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久坂葉子さんなる作家を僕は知らなかった。ひと月前ぐらいに、日経新聞で知った。若くして自殺した伝説の作家。「罪深い女」という詩がある。「罪深い女」南京玉を糸に通して「明日はいい子になります」と、いった日は手まりを溝から拾い上げ「明日はいい子になります」と、いった日はいつだったろう・・・・・・・神様、私は、お約束を破ってこんなにこんなに罪深い女になってしまいました。この詩のこの感性! 読むしかないと思いましたぞ。
2013.01.23
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「祈りと怪物」 シアターコクーン 13:00-ケラリーノ・サンドロヴィッチさんの脚本を演出対決として、昨年ケラ演出版を年明けから蜷川演出版を上演したもの。こういうのって、作者側が有利な感じがするが、残念ながらケラ版は観ていない。上演時間は4時間20分。蜷川版は面白かった。ケラ作品って、言い方が悪いが荒唐無稽、小説にしても売れるとは思えず、漫画の原作ならどうか、というよな内容が多い。若いファンが面白がって来ているような感じがしてならなくて、チケットを買うことはほとんどない。最近は違うのかもしれないが、これは僕の好みだ。架空の国。その国を牛耳る一族。その物語。(「ドッグヴィル」を思い出したんだけど僕だけ?)蜷川さんの演出でなければストーリーについていけたかどうか・・・・・。
2013.01.20
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「ジョルダーニ家の人々」 静岡シネギャラリー 10:30- 観賞。上映時間 6時間39分。長尺の映画が僕は好きで、有名な映画は「ファニーとアレキサンデル」以外はほとんど映画館で観ている・・・・・・と思う。「戦争と平和」7時間5分。「輝ける青春」6時間。「デカロ―グ」は通し上映で10時間。その他、「クーリンチェ少年殺人事件」「天国の門 完全版」「1900年オリジナル版」等々。もっとも、芝居で長いものは珍しくない。歌舞伎など通し上演の場合昼夜かかるものは多い。文楽の「妹背山」も一日かけての上演となる。蜷川さんの演出した「グリークス」は9時間に及ぶ。ファンにはたまらんですよ、この醍醐味は。イタリアのある家庭。長男が海外から戻り、久しぶりに家族が揃うのだが、翌朝、三男が交通事故で不慮の死を遂げる。幸せそうだった家族は、三男の死をきっかけにバラバラになり、家はもぬけの殻となる・・・・・・・・・。やがて、家族それぞれの出会いと別れを経て、ふたたび、家に集い来る。いい映画でした。静岡では三日間、3回だけの特別上演。静岡シネギャラリーさん、よくぞ、上映してくれました。感謝!監督 ジャンルカ・マリア・タバレッリ脚本 サンドロ・ペトラリア ステファーノ・ルッリプロデューサー アンジェロ・バルバガッロ撮影監督 ロベルト・フォルザ出演 クラエディ・アンタマリア(Andrea)パオラ・コルテッレージ (Nora)ロレンツォ・パルドゥッチ(Nino)エンニオ・ファンタスキーニ(Pietro)ダニエラ・ジョルダーノ(Anita)ファリダ・ラウアジ(Shaba)レイラ・ベクティ(Alina)ティエリー・ヌーヴィック(Michel)フランチェスコ・シャンナ(Cataldo)
2013.01.12
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「007 スカイフォール」 静岡シネシティ ザート 15:00-の回、観賞。ダニエル・クレイグがボンド役になり3作目。クレイグ版は僕は好きである。冒頭の追跡シーンのアクションが3作続いて似たような感じで、これは今回観ていて「またか」と思ってしまった。でも面白いけれどね。かって、「007」の映画会社が観賞後にアンケートを取り、そのアンケートで好評だった部分を次回作に活かした結果、次第にギミックなハイテク兵器で武装したボンドとなり、アンケート結果を活かしたはずが興行収益が下がっていった。第一作のボンドが身に付けた武器はワルサ―だけである。このことを知っていると本作の意図は面白い。本作では、武器開発主任の“新”Qが登場するが、Qが手渡した武器は本人認証機能を備えたワルサーと発信機だけ。