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先日楽団のバーベキューがあり、ママと一緒に行ってきました 久々に飲み過ぎました ワイフと行ったので、最後は家に連れて帰ってもらえるという安心感があったからなのか 終わって帰る頃は、まあちょっと飲み過ぎたかなって程度 家に帰って日記を書いているときもそんなに酔っていない 風呂に入って、8時前に寝た 完全熟睡して目覚めたのが11時頃 ずいぶん寝ていた気がしたが、まだこの時間だと安心 リビングに降りてお茶飲んで、寝直す 地獄はこの後 何だか異様に暑い 家族に尋ねると 「暑くないよ、涼しいよ」 だって こっちは、汗がだらだら出て来て、着ている物はぐっしょり 目をつむって寝ようとすると 寝ているのか覚醒しているのか 遠くの方で、音楽のようなものが聞こえてきた 音はとても小さく、耳をすます 聞いた事がある というより、忘れたくても忘れられないあの曲 定演ラスト曲の「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン(ドラゴンの年)」 それも難所中の難所、3楽章 夢と言うより、音楽が確かに近づいてくる 夢にしては、何も景色が見えない 音楽はずんずん大きくなる 舞台上で聞くくらいの音量になった 身体から汗が、それも冷や汗が吹き出てくる それとともにムカムカ気分が悪くなってきた あかん、ダッシュや!! 僕はベッドから飛び起き、トイレへ駆け込む 約3分間のたうち回った後、僕はすっきりした顔でベッドに戻る ああ、死ぬかと思った 頭痛~い あれほど暑かったのが、嘘のように涼しく感じられ、気分良く横になった 頭の中で、さっきはどうしてドラゴンが聞こえてきたんやろ? 不思議やなあ ああ、すっきりして気分いいなあ すると、はるか遠く、聞こえるか聞こえないか分からないくらい小さな音で… なんと、ドラゴン3楽章の冒頭が始まった なんか、夢みたいやなあ(夢やんか) この時は、気分は悪くはなかった すると次第にドラゴンが大きくなってくる 右手から細かなコルネットのパッセージ やがて背後からバスの腹に響くような音 左からトロンボーンの攻撃的な音 後ろでは打楽器が猛り狂ってきた 頭がおかしくなりそうなくらいの大音量 …あかん、 僕は再び飛び起きてトイレへ …ああ、すっきりした 何やったんやろ? はっきりとドラゴンが聞こえてたわ 横になると、さわやかな風が身体の上を通るような心地よい感触 頭の中は静かなピアノ曲のようなイメージ ああ、気分いいなあ すると、ピアノの音にかぶさって、ドラゴンの冒頭の…ジャン! という音がかすかに響いた(ような気がした) 以下、2度目と同じ 大音量、トイレ駆け込み→気分良く寝る→小さなドラゴン→大音量→トイレ これを僕は、何と7~8回繰り返し、最後はもう何も出す物がなくなるまで続いた あの不思議な、音楽だけの映像のない夢は何だったんだろう? あの後、怖いのでドラゴンを聴いていない僕である
2009年09月29日
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22日の休日に、ちょっと会社に行こうと思い京都駅に着いて…そうだ今日はいつも通らない道を通って歩いて行こうっと いつもよりずっと遠回りの堀川通りへ 堀川七条を上がったところに、うちの菩提寺に西本願寺があります 菩提寺と言っても、もちろんその支店の支店のお寺が菩提寺な訳で、単に宗派が浄土真宗本願寺派であるに過ぎません 本山にはもう何年もお参りしていません …たまには寄ってくか 何年もかかって修復された御影堂の修復が去年完成したと聞いていました 南側の門からのぞいてみると、堂々とした御影堂が… ちなみに前回来たときはこんな風に、お堂全体に覆いが被されていて、その姿を拝むことは出来ませんでした 境内に入るとお彼岸と相まって大勢の参詣客が… まず御影堂に入り、親鸞聖人にご挨拶そしてその北に隣接している阿弥陀堂に向かう渡り廊下を渡っていると、マイクの声が聞こえてきました なんでも、お堂の前の白州で法話があるから来て下さいと… 僕はお寺さんの法話を聴聞するのが大好き 早速張られたテントの一番前の特等席へ… 「これから、1人15分の持ち時間でリレー法話をします」 法話をして下さるのは全国から来られた僧侶の方々 年齢は僕より若い方ばかりでした その中で一番感銘を受けたのは、まだ20歳そこそこの年齢の僧侶でしたが 「いのちをいただく」 という話をして下さいました 我々が生きて行くためには、他の動物な植物のかけがえのない命をいただいているのだ、それなくしては生きていけないのだ そのようなお話でしたが、聞くうちに僕のちっこい目は涙があふれてあふれて仕方がありませんでした 今日、仕事に行くつもりで家を出、たまたま道草してみようと寄った本山で、これまたたまたま開かれていたテントの中の法話 これに逢わせていただいたことを仏縁と呼ばずに何と呼ぼうか… 会社に着くのは1時間遅くなりましたが、僕の一生では何年分の徳を得たような気分でした
2009年09月25日
