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バー切り絵作品集『NARITA ITTETSU to the BAR』改訂増補版刊行を記念して、実に7年ぶりに開催された故・成田一徹さんのバー切り絵原画展「今、再びの to the BAR」(@大阪・西天満Rec Gallery/bar SALT)は、本日無事終了いたしました。正確な集計はまだですが、期間(2月17日~28日)中、予想を約50%も上回る、300人超の皆さまがご来場くださいました。会場で販売していた改訂増補版は100冊以上売れ、複製画アート、ポストカード・セット、コースター・セットという限定記念グッズも予想以上に売れました(とくにコースターは完売しました!)。お越し頂いた皆さまに、改めて厚く御礼を申し上げます。今回の展覧会では、改訂増補版に掲載されているバーの切り絵原画だけでなく未収録原画も含めて約75点、さらに切り絵という表現手法にたどり着く前に試行錯誤していた初期の貴重な作品(バーやお酒をテーマにした水彩、版画、ペン画など)8点も初めて展示いたしました。展示したバー切り絵原画は、一徹さんの作風の変化や技術的進化がよくわかるように、1982年から2012年まで30年間をカバーし、かつ地域的にも北海道から九州まで網羅する形で、実にバラエティに富んだ内容となりました。いずれの作品も来場者の皆さんには大好評で、初めて一徹さんの原画を見たという若い世代の方々は、異口同音に「想像を超える精細で、繊細な切り絵に感動しました」と話されていました。来年は一徹氏の没後10年となります。個人的には、いまBar UK公式HPで連載中の「ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹」の出版と、今回実現できなかった「首都圏での成田一徹バー切り絵原画展開催」の両方が実現できたらと、心から願っています。もちろん、願うだけで実現できる訳ではありません。実現に向けて具体的な努力をしながら、様々な関係者へアプローチしていくつもりです。もし、「スポンサーになってやろう」「裏方の運搬・設営・開催運営事務などで協力したい」という方がいらっしゃれれば、ぜひマスターまでお声がけくださればとても嬉しいです(メールは、arkwez@gmail.com へ)。・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/02/28
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(141) 「SAKENO SAKANA」の表紙のために 1996年 ※東京・渋谷にあった日本酒バー「西蔵」(現在は閉店)が発行した、酒と文化のライブ情報誌「SAKENO SAKANA」の表紙のために制作。一つの切り絵が連続するような構図、スタイルという斬新な作品だが、原画が残っていないので、一徹氏が実際にそのように切ったのか、それとも一徹氏の依頼を受けた情報誌のグラフィック・デザイナーが制作意図を生かしながら、パソコン上で編集・加工したのかはよく分からない。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/02/28
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皆さま、大阪府など6府県の緊急事態宣言は3月1日から解除されることになりましたが、時短要請は緩和(午後8時まで→午後9時まで)されるものの、引き続き継続されます。3月以降のバーUKの営業時間をどうするかを検討いたしましたが、当面、時短要請期間の21日までは、原則午後4時~8時半と致します(ただし8時の時点でノー・ゲストの場合は、閉店いたします)。しかし、午後8時の時点でお客様がまだおられる場合は、8時半~9時頃まで営業を延長いたします(7時半以降にご来店の場合、事前にお電話を頂けると幸いです)。以上、何卒ご理解の程よろしくお願い致します。・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/02/27
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ITTETSU GALLERY:もう一つの成田一徹(121)~(140) バー・シーンを描いた切り絵で有名な成田一徹(1949~2012)ですが、実は、バー以外をテーマにした幅広いジャンルの切り絵も、数多く手掛けています。花、鳥、動物、職人の仕事、街の風景、庶民の暮らし、歴史、時代物(江戸情緒など)、歴史上の人物、伝統行事・習俗、生まれ故郷の神戸、小説やエッセイの挿絵、切り絵教則本のためのお手本等々。 今回、バー・シーンとは一味違った「一徹アート」の魅力を、一人でも多くの皆さんに知ってもらいたいと願って、膨大な作品群のなかから、厳選した逸品を1点ずつ紹介していこうと思います(※一部、バー関係をテーマにした作品も含まれますが、ご了承ください)。 ※故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします。(121)江戸情緒:鮮魚の振売(ふりうり) 2005年頃 ※「江戸の風物」は一徹氏の大切なテーマ(モチーフ)の一つだった。これは、いわゆる江戸期の物売りを描いた作品。当時、江戸や京、大坂の町では、様々な物品を前後二つの木桶に載せて売り歩く商人は、「振売(または振売り)」「担ぎ売り」あるいは「棒手売り」と呼ばれた。 幕府は、「50歳以上または15歳以下の社会的弱者」に限ってこの商売をすることを認めていたそうだが、当時の絵画史料を見ると、実際には20~40代らしき振売も数多く描かれており、さほど厳しいルールではなかったようだ。 浮世絵を下敷きにした切り絵も多い一徹氏だが、浮世絵作品で似た作品は調べた限りでは見当たらず、探っていくと出合ったのが、喜多川守貞という商人が残した近世風俗史の第一級史料である「守貞漫稿」(19世紀半ば)という文献にあった絵(下の画像ご参照)。これから着想を得たのかもしれないと、私は密かに想像している。 なお、カラーが多い江戸情緒シリーズの切り絵にしては色の使い方が少ないのは、意図的だったのか、未完のままだったせいかは現時点ではよく分からない。(122)40 Faces(ニューヨーカーたち) 1980年代後半 ※1980年代、たびたび訪れたニューヨークで一徹氏は、そこで暮らす様々な人種の人たちの個性的なキャラクターと出会い、衝撃を受ける。そうした人たちのユニークな顔、顔、顔に、一徹氏の絵心は大いに刺激されたに違いない。この頃、外国人の顔のアップをたびたび、単独や集団で切り絵にしている。この作品は何のために、何の媒体のために制作したのかは不明だが、絵葉書にもしているので、本人の自信作でもあったに違いない。(123)暖炉のあるバーのスケッチ 1981年 デッサン用黒鉛筆 ※プロ・デビュー前の80年代前半、一徹氏は「バー・カウンターに座る一人の客」というシーンをたびたび絵にした。水彩画、版画(エッチング)で、ペン画で…。様々な表現手法にチャレンジした。これは、一番素朴な素材である鉛筆画のスケッチだが、かなりしっかり描き込んでいる(この店内に暖炉のあるバーは、おそらくは神戸の「YANAGASE」をイメージしたのだろう)。 一徹氏は最終的に、バー空間を描くのには、モノトーンの「切り絵」という手法が一番と信じるに至る。そして、彼が創り出した切り絵によるバー・シーンは多くの人たちに支持された。私たちはいま、一徹氏の残した切り絵のお蔭で「今はなきGood Bar(古き良き酒場)」の情景に思う存分浸ることができる。この幸せは「後世への財産」だと信じて伝えていきたいと、改めて思う。(124)「感性ルネッサンス」のために 1990年 ※日刊工業新聞社主催の経済人によるシンポジウム「感性ルネッサンス」のために依頼された作品。新聞の特集紙面やパンフレットで使用された。テーマが抽象的なため、どのような作品に仕上げるか迷った一徹氏が出した答えがこの2枚。(125)ウイスキー魂 2002年 ※2002~03年に朝日新聞夕刊(大阪本社版)に約1年間、週1回連載された「どこへ一徹 切り絵旅」。当時の新聞にしては珍しい、オールカラーの企画で、一徹氏も毎週、全力で取り組んだ。 連載では、主に関西のネタで切り絵にしていたが、時にはこうした関西以外のエリアにも足を伸ばした。これは連載の第33回目の作品。せっかくなので、紙面に残した一徹氏の言葉(文章)を全文再録したい(人名の英文表記は私の付記)。 「友人のバーテンダーの誘いで、東京都千代田区にある某ホテルのバーに行った。そこにいたのは、来日中のウイスキー業界の重鎮。ラフロイグ蒸留所(スコッチウイスキー)のイアン・ヘンダーソン氏<Ian Henderson>(右)と、ワイルド・ターキー蒸留所(バーボンウイスキー)のジミー・ラッセル<Jimmy Russell>氏。海を隔ててはいるが、両ウイスキーの関係は深い。琥珀色した”命の水”。造りに情熱を傾けてきた2人の老職人。しばし、”ウイスキー魂”の熱い交歓が続いた。久々に、いい顔の男たちに出会った。」 