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2020年NHK大河ドラマ 『麒麟がくる』 の感想です。今回は斎藤利政を演じる本木雅弘さんが光っていました。本木雅弘さんは私の中では、『坂の上の雲』で秋山真之を演じた、シュッとしたあの姿がやっぱ最高です。だからこの『麒麟がくる』で一癖も二癖もある斎藤利政を演じて、そのためか?急にずいぶんと貫禄が出てしまったような感じがして、少々残念な思いもありました。でもそんな思いを打ち消すぐらい、モックンの斎藤道三もいいじゃん!と思えるような、面白い演技でした。年齢を重ねると人の印象って変わるのですね。それと今回スゴイと思ったのが、番組スタートから28分ぐらいまで両軍の戦闘シーンで使った野外セットです。 ↓ ↓ 稲葉山城下オープンセット 戦国時代の戦闘シーンでよく出てくる落とし穴にたくさん人が落ちていきましたが、縦・横・深さかなり大きな穴を掘ってありました。でも役者さんの安全を考えて1mの深さで緩衝材を入れ、槍もゴム製だったというのがいいですね。※今回も楽しい意見がいっぱいです ⇒ #麒麟がくる 天文16年(1547)秋、尾張の織田信秀は2万余の兵を率いて美濃に侵攻してきました。そんな折に京より戻ってきた明智十兵衛(長谷川博己さん)は領主の斎藤利政(本木雅弘さん)に帰郷の報告をして堺で求めた鉄砲を渡したのですが、利政が急に鉄砲と旅費の代金の半分を返せ、さもなくば大将首を2つとってこいと言い出しました。織田軍が動き出し、戦闘開始となりました。外門はあっけなくい打ち破られ、稲葉山城下になだれ込んできました。門や町並みや櫓などは、稲葉山城下の総構えとして作った全長180メートルの巨大なオープンセットです。 ⇒ ⇒ 稲葉山城下オープンセット 領主の突然の方針転換で、借金帳消しのために大将首を2つとらなくてはならない十兵衛は、侍大将を探しながら戦場で大暴れです。しかし味方が劣勢で斎藤利政は籠城を決めたので退き鉦が打ち鳴らされ、十兵衛はまだ首をとっていないのに退却を余儀なくされました。なるほど、退却のときは一気に走るのではなく、防御のための攻撃をしながら少しずつ門に近づき、城門を閉ざした後は敵を近寄せないよういろんな攻撃をするのですね。籠城となった斎藤軍が飯を食べ始め、半数の兵には酒もふるまわれていると忍びから情報があり、織田信秀(高橋克典さん)は斎藤軍はやる気ナシと判断。ただ山城攻めでの兵の損害を少なくするためにも、ここは陣を建て直して明日の朝総攻撃をかけることを決断しました。しかし籠城というのは斎藤利政が仕掛けた罠でした。利政は城内に織田方の乱破(らっぱ=忍び)が多数入りこんでいるとわかっていたので籠城の芝居をしていたのでした。織田軍の気が緩んでいる今こそ総攻撃、音をださずに追い打ちをかけるよう命じました。斎藤軍の怒涛の反撃が始まりましたが、織田信秀と信康の兄弟はそんなこともつゆ知らず二人で並んで小用中でした。(これが兄弟の今生の別れになろうとは・・・トホホ)戦場に掛り太鼓が鳴り響き、斎藤軍の反撃は続きます。侍大将を求めて戦い続ける十兵衛はやっと一人侍大将を捕まえましたが、ただその者が叔父の明智光安によく似ていたため、首をとるのに一瞬ためらってしまいました。自軍の勝利を確信した斎藤利政は鬨の声をあげ、兵士たちもそれに続きました。十兵衛は大将首を一つ(二つ?)とり、腰にぶら下げています。(ちなみに成人男性の頭部は5~6キロの重さだそうです)織田軍は退却していき、兵たちは続々と城内に戻ってきました。城内では戦勝祝いをやっていて、領民たちが唄って踊っていました。(現在の岐阜城に上る登山ルートが画面の山の灯りと同じかどうかはわかりません)望月東庵(堺 正章さん)から祝いの言葉をかけられた十兵衛でしたが、あのとき一瞬自分がためらった正直な思いを語りました。勝たなければ自分が討たれる乱世に生きる迷いを、東庵は「よいではありませんか」と十兵衛の思いを汲んで肯定してくれました。その夜、斎藤利政の主君であり、娘・帰蝶の夫でもある土岐頼純(矢野聖人さん)が利政のもとへ戦勝祝いにやってきました。しかし頼純が織田方と内通していたことを知っていた利政は帰蝶を下がらせた後、娘婿頼純に毒入りの茶を飲ませ、殺害してしまいました。
January 30, 2020
この冬の我が家のニャンズの様子をご紹介します。冬の寒い時期、四つ足の生き物と一緒に暮らしている多くのご家庭では、彼らが人間と同じようにストーブの前に陣取ったり、コタツの中に入って暖かいぬくもりを堪能していると思います。そこで私も数年前にコタツを新調してニャンズに使ってもらおうと試みました。でも狭い空間で頭上からくる熱が怖いみたいで、結局は誰も使ってくれませんでした。(=コタツはただのテーブルになった)でもなんとか暖かい場所を提供しなければいけません。そこで以前ハムスター用に買った1畳用のカーペットが使えないかと考え、我ながらいい感じにできました。コタツの代わりになる物はないかとホームセンターで探し回っていたら、大きさ、形状がちょうどいいケースを見つけたので、2個買ってきました。ケースをホットカーペットの上に置いて、ケースの上から布をかけてやったら、いい感じの“じんわり暖かい隠れ場所”ができました。小太郎は寒がりなので、寒い日はケースの中(ホットカーペットの上)にいます。でもそれほど寒くない日は、ちょっと高い場所が好きなのでケースの上で寝ています。この狭いケースの上に、小太郎と康太郎が一緒にいることもありました。生まれたときからずーっと一緒にいた兄弟でしたからね。さて、生後3ヵ月頃のスモモちゃんの画像を。大人ニャンを真似てタンスの上に上ったけど、下りられなくなりました。そこでスモモちゃんの大好きなおもちゃで誘ったら・・・高さの恐怖心よりもおもちゃの誘惑のほうが強くて、ちゃんと下りてきました。また、ある日はタンスの上に上ろうとして構えたのですが・・・目測を誤って、こんな状態になりました。でもこの後ちゃんと上がっていったから、こんなに小さくてもシッポでバランスをとりながら体を持ち上げる筋力があるのだと感心でした。スモモちゃんはなんでも大人ニャンのやってることを見て覚えました。おトイレの使い方、草を食べる理由、・・etc、賢い子です。クリスマスの頃、いつもよりちょっと高級なケーキを味わっていたら、スモモちゃんとフクちゃんがケーキに突進してきました。仕方がないので、ふたりにおすそ分けです。フクちゃんは前の飼い主さんから「決まった缶詰しか食べない。他のものは食べない」と聞いていたけど、どうやらそうじゃないみたいです。ちょっとお高い缶詰や生クリーム系のものは大好物のグルメニャンでした。
January 26, 2020
昨年の10月末に開催された 陸上自衛隊 第10師団 (名古屋市守山区)の57周年イベントの様子を、その前年の56周年の画像も含めてご紹介します。2つ前の日記の続きになります。イベントのメインとなる戦闘訓練展示が昼前に終わった後、午後3時頃まで守山駐屯地を解放してくれています。駐屯地内ではふだんは見ることができない自衛隊の特殊車両が見られたり、第10音楽隊によるミニコンサート等があったりするので、来場した観客の多くはそのまま駐屯地内で時間を過ごしています。守山駐屯地はアクセスがそれほどいい場所でもないので少し離れた場所に駐車場を確保し、隊員の方が運転してシャトルバスを出してくれています。いろいろと細やかな配慮をありがとうございます。戦闘訓練展示で使用した車両等を移動していきます。観客が移動していくので、目の前の空いた場所で皆さん、記念に撮っています。戦車についている金シャチのマークは、第10師団のマークです。昨年の57周年のときは用があって早く帰ったため、ここから先6枚は、2018年(56周年)の画像です。有毒ガスで汚染された地域で活動する化学防護車です。1995年の地下鉄サリン事件のときも、この化学防護車が出動しました。81式短距離地対空誘導弾です。通称は「短SAM(たんさむ)」です。中距離多目的誘導弾です。通称は「中多」です。着上陸侵攻や離島侵攻等で優れた機動性や即応性をもって対応します。155mmりゅう弾砲 FH-70です。コンピューターと連動していて精密な射撃ができ、短い距離なら自走できるそうです。戦車が展示場所に移動してきました。ちゃんと駐車できるよう、誘導しています。野外通信システム(アクセスノード)です。ここから再び57周年の画像です。このたび退役となるヘリコプターOH-6D(空飛ぶ卵/フライングエッグ)が設置され、記念撮影会が行われていました。多くの人がヘルメットとヘリ用のゴーグルを着用して撮っていました。各種アスレチックができるコーナーがあり、子供たちが参加していました。帰宅して改めてパンフレットを見たら、これまでとは比較にならないほどカッコイイパンフレットになっていました。今の時代に向けてインパクトのある発信です。第10師団、やるなあ。
January 23, 2020
2020年NHK大河ドラマ 『麒麟がくる』 の部分的な感想です。明智十兵衛光秀を演じる長谷川博己さんが主演の戦国大河ドラマがいよいよ始まりました。最近の私、戦国や城への興味が少々薄れてしまったので、ドラマが始まる前はさほどワクワク感はありませんでした。しかし、いざドラマが始めると、長谷川博己さんが好きなこともあるけど登場人物もそれを演じる人も名前を知った人が多くあまり頭を巡らす必要もなく、テンポも良くてそれなりに楽しめるドラマでした。思えば昨年の『いだてん』では、私にはほとんど知らないスポーツ史ということもあって、次に何が起こるのかが全く予想できないまま、ずっと視聴していました。それがこの『麒麟がくる』の場合、例えば十兵衛光秀の母・牧(石川さゆりさん)が出てきたときとか、最期のことを考えると複雑な思いになったりもしました。でも私の視点や想像力をはるか超える意見や感想が、このドラマでもTwitterで盛り上がっています。ツイートを見て思わず関心したり爆笑したり。楽しい意見がいっぱいであります。 ⇒ #麒麟がくる 1547年、室町時代の末期、室町幕府の弱体化により争いは日本各地に伝染していき、明智十兵衛(長谷川博己さん)が暮らす美濃の明智荘も盗賊たちに襲われることがしばしばありました。十兵衛が配下を率いて盗賊たちを追い払った後、三河の山で盗賊たちに捕まって連行されていた農民・菊丸(岡村隆史さん)から、盗賊の頭が持っていた長い筒は「鉄砲」というもので堺でしか手にはいらないことを聞き、十兵衛は興味を持ちました。堺に行きたくてたまらない十兵衛は叔父の明智光安に相談したけど埒が明かないので稲葉山城下に行き、城門の外で城主の斎藤利政(本木雅弘さん)の外出を待ちました。そのときちょうど利政の嫡男で竹馬の友である斎藤高政(伊藤英明さん)と会い、高政の許しで城内に入り、利政と会って思いを伝えることができました。利政が十兵衛を褒めるシーンの「四書五経」とはこちらです。 ⇒ 第1回トリセツ十兵衛は鉄砲と、利政の奥方で病の小見の方のために名医を求めてくることで利政と交渉が成立し、利政から十分な資金とともに旅の許しをもらいました。ただこのことは母の牧(石川さゆりさん)には相談せずに決めてしまったことなので十兵衛は母に深く詫び、母は十兵衛に土岐源氏の誉れを忘れぬよう改めて伝えました。旅に出た十兵衛は、垂井宿で堺の刀工の辻屋の情報を聞き、琵琶湖からは船に乗って明智荘では見たこともない大きな湖に感動していました。しかし近江に入ってからは、通行料で人々を苦しめる比叡山の僧たち、盗賊、人買いなど、力のない弱い者が虐げられる姿を見て、十兵衛は戦乱の世の現実を振り返りました。十兵衛、堺に到着しました。大勢の人々が行きかう町では、取り扱う商品、食べ物、大道芸、異国人、・・etc見たことも聞いたこともないものばかりで、十兵衛には驚きの連続でした。十兵衛は辻屋に着き鉄砲のことを訊ねると、将軍家奉公衆の三淵藤英(谷原章介さん)が鉄砲の試し撃ちに同行させてくれました。十兵衛はその威力に驚くばかりですが、三渕は鉄砲の弱点を教えてくれました。三渕たちと入れ替わりに三好家重臣の松永久秀(吉田鋼太郎さん)が入ってきました。