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ブログの記事にも宣伝が増える。「すごく使いやすい!」。6月、新発売の 整髪料の感想が一気に約4,000件書き込まれた。 すべて広告会社エニグモ(東京・渋谷)の会員の書き込み。発表資料をもと に自分のブログで宣伝する仕組みで報酬は1件100―1.200円。今や会員は 14万人を超え増え続けている。単なる宣伝ブログになった例も目立ち 「これじゃ口コミと言えなくなる」と社長の田中禎人(31)は頭が痛い。 ~日経新聞 2006/08/18 1 面から ●● おそらくこのような広告手法は、賛否両論に分かれるのではない でしょうか。 株式会社エニグモが運営する「プレスブログ」というサイトでは、 個人が書き込むブログ上への広告の掲載に対して謝礼を支払うと いうビジネスを展開しています。 http://www.pressblog.jp/ 例えば、下記のようなジャズCDの紹介記事をブログに書込み、 http://www.pressblog.jp/release.aspx?release_id=2xxx-xxx-xxxxx プレスブログに申請すると、先着500名様+抽選500名様の利用者 に1記事あたり150円の謝礼が支払われるというものです。 また、掲載にあたって注意事項として下記が記載されています。 ブログへの「原稿料支払条件」「原稿料」の転載・記載、 及び本プレスリリースへのリンクを禁止いたします。 これは、そのブログの記事が広告であることがばれるのを防ぐため の方策といえます。 もはやこれは口コミとはいえません。 一般のブロガーを対象とした記事広告の配信といえるでしょう。 雑誌や新聞などの記事広告の場合、それと分かる記載が必ずあり ます。 しかし、こちらの方法の場合、広告であるのか、ブロガー本人の 感想であるのかが、全く判別できません。 この広告の、ブログ掲載例を紹介します。 http://yaplog.jp/anfu/archive/228 この広告手法が広まった場合、口コミやブログの信頼性は間違いなく 落ちるでしょう。 このようなあからさまに口コミを利用した広告手法が、今後広まって いくことになるのでしょうか。 ちなみに、株式会社エニグモは、ソニーが運営するプロバイダ会社 So-netが筆頭株主となるソニー関連の子会社です。 そのため、ソニー・ピクチャーズのDVDなど、いくつかのソニー関連 商品も取り扱っています。 会社自体も、ベンチャー企業のような形態ではなく、資本金4億円、 取締役にはMBAが数人いるというような正統な企業形態となって います。 《関連Webサイト》 株式会社エニグモ http://www.enigmo.co.jp/
2006年08月16日
松下電器産業やソニーなど家電大手5社は2007年度中に、インターネットに 接続する規格を共通化した高機能の「ネットテレビ」を発売する。動画を 含む大容量のデータを扱えるようになり、動画配信や情報検索といった ネット機能を家電並みの簡単さで利用できる。新型テレビ専用の情報や サービス作りにも乗り出し、11年7月を期限とする地上デジタル放送移行に 伴う買い替え需要に対応させる。 ~日経新聞 2006/08/03 1 面から ●● ネットTVと呼べる仕組みは、実はすでにあります。 4th media という、NTTと大手プロバイダが提供しているサービス です。 http://4media.tv/ このサービスを受けるには、NTTの光通信を利用していることが前提 となります。 そのうえで、下記のプロバイダを利用している必要があります。 ・so-net ・@nifty ・hi-ho ・BIGLOBE ・Plala また、別途専用チューナーが必要になります。 おそらく、4th media というサービス名さえ初耳の方が多いと思い ますが、残念ながらほとんど普及していません。 ただ、できることは、今回発表されたネットTVとよく似ています。 ネットTVの規格において、プロバイダと家電メーカーが競合することに なりそうです。 プロバイダという競合がいるためか、規格争いにおいてソニーと松下 など大手5社がタッグを組み、規格を統一してスタートするという 珍しいケースになっています。 先行している4th media では、ネット上で配信されている映画などの 動画を、リモコン操作によってテレビで視聴することが可能となります。 新作の「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」なども視聴可能です。 月577円のライトプランで、映画などのビデオを月に2作品まで無料で 視聴できます。 悪くない料金設定だといえます。 ビデオの解像度は、DVD品質程度。 回線速度によっては、DVD品質より多少劣る場合もありますが、 リビングにいながらビデオを選んで視聴できる便利さは他にはない 大きなメリットといえます。 ただ、認知度は極めて低く、家電メーカーがテレビに新しいネットTV の機能を搭載し、TV-CMなどで告知をはじめた場合、おそらく、 4th media はかなわないでしょう。 ネットTV機能を必要とする方は、しばらくテレビの買換えを控えた方が 良さそうです。 《関連Webサイト》 テレビポータルサービス株式会社 http://www.tvps.jp/
2006年08月03日
ヤフーは31日、ソーシャルネット・ワーキング・サービス(SNS)の 「ヤフー・デイズ(Yahoo! Days)」を本格的に始めたと発表 した。入会には会員による招待が原則必要だが、会費を払っている 「ヤフー・プレミアム会員」とネット接続サービス「ヤフーBB」の会員 は既存会員の招待なしで入会できる。このため約千百万人が一気に入会 資格を得る。携帯電話からの利用も可能にした。 ~日経新聞 2006/08/01 13 面から ●● 遂にインターネット業界の巨人、ヤフーがSNSに本格参入を発表 しました。 サイトはすでに稼働しています。 http://days.yahoo.co.jp/ 通常、SNSは、すでに参加しているユーザーからの勧誘がないと 加入できませんが、ヤフーはプレミアム会員とヤフーBB会員は 勧誘が無くてもすぐに参加できるような仕組みにしています。 潜在的に参加できる人数は1,100万人。 日本最大のSNSであるmixiの利用者数が、現在560万人ですので、 いきなりシェアトップの利用者を潜在的に抱えていることに なります。 ヤフーのプレミアム会員とは、現状、ヤフーオークションの利用者 とほぼ同じといえます。 http://premium.yahoo.co.jp/ その数600万人。 月々税込294円をヤフーに支払っている会員です。 一方、ヤフーBB会員は、ヤフーADSLなどのインターネット接続 サービスを利用しているユーザーです。 その数500万人。 mixiと大きく異なる点は、ヤフーはこのユーザーに、すでに直接 課金することができる点です。 プレミアム会員・BB会員いずれも、クレジットカード決済などにより、 ヤフーが毎月定額の引き落としができる利用者になります。 課金できる仕組みがありますので、利用者から直接金銭を受け取る ことは全く難しくありません。 現に、オークションの出品料などは、カード決済で自動的に課金される 仕組みとなっています。 この点を考えると、利用者1100万人という数字は、極めて大きな数字 だといえます。 ヤフーは、日本国民の10人に1人から直接課金できる体制をすでに 構築しているのです。 一人あたり100円の課金でも、10億円という金額になります。 ヤフー・デイズの仕組み自体は、従来のSNSと何ら変りありません。 ただ、ユーザーに課金できる仕組みを構築しているヤフーにとって、 新たな市場となる可能性は十分にあります。 《関連書籍》 もう知らないでは済まされない SNSパワー活用の素 http://www.iw-jp.com/am.php?id=4861461103
2006年08月01日
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