刑事裁判2回目＝人生2度目の最低最悪な出来事＝

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2020年06月13日

昨日は朝10時から名古屋地方裁判所岡崎支部で2回目の刑事裁判が行われました。

私の50数年の人生の中で1番の最低最悪な出来事は、昨年6月4日最愛の長女
さえりんが、何の落ち度もないのにトラックに轢き殺されたことです！！！

そして、2度目の人生最低最悪な出来事が、昨日の刑事裁判の加害者のあの女の
誠意の欠片もない、ただ我が身可愛さの最低最悪な態度と言動です！！！！

あの女にも私たちと同じように赤い血が流れ、母親として、人としての心を
少しでも持っているかもしれないと思った私の思いはは見事に討ち砕かれ、
信じようと思った私は大バカ者でした！！！
そのくらいものの見事に、裏切ってくれたのです。

私の心は見事に大嵐が吹き荒れ、大地震も同時に来たくらいの衝撃でした！！！
もちろんですが、私はあれほどの人間とは思えないほどの非道な輩に出会った事
は、一度もありませんし、世の中にテレビや小説以外で実在するなんて信じられ
ませんでした！！！

法廷がはじまり、  まず証人尋問です。 加害者の旦那が被告人の弁論者です。
裁判官が加害者の旦那を中央の証人台へ呼びました。

被告人の弁護士より 、事故後の加害者の様子を聞かれると、
旦那は「憔悴していた。被告人は現在も休職している。収入が減ったので
貯金を下ろして生活している。今後妻は免許を取らないと言っている」と答えた。

検察官より 、事故後の遺族への対応を聞かれると、
旦那は「 自分が遺族への謝罪に行かなくて良いと言った。行けば遺族に、妻が
殴り殺されるかもしれないと思ったから。 その代わり月命日には現場へ献花に
行こうと49日頃から決めた。月命日には一緒に行ったこともあるが、祥月命日は
仕事だったので自分は行かず、妻は会社の上司と一緒に行った」と答えた。

次に 被告人質問が行われた。
被告人である加害者が、中央の証人台へ呼ばれた。

被告人弁護士より 、 遺族に謝罪に行かなかった理由は何故ですか という質問に、
加害者の女は「 私の顔を見ることで遺族に嫌な思いをさせると思ったから。
保険会社が話を進めていると思ったから自分は行かなくてもいいと思った。
２月に検察官の事情聴取の時、検察官から遺族の心情を聞いたから謝罪の
手紙を送った」と答えた。

検察官より 、 事故の時、横断歩道に差し掛かる前に何故、歩行者や自転車が
いないか 確認をしなかったのか という質問に、
加害者の女は「確認はしたが、目に入らなかった！！いつもは確認しているが
この日は目に入らなかった。私が確認を怠った！！人として最低だとわかって
いる！！」と逆切れしたり、泣くパフォーマンスを見せた？？？

N弁護士より、仕事の休職はいつまでするのか という質問に、
加害者の女は「刑事裁判が終わったら考える。あと半年は休職が出来るから」と
平然と答えた。

月命日の謝罪にはどのように行っているのか という質問に、
加害者の女は「近くの駅まで電車で行き、会社の上司に車で迎えに来てもらい
会社のお金で花を買い、現場近くで他の上司と待ち合わせ一緒に謝罪に行っている」と悪びれもなく答えた。

謝罪の手紙を何故事故から８ヵ月も経って書いたのか、手紙に「紗愛理」さんを
何故「さえり」さんとひらがなで書いたのか という質問に、
加害者の女は「 検察官に言われるまで自分が謝罪に行かなかったことが悪かった
とは気づかなかった。 検察官に言われてはじめて手紙を書こうと思った。
名前をひらがなで書いたのは、漢字を間違えたら失礼だと思ったから」 と答えた。

 誠意がないと言われても仕方がないと思いますか という質問に、
加害者の女は「はい・・・」と答えた。

もし自分の子供が紗愛理さんのように轢かれて亡くなったら、あなたはどう思い
ますか という質問に、
加害者の女は「 許せません！！自分の子供は何より大事ですから 」と普通に答え

ではあなたは何故、１年もの間紗愛理さんのご両親に謝罪にも行かずに知らん顔を
していたのかという質問に、
加害者の女は「・・・・」 言葉を濁して泣きまねのパフォーマンスをしていた。

今後あなたは何をもって謝罪をするつもりなのか という質問に、
加害者の女は「 裁判が終わってもお墓の場所を教えてもらえばお参りに行きたい 」
と心にもないことを平然と答えた。

