全363件 (363件中 351-363件目)
工期を早くしたい多くの住宅メーカーは、本来取るべき時間を取らないことが往々にしてあります。早く入居したいという施主の要望もありますし、早く竣工してお金をもらいたいという施工側の都合が合致して、スケジュールを短縮するのが、今のトレンドとなっています。でも、時間を掛けなければいけないところが多いのが、家づくりだと思っています。例えば、耐震性を強化する為の帯金物。あわてて施工すると、家の圧縮によって逃げ場を失って帯金物が外壁材を内側から押し出そうとするのです。新築時には、何も問題なかった外壁に数年でヘア・クラックが出てしまうというトラブルが生じるのもこれが原因であるという場合が多いのです。屋根材や窓、石膏ボードなどを入れ、家が完成した時の重量に近づいて圧縮力が掛かった状態になってから帯金物を止めるのが、自然の摂理に則った施工なのです。
2008年06月15日
コメント(0)
この写真は何だか分かるかな?これは、屋根を内側から見たところなんです。写真の中央に写る屋根合板。そこに、何やら平べったい台形の形をした長いシートがぶら下がってるのがお分かりか?これこそ、以前日記に書いた、私の友人が作ってくれた通気スペーサーなのだ。こうやっておけば、断熱材のセルロースをこの上から高圧で押し込んでも、スペーサーが合板との間に通気層を確保してくれるのさ。また、このスペーサーは、湿気った空気を呼吸作用で上へと流通させるから、室内の空気を通気層から放出することに寄与するんですね。だから、屋根部分での結露問題は、このスペーサーがないと解決できないんだなぁ。サイズの調整など、まだまだ改良の余地はありますが素晴らしいアイテムです。「ホームメイドの資材紹介」ブログ関連記事:換気棟 ~ 大府 N邸 ~http://plaza.rakuten.co.jp/shizai/diary/201002210000/壁にやるなら、屋根にもね http://plaza.rakuten.co.jp/shizai/diary/200909290000/屋根裏部屋の結露対策 http://plaza.rakuten.co.jp/shizai/diary/200709010000/
2008年01月07日
コメント(0)
ほぼセルロースの断熱材を入れる準備が整ったN邸の現場。うちのスタッフが、数日総出して吹きこぼれ防止の布シートを張った。これが結構大変だったんだな。セルロースに糊を混ぜて吹き付ければ、こんなシートを張る必要もないんだけどできるだけ化学物質を使わない為に、こんな手間な仕事をやっている。そこまでしなくていいのにねぇなんて言われそうだけど・・・。今日は、明日セルロースを入れる為の機械と材料をスタッフ2人がトラックに載せた。この青い色のマシンが、ブローイングマシンと言ってセルロースの断熱材を細かく粉砕して風圧で吹き込む機械です。勿論、自前。重量は、100kg以上あるから、人力ではなかなか持ち上がりません。だから、トラックに載せるにもフォークリフトを使います。吹込み用のホースも巨大で、長さが40mくらいあります。それくらいないと家の屋根裏や端っこの方まで届かないんだよね。また、このホース、結構繊細なんだよ。少しでも、セルロースが湿気ってたりすると、途中で詰まったりする。そういう意味では、セルロースの乾き具合も確認しながら断熱工事ができるので、安心かも知れないね。でも、明日の作業は、大変なんだ。だって、セルロースを粉砕すると、すごいホコリ状のセルロースが機械付近で舞うんだよ。それに、セルロースの出口側でも機械側以上のすごいホコリが舞ってしまいます。まあ、グラスウール断熱材のように、粒子が肺に突き刺さってガンになるようなことはないんだけどね。何故、断熱材にセルロースか?については、こちらを見てね。他の関連記事:セルロースは、音を吸収する(2008年10月14日)セルロース断熱材は、木の繊維(2009年03月21日)セルロース断熱材の吸音実験(2010年09月12日)
2007年11月16日
コメント(0)
