青空と木洩れ日

青空と木洩れ日

2021.03.26
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今からお話しするのは
正式名称を回復期リハビリテーション病棟という
脳疾患や骨折等の回復の為の
リハビリを行う病院へ母が転院した際の体験談です。

(リハビリ病院の定義や種類については
ウィキペディアや大手病院のHPをご覧ください。)

経緯は別にも書いていますが、
母が脳梗塞になった時、
リハビリ病院への転院サポートが

自力でリハビリ病院について調べ
転院先を探さなくてはならず
とても大変でした。

本来は医療ソーシャルワーカーが
医師からの情報や患者家族との面談でニーズを把握し
それにあったリハビリ病院をいくつか紹介し
患者側に選択のサポートを行い、空きを問い合わせる
という形なのだと思います。

しかし私の担当になったソーシャルワーカーAさんは
患者側の情報を把握しようともせず
リハビリ病院について何の説明も資料もなく

言ってください」と言うだけでした。

「希望するリハビリ病院」と言ったって
ほとんどの人にとって
リハビリ病院はなじみががない施設で
何という名で、どこにあるかさえわからないし、

リハビリ病院について調べる暇もないから
そんな事言われても途方に暮れるだけです。

私もそうだったので、
「希望するリハビリ病院」を見つけるための第一歩として
リハビリ病院について基本的な質問をしましたが
Aさんは全く答えられません。

母に合ったお勧めの病院もなければ
選び方のヒントも言えない、
いくつかの病院について質問しても
知識も経験もない人だったので、
私が下調べから何から全てしなければ
どうしようもないと覚悟を決めました。

リハビリ病院選びで
同じように途方にくれる方は
意外と多いのではないかと感じたので、
参考になればと、私がとった方法を書いておきます。

細かい事でも参考になることがあると思い
詳細を書いたので長文になりました。
前もってご了承ください。

後日ゆっくりと、選び方のポイントをまとめたものを
書く予定です。


リハビリ病院がどこにあるのか
なんという名前なのか、全く知らなかった私が
最初にした事は
リハビリ病院のリストを
ソーシャルワーカーに
リクエストすることでした。

これは何もわからず、何の説明もない状況で
最初の一歩を踏み出す打開策としては
とても有益な方法だったと思います。

医療ソーシャルワーカーの仕事をしている人なら
リハビリ病院名鑑みたいな書籍が職場にあったり、
リハビリ病院の一覧表を作成していると思うのですが、
Aさんは、そんなものはないと言います。

しかしそこで諦めず
「何かしらリストがあるはずだから
部署の方に聞いてみてください。
わからなければ私が直接お話しますが
そのほうがいいですか?」と
手順まで伝えてお願いしました。

数日後Aさんが手渡してくれたのは、
A4サイズに縮小コピーされ
一文字が3ミリ幅位になった
リハビリ病院の一覧表でした。

病院の数は全部で175位あったと思います。

そこで私は全ての病院のHPをネットで閲覧し
1.寝たきり状態の高齢者へのリハビリにも力を入れているか
2.私の家や職場からほぼ毎日お見舞いに通える範囲か
を一つ一つチェックしていき、
条件に適う病院名に黄色の蛍光ペンを入れ、
最寄り駅と駅からの時間を記入していきました。

この時気をつけたのは、
多少遠くても通える可能性があるなら
とりあえず蛍光ペンを入れました。

当時、会社から母の入院する急性期病院に直行し、
声掛けや自主リハビリを消灯時間までして
家に戻るのは10時近く、
食事、入浴等済ませて11時半から深夜2時位まで
毎晩表の小さな字とにらめっこしながら
チェックする作業は大変でしたが
175の病院を半分位に絞り込めました。

次は絞り込んだ病院の中から
職場からも家からも片道1時間以内で通える病院に
黄緑の蛍光ペンを上塗りしていき、
40位に絞り、
絞った病院のHPを再度熟読しました。

熟読することで、
意外と知られていない重要ポイントに気付けました。
それは、リハビリ病院によって
提携している病院がある所と無い所がある ということです。

私は知らなかったのですが、
リハビリ病院は病院という名前がついているものの、
一般の治療や検査や手術は行わないので、
もし母に脳梗塞が再発した場合は
脳神経外科の病院に転院しないとならないのです。

脳梗塞は再発の可能性があり
至急治療や手術が必要になるのですが
病院の空きがなくて
受け入れ先が見つからない問題が多発しています。

脳神経外科がある病院と提携していて
すぐに診てもらえる病院であることが
とても大事だと気が付きました。

また、リハビリ病院の口コミ検索で気が付いたのですが、
ソーシャルワーカーが出してくれたリスト以外にも
リハビリ病院は沢山あるということでした。

そこで脳梗塞リハビリに定評のある病院を検索し、
上記同様に絞り込みをして
いくつかの病院をリストに追加しました。

絞り込みした病院は全部で15位あり、
そのリストをソーシャルワーカー渡し
空きがある病院を探してもらいました。

一度にこれだけの病院を挙げた理由は、
リハビリ病院は通常空きがなく
1か月待っても転院できない場合も多々あると
病院側から言われていたので、
4~5病院では
空きがないかもしれないと思ったからです。

