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***更新情報**********☆「考える人」(ナンシー会員「おじいちゃん」)☆「強烈家族」体験談4(ヌルズィ会員「スイスな?義母」)☆「ひょっとして」似ている?編(数点)☆「中年の主張」(りょうこ。会員「肉まん」)手結川宮家では現在「英国人・傾向と対策」を作成中です。英国人との付き合いで、腑に落ちなかった・ムカついた方疑問・体験談など、どうぞ、お寄せ下さいませ。
November 30, 2003
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手結川家には、「良い事は一段落するまで口に出すな」という家訓がある。それで、先週、手結川弘仁が水疱瘡にかかった時も、この日記での「公表」は控えていた。なぜ、水疱瘡が「良い事」なのかと言うと、それは........めっちゃ軽かったからだ。まず、顔の発疹の一つ一つが異様に小さく、しかも顎・耳の後ろなど、目立たない所にしか出なかった。当然、かさぶたも小さく、そのせいか、あまり、痒がらなかった。体の方の発疹のいくつかは大きく水疱瘡そのものという感じだったが顔だけだったら、はっきり言って「ニキビ面」にしか見えない。何故、顔の発疹が軽いくらいで、こんなに喜んでいるかというと手結川敦仁が3歳で水疱瘡にかかった時、やはり、あまり痒がらなかったものの、大きい発疹が、いくつか、顔に出て、「掻いてもいないのに」かさぶたが落ちるとともに、大きな痕を残してしまったからだ。その痕は、もちろん、今でも、はっきり残っていてそれを見るたびに私は、だまされた様な気持ちになって憤慨するのだ。「カサブタが自然に剥がれ落ちれば痕にならないって言ってたじゃんか~っっ!!」....あんなに掻かない様に、触らない様に気をつかっていたのに。しかも、また、目立つところに.....とほほほほほ。ツルツルした柔らかい「お肌」が、どんどん、傷ついていくのを見るのは大切に大切に使っているバッグに細かい傷がついていく様な....本当は、傷自身に愛着を感じる「べき」なのに、どうしても、心の底で「あ~、なんか、痛んできちゃったな~。ぐすん。」と密かに思ってしまう様な辛いものがあるのだ。弘仁の場合は、既に顎の手術の傷が顔にも胸にも(肋骨の一部を移植したので)残っているので、水疱瘡の痕くらい、どうって事ないといえば無いのだがやはり、密かに気になっていて、日本で予防注射を受けさせるかどうか悩んでいた。結局、毎年、10日足らずしかない滞在時間に予防注射を組み込むのは危険度が高いので、諦めていたところに、今回、学校で流行っている時にもかからなかった水疱瘡に、突然、かかったのである。それから、この水疱瘡で、もうひとつ嬉しかったのは、私が発病しなかった事だ。実は、私は、「あの父親」から「水疱瘡にかかっていない」と断言されていた。「はしかで死にそうになった事はある」が、水疱瘡は無いとの事。あいにく、手結川敦仁が水疱瘡にかかった時、私は弘仁を妊娠していた。しかも、妊娠初期。非常に心配していたのだが、結局、発病しなかった。それで、父親にも、もう一度、確認したのだが、「絶対なってない」と断言された。一週間に一度しか家に帰ってこない父親の言葉に信憑性を持たせるのが間違いなのかもしれないが、この父親は、案外、変な事ばかりよく覚えていてしかも、生前、私の「幼少のみぎりの」いたわしい体験をウザヲにバラしては「いや~、あの人(私の事)を育てるのは大変だった」などと偉そうに語るのが趣味だったのだ。ところが、この水疱瘡事件を友人サルマ(仮名。スペイン人。動物占いはサル)に話している時に、ふと気がついた。サルマも、やはり、親から「あんたは、水疱瘡にかかったことがない」と言われていた。ところが、サルマ(2児の母)のお嬢さんが水疱瘡にかかった時他の病気に同時感染した結果、状態が急に悪化し地元の大総合病院では手が負えずロンドンの小児科専門大病院(弘仁が手術を受けた病院)に緊急で運ばれ、集中治療室に入院するという大事態になったのだが、その際病院で、検査を受けたところ水疱瘡に対する抗体があるのがわかりめでたく(?)娘の看病ができるようになったのだそうだ。サルマは、「たぶん、すごい軽かったんで親も気づかなかったんだろう」と言った。実際、色々な逸話を持つサルマの両親(私も面識がある)には、十分ありえそうな事なのだが、今回、弘仁の水疱瘡を見て私も思った。きっと、私も、小さい頃、軽~い水疱瘡にかかったに違いない。それで、親、特に、父親は気づかなかったのだ。「今まで心配して損した~」と安堵の溜息をついたもののそれでも、やはり、家訓を守り、弘仁の発病から10日経て(水疱瘡の潜伏期間をクリアするまで待って)やっと、このことを公表する事に決めた次第である。(って、そもそも公表するようなもんでもなんでもないが......。^^;)とにかく.....、軽く済んでよかった~。☆☆☆心優しい読者様☆☆☆どうも、どうも、今週は、おそまつさまでした。(って今週だけか??)来週からは、まともに日記つけます。すんません.....。それから、普通のイギリス人ママ・カモシカ(日記前出)や普通の上海人パパ・ウザヲに色々な「悩み」を相談して「反応を見たい」と思われる方、どうぞ、掲示板またはメールで悩みをお寄せ下さい。お待ちしております。
November 28, 2003
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☆【ひょっとして...?】似ている編、UPしました。「ず~っと気になってたんだけど」「似てるよね?」そんな意外な相似点を分け合って心の平安を得ませんか?「素朴な疑問」と合わせて募集しております。どうぞ、掲示板またはメールで、お寄せ下さい。☆「中年の主張」家族編りょうこ。会員・いぶサン楼蘭会員の主張を供養しました。
November 27, 2003
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【中年の主張】家族編プチ更新しました。ただ今、手結川宮家では「主張」を募集しております。家族・一般市民(友人・知人・隣人その他)・有名人にちょっと言いたい(けど言えない或いは言う機会が無い)あんな事こんな事手結川宮家で「厄払い」「供養」しましょう。手結川中マロ作御札付きです。
November 26, 2003
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☆「強烈家族の会」体験談3に、蝦夷紫会員の体験談「マコ」をUPしました。☆日記出張から戻ったウザヲが風邪で休養中、また、手結川弘仁が水疱瘡にかかっておりますので、ちょっと手抜き状態ですが、数日中には、まともな日記を書こうと反省しております(^^:)。
November 25, 2003
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☆「有名人おっせかい転職提案」第一弾を作成しました。現在、おせっかいな転職提案を募集しております。今のところ何故か政治家が多くなっていますが、芸能人・スポーツ選手など有名人ならば誰でも可。どうぞ、掲示板まで、お寄せ下さい。☆「強烈家族の会」体験談2に「真理庵の義妹【超迷惑体験談】「いぶサン楼蘭の義弟【ぶっとび体験談】」アップ及び会員名簿を更新。
November 24, 2003
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***心優しい読者様***「強烈家族の会」へのご関心、まことにありがとうございました!とりあえず、入会表明を頂戴した分を掲載いたしました。左下の「ページ一覧」から、ご覧下さい。入会は、引き続き、受け付けておりますので強烈家族(間柄)、強烈またはウザイ内容を明記の上掲示板まで、またはメールでお寄せ下さい。
November 23, 2003
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「あぁ、神様、なぜ私なの?」強烈な家族、迷惑な家族、うざい家族を持つみなさん、(同居人・実父母兄弟姉妹・義理家族・親戚、何でも可)お互いの不幸を較べ合って明日への活力としませんか?手結川宮家では、現在「強烈家族の会」会員を募集しています。入会ご希望の方は、是非、掲示板またはメールで、ご連絡ください。会員名簿原案は左側の「ページ一覧」から、どうぞ!
November 21, 2003
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ロンドンで行われた反ブッシュ反戦デモは、小雨にもかかわらず「平日最大動員数」を記録したらしい。だが、トルコ英領事館と英系銀行(HSBC・香港上海銀行)への爆破テロ事件によって本来、見出し的ニュースとなるはずだったのが、後ろの方に追いやられていた。宣伝効果は、デモよりもテロ、という皮肉な結果だ。好戦的政治家達が「テロには屈しない」と誇らしげに叫ぶ時「テロにはテロ」という言葉が浮かぶ。戦争も闘争も全てテロだ。国策の一部だろうが、テロ対策だろうが、人の命を奪う行動は全てテロだ。もはや狩猟の時代ではない。領地争いの時代ではない。集落で家を守った女達の集団生活の知恵を、もっと国際政治にも活用していかないと結局は、共食いによって自らの未来を葬ることになるのではないだろうか?今回のトルコのテロは自爆によるものだった。自爆テロリスト....Suicide bomberと耳にするたびに私は、太平洋戦争での「人間魚雷」「神風特攻隊」に思いを馳せる。私の父は学徒出陣をした。戦局の緊迫によって、まず、文系そして最終的には理系の大学生も戦地へ送られることになったのだ。父は、多くを語らなかったが、学徒出陣をした大学生は上官から常にビンタをくらったり、何かにつけしごかれたらしい。大した理由も無く兵隊(戦友)どうしを向き合わせて往復ビンタを繰り返す、そんなことは日常茶飯事だったそうだ。父は近眼で糖尿病だったので前線には送られず、また、人を笑わせることに長けていたので、じき、上官から気に入られ家畜の世話の担当にまわされて、比較的ラクな待遇となり終戦を迎えたが戦争で、家族や、友人・知人をたくさん亡くした。私の伯父は、命はながらえたが、片足を失った。長崎で被爆した親戚もたくさんいた。子供の頃、父に連れられて靖国神社へよく行った。参拝したかどうかは覚えていない。今は、どうなのか、全くわからないのだが靖国神社には、当時、境内(?)に、戦車や大砲の模型(?)が置かれていて私や兄は、よじ登って遊ぶのが好きだった。だが、何より、印象に残っているのは、その側に建つ「展示館」だ。子供時代のことで、記憶が不確かなのだが、ここには、血染めの軍服や日章旗、戦地からの手紙などが展示されていたと思う。靖国神社全体を覆う何か重苦しい雰囲気がここには集中していた。怖いのに目を離せなかった。背筋を正しながら見なければいけないのを感じた。靖国神社は、近年、参拝問題の一環で政治的な位置を与えられている様に思う。しかし、私にとって、靖国神社こそは、反戦の象徴なのだ。私は、靖国神社の中をさまよう戦没者達の霊を、子供心に感じ取っていた。血は、いくら乾き、変色していようとも血だった。成長して、「きけわだつみのこえ」や「ひめゆりの塔」や戦争映画などに触れた際、展示館の血や霊が心の中で蘇ってくるのを感じたし「人間魚雷」の存在を知った時は、その絶望的閉塞感が戦慄とともに想像できたのだ。私が幼少の頃には、まだ、「傷痍軍人さん」がいた。戦争で、手や足を失った軍人が、人の集まるところでアコーディオンを弾きながら歌ったりしてお金を集めるのだ。浅草寺に初詣に行けば、必ず、遭遇したし、渋谷駅の側で見かけたこともある。子供心に、軍人さんの木や金属のフックでできたような(それこそ海賊フックのような)初歩的な義手や義足が、とにかく怖かった。アコーディオンの音が聞こえると、今でも、ぎくっとする。おそらく、昭和30年代末から40年代初の経験だと思うがその頃の日本には、まだ、戦争の影がくっきり残っていたのだ。私にとって、戦争は、歴史の本で学ぶ字の世界ではなく、血染めの軍服や、亡くなった特攻隊の若者が書いた手紙や傷痍軍人さんの義肢と白い服・カーキ色の復員帽やアコーディオンの音として、実態化されていた。自爆テロから、私は、どうしても特攻隊の若者達を思い浮かべる。誰が正しい、誰がテロだ、ということではなく、命で命を散らす、その悲劇に、荒涼とした世界の将来が見える。父は、また、彼岸の頃になると私達を連れて、千鳥ヶ渕へ行った。ここには戦没者墓苑がある。展示館や記念碑もあったかもしれない。だが、私の心に残っているのは、一面の彼岸花だ。美しい美しい彼岸花だ。皇居のお堀に向かって咲く一面の赤い蝶の様な彼岸花だ。人が死んで蝶となり、その蝶が花となった......彼岸花は、そんなことを連想させる花だ。今でも、千鳥ヶ渕のあたりには、彼岸花が咲くのだろうか?
