全12件 (12件中 1-12件目)
1
先日、名古屋市千種区にある 東山動植物園 に行ってきたときの画像のご紹介です。前回の日記の続きになります。コロナウイルスの感染拡大を防ぐために、東京都及び隣接する4県で、この週末は不要不急の外出を各自が自粛するよう要請が出されました。先週の3連休のときは、大阪府と兵庫県の双方の間で往来自粛が呼びかけられました。こちら東海エリアでは、この週末は東京への不要不急の移動を自粛するよう愛知県から出ていますが、散策や軽い運動などで外に出ることまでは自粛要請はされておらず、県民はこのご時世のモラルを守って行動すればよいという感覚です。東京ではこの週末、桜がちょうど満開のようなのですが、都内各所の花見の名所が立ち入り禁止となりました。たとえ飲食を伴わない、ただ桜を眺めながら散策するだけであっても、東京の人口を考えるとものすごい人が集まることになりますからね。残念ですが、やむを得ない措置だと思います。ちなみに名古屋では、名古屋港水族館や名古屋市科学館、名古屋城の本丸御殿など、建物の中を見学する施設は軒並み臨時休業となっていますが、同じ名古屋城でも建物の外の部分や東山動植物園など、外の空気を吸いながら歩く場所は、今のところ休業には至ってません。たぶん東京周辺や大阪周辺に比べたら、人口密度が低いから・・・ということでしょうね。合掌造りの家の中に入ってみました。囲炉裏を囲んでの語り部の話などはコロナウイルスの影響で中止になっていましたが、建物内の見学はOKでした。時代を感じる道具たちです。どうやって動かして使うのか、できれば実際に見てみたいです。当時の床下収納庫・・だと思います。自然の木を活かした装飾品です。折り紙の鶴の他、古くからこの地方の特産であった養蚕の繭も吊るしてあります。合掌造りの家の外観はこんな感じです。合掌造りの家を別のアングルから。石段を上がった1階の部屋は、この家の主人の部屋になってます。合掌造りの家の向いは湿地園になっていて、このような説明がありました。小高い丘を上がっていくと木の板の通路があります。丘全体が湿地帯で、人が踏み込まないよう通路で保護されてます。木の根元が湿地帯で水をいっぱい吸えるせいか、他所の花より生き生きした感じでした。湿地帯の丘から水がしみだしてくるのか、排水路には水が流れていました。排水路の一部に「油膜みたいなもの」があったので、先ほどの案内板にあった、微生物のお仕事の結果だと思われます。
March 28, 2020
空が快晴で初夏の一歩手前くらいまで暖かくなった今日、名古屋市千種区にある 東山動植物園 に行ってきました。コロナウイルスの影響で外出には細心の注意が必要ではありますが、場所は広々した野外の散策だし、もう一つ東山動物園に行きたい理由がありました。昨年の秋より今年の2月まで、オーストラリアでは森林火災が長きに渡って続き、人的な被害だけでなく森林に住んでいた生態系が壊滅的な被害を受けました。そのときに保護されたコアラたちがシドニーのタロンガ動物園にいて、シドニーと姉妹都市である名古屋の東山動物園では、傷ついた動物たちの治療と保護のための支援金を募っていました。 ⇒ ⇒ こちら 動物を愛する私としては、少しの金額だけど支援に協力したいという思いがあり、また明日から天気が良くないこともあって、ちょっと東山動物園に行ってきました。今日は車を地下鉄の駅に近い正門側でなく、植物園に近い方のに入れたので、植物園に先に入ってみました。(実は植物園側に入るのはこれが初めて)自然の地形を活かした散策路になっているので、木々の花がランダムにあります。これもまた風情があるのですが、ただ桜には少し早かったようです。園内には「旧兼松家武家屋敷門」があります。江戸末期に建てられたと推測される門で、現在の東区筒井2丁目にあった尾張藩士の兼松家の長屋門です。屋敷門をくぐった中は庭園になっていて、種々の木や草が植えられています。これはツバキ科の白牡丹です。これはどの種類のツツジか・・・わかりません。屋敷門の庭園を抜けて合掌造りのほうに向かうと、一里塚があります。木の立て札には一里塚の説明が書いてあり、石には「左 東海の森」と刻んであります。奥池の向こうに合掌造りの家が見えます。池の周りを歩いて合掌造りの家に向かうところです。今日は天気がすごく良かったので、カメさんたちが甲羅干しをしていました。鯉さんたちがお腹を空かせているのか、人間が岸にくると近寄ってきます。(でも池の水質を守るために来園者が食べ物を与えるのは禁止です)なんか、かなり久しぶりに合掌造りの建物を見た気がします。これから中に入って見学します。
March 26, 2020
2020年NHK大河ドラマ 『麒麟がくる』 の感想です。今回の主役はドラマ後半からの織田信長@染谷将太さんと松平竹千代@岩田琉聖くんでした。信長の漁の話では、私は漁をやるふりをしながらてっきり領内の視察をしているのかと思ったら、現段階では自分に冷たい母への思慕が動機でした。(でも後々に、領内視察が出てくるのかな)そしてドラマのラスト2分の、信長と竹千代の二人の会話では、当時7歳の子供とはとても思えない言葉やしっかりした考えに、竹千代はこれを誰に教わったのか、あるいは書を読んで知ったのかと、あれこれ考えていました。そして「一度言葉を交わした者はけっして忘れぬ」と言い、また寂しさゆえに領民と親しく交わり、人々の思いを感じ、世の中のことを自分の目で見ている信長。信長と竹千代の、いずれ人の上に立つであろう片りんが、何かの出来事を通じて見えるような気がします。『麒麟がくる』 全国巡回展のお知らせです。 こちら こちらも楽しい感想、ナルホドな話がいっぱいです。 ⇒ ⇒ #麒麟がくる 十兵衛への叶わぬ思いから、美濃から京に戻ってもずっと気落ちしていた駒でしたが、旅芸人の女座長・伊呂波と語りあっているうちに、幼い頃に自分を救ってくれた侍は明智家の人だったことがわかり、十兵衛との縁に駒は喜び涙しました。天文18年(1549)11月、今川軍は尾張との境にある三河の安城城を攻め、城主の織田信広(信長の異母兄)を人質にとり、尾張で人質となっている三河の松平竹千代との人質交換を要求してきました。美濃の城主・斎藤利政(本木雅弘さん)にとって織田と今川の関係は、娘の帰蝶を尾張の信長に嫁がせたからには他人ごとではなくなったので、明智十兵衛(長谷川博己さん)に尾張に潜入して内情を調べてくるように命じました。そのころ尾張の末森城では織田信長(染谷将太さん)が、竹千代と異母兄・信広の人質交換は自分は断固反対であると、父・信秀(高橋克典さん)に意見していました。「信広は絶えず国境を守って今川の標的となり苦労させた」「物事には天の与えた順序があり、それを変えれば必ず無理が生じ、よからぬことが起きる。家を継ぐのは信長。」信秀の言葉にぐっときました。尾張に潜入した十兵衛は熱田の市に行き、そこで商売をしている三河者の菊丸(岡村隆史さん)と会って菊丸から味噌を買い、帰蝶のいる那古野城に向かいました。その道中で十兵衛は菊丸に竹千代の駿河行きをどう思うか尋ねたら、菊丸は「弱小国の三河は今はじっと我慢、三河の主・竹千代様が無事でいて、行く末に三河に戻られて誰からも指図を受けない立派な国をつくっていただきたい」と答えました。味噌を持参して那古野城に入った十兵衛は、今は城主・織田信長の奥方となった帰蝶(川口春奈さん)に挨拶をし、菊丸は味噌を膳所に運ぶため移動しました。そのときちょうど信長が狩りから城に戻ってきたので、帰蝶は十兵衛を信長に紹介。十兵衛を美濃の鉄砲の話の者と覚えていた信長は十兵衛に自分の鉄砲の産地をあてさせ、力量を試しつつも茶でも飲んでいけと誘いました。十兵衛を見て、以前熱田の浜辺にいた者だと気が付いた信長は十兵衛に、あのときあそこで何をしていたのかを問い、帰蝶の命令だったと言えない十兵衛は答えに窮しました。そのとき帰蝶が、十兵衛に命じたのは自分であると言い、さらに十兵衛が信長のことを「ようわからぬお方だ」と報告したこともそのまましゃべってしまいました。十兵衛は信長の機嫌がどうなるかヒヤヒヤでしたが、信長は愉快そうに笑っていました。信長の帰蝶への土産の花、会話での笑い、信長は帰蝶を愛おしく思っているようです。十兵衛が信長に漁が好きなのかと訊ねたら、信長の心の奥底にあったのは弟・信勝ばかり贔屓して自分に冷たい母・土田御前への思慕でした。自分が大きな魚を獲ってきても母はまったく喜ばぬが領民たちは喜んでくれる、それが今の自分の楽しみであると、信長は心の内を語りました。そんなとき昨日この城に移された松平竹千代(岩田琉聖くん)が信長に会いに来ました。竹千代は父を討ったのは信長であると知っている、でも自分は父が嫌いだから何とも思わない、自分への気遣いは無用と信長に訴え、十兵衛と帰蝶もその思いを聞いていました。(信長の前から退室するときの、帰蝶と十兵衛の所作の違いに注目してしまいました)竹千代と将棋をしながら二人でこみいった話をしたい信長は、帰蝶と十兵衛を一旦は下がらせましたが、十兵衛ともじっくり話がしたいと思った信長は部屋から飛び出して十兵衛を追いかけ、宿賃も差配して明日また会う約束をしました。(嬉しそうに子供のように小走りする信長さん、ちょっと可愛い)帰蝶の侍女からすでに帰ったと聞かされていた菊丸(実は水野信元に仕える忍び)は竹千代がいる信長の部屋の屋根裏に潜んでいました。竹千代を我が命に代えても守ると誓う菊丸は、竹千代の動向を探っていたのでした。自分の兄・信広と竹千代の人質交換について、信長は竹千代に「わしは不承知じゃ、そなたを今川に行かせたくない」と言いつつも「この話をつぶして兄が斬られることに迷いがある」と語ります。そんな信長に竹千代はーー「今川は敵、いずれ討つべきと思っている、しかし自分はその敵を知らない、懐に入り敵を見てみたい、敵を討つには敵を知れと言う」と。そして「信長様がお迷いなら、私はどちらでも構いませぬ」と言ってのけ、その話を屋根裏でずっと聞いていた菊丸は、これからどう動こうか考えを巡らせていました。
March 23, 2020
コロナウイルスの猛威が世界中に広まっています。1月の終わりから政府も各自治体も国内の感染拡大を防ぐために、それぞれに懸命に働いています。政府の要請に応じて、多くの人が動きました。全日空機は中国の武漢にいる邦人を帰国させるため、チャーター便を第5便まで出しました。千葉県勝浦市のホテル三日月は、武漢からの日本人帰国者の受け入れに協力しました。地元住民の皆さんは、ホテルの部屋から出られない帰国者たちがいる部屋の窓に向けて、昼間は砂浜にでっかく応援メッセージの文字を書き、夜は竹灯篭をともしプロジェクターも用意して「がんばれ、あと少し」とメッセージを送りました。集団感染が発生した英国籍の外航クルーズ客船のダイヤモンド・プリンセス号などで、自衛隊の隊員が延べ4900人、46日間支援活動しました。横浜の崎陽軒はダイヤモンドプリンセス号の乗員や乗客のために、お弁当4000食を寄付しました。(残念ながらこのお弁当は受け入れられなかったのですが、その心意気は全国の人々の心に残りました)こちら愛知県では、えびせんべいの里(美浜町)が、会社に備蓄してあるマスクを計24万枚を知多半島の4つの医療機関に寄付しました。私が知らないだけで、他にも全国でたくさんの会社が社会貢献に動いていると思います。とはいえ、いまだに叫ばれるマスク不足。