松永は十兵衛が美濃から来たときくと、油売りの商人から2代で美濃国城主となった斎藤利政を高く評価している松永は十兵衛をたいそう気に入り、本来なら3ヵ月待ちとなる鉄砲を自分が商人に話をつけてやると約束してくれました。そしてその後、松永に誘われて食事に行った十兵衛はそこで酔いつぶれてしまい・・目が覚めたとき、見知らぬ宿屋で寝ていました。懐にあったはずの鉄砲を買うための大金がなくなっていて青ざめた十兵衛でしたが、その枕元には新品の鉄砲が置いてありました。そう、松永が約束どおり、鉄砲を(玉もつけて)手に入れてくれてたのでした。(松永さん、ちゃんと十兵衛の帰りの旅費は残しておいてくれてました。いい人だ~。)目的の鉄砲を手に入れた十兵衛は、次は名医を求めて京の都に入りました。荒廃した京の町で、施しをする僧から名医・望月東庵(堺 正章さん)のことを聞いた十兵衛はそこへ向かいましたが、訳あってもう将軍や大名のお声掛かりには応じないと決めた東庵は十兵衛の求めを拒否し、十兵衛も理解しました。十兵衛が東庵のもとを去ろうとしたとき、町が盗賊に火をつけられて大火事になりました。東庵の患者の少女・ウメを救うべく、十兵衛は水をかぶって火の中に入っていきました。(このとき水の入った手桶を持っていき、ウメに水をかぶせ、水で濡らした布をウメにかけて、と火事のときの対応がなかなか参考になりました)無事にウメを救出して戻ってきた十兵衛に駒(門脇 麦さん)は心を開き、自分の幼い頃の境遇などを十兵衛に語りました。そして自分を救ってくれた人が語った「いつか戦のない世の中になる。そういう世を作れる人がきっと出てくる。その人は穏やかな世にやってくる不思議な生き物の麒麟を連れてくる。もう少しの辛抱だ。」という話をしました。十兵衛の心には、穏やかな世になれば麒麟が来る、という言葉が残りました。しかし戦乱の今の世には麒麟はどこにもいないということを十兵衛はよくわかっていて、誰かが何かを変えなければいけないと決意しました。火事の一件で十兵衛は信用できると確信した東庵は、やれ家が焼けただの金がかかるだのあれこれ理由を並べつつ、十兵衛の求めに応じて美濃に行くことにしました。
January 21, 2020
昨年の10月末に開催された 陸上自衛隊 第10師団 (名古屋市守山区)のイベントの様子の記事です。前回の日記の続きになります。この日に行われた戦闘訓練展示の後半の画像です。ブログを書くにあたり、第10師団の各部隊のHPにお邪魔し、いろいろな画像を拝見しました。自衛隊の皆さん、日頃から本当に鍛えていますね。基礎的な訓練はもちろんのこと、野原での戦闘訓練、山中や雪山での行軍の訓練、各車両や機械類の取扱い、専門知識の習得・・・etc私にはほとんどできないことばかりです。本来の職務である国防の他にも、地域への貢献があり、大きな災害時にはいち早く動いて私たち国民を守って、常に寄り添ってくれています。また話は海上自衛隊に飛びますが、大事なことを。エネルギー資源の乏しい日本では原油の88.2%を中東地域から輸入していて、そして今の日本の便利な生活はその原油によって支えられています。はるか遠い国から原油を運んでくるタンカーが海賊出没など危険地域を通過するときは、海上自衛隊の護衛艦が民間船を守ってくれています。(=国益を守っている)近隣諸国の動静に目が離せない昨今です。陸海空、この日本を守るために日々厳しい訓練を重ね、緊張の任務についている自衛隊を頼もしく有難く思い、心から感謝しています。攻撃部隊は引き続き、火力戦闘部隊の援護射撃の元で攻撃に入ります。滋賀県高島市にある 第10戦車大隊 が出動しました。愛知県春日井市に所在する 第1施設大隊 が障害処理機材70式地雷原爆破装置と破壊筒を使って、敵が置いた地雷等を処理していきます。隊員が持っている長い筒が破壊筒です。道具を持って駆け足で急ぎ配置につく隊員の皆さん、足が速いです。施設部隊が地雷等の障害を処理しました。その終了に合わせ、 第35普通科連隊 第1中隊が攻撃を開始します。戦車って、こんなに左右に傾くのですね。攻撃開始となり、各車両が配置につきました。