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謡曲の 「井筒」
で 紀有常女
が謡う和歌から、 水原紫苑「桜は本当に美しいのか」(平凡社新書)
の現代短歌へと、 シマクマさん
は私たちを誘ってくれました。僕は能を知らないと言いながら、縦横無尽、雄弁に語るのは、さすがです。
桜か…。 いや 桜 というより、そもそもこの 大竹 に来ることになったのは、先輩の先生が退職後に出された本を読んで、実際に足を運ぼうと思ったから。 KOBAYASI君 は市立伊丹高校卒業ですね。FBで知りました。この本の著者は KOBAYASI君 の母校で長らく日本史の先生をされていた 阪上史子さん です。
1946年、大竹市に生まれる。広島大学卒業後、兵庫県伊丹市、宝塚の公立高校で社会科(歴史)を担当。2007年退職。「神戸・南京をむすぶ会」「兵庫県在日外国人教育研究協議会」会員。現在、宝塚市在住。 私は担任した韓国人生徒との関わりをきっかけに 「兵庫県在日外国人教育研究協議会」 に関わり、退職した今もなぜか事務局長としてボランティアしています。先輩の先生方にはずいぶんいろんなことを教えてもらいました。 阪上さん は尊敬する先輩のお一人です。
大竹市は広島県の西端に位置し、古代には遠管郷(おかのさと)と呼ばれ、当時の都と九州・太宰府を結ぶ古代山陽道の安芸の国の終駅として、また交通の要所として栄えました。昭和29年9月1日に近隣と合併して大竹市として市制を施行し、現在に至っています。戦時中は旧日本海軍の潜水学校があり、戦後は引き揚げ港にもなった大竹港、JR山陽本線、山陽自動車道(広島岩国道路)のインターチェンジなど、交通の便が良く、小瀬川のきれいで豊かな水に恵まれた本市では、その後、パルプ、化学繊維、石油化学等の大企業を誘致し、瀬戸内地域で有数の臨海工業地区に発展しています。また、瀬戸内海では水産業が盛んで、その漁獲量、収穫量は県内有数となっています。 私の住む 加古川市 も海沿いで山陽道の宿場町として栄え、今は神戸製鋼などの企業を抱え、戦争中は…なんかとっても重なるんですけど…。デジャブ…。
はじめに 中でも第二章が中心になるのですが、歴史遺産たっぷりの 大竹 の中で、戦争中がすごい。軍都広島は、原爆の被害を受けたことが大きくクローズアップされるが、日清戦争時に大本営が置かれたり、呉の軍港をはじめ広島湾を囲む良港がたくさんあったりと、あたり一帯は戦争の加害とも大きく関わっています。
第一章 海南島に出会う
第二章 大竹から「戦争」が見える
第三章 大竹と朝鮮人
おわりに
追記2024・02・16
100days100bookcoversChallenge
100days 100bookcovers Challenge備忘録 (1日目~10日目)
(11日目~20日目)
(21日目~30日目)
(31日目~40日目)
(41日目~50日目)
51日目~60日目
いう形でまとめ始めました。日付にリンク先を貼りましたのでクリックしていただくと
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