November 20, 2003
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占星術、HN占い...と占いモードに入っていた矢先、近所の店で某「低価格(1ポンド前後)系女性週刊誌」の「占い別冊(月刊)」を見つけて買った。別冊・月刊といっても、日本の雑誌の、あの堅牢な作りとは大違い総カラー60ページ、ペラペラ紙・厚さ想定3ミリのいかにもチープな雑誌だ。それでも、値段は1.5ポンド(300円感覚...)。3ポンド前後する一般雑誌に較べれば全然廉いが、つくづく、日本の雑誌はお得だと思う。内容は、来月のホロスコープ・タロット運勢、サイキックテスト、各種占いの質問・相談.....そして読者の体験談だったのだが、その中に「恋のおまじないで、彼を獲得!」という女子大生の手紙が紹介されていた。名前(本名か??)と年齢と写真まで入っている、その手紙は、こう始まった。*************....大学で、素敵な男の子を見つけた私。でも、私の友達も、彼のことは全然知らないしやっとつきとめたのは彼の名前がクリスということだけ。そのまま2年が過ぎ、相変わらず、キャンパスで彼を見かける事はあっても知り合いになるきっかけが全くありませんでした。背が高くかっこよくてもてそうな彼。そんな彼がふりむいてくれるはずない。バカな望みを持つのはやめようと何回も思ったものです。そんなある日、本屋で立ち読みしている時「おまじない」の本が目にとまり手に取ると「Get Your Man」というページが!おまじないを記憶した私は、さっそく桃色のろうそくを買って家に帰りました。その夜、私はろうそくにともした火の上で手をまわしながら3回「おまじない」を唱えたのです。「Chris, light my fire.」ろうそくが燃え尽きるまで、毎日続けました。そして二ヵ月後、私がシェアしている家に新しく素敵な男の子が引っ越して来たのですがある日、帰宅すると、キッチンの方から彼が友達と話している声が聞こえました。私もキッチンへ入っていくと、なんと、そこには.........あのクリスがいたのです!挨拶を交わした後、お互いから目をそらすことなく喋り始めた私たち。その日、クリスは帰る前に私にデートを申し込みました。あれから、もう、一年、付き合っています。**************写真を見るとジェニファー・アニストン似の結構可愛い女子大生なのにアタックすることもなく片思いを「2年も」続けたのは、ちょっと意外だったが、ごく一般的なイギリス人が「パーティなど知り合うための場」以外で積極的に異性に声をかけるという事は確かに少ないかもしれない。(これについては、また、後日....)だが、おまじないの本を「立ち読みして買わなかった」ところはイギリス人らしい。そんなこんなで本の売り上げがのびないから廉くならないのだ、英国の本は!!!!せっかく恋が成就したのにお礼参りっていうか少し還元しないとポシャるぞ~。【カモシカ近況】朝4時に突然起きた手結川弘仁。お腹がすいた、と言う。なんとなく顔が赤く体が熱い気がしたので熱をはかると37度8分。朝食用のシリアルを食べた後、また寝たが、学校へ行く時間になってもまだ若干熱があったので休ませた。手結川敦仁を学校に送って弘仁と帰る途中、以前日記にも登場した歌って踊れる(ピアノも弾ける)ママ友カモシカ(以下・登場人物全て仮名)から声をかけられる。髪をそめた様だ。普通のブラウンだったのが、微妙にまだらになっている。とりあえず「いいじゃん、その色」と褒めると「白髪染めようと思ったら失敗しちゃった~。(カモシカは若いのに少し白髪がある)」と照れ笑い。違う色に変えたいらしい。フランス人みたいなセクシーな色、思い切って真っ黒...などと提案する傍ら「ま、いいよね、あんたは何色に変えても自然だし。(カモシカは目が青い)私が急に金髪になったら笑われるだけだもんな(最近はアジア諸国でも茶髪が一般化してるが...)」と言うと「いいじゃ~ん、中マは年のわりに全然白髪ないし~。キャハハハハ」と笑った後弘仁を「家に連れて帰ってど~すんの?」と妙な事を聞くので「あんまり具合悪そうじゃなかったら、居間で遊ばせるよ。」と答えると真顔で「ね~ね~、中マがネットしてる時、子供たち、ど~してるの~」と聞く。「横で遊んでるよ」との私の答えにカモシカは「え~っ?!うちの子たちはね~、すぐに、まとわりついてくんの。すっごくウザイんだよ。ケイトが帰ってくるまでジョンは絶対ひとりで遊ばないのよっ」と大袈裟に驚いた。しかも、今日は、もっとウザイ夫ビル(ビル・ゲイツそっくり)が風邪で休んで家にいるらしい。カモシカは、以前、私に、「もし昔に戻ってやり直すことがあったら、絶対ビルとは結婚しない」と断言したことがあった。私が「私さ~、最近ネットでパッションとか結婚とかについて書いてんのよ~。」と持ちかけると目をキラキラ輝かせながら「きゃ~、ワタシも協力するわ~!!」と返してキャハハハハと笑った。「Agony Auntかもしか」誕生なるか????
