見てしっぽを振るようになっていました。最終的には無事小屋の中に入り、ゆっくりと休んだようです。名前は自然の中で元気に生きて欲しいと願ってカバノキ科の「アズサ」に決めました。翌日、近くの草原を私達夫婦といっしょに走り回って一日を過ごしました。私達がかわいがってくれると分かると昨日の態度を一変させて猛烈な勢いで甘えます。まさにちぎれんばかりにしっぽを振る、声をあげて飛びかかる、そして体をすり寄せる、うれしいという感情をこれでもかというくらいに表現します。興奮状態ともいえるくらいですので私達もゆっくりとなでて優しい言葉をかけ落ち着かせるようにしました。夕食後も体をなでていたのですが、この時は安心仕切った様子で、とてもおだやかな表情をしていました。まさにおだやかという言葉はこの時のアズサの表情のためにあるといった感じです。そしてこの時、私の手をゆっくりと丁寧に、丁寧になめ始めたのです。もちろん犬が人間の言葉を話すわけではありません。しかしこの時私は「私がしてあげられることは手をなめてあげることだけ」とアズサの声を聞いたような気がしたのです。アズサに手をなめてもらいながら不覚にも私は涙を流してしまいました。一緒に生活し始めてアズサが棒状のものに異様に怯えることに気づきました。ほうきなど少し長い棒を持つと急に姿を隠そうとします。初めて会った時、後ずさりしたこと、車に乗せようとしたときに腰を抜かしてしまったこと、そして棒を見て逃げようとすること、こうした怯え方はアズサがいかにひどい取り扱いを受けて来たかを如実に物語っています。アズサにとってこの世界は恐怖に満ちたものだったのでしょう。動物実験の是非を問う以前の問題として、この国には動物虐待の土壌が深く根付いていること、動物の取り扱いが極めて残忍であること、それをまずを認めなくてはならないのではないでしょうか。アズサを見ていると生きものに対するいたわりの心、生命を尊重する感情は現在の日本社会では死語となっているのではないか、そのように思えてしかたありません。動物実験も生き物に対する基本的な感情の欠如、そうした病的な、何か欠落した感覚の延長線上にあるものと私は捉えています。アズサに行われた手術が必要なものであったのかどうか、具体的な内容を知らされていない私に正確な判断を下すことはもちろんできません。しかし、臓器を取り出されていないことから単に縫合練習程度に使われたとしか考えられず、この程度の実習にいちいち命の犠牲が必要なのか、非常に強い疑問を感じざるを得ません。実際に生きた犬を使わなくとも代用はいくらでも可能ではないか、そうであればアズサが受けた実験はまったく不必要だったのではないか。数日後、妻がアズサをなでていた時に「泣いている」といいました。私達に甘えながらアズサの目が潤んでいるのです。おそらく人間に優しくされた初めての経験だったのでしょう。アズサは私達の家族になって喜んでくれていると思いますが、実は私達はそれ以上にアズサを家族に迎えたことを喜んでいます。アズサの私達に対する接し方は私達に大きなやすらぎを与えてくれているのです。こうした感情豊かな生きものを粗末にしてはいけない、まして実験などに使ってはならない、私達はそう信じています。 長文の転載記事を読んでくれて、ありがとう。世の中には、まだまだ無意味で残酷な実験があふれています。無関心(宣伝・流行には関心)に生活していると、身の回り品は全て残酷な(背景がある)製品という可能性がありますよ。知ってくださいこんなところで動物実験が行われています 動物実験、反対!!近所の方にしか通じない話で恐縮ですが・・・里親募集をするのに、房総ファミリアに「無料であげます」とか載せないでください。全てとは言えませんが(実態はわからないので)実験動物業者に貰われてしまいます。近所に実験動物業者があるのをご存知ですか。裏づけが取れないので会社名は出せませんが、実験用のウサギや犬を飼っています。表向きはまったくわかりません。 他の物を売ってたりするので・・・そして驚くことにペット霊園まで始めていました・・・
2008.04.02
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