窓辺でお茶を

窓辺でお茶を

December 16, 2007
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カテゴリ: 舞台
 昨日は新百合ヶ丘の昭和音大・テアトロジーリオショウワにバレエ「くるみ割り人形」を見に行ってきました。大和シティバレエジュニアカンパニーの公演です。「くるみ割り人形」はストーリーがクリスマスのできごとなので、クリスマス前に上演されることが多く、一度見てみたいと前から思っていました。というのも、E.T.A.ホフマンの原作が好きで、クリスマス近くなると読んでいた時期もあったくらいですので。

 ドロッセルセルマイヤーおじさんの不思議な言動や、人間業ではできないような細かい細工のねずみの王様の王冠を、ドロッセルマイヤーおじさんが「それは私のステッキの飾りだ。落としてしまって探していたのだ」ととりあげてしまうところなど、幼いころには、なにかおとなに騙されたような腑に落ちないことがあったなあ、と思えるところがこの物語の魅力ではないでしょうか。ホフマンのほかの物語のように恐くなく、ハッピーエンドです。バレエでは原作ではマリーという名がクララに変えられています。「こんな幼い子が恋をするなどありえないと思うか?」という問いかけには、バレエの作者はありえないと考えたのか、そのあたりも変えています。

 なかなか見ごたえがあるカンパニーだという友人の薦めもあって、思い切って出かけましたが、本当に見てよかったと思いました。バレエはあまり見ていませんが、それでも昔に比べ日本人ダンサーのレベルがあがったように思いました。舞台装置や衣装も美しい色合いで素敵でした。クリスマスツリーの発光ダイオードがちょっと合わなかったですが。しばし楽しい夢の世界に誘われました。でも、この素適な舞台を作る人たちは、どれだけ大変な努力を重ねていることでしょう。

 そして今日、楽しいことがありましたが、秘密?です。






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最終更新日  December 17, 2007 01:16:34 AM
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