オーセンティック・バーは大好きでもウイスキーの銘柄にはほとんど拘りがなかった一徹氏だが、その顔に仕事への情熱や年輪が刻まれた、「絵になる」業界人には大いに興味を示した。(126)タヌキの夫婦 1992年 ※週刊「サンデー毎日」誌上での石川雄一郎氏の連載「東京あなロジー」の挿絵として制作。(127)バー切り絵のためのスケッチ 1980年代後半 鉛筆 ※バーの切り絵を制作する際、一徹氏は基本、以下のような手順をとった。 (1)カメラで自分の描きたいと思う構図の写真を撮る (2)写真に基づいて、鉛筆で下絵のスケッチを描く (3)トレーシング・ペーパーにそのスケッチを写し取る (4)切り絵のベースとなる黒い上質紙(時には白い上質紙を)の上に、スケッチを写しとったトレーシング・ペーパーを置いて、鉛筆のラインに沿ってカッティング・ナイフで切る これは、スケッチブックに残されていたプロデビューした頃のバーのスケッチ。初期の頃なので、遠近図法(アイソメトリック)に忠実に、かなり丁寧に細かく描き込んでいる(後年、技術力が上がってくると、ここまで正確にはスケッチしなかった)。 ちなみに、この絵に描かれた店(バー)はどこだろう?(一徹氏のバーの切り絵を見慣れた私には、既視感はあるのだが、なぜか名前が思いつかない)。昔の十三トリスっぽいけれど、椅子の形が違うような気もするし、顔も江川マスターの若い頃とは違うような感じ…。曽根崎の「ハイボール小路」にも似ているような気もする(それとも、今はなき「酒司にむら北店」かなぁ…)。どなたかご教示くださいませ(情報は →arkwez@gmail.comまでお願いします)。(128)「夜のない窓」の表紙のために 1993年 ※闇夜に浮かぶ鳥かご。舞い落ちる3枚の枯葉。かごの扉は開けはなされたまま。中には鳥の姿はない。そして、かごを見上げるようなカウンターに残された2個のグラス(ロックグラスとカクテルグラス)。まるで、男と女が先ほどまで、そこに居たかのように…。 一徹氏が何をイメージしたのかは謎だが、作家・連城三紀彦氏の短編小説集「夜のない窓」(文春文庫版)の表紙ために制作した作品。小説は、「男と女の間の奇妙な心模様を描く作品集」という触れ込みだが、実際は、不倫や裏切りをテーマにした少し怖いミステリー。(129)舞台「私の呼んで ガソリンと善人」のために 2007年 ※「ステージ茨(いばら)」という劇団が俳優座劇場で開催した「私を呼んで ガソリンと善人」公演のポスターのために制作された作品。「学校内でのいじめ」をテーマにした舞台らしいが、詳しいストーリーはよくわからない(この劇団は、一般公演のほか学校芸術鑑賞教室公演にも力を入れていたようだが、現在も活動しているのかどうかは不詳)。ポスターへの新作を頼まれた一徹氏は、蓋つきの小瓶に活けられた1本の花を描いた。昨日の小説本の表紙もそうだが、これも、何をイメージしたのかは本人に聞くしかない。(130)一輪車に乗るピエロの習作 1980年代後半 ※ご存知サーカスのピエロ。これも何の媒体のために、何のために制作したのかは現時点ではよく分かっていない。紙のつぎはぎなど粗さも目立つので、正式の作品をつくる前の習作だったのではないかと想像するが、一徹氏らしいユーモラスな味わいはしっかりとにじみ出ている。(131)松尾 和子 2002年 ※「ムード歌謡の女王」と言われた歌手(1935~1992)。この連載の31回目(ちあきなおみ)、103回(青江三奈)と同様、ビクター・レコードがこの年発売したリマスター・ベスト盤CDジャケットの表紙のために制作された。2枚あるのは松尾に関してはVol1とVol2の2枚リリースされたため。 戦後、進駐軍のキャンプで歌い始め、1959年にレコード・デビュー。1960年に出した「誰よりも君を愛す」(マヒナスターズとの共演)は大ヒットして、この年の日本レコード大賞に輝いた。他に代表曲は「東京ナイトクラブ」(1959年)「お座敷小唄」(1964年=250万枚と当時最多ヒット記録を樹立)など。 私生活では離婚後、長男が覚せい剤取締法違反で逮捕され、本人も自殺未遂事件を起こすなど晩年は不幸なトラブルが相次いだ。92年9月、自宅の階段で転落して頭を強打したことが原因で、57歳の若さで急逝した。(132)男たちの宝塚 2004年頃(原画から直接スキャニングした画像ではなく、撮影画像なので少し画質が粗いのはご容赦ください) ※一徹氏の古い友人だった、某新聞社の編集委員(当時)T氏のために制作した作品(メディアには未公表)。 T氏の話によれば、「2004年頃、『男たちの宝塚』という本を出そうと執筆していましたが、出版元が決まらないまま、成田さんの神戸の実家へ早朝に訪問しました。そして、本の表紙の切り絵を強引に依頼したのです。半年後に完成したものの、残念ながら様々な事情で結局、拙著に使われることはありませんでした」とのこと。 T氏は「芸術性よりも友情が優先した作品で、彼の一連の作品とはイメージが違うこともあり、これまであえて公にはしませんでした」と話すが、いえいえ、この「もう一つの成田一徹」の連載でこれまで紹介してきた作品の、実にバラエティに富んだ、幅広い芸術性でも分かるように、こうした切り絵も当然一徹氏の「射程内」で、傑作であることは疑いない。(133)水 仙 1995年 ※花をモチーフにした切り絵も多く手掛けた一徹氏。遺された作品ではサクラが圧倒的に多いが、それ以外の花種もあれこれ絵にしている。これは、晩冬のいま、各地で咲き始めている水仙。(134)ジャックと豆の木 1980年代前半 ペン画 ※これも「切り絵」にたどり着く前、表現手法で試行錯誤していた時期の作品。有名な寓話の有名な場面だが、単に練習用に描いたのか、何かの媒体から頼まれたのかは不明。(135)ダイヤモンドのペンタクル 1993年 ※一徹氏が得意分野の一つとしていたのは、ミステリー小説の表紙や挿絵。これは、ジョン・ディクスン・カーの短編小説=月刊ミステリマガジン(早川書房刊)1993年5月号に収録=の表紙のための作品。絵の上の方にはほとんど何も描かれていないが、ここには表紙に必要な文字情報が入る(完成形のレイアウトが指定された版=下の絵=も比較のために紹介しておきます)。 ちなみに「ペンタクル (pentacle)」とは、ある種の図形または物品の名称で、主として西洋魔術やタロット・カードなどで使われる。「ペンタクル」と呼ばれるものには例えば、古い魔術文献にみられる「護符」 の類。羊皮紙、金属、石などの上に「印章」(魔術的な図形)が描かれる。タロットでのペンタクル・カードには「金貨」「円盤」「薔薇十字」などが描かれ、金運を表すともいう。(136)冬の鷹 1996年 ※自著「切り絵工房 秋・冬を切る」(誠文堂新光社・刊)の表紙のために切り下ろした作品。吹雪もものともしない、精悍な鷹の表情が見事に描かれている。(137)ニューヨークのデリカテッセン 1980年代後半 ※一徹氏は、この絵のタイトルを「ニューヨークのデリカテッセン」としか記していない。しかし、絵を細かく観察すれば容易に分かるが、この連載の第87回目で紹介した「ハウストン通りのデリカテッセン」(1992~93年頃の作品=下の画像ご参照)と同じ店「KATZ’S」を描いたことは、ほぼ間違いない。ただし、制作時期は切り絵のタッチからして、「ハウストン…」よりは少し早い時期だと思われる。「ハウストン…」の絵はほぼ正方形だったが、この絵は横長。登場人物もかなり違う。一人ひとりの仕草や表情などを「人間観察」するだけでも面白い作品だと思う。(138)東京ステーションホテル 1990年代後半 ※プロデビュー前の1980年代、一徹氏はしばしば夜行バスで神戸から東京へ通った。そして、時には一泊することもあったが、その際には、時には東京駅ビル内にある、この東京ステーションホテルに泊まった。このホテルは作家・松本清張が、泊まった部屋の窓から眺めた東京駅構内の光景から、名作「点と線」の着想を得たことでも知られる。 ただし、一徹氏がここを選んだ一番の理由は、ホテル内に「カメリア」というオーセンティック・バーがあり、そこにSさんというお気に入りのバーテンダーがいたことだったという。このホテルは先般東京駅ビルの大規模な改修に伴いその姿を大きく変え、「カメリア」の雰囲気も一新され、残念ながら昔の面影はなくなった。(139)シカゴ・ギャング 2002年頃 ※小説(またはエッセイ)の挿絵として制作(何の小説かは現時点では不明)。同時期に出した切り絵漫画集『The Cigar Story 葉巻をめぐる偉人伝』(城アラキ氏との共著)でも、「アル・カポネ」の章で、同じような雰囲気の切り絵を掲載している。作風も似ているので、おそらく同時期の作品だろう。(140)小野寺マスター※ 1980年代半ば デッサン用鉛筆&ボールペン ※大阪ミナミの老舗Bar「Whiskey」と言えば、一徹氏がサラリーマン時代からお気に入りだった酒場の1軒。これは、そのBar Whiskeyの小野寺清二マスターの肖像(スケッチ)である。当初、正面から描こうとして途中でやめ、その上から、やや横向きの顔を描いている。 一徹氏は30年以上の画業の中で、たびたびBar Whiskeyや小野寺マスターを切り絵にし、親交は終生続いた(ちなみに小野寺マスターは近年、すっかり白髪・短髪となり、ヒゲもないスタイルに変えられたので、この絵の面影はまったくない(笑))。 ※絵の制作時期については正確に分からないものも多く、一部は「推定」であることをお含みおきください。★過去の総集編ページをご覧になりたい方は、こちらへ。 【Office Ittetsuからのお願い】成田一徹が残したバー以外のジャンルの切り絵について、近い将来「作品集」の刊行を計画しております。もしこの企画に乗ってくださる出版社がございましたら、arkwez@gmail.com までご連絡ください。・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/02/27
