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落合氏がドラゴンズのGMに就任して、これからどうしていこうとしているのだろう?一部には「現場に口出し」とか、「事実上谷繁が(落合氏の)操り人形」といった予測が見られるが、それはまずありえないだろうと思う。あれだけ「ブレない」人も珍しい。GMの職掌範囲が明確になれば、そこから逸脱することはないだろう。これからの仕事はチームづくり、これに尽きる。ある意味、前監督時代とは真逆の仕事になることだろう。個人的には、キャッチャーと二遊間、そして4番バッターの、次代を担う選手を育てることだと思う。いずれも現状のレギュラーが高齢化しているポジションなので、若返りが急務だ。もっともそれらのポジションが高齢化したのは、前監督の落合氏が若手の育成をすることなく、レギュラーをがっちり固定して使い続けてしまったのがそもそもの原因だ、という意見もよく聞く。確かにそれは、ある意味当たっている。しかし当時の落合氏はあくまでも“現場監督”であって、当面のシーズンをいかに勝ち抜くか、ということが最大のテーマであることを、彼自身が一番認識していたというだけのことだ。よくペナントレースを戦いながら、未知数の新人を我慢しながら使い続ける、という監督がいる。それとて決して間違いではないと思う。ただ当時から、現場の采配と育成をきっちりと区別していた落合氏から見たら、それは自分の仕事ではないと感じていたのだろう。ただこれからは違う。彼の仕事は180度転換し、今度は長期を見据えたチームづくりに着手しなければいけない。そのためには場合によっては、現レギュラーに非情の宣告をするケースが出てくるかもしれない。そのあたり、永年のファンとしては心配でもあるが、その反面見ものでもある。監督が代わって体制が代わって、多くのファンはこれで強くなるだろうと期待するだろうが、私個人的には、初年度はBクラスでも構わないと思う。ただ再来年以降、V10くらい出来るようなチームをじっくりと作り上げてくれることを望みたい。
2013年10月20日
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様々な噂が飛び交った中日ドラゴンズの新監督は、谷繁捕手の選手兼任監督ということに落ち着いた。落合前監督のGM就任ということと併せて、正直私にはビッグサプライズだった。もちろん、「いい意味で」のことだ。どうも私は、日本のプロ野球界の、ことさら「OB」とか「生え抜き」にこだわる姿勢が大嫌いなのだ。2年前に高木守道氏が監督に就任した時も、落合政権時に実績のあったコーチ陣を全員追い出して、その後釜に据えたのは、全員ドラゴンズOBだった。これには正直、げんなりした。まるで高級官僚の天下りじゃないか、とさえ思った。さすがにそのコーチ陣の全員が無能だとは思わないが、少なくともその手腕で以って選ばれたのではなく、単に「OB」というくくりで呼ばれたに過ぎない、ということは明白だったから。我々だって監督やコーチを見に球場に行くわけじゃないし(中にはそういう人もいるかもしれないが)。そういえばこの2年間は、高木氏の後釜に入るのは立浪氏だというのが既定路線と考えられていた。これとて日本特有の、「スター選手→引退後、解説者を経由して監督就任」という構図にピタリとハマる。でもこのコースをたどって期待通りの実績を残せた人って、あまりいないような気がする。そんな現実がありながらも、依然としてこういうコースに固執するのは、間違いなく内部事情によるものであって、ファンとしてはあずかり知らぬことだ。しかし落合氏の前監督時代の実績によって、私たちは指導者には適任者と不適格者がいるということを、痛いほど思い知らされた。もうそろそろ日本もメジャーリーグのように、監督・コーチもファームからの叩き上げで上がってくるというシステムにした方が良くはないか?あるいはサッカー界に倣って、ライセンス制にするというのも手かもしれない。いずれにしても、監督やコーチがあまりにもいい加減に決まってしまうチームに、これからはファンはついて来ないような気がしてならない。しかしどういうわけか経営者側は、常に「客を呼べる」ということを念頭に考えているフシがある。日本プロ野球が衰退していくとしたら、選手のメジャー流出によってではなく、こういう場当たり的な経営方針がその原因になるのではないかと思う。
2013年10月15日
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