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今日は猫の日です。BS7では猫の日大特集をオンエアしていました。猫は大ブームだそうですね。我が家の近所の電柱にも迷子の猫ちゃんのポスターが年マタギで貼ってあります。テレビ東京と言ったら、夜中に「おじさまと猫」というドラマをオンエアしている。夜中なので、録画して見ているが、草刈正雄さんが奥さんをなくして以来、ショックのあまりピアノを弾けなくなったピアニストの役で、たまたま立ち寄ったペットショップで猫と出会い、徐々に生活に張りが出て、(多分)ピアニストとして復活するというストーリーです。もちろん猫ちゃんにも芝居が必要となるので、何とぬいぐるみの猫が使用されている。正直申し上げると、このぬいぐるみの猫ちゃんを抱っこした草刈さんの姿をテレビで拝見した時、思わず目をそらしたくなりましたよ、でも、今は慣れた、草刈さんお似合いです。ショパンの華麗なる円舞曲OP34-3の愛称である「猫のワルツ」のいわれは途中の上昇する旋律の各音に装飾音が付いているところが、猫が突然鍵盤の上に飛び上がって走り回る様子を連想させるからーということです。冒頭の動画です。実はこの猫のワルツ、このドラマで頻繁に流れているのですよ。梅に鶯、松に鶴、そして猫にピアノ?個人的な思いですが、近所のポスターの迷子の猫ちゃんが早く見つかりますように。
2021.02.22
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先週、びっくりしたニュースを聞いた。チックコリアの訃報です。一応ジャズピアニストとのポジションだが、色々なジャンルでの輝かしい業績を残された方だと思います。4才からピアノを始め、ジュリアード音楽院在学中にジャズに目覚めたそうで、基礎的にはパーフェクトな腕前ですので、小曾根真さんとのモーツァルトをテレビで見て恐ろしく安定していると感嘆したものです。冒頭の動画は「チルドレン・ソングス」という作品で、文字通り子供さんでもとっつきやすい曲集となっています。全体的にバルトークのミクロコスモスを思い出す曲が多い。昔ながらの子供用ピアノ曲集をやりたがらない男の子などに向いてるかもしれません。難易度としては子供用ピアノ曲集の後半(教本が横から縦に代わったくらいのレベル)からツェルニー30番の最初くらいまで。1番のわかりやすい動画挙げてみます。動画:チルドレン・ソングスNO1左手に注目していただきたいのですが、ほぼ同じパターンです。こちらの1番の楽譜は「ぷりんと楽譜」で手に入ります。え、1番だけ?という疑問が浮かびますが、実は日本の全音楽譜出版社から出版されています。が、絶賛絶版中なのですよ人気ピアニストの田部京子さんが「アンコール」というCDでチルドレン・ソングスの4番を収めています。確かにこれリサイタルのアンコールで弾かれたらオシャレですよね。バルトークのミクロコスモスはアカデミックにセオリーに忠実にという多少の味気無さがあるかもしれませんが、このチルドレン・ソングスはエモい、そしてショービジネスのトップランナーとしてのチックコリアのあざとさもありますね。子どもだけでなく、この外出自粛期間中にキーボードを購入してピアノを復活させた大人の方も十分対応できると思います。これは現場のピアノ教師の意見ですが、全音さん、「チルドレン・ソングス」の楽譜の復活、お願いします!
2021.02.15
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今日明日は寒いそうですが、週末は暖かったですね。春到来ですね。先月の事だったと思いますが、Eテレのびじゅチューンを見ていたら、ボッティチェリのプリマヴェーラ(春)の特集でした。これですね。センターにいるヴィーナスを始め、華やかな神様たち大集合って感じですね。この絵を題材にしてドビュッシーが若いとき交響組曲「春」を作曲した、冒頭の動画ですね。春らしい生き生きしたみずみずしさの中に、春の持つ物憂さが垣間見えるような気がします。このセンスはもうすでに後の印象派の兆しが感じられます。レスピーギという19世紀から20世紀に活躍したイタリアの作曲家も全く同じ題材であるボッティチェリの絵画3作を音楽にして、その1曲目がこの「春」です。動画:春(レスピーギ)こちらはもう春の到来を心から喜び、恩恵を体中で表現している感じですね。こちらもいいなあ。ところでこの絵の右端にいるのが風の神ゼフィロス、西風と言うかつむじ風のような強風をもたらすそうです。こちらで思い出したのが尾形光琳の「風神雷神図」です。右側の風神似てませんか?この外出自粛の今、旅行に行きたいとは思いませんが、落ち着いたら美術館にでも行きたいなあとふと思いました。ぼんやり絵を眺めるって時間必要ですよね。
2021.02.08
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先日、ユーチューブを見ていたら、素敵な動画発見。狂言師の野村萬斎さんがボレロを凛々しく美しく舞っていた。これはEテレで数年前にオンエアされていたそうで、このコロナ禍のご時世にコロナ撲滅の祈りを込めて今年の元旦にアップされたそうです。そうですよね、踊りと言うか舞いは古来から神に捧げ、奉納されていたもの。ボレロはフランスの作曲家ラヴェルが舞曲であるボレロのタータタタ タータタタ タタのリズムを用いて作曲したものです。フランスのモーリスベジャールがこの曲に振り付けをして、バレエとして完成させました。ジョルジュドンの踊りが有名ですよね。動画 ボレロ(ジョルジュドンなお、ベジャールの振り付けのボレロを舞うには、それなりの資格がいるそうだ。日本でも数名しか許されていないそうだ。ボレロと言えば、大みそかの東急ジルベスターコンサートのカウントダウン曲として、やたら使われる頻度が多い。今から数年前だったが、百年に一度のダンサーとしてうたわれたフランスのシルヴィ・ギエムが最後のステージとしてジルベスターでボレロを舞った。不調法な私はギエムを知らず、後でバレエ好きの友人から絶句された。ということで、初めてにして最後のギエムのパフォーマンスをテレビで視ましたが、凄かった。当時ギエムは50才だったそうだ。ヴェルディのオペラ「リゴレット」で、アリア「女心の歌」というのがあります。♪風に舞う羽のようにいつも変わる女心♪ステージで、風に舞う羽のようにふわふわと舞い踊るギエム!動画 ボレロ(シルヴィ・ギエム)たしかこのブログで、サラエボオリンピックで審査員全員が満点を点けたという伝説のアイスダンスを紹介させていただいたことを思い出しました。とりあえずアップします。動画 ボレロ(アイスダンス)ラヴェルは5年前の著作権切れまでの間にボレロ1曲で著作権61億かせいだそうです。多くの偉大なアーティストをインスパイアし、芸術的パフォーマンスを引き出し、おまけに61億稼いだ?ボレロ!歴史に残る名曲なのでしょうね。
2021.02.01
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