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私が企業の社内弁理士をしていた頃は、よくこう言われたものです。「いいですねぇ。弁理士は。いつでも独立できますし。」 独立した後は、「いいですねぇ。弁理士は。儲かるでしょう。」 ・・と言われます。 はっきり言って、がっくし、です。 これらの方は実情を全くご存じないからです。 資格を取ればラクに独立できるか、というとそうではありません。 「資格さえあれば独立できる。」という人には、私は、 「では、弁理士でも弁護士でも司法書士でも社労士でも行政書士でもいいのですが、現在資格をもし持っていたとすれば、あなたは明日から独立できますか?」 と聞いてみることにしています。 たいていの方はここで言葉を濁します。 「独立に足りないのは資格ですか? 実は何か、もっと決定的に足りないものがあるのではないのですか?」 ・・と、さらにたたみ掛けて聞くようにしています。 ここに至って、初めて、「独立するためには、資格を持つだけでは十分ではない。」、と気付かれる方がほとんどです。 資格さえあれば何とかなる、という幻想だけで人生を歩んでいると、現実に資格を得たあと、これでは食えない、ということに気付きます。 そして、「この資格では駄目だった。」と思って、次の資格を探す放浪の旅に出ることになります。 私の知っているだけでも、一つの資格を得ておきながらそれを活用しようとせず、別の資格を取りに走ったり、はたまた大学に行き出したり、さらには海外まで行ってしまう人は多くいます。 これでは順番が逆です。 何かをするために資格を取ったり、大学に行ったり、海外に活躍の場を求めるのが普通ではないでしょうか。 大学生の方など若い方は、資格を取れば何とかなる、との趣旨の発言をする方がいらっしゃいますが、それは少し違います。 自分にとって資格とは何か、という位置づけをしっかり定め、夢を達成する手段として是非活用して欲しいと思います。 そして夢を達成するためには、足りないものが一杯あるはずです。 足りないものを埋めるためにはどうすれば良いか、埋めることができない場合にはどう対応するか、自分で考え、実行できる者だけが、一歩先に進むことができると思います。
2005.08.31
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独立するなら、その独立を応援してくれる味方を作る必要があります。 具体的には、恋人、家族、親族等の身内です。 身内も敵に回し、外敵とも闘っていたのでは勝ち目は低くなります。 でもこの身内を味方に付けるというのは、言うは易しで実際には簡単ではないと思います。 身内は、専門家ではない自分たちの知り合いに相談して最終判断を下すからです。 仮にオーディオコンポの電源が入らなくなったら、電気屋さんに持っていくか、電気に詳しい専門家に見てもらいますよね? ところが、こと独立の話になると、身内は「独立の経験のない」知り合いに相談します。 独立の経験も、事業に成功したこともない知り合いに見解を求めるのです。 相談された独立の経験も事業の成功もつゆ知らずの知り合いはしたり顔でうんちくを垂れてくれます。そのうんちくを聴いて身内が最終判断を出すことはありがちです。 先のオーディオコンポの場合であれば、その身内の行為は、八百屋さんにオーディオコンポを持っていくくらいの見当外れの行為である場合がある訳です。 これは身内だけが悪いのではありません。 何かを判断するとき、見当外れの情報を集めて最終判断を下してしまうことがありがちであるということが、我々の日常生活の実体だとしかいいようがありません。 身内を味方につけるには、身内でもなるほどとうなずく様な成功するプランを綿密に練ることが重要です。 さらに身内に対しては、あさっての情報で判断するのを止めて、既に独立している方とか、独立して経済的に成功されている方とかの意見を身内自身に集めてもらうように仕向けることが必要です。 独立するには気合いだけでは足りません。情報戦を勝ち抜く体制を身内ぐるみで作り上げることがまずは必要です。 そのためには、まず身内から、正しい情報に基づいて判断してもらうようにするべきです。 壊れたオーディオコンポを八百屋さんや魚屋さんに持ち込む様な身内ばかりでは、あなたの独立計画は早晩頓挫します。 独立計画が頓挫しなくても、あなたの家庭が崩壊してしまうかも知れません。 「独立したいけど身内が納得してくれない。」、とぼやく前に、するべきことは一杯あると思います。