November 19, 2003
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昨日から、今までネット時間が無くて、ず~っと手をつけていなかったHTMLタグやらデザイン設定やら写真やらをいじり始めたせいでひっじょぉぉに目が痛く、以前ならば「今日は日記は、やめよ~」と簡単に諦めたところですが、日記【毎日更新】新記録を伸ばす為にも今日は、とりあえずプチ更新させていただこうと思います。ところで、これから、「【歴】プロフィール」コーナーに定期的に写真をアップしていく予定です。お暇な方、いえ、お優しい読者様のご来訪を心よりお待ち申し上げます。さて、最近、私が一応管理人をしている「隠れ部室掲示板」の方で「多言語はどうなったんだ~?!!無責任だ~!!」という叫びが上がり始めた。そう、実は、この日記の前身は「多言語児童冷汗成長記」という実に教育的な「育児・学習記録」であったのだ。今日は、弁天さん・えべっさん・その他色々の期待(?)に応え久しぶりに多言語関係話題で書いてみたい。相変わらず、宮家らしく兄弟間の権力闘争に余念が無い子供達だがとりあえず、多言語状態は続いている。手結川弘仁の英語は、随分進歩して、家庭でも英語が出る様になったのだが英語を話す時は、どことなく、芝居がかった冗談の様な口調で日本語の様な自然さが無い。しかも、何か英語で言うたびに、母マロに「ママ『英語で~~っていえるようになったのね』って言って!」「『すごいね~、どこで覚えたの?』って聞いて!」と要求するのであった。これらは、弘仁が英語を覚え始めた頃、私が多用していた誉め言葉だ。どうも、英語が話せる様になったのが、よほど自慢らしい。そんな手結川弘仁に、手結川敦仁は、わざと間違った英語の発音を教えたり、わる~い言葉を覚えさせている..。だが、基本的に、兄弟で遊んでいる時の言葉は日本語。もちろん、兄の方は、怒ったりイラつくとすぐ英語で文句を言い罵声を浴びせる。以前は、弟は、日本語で対抗するしかなかった。(実は、日本語の方も、年齢相応よりは、ちょっと幼く思えるのだが)今は、英語でカウンターパンチを浴びせている。「日本語使わないんだったら『コロコロ(月刊誌)』もう買わないよっ」と脅かすと二人とも日本語に戻るのだが、この状態がいつまで続くかはわからない。本来は、兄弟間の言葉を親である私がコントロールしたくないのだがここまで続けて来た日本語が消えてしまうのは実にもったいないので折りに触れて日本語で喋るよう促さざるを得ない。加えて、手結川宮家の場合は、英語・日本語だけでなく中国語そして上海語もあるのだ。もし世界中の言葉が一つだけだったら随分楽になるかもしれないが面白さは激減するだろう。言語ひとつひとつに独特の文化が絡み付いている、その文化を自然に理解る醍醐味というのは一度味わったらやめられない。また、様々な言葉があふれる環境にいると外国語に対する警戒心というか構えた気持ちがなくなるものだ。手結川家の子供達は、外国語を真似るのが比較的得意で、ちょっと覚えた言葉を使って楽しむのも大好きだ。以前、韓国TVドラマ「秋の童話」にハマっていた時は「オッパ(お兄ちゃん)」という言葉を覚え兄は弟に「オッパ」と呼べと強制し、弟は弟で兄を泣かせたり怒らせたりした時や(↑手結川弘仁は、下の子だけあって?力の加減を知らない。)何かほしいものがあって媚びる時には、甘い声で「オッパ~」等と呼んでいた。(今でも、呼んでいる。)ところで、つい先日、英語のうまい友人が、英語で喋っている時に日本語で話し掛けられたり逆に日本語で喋っている時に英語で話し掛けられると混乱するしリズムがこわれるしムカツクと言っていたのだが私達家族は、常に、色々な言葉の中に浸っているせいか自然に違う言葉の間を行き来する事ができるようだ。それまで、普通、皆、そんなもんだと思っていたのがそうでもない人もいるのを知って、はじめて、日本語で話し掛けられているのに英語で答える人は別に自分の喋りたい言葉に固執しているのではなくただ単に混乱しているだけなのだと理解できた。☆☆☆と、ここまで書いて来ましたが、キリもオチもなくまとめられる目処も立たないので、今日は、ここで失礼します~。(あぁ、目が痛い....。)既に子供達を学校へ迎えに行く時間。外は大雨。とほほほほ...。
November 17, 2003
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英国で英語を勉強している「大人の女性」に是非お勧めしたい学習法がある。それは英国の主婦系雑誌・大衆系新聞に必ずある「悩み相談」のページを読むことだ。恋愛・結婚・嫁姑問題(英国にもあるのだ!!)から育児・教育・職場の人間関係・健康....内容が面白いだけでなく、短くて読みやすくすぐに使える語彙・表現の宝庫なのだ。英国では、悩み相談の回答者は大体が40~60代の女性で「Agony Aunt」と呼ばれている。余談だが息子の親友の父親はジャーナリストなのだがお母さんが非常に有名な「Agony Aunt」だった縁で時々「カリスマAgony Auntの息子・Agony Uncle」としてお笑い系TV番組に出演しているそうだ。さて、今日は「英国の悩み相談」を少しご紹介して「へ~、英国人もおんなじ様な事で悩んでんのね~、意外。」等と楽しんでいただけたら幸いである。(別にネタ切れで苦しんでいるわけではありましぇ~ん^^;)☆☆☆【悩み1】「彼の家族を結婚式に呼びたくない!!って、どう彼に伝えればいいの?」私は今34歳。婚約者と出会うまで、長~い「恋人いない歴」がありました。ずっとキャリア一筋だった私が、ついに、これ!という男性に会えたのです。友人達は、彼が、ちょっと「ラフ(下品)系」だったのに驚きましたがセクシーで優しい彼、私は一生、そんな彼のものだと信じています。現在、結婚準備を進めている私達、彼は、盛大な式を挙げたいと言っているのですが、一つ問題が...。それは、彼の家族。はっきり言って、クズ!「肥溜めの肥並みに下品」って言ったら「肥」に悪いくらい最低なんです。あの家族の結婚式は大体、喧嘩で警察沙汰になって終わります。どうやったら彼と大喧嘩せずに彼の家族を結婚式に呼ぶ事を諦めさせられるでしょうか?【回答1】まず、今のうちに彼と喧嘩しとくことね!そしたら、教会の前で喧嘩しなくてすむでしょ?いとしの彼に伝えなさい。あなたが夢みている結婚式は、静かで上品な式だってこと、結婚式は、あなたの為の日だということ、そして彼の「部族」の慣習は、あなたの手には、おえないってことも。婚約者さんは、きっと、あなたと自分の家族は全然違うタイプだってわかっているはずだし、それが、彼があなたを愛する様になったもともとの理由なんじゃないかしら。でも、もし彼の家族を呼ばない事に決めたのならあなたの家族も呼ばない様にしないと不公平ね。だって、不愉快な気分のまま、どっちかの家族の肩を持つ様な形で結婚生活を始めたくはないでしょう?ごく親しい人達の間だけで、こじんまりとした式を挙げた後、全然違うタイプの招待客に合わせたパーティを幾つか開いたらいかが?【相談2】「虐待傾向のある彼を変える事はできるのでしょうか?」一体どうしたらいいのかわかりません。私は35歳、10代の息子と小さな娘のシングルマザーで25歳、年下の彼としばらく付き合っています。はじめ、彼は、とても穏やかで優しく愛情たっぷりでした。でも、すぐに、変わってしまったのです。娘とも以前の様に仲良くなくなって、とっても大変なんです。それだけじゃなく、私に対して肉体的精神的に虐待行為を取る様にもなりました。彼は怒りをコントロールする為の手助けや治療を受けると何度も約束したのですが、結局、そのまま、何もしていません。最終的に、彼から娘と私を守る為、接近禁止命令を裁判で勝ち取りました。でも、まだ、彼の事が忘れられず、また最近会う様になりました。彼は、絶対変わるから、と約束するのです。私を引きずり回した彼に、もう一度賭けてみるべきなのでしょうか?彼は、とっても後悔していて、私と子供を作りたいと言っています。子供がいたら他の男達の存在も気にならなくなると...。もう途方にくれています。家族や友人には相談できません。どうかアドバイスを!【回答2】あなたがしたい事とあなたがすべき事は明らかに矛盾してるのよ。あなたは、この男がまだ好き、でも、家族や友人に打ち明けられないのはあなたの事を本気で心配している人が、そんな事実を知ったら絶対、そんなやつ、あなたの人生から切り離してくれってお願いされるのが、あなたにも、よ~くわかっているからでしょう?私は、あなたの事を知らないけれど同じ事をお願いしますよ!あなたが描く彼は、暴力的で怒りぽっく幼い若者。絶対、あなたと子供達の一生をだいなしにするでしょう。あなたが彼の子供を生むなんて、考えただけで、ぞっとします。父親が、他の男達に嫉妬しない為に子供を作るだなんて!お願いだから、しっかりしてちょうだい。この男は哀れで苦しんでいるかもしれないけれど、だからといって、それで彼が、あなたの子供達にふさわしい家族になると思いますか?彼が変わるなんて、自分を誤魔化すのはやめて彼とは今すぐ別れなさい!☆☆☆☆☆☆***今日の手結川家***学校で「手結川敦仁」と同級生が喧嘩する時の代表的な捨てゼリフは「俺はもうお前の友達じゃない!」と「誕生日パーティに呼ばないからな!」だ。これは、パーティがいつあるかには全く関係しない。以前、パーティの会場で「パーティ(一年後だよ..)にはお前は呼ばない」と喧嘩している子供達を目撃した事もある...。さて、最近では、小学校に上がって二ヶ月の「手結川弘仁」までが同じ捨てゼリフを言う様になった。弘「あっくん、もぉ、コージのともだちじゃないからっっっ(涙)」敦「(冷静に)僕はコージの家族なんだよ。友達じゃないよ。」弘「ママ、もぉ、コージのパーティ、これないからねっっ!」私「(望むところだ!)OK!じゃ、ひとりでパーティ開いてね~。」家族のあっさりした冷静な反撃にもめげず手結川弘仁は、泣きながら同じ捨てゼリフを繰り返すのであった...。☆☆☆【心優しい読者様へ】最近、うざ夫の「ウザヲ」命名について、若干、「ちょっと可哀相だったか?」と思い始めていたのですがHN占いを(夫の生年月日で)したら、なんと、「大吉」と出たのでこれからは、正々堂々「ウザヲ」と呼び続けようと思います。尚、敦仁は大凶(ToT)弘仁は中吉だったのですが、二人とも「手結川敦仁」「手結川弘仁」だと大吉になるのでこれからは、面倒ですが(あ~、ほんと、めんど~)ほとぼりがさめるまで(?)名字付きで呼ぶ事にします....。とほほほ。あ、ちなみに、私も「手結川中マロ」だと大吉になるので(この「手結川」がいいのか?)「中マロ」は、あくまで略称私の正式HNは「手結川中マロ」という事でご認識いただきたく、宜しくお願い申し上げます。(^^;)
November 16, 2003
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さて、今日は、先日「凶運いや強運(^^;)shaqill大王」から掲示板で指摘があった「日本人の性欲」について分析してみようと思う。「アッサリした和食を好む日本人の性欲が強いと言われるのは何故か?」だ。まず、私自身は、現代日本人の性欲は「パワー」に欠けていると思っている。現代の日本社会における「性欲」は「健康な若者の力強い性欲」ではないのだ。強いて言えば「性欲が衰えて来たスケベ老人が往生際悪く無理矢理奮い立たせた性欲」だ。そんな不自然で不健康な性欲に基づき、「スケベ老人」と「性欲は出てきたが実体験が無いため妄想しがちなウブな青少年」や「仕事が忙しすぎて性欲が衰えて来た中年」を対象としているのが現代日本の「性事情」「性商売」だ。そもそも、健康な性欲があれば「レイプ」だの「変態的『プレィ』」だの「ロリータ」等々..「不健康な妄想(断言!!)」によって奮い立たせる必要は無い。例えば、健康な性欲を持つ男は、きれいな裸を見るだけでもちょっと想像するだけでも、十分奮い立つはずなのだ。もちろん、日本人が、全てスケベ老人か妄想少年か疲労中年だと断罪するつもりは全く無い。また、私は、老人の性欲を否定するものではない。老人は、老人なりの「自然な性欲」に従いそれを「不健全に奮い立たせる事なく」分相応の熟した性欲を追求すべきなのだ。私が最も許せないのは現在の日本の「歪んだ(断言!)性事情」の責任者である本来少数派であった「不健全性欲の持ち主」を対象とした商売を大衆レベルにまで広げてしまった強欲な商売人だ。そして、その様な商売人を食い止める事のできるはずであった「社会的倫理・道徳基準」が決定的に欠如している事が現代日本社会の重大な問題なのだと思う。性欲は、淫靡なものでは無い。食欲と同様、「自然な本能=純粋な需要」に従っていればあくまでも正常な健康性を保てる。だが、現代日本社会は、未来の世代へ健康な性欲を受け継いでいるだろうか???私が今、最もおそれているのは「性商売」がもたらす青少年への影響だ。正常な性欲の発達を無責任な「性商売人」によってはばまれ、本来、自然に任せていれば正常に発達するはずの性欲が変形させられる青少年がどんどん増えていくのが一番こわい。なぜなら「不自然な性欲」は世代を越えて、じんわりと浸透し社会全体を歪ませるネガティブな影響力を持つからだ。健康な性欲を持つ大人のみなさん!子供達を食い物にする「性商売問題」を軽視せず厳しく対処しよう!子供達に「本当の健康な性欲」を伝えよう!そして、未体験・体験弱の青少年のみなさん!「性商売」にまどわされずキムチ・焼き肉でも食べて精力をつけ健康な性欲を育てよう!!AVとか変態本とかで歪んだ知識をつけてるヤツは、絶対もてないぞっっ!!!!!
