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2023.06.25
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​​ ニコラス・ローグ「マリリンとアインシュタイン」元町映画館 ​  2022年の秋 から見始めている 「12ヶ月のシネマリレー」 も折り返し点を過ぎました。
 で、 2023年6月 のプログラムは ニコラス・ローグ監督 「マリリンとアインシュタイン」 でした。 1985年 に作られた作品のようですが、 マリリン・モンロー アインシュタイン の取り合わせにはなんとなくな記憶がありましたがあてにはなりません(笑)。​​​​​​​​
​​​  1954年 の、 ニューヨーク が舞台のようです。地面の通風孔から吹き上げる風に マリリン・モンロー のスカートがめくれ上がるという、まあ、
​モンローといえばアレ! ​​
 ​ というシーンの撮影中、通風孔の下から風を送っている二人の男のシーンから映画は始まりました。
​笑えます!​
​​​ で、歴史的(?) ​​撮影を終えた人気女優は疲れています。セクシー女優としての仕事にも、プロ野球選手との夫婦生活にも・・・、で、彼女が今したいことは 「抱かれたい男NO1」 のあの男と 「特殊相対性理論」 について議論することだったのです。
​​ ​​もう、一度、笑えます!​
​​​​​​​​​​ ​  ​まあ、そういう脈絡で、舞台は 天才物理学者 のホテルの部屋ということになります。で、 女優 が先ほど買い込んだ列車のおもちゃや懐中電灯を駆使しながら 特殊相対性理論 について会話がはじまります。 天才物理学者 は楽しそうです。とはいながら、 さあ、ここから二人は? という明け方近くになって、 女優の夫 元野球選手 は闖入するわ、 赤狩りの上院議員 が飛び入りするわで、ハチャメチャな一夜です。
​​​​​​​​​​ やっぱり、笑えます!
​  ​​​​​​とうとう、夜が明けてしまって、時間は 8時15分 です。 壊れていた目覚まし時計 物理学者の腕時計 女優の時計 の時刻が重なり合った、その時、場面は一気に破局の様相を呈し、 天才物理学者 は絶望し、 美しい女優 は火だるまと化して世界が終わります。​​​​​​ 見事でしたね。 ​​
​​ もう、笑えません! ​​
​​  ​​​​​蛇足ですが、 8時15分 ヒロシマで原爆が炸裂した時刻 です。 女優 野球選手 の間にはどうしても 子供ができない という挿話がもう一つのカギでしょうね。​​​​​
​​​ 悪夢から覚めた 天才物理学者 に、 女優 はにこやかに手を振って去っていきます。衝立のせいで、 女優の手だけ見えているラスト は素晴らしいです。​​​
​​​​​​​​​​  アメリカ映画 だと思って観ていましたが イギリス映画 でした。だからどうだということは分かりませんが、 マリリン・モンロー とか アインシュタイン とかの描き方の 明るさ とか、野球カード・フェチの ジョー・ディマジオ とか、あの トニー・カーチス が演じる赤狩りで名を残している マッカシー に対する 辛辣な批評性 イギリス的 でしたね(笑)。​​​​​​​​​​
​​​​​​ 納得の1本でした。映画のあいだ中、 モンローのあの衣装 で頑張っていた テレサ・ラッセル と、まあ、上手な コメディアン・アインシュタイン を演じていた マイケル・エミル 、理に落ちそうなテーマを 「笑い」 で描いた ニコラス・ローグ監督 拍手! でした。​​​​​​
​​​​ 原題は 「Insignificance」 です。 「無意味」 とか 「些末」 ということだと思いますが、家に帰って調べて もう一度笑いました 。やってくれますねえ。まあ、ホントは笑えないのかもしれませんがね(笑)。​​​​

監督 ニコラス・ローグ
脚本 テリー・ジョンソン
撮影 ピーター・ハナン
美術 デビッド・ブロックハース
衣装 シュナ・ハーウッド
編集 トニー・ローソン
音楽 スタンリー・マイヤーズ
キャスト
テレサ・ラッセル(マリリン・モンローかも?)
マイケル・エミル(アインシュタインかも?)
トニー・カーティス(赤狩りのマッカーシーかも)
ゲイリー・ビューシイ(ジョー・ディマジオかも)
ウィル・サンプソン(エレベータボーイ)
パトリック・キルパトリック

1985年・109分・G・イギリス
原題「Insignificance」
配給:東北新社
日本初公開:1986年8月8日
2023・06・24・no76・元町映画館no174
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最終更新日  2023.06.30 22:25:52
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