構造体が立ち上がってしまうと、この部分は床下になるので、もぐらないと見えないんだけど、赤や青のホースのようなものは何か分かりますか?まあ、見れば分かるよね。そう、水道配管です。グレーの大きめの配管は、いわゆる排水管。こたらは、コストの為か技術的な問題なのか、未だに塩ビ管です。でも、この現場のように給水・給湯を行う配管に、架橋ポリエチレンを使うところが増えてきています。(未だに安くあげようと塩ビを使う住宅メーカーもあるようだけど・・・)架橋ポリエチレンは、紫外線に弱いのですが、床下や土の中では、劣化を起こしません。また、塩ビが一時期問題になったように、ダイオキシン類や接着剤が水道に流出するような恐れもありません。管と管との接続は、全て専用金具を使ってワンタッチ!だから、接着剤がいらないんだな~。多少費用が掛かっても、飲み水だから気を遣いたいよね。それにしても、排水管も早く塩ビでなくなるといいのになぁ。
2007年10月23日
コメント(0)
今までは、この写真のように土台を留めるアンカーボルトの座金とナットを土台に埋め込む為に、座彫りしていました。2x4工法は、土台の上に床根太(床下地の材木)を載せる為土台アンカーを土台の木より飛び出させることができないからです。その場合気になるのが、断面欠損。彫った分だけ土台が削られて強度が落ちるという問題でした。そんなに削る訳ではないから、耐震性に大きな影響はないと言ってしまえばそれまでですが、細かなことでも改善していく姿勢が大切だと思っています。多分、ナットだけなら直径30mmくらいの穴を開ければ問題ないのでしょうが、土台アンカーが抜けないようにする為には大きめの座金は必修です。ですから、座金の分だけもう一回り大きな穴が必要になります。そこで、新たに採用したのが、この新型ナット。これは、座金が一体成型されています。で、ナット部分は下の方に埋め込まれ、座金の部分は土台上面ギリギリの部分に設置されるので、断面欠損が殆ど発生しないというすぐれもの!面白いものを考える人はいるんですねぇ。でも、この座金ナットは、結構値段が高いんです。1件当たり、数十個使う訳ですから、バカにはなりません。勿論、それ専用の道具も必要ですから。お施主様の知らないところでも、日々前進ですね。
2007年10月20日
コメント(0)
2x4工法の家でよくやるのが、屋根の下(小屋裏)を利用した部屋(ロフト)を造るということです。屋根ですから三角形の天井となる訳ですが、四角い形と違って子供たちには、大いに喜ばれますよね。でも、この時、気を付けなければいけないのが、屋根内部の結露なんです。キッチンやお風呂、洗面で出る温かくて湿気を帯びた空気は必ず上の方に上昇して、最後には屋根裏にまで到達します。そこで、冬場の寒さで冷えた屋根に接して、結露を起こすのです。また、屋根にスキマなく断熱材を入れてしまうと、外壁や軒下からの通気を阻害してしまって、壁体内結露防止の為の通気工法が機能しなくなってしまうという問題も生じます。そこで、私たちは独自の施工を考えました。これは、どこのハウスメーカーもやっていないやり方です。セルロース断熱材のような吸放湿性のある素材を一種の壁のように使って、緩やかな中気密の空間を造ります。勿論、部屋として使いますから石膏ボードを貼ってドライウォールで仕上げてもらっても構いません。ドライウォール自体、水分は通しませんが、湿気のような空気は流通させることが可能だからです。そこで、重要なのが屋根と断熱材の間に、通気層を作ってそこの空気を棟換気で逃がしてあげるということです。ただ、この通気層を確保する為のスペーサーを考えるのには相当私たちも苦労しました。それは、断熱材に押されても通気層がつぶれないといった強度が必要ですし、湿気を通す為の吸放湿性といった機能も必要だからです。また、セルロースを押さえる為のメッシュシートも、強度や通気性が必要になります。そういうことをクリアしなければ、屋根やロフト天井の結露は解決できません。つまり、耐久性のある家はできないということです。こんなことまで考えてるマニアックなビルダーは、いないだろうなぁ。「ホームメイドの資材紹介」ブログ関連記事:換気棟 ~ 大府 N邸 ~http://plaza.rakuten.co.jp/shizai/diary/201002210000/壁にやるなら、屋根にもね http://plaza.rakuten.co.jp/shizai/diary/200909290000/屋根裏の結露は、将来必ず問題になる! http://plaza.rakuten.co.jp/shizai/diary/200801070000/
