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よく知られた問題に、「同じ誕生日の人がいる確率」の問題がある。何人以上の集団である時に、同じ誕生日の人同士がいる可能性が50%以上になるか?というものだ。答えは23人で、23人以上から確率は50%を超える。このことを教えると、たいてい、「え!ホントですか?」となる。感覚的に、または経験的に、23人の中で誕生日が同じ人がいる確率が50%あるなんて思えないと感じる人がほとんどではないだろうか?僕だって、計算して納得するものの、腑に落ちないのだ。かく言う僕は、確率やらセオリーよりも、どうしても感情や勘に流されてしまう玉砕型で、どうも数学的感覚とは性が合わず、苦労している。
2008.01.29
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よく、海外の俗流大衆小説を手安く解釈した恋愛小説があるけれど、恋愛小説こそ、人間の本音が匂うべき。腕っこきの作家が書くべき。 それで私は思うけど、民族的文化もちがう他国の恋愛小説を読んで、(面白くはあるものの)どことなく隔靴掻痒の気味があって、いまいちのめりこめない。かゆい所を、靴の上から掻くようだ、とはこのことだ。 やっぱり、「日本の恋愛小説」を読みたい。 しかも私にいわせると、九州弁のそれ、会津弁のそれ、岡山弁のそれで書いてもらうとうれしいだろうなあ、なんて思う。 百花繚乱、面白いだろうなあ。田辺聖子 日本経済新聞 一月六日
2008.01.27
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この作品は再演であるが、初演は未見。野田は非常に舞台つくりの上手いひとだ。作品の展開、舞台の仕組み、人の配置、どれも上手い。ポンポンと飛び出す言葉の遊びと舞台の上手さが野田の作品を特徴付けている。人気があるのもなずける。ただ、僕自身が今回の作品のような内容のものをもう楽しめなくなっているせいもあるが、正直、見ていて退屈だった。勝村の上手さが救いであったが、もう、いまの年齢の僕には得るものがこの舞台にはないのだ。この作品も「過去」の野田作品である。野田作品も変化している。なぜまた、この作品を再演したのか判らないが、退屈に感じたのは僕だけではないはずだ。モンゴルの空の青さなんて、今回の舞台から感じることはなかった。退屈な2時間22分。公演案内より妻夫木 聡、広末 涼子らの新キャスト陣で挑む、壮大な野田秀樹の劇空間!モンゴルの大草原を舞台に紡がれた美しき叙事詩が、私たちを永遠の世界へと誘う。 1994年1月。 劇団夢の遊眠社解散後、1年間の英国留学を終えた野田秀樹が、その帰国第一作を発表しました。17年に及ぶ劇団活動に終止符を打ち、シェイクスピアの地へと旅立った野田が、どんな成果を持ち帰るのか・・・・そんな期待と好奇の目が集まる中、人々を驚愕させたのが、NODA・MAP第1回公演「キ ル」でした。そして、97年には再演が実現。初演の完成度をより高め、現代舞台芸術の最高峰とも賞されたこの作品は、以後、常に「伝説の舞台」という形容で語られる、野田秀樹の代表作となりました。物語を貫くのは、モンゴルの英雄ジンギスカンの侵略と制圧の史実を、ファッション業界の攻防に見立てた奇想天外で自由な発想。そこには、夢と現実の二つの世界が複雑に交錯し合い、物語が両義性を帯びながら進行するにつれて、、、など、人間にとっての永遠の命題を問いかける「二極対立構造」が鮮やかに浮かび上がります。また、「キル」「着る」「切る」「KILL」と、野田が繰り出す言葉の数々も、次々と両義的な意味をもち、言葉たち自体も次第に深遠なテーマを身にまとい、重層なメッセージとなって私たちに届けられるのです。そして、劇場を包み込む、モンゴルの蒼い空と大草原、揺らめく蜃気楼の壮大なイメージ・・・・。その圧倒的な美意識に裏打ちされた劇空間は、演劇でなければ成し得ない究極のカタルシスへと私たちを誘います。この度、NODA・MAPの原点とも言うべき作品「キル」が、10年ぶりに上演されることになりました。そして、待望の舞台デビューを果たす若手実力派 妻夫木 聡 と、つかこうへい、蜷川幸雄の洗礼を受け、ついに野田作品に登場の 広末 涼子 を中心に、野田以外の全キャストを一新した顔ぶれで、「伝説」への挑戦を期するものです。2007年の野田秀樹と新キャストが挑む、NODA・MAP第13回公演 「キ ル」に、是非ご期待ください! ~STORY~羊の国(モンゴル)の洋服屋の息子テムジンは、父の憎しみを受け成長するが、父はファッション戦争に敗れ命を奪われてしまう。