心のポテトサラダ

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2009/10/07

ノークラッチ・シフトアップ　の巻

(4)

カテゴリ： moter bike

バイクに乗り出して、1年と2ヶ月過ぎました。

実に面白いです。

通勤で50cc原付スクーターをずっと乗ってきましたが、250ccバイクに乗り出して「こける」のが一番心配でした。
案の定、半年弱で3回こけました。
でも山の中の坂道Uターンの時ばかりで、通常走行時にこける感じは最初からありませんでした。
その後は鬼門のUターンの場所を選ぶようになったことで、ゼロです。

「普通自動二輪免許」を取ったので、400ccまでしか乗れないこと。
ギアチェンジするバイクがいいけど、バイクでは初めてであること。

高速道路には乗りたいこと。
50ccにはずっと乗ってきたこと。
などを条件に、バイク屋さんから勧められたのがホンダVTR250でした。
中古だけどたった800kmしか走っていないので、機関の信頼が高いのと、ホンダのバイクは故障が少ないのでお勧めだと・・・2日後に購入を決定しました。
このバイク、「山の中の道が好き」「高速道路はあまり走らない」「里山トコトコが好き」にピッタリでした。
いい買い物をしました。

気持ちよく乗っていますが、この夏バイクの新しい発見をしました。
「オートマチックでもないのに、クラッチを切らなくても、シフトアップできます」
6月にオイル交換してからです。
このとき、バイク屋さんに「一度試してみたら？」と勧められるまま、純正オイルよりランクのいいオイルに交換してみました。

それから、ギアの入りがとても良くなりました。

「あれっ？」

それを意図してできるようになってきました。
しかも半クラッチにせずとも、つまりノークラッチで。
僕のバイクでは、2500～3000回転の付近にそのツボがあります。
何の抵抗もなく、アクセルを戻すと同時に左足でギアアップするとすんなりアップし、左手のクラッチ操作は要りません。

5速のトップギアで3000回転だと時速40km/hほどです。
つまり、250ccバイクにしたら低い回転数です。

右手のアクセルを少しひねる感じで動き出し、すぐにアクセルを戻し、シフトアップする感じです。
3速・4速・5速と、スコンスコンと上げていきます。
5速に入ったところでまで時速40km/h。
そこから僕の巡航速度60km/hまでスピードを上げます。

このスイートスポットの回転数と違うところでは、しっかりクラッチを切らないとギアアップできません。
ローからセカンドは失敗が多く、ギアダウンは回転数に関係なく、出来そうだけど出来ない時のほうが圧倒的に多く、しないようにしています。
どういう構造になってるんだろう？
滑らかなオイルがまとわり付いて、ギアチェンジしやすくなったのかなあ？
バイク屋さんも、「シフトチェンジしやすくなる」とは言ってたけど・・・

こんな運転をしてるから、5000回転以上になることは、エンジンブレーキを使う信号で止まる時や下りなどでギアダウンする時ぐらいになってしまいました。
最近高速道路にも乗ってないし。

3000回転ぐらいで早めにシフトアップしていくこの運転で、副産物がありました。
元々、車でも急発進とかしないので燃費はいいのですが、それが加速されています。
乗り初めから、全ての給油記録を残していますが、最初の燃費27.1km/Lからじわじわトータル平均燃費が伸び、5月末で30.5まで伸びてきました。

それが、オイル交換した6月以降10/4まで、給油毎の燃費が34.4、35.6、32.3、38.6、32.2、31.9、43.7、27.1、33.9、41.7です。
この期間の平均燃費が34.7km/Lで、ホンダVTR250のカタログデータ40km/Lを、9/13と10/4に2度も越えました。
確かに信号は少ないけど、里山・山道・峠越えエリア走行なので、シフトチェンジは多くあるし、カーブも多いのでアクセル一定なんてことはありません。

こないだバイク銀座の周山街道の周山交差点で見ていると、「ブイーン」とアクセルをひねって一気に加速していくバイクの方が多いけど、信号発進でコン・コン・コン・コンと低回転で頻繁にギアアップしていくバイクがいました。
あれって、ノークラッチでギアアップしてるのかなあと、思ってしまいました。
大型バイクなので、同じ回転数でも速度が速く、上手だなあと思いました。

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