敵との銃撃戦になりました。小銃小隊は射撃と前進を繰り返しながら敵陣地に近づいていきます。負傷者をスケッドストレッチャーで救急搬送しています。敵からの攻撃に備え、搬送時には護衛の援護がつきます。 豊川駐屯地 の第10特科連隊に所在する155mmりゅう弾砲(FH-70)が攻撃部隊の援護で敵陣地を破壊していきます。(これ、音がすごく大きいです)火力戦闘部隊が敵陣地を破壊している間に、小銃小隊は匍匐前進で敵陣地のすぐ近くまで移動していました。(匍匐前進の移動も速いです)戦車部隊と小銃小隊が連携して敵陣地に突撃しました。小銃小隊が敵陣地の最深部まで到達し目的を達したので、次は応急障害を設置して敵の逆襲に備えます。敵の逆襲に備え、対戦車ヘリコプターAH-1Sが飛来しました。(三重県伊勢市の明野駐屯地に所在 こちら )敵が陣地奪回のために逆襲を開始したので、AH-1Sが敵の戦車を攻撃しました。この後、戦闘訓練展示終了のアナウンスがあり、観客からは大きな拍手でした。
January 18, 2020
昨年の10月末に開催された 陸上自衛隊 第10師団 (名古屋市守山区)のイベントの様子をご紹介します。前回の日記の続きになります。いよいよお待ちかねの戦闘訓練展示が始まります。約1年3ヶ月前の第10師団56周年記念のときに初めて陸上自衛隊イベントを見た私は、これから何が起こるのか全くわかりませんでした。だから見逃しや撮り逃しがたくさんありました。でも3ヵ月前の57周年記念のときは、こういったものが見られるだろうと予想がついたので、紹介のアナウンスを注意深く聞いていました。この日に訓練で一般公開された戦車をはじめとした特殊車両は、第10師団の各駐屯地から集結しました。 ※こちら ⇒ ⇒ 駐屯地の配置図 航空機は当日に自力で飛んでくればいいですよね。でも守山に置いてなくて、かつ自走できない大型車両の155mmりゅう弾砲(FH-70)とかは牽引して運んでこなきゃいけないから、各駐屯地から一般道をどうやって移動してくるのか。機会があれば一度見てみたいものです。さあ、訓練展示の開始です。 明野駐屯地 より第10飛行隊のOH-6D(オスカー)が飛んできて、空中からの偵察をして各隊に連絡します。各火力戦闘隊が急いで準備に入ります。守山駐屯地で初の女性の小隊長が率いる、第35普通科連隊所属の女性隊員たちが81mm 迫撃砲を持って陣地侵入しました。この81mm 迫撃砲は守山駐屯地から名古屋城付近までの砲撃が可能です。このサイズなら女性隊員でも駆け足で運ぶことができますね。春日井駐屯地の第10偵察隊が所有する87式偵察警戒車(通称RCV)が、射撃しながら威力偵察をしています。(訓練展示では空砲を撃ちながらの侵入でした) 砲塔に25mm機関砲を搭載しています。またRCVが偵察に入れない場所は、オートバイが機動力を活かして偵察に入ります。画像は守山駐屯地の第35普通科連隊の狙撃組の隊員が偽装して徒歩で侵入し、敵地で攻撃目標や指揮官等を狙撃するところです。偵察隊が敵から狙撃を受けたので、これから火力戦闘部隊による攻撃に入ります。 豊川駐屯地 の第10特科連隊が所有する155mmりゅう弾砲(FH-70)や隊員が自力で運ぶ迫撃砲で、攻撃準備射撃(攻撃に先立ち敵の陣地を破壊する)を行います。FH-70は守山駐屯地から三重県の長島スパーランドくらいまでの射撃が可能です。敵から毒ガスが入った化学弾の反撃を受けました。(わかりやすく黄色で色付け)守山駐屯地の 第10特殊武器防護隊 が化学剤検知器AP2Cを使用して敵の使用した化学剤を検知し、危険地帯の偵察及び除染をしていきます。第10飛行隊の多用途ヘリコプター、UH-1が侵入してきました。UH-1はこれからレンジャー隊員を敵陣地後方に侵入させます。レンジャー隊員が突入を開始しました。ビルの屋上から隠密に降下し、敵を掃討します。ビルの屋上から降りてくるときは脚が下だったけど、ここで上下を反転させました。窓から手りゅう弾を投げ込み狙撃して、敵の狙撃手を掃討しました。狙撃手を掃討した後、敵の陣地を攻撃するためにレンジャー隊員たちが合流します。レンジャー隊員は敵陣地の後方を襲撃して攪乱し、撤退していきます。