2007年09月01日
コメント(0)
写真は、外壁材を貼る前の家の外壁を写したものです。壁に貼ってあるのは、外部からの雨や水漏れから家の構造材を守る為に使われる防水紙。私たちが使っているこの防水紙は、普通の住宅メーカーさんや輸入住宅ビルダーが使っているものとは、ちょいと違う。いや、全然違うと言っても過言ではありません。防水紙の主な役目は、外側から侵入しようとする水分をシャットアウトして、内側に寄せ付けないことなんですが、その他に内側にある木や構造用合板から出る湿気(水蒸気)を通過させて、外側へ放出することなんですね。この性質を称して、「透湿性防水シート」と防水紙を呼ぶんですね。そうすることで、内部での結露を防止して住まいを長持ちさせてくれるのです。この従来の防水紙は、アメリカの会社名からタイベック・シートと呼ばれることもあって、輸入住宅メーカーのみならず殆どの国産住宅メーカーも採用しています。(名前は違うかも知れませんが、同じものです)で、この上の写真は、一般的な「従来の防水紙」と私たちが使う「現在の防水紙」を並べてみたところです。色やデザインが、多少違う程度で、それ程の違いはなさそうです。上の写真は、表(外部側)と裏(内部側)にマジックで文字を書いた様子です。(従来の防水紙の左端にある線は、元々印刷されていたものです)外部側には、「ほー」、内部側には「む」をマジックで書きました。表から見ても、多少にじみ方が違いますが、内部側の「む」が見えています。ということは、揮発性のインクを湿気と仮定すればどちらも内部側から外部側に湿気を放出していることが分かりますね。この点では、どちらも必要な性能を発揮しています。さて、今度は、内部側(裏)から見てみましょう。「従来の防水紙」では、外部側(表)の「ほー」の文字がにじんでいるのに対し「現在の防水紙」では、文字がにじんでいないのがお分かりでしょうか。つまり、「従来の防水紙」は外部側からも内部側に湿気を通してしまっているのです。夏、室内をクーラーで冷やしていれば、当然家の構造体も徐々に冷やされます。日本は高温多湿ですがら、湿気が防水紙をすり抜けて冷えた構造体で液体である水に変化します。そうなると、ご存知の通り、防水紙は水を通しませんから内部で水がたまってしまい、結露を起こすのです。夏のあいだ中、構造体に毎日水が蓄積されたらどうなるでしょうか?お分かりの通り、木はボロボロになり、金属は錆びてしまいます。この現象は、数年前からアメリカで問題になりましたが日本では誰も知らないか、知らせようとしていないんです。どこの建築屋も同じではないということが、お分かりでしょうか。
2007年05月10日
コメント(0)
土台の木が、オレンジ色をしているのが分かりますか?そう、これが防蟻処理の薬剤を塗ったところです。色は、オレンジ以外にグリーンやクリア(透明)なものもあります。この現場は、S林業さんの現場でしたが、これが普通の住宅メーカーの施工と思って差し支えありません。また、メーカーの多くは柱の部分も床から1mくらいまで薬剤を塗っているのが殆どです。土台や柱は、ヒノキの集成材のようです。ヒノキは、香りが強くシロアリが付きにくいのですが、心材(木の中心部)でないので、集成材は比較的食べやすいのです。また、フローリングを貼る為の下地材として針葉樹合板が貼られていますが、オレンジの土台とほぼ同じ高さになっています。これは、生活環境のフローリングの直下に、こうした薬剤が塗られていることを意味している訳ですから、健康被害のリスクのことが気になりますね。シロアリに食べられる前に、住んでいる人間に蓄積されるダメージの方が心配です。私たちの施工と比べて下さいね。 ↓http://plaza.rakuten.co.jp/shizai/diary/200703290000/