2005.08.30
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独立して成功するためには、売り上げを増やすこと、支出を減らすこと、この二点が必要です。 先に説明しましたが、サラリーマン時代を経験した方はキャッシュの流出を極端に嫌います。 なぜならサラリーマンの場合、インカムがほぼ固定されているので、個人のキャッシュが流出するということは、すなわち損を意味するからです。 ですから、支出を減らせ、と聞くと、物を買わなくなったり、必要な資料の購入を中止したり、営業に必要なスキルを磨く技術の修得を怠って、現金の流出を防ごうとします。 でもこのときに、機会損失について疎くならない様に、特に注意が必要です。 例えば、適当な機会に広告を打たなかったために獲得できるはずであった顧客を逃してしまう、 勉強しなければならなかったのに、勉強しなかったために、目の前にチャンスが来ているのに、そのことに気が付かない、 ・・等の結果、本来なら得るはずであったキャッシュを得ることができなくなってしまうことがあります。これが機会損失です。 機会損失は直接目に見えることがないため、意識していないと機会損失が生じていること自体に気が付かないことがあります。 仮にあなたが独立して初年度の売り上げ目標を2400万円においた、とします。 これを達成できれば、営業日一日当たり、ざっと10万円の収入があるわけです。 現在あなたの収入が2400万円あればよいのですが、収入がこの額より少ない場合には、みすみす毎日入ってくる10万円を見逃していることになります。 これが機会損失です。 現時点で独立をためらっている方には、営業日一日当たり10万円の機会損失が生じています。 私のこの話を聞いてピンときますか? ピンとくるようでなければだめですよ。 この機会損失に敏感になることが独立への第一歩です。
2005.08.27
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独立するためには、まずアタマの構造を入れ替えてしまう必要がある、と私は思っています。 サラリーマンの場合は、ものすごく働いても、そんなに働かなくても原則として給料は同じです。 給料が同じなら、できるだけ出費しない方が得になります。 ですから、サラリーマン時代を経験した人は、できるだけ出費をしない方向に向かう様にアタマの構造が組まれています。 具体的には、できるだけ現金の流出を避けようとします。 独立して、初年度の売り上げ目標を2400万円においた、とします。 サラリーマンの場合、だいたいですが、一年の勤務日数は240日前後です。 サラリーマン時代と同じ勤務日数で上記の売り上げ目標を上げるためには、出勤している限り、一日10万円を稼ぐ必要があります。 この一日10万円というのは、もの凄く重みがあります。 独立開業して、自分で税務処理をやったり、各種届出をしたりするのは良いのですが、これらの作業は一円の収入にもならない訳です。 収入に結びつかないことはできるだけアウトソーシングする。自分ではしない。自分でしなければならないことは一日10万円の売り上げを達成するための手段を確保することです。 独立する以上、これは鉄則です。 ところがサラリーマン時代の「できるだけ出費をしない方がよい」との考え方が先に立つと、売り上げにつながらないことまでも全部自分でしようとするようになってしまいます。 自分でやろうとして、本業が一日止まれば10万円の機会損失、 本業が三日止まれば30万円の機会損失になります。 独立する以上は、収入に結びつかないことはできるだけ自分ではやらない。収入に結びつくことだけをやる。 簡単なことですが、実行するのはなかなか難しいものです。
2005.08.26
