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学生時代に住んでいたところを通りかかった。20年ぶり。アパートは取り壊され、跡地には個人の住宅が建っていた。スーパーもビデオ屋も古本屋もない。その建物すらない。茫々たる時を感じる。自分も変わってしまったか。あの頃の自分はどうだったか、を思い出しながら帰る。変わらなくてはいけない。このままダラダラと過ごして、いたずらに年を重ねていいわけがない。ネットで無為な時間を浪費していることの、なんと愚かなことか。初心に帰ろう。源にふれろ、だ。
October 10, 2012
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DVDで『サイタマノラッパー』を見る。特に何もない関東地方の田舎町。才能も、きちんとした仕事もない、もう若者とも呼べない者がつるんでいる、この閉塞感。その中で、何か外に向かって表現しようとする心の叫び。いいねえ、いいねえ。そんな奴らに歯に衣着せぬ物言いで毒づき、でも見下しているわけではない、何か自分と似たものを感じて同族嫌悪のような複雑な内面を想像させる、A V女優上がりの幼馴染(みひろ)。いいねえ、いいねえ。ライブなんか出来るはずもなく、じゃあクライマックスはどうなるんだろう、と思っていたら、最後に飲食店のバイトと、客(交通整理のバイトの帰り)という状況で2人が鉢合わせ、ラップの応酬をするとは。人生は、かっこ悪いんだよ。でも、それでも精一杯生きている証が欲しくて、もがくんだよ。
October 9, 2012
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行きの電車で『悪人 シナリオ版』読了。プロデューサーと原作者(脚本も担当)、監督の座談会も収録。決定稿までの紆余曲折、攻防、へえ、と思うが、普通か。原作者を脚本家に入れるのがいいとは、僕は思わない。途中から、監督は監督で書く、というのも、いいとは思えない。だったら、最初から監督が書けよ、と思ってしまう。祝日だったこともあり、ほとんど仕事なし。いろんな資料を読んだり、それでも時間が余って、ネットでもするしかなかった。
October 8, 2012
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朝、雨模様。PTAのお祭り。バザーや模擬店など。今年もテント係。設営と片づけ。あとカレー屋さんのため、お米を5合炊いて持っていった。そのついでに、コロッケパンと焼き鳥を買って食べる。焼き鳥、たれは焦げが多いのでパスして、塩を買ったら美味。ほんとは焼きそばを食べたかったけど、列が長かったので諦めた。図書館で手当たり次第に戯曲を借りてきて、帰宅。数日前からお寿司が食べたいと言っていたので、夜、回転寿司へ。すずき、胡椒鯛、甘みがあって美味しい。ずわいがに手巻き、初体験。自分9皿、息子7皿。もうすぐ抜かされそうだ。--------------------------------------------------------------------------------秋の新ドラ『高校入試』(脚本・湊かなえ)を見る。説明台詞ばかりで、山場もなく終わってしまった。こんなんでいいのかよ(いいわけない)。
October 7, 2012
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昼食は食堂で同じセクションの者と席を並べて食べている。ケータイをいじりながら食べているモノ。お箸の持ち方がおかしいモノ。好き嫌い、偏食が多いモノ。なるほど、子どもの頃、しつけをうるさく言われていたのは、こういうことだったんだな、と今になって親に感謝する。ほんと、「どういう躾をされてきたんだ」と言いたくなる。子どもには、きちんと食べ方を教えておかないと。--------------------------------------------------------------------------------帰り、中央線を走る御用列車を見た。えんじと茶の間のような色合いで、先頭に菊の御紋と日の丸。5両編成だった。どこに行かれていたんだろう、明日「皇室アルバム」をチェックしなきゃ、と同僚と話していたら、車内のニュースで山梨に行幸された、とすぐに判明。さらに家に帰ると、夕刊に、御用列車は2007年に完成し、お乗りになるのは2年ぶり、とあった。列車名は「和(なごみ)」というらしい。
October 6, 2012
