窓辺でお茶を

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January 31, 2008
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 今日のおすすめは、マガジン9条です。何度かこのブログでもふれた「アメリカ弱者革命」の堤未果さんが岩波新書から「貧困大国アメリカ」を出されました。その堤さんのインタビュー、雨宮処凛さんたちのコラムが(私には)共感を呼びます。

マガジン9条

 「もし、自分が戦争ビジネスで儲けている側の人だったら、どうするのが一番効率がいいだろう、と考えたんです。今もう、ビジネスには国境というものはないでしょう。それなら、自国内の貧困層に戦争に行かせて儲けるよりも、国同士に体力格差をつけて、体力のない国からどんどん奪う。そのために、グローバル企業を送り込んで、それによって中間層を下へ落としていくということをすれば、さらに効率よく儲かるんじゃないか。そして、それを一番やりやすいのは日本なんじゃないかと思ったんですね。」という言葉は、最近感じていたことと重なります。

 東急線などに乗っても、前ほど見るからに余裕がある層という服を着ている人を見かけません。運転手つき自家用車を使うような人は最初から電車にはいないとしても、以前はちょっとゆとりのある中流の上みたいな感じの人がけっこういたのに、どうも「中流」が消えつつあるような感じを受けます。自分も古びた服でも恥ずかしくないから助かるといえば助かるのだけど。給与明細を見れば、1年前に比べ税金がだいぶ増えています。高齢者の中には住民税が10倍になったかたもいます。それなのにまだ消費税をあげるなどと言っています。しかも、毎回福祉に使うだの、年金に使うなどといって、実際は官僚や政治家が遣い放題。すべてが政・財・官の「利権」でまわっていると感じているからこそ、小泉改革に期待した人も多かったのでしょうが、それこそリフォーム詐欺でした。

 日本人が豊かな暮らしを享受してこられたのは、軍備費が少なかったからだと読んだことがあります。いつのまにか日本の軍備費は世界でも上位になり、だんだんと私達の暮らしは貧しくなっています。いまだ北朝鮮の脅威をいいたてる人がいますが、実態はどうなのでしょう?
原田武夫さんのブログをお読みになってみてください。

騒然としたマーケットの陰で進む米朝接近を追う

米朝和解後の時代に向け仕組まれた「朝鮮特需」という罠











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最終更新日  January 31, 2008 11:41:26 AM
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