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何といっていいのかわからないテイスト の作品ですね。
「心に青が染みる」世界 だそうです。
「ごめんください ノート売ってますか」 と、まあ、4ページ分のセリフを引用しましたが、そういうわけです。
「その引き出しの中にあるよ この辺砂がすごいからしまってあるの」
「なるほど」
「ノート欲しいの?今時珍しいね」
「ええ 日誌を書きたかったんですけど筆記端末が動かなくなっちゃって」
「あー砂のせいだと思うよ 今の機械と相性悪いのよ 昔の機械が風化してできた砂だから」
「ほーそういうもんですか」
「お兄さんこの辺の人じゃないね 旅人さん?」
「ええPGT社の星旅人です。」
「PGT社…って あのでっかい旅行会社の?」
「うん まあ最近はなんでも屋さんですけど」
「あはは今はどこもねー やとわれ星旅人かー自由なのか不自由なのか」
「全くです」
「にしても珍しいねこんな小さな星に仕事できたの? 何か見に来たの?」
「トビアスの木をご存知ですか?」
「なんだっけそれ もしかして眠りの木のこと?」
「あ そうです 人を覚めない眠りにつかせそして眠りについた人をトビアスの木にかえてしまう木です。住民のほとんどが眠った星をまどろみの星といってボクはその文化を記録するためにこの星にきたのです。」
「なるほどね・・・・えっつまりこの星もまどろみの星になったってこと?」
「はい 先日」
「はー最近ラジオの電波来なくなったから知らなかったわ」
「あらら」
「あっそういうことならうちの商品も記録してくださいな」
「おっ ぜひ」
「変なのばっかりだけどね」
「そういうほうがいいです。」
「砂」 ってなんだよということになるのですが、会話の中にも出てきたように 「砂」 というのが、このマンガの物語を支えている、何というか、かなり大事なアイテム(よくわからないで使っていることばですが)なんですね。
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