食いしん坊ぽっぽの日記

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すり減らした神経・・・猛省

テーマ：猫のいる生活(143670)

カテゴリ：鈴（りん）ちゃんと空（くう）ちゃん

夕べは一睡も出来ず・・・・
何度となく外に行っては誰もいない路地を見つめ・・・・
3階のベランダから見下ろし・・・・

明け方4時
頬を冷たいしぶきが当たる
窓をほぼ全開にしていたらものすごい雨音が聞こえてきた
雨が窓の中に吹き込んでいた

夕べは風もすっかり秋風で涼しく･･･こんな寒かったら空ちゃんは・・・
と思っていたのにこの追い打ちをかけるような土砂降り

悪いことばかり考えてしまう・・・・

朝5時少し雨もやんだので、ご近所を探しに行く
探すと言っても名前は呼べないし・・・出てくるはずも無いけれど何もしないわけにはいかなかった
朝6時　白々と夜が明けてきたので，再び探しに行く
「貴女が倒れたらどうにもならないんだから！ご飯ちゃんと食べないと!!」
母も犬の散歩で円陣を組んでいたご近所さんのところに行き空ちゃんの情報をもらってきていた
「警察に届けた方が良いんですって」
私も丁度迷子猫のポスターとどこに届けるかを調べているところだった
ポスターを作り終え、さあ印刷！とプリンターをつなげたら「インク切れ」それもブラックとイエロー
(^_^;)＼(･_･) ｵｲｵｲ　最近プリントすることも無いからとコードを外していたのをつなげてさあ！と思ったのに・・・
時刻は9時半

「最寄りの交番に行って『遺失届』を書いてください」と・・・
インクも買いに行かないと行けなかったので最寄りの交番へ
けれど途中で警察のバイクとすれ違った･･･と言うことは留守？
案の定最寄りの交番は不在　仕方ないので管轄は違うけれど駅前の交番へ行った
空ちゃんの写真をプリントしたかったけれど印刷できなかったので空ちゃんの写真のカレンダーを持って行った

その後家電量販店に行ってインクを買って帰ってきた

ポスターを作り、掲示板に貼って良いか町内会長さんに聞きに行った
すると
「うちも2匹の猫ちゃんがいるけれど日中は2階から降りられないようにしている」
「以前、知人に頼まれて猫を預かったら外に出てしまって、帰ってこなくて・・・・
　　　　暑い時期で家の近くで亡くなっていたの　まだ暑いから脱水が心配ね」
一番心配なのはやっぱり死　こんなことを聞いてしまうと余計に悪い方へ悪い方へ考えてしまう
出来れば人なつっこい空ちゃんを見つけた誰かが家の中に入れてくれていたら・・・
でもやっぱり悪いことを考えてしまう・・・・

重い足取りで掲示板にポスターを貼って、空ちゃんの名前を呼びながら帰宅
昨日、ふたりの後ろ姿を見ていた業者さんも「心配ですね・・・ひょこっと帰ってきてくれれば・・・」
デッキに置いてあったご飯も手つかず
食いしん坊の空ちゃんが帰ってこないということは・・・
「迷子ペット.NET」にも書き込んだ
警察にも届けた
掲示板にもポスターを貼った

鈴ちゃんは夕べからニャアニャアと泣き続け
今日の日中は業者さんが来ているのでリビングから出られないようにドアを閉めていたらなおさらずっと泣き続けていた
鈴ちゃんは鈴ちゃんなりに一緒に外に出て自分だけ帰ってきたこと、そして帰ってこない空ちゃんのことが心配で落ち着かないのだろう

時刻は15時40分
「すみませ～ん」業者さんの呼ぶ声
「帰ってきたんじゃないですか　あそこにいる猫！！」
見るとまさしく空ちゃんの姿
お向かいさんの軒下の崖に空ちゃんの姿
私たちでは届かない高さだけど、名前を呼びながら近くに来てくれるよう誘導した
で、やっと28時間ぶりに空ちゃん確保！！！！
明け方の土砂降りの時はどこにいたのだろう　この暑いさなかはどこにいたのだろう
見た目はいつもと変わらず汚れてはいない
抱っこして2階のリビングへ
何事も無かったようにご飯を食べゴロンとした

コームで毛繕いをしながら泣いた
悪いことばかり頭に浮かんでいた自分
「なんでもっと心を鬼にして逃げ出すのを防止しなかったのか
　　自分の甘さのせいでもしかしたら失ったかもしれない命・・・　
ミント・ポッポ・みいちゃん・なっちゃん・ちびとの別れの時の辛さ悲しさ･･･もう悲しい思いはしたくないのに自分の不注意でこんなに早く尊い命を失わせていたら・・・
帰ってきてくれてありがとう　本当にありがとう」そう思ったらボロボロ涙があふれてきた