November 15, 2003
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最近、直感分析日記の多い中マロだが、今日は、ず~っと「そ~かも~?」「みんなの意見も聞いてみたいな~」と思っていた「疑惑」について書きたい。それは、英国が誇る「近年輸出量No.1(でも国民には収益が反映されないToT)」「フットボール界の宝」ベッカムについて...。実は、ベッカム夫妻がマスコミに登場する度に、どうしても、一つの念頭が浮かんで消えない。ベッカムって「ウブヲ」なんじゃないか....???「ウブヲ=うぶ夫」。つまり、ベッカムにとってビクトリア夫人は「初めての女」だったんじゃないか???と、いう事である。もっと詳しく言うと、ひょっとしたら夫人と出会った際彼は肉体的には「童貞」ではなかったかもしれないが(ユースクラブ時代に「手ほどき受ける」なんて事もあったかも)精神的には「童貞状態」だった....、即ち、ビクトリア夫人は彼にとって「自ら口説こうと積極的に行動した初めての女性」なんではないか?という事だ。ベッカムは、英国エセックスの出身である。字面からいっても、「おさかんな雰囲気」が漂ってくる地名だが(もっとも、英国にはセックス付きの地名はすごく多いが^^;)ここ出身の女の子は、愛用するパンティのブランドが「Next(人気大衆ブランド・次から次へと男を替えるから)」とからかわれるほど遊び好きで全国的に有名である。だが、彼はサッカーひとすじ~少年だった。そして、英国には、なんと「16歳未満のセックス禁止」という法律がある。もちろん、密かに法律を破っている少年少女はごまんといるんだろうが13歳で「あの」ファーガソン監督と契約を交わし秘蔵っ子として監視指導されて来たベッカム、また、非常に家庭的な父親に連帯意識が強い家庭で育てられたベッカム、が16歳未満時代に、バスの二階で、或いは、公園で或いは、父母の留守中にこっそり経験した....という事はなかなか考えにくい。(せいぜい胸をさわるぐらいか...?)まぁ、そんな事はどうでもいいのだが、彼が夫人・子供と一緒にマスコミに登場する際のあのラブラブ顔を見る度に、視界に「ウブヲ」という字がちらつくのだ。ここまで書いておいてなんだが、私は、特にベッカムのファンではない。対アルゼンチン戦で文字通り国賊に転落、その後、不死鳥の様に復活をとげ老若男女から一目おかれる様になったベッカムには敬意を持っているし彼が主将をつとめているイングランド・チームにも活躍してほしい。だが、彼や夫人の伝記(20代で伝記なんか出版するな~っ)というか「中途半端な暴露本」を買いたいとまでは思わないので、彼の子供時代に関する事は、新聞(しょっちゅう出ている)や雑誌で見かける以外は知らない。(ちょっと好みのタイプであるイングランドのスウェーデン人監督スヴェン・エリックソンのサッカー哲学の本は買ってしまったが..)(↑結構面白かった。)だから、このウブヲ説は、まったくの「勘・直感」である。その勘が当たったからって、どんなもんなんだ?という無力感がぬぐえないのも、いまひとつ寂しいが要するに、同じ事を考えている人はいないだろうか?と、しばし、気になっていた「下衆の勘ぐり」なのである。(まぁ、もう、ベッカムって日本じゃ、下火なのかもしれないが)☆☆☆☆☆【注】と、いう訳で「実は、私も、そ~思ってたの~!」「いや、そんなはずがない!」等、ご意見お待ちしております!☆☆☆☆☆ところで、ウブヲについて、もう少し解説すると....英国王族スキャンダルの一人者であるエドワード8世(現エリザベス女王の伯父)(シンプソン夫人との愛を選び王位を捨てた国王)彼も、ウブヲじゃないかと私は思う。ちなみにエドワード8世ほど、英国内外で評判が天と地ほど異なる王族はいないのではないだろうか。日本も含め、外国(特に退位後住居を構えたフランス)での彼は「愛に生きた王族」としてロマンの権化の様な座を与えられているが英国民(少なくとも、現在60代以上の英国民)にとっては彼は、単なる「プレイボーイで間抜けで無責任な国王」だ。英国では「無責任」という言葉は、日本では考えられないほどの重みを持つ。「無責任」と評された王族は、国民人気投票から永久追放された様なものだ。彼は、なかなかのハンサムで、皇太子時代から遊びまくっていたので、もちろん、肉体的には童貞ではなかった。だが、しょせん、何をやるにしても、皇太子。周囲は、それなりの扱いをする。だから、アメリカ社交界制覇の後欧州社交界でも百戦錬磨を重ねたシンプソン夫人の世俗恋愛術の前には、ひとたまりもなかった。新聞報道を読むと、典型的な「熟練妻とウブヲ」の夫婦関係がうかがえる。ここまで飽きずに(あきらめずに)読んで下さった優しい方は「じゃ、ウブヲって、ど~したらわかるのよぉ?」と思うかもしれないので、とりあえず、中マロ式ウブヲ識別方法についても公開しようと思う。まず、これは、あくまでも、直感というか(思い過ごというか)なんというか非常に曖昧な分析なのだが...夫婦で登場した時、夫に次の様な微妙な雰囲気が感じられたらウブヲの可能性が高い。それは.......周囲がとまどう独特の(小犬の様な)ラブラブな雰囲気ちょっとした隙にあふれ出るナイーブな(世間知らずな幼い)雰囲気どう見ても妻のしりにひかれてる雰囲気(ハチャメチャ行動を取っている様に見える妻を弁護する雰囲気)妻が自分を選んだ事を心の底から感謝している雰囲気妻がいなければやっていけないと心の底から信じている雰囲気......等だ。だが、何といっても、一番の決め手は妻の方に「あの」メチャもてそうな男(夫)が「え~、こ~ゆ~奥さんを選んだんだ~」「こ~ゆ~女が好みだったんだ~。ふ~ん。いっがぁ~い。」.......等とどこか、他の女を納得させない「つけこまれる隙」そして「何となくつりあってないかも?」と感じさせる要素がある事である...。☆☆☆☆☆【注】ちなみに、妻に関する「分析」は「かくれウブヲ(意外性のあるウブヲ)」についてのみあてはまります。ただ単に恋愛経験が無い「フツーのウブヲ」の場合は、むしろ、熟練妻の方に「ふ~ん、結局、こう落ち着いたわけねぇ~」という納得の眼差しが集まる事でしょう。☆☆☆☆☆最近、不仲説が流れているベッカム夫妻だが結婚によって、お互いの商品価値が激増したこの夫婦逆境を乗り越え、このまま「おしどり夫婦」として君臨し英国マスコミ界にゴシップを提供し続けてもらいたいものだ...。
November 14, 2003
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【昨日の続き】では、胃袋とオチンチンでは、どちらの優先順位が高いか?これは、年齢(青壮年期か、老年期か)や個人的・社会的状況のみならず育った家庭や地域・民族の文化にも影響される様に思う。「中国5千年ならぬ中マロ40年程度の歴史」では到底資料足らずなのだが「な~んとな~く、こんな感じがするなぁ~」という「あてにならないヤマ勘」に基づいた「仮定?」はある。まず、とりあえず、胃袋かオチンチンか?と言われたら最終的には、「胃袋=現在ある生命の存続」だろう。ただ、発情期にある場合は、オチンチンが優先される可能性がある。それは、そもそも、男は、神様が、「こんなん、おもしろそ~じゃん」と暇つぶしに「脳みそ→胃袋&オチンチン→手足」人形として作ったのではない。オチンチンには、い・ち・お・う「未来への生命の存続」という立派な理由があるのだ。オチンチンが固くならなければ、子供は自然には作れない。だが、オチンチンが、いつも固いと、邪魔だし、怪我しやすい。だから、オチンチンは「臨機応変」に「種を蒔きたい時だけ」「素早く」固くなれる様な仕組みに作られた訳だ。また、驚くことに、オチンチンは、すでに「赤ちゃん時代」から「固くなる練習」を始め「いざという時」に備えているのだ!!一方、胃袋は、空になって音を立てる事はあっても美味しい物を見て発情して形を変える事は無い。胃袋には「臨機応変性」も「素早さ」も求められていない。強いて言えばオチンチンは「動」、胃袋は「静」だ。位置的には離れた、この兄弟(?)だが「食欲を制する者は性欲も制する」様に胃袋とオチンチンには、強い「連動性」があるのではないか?そして、この連動性が、年齢・状況・文化(家庭・地域・民族)の影響を受けているんじゃないか???と、私には思えてならないのだ。具体的には.......食に禁欲的な文化では、性も禁欲的になる。粗食(=伝統的自然食)・菜食主義者は「淡白」になりやすい。同じメニューを飽きずに食べられる男は浮気しにくい。味覚の刺激に厳しいだけでなく飽く事なく「食」を追求する文化では「色恋」も真剣に追求する→「恋愛文化」が成立する。一方、味覚が鈍く、とりあえず胃袋が埋まればいいという文化ではとりあえず「やれれば満足」→「恋愛文化」が成立しにくい。同様に、手のこんだ料理を好む文化では恋愛が成就するまでの過程(恋愛文化)が重視される。食材の新鮮さが重視される文化では色恋の対象となる女性の年齢が重視される(若ければ若いほどよい)。逆に、食材を活かした料理方法が重視される文化では色恋の対象となる女性の年齢層が広い。.....のではないか、と考えている。【その他、ヤマ勘・体験談・見聞談なんでも、随時募集しております(^^)】。さて、それでは、男は「常に」胃袋・オチンチンの僕(しもべ)なのか?というとそれは違う。下半身の興奮無く、精神が昂揚している時(非常事態時・闘争中・「生きがい」に燃えている時...その他)重大な責任を背負っている時(責任の重い仕事・家族の大黒柱としての自覚....その他)疲労・疾病時........等は、脳みそとオチンチンの連動は弱まるだろう。場合によっては胃袋まで影響は及ぶかもしれない。発情期に入った思春期の少年達がスポーツで性欲を解消しようとするのも、この一環だ。ところで、ここまでは、一方的に「男の仕組み」について邪推して来たが、ここで「女の仕組み」についても考えてみたい。まず、「女=子宮→脳みそ」ではない。