この問題の解消のために、従来のマスクメーカーだけでなく、電機メーカーのシャープが政府の緊急要請を受け、三重工場(多気町)でマスクの生産を始めました。鳥取市では元マスク工場が再稼働しました。前の社長から「大規模な感染症は10年ほどの周期で来るから、設備を残してほしい」と要望されたことを、今の社長が受け入れて製造設備を保存していたのです。全国各地での大増産のおかげで、少しずつ販売店にマスクが出るようになったようです。しかし私の周囲では、いまだにマスクが手に入らない人ばかりなのです。そんなとき、布製マスクのニュースを見たので検索したら、衣類の縫製工場や布団店や人形店、ハンドメイドを売る店など、いくつか出ていました。要するにミシンを扱える方々が大活躍です。中には連日大行列で即完売になる店も。他にはこの地方では、美濃和紙でマスクを作ったというニュースもありました。日本各地の和紙を扱うメーカーさんも、もうやってらっしゃるかもしれません。布マスクも和紙マスクも、完全なウイルス防御にはならなくても、飛沫のダイレクトな拡散は防げます。私も諸事情でマスクが全然手に入らない身内や、頂きものをした友人へのお返し等で今回、布製マスクをかなり購入しました。お店のほうはどこも、今回かなり利益を上げていると思いますが、まあこれもこの方々の裁縫という技能を社会が望んだ結果だと思ってます。もはや国難ともいえるコロナウイルスを、日本国民は今は官民一体となって乗り越えなければいけません。そんな折に、ふと心が安らぐ話が聞こえてきました。江戸末期の弘化3年(1846)、肥後の国(現在の熊本県)に現れたとされる妖怪のアマビエが、「疫病が流行るときは、私の姿を描いて人々に見せよ」と人々に伝えたそうです。その話を聞いた現代の絵や小物を作るのが好きな人々が、疫病退散の願いをこめて様々な作品をUPしています。 ⇒ ⇒ #アマビエ そして妖怪といえば、本家は『ゲゲゲの鬼太郎』の水木プロダクションです。 ⇒ ⇒ アマビエ政治、科学、人智、それぞれの現場で働く人々、国民の協力と理性的な対応、(集会しない)個々での祈り、etc..全ての力を結集して、コロナウイルス問題が早期に収束することを願ってます。2月半ば以降、人が集まるイベント等はほとんど中止になっています。主催・参加する側、観覧する側、双方にとっても早く元通りになって欲しいですね。そして4月から学校はどうするのか、自治体の長は難しい決断だと思います。
March 20, 2020
2020年NHK大河ドラマ 『麒麟がくる』 の感想です。まず初めに登場した太原雪斎(伊吹吾郎さん)。伊吹さんの風貌や貫禄がすごくインパクトがあります。この『麒麟がくる』での雪斎は強過ぎる!と評判ですが、たしかに、この武闘派・雪斎様が指揮を執れば今川軍はどこでも負け無しのような気がします。そして今回、これまでふつうの農民と思えなかった菊丸(岡村隆史さん)の正体がわかりました。竹千代(後の徳川家康)の母・於大の方の兄である水野信元(横田栄司さん)に仕える忍びだったのです。なるほど、そういう設定だったのですか。あと面白い演出だったのが、海の音です。当時の那古野城から一番近いと思われる熱田の湊までは直線距離で約 6.6kmです。古渡城ならまだしも那古野城で波の音が聞こえるのかなと思いつつ、当時の静寂な時なら波の音が聞こえるのか、あるいは帰蝶の嫁入りの大きな理由となる尾張の海をイメージしているのか、いろいろ考えていました。来月から再スタートとなる『麒麟がくる』 全国巡回展 は、今のところ中止の案内はないようです。そしてこちらも、今週も楽しい意見で賑わっています。 ⇒ ⇒ #麒麟がくる 天文18年(1549)春、美濃・斎藤家と尾張・織田家の縁組は駿河の今川義元を刺激し、義元は支配下にあった三河の松平広忠に尾張を攻めるよう命じました。しかしその広忠は三河に戻る途中、何者かに襲われて命を落としました。忍びの菊丸(岡村隆史さん)は広忠の最期を主の水野信元(横田栄司さん)に報告し、もし戦になったときには織田方で人質となっている竹千代を命に代えても守ると、離縁されて実家に身を寄せる竹千代の母・於大の方(松本若菜さん)に誓いました。帰蝶(川口春奈さん)が那古野城に到着していよいよ婚礼だというのに、肝心の織田信長(染谷将太さん)がどこかへ行ってしまい、翌朝やっと城に戻りました。うつけと噂される信長は農民姿で現れ帰蝶も最初は戸惑いましたが、信長の話を聞いてうつけに見えるその行動には信長なりの意味があるのだと帰蝶は理解しました。そして婚礼の遅参を素直に詫び帰蝶の機嫌を気にする信長は自分も領民も大事にする男であると理解し、“尾張の海の味”と信長が勧める干し蛸をゆっくり味わっていました。その後、信長と帰蝶は末森城にいる父・織田信秀(高橋克典さん)のところに婚礼の挨拶に行き、信長は父に「めでたき引き出物」と称して桶を一つ差し出しました。しかしその中身は、なんと竹千代の父の松平広忠の首!信長は広忠を討てば父・信秀に褒めてもらえると思っていたのに、今は時期が悪いと逆に激しく叱責されてしまい、父子はそれぞれにやるせない気持ちになりました。一方、次男の信勝を紹介しようと帰蝶を呼んだ土田御前(檀 れい さん)は帰蝶に、あの箱の中を見たかと確認し、帰蝶は見ていないと答えます。「この世には、見てはならぬものが、開けてはならぬ箱がある」と釘を刺しました。(土田御前はおそらく、見てはいなくとも近くにいて腐敗臭から察したと思われます)信勝の部屋にはもう一人、織田家で人質となっている幼い松平竹千代(岩田琉聖くん)がいて、竹千代は信勝よりも信長のほうが好きでした。