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2020年08月22日
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カテゴリ: 世間へ訴えたい事
​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​ そういえば、少し前のドラマで「知らなくていいコト」っていうドラマが
ありましたが、世の中には、本当に「知らなくてもいいコト」や、
「知らない方が幸せだったコト」ってあるんだと実感しています。

私は今まで本当に世間知らずで、無知で(今でもですが(;^ω^))
平凡で、純粋で、どこにでもいる普通の幸せな主婦でした。
そして、こんな生活がこれからも死ぬまでずっと続くと信じて疑わなかった。
私たち国民は税金を納めて、その代わりに政治や法律や警察は私たち一般市民の
生活や生きる権利を守ってくれる存在なんだと、信じていたのはドラマやテレビ
番組によってそのように植え付けられて、洗脳されていたからなのでしょうか??


それがある日突然、一編してしまったのは、大事に大事に可愛がって20年間
育てた、長女さえりんに突然起きた、交通死亡事故でした。

まさか、どうして??
いつも慎重で交通ルールをしっかり守るさえりんに限ってあるはずがない!!!

まさか、どうして??
何の落ち度もないのに、青信号の横断歩道を渡っていただけなのに!!!

まさか、どうして??
今まで十何年も自転車に乗って、一度も事故になんて遭ったことないのに!!!


まさか、どうして??
あの子に限って交通事故に遭うはずがないのに????

私たちは到底こんな現実を受け入れられず、絶対に納得なんて出来ません!!!

何かの間違いだ!!娘を元通りにして返せ!!!
加害者が一方的に悪いのなら、当然刑務所に入って罪を償え!!!
加害者は毎日だって娘の遺骨の前にひれ伏せて理不尽に命を奪った詫びをしろ!!!
加害者は社会的にも制裁を受けて、一生罪を詫びて償いの人生を送れ!!!

​どうして事故が起こってしまったのか、事故の本当の真実が知りたい!!!​

これは、子どもの命を突然奪われた親として、当然の叫びです!!!
しかし、現実には何一つ実現しませんでした・・・(>_<)


​​ 私は今まで「知らなくていいコト」を、実体験として知ってしまったのです!!
そして、警察や検察は、決して私たち被害者や遺族を守ってくれる存在では
ないんだという衝撃的な事実を!!!知ってしまったのです!!!

​私はこんな酷い目に遭ってはじめて、
この日本の無慈悲な現実にぶち当たったのです!!!​


私を含め多くの友人達からも、ブログで知り合った大勢の方々からも、
こんなことが現実にあるなんて知らなかった!!!
今までのこんな理不尽な目に遭い泣かされている人がこんなにいたなんて
知らなかった!!!と驚きの声がたくさん上がっているのです。



昨日、 たまたま ある方の記事を読んで更に実感したのです。​
​​その方は、元警察官でありながら息子さんを事故で亡くされて、今は警察を
辞められて、加害者が擁護されて、被害者は誰も守ってくれない制度の矛盾に
異を唱え自ら ​「日本交通事故調査機構」​ を立ち上げられた方です。

私は、今までたくさんご活躍されてみえたことも全く存ぜず、それでも今回、
ご紹介して下さった方がみえて、さえりんの事故の調査を依頼させて頂いたのです。
さえりんの事故の刑事裁判控訴の嘆願へと検察庁へ行ったときにも、結局証拠が
間に合わず叶いませんでしたが、 ​「衝突タイミングシュミレーション」​ を急いで
作っていただきご協力下さった方です。
​​

​​​​​​​​​​ <インタビュー記事の中で>
「警察は交通事故の調査の上では、犯人を逮捕する側の人間であり、その仕事の
中で、事故の被害者という立場で考えることはありません。自分も被害者遺族に
なって初めて、もっと警察の方から、被害者の立場に立って情報を知らせるべき
だということに気づきました。」

被害 者というのは誰からも守られず、どこからも情報を入手できない孤立した
立場に追い込まれてしまいます。」

警察官がつくった資料というのは犯人に関する情報でしか作られていません。
その資料で被害者が裁判で闘うと非常に不利であり、弱い立場から始まって
しまいます。すべての証拠は被疑者を処罰するために作られた証拠ですから
被害者側に関しては何もありません。よって被害者はどうやって裁判を闘わ
なければいけないのかわからない状態になってしまいます。」

真実は2つあります 。裁判とはあくまでも証拠上の真実ですから、 それが本当の
真実とは限りません。 できれば本当の真実と裁判上の真実というのは一緒にすべき
だと思います。警察官が民事事件のために捜査することはありません。」

「憲法の中で刑事被告人の権利というものが述べられています。被告人や被疑者に
は制度として認められている権利があるので、しっかり保護されています。
しかし、 被害者には守られるべき権利がありません 。犯罪被害者になった場合、
本人やその遺族を守るための権利は明記されていないのです。」

​「誰もが自分に不幸が訪れることは想定していません。しかし、訪れないという
約束も出来ません。 未だ年間4000人近くの方が死亡事故 で亡くなっています。
これは24時間以内の死亡者で25時間以降に亡くなった方はカウントされていま
せん。それほど 身近に交通事故は発生 しているのです。」

「憲法という制度ができてから70年が経ち社会的な歪みが出てきました。そこで
市民活動として1人1人が声を挙げ、方向変革していく時代 に入ったということです。」


長いインタビュー記事の中から一部を抜粋させていただきました。​​​​​​​​​

これを読み、ますます私は思ったのです!!

​今までは交通死亡事故なんてまるで 「他人事」 だと思っていました。​
だから 「知らなくてもいいコト」 だったのかも知れません。
でも、他人事ではなくなってしまった今、実感していることは、
これは、決して 「他人事」 でも 「知らなくてもいいコト」 でもなかったのです!!


​​本当はもっともっと早く知って、自分のこととして真剣に
声を大にして挙げていかなければならなかったのです!!​​



​「加害者が法制度で守られて、被害者の人権はなく、
被害者と遺族は守られない、こんな憲法はおかしい!!
こんな理不尽な法律は変えていかなければならないんだ!!!」と。​




(さえりん5歳自宅にて妹と)







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最終更新日  2020年08月22日 07時47分17秒
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