ワインと絵画がある生活

ワインと絵画がある生活

2006.04.21
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カテゴリ: ワイン日記
1週間ぶりにワインシリーズに復帰。この間に書きためるつもりだったが、思いのほか飲むことができず。おかげでblogを書くために強引に開けているような気がする。

Coteaux du Loir Vieilles Vignes Eparses(Domaine de Belliviere)

2003 Coteaux du Loir Vieilles Vignes Eparses(Domaine de Belliviere)
コトー・デュ・ロワール ヴィエイユ・ヴィーニュ エパルス(ドメーヌ・ド・ベルヴィエール)
Loir, France
\2,940, MARUYAMAYA , 2006年4月購入
Profile:
ワイナート29号(2005 November)の「10大産地から20本を選ぶ」という特集で、見事ロワール代表として選ばれたのが、このドメーヌ・ド・ヴェルヴィエール。まったく知らないドメーヌだったので、ロワール好きとしてちょっぴり気になっていた。

ちなみに紹介されていたのは
2003 Jasnieres "Calligramme"
2006_04230029.jpg

ドメーヌ・ド・ベルヴィエールは、1994年創立した新しいドメーヌで、とってもマイナーなアペラシオン「コトー・デュ・ロワール」と「ジャニエール」に畑を持っている。白はシュナンブラン100%、赤はピノ・ドニス100%のワインをリリース。近年はいろいろなジャーナリズムでも評価されているらしい。自然派。

Impression:
「甘口?」。

最初の印象である。ロワールの辛口をイメージして飲んだため、あまりのギャップに最初は遅摘みのワインと勘違いしてしまった。しかし良く味わってみると、極甘口ではなく軽い甘口。

ゴールドイエロー。ハーブ、セメダインのような軽い揮発臭。パイナップルのような南国の果実。弱甘口ではあるがべたつかずナチュラルで美しい酒質が印象的。余韻は少し苦い。

ワイナートで紹介されていたジャニエールも「弱甘口」と書いてあったので、この微妙な甘さは、この作り手のスタイルなのかもしれない。

美しい酒質と、軽い甘口具合が、アルザスのマルセル・ダイスをほうふつさせる(ダイスのほうがもっとズバッとした感じ)。ダイスが好きな人は、このワインも好きだと思う。

が、わたしはちょっと苦手なタイプ。ドイツのシュペトレーゼのようにミネラルも酸もびしっと決まっている「弱甘口」は好きなのだけど、ダイスやヴェルヴィエールはあまり得意ではない。とはいえ、それなりに飲み干してしまったのだが...。

話はそれてしまうが、一時のダイスブームで相当ダイスを買い込んだことがある。その後ひととおりのワインを試したところ、好みのスタイルではないことが発覚。いまだに1ケースくらい在庫している。高級ワインだと購入してすぐには開けづらい。確かめずに暴走してしまった典型的な反省例となった。







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最終更新日  2006.04.21 19:56:11
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