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昨日の明け方に見た夢の話夢の中で僕はなぜか世代の違う年上の人たちの宴会に参加していた 飲むほどに打ち解け合い、したたか酔い、みんな宴会場で寝てしまった その宴会場はどうやら吉野の実家の離れのようだった 翌朝、外に出てみると外は吉野ではなく、都会の大きな川のそばであった 川の水はやや増水しており、会社へ向かう道は水につかり始めていた みんな、その中にジャブジャブ入って通り始めた 僕は、「そうだ、長靴を持ってこよう」と思い引き返すと川の水は急激に増水を始めた 僕は、足下に放りっぱなしになった車のキーを拾い、財布はと見ると、財布は水の中にあるようだった 僕は思いきって川に飛び込んだ すると川は、ものすごい勢いで僕を流れの中に引き込み始めた 僕は必死にもがいた 頭の中に、妻子の姿が浮かんだ 子供は今の姿ではなく、2~3歳の幼児だった 人間の力など小さなものだ やがて僕は思った 抵抗しても仕方がない なるようにしかならないのだと 気付くと僕はどこか知らない土地の病院の庭のようなところにいた 自分が誰でどこから来たのか分からなかった このあたりから、僕はその本人(僕A)と、本人を少し離れた位置から客観視している自分(僕B)の2つの人格に分離する そこで、誰か年配の男性が 「そろそろ病室に戻りましょう」 と僕をエレベーターに乗せた 僕Aは、親切なこの男性に頼っている そして僕Bは、 …この男は、どうして僕を知らない者のように扱うのか、さっきまで一緒に飲んでいたじゃないか… と、感じる エレベータに乗っている男達も、僕Aは誰か分からないが、僕Bは、それが知り合いだと分かっていて 「どいつもこいつも僕を知っているくせに、薄情だ」 と、憤慨していた そこで、目覚ましの音で目が覚めました
2009年09月15日
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お久しぶりです金土と僕は奈良県吉野郡下市町にある実家に帰って来ました目的は、墓参りと草刈り普段は空き家になっているので、家の周りは草ぼうぼう草刈り機でブンブン刈りましたそのとき、雑草の中に早くも彼岸花がけなげに咲いているのを見つけ、カメラに収めました 他にも、どこからか種が飛んできたのか、はたまた実家にあったものが野生化したのか、ホオズキが一杯実を成していました今回の帰省では、超かっこ悪い僕の絵日記や、戦前戦中のいろいろな写真などを見つけましたそっちはまた、改めて紹介しますね昨日夕方自宅に戻ると、以前の相棒のおKさんから電話がかかった「私の一番の楽しみはパパさんのブログよ」って、この頃更新をサボりっぱなしの僕のお尻をやんわり叩いてくれましたそうだね、しっかり更新しないとね
2009年09月13日
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…おことわり… この話はフィクションで、実在する人物等に全く関係ありません 【走れ!エロス!】 今から30年以上も前の話 そう、昭和50年前後の話である 松島正夫は、奈良県吉野の山奥に生まれ、高校1年の春休み、やっとの思いでオートバイの免許を取得し、オートバイを通学の足としていた この年代の少年の常として、頭の中にあるのは、常に女性のことばかり、とりわけ未知の領域であるその生身の身体については、なまじ無知なばかりにあらぬ想像は膨らむ一方であった 正夫の通学ルートにバスの展回場があった ブリキで囲まれたその待合室の後ろにはある物があったのだ そこには自動販売機が設置されていたが、正夫が下校する頃はまだ空が明るく、自販機は窓にマジックミラーのようなフィルムが貼られており、何を販売しているか全く分からなかった 正夫はその横のコーラの自販機で、今では想像できないがビン入りのコーラを買い、マジックミラーをのぞき込む毎日が続いた 夏休み前のある日、正夫は吹奏楽部の野球の応援から帰り、とっぷりと日が暮れてからコーラの自販機で乾ききった喉を潤していた ふと、反対側のもう一つの自販機に目をやったその時… 普段は、マジックミラーで見えない窓からその売り物が見えたのだ そこには、普段見たくて見たくて、脳天から煙が出るくらい見たかった女性のあられもない姿態が表紙に載せられた本が、これでもかと言うくらい並んでいたのだ 値段は、……600円 正夫はポケットを探った… 100円玉が1枚 10円玉が1枚…2枚…3枚 全部で190円しかない 正夫はバイクにまたがり、スロットルを全開にしていた 行った先は、秀才の同級生、高野孝介の家である 孝介の勉強部屋には電気が点いていた 正夫は、小石を拾い窓に投げた 何度かして、孝介は窓を開けた 「正夫ちゃん、何や?」 正夫は、人差し指を唇に当てながら早く下に降りてくるようジェスチュアで示した 「孝介、小遣いあるか?かくかくしかじかで、自販機で本買いに行かへんか?」 「行く行く」 どうやら、孝介の頭の中も同じ思いであったらしい 2人はバイクを飛ばし、自販機に戻ってきた 孝介からふんだくった500円を足して、これなら本が買えるだろうと、孝介は笑いが止まらなかった 「孝介、ええか?