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【閉幕まであと2日です!】バー切り絵作品集『NARITA ITTETSU to the BAR』改訂増補版刊行を記念して、実に6年ぶりに故・成田一徹さんのバー切り絵原画展「今、再びの to the BAR」が、17日から大阪市内のバーを併設したギャラリーで開催されます。28日の閉幕まで、残りあと2日です。お急ぎください!開催場所:大阪市北区西天満4丁目2-13 2F bar SALT/RECギャラリー(電話06-4792-8180)開催期間:2月17日(水)~28日(日)鑑賞可能時間:火~日:13:00〜19:00(BAR TIMEは13:00~20:00 ※はがき裏面には「~21:00」とありますが、コロナ「緊急事態宣言」の延長に伴い、20:00までの営業となります)出展作品:今回の改訂増補版に掲載されているバーの切り絵原画に加えて、未収録原画も含めて約75点、さらに切り絵という表現手法にたどり着く前に試行錯誤していた初期の貴重な作品(バーをテーマにした水彩、版画、ペン画など)8点も初めて展示いたします。入館料:千円(bar SALTでの1ドリンク付き)会場では、『NARITA ITTETSU to the BAR』改訂増補版をはじめ、様々な記念の”一徹グッズ”(数量限定の公認複製画アート、ポストカード、コースター)も販売されています。お楽しみに!皆さまのご来場を心からお待ちしております。
2021/02/27
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(140) 小野寺マスター※ 1980年代半ば デッサン用鉛筆&ボールペン ※大阪ミナミの老舗Bar「Whiskey」と言えば、一徹氏がサラリーマン時代からお気に入りだった酒場の1軒。これは、そのBar Whiskeyの小野寺清二マスターの肖像(スケッチ)である。当初、正面から描こうとして途中でやめ、その上から、やや横向きの顔を描いている。 一徹氏は30年以上の画業の中で、たびたびBar Whiskeyや小野寺マスターを切り絵にし、親交は終生続いた(ちなみに小野寺マスターは近年、すっかり白髪・短髪となり、ヒゲもないスタイルに変えられたので、この絵の面影はまったくない(笑))。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/02/27
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(139) シカゴ・ギャング 2002年頃 ※小説(またはエッセイ)の挿絵として制作(何の小説かは現時点では不明)。同時期に出した切り絵漫画集『The Cigar Story 葉巻をめぐる偉人伝』(城アラキ氏との共著)でも、「アル・カポネ」の章で、同じような雰囲気の切り絵を掲載している。作風も似ているので、おそらく同時期の作品だろう。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/02/26
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皆さま、Bar UK・2021年3月の店休日のお知らせです(コロナ禍が収束していない現状でもあり、政府や大阪府の時短要請次第では日程が変更される可能性もあります。あらかじめご了承ください)。 【3月のお休みは以下の通りとなります】 6日(土)、7日(日)、10日(水)、14日(日)、20日(土=祝日)、21日(日)、27日(土)、28日(日) ご承知のように、コロナ禍の「緊急事態宣言」は大阪府など6府県に関しては3月1日で解除される見込みですが、大阪府からは引き続き時短営業要請が出る予定です。従って、営業時間は午後4時~9時(ご入店&アルコール提供は午後8時まで)とする予定です。営業延長はございません。また午後8時の時点でノー・ゲストの場合、閉店いたします。何卒ご了承ください。 なお、土曜日は予約があれば営業することもあります。事前にマスターまでご相談ください。ただし13日(土)は、ウイスキー・セミナー開催のため、貸切営業となります。 以上、何卒ご理解の程を宜しくお願いします。今後、変更があれば改めてお知らせいたします。【Notice for March 2021】the bar UK is closed on 6th、7th、10th, 14th、20th、21st、27th、28th.【Bar UK】大阪市北区曽根崎新地1-5-20 大川ビルB1F 電話06-6342-0035 通常の営業時間 → 平日=午後4時~10時半(金曜のみ11時まで)、土曜=午後2時~8時半(入店は8時まで)、定休日=日曜・祝日、別途土曜に月2回、水曜に月1回不定休(月によっては変更されることも有り)。店内の基本キャパは、カウンター7席、テーブルが一つ(4~5席)。オープン~午後7時まではノーチャージ、午後7時以降はサービス料300円・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/02/25
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(138) 東京ステーションホテル 1990年代後半 ※プロデビュー前の1980年代、一徹氏はしばしば夜行バスで神戸から東京へ通った。そして、時には一泊することもあったが、その際には、時には東京駅ビル内にある、この東京ステーションホテルに泊まった。このホテルは作家・松本清張が、泊まった部屋の窓から眺めた東京駅構内の光景から、名作「点と線」の着想を得たことでも知られる。 ただし、一徹氏がここを選んだ一番の理由は、ホテル内に「カメリア」というオーセンティック・バーがあり、そこにSさんというお気に入りのバーテンダーがいたことだったという。このホテルは先般東京駅ビルの大規模な改修に伴いその姿を大きく変え、「カメリア」の雰囲気も一新され、残念ながら昔の面影はなくなった。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/02/25
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(137) ニューヨークのデリカテッセン 1980年代後半 ※一徹氏は、この絵のタイトルを「ニューヨークのデリカテッセン」としか記していない。しかし、絵を細かく観察すれば容易に分かるが、この連載の第87回目で紹介した「ハウストン通りのデリカテッセン」(1992~93年頃の制作=下の画像ご参照)と同じ店「KATZ’S」を描いたことは、ほぼ間違いない。ただし、制作したのは、切り絵のタッチからして「ハウストン…」よりは少し早い時期だと思われる。「ハウストン…」の絵はほぼ正方形だったが、この絵は横長。登場人物もかなり違う。一人ひとりの仕草や表情などを「人間観察」するだけでも面白い作品だと思う。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/02/24
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本日23日(火)は祝日ですが、成田一徹バー切り絵原画展(@Rec Gallery & Bar SALT=大阪市北区西天満4丁目2-13 ひろやビル2F 電話06-4792-8180)は開催しておりますよー(開館時間は午後1時~7時頃)。皆さまのお越しを、心からお待ちしております。※マスターは概ね午後2時~5時半頃の間は、在廊の予定です。何卒宜しくお願い致します。
2021/02/23
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(136) 冬の鷹 1996年 ※自著「切り絵工房 秋・冬を切る」(誠文堂新光社・刊)の表紙のために切り下ろした作品。吹雪もものともしない、精悍な鷹の表情が見事に描かれている。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/02/23
