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【自然に関する雑学】
春一番って何?

春一番とは、1859年(安政6)2月13日、五島列島沖に出漁した壱岐郷ノ浦の漁師53人が強い突風にあって遭難してしまい、それから、郷ノ浦の漁師の間で春の初めの強い南風を、春一番と呼ぶようになったのが始まりとされています。一般的に広まったのは、1950年代後半よりマスコミで使用されてからになります。定義としては、立春から春分の間に初めて吹く暖かい南寄りの強風で、かつ東南東-南-西南西の風で、風速8m/s以上の風とされています。
夕焼けが赤い理由

昼間の太陽光線は、ほぼ垂直に近い角度から空気層に入るため、薄い空気層を通ります。しかし、夕方の太陽光線は、斜めの角度で空気層に入ります。このとき、昼間よりもより厚い空気層を通ります。この時、波長の短い青系統の光が拡散してしまいますが、赤系統の光は波長が長いため、あまり拡散せずに地上に到達し、我々の視界に入るのです。
ブラックホールとは?

ブラックホールとは、超新星爆発(太陽の30倍以上の重さの星が爆発)によって重力崩壊をおこした時にできる天体の一種です。元々、理論上の天体でしたが、ブラックホールは、光さえも吸い込んでしまうため非常に発見が難しい天体と言われていましたが、1971年、白鳥座X1が強力なX線を放ち、また質量が太陽の数倍以上でありながら非常に小さいものであることが判明したのです。この天体がブラックホールではないか?と言われています。しかし、そのメカニズムも未知の部分が多く今後の研究が期待される天体です。
空はなぜ青いのか?

太陽光線は、地球に到達する際、空気によって吸収されて様々な方向に拡散します。この際、太陽光線の暖色系の色(赤や黄)より寒色系の色(青)の方がより広く拡散します。これは、寒色系の色の波長が短いからです。よって、人間の目には青い空がうつるという事になるのです。
静電気と動電気

冬は、静電気のせいでパチッとする事がよくあると思います。では「動電気」という物も存在するのでしょうか?一般的に使われる言葉ではありませんが、「動電気」という言葉は存在します。「動電気」とは、通常のコンセントや電池から得られる電気の事です。電気は、動いている時を動電気、止まっている時を静電気と呼び、その状態によって呼び名が変わるのです。
飛行機雲

時々、空を見上げると飛行機雲が見えます。飛行機が作る雲というのは分かるのですが、どのような理由で雲ができるのでしょうか?飛行機雲ができるには、まず地上から6000M上空である必要があります。6000M上空の大気は温度がかなり低いため、この大気中を、飛行機が通過する時にエンジンから出る水蒸気がすぐ氷の粒に変わります。また、空気が薄い高空を飛行機が通過する時に、飛行機の後ろにうずができ、そのうずがまわりの大気の温度を下げて雲を作る場合があります。この二つの要因が、飛行機雲の正体ではないかと考えられています。
オゾン層

地球には、地表から約500キロくらいの高さまで大気があります。大気は上昇すればするほど気温が下がり、薄くなります。地上から約20-30キロ付近には、オゾンガスが含まれている層(オゾン層)があります。オゾン層は、人体に有害な紫外線を吸収する役割があり非常に重要ですが、人間が使うフロンガスの影響でオゾン層に穴が空きつつあります。紫外線が直接到達する事により、皮膚癌を誘発するなどの人体への悪影響が懸念されています。
宇宙が暗い理由

宇宙は真っ暗ですが、なぜでしょうか?これは、宇宙が何も存在しない真空状態だからです。光は、何か遮蔽物があることで、反射したり、拡散する事で「光る」のです。全く何もない状態だと、「光る」事ができないため暗くなるのです。しかし、理論上、宇宙にはダークマターと呼ばれる存在があると予想されています。ビックバン宇宙論によると、星の全質量を合わせても宇宙全体の質量が足りないため、ダークマターと呼ばれる何かが宇宙全体に存在すると言われています。しかし、何であるかはまだ発見されていません。
オーロラ

非常に幻想的なオーロラは、北極や南極で見られる気象現象です。オーロラは太陽風により起こる現象です。太陽風とは、太陽表面で起こる大爆発により、飛び出してくる陽子や電子などが地球に到達する事です。この太陽風が、地球の北極や南極の窒素や酸素などの原子を刺激し発光します。これがオーロラです。オーロラは、北極や南極以外で見る事はできません。これは、地球自体を巨大な磁石と考えると、ちょうどN極やS極が、北極や南極にあたるのです。その磁力により、太陽風の陽子や電子が引き寄せられるのです。そのため、極地以外でオーロラを見る事はできません。


雷はなぜ発生するのでしょうか?上昇気流が発生する時に、雹などの粒子が雲の中で相互に作用し、雲の上方にプラスの電荷、下方にマイナスの電荷が蓄積されます。雲が発達すると、電荷の量も増え、電荷の状態を保つ事ができなくなります。その時に、プラスとマイナスの電荷が引き合って、空中で放電が起きます。これが雷の正体です。


虹は不思議な現象です。虹は、太陽と反対側に浮かんだ雨粒がプリズムの役割をする事で、その雨粒に入射した光が屈折して色が分かれます。そのため、条件が合えば雨上がりや、滝の近くなどで見る事ができます。日本では、虹の色は七色と学びますが、実は、虹の色は国や文化によってそれぞれです。7色なのは、日本とフランス、イギリスやアメリカは6色、ロシアは4色です。実際に肉眼で七色を確認する事は実は難しいのです。
燃える氷

メタンを中心にして周囲に水分子が囲んだ形になっている物質であるメタンハイドレードという物質があります。この物質は、有機物を含んだ土砂が結晶化したもので氷のような見た目をしています。着火すると燃えるため「燃える氷」と呼ばれる事もあります。メタンハイドレードは、次世代のエネルギー資源として注目されています。最近の研究では、日本近海に大量のメタンハイドレードが埋蔵されている可能性が確認されています。しかし、個体の物質であるため、採掘には莫大なコストがかかり、現時点での有効な採掘方法はまだ確立されていません。
凍らない湖

通常、水は0℃で凍結します。しかし、マイナス50℃でも凍結しない湖があります。それは、南極のドンファン湖です。ドンファン湖は、マイナス40-50℃でも凍結しない湖です。この湖は塩化カルシウム六水塩が大量に含まれている事が研究の結果分かっています。塩化カルシウムは融雪剤として使われる物質です。大量の塩化カルシウムにより凝固点が降下、つまり湖面の凍る温度が下がるため、マイナス50℃でも凍結しないと考えられています。


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