January 15, 2020
昨年の10月末に開催された 陸上自衛隊 第10師団 (名古屋市)のイベントの様子をご紹介する記事です。前回の日記の続きになります。昨年の第10師団は、相次ぐ豚コレラの対処で本当に大変だったと思います。この式典での観閲官の式辞の中でも、第10師団は2018年12月よりこの日までに計16回の出動があったとありました。また昨年の秋は大型台風が続けざまに上陸して各地に被害をもたらし、その災害派遣対応のために前の週に予定されていた豊川駐屯地 創立69周年記念行事は中止になりました。さらにその前の週の、海上自衛隊による4年ぶりの一大イベントとなる観艦式も中止になりました。なので第10師団の式典も中止かなと思ったのですが、予定通りに執り行われました。ただ隊員の皆さんが整列したときに、昨年と比べて数が少ないように感じられたので、やはり被災地での支援に行って式典には出席されなかった方もあったと思います。昨年相次いだ自然災害の対応と防疫活動。第10師団の皆様、本来の国防の任務や訓練以外にも、本当にお疲れ様でした。隊員の皆さんが一旦退場した後、今度は車両に乗っての観閲行進が始まりました。第10師団の音楽隊はこの間15分くらいは、陸上自衛隊のテーマ曲でもある「陸軍分列行進曲」を繰り返し演奏し、その後は曲を変えて、全ての観閲行進が終わるまで演奏を続けていました。自衛隊の特殊車両が次々と出てきます。次に出る車両は正面の左手にスタンバイしています。この第10師団は県営名古屋空港の滑走路のほぼ延長上にあるので民間機の航空路になっていて、直線距離で約8kmなので機体も高度を下げています。観閲行進が続きます。もちろん戦車も走ります。第10師団の部隊の一つである音楽隊は、隊員の士気を鼓舞するための演奏をはじめ、儀式や演奏会での演奏を行っています。今回の式典では、第10音楽隊と、各部隊から選抜されたラッパ隊によるコラボ演奏がありました。(画面右半分がラッパ隊です)ラッパ隊はその音で、戦地で号令や命令を伝え、兵士の士気を鼓舞する役割があります。先ほど閲覧行進で走った車両は基地内を1周して戻ってきます。グランドで式典が進行している間、次の訓練展示の準備がなされていました。第10偵察隊によるオートバイドリルが2年ぶりに行われました。隊長を中心にして6名の隊員が円を描いて走っているのですが、隊員同士のこの間隔、そして円の中心に近い方と遠い方で走る速度を変え、直径がくるくる回っているかのような走行技術は、かなり難しいと思います。この後、6名が一直線になっての走行もありました。バイクの車体の片側に身を隠しての走行です。ジャンプやウイリーのような派手さはないけど、これは体重のバランスをとりながらアクセル操作してかなりのスピードで走るから、スゴイ技です。トラックの荷台に乗って太鼓部の演奏がありました。太鼓部は被災地での慰労や、諸外国の部隊との親睦等で演奏されます。その間、この式典のいちばんの見所となる次の訓練展示の準備が進められていました。
January 11, 2020
姉から頼まれていた面倒な用事がやっと一段落しました。正直、疲れ果てました。でも姉には赤ん坊の頃からさんざん世話になっているから、ま、こういうときは仕方がないということで。さて、昨年の10月末にあった 陸上自衛隊 第10師団 (名古屋市守山区)のイベントの様子をご紹介します。この名古屋の第10師団のイベントは一昨年の10月にあったときに初めて行きました。私の自衛隊イベント見学デビューでした。あの時はなにせ初めてだったので見学の要領がわからず、一般の観客が座る席があることも知りませんでした。でも一度行けば、次の時はこうしようというのがわかります。今回は一般席で座って見ようと思い、開門の1時間前に一般席が近い北門に行きました。まあ名古屋の陸自イベントだからそんなに人は来ないかな、と思っていた私は甘かったです。開門1時間前だというのにかなりの行列でした。