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(135) ダイヤモンドのペンタクル 1993年 ※一徹氏が得意分野の一つとしていたのは、ミステリー小説の表紙や挿絵。これは、ジョン・ディクスン・カーの短編小説=月刊ミステリマガジン(早川書房刊)1993年5月号に収録=の表紙のための作品。絵の上の方にはほとんど何も描かれていないが、ここには表紙に必要な文字情報が入る(完成形のレイアウトが指定された版=下の絵=も比較のために紹介しておきます)。 ちなみに「ペンタクル (pentacle)」とは、ある種の図形または物品の名称で、主として西洋魔術やタロット・カードなどで使われる。「ペンタクル」と呼ばれるものには例えば、古い魔術文献にみられる「護符」 の類。羊皮紙、金属、石などの上に「印章」(魔術的な図形)が描かれる。タロットでのペンタクル・カードには「金貨」「円盤」「薔薇十字」などが描かれ、金運を表すともいう。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/02/22
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(134) ジャックと豆の木 1980年代前半 ペン画 ※これも「切り絵」にたどり着く前、表現手法で試行錯誤していた時期の作品。有名な寓話の有名な場面だが、単に練習用に描いたのか、何かの媒体から頼まれたのかは不明。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/02/21
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バーUKは本日20日(土)、明日21日(日)はお休みを頂戴しております。何卒ご了承くださいませ。マスターは、きょう20日(土)は概ね午後4時~5時頃、明日21日(日)は概ね午後2時~5時頃、成田一徹氏のバー切り絵原画展の会場(@Recギャラリー、大阪市北区西天満4丁目2-13 電話06-4792-8180)に在廊しております。皆さまのお越しを、心よりお待ちしております。
2021/02/20
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2月17日に始まった成田一徹バー切り絵原画展「今、再びの to the BAR」。会場(Recギャラリー&barSALT=大阪市北区西天満4報目2-13 ひろやビル2F 電話06-4792-8180)での様子をあれこれ写真で紹介いたします(原画展は28日まで。鑑賞可能時間午後1時~7時。入場料千円<barSALTでの1ドリンク付き>。22日は休館日です)。
2021/02/20
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(133) 水仙 1995年 ※花をモチーフにした切り絵も多く手掛けた一徹氏。遺された作品ではサクラが圧倒的に多いが、それ以外の花種もあれこれ絵にしている。これは、晩冬のいま、各地で咲き始めている水仙。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/02/20
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(132) 男たちの宝塚 2004年頃(原画から直接スキャニングした画像ではなく、撮影画像なので少し画質が粗いのはご容赦ください) ※一徹氏の古い友人だった、某新聞社の編集委員(当時)T氏のために制作した作品(メディアには未公表)。 T氏の話によれば、「2004年頃、『男たちの宝塚』という本を出そうと執筆していましたが、出版元が決まらないまま、成田さんの神戸の実家へ早朝に訪問しました。そして、本の表紙の切り絵を強引に依頼したのです。半年後に完成したものの、残念ながら様々な事情で結局、拙著に使われることはありませんでした」とのこと。 T氏は「芸術性よりも友情が優先した作品で、彼の一連の作品とはイメージが違うこともあり、これまであえて公にはしませんでした」と話したが、いえいえ、この「もう一つの成田一徹」の連載でこれまで紹介してきた作品の、実にバラエティに富んだ、幅広い芸術性でも分かるように、こうした切り絵も当然、一徹氏の「射程内」だった。個人的にも、素晴らしい傑作の一つだと思う。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/02/19
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(131) 松尾 和子 2002年 ※「ムード歌謡の女王」と言われた歌手(1935~1992)。この連載の31回目(ちあきなおみ)、103回(青江三奈)と同様、ビクター・レコードがこの年発売したリマスター・ベスト盤CDジャケットの表紙のために制作された。2枚あるのは松尾に関してはVol1とVol2の2枚リリースされたため。 戦後、進駐軍のキャンプで歌い始め、1959年にレコード・デビュー。1960年に出した「誰よりも君を愛す」(マヒナスターズとの共演)は大ヒットして、この年の日本レコード大賞に輝いた。他に代表曲は「東京ナイトクラブ」(1959年)「お座敷小唄」(1964年=250万枚と当時最多ヒット記録を樹立)など。 私生活では離婚後、長男が覚せい剤取締法違反で逮捕され、本人も自殺未遂事件を起こすなど晩年は不幸なトラブルが相次いだ。92年9月、自宅の階段で転落して頭を強打したことが原因で、57歳の若さで急逝した。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/02/18
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【いよいよ本日開幕!】バー切り絵作品集『NARITA ITTETSU to the BAR』改訂増補版刊行を記念して、実に6年ぶりに故・成田一徹さんのバー切り絵原画展「今、再びの to the BAR」が、17日から大阪市内のバーを併設したギャラリーで開催されます。詳細は以下の通りです。開催場所:大阪市北区西天満4丁目2-13 2F bar SALT/RECギャラリー(電話06-4792-8180)開催期間:2月17日(水)~28日(日)鑑賞可能時間:火~日:13:00〜19:00(BAR TIMEは13:00~20:00 ※はがき裏面には「~21:00」とありますが、コロナ「緊急事態宣言」の延長に伴い、20:00までの営業となります) <※22日(月)は休館日となります(23日(火)は本来は休館日でしたが、臨時で開館・営業されます)> ※新型コロナウイルス感染の影響により、今後開催日時や鑑賞可能(営業)時間がさらに変更されることがあります。出展作品:今回の改訂増補版に掲載されているバーの切り絵原画に加えて、未収録原画も含めて約70点、さらに切り絵という表現手法にたどり着く前に試行錯誤していた初期の貴重な作品(バーをテーマにした水彩、版画、ペン画など)8点も初めて展示いたします。入館料:千円(bar SALTでの1ドリンク付き)会場では、『NARITA ITTETSU to the BAR』改訂増補版をはじめ、様々な記念の”一徹グッズ”(数量限定の公認複製画アート、ポストカード、コースター)も販売されます。お楽しみに!皆さまのご来場を心からお待ちしております。
2021/02/17
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バーUKは本日17日(水)はお休みを頂戴いたします。何卒ご了承ください。マスターは、成田一徹バー切り絵原画展初日の会場(@大阪・西天満Recギャラリー)にほぼ終日いる予定です。皆さまのお越しをお待ちしております。
2021/02/17
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(130) 一輪車に乗るピエロの習作 1980年代後半 ※ご存知サーカスのピエロ。これも何の媒体のために、何のために制作したのかは現時点ではよく分かっていない。紙のつぎはぎなど粗さも目立つので、正式の作品をつくる前の習作だったのではないかと想像するが、一徹氏らしいユーモラスな味わいはしっかりとにじみ出ている。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/02/17
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(129) 舞台「私を呼んで ガソリンと善人」のために 2007年 ※「ステージ茨(いばら)」という劇団が俳優座劇場で開催した「私を呼んで ガソリンと善人」公演のポスターのために制作された作品。「学校内でのいじめ」をテーマにした舞台らしいが、詳しいストーリーはよくわからない(この劇団は、一般公演のほか学校芸術鑑賞教室公演にも力を入れていたようだが、現在も活動しているのかどうかは不詳)。ポスターへの新作を頼まれた一徹氏は、蓋つきの小瓶に活けられた1本の花を描いた。昨日の小説本の表紙もそうだが、これも、何をイメージしたのかは本人に聞くしかない。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/02/16
