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May 15, 2014
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カテゴリ: 教授の読書日記
 今日のモズ、見ました? 新谷和彦とひろみが、兄妹ではなく、一卵性双生児の兄弟だった、ですって!? マジすか?

 だけど、こういうストーリーを考える人の頭って、どうなっているんですかね。「よし、双子の兄・弟ってことにしよう。で、弟の方が変な親父の意向で、女として育てられることにしよう。で、そいつは先天的に殺人狂ってことにしよう。これで行ける!」って思うのかな。

 私はそのアイディア思いついても、「行ける!」って思える気がしない・・・。あ、だから、作家にはなれないのか!


 ま、それはいいとして、どうして「作家になれるかどうか」って発想が湧いたかと言いますと、今、仕事の都合で大塚英志さんの『ストーリーメーカー』って本を読んでいるから。

 「創作のための物語論」なる副題がついていることからも分かるように、この本、プロップ以来の物語分析を応用しながら、物語が分析できるなら、分析から物語が作れるはずだ、というスタンスで、「要するに、物語というのは、こういう要素をこの順番で並べた筋書きで書けばいいのだ」ということを教えてくれる本なんですな。

 で、冒頭、「一番簡単な物語の筋書きってのは、『主人公が行って、帰ってくる』というものだ」なんて書いてある。宮崎駿ものなんてみんなそんな感じで、『千と千尋』にしても、『ポニョ』にしても、みんな『行って、帰ってくる』でしょ、と。

 ま、そう言われると、確かに、ねえ・・・。 

 とまあ、こういう風な本を読んだら、物語が書けるようになるかはともかく、小説の背骨にあたるようなものを掴む技術が上がるかなと。で、院生指導の際、院生にも読ませたらどうかなと。

 ということで、結構、楽しく読んでいるワタクシなのであります。



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Last updated  May 16, 2014 01:17:28 AM
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Comments

釈迦楽@ Re[3]:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 丘の子さんへ  ああ、やっぱり。同世代…
丘の子@ Re[2]:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 釈迦楽さんへ そのはしくれです。きれいな…
釈迦楽@ Re[1]:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 丘の子さんへ  その見栄を張るところが…
丘の子@ Re:『2001年宇宙の旅』を知らない世代(09/13) 知らなくても、わからなくても、無理して…
釈迦楽 @ Re[1]:京都を満喫! でも京都は終わっていた・・・(09/07) ゆりんいたりあさんへ  え、白内障手術…

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