その後も行列はどんどん伸びていきました。開門になったものの荷物検査等があるので、中に入るのにたぶん30分くらいかかったと思います。でもなんとか良い席が確保できてラッキーでした。第10師団は東海北陸6県(富山、石川、福井、岐阜、愛知、三重)を管轄しています。各県の部隊が名古屋の守山区に集結しました。各部隊の入場行進です。私の斜め前にいたおじいさんが、各部隊がアナウンスで紹介され目の前を通過するたびに大きな拍手を送っていました。なので私を含め周りの皆さんも一緒に拍手で隊員の皆さんをお迎えしました。(おじいさんは拍手のリーダーでした)全員が起立・脱帽の上、国旗掲揚と国歌斉唱がありました。式辞や挨拶等の後、隊員の皆さんは一旦退場して次の準備に入ります。隊員の皆さんの退場のときも、観客から大きな拍手が起こりました。スカーフの色は各隊の色を表すものです。 ⇒ こちら隊員の皆さんが一旦退場した後は、各種車両に乗っての登場となります。戦車を目の前で見られるのは、この自衛隊イベントならではのことですね。航空自衛隊の小牧基地からC-130Hの記念飛行がありました。小牧基地からこの守山駐屯地までは、直線距離で約8kmです。ヘリコプターが編隊を組んで飛んできました。自衛隊機の後ろには有事の際には自衛隊と連携をとる別のヘリもいます。愛知県防災ヘリコプター「わかしゃち」号です。名古屋市消防局航空隊のヘリコプター「のぶなが」号です。機体番号の「758」は「なごや」でしょうね。海上保安庁 第4管区所属のヘリコプター「かみたか」です。自衛隊と共に何かあればこうして連携をとって日本と国民を助けて守ってくれる皆様、本当にありがとうございます。
January 9, 2020
大晦日の夜になると、毎年なんだかんだといいながら見てしまうNHKの紅白歌合戦。若い頃は一時期つまらなく思えて見てなかったのでが、いつの頃からかまた欠かさず見るようになりました。今回の目玉は、個人的に、嵐の『カイト』でした。嵐と米津玄師さんのコラボレーションによるもので、これはNHK2020ソング になります。新国立競技場での、紅白ならではの特別な演出もあったでしょうが、歌詞もメロディーもいい曲です。そして歌詞が本当に感動でした。この紅白で初披露となった『カイト』の曲を聴きながら、自分の人生と思わず重ねてしまい、TVの前で泣けた視聴者も多かったようです。下記サイトのスクロールを下げたページの中ほどに嵐と米津さんの画像がでてきます。これがスペシャルムービーです。そこをクリックすると『カイト』の曲が流れます。 ↓ ↓ 挑戦に、リスペクトを。 YouTube でも嵐の『カイト』の映像をNHKが公式で出してくれています。あのときの感動をネットでも再び、嬉しいですね。そして私がもう一つ最高だったのが、氷川きよしさんが歌った『限界突破×サバイバー』。『ドラゴンボール超』の主題歌となったこの曲を、氷川さんが演歌歌手からイッキにロック歌手に転向したかと思うほど、ノリノリで歌っています。この方、歌唱力があって声もいいし声量もあるから聴くだけでも十分聴き応えがあるのに、顔立ちがいいからヘアスタイルやメイクや衣装を一気にビジュアル系のロック調に変えても全然違和感ナシです。ふだんTVをあまり見ない私です。紅白のおかげでほんのちょっとだけ時代に乗り遅れずに済んでいるようです。さてツイッターのほうを見ていたら、東京の方が正月の風景として銀座並木通り商店街に日の丸の旗がずらりと並んではためいている画像をUPされ、それは日本の祝日らしいまことに美しい光景でした。で、我が名古屋は国旗が並ぶ風景があるのかどうなのかと気になっていたら、ちょうど名古屋の栄に出る用事ができたので行ってきました。ただここで一つだけ失敗。いつもは名古屋の人気スポットに出るときは駐車料金を考えて、少し離れた地下鉄の駅の近くに車を停め、そこから地下鉄で移動しています。でも今日は、用事はすぐ済むから栄に停めればいいや、と思って栄に直行したところ、ものすごい車の数でした。デパートやお店が元旦は休業で、2日から一斉に開いたため、初売りめあてのお買い物客が出動してたのです。