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2006.11.20
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カテゴリ: カテゴリ未分類
松金よね子、岡本麗、田岡美也子の3人による、グループる・ばる20周年記念公演「八百屋のお告げ」(鈴木聡作・鈴木裕美/自転車キンクリート演出)。

面白かった! 共感、痛感、共鳴の嵐。
る・ばるのことは、つい最近知ったのだけど、すっかりハマっている。去年の「片づけたい女たち」(永井愛 作・演出)なんかもう…。

高校時代からの仲良し3人組の一人が、近所で占いがよく当たると評判の八百屋から、今夜の12時に死ぬと告げられる。松金演じる熟年離婚して一人暮らしの多佳子の家を舞台にしたシチュエーションドラマ。56歳という同級生の年齢設定も、三様の境遇も、なんだか身につまされる感じ。

いつものように、3女優の達者ぶり。アドリブなんだか脚本通りなんだか、丁々発止の絶妙なやりとりに笑いっぱなし。その上、ゲストの男3人が、なんというか、大小緩急取り混ぜた超アンバランスのチームワークで。布団吸引機のセールスマン(加納幸和/花組芝居)、同じお告げを受けた宅配マン(井之上隆志)、3人の憧れの君の息子(佐藤二朗/ガタイもでかいが声もでかい)。クセがあるんだかないんだか。

落ちては拾う、投げてはつかむ、上がったトスは時間差攻撃、さんざんジラして空振りサーブ。芝居っていうのは、本当に楽しくやるものなんだなあ。

爆笑しながら考えさせられる。ばかばかしいのに、意表を突いて深い。上っ面をスルーしているようで、まったくブレない。テーマはズバリ、エロスとタナトス。おかしくて、やがて切ない、大人たちのジタバタワールド。高校時代の同級生4人組のうち、最後に大台を迎えた友人を誕生祝いで招んだんだけど、彼女は隣で最初から泣いてました(!)。「まるで私たちみたい…」とかなんとか(笑)。

死ぬときは一人。だからせめてそれまでは、抱きしめ合って生きていこう、ね。





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Last updated  2006.11.20 17:19:50
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