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April 23, 2012
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カテゴリ: 教授の旅日記



 とはいえ、オブジェ、アクセサリー、花器、グラスや皿などの日用食器など、2フロアにわたるガラス製品は見ごたえがあり、ちょうど小さめの花瓶を探していた我々は買う気満々で物色。結局、花瓶を1つ、食器としての小ボウル4つを購入して大満足。思ったよりずっと安かったですしね。

 そしてミュージアムを出たところに併設されていた地域の物産品販売所で、「安曇野のむヨーグルト」なるものを買って、その場で一気飲み。これがまた実に濃厚で美味よ。

 かくしてアートヒルズ・ミュージアムにすっかり満足した我らは、この近辺のそこここに点在する小さなギャラリーをちょこちょこ見ながら、「安曇野絵本館」に向かいます。ここは、昨日お会いしたギャラリー・シュタイネのオーナー・Yさんが、自らの後半生の方向性を決める出会いを果たした場所。ならば私も行って、私の人生が変わるかどうか、見てみようじゃないの、というわけ。

 で、その木立の中にひっそりと佇む絵本館を訪れてみますと、現在は「スージー・ズー絵本原画展」をやっている最中でした。

 その「スージー・ズー」ですが、ひょっとしてご覧になったことがある方も多いかと思いますが、私の好みから言いますと、少し子供っぽいと言いますか、私の人生を変えるものではないかなと。

 で、そのメインの展示についてはさらっと見飛ばしてしまったのですが、この絵本館の2階部分では、世界各国から集めてきた絵本がずらっと展示・販売されている。これが実は、見ものだったんです。

 絵本と言っても、『はらぺこあおむし』的な子供向けの絵本もありますが、子供向けと言うより、むしろ大人向けと言ってよいようなものも多々ある。で、そういうものも含めてあれこれ見て行くと、時間の経つのを忘れます。

 で、今回私がとりわけ惹かれたのは、下に示した2冊。



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 まず『The Missing Piece Meets the Big O』ですが、私は寡聞にして知りませんでしたが、家内に言わせると有名な作品なんですってね。ピザの一切れみたいな形をした「missing piece」君が、自分とぴったり合う相棒を探して旅に出る、という話でありまして、ユーモラスなストーリーの中に「社会の中で自分に合う場所を探すこと」の比喩とも取れるものがあり、あるいは「他者との関わり方」についての教訓とも取れる内容が盛り込まれていて、非常に面白い。

 一方、後者はかのイヴ・サン・ローランの手になる絵本でありまして、おてんばのルルちゃんが、破天荒な悪行の数々をやってのけるという爽快な悪童物語。教育的ではないかもしれませんが、これはこれで楽しい。

 ということで、この2冊を手に入れたというだけでも、「安曇野絵本館」を訪れた甲斐があったというもの。ちなみにこの絵本館、入館券で館内の喫茶室でお茶が飲める仕組みになっておりますので、お得です。

 さて、このあたりでお腹が空いてきた我ら。やはり安曇野に来た以上、蕎麦を食わねば、ということで、お蕎麦屋さんに向かいます。

 と言っても、石を投げればお蕎麦屋さんに当たるくらい、蕎麦屋だらけの安曇野のこと。どこへ行くべきか迷うところでありまして、ここと決めて行っても、人気店だと1時間待ちなんてこともざら。

 そんな中、我々が選んだのは、昨日Yさんから勧められた「穂高城」。城というか庄屋というか、とにかく変わった店構えの蕎麦屋さんでしたが、出てきた蕎麦はなかなかのもの。つけ汁のカツオ出汁がややきつめな気がしましたが、総じて合格の味でした。つまみで取った馬刺しや野菜の天ぷらもサクサクとおいしかったですしね。

 で、満腹した我らが次に向かったのは、安曇野の一大観光地、「わさび大王」でございます。もっともわさび大王に行きたかったのではなく、その近くでやっているラフティングをやってみたかったんですけどね。

 ラフティングと言っても、本格的なものではなく、ものの15分くらい、ボートをオールで漕ぐというものなんですけど、普段、水の上から世界を見るということがないので、たまにそういう体験をしたら気持ちがいいかなと。

 しかし、実際やってみると、オールでボートを漕ぐというのは難しいね! 二人で漕ぐ場合、両側の人間が息を合わせ、しかも同じくらいの力で漕がないとボートが真っ直ぐに進まない。なんでもそうですけど、実際に体験しないと、本当のところは分かりませんな。いい経験になりましたわ。

 で、後で聞いたのですが、わさび大王でのラフティングは、この日が今年最初の日だったそうで、それにしても朝方に降った雨のため、中止にするかどうか迷ったのだとか。そんなですから、私たちも待ち時間なしに乗れましたが、これがGW中ですと、普段なら10分で着く豊科インターからわさび大王までの道のりが渋滞で2時間かかり、ボートに乗るまでに2時間半待ち、たった15分のラフティング体験をするのに半日かかるという状態なのだとか。




 で、今回、安曇野を色々回ってみて面白かったですし、蓼科や小淵沢と並ぶ移住先として、考慮に入れてもいいかなともチラっと思ったのですが、強いて言えばちょっとだけ問題点が。

 それは何かと言いますと、サルですね。

 安曇野というのは、標高で言うと500メートルくらいなんですが、このあたり、サルが出るんです。実際、そりゃもう結構な数のサルの群れと出会いましたよ。それで私ね、サルの出るところに暮らしたくないんだなあ。だから、軽井沢もパス。あそこもサルが出る。

 ということで、やっぱり本格的に移住するなら、標高1000メートルの小淵沢以上、1500メートルの蓼科以下のところかな。ま、そんなことを結論づけた今回の旅だったのでありました。





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Last updated  April 23, 2012 11:12:37 PM
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釈迦楽@ Re[3]:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 丘の子さんへ  ああ、やっぱり。同世代…
丘の子@ Re[2]:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 釈迦楽さんへ そのはしくれです。きれいな…
釈迦楽@ Re[1]:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 丘の子さんへ  その見栄を張るところが…
丘の子@ Re:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 知らなくても、わからなくても、無理して…
釈迦楽 @ Re[1]:京都を満喫! でも京都は終わっていた・・・(09/07) ゆりんいたりあさんへ  え、白内障手術…

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