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ここのところ、時間が取れるときにはなるべく所属するスウェーデンの自然保護協会・野外生活推進協会・大学・・・などで催される講座に顔を出すようにしている。日本で培った自然の知識を土台に、スウェーデン流野外生活の過ごし方を自然をガイドするという仕事とパラレルに無我夢中で身に付けて来たが、やっとそれを深める余裕が出てきたのかもしれない。ちょっと時間がかかりすぎた今日は、スウェーデン自然保護協会のホームページで見つけた、いろいろな仕事場で自然を人々につなぐ仕事をしている人々のための講座。ストックホルムの中心から郊外電車とバスを乗り継いで1時間もかからずに行ける、テュレスタ国立公園内のNaturumというビジターセンターで行われた。自然を人々につなぐ仕事としている人として、Naturumのようにビジターセンターのようなところで働く人、自然史博物館で働く人、学校の先生、自然保護協会や野鳥の会で自然観察ガイドをする人などが集まっていた。いろいろな職種ではあっても、人々に自然の何かを人々に伝えていくという目的の下に、「自然への道案内」ということで一つに括っていこうという動きがあり、この講習はその流れの中にあるようだ。Naturumに辿り着くと、既に泊まっていた人や車できた人でかなりの人が集まり、挨拶を交わしている。どうもこの本版前のラフな情報交換みたいな場にいまだスッと入っていく事ができない。こういった講習には外国人がいることはほとんど無く、おまけに領域が重なる仕事をしていて見知った間柄の人々も多く、打ち解けた雰囲気が漂っているからだ。先ずは、スウェーデンの国土の形を表している建物を前に、簡単に名前と参加理由を披露。そして足慣らしにNaturumの職員によるミニガイドに参加。森に入る前にヘビ発見。尻尾が千切れていたので、何かがあったため道路をうろちょろしていたのだろう。ヘビを道の傍らに返しながら、その説明をしているのがNaturumに17年勤めているガイドさん。その後簡単に森の中に入っていき、ヨーロッパトウヒ主流の森と松主流の森の雰囲気の違いを感じさせる部分を案内。この松は倒木しつつも生きていて、樹齢250年程度らしく、この国立公園で一番写真に撮られている木らしい。この導入としての散歩は簡単なもので、Naturumに戻り、Fika(休憩)!スウェーデンの全ての活動には、Fikaというコーヒータイムが必ずついてくる。室内に入って、午前中はグループダイナミズムとリーダーシップに関する話。ガイドに始まり理論に移っていく話の中で、この講習がNaturum(国立公園ビジターセンター)、Studiefrämjandet(学習サークル協会)、SLU(スウェーデン農業大学)の3つの組織が協働して形にしたものということがわかった。スウェーデンはこういう風に、同じ目的のために所属の異なる団体が協働して動く事が多い。午後は、「自然への道案内」とはどういったことかということの講義。その後、3つにグループ分けされ、少人数のなかでそれぞれが3分間何らかの自然の題材を参加者にガイドする実習。全ての人が実践をしているので、5分ほどの準備時間でそれぞれがガイドをし、その後に全員からフィードバックをもらった。短い時間で限られた場所なのに、驚くほどバラエティのあるミニガイドを体験でき、とても参考になった。参加者の一人の人が、国立公園マークが付いたシャツを着ていたので、写真に撮らせてもらった。朝9時からの講習が終り、スウェーデン語に集中していた緊張が切れ、何も言葉が出なくなってしまった。
2015年05月12日
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今年の1月から月に1‐2回の頻度で始まったストックホルム大での「遊び、冒険そして学び」のコース。もう残すところ数回。このコースは、仕事の中に冒険・遊びの要素を取り入れた活動をしたいと思っている、子供と接する施設で働く人のためのもの。23人の参加者は保育所で働く人・学童で働く人が中心だが、水泳教室の先生や私みたいな変り種も。ほとんどの人は学校の時間帯と同様に働いているので、ほとんどは授業は夜に行われたのだが、2回は野外。夜に行われた授業も、参考文献を持ちながらの座学ではなく、テーマに関連する実践に使える活動を行ない、関連する理論を紹介する簡単なもの。既に教育学を学び実践に関わっている人たちなので、実践にすぐ使える方が大切なのだ。