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すみません! 本日15日(月)は成田一徹さんの展覧会の設営作業のため、店(バーUK)のオープンが大幅に遅れます。場合によれば、臨時休業するかもしれません。ご来店の際は、店までお電話(06-6342-0035)で営業状況をご確認ください!(電話に出なければ、まだ設営から帰ってきていないということで、ご容赦くださいませ!)。何卒宜しくお願い致します。
2021/02/15
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(128) 「夜のない窓」の表紙のために 1993年 ※闇夜に浮かぶ鳥かご。舞い落ちる3枚の枯葉。かごの扉は開けはなされたまま。中には鳥の姿はない。そして、かごを見上げるようなカウンターに残された2個のグラス(ロックグラスとカクテルグラス)。まるで、男と女が先ほどまで、そこに居たかのように…。 一徹氏が何をイメージしたのかは謎だが、作家・連城三紀彦氏の短編小説集「夜のない窓」(文春文庫版)の表紙ために制作した作品。小説は、「男と女の間の奇妙な心模様を描く作品集」という触れ込みだが、実際は、不倫や裏切りをテーマにした少し怖いミステリー。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/02/15
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(127) バー切り絵のためのスケッチ 1980年代後半 鉛筆 ※バーの切り絵を制作する際、一徹氏は基本、以下のような手順をとった。 (1)カメラで自分の描きたいと思う構図の写真を撮る (2)写真に基づいて、鉛筆で下絵のスケッチを描く (3)トレーシング・ペーパーにそのスケッチを写し取る (4)切り絵のベースとなる黒い上質紙(時には白い上質紙を)の上に、スケッチを写しとったトレーシング・ペーパーを置いて、鉛筆のラインに沿ってカッティング・ナイフで切る これは、スケッチブックに残されていたプロデビューした頃のバーのスケッチ。初期の頃なので、遠近図法(アイソメトリック)に忠実に、かなり丁寧に細かく描き込んでいる(後年、技術力が上がってくると、ここまで正確にはスケッチしなかった)。 ちなみに、この絵に描かれた店(バー)はどこだろう?(一徹氏のバーの切り絵を見慣れた私には、既視感はあるのだが、なぜか名前が思いつかない)。昔の十三トリスっぽいけれど、椅子の形が違うような気もするし、顔も江川マスターの若い頃とは違うような感じ…。曽根崎の「ハイボール小路」にも似ているような気もする(それとも、今はなき「酒司にむら北店」かなぁ…)。どなたかご教示くださいませ(情報は →arkwez@gmail.comまでお願いします)。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/02/14
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(126) タヌキの夫婦 1992年 ※週刊「サンデー毎日」誌上での石川雄一郎氏の連載「東京あなロジー」の挿絵として制作。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/02/13
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【開催まで、あと5日です!】バー切り絵作品集『NARITA ITTETSU to the BAR』改訂増補版刊行を記念して、実に6年ぶりに故・成田一徹さんのバー切り絵原画展「今、再びの to the BAR」が、17日から大阪市内のバーを併設したギャラリーで開催されます。詳細は以下の通りです。開催場所:大阪市北区西天満4丁目2-13 2F bar SALT/RECギャラリー(電話06-4792-8180)開催期間:2月17日(水)~28日(日)鑑賞可能時間:火~日:13:00〜19:00(BAR TIMEは13:00~20:00 ※はがき裏面には「~21:00」とありますが、コロナ「緊急事態宣言」の延長に伴い、20:00までの営業となります) <※22日(月)は休館日となります(23日(火)は本来は休館日でしたが、臨時で開館・営業されます)> ※新型コロナウイルス感染の影響により、今後開催日時や鑑賞可能(営業)時間がさらに変更されることがあります。出展作品:今回の改訂増補版に掲載されているバーの切り絵原画に加えて、未収録原画も含めて約70点、さらに切り絵という表現手法にたどり着く前に試行錯誤していた初期の貴重な作品(バーをテーマにした水彩、版画、ペン画など)数点も初めて展示いたします。入館料:千円(bar SALTでの1ドリンク付き)会場では、『NARITA ITTETSU to the BAR』改訂増補版をはじめ、様々な記念の”一徹グッズ”も販売されます。お楽しみに!皆さまのご来場を心からお待ちしております。
2021/02/12
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(125) ウイスキー魂 2002年 ※2002~03年に朝日新聞夕刊(大阪本社版)に約1年間、週1回連載された「どこへ一徹 切り絵旅」。当時の新聞にしては珍しい、オールカラーの企画で、一徹氏も毎週、全力で取り組んだ。 連載では、主に関西のネタで切り絵にしていたが、時にはこうした関西以外のエリアにも足を伸ばした。これは連載の第33回目の作品。せっかくなので、紙面に残した一徹氏の言葉(文章)を全文再録したい(人名の英文表記は私の付記)。 「友人のバーテンダーの誘いで、東京都千代田区にある某ホテルのバーに行った。そこにいたのは、来日中のウイスキー業界の重鎮。ラフロイグ蒸留所(スコッチウイスキー)のイアン・ヘンダーソン氏<Ian Henderson>(右)と、ワイルド・ターキー蒸留所(バーボンウイスキー)のジミー・ラッセル<Jimmy Russell>氏。海を隔ててはいるが、両ウイスキーの関係は深い。琥珀色した”命の水”。造りに情熱を傾けてきた2人の老職人。しばし、”ウイスキー魂”の熱い交歓が続いた。久々に、いい顔の男たちに出会った。」 オーセンティック・バーは大好きでもウイスキーの銘柄にはほとんど拘りがなかった一徹氏だが、その顔に仕事への情熱や年輪が刻まれた、「絵になる」業界人には大いに興味を示した。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/02/12
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(124) 「感性ルネッサンス」のために 1990年 ※日刊工業新聞社主催の経済人によるシンポジウム「感性ルネッサンス」のために依頼された作品。新聞の特集紙面やパンフレットで使用された。テーマが抽象的なため、どのような作品に仕上げるか迷った一徹氏が出した答えがこの2枚。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/02/11
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(123) 暖炉のあるバーのスケッチ 1981年 デッサン用黒鉛筆 ※プロ・デビュー前の80年代前半、一徹氏は「バー・カウンターに座る一人の客」というシーンをたびたび絵にした。水彩画、版画(エッチング)で、ペン画で…。様々な表現手法にチャレンジした。これは、一番素朴な素材である鉛筆画のスケッチだが、かなりしっかり描き込んでいる(この店内に暖炉のあるバーは、おそらくは神戸の「YANAGASE」をイメージしたのだろう)。 一徹氏は最終的に、バー空間を描くのには、モノトーンの「切り絵」という手法が一番と信じるに至る。そして、彼が創り出した切り絵によるバー・シーンは多くの人たちに支持された。私たちはいま、一徹氏の残した切り絵のお蔭で「今はなきGood Bar(古き良き酒場)」の情景に思う存分浸ることができる。この幸せは「後世への財産」だと信じて伝えていきたいと、改めて思う。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/02/10
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(122) 40 Faces(ニューヨーカーたち) 1980年代後半 ※1980年代、たびたび訪れたニューヨークで一徹氏は、そこで暮らす様々な人種の人たちの個性的なキャラクターと出会い、衝撃を受ける。そうした人たちのユニークな顔、顔、顔に、一徹氏の絵心は大いに刺激されたに違いない。この頃、外国人の顔のアップをたびたび、単独や集団で切り絵にしている。この作品は何のために、何の媒体のために制作したのかは不明だが、絵葉書にもしているので、本人の自信作でもあったに違いない。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/02/09