私がいつも停める(デパート群から少し遠くて料金が少し安めの)駐車場も20分ほど待ちました。でもデパートに直接つながる駐車場への待機の車はその比じゃなくて、もっともっと長い駐車場待ちの車列ができていました。どうしてもデパートに近い場所に停めたいからなんだろうけど、皆さん、気が長いなあ。そしてから目的のビルに向かう途中、たまに歩行者天国のときもある大津通を通ったら、日の丸の小旗が通り沿いにずっと出ていました。ああ、よかった~。名古屋も日本の昔からの伝統をちゃんと守っています。祝日の中でも特にお正月は、日本には日の丸ですよね。大津通の南のほうを眺めています。信号が赤の間に歩行者が歩道にどんどんとたまっていき、信号が青になると一斉に人々が歩いてきます。大津通の北のほうを眺めています。ずっと薄いグレーの雲がかかっていたけど、少しの間だけ青空でした。
January 3, 2020
2020年になりました。皆様、本年もよろしくお願いいたします。m(_ _)mなんか慌ただしく過ごしているうちに、私の年末年始の時間が過ぎていく感じです。そんな中、大晦日の昼間、何気にTVをつけたらNHK-BSで昔の長編映画の 『風と共に去りぬ』 がちょうど始まったところでした。長編の映画なので見ないでおこうと思ったけど、画像がデジタル加工されてすごく綺麗だったので、思わず録画ボタンを押しました。そしてン十年ぶりに改めてこの映画を見直すと、若い頃にはわからなかった/気が付かなかったことが各場面で次々と出てくるではないですか。例えば主人公のスカーレット。良く言えばどこまでも自分に正直なだけなんだろうけど、勝気でいつも自分中心でいたくて、贅沢が大好きで、思い通りにするためなら嘘でも愛のない結婚でも何でもアリで、とにかく同性から嫌われる女の代表です。でもこの思考がなければ、南北戦争で荒廃した生活を立て直して一族が暮らしていけなかったのでした。そして若い頃は好きじゃなかったレット・バトラー。でもこの歳になってやっとわかりました。にやけた感じで爽やかさは全然ないけど、この人の思考や行動はまさに “男の中の男” ではないですか。ふざけた言葉とは反対の冷静沈着にしっかりと先を読む力、危機脱出のときの瞬時の判断と行動力と腕っぷし、立場や力が弱い相手を思いやる優しさ、今はどうするのが最善かを考えて事を有利に運ぶための交渉術、etc・・、うーん、どれも素晴らしいものです。なんか長編映画を見たというより、理想の男性像がそこに描かれていたことを改めて知った、という感じでした。他には、誰にでも優しくて穏やかで決して悪口を言わず、スカーレットとは正反対で誰にでも好かれ、周囲に絶対に敵を作らないメラニー。でも彼女は、いざというときには強さを見せた人でした。また、あの当時の社会を描いた部分も興味深いものでした。身分は奴隷であってもオハラ家では良くしてもらっていた黒人たちは、ビッグ・サムやマミーをはじめ皆オハラ家で生き生きと働いていました。特に召使いのマミーは、自分が育てたスカーレットや後にスカーレットの夫となり仕える主人となったバトラーにも、躾やたしなみのことでは強気でバンバン意見していました。もちろん主人のスカーレットが怒って「お黙り!」と言うときは引き下がりますが。当時のアメリカ南部の人々の価値観、ドレスや帽子などの装束、場面場面の背景、南北戦争後の貧しさと混乱の中を生き抜くために綺麗ごとを捨てた女たちの姿など、まさに見所がいっぱいでした。まあ本筋は、惚れた我儘女にどこまでも尽くした果てに、あることで心の糸がぷつっと切れて女の元を去っていった男と、我儘の度が過ぎて最後は男に捨てられたのだけど、なまじっか自分で生きる力があるためダメだと悟った後の立ち直りが異様に早い女の物語、ってとこでしょうか。正月早々、身も蓋もない言い方でスミマセン。我が家のペット連のリーダー、小太郎から皆様にご挨拶させていただきました。
January 1, 2020
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