帰蝶とそんな話をしていたときに信長が向こうから歩いてきて、竹千代は嬉しそうに信長に駆け寄ったのですが、父に自分の思いが通じず超不機嫌な信長に相手にしてもらえなくて、竹千代は悲しそうでした。那古野城に戻った信長は気晴らしに鉄砲を撃っていて、信長に教わり帰蝶も一緒に撃たせてもらいました。(鉄砲はけっこう重たいので、信長が撃つときにはさほど揺れなかった銃身が、帰蝶が撃つときに信長が左手を支えていても銃身が揺れていました)でも鉄砲談義になったときに、帰蝶が十兵衛のことをあれやこれや嬉しそうに話すので信長はジェラシーを感じつつも、二人は互いに心が通い合うのを感じていました。さて、ドラマの終盤でやっと出てきた主人公・明智十兵衛(長谷川博己さん)は、家臣の藤田伝吾(徳重 聡 さん)と共に、妻木城に米を運んでいました。妻木城は十兵衛が幼い頃、父に連れられてよく来ていた場所でした。廊下を歩いていて、ふと風に舞う花びらを目にした十兵衛がその花びらの後を追っていくと、子供たちとかくれんぼをしている煕子(木村文乃さん)と会いました。煕子の「かくれんぼ・花吹雪」の言葉から昔を思い出した十兵衛は、この女性が城主の娘の煕子であるとわかり、十兵衛と煕子は懐かしくそうに昔語りをしていました。その昔語りの中で煕子は、十兵衛が「大きくなったら自分のお嫁におなり」と言ってくれたと言い、そんなことを言ったのかと十兵衛は戸惑いました。でも、例え子供の頃の話でも嫌いな男にそう言われてたら話題にはしないだろうから、煕子にとっては嬉しい思い出だったのでしょうね。ところで十兵衛の妻木城への米運び、実は母の牧(石川さゆりさん)と叔父の明智光安(西村まさ彦さん)が、大人になった十兵衛と煕子を会わせようと仕組んだ事でした。叔父・光安は十兵衛が身を固めて一家の主となったらこの明智城を十兵衛に返そうと心に決めていて、その思いに牧は光安に深く感謝をしていました。二人がそんな話をしていたら十兵衛が妻木城から戻ってきました。十兵衛が煕子とうまくいったことを期待して十兵衛を出迎えた牧と光安でしたが、肝心の煕子の父・妻木が十兵衛を酒の席での自分の話し相手にしてしまい、十兵衛は酒を受けながら妻木の庭や山の話をひたすら聞いていただけでした。あまりの情けない展開に呆然とする牧と光安でしたが、十兵衛は拾った花びらから一人密かに煕子を思いを寄せていたのでした。
March 17, 2020
冬の間の忙しいのがひと段落したし、今日は空も青空だったので、久しぶりにお出かけしてきました。行った先は、愛知県豊田市にある 大給城址 です。ちょうど3年前の3月に大給城址に行って、いっぱい写真を撮ってきてました。でもいつかブログのネタにしようと思ってたのに、そのデータが昨年PCの故障とともに全て消えました。なので撮り直ししようと、ちょっと行ってきました。(これの話はまた後日に)しかしその帰り道に、悲劇は起こりました。名古屋方面に向けて東名高速に入って少し走ったとき、かなり大きな音で「ピシッ!」と。うわっ!飛び石にやられたか、と思って運転しながらぱっと見渡したら、ああー、フロントガラスが割れて大きな穴が!! ヽ(゚Д゚;)ノ !!しかもはじめは丸い穴だけだったのが、少しして振動が加わったときに、横にピシーッと亀裂が入りました。あ~~、これ、もうどうしたらいいの??なんて思いつつも、さっき東郷PAを過ぎたから、次は守山PAまで車を停められません。車に振動をできるだけ与えないほうがいいだろうと考え、時速80kmで走っていました。若い頃に会社勤めをしていたときの話を思い出しました。ある男性社員の車が高速道路を走行中、いきなりフロントガラスが粉々に割れてオープンカーになってしまったと。その車もたぶんガラスに傷がついていたと思うのですが、それでも前が壊れるとモノが正面から飛んできたりして、さすがに恐いです。私は運転しながら、この車が中途半端なオープンカーになったらどうしよう、ガラスが砕けて視界不良になったらどうしようとか、半分パニクっていました。なんとか守山PAに着きました。すぐに車のデイーラーさんに電話して事情を話して持っていきました。サービスマンの方がいろいろ教えてくれました。今の車は(といってもこれは5年前の機種)2枚重ねになっていて割れにくくなっているから、この傷なら高速走行の風圧でフロントガラスが砕けることはない、今すぐ修理でなくても大丈夫、ただ衝撃で亀裂が大きくなることはある、とのことでした。なるほど、修理は慌てなくても少しはもつのですね。ただ、そ・の・か・わ・り、フロントガラスは割れにくい作りで、しかも2枚重ねの中にはGPSのアンテナが入ってたり、ガラスの内側に機器がイロイロ貼り付けてあり、それも全部付け替えになるため、修理費用がびっくりする金額でした。そしてそれを保険で補おうとすると、今度は来年からの保険料が、たとえ不可抗力の1等級落ちであっても、これまた思った以上に上がるのです。クルマって、予想外に突然お金がかかるのですね。今日は運が悪かったと思うしかないです。トホホ・・。飛び石くらって運が悪かったのですが、まだ近場での事だったので早く対処できました。これが遠出してたときだったら、考えるだけでもぞっとします。
March 15, 2020
