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2012年10月30日

『天と地の守り人　第一部　ロタ王国編』　10月の読書(9)

テーマ：今日どんな本をよみましたか?(100689)

カテゴリ：読書

　上橋菜穂子（著）
　新潮社 2011/06/01

　新ヨゴ皇国ではチャグム皇子は死亡したことになっていた。

　タルシュ帝国の脅威に備え、情報を遮断するため新ヨゴ皇国は鎖国を実施。

　武人以外も徴兵し、砦の構築等をすすめる。

　タンダはアスラ、チキサの兄妹も気づいたナユグの変化がサグにどう影響するのかを探る。

　話の中心は、チャグム皇子の消息を求める依頼を受けたバルサのチャグムを探索行。

　タルシュ帝国も兄弟同士で王位継承をかけて対立。

　ロタ王国の国内勢力も分裂し、対立は深まっていた。

　『守り人シリーズ』最終章三部作の第一部。

　目次

　第一章チャグムを探す者
　１山越え
　２ジンからの手紙
　３帝という天蓋
　４盗品商人
　５ <赤目のユザン>
　６予感
　７シュマの男

　１味方の中の敵
　２奇妙な敵
　３襲撃
　４小舟の夜
　５密偵の思惑

　７バルサの決意

　第三章吹雪の中で
　１オ・チャル<群れの警告者>
　２影からよみがえったカシャル<猟犬>
　３イーハンの居城で
　４刺客

　終章雪の峰へ

　鼎談１「天」の視点と「地」の視点
　　萩原規子佐藤多佳子上橋菜穂子

　3月に3部一度に購入したが大学生の娘が読むのに手間取り、10月になってや～っと私のところにまわってきた。

　バリバリ読み進むぞ。