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2019.06.23
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​​​​​​​ ​​​​​​ ​​​​​​​​​​​​黒沢清 「旅のおわり世界のはじまり」シネ・リーブル神戸​​
 映画館に足を踏み入れることのなかった30年余りの間に、世界で評価される監督として有名になった人で、全く見たことがなかった人というのは、当然たくさんいるし、見たことがない映画もたくさんある。
​​​​​  そんな監督や作品のなかで、 黒沢清 という監督は、何故だか著書は読んだ記憶があるが、ぼくの中では 「観てみたい」人 の筆頭だった。​​​​​
​   ​シネ・リーブル​ の500人の大ホール。ネットの予約画面がゼロだったので、思い切って正面6列目の真ん中の席を取った。​
 座ってみると、封切られた直後だったが、会場に客はほとんどいなかった。上着を脱いで、汗をぬぐっていると暗くなった。 
 ドアのガラスの向こうに何か映っている。人影なのか。そこから、カメラは方向をかえて、ゆっくり部屋のなかを映しはじめる。向こう向きの女性の後ろ姿が見える。女性が窓を開けて、風が吹き込んでくる。
 映画が始まった。そして映画はあっけなく終わった。

これが黒沢清か???

​​​  シネ・リーブル を出て 元町映画館 へ向かって歩きながら、何も思い浮かばなかった。​​
​ このあと 元町映画館 では、話題の 「主戦場」 が待っているわけで、 ​大丸​ の前を通りながら、クヨクヨと考え込んで独り言してしまった。

「今日は忙しいからね、クヨクヨしても仕方がないよ。」
「うん、ぼく、なんか見落としてるのかな?山羊の話なんて、わざとらしすぎてポカンとしちゃったし。」
「さあ、よくわかんないね。観光映画かなあ?」

​  元町映画館 の前はなんだかすごい人盛りだった。受付で顔見知りの受付嬢が笑顔で手を振って迎えてくれた。

​「やっぱり、すごい人やね。」​​
​​​ 「はい 『主戦場』 ​(ここをクリック) 満席ですよ。うちは66席ですから。でも、シマクマ先生、入場、一番でしたよね。もうしばらくお持ちください。」​​​
「ハイハイ。うん、朝一番に来たのは正解やったね。」​
​​「 黒沢清 どうでしたか?」​​​
「あの女の子、ぼく、あんまり好みやないね。」
​ 「ああ、 前田敦子 でしょ。あの監督、あの子でずっと撮ってるんですよ。」​
「ふーん。好きなんや。ようわかりまへんでしたけどね。」

 監督 黒沢清
 脚本 黒沢清
 製作 坂本敏明 水野詠子 太田和宏
 キャスト
    前田敦子(葉子)
    染谷将太(吉岡)
    柄本時生(佐々木)
    アディズ・ラジャボフテムル
    加瀬亮(岩尾)
 2019年 日本・ウズベキスタン・カタール合作 120分
 2019・06・21​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​・no15 ​​​​


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最終更新日  2023.07.18 09:46:45
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