2020年NHK大河ドラマ 『麒麟がくる』 の感想です。今回からいよいよ、明智十兵衛(長谷川博己さん)の人生の後半でずっと深く関わることになる織田信長(染谷将太さん)が登場です。で、その信長@染谷さんを見た第一印象。あら?、ずいぶんとお顔が丸くなったような。私は染谷さんを『坂の上の雲』と『江』で見ていて、もっとシュッとした顔立ちだった気がしてます。まあ若い頃の信長は、キレ者であっても恐ろしいというイメージはまだないので、今は領民には優しい人柄を出す感じがいいのでしょうか。ところで、コロナウイルスの影響で全国各地での公式行事やイベントが相次いで中止になっているのですが、今年の3か所の大河ドラマ館はどうなっているのかと思い、ちょっと調べてみました。 岐阜大河ドラマ館 と ぎふ恵那大河ドラマ館 では特に臨時休館の知らせはなく、入館の際には咳エチケットを守って入ってください(意訳)とのことです。ただ 京都大河ドラマ館 は、現段階では3月31日まで休館となっています。『麒麟がくる』 全国巡回展 のほうは、今のところ特にお知らせは出ていないようです。さて、こちらは今週も盛り上がった #麒麟がくる 。「軽トラックの轍が」のスレはめっちゃ笑えます。尾張に行って自分が嫁ぐことになる織田信長という人物を代わりに見てきてほしいと帰蝶から頼まれた明智十兵衛(長谷川博己さん)。その織田信長(染谷将太さん)は自ら漁に出て、領民たちと気さくに交わり、獲ってきた魚を格安で領民たちに分けてやるような男でした。そして十兵衛を見た信長も、何か感じたようでした。(十兵衛さま、農民の姿をしていても佇まいはまるっきり侍ですから)十兵衛は尾張から美濃に戻ったものの、帰蝶にどう報告しようかと悩んでいて、帰蝶が滞在している我が家にはなかなか入れませんでした。十兵衛が何か悩んでいると察した母・牧(石川さゆりさん)が十兵衛のところに来ました。牧は十兵衛の父が亡くなったときのことを語り、変わらずそこにあるものを守っていくのが残された者の務め、大事なのはこの国ぞ、と十兵衛に決心を促しました。斎藤利政の姫として生まれたからには美濃の国のために働かなければいけないとわかっている帰蝶(川口春奈さん)と、利政の主命に従い帰蝶が尾張に嫁ぐように決心させなければならない十兵衛。「尾張へ、お行きなさいませ。」、「十兵衛が申すのじゃ。是非もなかろう。」言葉にできない互いの思いを胸に、帰蝶は尾張に嫁ぐために父のいる城に戻りました。十兵衛の説得で帰蝶が尾張に嫁ぐ決心をしたと、斎藤利政(本木雅弘さん)は大喜びで、十兵衛の叔父・明智光安(西村まさ彦さん)も十兵衛の手柄に大満足でした。しかし帰蝶の尾張行きに反対していた利政の嫡男・斎藤高政(伊藤英明さん)は十兵衛の行動に怒り心頭で、十兵衛を待ち伏せて無理やり主家の土岐頼芸(尾美としのりさん)の館に連れていきました。しかし自分に対して忠誠を誓うだけの高政よりも、熱田の市や港の繁栄ぶりから織田の強さを認め、織田と手を結べば産物が行き来して美濃が経済的に豊かになると力説する十兵衛のほうが面白くなった頼芸は、高政の話が面倒になって退席していきました。自分の考えが頼芸に受け入れてもらえず、城に戻った高政は腹が立ってしょうがなくて、母の深芳野(南 果歩さん)に愚痴を吐きまくってます。深芳野は愛息子の思いを受け止めつつも、今は父・利政に表立って逆らわぬよう釘を刺し、家督が譲られるそのときまで待つように言いました。(このシーンの、障屏具(しょうへいぐ)の赤い帳(とばり)越しに見る南 果歩さんの動きが素敵で思わずぞっとしました。映像のこういう表現方法もあるのですね。)十兵衛が館に戻ると、明日、京に帰ることになった駒(門脇 麦さん)のために別れの宴が開かれていて、村人たちが館に集まっていました。(麦ちゃんの踊りが可愛い)駒は牧からお礼にと、十兵衛の父の形見である桔梗の紋入りの扇をもらっていたけど、後で何か起こったときにこの扇が十兵衛の縁者であるとかのツールになる・・のかな?翌朝、京に戻る駒を十兵衛は「峠道まで」と言って送ります。でも駒は十兵衛が本当は、帰蝶をこうして送りたかった、帰蝶が好きで尾張になど嫁に行かせたくなかったことをわかっていて、その本音を言わせました。そして十兵衛の気持ちを確認した駒は、涙をこらえて一人京に戻っていきました。(私も思ったけど、人さらいも出るこの時代に若い娘の一人旅は大丈夫か?の声が多数)天文18年(1549)2月、織田家と斎藤家の縁組の話は近隣諸国の知るところとなり、尾張と駿河の間にあって今川家に従属する弱小国・三河の松平広忠(浅利陽介さん)は、義元(片岡愛之助さん)から織田に戦を仕掛けるよう命じられていました。天文18年(1549)2月、和議を結んで2ヵ月という早さで帰蝶は尾張の信長の元へと嫁いでいきました。支度をして信長との婚礼の時を待つ帰蝶でしたが、なんと信長が不在という事態が。織田家の家老で信長の守役である平手政秀(上杉祥三さん)は、若殿・信長の不在を帰蝶に平身低頭で詫びるしかありませんでした。(平手さま、今まで以上に若殿に振り回されて胃が痛くなる人生が始まりました)
March 12, 2020
2011年3月11日に起こった東日本大震災から、今日で丸9年の月日が流れました。大震災によって犠牲となられた方々を弔い、この日のことを決して忘れないと心に刻む各地での追悼式典は、今年はコロナウイルスの影響で中止が相次ぎました。やむを得ないことだと思います。ただ式典は中止になっても、あの時に失われた多くの命に寄せる人々の思いは何年たっても変わりません。地震発生時刻の午後2時46分には、被災地の人々は海に向かい、街ではその場で足を止めて東北に向かい、お坊様はお寺の御仏や慰霊碑の前で、そして家ではTV画面に向かって、人々は祈りを捧げました。世界中の人々も涙を流し、共に祈りを捧げてくれた、本当にありえないような大惨事でした。その大自然のエネルギーにズタズタに破壊された街や村を、人々は少しずつ少しずつ復興してきました。それでもまだ復興の途中であったり、復興したくてももうこれ以上は力を出せないという方もあるでしょう。本当に、誰にとっても忘れてはいけないあの日でした。