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私たちの行くことができる限界は、私たちが想像できる範囲内であると私は思っています。 つまり、頭の中に今後行くことのできる限界が最初からあって、その限界を超えて先には進めないようにできている、と私は感じます。 例えば、米国大統領なっているところを想像することができない以上、(その様に想像できない人は)米国大統領になることはない、と思います。 逆に独立して飯を食っていけるレベルであれば、比較的容易にそのレベルを想像することができると思います。 ・・であれば、十分その世界に辿り着くことはできると思います。 もしどこかに行きたいなら、自分の想像力のレベルを高めることです。 ダメダメという人と付き合っていると、ご自身の想像力のレベルは高まらず、いつまで経ってもどこへも行けない人生に落ち着いてしまいます。 逆に夢と希望を持っている人と付き合っていると、「もしかしたら私にもできるかも。」と感じる様になり、ご自身の想像力のレベルは次第に高まります。 一度、「ダメ」と思ってしまうと、それ以上その問題を考えない様に、脳は活動を停止してしまいます。 ですから、できるだけ「ダメ」という人のいる環境から遠ざかる様にして、一つ一つのことをいつも自分のアタマで考える習慣を付けておく必要があります。 想像力を高めることが、次の人生のステージへ向かう第一歩になる、と私は想います。 いつも想像力豊かでありたいですネ。
2005.08.24
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独立して良かったことは多くの素晴らしい方に巡り会うことができたことです。 私は転職の経験はないのですが、サラリーマン生活と独立した後の生活の両方を知っています。 どちらが良いか、というと比較するまでもありません。 今となっては、サラリーマン生活に戻ることは全く想像すらできません。 この感覚は独立すればきっと分かって貰えることと思います。 サラリーマン生活をしていたときは、仲間と飲みにいっても、「面白くなかった話」と「むかついた話」と「気に入らない話」等が多かったと思います。 ところが、独立した士業同士、社長同士で集まるとこういった話は皆無になります。 今後どうするか、どうやって今後進めていくか、という「未来」についての内容に話題は集中します。 「過去」の世界に生きるのか、「未来」の世界に生きるのか、明らかに両者には差があります。 ただし、サラリーマンは未来にそんなに不安がないと思っているのか、過去の話に話題が流れがちであり、 独立した社長さんたちは、明日についてすら保証がある訳ではないので、当然明日以降に関心がある、ということかも知れません。 それでも、過去に生きるより、未来に生きた方が私は良いと思います。 あなたもそう思いませんか?
2005.08.23
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現在私は秋葉原で特許事務所を経営しています。 そのこともあってか、「独立したいのですが、私でも大丈夫でしょうか。」との相談を受けることがあります。 私自身、独立した経験がありますからその気持ちは良く分かります。 その様な方にお越し頂いたときは、まずはその方自身の話を良く聴くことにしています。 一度、「ファイナンシャルプランナー」という資格を取って独立したいという女性の方の相談を受けたことがあります。 私が彼女にしたアドバイスは次の様なものです。 あなたは独立したいといっているけれども、実は 『何か達成してみたい夢があって起業したいと思っているのか』、 それとも 『現状から逃れたい要因があるのか』、 自分に正直に聴いてみてほしい、と尋ねてみました。 どうしても達成してみたい夢があるならそれはそれでよし。 後はどの様にその夢を達成するのか、具体的な内容に相談の内容は移行していきます。 ところが、もし、ファイナンシャルプランナーになりたいという希望が、実は、現状から逃れたいという希望の裏返し(変形)であるなら非常に危険な状態に将来陥ります。 ・・というのは、ファイナンシャルプランナーになった時点で、「現状からとりあえず逃れる」という目標を達成し、かつ「ファイナンシャルプランナー」になる、との目標も達成してしまうため、全ての目標を達成してしまうことになるからです。 ファイナンシャルプランナーの資格を得た結果、それから先の目標がなくなり、自分の進むべき道を完全に見失ってしまうからです。 あなたには、その道のプロになって、達成してみたい夢がありますか? ・・ということを私はいつも聴くようにしています。 いかがでしょうか。
2005.08.20