(断言!!)敢えて子宮にこだわるのなら、「脳みそ→子宮」なのだ。もっと詳しく言うと五感(視覚・聴覚・味覚・触覚・嗅覚)・第六感、さらに他人(家族・恋愛対象も含む)の言葉や行動の消化過程...全てが、脳みそを直撃し、その一部が、子宮に情報伝達される事もある...図式化すると「五感・情報→脳みそ→胃袋&子宮→脳みそ→口」が、一瞬のうちにプロセス(処理)されるのが女ではないだろうか?同時に、女の五感全てがバランスよく鋭敏に発達しているのに比べ男の五感は、どうも、一つ(或いは二つ)は非常に鋭敏だが残りは鈍いという「一点豪華主義」をとっている様に私は思う。また、五感が女性並み(か、以上に)バランスよく鋭敏に発達した男はホモになる傾向があるのではないか?とも、密かに考えているのだ!!【↑ご意見、お待ちしております。是非、掲示板にメッセージを!】男には、理論的にわかっても感覚的には把握しにくいだろうがそれだけ、女にとって「五感」や「言葉(と行動)」は重要なのだ。だから、恋愛時の女にとっては、匂いも肌触りも優しい言葉も行動も全てが大切な要素になる。だから、女は、超ブサイクな男の中にも、優しい性格や和む雰囲気等を見い出して恋愛感情を持つ事が「ある程度可能」だ。(かなり、個人差があるが.....^^;)男が、同じ程度に超ブサイクな女と「できるか?」と言ったらこれは、かなり難しいんじゃないか?だからこそ、女は男より美しくできているし(断言!!!)化粧や衣装で化ける事が権利として与えられているのだ。「情報→胃袋&オチンチン→脳みそ→手足口」の男と「五感・情報→脳みそ→胃袋&子宮→脳みそ→口」の女....はたして、一緒にいて、うまくいくんだろうか?????胃袋が満たされていないと露骨に不機嫌になるタイプの男.......オチンチンが満たされていないと露骨に不機嫌になるタイプの男......両方とも満たされていないと露骨に不機嫌になるタイプの男...分相応、腹八分を知り平常心を保つタイプの男....禁欲タイプの男.....胃袋オチンチンも年齢相応に収まった熟成・達観タイプの男.......色々なタイプがいるが、最終的には......結局.......食い合わせ......相性.......なんだろうか????????(ちなみに、個人的な好みは「腹八分」タイプです。^^;)それよりも、今、私が一番気にかけているのは我が家の超偏食家で食べず嫌いで特異な味覚の持ち主である息子達だ。学校給食が家庭料理よりも好きな息子達は将来、どんな女性を選ぶんだろ~か????..........ま、どんな女性を選んでも露骨に不機嫌になるのだけは、やめといたほうがいいぞ~~!それから....、失敗しても、ママの料理のせいにするなよ~~!!
November 13, 2003
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「女は子宮で考えるから駄目なんだ」という意見を聞く事がある。確かに子宮は、授乳したり乳児の姿を思い浮かべる度に収縮したり色々器用な臓器だが「考える」ってのは大袈裟じゃないか?どうも「女は生理的な感情に従って行動する」という意味だとも思うのだが、それは、本当だろうか?????例えば、水商売の女性。生理的感情に従ってたら、商売あがったりになるんじゃないだろうか???私は、男の方が、よっぽど生理的感情に従って生きていると思う。女が子宮で考えるんだったら、男は....「胃袋」と「オチンチン」で考える...だ!!!「考える」というよりは...男の「脳みそ」と「胃袋」「オチンチン」そして手足が直結している....と図式化しながら考えると、男というものが、より明確に描写できると思う。まぁ、もちろん、これに当てはまらない男もいるだろうが少なくとも「中国5千年ならぬ中マロ40年の歴史」に登場した男達については断言できる!また、この両方が満たされている男は、どんな状況にあっても幸せそうだがあいにく(というか自業自得というか)この両方が自然に満たされている男は少数派という印象を受ける。そして、運悪く、というか本人の「いたらなさ」(と、その他の事情)により「幸せ組」に入れなかった男は....両方を満たそうと積極的にもがくタイプどちらか一方が満たされる事で妥協するタイプどちらも満たされず諦めるタイプどちらも満たされず、少なくとも一方だけでも満たそうともがくタイプ....等に分類されるのではないかと思う。☆☆☆☆☆と、ここまで書いたところで、ウザヲが突如帰宅したので(おそらく明日から出張のためでしょう..)また、明日に続けます(^^;)。
November 11, 2003
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唐突ですが、改名いたしました。新しい名前は「手結川中マロ(てぇむずがわ・ちゅうまろ)」。「手結川」の部分は、「出来れば京言葉で」まろやかに「てぇむずがわ」と、お読みいただければ幸いです。改名にあわせて日記の名称も「多言語児童冷汗成長記」から「『手結川宮家』雑記帖」と改めさせていただきました。これからも、どうぞ、ご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。ちなみに今回の改名と「りょうこ。」様「春原おはな」ハンの日記で紹介されていた「HN占い」は無関係でございます。
November 10, 2003
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「運勢」系ではなく「性格・相性」系の占いというのは本来、各人各様である性格を大まかに「分類」する事を基本としている。星占い(西洋占星術)・干支(中国占星術)・動物占い等、大体は12分類前後の適当な扱いやすい数字に落ち着くが血液型占い(占いなのか?)の様に、大胆に4分類しか無いものもある。だが、分類の多少にかかわらず信憑性(というか「当たってる!感覚」)が「命」の占いにとってまず、何よりも重要なのは自分の性格にあてはまっているか?そして自分の周囲の人間にあてはまっているかどうかである。それでも、自分が分類されたタイプに違和感を感じる場合は、「ひょっとしたら、私には、こんな面もあるのかも....?」ととりあえず考えてみる、という可能性もあると思うが、絶対、受け入れたくないのは、自分とは「ぜんっぜんっ違う」と思われる身近な人間と自分とが「同じタイプに分類されてしまった時」ではないだろうか?思うに、日本で「干支」が西洋占星術ほど人気が無いのはちょっと古臭いイメージのせいもあるかもしれないが、何よりも「生まれ年による分類」という点にあるのではないだろうか。日本でも英国でも、高校までの同級生は、基本的に、二つの「干支」に分類される。一クラスに集まった個性あふれる同級生が、たった二つの性格分類に収まるはずが無い!というか「こいつとは同じでもいいが、あいつとは絶対違うはずだ!」と思う人間は、私だけではないはずだ!私の場合、動物占いは、これで、おじゃんになった。私は、「チータ」だ。「チータ」と聞くと、年齢によっては、「チータ水前寺清子」から「チンパンジー」を連想してしまうかもしれないが(私だけ?)チータは、精悍な俊足の動物だ。どうも、動物占いに、ライオン・虎・狼・黒ひょう等、同系等の格好良いイメージがある動物が、やたらと多いのには商業的「媚び」を感じ、まやかしっぽいとも思うのだが「カバ」とかになって喜ぶ人は少ないだろうし自分自身が、結構格好良さそうな動物にあてはまった場合はこういう「些細な事」は、どうでもよくなるものだ....(^^;)。ともかく「チータ」の特徴として挙げられていた小見出し(?)「行動するのも投げ出すのも、すばやい!」「結婚は勢い?人生を楽しむ姿勢で意気投合」「子供にはメチャ甘く、一緒に大騒ぎする」「お金は入ってくるが出て行くのも速い!」は、全て(100%!)私に当てはまっていた。また、敦朗の「トラ」、弘治の「こじか」も、それなりに当たっている様な気がする。だが、ここで、一つ大問題が発生した。うちには、今までは「うちのオッサン」と呼んでいたが「オッサン」が差別用語に入る可能性を危惧し、便宜上、これから「ウザ夫(ウザヲ)」と呼ぼうと決めた「夫」がいるのだが(↑shaquillさんの「カマ夫」の出来損ないパクリみたいだが^^;)この「ウザ夫」も、私と同じ「チータ」なのだ!!これは、絶対、間違っている!!!!欠点はともかく、チータの良い点である「明るく元気、若々しい」等は、ウザ夫には全くあてはまらない!どんな動物でも構わないが、ウザ夫と同じになるのだけは許せない!この時、動物占いの信憑性は、私の中で、瞬時に崩れ去った。最近では、ひょっとしたら、うざ夫のパスポートに記入された誕生日はお母さんの思い違いで一日ずれていたんじゃないかとも疑い始めている....。事実、私も、弘治の誕生日を一日間違って登録してしまった事があるのだ。ところで、昨今では、色々な占いが現われ、それはそれで面白いのだが、「性格分類」系の占いとしては、私は、やはり「星占い」を最も愛する。当たっていると感じるからだ。西洋占星術によると、私は双子座、ウザ夫は蟹座。「『頭の回転が早く』移り気で外向的、おしゃべり好きな双子座」と「『頑固で、突然予告無しに荒れ協調性は無い』が、家庭を重視する蟹座」...100%当てはまる(特に『』内)。(かに座の女性、ごめんなさい。男と女では、また違うようで...^^;)唯一の難点は、子供達が二人とも、丁度、星座の切り替え時に生まれている為、何となく、どっちつかずな気がすることだ。さて、ここから本題に入るが(今までのは前置きだったんです~。^^;)昨日、中国語の補習校から帰って来たウザ夫が、ドアを開けるなり聞いた。「中マって、何座だっけ?」「ふたご座だよ。」と日本語で答えると、ウザ夫は中国語で「『ふたご』は、『子』だよね『魚』じゃないよね。」と確認する。中国語では、「うお座」を「双魚座」(正確には双の旧字)と呼び「ふたご座」は「双子座」なので、違いは「魚」と「子」だけ。