ツマグロキチョウ(天竜川)
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(C)ドクターT
この蝶も愛知県からは少なくなってしまった蝶のひとつです。天竜川の河川敷にはいますが、問題はキタキチョウと混棲していて、夏型は特に区別が難しいのです。オオフタバムグラ(帰化植物)によく停まって吸蜜していましたが、停まるとキタキチョウと同じく翅は開きません。ひとまわり小さく、前翅端が尖っているくらいの違いしか判りません。仕方ないので、はっきりさせるには飛翔写真で表側を撮ります。
カワラケツメイ(天竜川)
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(C)ドクターT
食草はカワラケツメイで、天竜川の河川敷のような時々大雨が降ると、地形が変わるほど流されてしまうような河川敷に生えます。最近見にいってないので判りませんが、名古屋市守山区の宅地造成地にもこの草が生えていて、ツマグロキチョウがいました。しかし、開発が進んで建物が建ってしまうといなくなってしまうでしょう。実はこのカワラケツメイには在来種とアレチケツメイというよく似た帰化植物があり、天竜川にも両方生えています。区別は葉の付け根にある蜜腺の形を見るのですが、ここでは区別しません。何故ならどちらもツマグロキチョウは食草にしているからです。アレチケツメイは蒲郡市民病院医師駐車場の土手にもたくさん生えていますが、ツマグロキチョウはいません。
山口県徳治村では無農薬でカワラケツメイを作り、その全草を乾燥させて、ケツメイ茶を作り名産にしています。当然ツマグロキチョウも保護することになります。
蝶のプロファイリング、それは蝶の食草、発生時期、発生回数、習性などとドクターTの観察経験に基づいて、何時どんなところで、見られやすいかを検討する方法論です。
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