2007年04月30日
コメント(0)
昨年の11月にカナダのログビルダーと一緒に組上げた春日井市のログハウス。建方(構造組み)工事しか担当しなかったのでその後どうなっただろうと思っていたら友だちである施主から、現在の外観写真が送られてきた。これが、その写真。結構、かっこよくできたじゃない。カナダのイースタン・ホワイトパインの巨大丸太の迫力は、写真では伝わらないかも知れないけれど、美しい外観になったのは皆さんにも理解して頂けるかな。施主の厚意で、ゴールデン・ウイークにでも私たちがオープン・ハウスを開催させて頂きます。また、それが確定しましたら、皆さんに告知させて頂きますので、ご興味のある方は見にいらして下さいね。今週、チラシ用にいろいろ写真を撮ってきます。
2007年04月10日
コメント(0)
「土台は木曽ひのき!」というタイトルのお話をさせて頂いた際に出てきた基礎パッキンを上から見たのが、この写真です。これには、裏と表があってその機能が違います。こちらの面は、土台となる木を支える為に、接触面積を大きくとっています。但し、密着してしまうとそこに水分が溜まる恐れがあるので、細い溝をライン上に彫ってあります。裏面は、空気の流れを阻害しないように、風の通路となるような感じにしてあります。強いて言えば、橋の欄干のような感じでしょうか。厚さ2cm程度しかありませんが、6m×10m程度の家の外周なら(縦6m+横10m)×2辺×厚さ0.02m = 0.64平米 の換気面積を取っているのと同じになります。通常の換気口は 幅0.4m×高さ0.15m = 0.06平米 ですから基礎パッキンと同じ換気面積にするなら、10~11個の換気口を付けることになります。そして、その厚さ(2cm)分だけ家の床下が全体的に浮いて空気が全面に流れる構造を作り出しているので、常に乾燥した床下を実現するんですね。この基礎パッキンは、これ以外にもいろいろなメリットや仕掛けがありますので、詳しく知りたいなら下記サイトをご覧になると便利です。キソパッキング工法の詳細を紹介しているサイトは、こちら
2007年03月30日
コメント(0)
丁度、雨が降った日に撮影したので濡れていますが、私たちは、防蟻処理の薬剤を構造材(材木)に塗りません。シロアリよりも、住んでいる人間への健康被害が大きいと思うからです。でも、日本の殆どのメーカーや工務店は、1階の壁1mくらいの高さまで薬剤を塗ってしまいます。それは、塗らなかったことで後でシロアリの被害が出た時、問題となることを恐れるからです。こんなことを当然のこととしている日本の住宅行政も本質を見誤っているとしか言いようがありません。だから、私たちは物理的にシロアリがいやがるような工夫をします。まずは、ベタ基礎。床下全面に鉄筋入りの厚いコンクリートを打ちます。地震に強いし、土をもぐってきてアリが侵入することがありません。(シロアリは、飛んでくるより土の中を通ってくることの方が多いんですよ)次は、基礎パッキン。これは、基礎と土台となる木の間に石を練りこんだパッキン材を挟み込むやり方です。そうすると、土台全体が基礎から浮いている形になって床下全面に風が入り乾燥します。シロアリは湿気が好きですから、こういう床下環境は大きらいです。そして、最後に、ヒノキの土台を使います。それも、木の中心部である心材です。ヒノキは、ヒノキチオールという虫のきらいな物質を含んでいます。(ヒノキのよい香りは、この物質なんです。)また、心材は辺材と比べて固いんですね。だから、食べにくい。こんなことを考えながら、家づくりは進みます。
2007年03月29日
コメント(0)
