ワインと絵画がある生活

ワインと絵画がある生活

2008.04.19
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テーマ: 京都。(6234)
カテゴリ: 国内・海外旅行
京都に行ってきました。

京都は昨年の秋以来で、春の季節は2年連続。仁和寺の御室桜が忘れられずの訪問になった。

当日はくもりのち晴れ。新幹線に乗っているときは途中まで晴れていたのだけれど、京都に到着するとくもり。チェ! JR&嵐電で仁和寺へ。嵐電(路面電車)に乗るのは初めて。仁和寺へ行く路線は、桜で網棚を飾っていた。

嵐電 御室仁和寺駅


仁和寺




仁和寺 の桜は「御室桜(おむろざくら)」という背低い見事な桜で、遅咲きで知られている。昨年より一週間訪問が遅いので心配していたのだけれど不安的中。直前までは大丈夫だったのに、前日の雨&暴風でひどい状況。

ところどころ花びらがちゃんとついている木もあるのだけれど、雨風の影響で花びらはヨレヨレ。地面もぬかるんでいる。



ちょっと違うけれど昨年と似たアングルから


昨年の様子
Dsc_2860.jpg

天候も違うし、桜が違いすぎる。夕方になるとだいぶ天気が良くなったので、夕方ないしは翌日に行った方が少しは印象が良かったかも知れない。

モミジはきれいだった


仁和寺の悲惨さに落胆しながら、遅咲きの桜があるという千本えんま堂へ。千本通りの商店街と並んでぽつんとある小さなお寺(?)。たしかに桜は咲いているのだけれど、スケールが小さい。それに境内のほとんどが駐車場という場末感に雰囲気無し。







さくっと切り上げ、大原の三千院へ。遠いと思っていた三千院は、出町柳からバスで30分強。ほとんどノンストップだったこともあるけれど、意外に早く着いた。



この時点では結構くもっていたので、あまりきれいじゃないけれど、実物の菜の花は美しい。









三千院の庭






色調がきついのは、カラーモードをヴィヴィッドにしたままだったから。しまった―。これとISO感度を変更したままにしてしまうのは、たまにやるミス。





大原は寒いこともあり、こちらの桜はけっこう見頃。








市内へ戻る。朝からくもっていた天気は、大原を出るころにはだいぶ晴れてきた。

鴨川


この日の最後は京都国立博物館へ。

没後120年記念 絵画の冒険者 暁斎 Kyosai-近代へ架ける橋-
2008年4月8日 (火) ~5月11日 (日)



版画も手がけていた暁斎だけれども、今回は肉筆だけの展示。



昨年の狩野永徳展も良かったけれど、個人的にはそれを上回る素晴らしさ。一部気味の悪い絵もあるのだけれど、狩野派の裏打ちされた技術、圧倒的な独創性、展示品のバラエティの広さ。

今回は1時間強しか見られなかったのだけれど、もっとじっくり見たかった。2時間いても飽きないはず。

わたしが見た日本絵画展では近年まれに見る傑作。同等の感動があるものを思い起こせば、2006年に東京国立博物館で開催された(巡回もした)プライスコレクション「若冲と江戸絵画」展 。

相国寺の若冲展、京都区立博物館の狩野永徳展など、最近は京都だけで巡回しない美術展に優れたものが多い。そう考えると最近東京で開催されている美術展は和洋問わずスランプ気味。

Part2へ続く

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最終更新日  2008.04.25 00:18:31
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