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(121) 江戸情緒:鮮魚の振売(ふりうり) 2005年頃 ※「江戸の風物」は一徹氏の大切なテーマ(モチーフ)の一つだった。これは、いわゆる江戸期の物売りを描いた作品。当時、江戸や京、大坂の町では、様々な物品を前後二つの木桶に載せて売り歩く商人は、「振売(または振売り)」「担ぎ売り」あるいは「棒手売り」と呼ばれた。 幕府は、「50歳以上または15歳以下の社会的弱者」に限ってこの商売をすることを認めていたそうだが、当時の絵画史料を見ると、実際には20~40代らしき振売も数多く描かれており、さほど厳しいルールではなかったようだ。 浮世絵を下敷きにした切り絵も多い一徹氏だが、浮世絵作品で似た作品は調べた限りでは見当たらず、探っていくと出合ったのが、喜多川守貞という商人が残した近世風俗史の第一級史料である「守貞漫稿」(19世紀半ば)という文献にあった絵(下の画像ご参照)。これから着想を得たのかもしれないと、私は密かに想像している。 なお、カラーが多い江戸情緒シリーズの切り絵にしては色の使い方が少ないのは、意図的だったのか、未完のままだったせいかは現時点ではよく分からない。 なお、故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/02/08
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【開催まで、あと10日に迫りました!】バー切り絵作品集『NARITA ITTETSU to the BAR』改訂増補版刊行を記念して、実に6年ぶりに故・成田一徹さんのバー切り絵原画展「今、再びの to the BAR」が、17日から大阪市内のバーを併設したギャラリーで開催されます。詳細は以下の通りです。開催場所:大阪市北区西天満4丁目2-13 2F bar SALT/RECギャラリー(電話06-4792-8180)開催期間:2月17日(水)~28日(日)鑑賞可能時間:火~日:13:00〜19:00(BAR TIMEは13:00~20:00 ※はがき裏面には「~21:00」とありますが、コロナ「緊急事態宣言」の延長に伴い、20:00までの営業となります) <※22日(月)は休館日となります(23日(火)は本来は休館日でしたが、臨時で開館・営業されます)> ※新型コロナウイルス感染の影響により、今後開催日時や鑑賞可能(営業)時間がさらに変更されることがあります。出展作品:今回の改訂増補版に掲載されているバーの切り絵原画に加えて、未収録原画も含めて約70点、さらに切り絵という表現手法にたどり着く前に試行錯誤していた初期の貴重な作品(バーをテーマにした水彩、版画、ペン画など)数点も初めて展示いたします。入館料:千円(bar SALTでの1ドリンク付き)会場では、『NARITA ITTETSU to the BAR』改訂増補版をはじめ、様々な記念の”一徹グッズ”も販売されます。お楽しみに!皆さまのご来場を心からお待ちしております。
2021/02/07
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ITTETSU GALLERY:もう一つの成田一徹(101)~(120) バー・シーンを描いた切り絵で有名な成田一徹(1949~2012)ですが、実は、バー以外をテーマにした幅広いジャンルの切り絵も、数多く手掛けています。花、鳥、動物、職人の仕事、街の風景、庶民の暮らし、歴史、時代物(江戸情緒など)、歴史上の人物、伝統行事・習俗、生まれ故郷の神戸、小説やエッセイの挿絵、切り絵教則本のためのお手本等々。 今回、バー・シーンとは一味違った「一徹アート」の魅力を、一人でも多くの皆さんに知ってもらいたいと願って、膨大な作品群のなかから、厳選した逸品を1点ずつ紹介していこうと思います(※一部、バー関係をテーマにした作品も含まれますが、ご了承ください)。 ※故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします。 (101)振り返る女 1999年 ※「週刊小説」(実業之日本社・刊)に掲載された作家・北上秋彦氏の短編ミステリー小説「茶の葉とブロッコリー」の挿絵として制作された作品。一徹氏は小説の挿絵の仕事を依頼されることが多かったが、作家から直接依頼されるより、出版社の編集者から頼まれることの方が多く、作品のゲラ刷りを事前に読み、情景をイメージしながら制作することが一般的だった(もちろん編集者から直接、「このシーンを描いてください」と頼まれることも)。この作品の絵柄は、主人公が損害保険の代理店の調査マンと対峙するシーンから着想を得たのだろうと想像している。 (「週刊小説」は1972年に創刊され、2001年まで発行された小説専門の週刊誌) (102)私の愛猫 1996年 ※自著「切り絵12カ月1000カット」で「作例」として制作された作品。幼い女の子が愛猫を抱く姿。女の子のモデルは、おそらくは一徹氏の娘さんか…。自分ではペットを飼っていなかった一徹氏だが、遺された小作品の中には猫の様々な姿が描かれている。愛玩動物としての猫も大好きだったに違いない。 ちなみに、一徹氏は「Bar UK」の店名の名付け親。マスターから、名付けた理由を問われた際、「荒ちゃんの家で飼ってる猫の名前、うらん と かんろだったよね? アルファベットの頭文字をつないだら「UK」、ウイスキーの故郷、英国も「UK」。猫好きで、ウイスキー好きのマスターのバーに、まさにぴったりの名前やろ?」と説明したのは有名な?話。 (103)青江 三奈 2008年(ビクターレコードからの依頼でCD<ベスト盤>カバー・ジャケットのために制作) ※1941年生まれ。1966年、「恍惚のブルース」でデビュー。ハスキー・ヴォイスで知られた歌手。代表曲には「伊勢佐木町ブルース」「池袋の夜」など。2000年7月2日、膵臓癌のため59歳で死去。演歌・歌謡曲の歌手というイメージが強いが、ジャズも巧みに歌う一面も。ニューヨークのライブハウスでの公演を収録したアルバム「Passion Mina in New York」(1995年)は、高く評価されている。 (第31回で紹介した「ちあき なおみ」も同じ頃、このビクターレコードのベスト盤企画のために制作されたものです)。 (104)絵巻5点 1990年代後半 ※一徹氏が遺した作品の中には、この切り絵のように、やたら横に長い原画(縦5~8cm×横30~40cmくらいの大きさです)が、かなりの数存在する。この一見「絵巻」のような切り絵は、いったいどの媒体のために、何のために制作したのだろうか?と調べてみたら、月刊「文藝春秋」「オール読物」などの総合雑誌、文芸誌の目次ページや小説、エッセイの上の部分に、見開きのような形で掲載されていた。文藝春秋とも付き合いは古く、上京直後から亡くなるまで、たびたび挿し絵を依頼された。それぞれの切り絵が何をモチーフにしているか、考えてみるのも面白い。(105)経済学者たちの肖像のための習作(未完?) 1980年代前半 サインペン&ボールペン ※大学院修士課程で経済哲学を専攻したという異色の経歴を持つ一徹氏。経済哲学とはどういう学問かはよく分からないが、スケッチブックには、学ぶ対象となったのであろう学者たちの顔が描かれている。フリードリッヒ・リスト、ジョン・スチュアート・ミル、フリードリッヒ・エンゲルス(上段)、ヨーゼフ・アロス・シュンペーター、カール・マルクス(名前の表記はなし)、氏名不詳の1人(中段)、カール・メンガー、マックス・ウェーバー(名前の表記なし)、もう一人の氏名不詳の人(下段)。 恥ずかしながら、リストとメンガーは初めて聞く名前だ。このような難しい学問を修めた一徹氏が、なぜ専攻とは畑違いの切り絵という芸術に魅せられるようになったのか? 「ほんと、人間って面白いなぁ…」と言うのは簡単だが、生前の本人に、きちんと理由を聞いておけばよかったと後悔している(もっと長生きしてほしかったなぁ…)。(106)大阪市環境局・舞洲工場 2002年(大阪経済大学「成田一徹ギャラリー」所蔵) ※朝日新聞夕刊(大阪本社版)でのフルカラーの連載「どこへ一徹 ひとり旅」の第35回で掲載された作品。ゴミ焼却(廃棄物処理)拠点でもある舞洲工場の外観は、オーストリアの芸術家・建築家であるフリーデンスライヒ・フンデルトヴァッサー氏(1928~2000)がデザインしたもので、2001年に竣工。まるで遊園地のような、斬新・奇抜でカラフルなデザインもあって、今なお国内外から多数の見学者が訪れるという。 フンデルトヴァッサー氏は、自然との調和を目指した建築家で知られており、「自然界に直線や同一物は存在しない」というコンセプトに基づいて、デザインには曲線や、サイズや形の違う窓が使用されている。壁面のオレンジや赤のストライプ模様は、ゴミを焼却する炎をイメージしたとのこと(ちなみに、氏がデザインを手掛けたゴミ焼却工場は世界で2つしかなく、もう1カ所はウイーンにある)。