ペン型ミサイルなどアンティークだと言う。新007シリーズの始まりなのである。デンチが扮していたMが死に、新Mの誕生、そして旧来の007シリーズでおなじみのマネーペニーが本作で初登場する。次回作を期待しよう。007 スカイフォールSkyfall監督 サム・メンデス脚本 ジョン・ローガンニール・パーヴィスロバート・ウェイド原作 イアン・フレミング製作 マイケル・G・ウィルソンバーバラ・ブロッコリ製作総指揮 アンソニー・ウェイ出演者 ダニエル・クレイグハビエル・バルデムレイフ・ファインズナオミ・ハリスベレニス・マーロウアルバート・フィニーベン・ウィショージュディ・デンチロリー・キニア音楽 トーマス・ニューマン[1]主題歌 アデル「スカイフォール」撮影 ロジャー・ディーキンス編集 スチュアート・ベアード製作会社 イーオン・プロダクションズダンジャックメトロ・ゴールドウィン・メイヤー配給 コロンビア映画 SPE公開 2012年10月23日(ロンドン・プレミア) アメリカ 2012年10月26日 日本 2012年12月1日上映時間 142分58秒[2]製作国 イギリス アメリカ合衆国言語 英語製作費 1億5000万-2億ドル[3][4]
2013.01.06
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「声をかくす人」 静岡シネギャラリー 10:40-の回、観賞。ロバート・レッドフォード監督作品。彼の作品はハズレがない。ハズレが無いどころが完璧である。この作品もパーフェクトの出来である。リンカーン暗殺。このとき、一人の女性が逮捕される。下宿を営む彼女は、犯人たちと共謀した罪を問われる。裁判というよりも復讐劇のような法廷。しかも民間人でありながら軍法会議で・・・・・・。”誰にでも弁護を受ける権利がある”彼女の弁護に立つ男は、最初から有罪として裁こうとする法廷で、法と正義を貫くが・・・・・・・。アメリカ初めての女性死刑囚。リンカーン大統領暗殺事件の秘史。なんとしても関係者全員を有罪として事件を終わらせるのが国のためとする情勢のなか、息子を守るために毅然として法廷に立つ女と彼女を全力で弁護する男。ロバート・レッドフォードは価値ある一作を撮った!監督 ロバート・レッドフォード脚本 ジェームズ・ソロモン製作 ロバート・レッドフォード撮影 ニュートン・トーマス・サイジェル美術 カリナ・イワノフ音楽 マーク・アイシャム編集 クレイグ・マッケイ衣裳デザイン ルイーズ・フログリー出演 ジェームズ・マカヴォイ (Frederick Aiken)ロビン・ライト (Mary Surratt)ケヴィン・クライン (Edwin Stanton)トム・ウィルキンソン (Reverdy Johnson)エヴァン・レイチェル・ウッド (Anna Surratt)ダニー・ヒューストン (Joseph Holt)アレクシス・ブレーデル (Sarah Weston)ジャスティン・ロング (Nicholas Baker)
2013.01.06
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最近、読んだ本については読書メーターに感想を書いている。というわけで、このブログも滞り気味である。いやー、本好きは健在ですよ、うれしいことに。昨年、新宿の紀伊国屋で本のタイトル、著者などの情報を伏せ、冒頭の一文:まくらだけを紹介して本を売ったという。「本の闇鍋」として評判となり、実際に予想を超える売り上げがあったという。本の楽しみのひとつは”発見”である。まだ見ぬ、面白い本があるかと思うと読書はやめられぬ。
2013.01.04
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新年あけましておめでとうございます。年末に2件続けての訃報。一度限りの人生。人の人生は短い。悔いのないよう生きましょう。紅白の美輪さんの歌が素晴らしくて、youtubeにupされていた美輪さんの紅白の動画を何度も観ていました。NHKの申し立てやらで削除されてしまったけれど、すごい反響があったことにNHKは応えてほしい。
2013.01.01
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