しかし同時に、未曽有の大災害に遭った人々を救って支えるために、日本国内はもちろんのこと世界中から支援の手が差し伸べられました。中でもアメリカは 『トモダチ作戦』 で大量の救援物資と救助のための人員を投入してくれただけでなく、日本にアメリカ軍がぴったり寄り添っていることで、防衛の面でも大きな抑止力になりました。また経済面でも世界中からたくさんの温かい支援を頂きましたが、中でも隣りの小さな島国である台湾から送られた支援は驚くべき金額でした。※海乱鬼改さんがまとめてくれています。 ⇒ こちら なので在日米軍司令部(及びその関係機関)や台湾の蔡英文総統(及びその関係機関)から、今日のこの日に向けて追悼のメッセージがツイートされたとき、多くの日本人があのときのお礼と感謝の言葉を、ツイートの中で返信していました。ふつうなら言葉を交わすなんてできない方々であっても、SNSを通じてこうして瞬時に文字で感謝の思いを伝えられる今の時代って、本当にいいですね。東日本大震災は2万人以上の人々の命と、数え切れないほど多くの人々の生活を奪っていきました。そしてこの日本では、いつなんどき起こるかわからない大地震は、常に警戒していなければならないことです。犠牲となられた方々のことを教訓として、そのときどうすればいいのか、私たちは知っておかねばなりません。人が死なない防災 さんが、津波から避難する時に大事なことを教えてくれています。 ⇒ ⇒ こちら (イラストをクリックすると、より詳しい説明が書かれたブログになります)今日は被災地での追悼式典のときに、地震発生時刻で黙とうを捧げた直後に、誰の目にもくっきりと見える大きな虹が現れました。このタイミングで、青空に大きな虹が。天に旅立ったあの人を虹が連れてきてくれた、あのとき命を落とした人たちがコロナウイルスの国難に苦しむ現世の人々に頑張れと言ってくれている、天に行ったみんなが虹の橋を渡っているのかな、…etcそれぞれの思いで奇跡の虹を見つめていました。3.11のときは被災地の動物園や水族館も大変でした。津波の被害を免れても電気や水道が止まり食べ物もなくて、飼育員さんたちは彼らの命を守るために本当に必死になりました。どこかで災害が起きたときのために全国の動物園や水族館での連携も大切ですね。(画像は名古屋の東山動物園のものです。)
March 11, 2020
新型コロナウイルス感染症( COVID19 )の感染拡大を防止するために政府は2月27日に全国の小・中学校、高校に臨時休校の要請を出し、3月2日から急に、全国ほとんどの学校が臨時休校となりました。この休校により学校給食が無しになったため、食材の中でも特に牛乳が余ってしまう事態になりました。他に消費できるあてがなくて、牛乳を大量に捨てざるを得ない農家もあり、酪農家が大変困っています。でも誰かが困難になったとき、助け合うのが、少しでも力になるのが日本人です。学校で飲まなくなった牛乳をみんな家で飲もう!牛乳をいっぱい使う料理を作ろう!そんな呼びかけがSNS上に出て賛同者多数です。そう、今の時代はネットが使えれば、TVや新聞に頼らなくても各機関から情報を自分で得ることができます。そのいくつかをご紹介します。厚生労働省が「ご家族に新型コロナウイルス感染が疑われる場合」の注意事項をUPしています。 厚生労働省 HPはこちら ( PDF版はこちら )また2月の半ばに、マスクに続いて今度はトイレットペーパーや食糧品がなくなるというデマのために、特にトイレットペーパーは一昨日までの約1週間、ドラッグストアやスーパー等で売り切れとなり、マスクに続いて棚が空っぽの事態となりました。でもこの事態を知ったメーカーからすぐにSNSに、トイレットペーパーは国産なので在庫は十分にある、と倉庫に山ほど積まれた画像がUPされました。食糧については、農林水産省より「国民の皆様へ」と呼びかけがありました。 ⇒ ⇒ こちら ・食料品は不足していません!・牛乳乳製品の消費にご協力ください・お手頃価格の野菜で健康維持を!・ハレの日には国産牛肉を!さらには3月の臨時休校で卒業式や謝恩会がなくなり、会社でも歓送迎会を自粛するところが増えたため、切り花がほとんど売れなくなってしまいました。出荷する農家も花の小売店も大打撃となっています。そこで、・お家やオフィスに花を飾ってみませんか?この項目も農林水産省からの呼びかけになりました。世の中には、社会が混乱して人々がパニックになったほうが自分の利益になるので、もっともらしくデマを飛ばす人がいます。そんなとき各専門機関から直接、国民に分かりやすい言葉で呼びかけがあって、それを自分で確認できると助かりますよね。そしてこの特別休校措置で困るであろう人のために、大手コンビニのローソンが、自社のおにぎり3万個(1万個×3回)を学童保育の昼食として無償提供をすることにしました。ただ全国から寄せられた応募が当初の予定の10倍以上の33万個になってしまいましたが、ローソンは要望にできる限り応えると意欲を示しています。また牛乳の消費のために、ローソンはホットミルクを半額で提供するキャンペーンもやっています。実は私も先ほどローソンに行ってホットミルクというものを飲んできました。昼でも夜でもちょっと小腹が空いたときに牛乳って、健康にもいいし手軽で、いいですね。各自治体の長の方々も、それぞれに政策を出しています。ちなみに名古屋の河村市長は、どうしても家で子供たちだけにできないご家庭に対し、特別支援を表明しました。 ⇒ ⇒ こちら 緊急事態で困っている人々のために、自分たちができることで少しでも何か協力したい。そういう思いがあるから互いに頑張れるし、その精神がこの日本の国を支えていると、私はそう思ってます。トイレットペーパーをよりによってこの時期に切らしてしまい、泣く泣く "最後のとっておき" を出したというツイートを何件か見ました。アニメのイラストとか何かの人生論が印刷された、なかなか手に入らないレア物だけど、もうこれを使うしかないという悲壮な覚悟でした。でもゴメンナサイ。私、笑っちゃいました。