(107)船長の肖像(2つの表現手法で) 1980年代前半&90年代中頃 ※パイプ煙草をくわえた「船長の肖像」も一徹氏がよく手掛けたモチーフ。左はプロデビュー前の80年代に制作したエッチング版画、右はプロデビュー後の切り絵。向き合う形で紹介してみた。版画には「繊細な味わい」がにじむが、個人的には、やはり切り絵の方に「ほのぼのした温かさ、面白さ」を感じる。一徹氏もやはり、最終的に「切り絵」を生業(なりわい)にしてよかったと思っていたに違いない。(108)ウインストン・チャーチル 2001年 ※2001年から2002年にかけて、一徹氏は集英社発行の漫画雑誌「スーパー・ジャンプ」で、前代未聞の切り絵漫画「The Cigar Story 葉巻をめぐる偉人伝」を連載した。タッグを組んだのは、大ヒット漫画「ソムリエ」「バーテンダー」などの原作者として知られる城アラキ氏だった。この葉巻を手にしたチャーチル(Winston Churchill<1874~1965>英国の元首相)の肖像は、その連載第1回で使われた。 雑誌は隔週刊だったが、それでも、原作のストーリーに合わせて2週間で16ページ分の切り絵を制作するというのは、かなり過酷な作業(通常はA4サイズくらいの切り絵で制作には、どんなに早くでも1~2日かかる)。この連載の原画サイズは、1ページが約B4サイズくらいの大きさ。コマ割りもあるので、通常の原画の2~3倍の時間と手間がかかる。なので、とにかく睡眠時間を削ってひたすら机に向かうしかなかった。 この頃の一徹氏は「毎日ずっと睡眠不足でねぇ…」と嘆いていたが、希代の原作者とのコラボを喜び、絶対に成功させるという意気込み通り、全10話を完成させた。連載は後日、集英社から単行本にもなり、短期間で完売した(本は現在絶版だが、嬉しいことに、近く電子書籍として復刻されるという話)。(109)扇に椿 Ver.1 2005年頃 ※「扇と椿」も一徹氏が好んだモチーフ。生涯に、何度も切り絵として制作している。(110)扇に椿 Ver.2 2010年頃 ※もう1枚「扇と椿」のモチーフの切り絵を。「109」の椿は扇の上に乗っているかのように描かれていたが、この椿は扇面の絵として描かれている。折り目の立体感が椿の絵付けで際立ち、和扇の端正な美しさが伝わってくる小品だ。(111)青い眼の女 1980年代後半 ※青い眼が印象的な女性の肖像。朧げな表情もミステリアスである。没後に、神戸の実家から見つかった作品。外国人がモデルであろうが、誰を描いたのか、何の目的で、何の媒体のために制作したのか、詳細はまったく不明である(何か手掛かりをお持ちの方はご教示頂ければ幸いです。情報は、arkwez@gmail.com までお願い致します)。(112)湯島天神の男坂 2010年頃 ※2007年1月から09年9月にかけての約2年半余、一徹氏は朝日新聞東京版の紙面で、「東京シルエット」と題した切り絵とエッセイによるコラムを週1回、連載した。東京のあまり知られていない風景や、働き・暮らす人々の様々な表情を切り絵で描いてみるという挑戦だった。 幸い、読者の人気コラムとなって連載は111回も続き、後に単行本(創森社・刊)にもなった。この絵は単行本化された折、第5章「この場所で」の口絵として、新たに切り下ろした作品。石の階段の質感や黒と白のバランスが見事である。湯島には一徹氏のお気に入りのバーが、少なくとも3軒(琥珀、EST!、AB..E)はあった。おそらくこの絵の取材帰りにも立ち寄ったことだろう。(113)吼える獅子 1980年代半ば~後半 ※どんな動物でも描ける(表現できる)ことは、プロの画家として求められる最低限の技量・能力だと一徹氏は考えていた。なのでプロデビュー前から、様々な動物のモチーフに挑戦してきた。これは切り絵に加えて、筆を使って獅子の毛並みを表現した珍しい作品。おそらくは実験的な一枚だったのだろう。(114)シャーロック・ホームズ 1990年代後半 ※シャーロック・ホームズ(Sherlock Holmes)は、英国の作家・アーサー・コナン・ドイル(Arthur Conan Doyle 1859~1930)が創作した探偵であり、ホームズ・シリーズの主人公。推理小説分野では最も有名な探偵でもある。一連の作品はベストセラーとなり、今日でも世界中で読み継がれている。この作品は、おそらくは(早川書房の依頼で)「ミステリー・マガジン」のために切り下ろしたものだろう。 (115)谷崎潤一郎と法然院 1980年代前半 コンテとクレヨン(上)、クレヨンに手彩色(下) ※京都市左京区の法然院と言えば、著名人のお墓が多いことでも有名。作家・谷崎潤一郎をはじめ、河上肇、九鬼周三、内藤湖南、稲垣足穂、福田平八郎らがここに眠る。一徹氏がとくに谷崎好きだったとは聞かなかったが、何らかの理由で法然院を訪れ、文豪の肖像をスケッチブックに残していた。 (116)酒屋の店先で(ワインの販促PR) 1989年 ※「酒販流通革新」という酒販業界の専門誌から依頼され、1989年秋季号の表紙のために制作した作品。1989年と言えば、海外からの圧力に押されて日本の従価税制度の廃止が決まった年。従来の「特級、一級、二級」という区別がなくなり、輸入酒の関税も見直された結果、ウイスキーやワインの小売り価格も大きく下がった。国産酒メーカーや酒販業界にとっては大きな転換点となった年で、この頃から酒の大型量販店が増え始め、街の小さな酒屋さんは苦境に追い込まれることになる。(117)柚子の収穫 2004年 ※当時、銀座「和光」発行の月刊誌「チャイム銀座」で連載されていた、神崎宣武氏(民俗学者)のエッセイ「風物詩でティータイム」第18回「山の幸」の挿絵として制作された(2004年11月号)。この神崎氏の連載で、一徹氏は第1回からタッグを組んでいたが、あの和光からの仕事依頼で、A4サイズの上質紙の雑誌にフルカラーで掲載されるとあって、「毎回とても力が入る連載」と話していた。 (118)国分300周年 2012年 ※「缶つま」シリーズでも知られる食品商社大手の国分(こくぶ)は、ことし創業309年という老舗。赤穂浪士の吉良邸討ち入りから10年後の正徳2年(1712)、四代目・國分勘兵衛が、江戸・日本橋に店を構えた呉服屋「大国屋」がそのルーツという。その後、醤油醸造業に乗り出し、様々な食品も扱うようになった。 この2枚の切り絵は、2012年の創業300周年の際、同社から依頼されて制作したもの(一徹氏は「缶つま」のPRパンフの切り絵を一時担当するなど国分とはそれ以前から仕事上の付き合いがあった)。 上は日本橋にある現本社ビル(四代目)。下は大正4年<1915>に完成したレンガ造りの二代目本社ビル=下の絵葉書の写真ご参照((C)国分の公式HPから)。屋上にたなびく「亀甲大」の旗は、かつて自社で製造した醤油のマークとしても使われたという。 創業300周年の記念パーティーでは、参加者への記念品(トマーチン40年超の限定モルト)のパッケージにこの2枚の絵が使用された=下の写真ご参照。一徹氏もこの貴重なボトルを貰ったが、残念ながら、味わう機会がないままこの年天上へ旅立ってしまった。(119)Good Bar 同好会20周年に寄せて 2004年 ※まだサラリーマン時代の1984年、一徹氏は職場の飲み友達・田中正樹氏(故人、最初の著書「酒場の絵本」で文章を担当)とともに、「Good Bar 同好会」なるもの結成し、古き良きBarを巡るとともに、会員向けにお気に入りのBarを切り絵と文章で紹介する「Good Bar通信」を、急逝するまで不定期で発行し続けた(通算で67回)。 「通信」の文章は58回までは主に田中が、最後の9回分は長年の飲み友達でもあった荒川英二が担当した。会員数は一時は200名を超えた。この作品は、同好会が20周年を迎えた記念に2004年に制作したもの。この年の12月、一徹氏らは神戸・北野クラブで20周年の記念パーティーも催し、この際、「酒場の絵本」改訂復刻版をフェリシモから限定出版した。(120)みなと座の船出 1990年 ※どういうきっかけだったのか生前聞きそびれたが、一徹氏はエッセイストで評論家の西舘好子氏(作家の故・井上ひさし氏の前夫人)と生涯長く親交を持った。プロデビュー(1988年)直後から、西舘氏の連載エッセイの挿絵画家として起用された。 西舘氏は、当初は井上氏の立ち上げた劇団「こまつ座」のプロデューサーとして活動していたが、井上氏との離婚後の1987年、後に夫となる西舘督夫氏と劇団「みなと座」を立ち上げた。 その旗揚げ公演「幻ろさんじん」(1990年、山城新伍・主演、津川雅彦・演出)では、一徹氏はパンフレットに使う北大路魯山人の肖像画(この連載の第43回でも紹介)を依頼され、なんと油絵で描いた。この切り絵は、「みなと座」の船出を祝って一徹氏が贈ったもの。「幻ろさんじん」のパンフでも巻末で使われている。 ※絵の制作時期については正確に分からないものも多く、一部は「推定」であることをお含みおきください。 【Office Ittetsuからのお願い】成田一徹が残したバー以外のジャンルの切り絵について、近い将来「作品集」の刊行を計画しております。もしこの企画に乗ってくださる出版社がございましたら、arkwez@gmail.com までご連絡ください。・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/02/07