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ホンダの新型レジェンドのドアを閉めるとき、うっかりキーを車内においたままロックしてしまいました。 仕方がないので、ホンダのメカニックとJAFを呼びました。 ちょうどお盆のときで、実家に親族一同が集まったときのことで、その中の一人がうっかりしてやってしまいました。 ガタのきた中古車なら良かったのですが、新車で閉じたドアには隙間ひとつありません。 ホンダのメカニックもお手上げ状態です。 やがてJAFが来て解錠にチャレンジしました。 まず一つ目の手段。これは失敗しました。 次に秘密兵器が登場しました。 その装置をみて、なるほど、この装置なら解錠できる、と思いました(企業秘密のため、非公開です。)。 しばらくチャレンジして見事解錠。 そのとたんに、新型レジェンドの防犯装置が作動して、 『パー、パー、パー・・・』 と、クラクションが大音響で鳴り響き始めました。 幸いホンダのメカニックがそばにいましたから、その防犯装置を即座に止めることができました。 まあ、とんだ人騒がせな事件でした。
2005.08.18
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郵政民営化改革法案の審議で、参院で否決されてしまいました。 民営化による改革よりも、既得権益を優先した結果でしたね。 反対に回った連中は、改革の趨勢よりも、小泉の進め方が気に入らない、強引なのが気に入らないようですが、 反対派の皆さんは、コンセンサスを第一にしてみんなで仲良くしゃんしゃんと国を動かす時代ではなくなっているのに気が付いていないように思えます。 改革路線を放棄し、将来に備えなくなったらどうなるのか、そんな危機感は、給料が保証されている議員の方々にはないのでしょうか。 ちょっと心配になったりします。
2005.08.11
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先日、20代~30代前半の若い連中の会合におじゃましてきました。 やはりみんな若い! 私も若い格好をして行ったのですが、完全に一人だけ浮いていました。 話の内容も漫画、アニメの話になると全くついていけません。 生返事を繰り返していると、 「ところで平野さん、ブログってご存じですか?」・・と尋ねられてしまいました。 困った私は、 「ブログですか?ブログねえ、ええ、聞いたことはあります。」・・とむにゃむにゃ言ってお茶を濁してしまいました。 そのうち、 「平野さん、キーボード打てますか?」とか、 「メールはできますか?」とか聞かれそうで、正直怖いです。(にこにこしながら、心の中では、「キーボードなら、あんたらがおしめをしているころから打ってますヨ」、と考えていると思います。)
2005.08.08
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先日、アップルのホームページでミュージックストアがオープンしました。 家にいながらにして好きな曲を150円~200円でダウンロードすることができます。 わざわざレンタルCD屋さんに行く必要すらないことになります。 アップルのミュージックストアの開設により、のきなみ曲のダウンロード料金が下がっているとききます。 アップルのミュージックストアでカバーしている曲数は公称100万曲、無料で視聴することもできます。 将来的には、CD等の媒体は消えてなくなるかもしれませんね。 ところで、MDの場合には、媒体価格に著作権関係料金が上乗せされていますので、我々は事前にお金を納める形式に現在なっています。 またMDを再生する装置にも著作権関係料金があらかじめ上乗せされていますので、知らず知らずのうちに我々はお金を納めています。 アップルのiPodの登場で、媒体購入時に別料金を上乗せして徴収するわけにもいかず、ダウンロード料金に反映されるのでしょうか。 このアップルのiPod形式が事実上の音楽配信のスタンダードになっていくのかも知れません。
2005.08.07
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先の日記でNHKの怪しい旧日本軍による毒ガス製造の報道の話をしました。 先の報道内容を見る限り、日本でイペリットガスを流したという話は私はうさんくさいと思っています。 ではテレビに出ていた老人がウソを言っていたか、というと、あながちそうとも言い切れない状況が当時にはあったのではないか、と私は思っています。 例えば、仮に次の様な状況があった、とします。 60年前、化学工場で少年が働いていました。 終戦当時、化学工場の経営者は工場にたまった六価クロム、有機水銀等の重金属廃液などの処理に困っていました。 当時の化学工場の経営者は、終戦のどさくさにまぎれてこれらの廃液を工場の前の排水溝に流すことを考え、少年たちに、ドラム缶に入った重金属廃液を排水溝に流すように指示します。(60年前の)少年「上官、こんなものを排水溝に流してもよいのですか?」 経営者「これは毒ガスの成分だから、米軍が調べに来る前に捨てなきゃならんのだ。」 ・・・と、当時の経営者が口から出まかせを言った、とします。 60年前当時の疑うことを知らない少年は、「日本軍は毒ガスを製造していたのだ」と思い込んだ、とします。 そして60年後、当時の少年はテレビに出て「旧日本軍は毒ガスを製造していた」と証言します。 60年前に廃液を流したのも事実。 川の魚の骨が曲がったのも事実。 数年後、川をおよいだ人の皮膚がただれたのも、(川岸の土手に裸のまま寝ころんだ等の場合なら)あるかもしれない話です。 この様なストーリーが過去にあったとしたなら、(毒ガスを製造していたという部分を除いて)報道内容も事実と合致して何らおかしいところはありません。 また、テレビに出たおじいさんも意図的にウソを言ったわけでもないという状況もあり得る訳です。・・・上記の話は、例えば、の話ですが、実際に今回テレビで放映する前に、根本の事実を検証する作業をNHK取材陣は行なったのでしょうか。 終戦60周年を意識して話を作ったかのような報道内容に、ただあぜんとするばかりです。
2005.08.06
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先日、NHKで戦後60年特集をしていました。その中で、旧日本軍でイペリットガスを製造したという人が登場して色々なことを証言していました。 私がこの旧日本軍の毒ガスに興味をもったのは、茨城県の井戸水が有機ヒ素化合物に汚染されていた事件に関する報道がそもそものきっかけです。・茨城県の井戸水が旧日本軍の製造したとされる有機ヒ素化合物に汚染されていた。・その化合物はコンクリートに固められていた。 という、(旧日本軍との関係では)大誤報にも近い報道で関心を持つようになりました。 なぜ誤報かというと、そのコンクリートには平成5年の刻印のある清涼飲料水の缶が一緒に固められていたからです(報道では、そんなことはまるで無かったかのように、現在では全く触れられないようです。)。 そんな伏線もあって、上記の旧日本軍で毒ガスを製造したと証言した人のNHKの報道もうさんくさいなぁ、と思ってテレビをみていました。 旧日本軍で毒ガスを製造したという人の話によると、1.終戦直後に上官の命令で製造したイペリットガスを排水溝に捨てた(日本の話です)。2.近くの川では骨の曲がった魚がその後見つかった。3.その川では数年後もその川で泳いだ人の皮膚がただれることがあった。・・・とNHKがテレビで放映していました。・・・あちゃ~、ですね。あぜんとしてテレビを見ていました。(1)イペリットガスはマスタードガスとも呼ばれるもので、実際に戦争でも使用されたことのある強烈な毒ガスです。 そんなものを排水溝に流したら周辺住民がどうなるか、ましてや捨てた現場にいた人々がどうなったか、ということをNHKの取材陣は確認しなかったのでしょうか。(2)骨の曲がった魚という設定は変です。 軍の扱う毒ガスは即効性を売りにしているはずです。骨が曲がるほど魚が長生きするという話は変です。骨が曲がるというのは遅効性の毒物類で重金属などを連想させますが、イペリットガスの製造には、そんなに多量の重金属は使用しないはずです。この点についてNHKの取材陣は疑問に思わなかったのでしょうか。(3)数年後も川で泳いだ人の皮膚がただれるというのは本当でしょうか? 川は水が流れていますので、莫大な量を垂れ流し続けないとそんなことにはならないのではないでしょうか。 もしそんな量のイペリットガスが放出されたなら、川にたどり着く前にどうなるかということを、NHKの取材陣は確認しなかったのでしょうか。 私は、平成5年の刻印のある缶ジュースと一緒にコンクリートに固められた旧日本軍の製造したという毒物の話を聞いて以来、とても疑心暗鬼になっています。 ・・・ちなみに、NHKでは、「旧日本軍が製造した有機ヒ素化合物」とは言わず、「旧日本軍が製造したものと同一の有機ヒ素化合物」などともって回った言い回しの表現を現在しています。
2005.08.04
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