ウザ夫の様に小さな違いに気付かない(わりには妙に細かい)男にとって非常にまぎらわしい。「『子』に決まってるだろ。」と答えると、ウザ夫は「じゃぁんねぇんでしたぁ~。あ~、しっぱい、しっぱい~。」と、日本語で答えながら、無料の中国語新聞(コミュニティ紙)を私に手渡した。「どの星座(の彼・彼女)に愛されると最も幸せか?」という見出しがデカデカと載っている。(もちろん一面では無い。)そのすぐ下に「第一名:巨蟹座(かに座)」という文字が。そして「第二名」に「双魚座」。「双子座」は「第十一名」だった....。とりあえず、以下、全文を大まかに訳すと(私も暇だなぁ........)第一名:「巨蟹座(かに座)」【男】稼ぎが良いだけでなく家事全般得意で家族を大切にする理想の彼。【女】細やかな思いやりで愛する人の面倒をかいがいしく見る彼女。第二名:「双魚座(うお座)」【男】いつでもどこでも彼女が一番大事!プリンセス気分を味あわせてくれる彼。【女】無条件で尽くし、従順な、亭主関白心理を満足させてくれる彼女。第三名:「獅子座(しし座)」【男】物質的欲望を満足させてくれる甲斐性のある彼。【女】ちょっとコワイが、任せておけば何でもうまくやってくれる彼女。第四名:「天蠍座(さそり座)」【男】彼女一人を情熱的に愛し、彼女が傷付かない様に力を尽くす彼。【女】いったん愛したら永遠に忠実、彼の為には、どんな犠牲も払う彼女。第五名:「金牛座(おうし座)」【男】稼ぎも良いが出費も多い、一緒にいると楽しい彼。【女】一途な愛と面倒見の良さで彼を感動させる彼女。第六名:「魔羯座(やぎ座)」【男】ちょっとぶっきらぼう、でも責任感が強く安全感を与えてくれる彼。【女】甘い言葉は苦手、でも、安心して家を任せられるしっかり者の彼女。第七名:「処女座(おとめ座)」【男】一緒になれば未来の心配は一切無しの将来計画万全な彼。【女】細かい心遣いと思いやりで彼と心を合わせる彼女。第八名:「天秤座(てんびん座)」【男】ロマンチックで優しいけれどプレイボーイで安全感を与えない彼。【女】時々細かい事を気にかけすぎて愛情までも計算高く見てしまう彼女。第九名:「白羊座(おひつじ座)」【男】何でも自分が先。彼女の気持をあまり考えてくれない彼。【女】自分が与えるよりも相手から多くを求める自己中な彼女。第十名:「射手座(いて座)」【男】大雑把で思いやりに欠ける、恋人よりも兄弟関係がむいている彼。【女】自分の自由を重視し彼を放って遊びに行ってしまう彼女。第十一名:「双子座(ふたご座)」【男】一緒にいると楽しいけれど何かあったら彼女を捨てて逃げ出してしまう彼。【女】何を考えているか探るだけで疲れる移り気でカメレオンの様な彼女。第十二名:「水瓶座(みずがめ座)」【男】一緒にいても気持ちをわかってくれない幸福感の得られない無情な彼。【女】一緒になるより別々の道を歩んだ方がいい最高に自己中な彼女。......と、いう事だ。中国的価値観(?)が、そこはかとなくうかがえる評価の様な気もする。「なんで、これが、こっちより上なんだよ~?」「なんか似た内容が結構あるな~」という不可解感も十分にある番付だ。酷評されている星座もあるが、短文でまとめようとするとまぁ、こういう風になるんだろう...。(決して、意図的に訳したわけではありません!!)ともかく、ウザ夫は、当初、自分が一番、妻が二番と誤解し喜んだものの「双魚座」の解説を読み「全然違うじゃん?」と間違いに気がついたそうだ...。記事を読む私の横で「だから白髪が増えるはずだよ~。」と自分のはかない運命に納得した後「でも僕って、やっぱり理想の夫なんだな~。」と結局は「いつも通り」自己満足に浸った末、日本語で「あ~損しました!もったいない。トクされちゃったね~。じゃんねんだった。」と、しつこく繰り返すウザ夫(ちなみに1歳年下)。こいつ....、蟹座でもないかもしれない........。
November 9, 2003
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ふと思いついた共通点二題。まず、「結婚」と「出産」どちらも、初心者は、そこに至るまでの「過程」にとらわれて一番肝心な「結婚後の二人の関係」や「子供」を「育てる」事にまで考えが及ばなかったりする...。(具体例は、また別途.....^^;)そして、「結婚」と「会社」....。「結婚」と「就職」とも言えるだろうか?「仮定」をあげると....☆「一つの会社に一生捧げますタイプ」の人は、「根気よく」一生添い遂げやすい....かも?☆問題があっても「まぁ、こんなもんか?」と「我慢・納得できる」人は、同じ仕事・結婚を継続しやすい....かも?☆理想を求めて転職を繰り返すタイプの人は「結婚生活にも理想を求め」場合によっては離婚に至りやすい...かも?どんな時に「転職・退職」を考えるか、とどんな時に「離婚」を考えるか、にも共通点が多い。例えば.....労働力と報酬(金銭だけでなく周囲の評価等も含む)の不均衡男女間の不公平感(各条件の男女間格差等)わずらわしい人間関係充実感の無さ.....等々一方「退職・転職」したい気持を押さえて「ふんばる」理由も似ている。経済的理由自分の退職・離婚によって影響を受ける人々への思慮可能性への一縷の望み他にやりたい事が無いから.....等々そして、結局のところ、会社も結婚も、その存続は「理想(夢)」があるか「守るもの」があるかに大きく影響される。夢を追い求める人は幸せだと思う。たとえ夢に手がとどかなくても、夢を追う過程が辛くても.....夢があるだけでも幸せだ。逆に、何かを「守る」為に夢を諦める人も幸せだと思う。たとえ、その為に辛い思いをし続けても....「守るもの」があるだけでも幸せだ。両方を手に入れられれば、最高だろう。でも、「手に入れた!」という達成感は持続するんだろうか?夢は、手に入れた瞬間に夢ではなくなるかもしれない。夢を追う過程での一種の幸福感を知っている人はその過程が懐かしくなるかもしれない。同様に、「守るもの」は、いつしか守る必要の無いものに、変化しているかもしれない。「夢」も「守るもの」も無くなった時どうすればいいんだろう?「守るもの」を作り出す例は、結構よく見かける。子離れできない親や孫・「家の存続」に執着する祖父母.....等だ。では、「夢」は?自分は「もう年だから、或いは、才能が無いから」と子供など他人に自分の夢をたくす人もいる。(合理的ではあるが、「美談」にも「負担→損害」にも成り得る。)でも、「夢」は「出産」の様に「年齢上限」があるものなんだろうか?ある程度の年になったら、夢は持てないんだろうか?夢を持つ事は恥ずかしい事になるんだろうか?「今さら、夢を持ってどうするの?」って事になるんだろうか?夢は夢を実現させる為だけにある、と考えたら夢は期間限定になってしまうかもしれない。でも、夢を追いかける事に意義がある、と考えたらいつからでも夢は始められるかもしれない.....。☆☆☆☆☆☆☆と、ここまで書いていたら、話が広がり過ぎてまとめられなくなってしまった.........(^^;)。はなさん、私も、ドイツ語作文、だめだ.......。(詳細は、春原はなさんの日記、ご参照下さい。)でも、ドイツ語作文の様に生きたいとも思わない.....。
November 7, 2003
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かなり昔、確か柴文ふみの育児エッセーで「恋多き女であった友人」が男の子を生み「今まで愛したどの男よりも愛しい」と言ったという一節を読んだ事がある。子供がいなかった私は「ふ~ん、そんなもんか」と思った。その後、私にも「それほど可愛いはずの息子」が生まれた。ガッツ石松(←今でも健在なんでしょうか?)そっくりの息子のオムツを換えながら思った。可愛い事は、無条件に可愛い(どんなブサイクでも...)。しかし、愛した(?)男(既に殆どは宇宙の彼方に飛び散っていた)と比較する様な対象じゃない。強いて言えば、似ているのは........ペットだ。ペットに逃げられた歴3回(小犬・りす・文鳥)餓死させてしまった前歴2回(←性格形成に影響を与えたはず....ToT合掌)という「暗い過去」を持つ私は、長男が生まれるまで真剣に心配していた。もし、餓死させてしまったら....。ただ泣いて街を歩き回るだけではすまない!りっぱな(りっぱじゃないが)犯罪人だ!!(英国だったらペットを餓死させても犯罪になる可能性があるが!)しかし、実際に生まれてみると、赤ちゃんは文鳥や亀よりも自己主張が激しく、気が付かないで餓死させるなんて事は、まぁ、ふつうは有り得ないという事がわかった。過去の報われなかったペット愛を埋める様に、私は子供を「ひたむきに」愛した。赤ちゃん文鳥にヘラで餌を運んであげた様に離乳食も与えた。すぐに大きくなる猫や犬の赤ちゃんと違って子供は、大きくなるのに結構時間がかかる。それは、それで可愛くもあるのだが「なんか、面倒くさいな~。早く自活してくれよ~。」と思う時も少なからずあった事は認めざるを得ない....。さて、乳児から幼児に、そして、幼稚園児となった敦朗は自分のペットがほしいとねだるまでに成長した。弘治を妊娠していた私は答えた。「もうじき赤ちゃん来るからね。ペットみたいなもんだから..。」数ヶ月がたち、「菅井きん(って、もう知らない人多いかも)」そっくりで生まれた弘治を敦朗は、ペット同様に可愛がり満足していた。ペットの世話をする様に育児の手伝いをした。だが、その蜜月状態は長く続かず、弘治は幼児になり「室内飼育型ペット」から「飼い主を噛むタイプの犬」になった。つまり、我が家には、「面倒なタイプの犬」が二匹いる状態になったのだ。(忠犬ハチ公だったらよかったのに.....)私がわざわざ言うまででもないが、犬の飼育は大変だと思う。少なくとも、犬好きで有名な(?)英国人を見るかぎり、大変だ。なんでも、犬は、一日、最低一回、できれば二回は散歩させなければいけないらしい。そして、犬は「躾けなければならない!」英国では、犬の躾は子供の躾同様に重視される。