1ヶ月前には、生徒の中の数人がグループを作り、他の生徒たちのモデルとなるような”冒険”という概念を土台とした活動を計画し、実践してくれた。森の中、「サーカスの危機」というテーマで繰り広げられたプログラムは、スカウト歴の長い3人の保育士で提供されたもので素晴らしかった。彼らだけでも十分にこういった活動のワークショップを組み立てられる力量だった。今日は1ヶ月前の実践を経験した上で、自分たちの実践の場で行うプログラムを学んだ事を土台に指導案を作り、その一部を披露する内容。いつも23人が揃う事はないが、それでもかなりの人数が自分のプログラムを披露しなければならないので、一人約30分の持ち時間。朝、10時前に地下鉄の駅前に集合し、実践を行うStoraskugganと呼ばれる大学の裏に広がる、首都にある国立公園の一部である林野部へ向かう。この林野部分までは地下鉄駅から15分ほどで辿り着くが、今回は急ぎ足だったので10ほどだった。朝10時から16時までの授業は、ずっと外で行われるのだが、野外で活動する事に慣れている人々なので、何の説明が無くとも、みんなその時々の天候の状況に合った服装と装備をしていた。ここのところ、急に気温が上がりだした事もあり、林野部の木々には花が咲き誇り始めた。10時から16時といっても、半日しか休みが取れず途中で帰る人も多かったが、15人程度がそれぞれの現場を想定して組んだプログラムは本当にいろいろ。野外でそれぞれのプログラムをプレゼンするのは、そのことに対し現場が異なるほかの人々から、内容を煮詰め改善するための価値あるフィードバックをもらうことに目的があった。自分のプレゼンに対しても、自分が気がつかなかったような意見やヒントをもらい、とても有効だった。長いと思った授業時間も、お昼の時間も惜しいと感じたほど短く感じ、とても意義深い1日だった。授業の締めは、それぞれが今日1日を表す一言を発表。私は「意義深かった」
2015年05月06日
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Social demokrat(社会民主労働党)が政権の中心に返り咲いたメーデーなので、街中がどんな雰囲気に感じられるかどうか、デモ行進の場所と規模がをチェックし、街中へ出発。向かったのは、Humlegården(フムレゴーデン)という王立図書館がその一角にある公園。写真の左側にあるのが王立図書館で、ここには日本の国会図書館のようにスウェーデンで出版されている印刷物のほとんどが収められている。中心の大きな人物は、かのカール・フォン・リンネ。この図書館裏にある大きな公園の反対側には、子供の大好きな遊び場があるのだが、今日はその中心の広場に社会民主労働党の人々を中心に、いろいろなグループが旗やプラカードを持って三々五々集合し始めていた。行進の先頭を取る、いくつかのブラスバンドが練習がてらずっと元気が出そうな音楽が鳴り、ホットドッグや飲み物を売る屋台などもあり、にぎやか。乳母車に乗った子供から、お年寄り、いろいろな国から来ている移民たちなどいろいろな人たちが集まり、メーデーの行進に参加するために集まっているというのを忘れてしまいそう。実は、ここに来ようと思ったのも、彼の保育園にいるチリから来ている家族の小さな女の子が、昨日保育園からの帰り際に彼に向かって、「明日、デモにお父さんと行くんだ!」と楽しそうに話していたというのを聞いたから。さて、ブラスバンドのリズムに乗って出発ストックホルム一の繁華街Kungsgatan(クングスガータン)のいつもは車が通るところを、デモはどんどん進んでいく。最終地点はストックホルム中央駅に近いNorra bantorgetという広場。もうその付近は、車進入禁止になり、見る人や参加者も区別がなくなり、全体がお祭りのようになっている。広場にはステージが設えられ、歌が歌われていたが、政治家の演説が最後を引き締めるというプログラム。私たちは他に用があったので、実は一番の目玉であるはずの演説を聴かずに場を離れた。公園周辺はこの1週間で急に春めいてきたので、春のこの時期にしか見られない新緑の萌黄色に彩られていた。そして、年代を感じさせる巨大な木と花。実は時折、小雨のぱらつく不安定な天気だったが、街の雰囲気はとても安定した春の雰囲気だった。
2015年05月01日
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