しかし、15も病院を挙げたのに、
4~5日後の面談でAさんは
「問い合わせたけれど空きはないそうです。」
と言います。

おかしいなと思い、
「空きがないのはどの病院ですか?」と聞くと
たった2つの病院にしか
問い合わせていないことが判明しました。

なので、
「残りの病院にも問い合わせお願いします。
もしお忙しくてできないなら、私が問い合わせますが
そのほうがいいですか?」
と進展する形になるようにお願いしながら
問い合わせを継続してもらいました。

Aさんの言うことを鵜呑みにせず
仕方ないと諦めなくて良かったと思いますが、
毎回1~2の病院しか問い合わせをしてくれずに
最初の3回位の面談は、空きがない、の一点張りでした。

空きが見つかったのは、6~7番目の病院で
偶然2つ続けて空きがあり、
こんな早くに見つかるのは珍しく
早い者勝ちになるので
早く転院を決めるほうがいい、と言われました。

一つは著名スポーツ選手が治療した事で
メディアにも取り上げられた有名病院Bで
なかなか空きは出ないそうです。

もう一つは郊外にあるローカルな感じの病院Cで
通うのに時間がかかるし
知名度も低いのですが、この病院を併設する病院に
脳神経外科手術の名医と言われる人が所属していました。

設備やブログラムはBのほうが良さそうですし
たまたま空いている上に
寝たきり状態の母を受け入れてくれると言ってくれるので
こちらにしようかと思いましたが、
この病院、スパルタ治療でとても有名だとの事です。
ぐったりしている母にスパルタ治療は合うのだろうか、
回復の見込みがないと、早期退院させられないだろうか。
また提携病院がないのも不安でした。

その点、
脳神経外科で有名な病院の併設リハビリ病院Cは
すぐに搬送してもらえ安心だし
脳梗塞患者へのリハビリ治療が充実していそうです。

1~2日両病院のHPや口コミを熟読し、
いろいろな面を比較し、いろいろな人に相談し
(と言っても、リハビリ病院に詳しい人も
親身になって相談にのろうという人もおらず、
私が責任を持って
母に一番良い病院を選ばなければ、
私が母を守らなければという気持ちが
一層強まりました)
熟考した結果、
病院Cへの転院をお願いしました。

実際に転院してみると
病院Cは一言で言えば
田舎の病院的な部分がありました。
(一応大きな地方都市の割と大きな病院です。)

たとえば看護助手達は近所のパートのおばちゃんで
医療の仕事をしている意識が非常に低かったり、
廊下の端に紙おむつの箱が山積みだとか
オムツを替えに回る時、
使用済みオムツを専用密閉容器でなく
空き箱に入れて回収するので
その時間帯は、匂いが病棟中に充満するなど、
管理体制が緩い部分がいろいろありました。

有名病院Bだったら、たぶん最先端の管理体制で
上記のようなことはなかったと思います。

しかし病院Cは理学療法士がとても感じ良く
諦めずに尽力してくださり、
当初医師達から
歩行は不可能だろうと言われていたにも関わらず
抱えれば歩けるようになり
とろみ食が食べられるようになりました。

また、先に述べたように、
高齢の母の脳梗塞が万が一再発した場合
脳外科手術の権威が所属している病院に
すぐ見てもらえるという事が
大きな安心でした。

もしその先生が対応できなくても
そういった先生が周囲にいらっしゃる環境だと
他の先生方も知識や経験が豊富だと思ったからです。

スパルタ式だと有名な病院Bに転院していたら
もっと回復していたのか、
それとも母がリハビリについていけなかったのか、
それはわかりません。

何しろ当時の母は朦朧としていて、
ひらがな一文字のカードを指しても読めないし
幼児向け輪繋ぎ玩具の、プラスチックのチェーンを
繋げることも引っ張って外すこともできませんでした。

でも病院Cで根気よくリハビリしていただき
家族側も毎日自主リハビリして、
医師達も驚くような回復をしたので
病院Cを選んだ事は良かったと思います。

大変だったけれど
リハビリ病院選びにベストを尽くして良かったと
今も思います。

何も知らなかった私が
母のためにリハビリ病院を選ぶためには
上記の紆余曲折があり、とても大変だったので
長い文になりました。

ポイントを纏めたものを
別に書こうと思いますが、
同じような事でお困りの方には
詳細や小さな事例が役立つこともあるので
これはこれでこのまま載せておきます。











画像をクリックすると詳細が見られます。





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Last updated  2021.06.05 11:05:00
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