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(120) みなと座の船出 1990年 ※どういうきっかけだったのか生前聞きそびれたが、一徹氏はエッセイストで評論家の西舘好子氏(作家の故・井上ひさし氏の前夫人)と生涯長く親交を持った。プロデビュー(1988年)直後から、西舘氏の連載エッセイの挿絵画家として起用された。 西舘氏は、当初は井上氏の立ち上げた劇団「こまつ座」のプロデューサーとして活動していたが、井上氏との離婚後の1987年、後に夫となる西舘督夫氏と劇団「みなと座」を立ち上げた。 その旗揚げ公演「幻ろさんじん」(1990年、山城新伍・主演、津川雅彦・演出)では、一徹氏はパンフレットに使う北大路魯山人の肖像画(この連載の第43回でも紹介)を依頼され、なんと油絵で描いた。この切り絵は、「みなと座」の船出を祝って一徹氏が贈ったもの。「幻ろさんじん」のパンフでも巻末で使われている。◆故・成田一徹氏の切り絵など作品の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/02/07
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(119) Good Bar 同好会20周年に寄せて 2004年 ※まだサラリーマン時代の1984年、一徹氏は職場の飲み友達・田中正樹氏(故人、最初の著書「酒場の絵本」で文章を担当)とともに、「Good Bar 同好会」なるもの結成し、古き良きBarを巡るとともに、会員向けにお気に入りのBarを切り絵と文章で紹介する「Good Bar通信」を、急逝するまで不定期で発行し続けた(通算で67回)。 「通信」の文章は58回までは主に田中が、最後の9回分は長年の飲み友達でもあった荒川英二が担当した。会員数は一時は200名を超えた。この作品は、同好会が20周年を迎えた記念に2004年に制作したもの。この年の12月、一徹氏らは神戸・北野クラブで20周年の記念パーティーも催し、この際、「酒場の絵本」改訂復刻版をフェリシモから限定出版した。 なお、絵の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/02/06
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(118) 国分300周年 2012年 ※「缶つま」シリーズでも知られる食品商社大手の国分(こくぶ)は、ことし創業309年という老舗。赤穂浪士の吉良邸討ち入りから10年後の正徳2年(1712)、四代目・國分勘兵衛が、江戸・日本橋に店を構えた呉服屋「大国屋」がそのルーツという。その後、醤油醸造業に乗り出し、様々な食品も扱うようになった。 この2枚の切り絵は、2012年の創業300周年の際、同社から依頼されて制作したもの(一徹氏は「缶つま」のPRパンフの切り絵を一時担当するなど国分とはそれ以前から仕事上の付き合いがあった)。 上は日本橋にある現本社ビル(四代目)。下は大正4年<1915>に完成したレンガ造りの二代目本社ビル=下の絵葉書の写真ご参照((C)国分の公式HPから)。屋上にたなびく「亀甲大」の旗は、かつて自社で製造した醤油のマークとしても使われたという。 創業300周年の記念パーティーでは、参加者への記念品(トマーチン40年超の限定モルト)のパッケージにこの2枚の絵が使用された=下の写真ご参照。一徹氏もこの貴重なボトルを貰ったが、残念ながら、味わう機会がないままこの年天上へ旅立ってしまった。 なお、絵の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/02/05
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(117) 柚子の収穫 2004年 ※当時、銀座「和光」発行の月刊誌「チャイム銀座」で連載されていた、神崎宣武氏(民俗学者)のエッセイ「風物詩でティータイム」第18回「山の幸」の挿絵として制作された(2004年11月号)。この神崎氏の連載で、一徹氏は第1回からタッグを組んでいたが、あの和光からの仕事依頼で、A4サイズの上質紙の雑誌にフルカラーで掲載されるとあって、「毎回とても力が入る連載」と話していた。 なお、絵の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/02/04
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(116) 酒屋の店先で(ワインの販促PR) 1989年 ※「酒販流通革新」という酒販業界の専門誌から依頼され、1989年秋季号の表紙のために制作した作品。1989年と言えば、海外からの圧力に押されて日本の従価税制度の廃止が決まった年。従来の「特級、一級、二級」という区別がなくなり、輸入酒の関税も見直された結果、ウイスキーやワインの小売り価格も大きく下がった。国産酒メーカーや酒販業界にとっては大きな転換点となった年で、この頃から酒の大型量販店が増え始め、街の小さな酒屋さんは苦境に追い込まれることになる。 なお、絵の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/02/03
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ご承知の通り、政府の「緊急事態宣言」が、3月7日まで1カ月間延長されました。このため、バーUKの時短営業も3月7日まで延長いたします。営業時間は原則、従来と同じ午後3時半~8時(ご入店&アルコールの提供は午後7時まで)となります。 以上、何卒ご理解の程を宜しくお願いいたします。To our valued customers, As you know, the government's "state of emergency" over coronavirus has been extended until March 7. So are the bar UK's reduced business hours. Business hours are the same as before from 3:30 to 8:00 pm ( your entry and alcohol service are until 7:00 pm ). Thank you for your understanding and cooperation!
2021/02/02
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(115) 谷崎潤一郎と法然院 1980年代前半 コンテとクレヨン(上)、クレヨンに手彩色(下) ※谷崎潤一郎(1886~1965)は戦前・戦後を代表する作家。明治末期から第二次世界大戦後の昭和中期まで、終生旺盛な執筆活動を続け、端麗な文体で今もなお国際的に高い評価を得ている。代表作に「痴人の愛」「春琴抄」「細雪」など。 京都市左京区の法然院には、谷崎の墓所がある。法然院と言えば、著名人のお墓が多いことでも有名で、谷崎をはじめ、河上肇、九鬼周三、内藤湖南、稲垣足穂、福田平八郎らがここに眠る。一徹氏がとくに谷崎好きだったとは聞かなかったが、何らかの理由で法然院を訪れ、文豪の肖像をスケッチブックに残していた。 なお、絵の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/02/02
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成田一徹・バー切り絵作品集 『NARITA ITTETSU to the BAR』 完全改訂増補版 発刊記念! ITTETSU Gallery:もう一つの成田一徹(114) シャーロック・ホームズ 1990年代後半 ※シャーロック・ホームズ(Sherlock Holmes)は、英国の作家・アーサー・コナン・ドイル(Arthur Conan Doyle 1859~1930)が創作した探偵であり、ホームズ・シリーズの主人公。推理小説分野では最も有名な探偵でもある。一連の作品はベストセラーとなり、今日でも世界中で読み継がれている。この作品は、おそらくは(早川書房の依頼で)「ミステリー・マガジン」のために切り下ろしたものだろう。 なお、絵の著作権は、「Office Ittetsu」が所有しております。許可のない転載・複製や二次利用は著作権法違反であり、固くお断りいたします(著作権侵害に対する刑罰は、10年以下の懲役又は1000万円以下の罰金という結構重いものです)。※「ITTETSU GALLERY:もうひとつの成田一徹」過去分は、こちらへ・こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2021/02/01
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