これはオレが見つけたんや!買うたらまずオレが持って帰る権利がある。そのあと今夜どんなに遅くなってもお前の家に持って行く。それでええな!」 「正夫ちゃん、分かった」 「孝介、誰も来いひんか見といてくれよ」 正夫は自販機にコインを入れ始めた 3枚位入れたときだ 「あかん!誰か来た」 と言って、孝介はその場から逃げたのだ …300円も入れて、今更無駄に出来るかい! 正夫は残りのコインを入れ、本の写真は見る余裕がないまま、でたらめにボタンを押した …ガサゴソッ という音と共に本が出て来た それを正夫は、バイクの荷台にロープでくくりつけた(今のように前カゴなどない時代だったのだ) そして、正夫は一刻も早く自宅へ帰るべく、これまたバイクのスロットルを全開にした どこに隠れていたのか孝介は、いつの間にか正夫の後ろに付いた 風を切る音がビュンビュン感じる 正夫は時々、荷台に手をやり、戦利品が飛ばされていないことを確かめた その時である! ウォーーーン…というサイレンの音が響き、続いて 「前のバイク、左に寄って止まりなさい」 というマイクアナウンス バックミラーに映ったのは、紛れもなくパトカーの赤色灯だった ここで、おまわりに捕まれば、交通違反だけでなく○○本も没収され、親と学校に通報される… ミラーを見ると、孝介がジグザグ運転してパトカーをまいてくれている 正夫はスロットルを全開にして、自宅に逃げ帰るのに成功した 自分の部屋で正夫は本を開けた が、…… なんと、本は前歯が1本欠けたおばさんが、おっぱいを(出さなくてもいいのに)ボヨーンと放り出して笑っている写真 2頁目以降も似たり寄ったりだった 正夫は、生まれて初めて現実社会の過酷さと薄情さを嫌と言うほど知らされた 孝介は多分捕まっただろう こんな、しょうもないエロ本のために 正夫は、すぐに本を閉じて孝介の家に向かった そこには、交通切符を切られながらも、この本を待望している哀れな孝介が、期待に目をランランとして立っていた
2009年09月06日
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かつてのアイドルが覚醒剤に手を染めていたことが発覚し、マスコミは連日連日連日、これでもかと言うくらいに報じてきた 確かに、薬物中毒は深刻な問題で、アイドルが使用していたことはショックが大きい しかしながら、本人は捜査当局の手中にあり、使用も認めているんだからここまで過剰な報道をしなくてもいいものを… 中でも、クラブではじけている様子を繰り返し映じ、「薬物の影響で普段と違う彼女の一面が…」などというものは、歌舞音曲に対する偏見も甚だしい 芸能人がプライベートな時間にクラブではじけようと、そのこと自体は何の問題もない 「あの目は完全にイッてました」 は? 人間薬物やらなくとも、好きなことに陶酔しきって、脳内モルヒネが出て、まるで別人のようになることって、誰でもある 僕なんかも、定演の度に舞台の上で、いわば「ラリった」状態になってしまうが、これは薬物のせいなんかではない 薬物を憎み、中毒者をいち早く救出し、この世から薬物を一層しなきゃならないのはそのとおりだが、何でもかんでも薬物の影響で済ませるのもいい加減にしてほしいものだ マスコミが報ずるべきは 〇薬物は誰彼を問わず、手を伸ばせば届くところまで来ており、決して他人事ではないこと ○中毒症状はきつく、一度使用すると誰かを殺すか自分が死ぬか、強制的に隔離治療を受けるかしなければ、自分の意思で止めるのは困難なこと ○彼女が更なる犯罪に手を染めずに捕まったことは、本人にとって非常にラッキーなことであり、更正の可能性は十分あること ○薬物を使用している人や、家族知人にいる人は、悲劇的結末を見る前に、勇気を出して専門の治療機関にかかるか、捜査当局に相談すること ○中毒者は特別な人間ではなく、明日は我が身かも知れないこと ○個人攻撃をやめ、社会から薬物を廃除するまで皆の協力が必要であること などである 彼女を特別視すれば、薬物はいつまで経っても対岸の火事 そうではなく、我々の隣に来てるんだよと、正しい危機感を伝えて欲しいものだ 詳しく書きたいが、会社へ行ってきます
2009年09月02日
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昨日帰りに、書店で芥川龍之介の小品集を買った 前回芥川を読んだのはずいぶん前で、何となく覚えてはいるが、改めて読んで見ると…すごい 「藪の中」…野盗に藪の中でおそわれ妻を蹂躙されて殺された事件に関わる、それぞれの人物が検非違使に訴えた心情 戦慄が走る 「羅生門」…荒廃した世の中で搾取されまくった弱者が更に弱者を搾取して生きて行く…まるで現在の世の中のようだ 「蜘蛛の糸」…暗澹たる世界から一筋の光明に救いを求めるが、エゴしかない亡者はやがて地獄に戻る(これも現在社会そのもの) さすが文学賞にその名を留めるだけあって芥川ってほんとに面白い さて出勤電車で続きを読もうっと
2009年09月01日
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