型をこよなく重んじるも、嵌ることをめっぽう嫌がる作曲家の日記

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2018.09.23
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テーマ: 新しい音楽(16)
カテゴリ: 新しいこと
では、音楽で新しいとは何か?
現代音楽は一時に比べさらに新しい音を追求するようになったと感じます。
20世紀末に現代音楽のルーツの中に新ロマン主義的な手法があったり、
調性への回帰が目立ちました。
しかし、今はさらに特殊奏法を推し進めた作風が多く聴かれます。
ただ特殊奏法の歴史は浅いものではありませんので、
それが今ようやく熟成しつつあるのか、
その新しい音響の中から何を見出せるのか、イズムとして到達するのか、
興味深い局面にきているように思います。


日本で言えば日本民謡など、民族音楽由来の曲です。
これは親しみやすい、作曲動機として喜ばれやすいわけですが、
やはりスタイルや語法として新しいかどうかによると思います。

他に、ジャンルや珍しい楽器の融合、同属楽器アンサンブルが挙げられますが、
前述のようにバランスや音楽的要素が損なわれたりしないかと、
伝統的な美学の上に成り立つかが大きいのです。
作曲的には楽器編成は大きなコンセプトのひとつとなりますから、
ただ面白いということで合わせることは疑問です。
本当に新しい独自の効果がコンセプトとして必要なのです。





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最終更新日  2018.09.24 18:13:52
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