そんな父の遺志を受け継ぎ、祖先の名を冠したブランド「蒼き狼」による世界制覇の野望を抱き、羊毛の服で大草原のファッション界を制していく。そして、腹心・結髪の仲介で絹の国(中国)から来た娘シルクと恋に落ちるが、シルクは絹の国に連れ去られてしまう。怒ったテムジンは、祖国の羊を焼き捨て、敵国に攻め入りシルクを奪い返す。やがて、妻となったシルクに息子バンリが誕生し、父と同じ宿命を背負ったテムジンは、今度は自分が息子にとって代わられる恐怖に襲われるようになる。しかし、その後も外征を続け、ついに世界制覇の夢が達成するかに見えた時、西の羊(西洋)の地から、「蒼い狼」という偽ブランドが出現し、「蒼き狼」の行く手を阻む。その制圧に遣わしたはずのバンリは消息を絶ち、新たなデザインさえも「蒼い狼」に盗まれ追い詰められるテムジン。果たして「蒼い狼」は一体誰なのか? バンリなのか? 腹心の裏切りなのか? 愛憎が渦巻く果てに、ついに「蒼い狼」が姿を現わし、「蒼き狼」との最後の戦いが始まる・・・・・。NODA・MAP第13回公演「キル」 《キャスト・スタッフ》 《キャスト》妻夫木 聡 広末 涼子 勝村 政信 高田 聖子 山田 まりや 村岡 希美 市川しんぺー 中山 祐一朗 小林勝也 高橋 惠子 野田 秀樹 《スタッフ》 作・演出 ……… 野田 秀樹 美術 ……… 堀尾 幸男 照明 ……… 服部 基 衣裳 ……… ひびのこづえ 選曲・効果 ……… 高都 幸男 ステージング協力 ……… 謝 珠栄 ヘアメイク ……… 河村 陽子 舞台監督 ……… 瀬崎 将孝 プロデューサー ……… 北村 明子 提 携 ……… Bunkamura 企画・製作 ……… NODA・MAP
2008.01.14
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この動画を見つけた時には笑ってしまった。ヅラ
2008.01.04
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「puzzle」恩田陸著、祥伝社文庫 読了。正月に読む気楽なものとして購入したのだが、物足りなさが残ってしまった。恩田陸さん作品はアイデアはいいいのだが、いまひとつ、物足りなさを感じてしまう作品が多い。これもそのひとつ。非常に速い速度で作品を発表しているのだが、書きたい作品のアイデアが一杯あって、もどかしいぐらいなのではないか?作品数よりも質を高めて欲しいと、ファンとしては思うのだ。amazon内容(「BOOK」データベースより)学校の体育館で発見された餓死死体。高層アパートの屋上には、墜落したとしか思えない全身打撲死体。映画館の座席に腰掛けていた感電死体―コンクリートの堤防に囲まれた無機質な廃墟の島で見つかった、奇妙な遺体たち。しかも、死亡時刻も限りなく近い。偶然による事故なのか、殺人か?この謎に挑む二人の検事の、息詰まる攻防を描く驚愕のミステリー。 --------------------------------------------------------------------------------
2008.01.03
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YOU TUBEで見つけた二足立ちするマンチカンの動画。350万を越えているところをみると、かなりの評判と言っていいだろう。猫好きの母に見せたら、喜んでいた。2足立ち
2008.01.02
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新年あけましておめでとうございます。新年が明けたとはいえ、いつもながらの怠惰な怠惰な元旦を今年も過ごすこととなった。唯一の行事は新年会で、高校の友人と例年1月1日に集まることになっている。1月1日に行うというのも良し悪しがあって来年以降は感じを決めて、どこか場所を予約してやろうと思う。いまは、持ち回りで各自の家で新年会をやっているが、気楽さはいいがどうも締まりがなくていけない。夜、「フォレスト・ガンプ」「クリムゾン・リバー」をTVで観る。映画館で観たことのある作品だ。「フォレスト」など、いま観ると、シーニーズの演技の上手さは初見当時もだが、ロビン・ライト・ペンが上手いよね、実に。「クリムゾン」は映画では字幕に字数制限があって判りづらいところがあるが、TV版ではその問題がないがカットが多くて、物語の面白さが損なわれていた。
2008.01.01
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