何故２月に手紙を送って以降は何もアクションを起こしてこなかったのか という
質問に、
加害者の女は「そちらの弁護士に止められたから」と答えた。

あなたは職業運転手としてこのような取り返しのつかない事故を起こして
紗愛理さんの命を２０歳で奪ってしまったこと、この先ご遺族の生活が以前とは
全く変わってしまって辛く苦しい残りの人生を生きていくという事に、あなたは
常日頃考えているかという質問に、
加害者の女は「 考えていなかったことがいけなかった。今後は考えます 」と
思ってもいないことを平然と答えた。

ここで被告人質問は終わった。

最後に裁判官が、あなたは安全確認の意味、交差点に差し掛かったら最優先に
すべきは何なのかわかっていますかという質問に、
加害者の女は「 歩行者です 」とはっきり答えた。

ここで約１時間半の２回目の刑事裁判が閉廷した。

途中主人が何度も膝を叩いたり、つい怒りの声を出してしまい、
裁判官に一度注意されてしまいました。
加害者の都合のいいように証言を次々変えて、嘘と言い訳だらけの茶番劇を
私たちは何も出来ずただひたすら聞かされ、地獄の苦しを味わった・・・

加害者の旦那が「謝罪に行ったら妻が殴り殺される」と言ったが何を根拠に
そんな嘘が言えるのか？？？？
事故の翌々日加害者と旦那と会社の上司４人の計６人で我が家に謝罪に来たとき
私たちは悲しみのどん底だったのに加害者に対して私たちの想いは伝えましたが、
主人も私も、必死にぐっと堪えて物凄く紳士的な対応で罵声一つ上げずに静かに
見送りました。それなのにこの言い草です！！！！
殴り殺されると思ったのは、加害者の旦那が自分自身がそういうことを仕出かす
人間だからではないんでしょうか？？？？？

この裁判中、私も主人も怒りが納まらず堪えるのが必死だったのです！！！
それほどまでに、あの加害者の女は自分の保身ばかりで、証言を何度も変えて
証人台で逆切れしたり、泣きまねのパフォーマンスをしたり、罪を軽くしよう
と必死だった。その態度と言動、誠意の欠片も見られないあの女が本当に、
情けなく、醜く、浅ましかった。

帰る時、玄関前で主人が友人のTさんと話をしていたら、
加害者の女と旦那が出てきて、主人たちの目の前を頭も下げず、
知らん顔で悪びれもなくガン無視して通って行ったのです。
法廷でどんなに取り繕っても、これが加害者夫婦の本性です！！！

帰り新幹線の駅までお送りする車中、ベテランのN弁護士が
「今まで関わった中でも類を見ないほど、反省の欠片もない
酷い加害者だった・・・」と呆れて、そうおっしゃられました。

これはもはや人の心を持ったまともな人間のすることではないと
呆れ果てた！！！！

本当に何故、何の因果で、こんな卑怯で卑劣で自己保身で最低最悪な女に
最愛のさえりんは殺されなくっちゃいけなかったんでしょうか？？？？？

考えても考えても答えの出ない、底なし沼の
苦しみのどん底に再び、突き落とされたのです・・・

次回は６月２２日(月）午後４時から、被害者遺族(私）の意見陳述と
N弁護士の論告弁論、検察官の論告求刑が行われます。

(Rさんさえりんに可愛いお花を送って下さりありがとうございました💛(≧▽≦)💛）

(さえりん４歳　みんなでお花見🌸part２）

＜心からのお礼＞
昨日の裁判にもmeronさん、ＴＡＶ被害者遺族の会の皆さんが傍聴支援に
遠くから、朝早くから来てくださいました。心から感謝いたします！！
そして、初めて裁判という場へ傍聴へ来てくださった私の友人のYさんと、
主人の友人のTさん（neo_ken_leoさん）にも心から感謝いたします！！
お忙しい中、紗愛理と私たち家族のためにわざわざ足を運んで下さり、
本当にありがとうございました！！！

そして、この『 さえりんの部屋 』とアメブロさえパパの『別館』を見て下さる
皆さま、ブログへ温かいコメントを下さる皆さま、心から嬉しく感謝の気持ちで
いっぱいです。本当にありがとうございます！！！
皆さまのお励ましのお陰さまで何とかここまで来られました。あと一息です。
裁判では望むような判決にはならずとも、最後まで諦めず闘います！！！
そうでなければさえりんがあまりにも、あまりにも可哀想過ぎます。

皆さま、これからもどうかよろしくお願いいたします！！

ご訪問いただきありがとうございます！！

いつも温かいコメントありがとうございます！！