March 10, 2020
昨年末に中国の武漢市から発生した新型コロナウイルス感染症( COVID-19 )が今、世界中で猛威をふるって、感染者がどんどん拡大しています。少しでも感染を防止するために誰もがマスクを必要とし、1月の終わり頃から?ドラッグストアなどマスクを売る店では個数制限がかかり出ました。その後すぐにあらゆるマスクが売り切れ、それ以降は売り場の棚が常に空っぽの状態になってます。国内のメーカーが今フル稼働で作っています。しかしそれでもマスクの一般への入荷が次はいつになるのか、3月上旬の現時点ではわからない状態です。そんな中、Twitter で長年ドラッグストアに勤める方が『コロナよりも怖いのは人間だった』というタイトルのツイートを上げました。そしてこれが大きな反響を呼び、各メディアも一斉にネットの記事で取り上げたほどでした。※こちらも参考にどうぞ ⇒ ⇒ #ドラッグストアの現状 私が住む地域(名古屋の隣接市)でもドラッグストア、スーパー、どこに行っても同じ様に衛生用品コーナーの棚は長らく空っぽです。ただこのツイートにあるような、お客さんが店員さんに高圧的に無理な要求したり嫌味を言ったりといった場面にはまだ遭遇していません。たまたまなのでしょうか。だいたい相手に高圧的に言いたい放題に物を言う人は、自分より弱い相手限定で、相手が逃げ場がない or 逃げないとわかっていて、自分が威圧的に強く言えば、ゴネ続ければ思い通りになると思っています。たとえ要求どおりに事が運ばなくても、それで相手が凹めば気が晴れるので、それを第2の目的にしています。まあ、穏やかに理性的に問い合わせるならいいでしょう。でもその人がどうしようもないことに対し、イライラの感情むき出しでゴネ続けるようなことはやめましょう。自分がこの人の立場になったら、辛過ぎませんか?政府も、各自治体も、リーダーとその関係者の皆さんは、休む間もなく連日必死に対策しています。一見動きが遅いように見えても、より確実な成果となるよう各関係機関に根回ししたり、簡単に動かせる事じゃなかったり、表に出せない部分もあるかと思います。ウイルス襲来というこの国難に対し、今は国民が一丸となって、この国難を乗り越えるためにそれぞれが自分のできる形で互いに協力し合うときです。(長くなるので、ここでいったん分けます)暖かい場所では桜もちらほら咲き始めてます。新年度を前にこの先どうするか、やることや決定事項が山ほどあるとは思いますが、疲れたときは何か心癒すものを見つけて、まず心的エネルギーを回復、ですね。
March 8, 2020
2020年NHK大河ドラマ 『麒麟がくる』 の感想です。この回は、前半のテーマは、互いにかみ合わない人たちのために、誰かがあちらこちらで板挟みになる回でした。親子で話がつかない主君・斎藤利政と娘の帰蝶のために、その帰蝶の説得を主君と叔父を通して頼まれた十兵衛、父より自分の味方でいてくれと帰蝶から頼まれた十兵衛、主君・利政と流れで言い合いになって退出した十兵衛と主君の間でオロオロする叔父・光安、父・利政のやり方を批判し他と結託しようとする高政と、高政の竹馬の友の十兵衛、とまあこんな具合で中盤まで進んだ展開でした。後半では、尾張との縁組を父に反発はするものの、姫として生まれた自分には自由は許されないとわかっている帰蝶が、十兵衛に自分の目として尾張に行き、三郎信長という男を見てくるように頼んだ流れでした。色彩が豊かな今作のこの回では、ラストシーンに自然の映像美が入りました。どこの海岸でロケしたのかわからないのですが、綺麗な風景を見ると心が癒されます。『麒麟がくる』の全国巡回展が始まってます。入場無料で見ることができます。 ⇒ ⇒ 全国巡回展 こちらのほうも、ニギヤカに盛り上がっています。 ⇒ ⇒ #麒麟がくる 天文17年(1548)秋、織田信秀(高橋克典さん)は同じ織田一族の織田彦五郎から嫌がらせ的に居城の古渡城を攻められ、駿河の今川義元、美濃の斎藤利政、そして一族の彦五郎と周囲を3つの敵に囲まれ、しかも自分の体調が不安な状態でした。そこで美濃の斎藤利政と手を結ぶと家老の平手政秀(上杉祥三さん)に相談していました。そのころ京に行っていた明智十兵衛(長谷川博己さん)が明智の荘に帰ってきました。大人になっても旅から帰郷すれば母・牧(石川さゆりさん)の元へ駆け寄る十兵衛とか、大怪我をしても母に知らせない十兵衛に「遠くにいて何もできないから心配ぐらいしたい」と母の思いを伝えたりとか、情にあふれるシーンでした。十兵衛が帰宅したとき、ちょうど帰蝶が立ち寄っていました。叔父の明智光安(西村まさ彦さん)は十兵衛に、尾張の織田信秀が美濃に和議を申し入れしてきた、その証として信秀の嫡男・信長に帰蝶を嫁にほしいと言ってきた、しかしこの話を聞いた帰蝶は怒って殿に口もきかぬ、なんとかしろ(意訳)と言ってきました。しかし帰蝶にしたら、父・利政に従って嫁いだ一度目の夫は仕方がないとはいえ父に殺害されたという思うがあり、尾張には嫁に行かぬと言っています。十兵衛は「織田に嫁ぐということは人質も同じ、もし戦になれば真っ先に斬られる」と遠回しにこの縁組に反対します。それを斎藤利政(本木雅弘さん)は、そんなことは父親である自分がもっと辛いと反論するのですが、胸が張り裂けんばかりと言うほど辛くはなさそうな感じが。利政が「その情を断ち切るほどの値打ちがこの和議にあるかどうかわかっているのか?」と十兵衛に問うと、帰蝶から味方になってくれと強く言われている十兵衛は、自分には帰蝶を説得できない、無理だと利政に言い返して口論状態に。立腹した利政から帰れ!と言われ、十兵衛はさっさと退出してしまいました。(甥の十兵衛がとんでもない無礼をしたため叔父・光安はオロオロになってます)退出した十兵衛を光安に呼び戻させ、利政は話を続けます。(自分に口をきかない娘の帰蝶は自分の手に負えぬとか、怒って退出した十兵衛を許すとことか、利政も憎めない人であります)利政は十兵衛に、海がある国は豊かである、自分はこの美濃の国を豊かにしたいし海を手に入れるために尾張と戦をとしてきた、今その尾張が手を差し出してきた、この和議の好機を逃したくない、帰蝶のその話をしてほしいと丁寧に説明しました。利政との話を終えて帰ろうとした十兵衛を、竹馬の友であり斎藤家の嫡男である斎藤高政(伊藤英明さん)の家臣が引き止め、十兵衛は高政のところに行きました。高政は織田との和議を「愚かな和議」とまで言って反対で、父・利政に反論した十兵衛は自分の味方だと思い込んで、半ば無理やり固めの杯を飲ませました。城から戻った十兵衛を帰蝶は待っていて、十兵衛の立場を悟っているようでした。帰蝶は十兵衛に、織田家の嫡男・三郎信長というのは尾張ではうつけと言われているが、信長がどんな人物なのかまるでわからない、自分の代わりに尾張に行って信長という男をその目で見てきてほしい、万事それからじゃ、と頼みました。(帰蝶が舞をするシーンでは、姫として生まれたために自由に生きることは許されない帰蝶の思いを感じました)商人に扮した十兵衛は尾張に潜入し、信長に会えるかもと熱田の市に行きました。そこには主・利政から聞いた、海がある国の豊かさと賑わいがありました。十兵衛は熱田の市で偶然、菊丸(岡村隆史さん)と会い、信長のことを訊ねました。菊丸は信長のことを、顔を見るだけなら造作もない、信長はこのところお供を連れて漁に出ている、明け方に港に戻ってくると情報をくれました。(現在の名古屋の熱田神宮の少し先は、この時代は海でした)菊丸の言葉に望みを託した十兵衛は浜辺で夜が明けるの待ち、果たして朝焼けの中、一艘の小舟が海から港に向かってきました。
March 5, 2020
昨年の11月上旬に開催された航空自衛隊 小牧基地 (愛知県小牧市)のオープンベースイベントの様子をご紹介する記事です。前回の日記の続きで小牧編はこれでラストです。この小牧の航空祭は、私にとって3回めのものでした。初めて航空祭に行ったのは2018年11月末の浜松で、たまたま旅行会社の案内を見て、どんなものかとにかく行って見てこようと思ったのが始まりでした。浜松に行くのに地元駅に6時半集合で、その時は正直ずいぶんと早いなと思っていました。しかしバスが愛知県を過ぎて静岡県に入ったあたりからツアーガイドさんがあちこちに連絡をとっていて、道の混み具合などの情報を運転手さんに伝えていました。航空祭とはそんなにスゴイ人出なのか?!はい、本当に、観光バスは次々入ってくるし、なにより終わって帰るときにバスが浜松基地内で全然進まなくて、基地を出るのに1時間かかりましたから。ツアーバスで座っていたからよかったけど。そしてこの小牧の秋の航空祭も春のときより人出が断然多くて、帰りは小牧基地から最寄りの駅になる名鉄の牛山駅まで身動きできないほど人が溜まり、隊員の方が出口で退場制限のロープを張るほどでした。私はもう牛山駅方面には向かわず、車を置いた場所まで約5km、てくてくと歩いてしまいましたが。地元なのに朝早くから家を出て基地に向かい、それでも到着が遅いほうだった(早い人は電車の始発が出る前に基地に来ていた)とか、なんかまあいろんな体験をして充実した楽しい一日でした。今はコロナウイルスのことで自衛隊のイベントは一斉に自粛しています。でもまた見に行けるようになったら、近場でどこか見学させていただこうと思っています。展示飛行を終えたブルーインパルスが、着陸した滑走路から初めに駐機してあった場所まで1番機から順番に戻ってきました。機体からの排熱で陽炎ができています。(何℃くらいなのでしょうか?)1番機から6番機までが全部あちこちを向きながら一つの画面に入ってます。私の何気に好きな画像です。機体の向きを観客の真横になるようにして、1列で進んできました。6機が全部、縦1列になった状態です。朝早く行ったおかげで、これらの画像が撮れました。よかった♪元の駐機場所に来たらクルーの誘導で機体の向きを変えて駐機します。※クルーについては航空自衛隊のHPをご覧ください ⇒ こちら 停止して車輪止めをかけたら、パイロットが下りてきました。ハシゴって地面までの長さがあるわけではないのですね。一番離れた6番機のパイロットから5番機P、4番機Pと順に合流して、編隊長でリーダーである1番機パイロットのほうに足並みを揃えて歩いてきます。1番機のところでパイロット全員が揃って終了の挨拶をしたら、急にリラックスモードに。※パイロットの紹介は航空自衛隊のHPをご覧ください ⇒ こちら 観覧していたファンの皆さんに手を振って、中央のほうに移動していきました。この後、パイロットとクルーが集合して花束贈呈かなにかあったかはわからないです。ちょっと面白いものを発見しました。航空自衛隊のHPにあるスペシャルコンテンツに、ブルーインパルスのアプリが出ています。 ⇒ ⇒ こちら この日の記念にちょっとお買い物しました。カメラのバッグつけていたら犬がイタズラをするので、結局外してしまいましたが。
March 1, 2020
全12件 (12件中 1-12件目)
1