(ひょっとしたら、子供より、よく躾られているかもしれない....。)私の家から徒歩1分のところに、日本の感覚では巨大な公園がありちょっとした林・丘のある、この公園には犬を連れた近所の人が集まる。ある日、ふと気がついた。英国人が犬へ話し掛ける口調と幼児へ話し掛ける口調は、そっくりなのだ!私だけじゃなかった....。心の底で(或いは公に?)「犬の躾」と「子供の躾」は、そっくりだ!というより犬と幼児はそっくりだ!と思っている人が少なくないはずだ!と密かに確信した。なにしろ、一日一回散歩が必要な所まで同じなのだ!!ところで、私が、飼った小犬は、躾をする時間もないまま飼い主(私)が林間学校に行っている間に家出してしまった。飼い主を探す旅に出たのだ.....と今でも信じている(ToT)。あまりにも悲しく、二度と犬を飼う気にはなれなかった。だから、犬の躾は、全くできなかった。同様に、子供の躾もできない..........。***【注】************************犬を立派にしつけた経験を持つ(子供のいない)方「子供がいない人には、わからない」等という暴言を吐かれたら、「私は、立派に犬を育て上げたんだぞぉ~っ」と(こっそり^^;)叫びましょう。******************************さて、我が家の「躾の出来ていない犬達」に話を戻すと敦朗は「ガッツ石松」状態脱却後なんと、「高橋克典」にソックリ!..と言われるまでになった。*【注】*******この発言元は、「女性週刊誌に見開き大写しでちょっとブサイクにうつっていた福山雅治」と私がソックリ!と言った友人なので、信憑度については責任を負いかねます。尚、私の父の実家は九州で、実際に、いとこには似た人がいるので何かしらの関係は、ひょ~っとしたらあるかもしれません...(^^;)どっちにしても、福山雅治氏の母君のお顔に非常に興味がある筆者であります。***********一方、弘治の方は、「菅井きん」「『かさじぞう』の、おじぞうさん」を経て、どことなく「浄瑠璃」をイメージさせる顔に成長している。将来「金城武」風に変化する可能性も無きにしはあらずだ。(↑参考までに「金城武」氏の子供時代の顔を一度見てみたいものだ....。)だが、もし、犬(いや子供)達が、これから10年後実際に「高橋克典」「金城武」「福山雅治」風に成長していようと「過去の男」と比べる事も「ラブラブ・恋人感情」を抱く事も無いと断言できる。その理由は........犬を飼った事のある人には、わかるかもしれない.......。
November 4, 2003
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【昨日の続き】また、「薄め派」だろうが「燃え尽き派」だろうがはたまた、「日常生活とは無縁派」だろうが必ず「大関門」となるもの.....それは「出産」そして「育児」。ただし、これは、避けられる関門だ。実際、「激情的関係」を守る為に子供を作らない「情侶」もいる。この関門を経て、結びつきを深める「情侶」にとって「激情」は「深い家族愛」に発展(昇華?)し、生存を果たすが「激情」自身が、「進化」も「退化」もせず、元の姿で「出産・育児」の荒波を無傷で通り過ごせるのは至難の技だ。以前、英国の新聞で読んだのだが、離婚の発生率は妊娠中そして第1子の乳幼児期がダントツに多いらしい。もちろん、妊娠中のバカ夫の浮気が原因となる事も少なくはないのだがそれ以上に多いのは..準備もせず無鉄砲に立ち会って目撃した出産「全行程」夜泣きによる精神的負担(気付かず寝ている夫も多数....)妻側が感じる不公平感(当然だ!!)夫側の甘え(いい大人が赤ちゃん返りするなっ!)育児観の相違(お互いの文化が異なると熾烈な闘争になる....。)....等が落とす深ぁ~い影響だ。これだけの「悪条件」の中を生き抜く「激情」はあるのだろうか?「愛情」ではなく、「激情」だ。家族愛・友白髪愛(?)・友愛・博愛とは異なる感情なのだ。そもそも、「激情」とは一体何者なんだろう?「激情」と似たものに「発情」がある。「激情」と「発情」の違いは「深い関係」を続ければわかる様になる。関係を持つ期間と「情熱度」が反比例するのは「発情」逆に正比例するのが「激情」だ。ただ、要注意なのは、「激情」が、何時の間にか「執着心」に変化してしまう場合だ。「激情」と「執着心」は、どうやって見分けるか?これは、本人にとっては、かなり難しい。が、周囲には、結構、容易に見分けが付く。心の底から信頼できる人に「執着心になってるよ」と言われたらじっくりと冷静になれる距離と期間を置いた方がよい。一方、ちょっと、やっかいなのは「発情」なのか「激情」なのか見分ける機会が無く不可抗力によって消滅したり、環境の変化で自然消滅した「不完全燃焼型激情」だ。少年時代の恋愛等は、これに入りやすい。個人的な体験を告白すると...【注】現在の中マと面識のある皆さん、笑ったら怒るぞ。【注】中マにも、結構可愛かった少女時代があるのだよ。中学卒業時に、ちょっとした事件の末、別れた彼(波瀾万丈型の「幼い付き合い」をしていた....^^;)この彼との唯一のキスは、どんな激情型キスにも勝るキスとして今も心に刻みついている。中学生にして結婚まで考えていた彼の真剣さが恐くなって逃げたのは私の方なのに、その後「高校では、絶対、同級生とは付き合わない!」という深~い傷を残し、せっかくの青春時代のお楽しみを減らしてしまったのだ(T-T)。おかげで(?)、高校では男女を問わず長く付き合える素晴らしい仲間ができたものの、その反動で、高校の外・大学時代・プータロー時代には「単なるバカな尻軽女」的行動を取ってしまい(後悔はしていないが)今考えると、ちょっと、もったいない事をした.....。ところでこの彼とは、高校生の時、一度、遭遇し、ちょっと言葉を交わしたのが最後。以降、一度も会っていないし、どこでどうしているのかもわからない。もう時効になっている「不完全燃焼型激情」だ。いつか、めぐり逢う事があったら、「よもやま話」をしてみたい。「幸せに暮らしているといいな」と遠くで想っている。もし、当時、彼と深い関係になっていたら、この「激情?」は結局は「発情」に過ぎなかったと判り、こんなにも印象深く記憶に残らなかっただろう。大昔に付き合った数多くの「発情」型恋愛の相手と同じく記憶の彼方に飛び散っていたはずだ。(飛び散った彼達、ごめん。でも、お互い様~。^^;)世間で「純愛」と呼ばれる「激情」の多くはこの「不完全燃焼型激情」なのではないかと私は思う。恋愛映画・ドラマを観たり、音楽に感動したりする時よみがえってくる「激情」。これも「不完全燃焼型激情」が多いのではないだろうか?そういう意味では、非常に、貴重な「一種の激情」。大切に取っておきたいものだ.....。さて、ここで、一応、テーマ「『異文化』結婚体験談」にちなんだ話をしようと思う。(このテーマでの日記のご参加を心よりお待ちしております!)(異文化間結婚。異文化での結婚生活。何でも可。)(ちなみに、「異文化」は、国籍と無関係です。)それは、私自身の体験談。(「つまんねぇ~」って言わないでね。)私の結婚は、二つとも「異文化」間の結婚だ。「前夫」は、イギリス人。日本に留学中に知り合った。波瀾万丈型の付き合いは、私が皮肉な事に彼の国へ発ち、彼が日本に残る事で、いったん終着したのだが、どういう因果でか、結局、3年後に結婚した。(それなりの縁があったんだろうと思う。)詳細は、また、別の機会にまわすがこの夫との結婚は、「激情・燃え尽き」型だった。燃え尽きる前に、いや~な予感がして、予防的な離婚をしたのでお互い友好感情を保てたのは幸いだ。この時、気が付いたのは、文化によって「激情」の「重視度」が全然違う事。結婚後の激情の維持を重視する彼と激情を家族愛に変化させようとする私。初めて、彼との間の異文化の「溝」の淵に立った。このままで子供ができたら、しんどい結果は避けられない.....溝に落ちるよりは、引き返す事を私は選んだ。離婚後は、次に結婚する時は、自分と同じ文化に属する人を選ぼう、と痛感した。そして、紆余曲折を経て出会ったのが「現夫」。国籍は違うが、お互いの文化は似ていた。背格好も、私の文化の中での「標準」だった。(前夫は2メートルを超す大男だったのだ。太くはなかったが。)何もかも前夫とは違った。この夫とは、「安心して」子供が作れる、と思った。「世間一般の姑」並みに口ウルサイところが意外な難点だったが基本的な方向としては、はずれていなかったと今でも思う。それでも「バカヤロー!離婚だぁ~っっ!!」と真剣に考える時はある(^^;)。離婚を止まらせるのは、まず、子供達の存在。そして、「激情燃え尽き型」結婚生活で得た経験だ。再婚は「二人目育児」に似ている。「第1子」の時は、あれこれ心配したり悩んだりする事が「第2子」の時には、ゆとりと冷静の目で対処できる様になる。或いは...「ぐわぁ~、上の子の時の方がマシだったぁ~。上の子、ゴメン。」「同じ親から生まれてるのに、なんで、こんな違うんだぁ~???」等という「比較」を体験しながら「ま、こんなもんか?」という「納得」に落ち着いたりする。同様に、結婚生活も二度目になると「あ、これ、前もあったよな~、こ~ゆ~問題!」「って事は私が原因なわけ???いや、男女間の考え方の差か??」等と、妙に冷静に観察するゆとりが出て、結局は「ま、相手が違うんだから、なんとかなるだろ」と落ち着く(^^;)。☆☆☆☆☆唐突ですが、字数オーバーになったらいやなので今日は、ここで、強引に〆ます。〆の言葉は.....文化の違う相手と結婚を考えている方!もし、相手が「激情重視型文化」に属する場合...まず自分の中に、どれだけ「激情」を維持する気力・体力があるかそして相手の中に、どれだけ「激情」を「家族愛」に変化させる余裕があるか...これだけは、しっかり見極めておいた方が良いと思います。
November 3, 2003
