青空と木洩れ日

青空と木洩れ日

2026.08.27
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カテゴリ: 美味しいもの
藤稔はお盆のあとの2週間ほどしか市場に出ない
希少品種の葡萄です。

私は果物好きなのに、
葡萄は手がべたべたになりながら皮を剥き食べるのも
皮ごと食べられる葡萄の皮の食感も苦手で、
あんまり好きではありませんでした。

でも母が美味しい良い葡萄だから、と
わざわざ買って持ってきてくれたり、
私に何度も勧めてくれたりした思い出があるので、

いつもは目もくれない葡萄売場で
すごく立派な大粒の葡萄があったので
母にお供えしたくなり、買うことにしたんです。

あのときなぜ買うことにしたのか、
今考えるとちょっと不思議です。

価格が高くて、こんな値段で買う気はしなかったし、
買ってもちゃんと食べるかな?だめにしちゃわないかな?
好きじゃない味かもしれないなと思いながら
でも母に良い物を食べてほしいという気持ちが強くて
一房選びました。

正直、自分用に買う葡萄だったら、


藤稔という品種は初めて聞きましたが、
大きく表示してあったので印象に残りました。
でも、味に期待は全くしていなくて、
紫の大粒の葡萄だから、紫の大粒の葡萄の味がするでしょ、
ってどれも同じだと思ってました。


ものすごく美味しくて、深みと甘みとかすかな渋みで
こんな美味しい葡萄があったのかと、感動しました。

色も皮をむいた時の濃い紫が美しく、
素晴らしい葡萄だなって思いました。

その後又購入しようと探したけどなくて、
お店の人に聞くと、出回る時期が短いとのことで、
翌年楽しみにしてそれ以来毎年購入してます。

ある年、友人と通りかかった駅ビルの果物屋さんで
葡萄フェアの試食をしていて、
5種類位を食べ比べたら、やっぱり私一押しの藤稔が
美味しいという事になりました。

でも価格が高いしと友人が迷うと、お店の方が
もう一巡食べ比べをしてみたらと勧めてくれ、
再度比べてみたらやっぱり藤稔よね、と
私も友人も納得の美味しさでした。

こんなに美味しい藤稔、母にも食べてもらいたかったと
何度も思うんですけど、
でも、箱根だったか六甲だったかの温泉旅館で
この葡萄は特別な○○(不明)という葡萄で、と
銘々皿にそれぞれ2粒位入ったのがデザートで出て、
母がとっても美味しいととても嬉しそうなので、
私の分も食べてもらったことがあります。

葡萄の名前は忘れてしまいましたが、
カタカナのしゃれた名前ではなかったので、
藤稔だった可能性があります。

その後も同様の事が
会席料理屋さんで何度かあったので
きっと母も藤稔を味わったと思うから大丈夫と
思うようにしてます。

母は私も食べれば良いのにと
毎回何度も言っていましたが、
今、こうやって毎年味わえているのは
母のおかげかも知れません。






画像をクリックすると詳細が見られます。





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Last updated  2026.08.27 00:16:27
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