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『99%対1%アメリカ格差ウォーズ』(町山智浩・著)読了。今年の大統領選を見守る上で、候補者の人となりや、選挙の争点がよくわかった。アメリカのポピュラリズム化は重症化している。子ブッシュを当選させてしまったことが、間違いの発端。あれから、世界経済は本当にヒドいことになってしまった。今後、どの国がどうやって立て直すというのだろう。対岸の火事ではなく、日本も民主党政権になってからの体たらくといったらない。小沢・鳩山がすべての根源。それにのっかって騙された国民が半数もいることを思うと、頭が痛くなってくる。「近いうちに」解散といってずるずると居座る野田政権。自民党に戻ってすぐに改善されるとは思わないけど、今よりはマシじゃないか。
October 5, 2012
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朝から掃除、洗濯、ゴミ出し、靴磨き。病院へ行き、いつもの薬を処方して貰い、その足で散髪。警察署へ行き、運転免許の更新。真面目に講義を聴く。人の話に耳を傾けて聴くこと自体が、久しぶりだった。『それでも家族を愛してる 自分らしい”家族”を見つけ出した19の物語』(ポー・ブロンソン著 桐谷知未・訳)読了。世界中の家族(約700)から話を聞き、そのうち19の家族を取り上げて、まとめたという。1つ1つの家族。どういう問題を抱えていたか。それにどう立ち向かったのか。自分がその当事者であったら、辛いものが結構あったが、19人のその立ち向かい方それぞれに、深い感銘を覚えた。乗り越えた上での、幸せの形もそれぞれ。距離をちぢめるだけではない。距離を置いたり、縁を切ったりすることで、幸せになることもある。初めは誰もが、「理想の家族」像を描くが、そのようなものは、この世に存在しない。それは絵空事にすぎない。「現実の家族」と向き合い、問題を抱えながら、それに立ち向かい、乗り越えた先にあるものが、その家族の幸せなのだ。「理想の家族」で思い描くような、なんの問題もなく、波風も立たない家族と、上記のように、紆余曲折を得て、ようやく幸せの形を見つけた家族。どちらが、幸せだろうか。各物語の中に、ときどき垣間見せる、著者のそんな声が、自分と無関係で遠いように見える、物語をぐっと身近に感じさせてくれた。訳文も読みやすい。今年のBEST3。
October 4, 2012
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2段組み700頁の木村政彦を読んでから、ちょっとした分厚い本も大したことないように思えてきた。ただし、通勤にはちょっと重いといえば重い。今日、帰りの送迎バスで読んでいたら、シニアのおばさんに「何を読んでいるんですか?」と訊かれた。「ええ、まあ図書館で借りた本を」「サスペンス?」「いや、ノンフィクションです」ノンフィクションというのが何かわかったかどうか……。「何かおすすめの本、あります?」「人には薦めないので……」ふだん読書していて、さらに嗜好までわかっている人なら薦められるかもしれないけど、いきなり何か、って言われてもムリだし、答えるだけムダ。どうせ、読みやしない。面白い、と薦めるのも度が過ぎると押し付けで、自分で探すのも読書や映画の楽しみの大きな部分なのだ。
October 3, 2012
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今、読んでいるノンフィクションが、とても胸に響く。「家族とは何か」という言い方をしてしまうと、何だかドラマの企画意図にありがちな空疎なテーマの語句っぽく聞こえてしまうが、まあ、そういう意図で書かれた、世界中のいろいろな家族の話。どんな家族であっても、語るに足るだけの歴史、悩みがあるのだなあ。友達の、あの人にも、あの子にも、自分には知らない、家族だけの葛藤があるんだろうなあ。うちだって、あるものなあ。夫婦の話なんかは、ちょっとNちゃんと話したくなった。男同士で話しても、それは夫側からの意見をそうだそうだ、と言うだけで、ここはわからないぞ、と読んでいて、思った。
October 2, 2012
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学校に出た息子が3分後に戻って来て、「今日、学校休みじゃない?」あっ、都民の日か。連絡帳をちゃんと書いてこないから、こうなるんだよ。試写会が当たって、会社を早退して観に行こうかな、と思っていたのだけど、そんなことしてたら、この先ケジメがつかなくなるか、と思い直して、やめた。
October 1, 2012
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