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「結婚は恋愛の墓場」という「格言?」が、確か、あった様な気がする....。「恋愛」という言葉から想像する感情には個人差があるのでこの「ありそうな格言」が常に正しいとは言えないが個人的体験から言うと、少なくとも結婚は究極の「Passion Killer」なんじゃないかと思う。「Passion」は、中国語では「激情jiqing」という。ちなみに日本語の「情熱」と字面が似た「熱情reqing」は「情熱の花」の「情熱」というよりも「仕事に情熱を燃やす」の「情熱」がピッタリする「程度」の言葉でとても「Passion」に該当するとは思えない。日本語でも中国語でも「熱心」と書いても別に「心が燃えている」わけではないのと同じ様なものだ。さて、「結婚後にも恋愛感情が継続するか、どうか?」という問いの答えは随分のところ、個人の恋愛体験に影響されるのではないだろうか?非常に穏やかで優しい恋愛をしていた「情侶(カップル)」幼なじみから発展した「情侶」仲間・家族意識の強い「情侶」性の相性が非常に良い「情侶」ざっと思いついて挙げてみたが、この様な「情侶」は結婚後も「結婚前の恋愛感情」を持続させる事がかなり、可能なのではないかと思う。だが、「激情的な恋愛」をしていた「情侶」は、どうだろう。何て言ったって「激情」、「激」だ。はたして、毎日、毎日、そんなに「激」していられるもんだろうか?不可能だとは断言できないが「激情」と「日常」ほど相性の悪い組合わせは無いのではないか?思うに「激情恋愛型情侶」達が、結婚後、取る道は二つ。結婚しても「日常」と無縁に生きる。....か、「激情」の「激」を薄める。「日常」と無縁ま結婚には、色々な種類がある。ざっと思いついたものだけで....A.激動の時代型(日常そのものが、激動の時代や社会での結婚)B.実際に、殆ど一緒に暮さない型。(何の為に結婚したんだ??)C.お金の力で「日常」生活を解決する型。(仕事はする必要が無いかラクで高収入・使用人多数)D.結婚しても、互いの「日常」的な面を見せ合わない型。(太らない。「おなら」を我慢する。......等。)....などがあるが、不可抗力的なAを除き、平穏な時代と社会で日常と無縁な結婚生活を実現するには、かなりの条件や気力が必要になる。よって、多くの「激情恋愛型情侶」は、無意識・有意識のうちに、「激」を薄める様になるか或いは、「激」すぎて燃え尽きてしてしまう。「薄め派」が、結婚生活を継続させる事は可能だが「燃え尽き派」は、離婚せざるを得ないだろう。ただ、「薄め派」も、決して離婚とは無縁では無い。例えば「薄め派」が、新たな「激情」を発見した時「薄め派」が、「日常」の重みに耐えられなくなった時「薄め派」が、低温ヤケドをした時「薄めた激情」が「憎悪」に変わってしまった時....等々やはり、結婚生活は、重大な試練を迎える。☆☆☆☆☆☆と...ここまで、エラソ~に書いたところで夕食の仕度の時間になってしまいました~。(日常、日常^^;)続きは、また、明日~。
November 2, 2003
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ハロウィーンパーティで英語の先生が子供達に渡した「飴」が一部のママ達から顰蹙をかってしまったというくろっかす♪さんの話に触発され、英国での「甘い物(躾)」体験談を書く事にした。日本では、子供に「甘い物」を禁止している家が結構多いと思うが英国で、少なくとも、私の周囲(いわゆる典型的な中流階級英国人が大部分の地域..^^;)で「甘い物」を禁止している家は、殆ど無い。日本では、ソフトドリンクの代りに「麦茶」という家が結構多いのではないかと思うが、ここでは、皆、幼児時代からガブ飲み状態だ。それどころか!!英国では、誕生日を迎える子供が、クラスメート全員に「sweets」を配るのが、「暗黙のルール」となっている。大抵は、ロリポップ系の飴か、極小パック入りのグミの様な飴。以前は、チョコを配る子も少なくなかったのだが、ピーナッツアレルギーへの関心の高まりとともに息子達の学校では「チョコ」は持ち込み全面禁止となった。********余談だが、この「ピーナッツアレルギー」致死率の高い、非常に恐ろしいアレルギーなのだが日本やアメリカ(←ピーナッツバターの大消費国?)では、あまり知られていない様な気がする。********また、学年末、クリスマス等々、クラスでパーティを催す際は親が子供達の食べ物・飲み物を持ち寄るのも「暗黙のルール」なのだが先着順に選べる「持ち寄りリスト」には、必ず「ソフトドリンク」数瓶が含まれている。他には、ポテトチップス、カップケーキ、ソーセージ、チキンナゲッツ、ピザ等々。これは、幼稚園時代には既に確立されている「暗黙のルール」だ。文句を言うお母さんはいない。それなのに!!!学校の理科では「歯の健康を保つ」等という授業がキチンとあるのだ。何回か、授業で「甘い物は歯に良くない」と教える一方で学校で「甘い物」を「奨励」する様な「暗黙のルール」があるのは、矛盾ではないか?とママ友たちに問い掛けた事がある。大体の答えは「甘い物は歯に良くない。歯の健康は大事だ。でも、お祝いは、伝統的なものなので、また、別の話だ。」という様なものだった。以前、引越す前に住んでいた所のフランス人のママ友が「フランスじゃ、ぜぇぇぇったい有り得ない。信じられないよ。」と言っていたのが、イギリスで聞いた唯一の全面反対意見だ。ちなみに、ポーランド出身のママ友によるとポーランドでも、同様の誕生日の習慣があるらしい。ところで、我が家では、特に、甘い物の規制はしていない。ただ、飴は、金太郎飴と千歳飴以外は私自身が好きではないので自発的に買う事は無いし、ソフトドリンクも買わないので家には無い。私の生命維持に絶対不可欠なチョコレートは常備してあるものの(詳しくは次回にまわしたいが英国のチョコは好みに合わない...)(正直に告白すると日本のチョコも、まだまだという気がする...)結構高かったりするので、もったいなくて子供に隠して食べている。どちらにしても、偏食家の敦朗はもともと「甘い物」が大嫌いだ。唯一好きな甘い物は「チョコアイス」と「コーラ味のグミ」だけ。誕生日のケーキも食べない。歯もキチンと磨く為か、歯医者さんに誉められる健康歯の持ち主だ。一方、弘治。彼は、甘い物に目が無い。しかも、彼は、誕生時の感染症がもとで顎が畸形になり、約3歳で手術をするまで、口を最大5ミリくらいまでしか開ける事ができなかった!よって、当然の事ながら、奥歯を磨く事はできなかった。手術後半年が経過、顎の状態が落ち着いた頃初めて歯医者に見せに行ったら、既に奥歯は大変な事になっていた....。その後も、注意はしていたのだが....先月、チェックアップで、見せに行ったところ真剣に状況が悪化していた....。今回、新しく担当になった歯医者さんは、おそらく東欧の出身と思われるアクセントと名前を持つ非常に子供の扱いがうまい優しい穏やかな女医さんだったが弘治の歯を見て、息を飲み、一言。「甘い物、たくさん食べてますか?」もちろん....(ToT)。思い起こせば、この一年...幼稚園への登園拒否を起こした弘治を励ます為に通学路にある「newsagents*」で(*時にcorner shopとも呼ばれる新聞・雑誌・煙草・駄菓子等を売る店)ついつい大好物の「コーラ味グミ」や「チョコエッグ(中にオモチャが入っているチョコ)」等を買ってしまっていた。こっそり台所でチョコを食べている時背後に人影を感じて振り返ると、いつの間にかさっきまで遊びに熱中していた弘治が満面の甘い笑顔で「ママ、何してるのぉ~。コージも~。」と立っていて、つい、一口くらいならいいか、と与えてしまった事も何回もあった......(ToT)。大反省.....している私にカルテから弘治の諸事情も知っていた歯医者さんは優しく言った。「大丈夫。とにかく今一番大切なのは、お子さんを歯科医嫌いにさせない事です。ですから、まず、必要最小限の治療をしてその治療への反応を見ながら検討しましょう。」そして、弘治には優しい笑顔と、わかりやすい言葉で「これからは、甘い物は食べないようにね。」弘治は、従順に、首を立てに振った。彼は、長年の病院通いの成果(?)かお医者さんには非常に従順で、治療を嫌がったりした事も一度も無いのだ。しかし、その日から、弘治は大変身を遂げたのだ!!まず、甘い物は「一切」口にしなくなった!!!!「しぇんしぇがいったからね。コージはアメだめなの。チョコも。」って、ママも、今まで、ず~っと言ってたじゃないよぉぉぉぉ~。何なの、今までの、あの、グミ菓子をめぐっての闘争と涙は????さて、その後、先々週の事だが、放課後、弘治を迎えに行くと、いつもは私にかばんを押し付けるなり走り出す弘治が私の手をひっぱり「ママ、しぇんしぇのとこ、いくの。しぇんしぇ、ママとおはなししたいの。」と言うのだ。「げげっ、また、何かしたのかよぉ~????」と思いながら、担任(弘治が初めて好きだといった優しい先生)のところへ行くと、先生は、私の顔を見るなり「心配そうに」聞いた。「実は、今日、クラスで誕生日のsweetsを配ったんですが弘治ちゃん『No sweets!』と言って受け取らなかったんです。おうちで甘い物を禁止されているのですか?」咄嗟に「いいえ」と答えた瞬間、「あっ」と思い出して「そうそう、先週、歯医者さんに注意されてから全く甘い物を食べなくなったんですよ!」と答えると、先生は笑いながら納得してくれた。帰り道、弘治は得意そうに繰り返した。「コージね、きょぉ『no sweets!』いえたの。ママ、ほめて!ほめるの、ママ!」後半のセリフはともかく、しみじみと感じ入った...。子供って、なんて素直なんだろう。だけど、だけど、どうして、どうして、私の言う事には「全く」耳を貸さないんだぁぁっっっっ???????なめられているんだろうか...????????
November 1, 2003
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