さて、この布団の中綿みたいなのって何だと思いますか?これらは、オーストラリアの羊から刈った羊毛の断熱材なんです。そう、皆さんの着ているセーターと同じ天然素材なんですね。ちょっとグレーがかっているのは、リサイクル・ウール。白いのは、ヴァージン・ウールです。ホームメイドでは、通常、断熱材はセルロース(木や紙の繊維)を使いますが幅が狭くて、セルロースを吹き込めないような場所なんかに、この羊毛を使います。昔は、天井の防音や屋根裏の断熱にも羊毛を使っていましたが、最近はセルロースの吹き込み技術も高くなったので、そういった場所にはセルロースを使っています。いずれにしても、自然素材ですから呼吸作用が働いて、湿度や温度の調整を勝手にやってくれるスグレモノ。インテリアの壁をドライウォールにすれば、室内の空気をゆるやかに入れ替えてくれるのです。(ドライウォールの仕上げに使う水性塗料には、ミクロの穴が無数にあいているので、水分は通しませんが湿気などの空気は流通するんですね)呼吸作用もなく、人間の肺に入ると危険なグラスウール断熱材やロックウールはいくら安くても使いたくないですね。壁の中までこだわるのは自己満足かも知れないですけどね。
2007年03月20日
コメント(0)
断熱材、人が生活する建物には欠かせない材料です。通常は、価格の手頃さと施工しやすさの理由で、ガラスを繊維状にして、板状にまとめたグラスウールが使われます。でも、ご存知ですか?グラスウールは吸引すれば発がん性がある素材だということ。作業をするとわかるのですが、グラスウールは触るとガラスの細かな繊維が皮膚に付き、チクチクします。刺激になっているからです。それを吸い込んでしまったら…また、湿度を調整することはできません。水に濡れたら、断熱材としての機能は格段に落ちてしまいます。壁の中で蒸れたグラスウールは、乾くこともありません。せっかく自然素材(木など呼吸する素材)で家をつくっているので、断熱材にもこだわってみてはいかがでしょうか?ホームメイドは、グラスウールは使用せずセルロースを使用します。セルロースは木の繊維を綿状にしたもので(古紙を再生したリサイクルセルロースもあります)木の持つ性質そのままの特性をもちます。(ホームメイドでは、エコロジーなこのリサイクル・セルロースをカナダから輸入しています)●セルロースの特徴●・湿度の調節をする(湿気の多い梅雨や夏には湿気を吸収し乾燥した冬には 湿気を放出します)ので、室内はいつも快適。・壁内にセルロースを充てんしているので、カビの発生→シックハウスの 原因である壁体内結露も起こしません *壁体内結露って? 壁の中(構造体の中)で湿気が逃げ場を失い、冬、暖房した室内と 壁の中との温度差により壁の中が結露してしまうこと。・木でつくられたスピーカーは音がいいといわれています、構造に木を使い 断熱材にセルロースを使ったホームメイドの家は、まるで コンサートホールのような音を楽しめます。・セルロースは、燃えにくい。木をバーナーで焼くと、表面が炭化して黒くなります。 中まで炭になって崩れてしまうと思いきや、表面が黒くなっても炭化は 中まで進まないのです。それは・・・燃えるには酸素が必要な為。 炭化するということはその酸素が内部まで浸透しないようにコーティングを つくることなのです。木と同じ性質を持つセルロースはミクロの 単位で繊維1つ1つが炭化という行為を行っているからなかなか燃えないのです。 また、セルロースにはホウ酸がかけてあるので、難燃性にもなっています。 ライターの火であぶっても、表面が焦げるだけで燃えません。 ホウ酸は、自然界に存在しますし、防虫効果もあるのです。セルロースに糊を混ぜている住宅メーカーさんもありますが、糊も使用しない 自然に近い状態のセルロースを使いたいものです。糊入りの場合、壁(柱と柱の間)に吹き付けるだけなので、作業は楽なのですが、糊に含まれる有害な化学物質を断熱材に混入させることになります。また、糊入りの場合、多めに吹き付けておいて、壁より盛り上がった部分を削って捨てます。つまりせっかくのセルロースが、ゴミになってしまいます。糊なしの場合は、壁に貼られた不織布の中に吹き込みます。吹きこぼれても、集めて使えるのでゴミも出ずエコロジーなのです。関連記事:明日は、モクモク (セルロース断熱工事)(2007年11月16日)セルロースは、音を吸収する(2008年10月14日)セルロース断熱材は、木の繊維(2009年03月21日)セルロース断熱材の吸音実験(2010年09月12日)
2006年12月25日
コメント(0)
全363件 (363件中 351-363件目)