ワインと絵画がある生活

ワインと絵画がある生活

2013.01.07
XML
カテゴリ: 自宅ワイン会
前回

いよいよ主役の登場。


1990 Cote-Rotie La Mouline(E.GUIGAL)
コート・ロティ ムーリンヌ
Cotes-du-Rhone, France - 赤辛口 - 赤辛口

パーカー99点。2000年に購入したときでも5万円くらいしたので、かなり悩んだことを覚えている。現在だと10万円以上。うーむ。

グラスに注いでみると、まだ元気な色調。ボルドーをほうふつさせる香りで閉じ気味。やばいと思いつつ口に含んでみると、味爆弾というべきか、圧倒的な複雑さで、数え切れない要素が密に詰まっている。それほど味の密度が濃いのに、ワイン自体として決して濃いわけではない。

シラーであるとか、そういうブドウ品種の枠を超えて、偉大なワインの系譜。ブラインドでローヌと当てるのは難しい。しいて挙げれば、ラトゥール的か?

とはいえ個人的には味よりも香り優先なので、感銘するまでには至らなかった。味は超一級なのだけれどね。

ギガル三兄弟。素晴らしいことは理解しているけれど、なぜか相性が悪い。閉じている率高し。グレートビンテージも飲んでいるのに。今までのベストを挙げれば84年のトゥルクか(飲みごろという意味で)。92ほど弱くないし、今飲んでおいしい。

コート・ロティ・ラ・ムーリンヌ[1990](赤)E・ギガル

コート・ロティ・ラ・ムーリンヌ[1990](赤)E・ギガル
価格:135,000円(税込、送料別)


コスパを考えるならばダンピュイがお勧め。ビンテージによってはギガル三兄弟と変わらない。

コート・ロティ シャトー・ダンピュイを楽天で探す>




中勢以の熟成肉(しんしんという部位) 100gあたり2300円を計600g。


中勢以の肉と、A4黒毛和牛の食べ比べ

「軟らかい肉=いい肉」とは思っていないけれど、中勢以の肉は熟成によってタンパク質が溶けているのか、びっくりするくらい軟らかい。そして牛肉臭さはなく、ほのかにナッツのような熟成香が香る。それに対しA4黒毛和牛は「牛肉!!!」を主張する。

どちらも個性があっておいしい。そして、どちらが上かというよりも、そもそも香りも味も違うので、種類の違う肉のような気がする。今回はレア過ぎたので、こんどは違うロースト方法で挑みたい。

次回 へつづく。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2013.01.14 17:26:00
コメント(2) | コメントを書く
[自宅ワイン会] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

サイド自由欄


キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

コメント新着

busuka-san @ Re:エチケットが美しいシャブリジェンヌのロゼ(11/17) お気遣いありがとうございます。Yahooメー…
ねこまんまねこ @ Re:エチケットが美しいシャブリジェンヌのロゼ(11/17) ブースカ様 何らかの方法でお教えいただ…
busuka-san @ Re[1]:今年はひどいブショネによく出会う(06/12) shinakunさんへ ごぶさたしています。返事…
shinakun @ Re:今年はひどいブショネによく出会う(06/12) こんばんは!お久しぶりです🙇‍♂️ 今でも…

プロフィール

busuka-san

busuka-san


© Rakuten Group, Inc.
X
Mobilize your Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: