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ナルホド、ウケるはずだ! 帰ってきて、一応、調べて見ると、 「抓」 の 中国音(ピンイン) は zhuā 、 意味 は 摘む から 鍛える まであって、 「娃娃」 の読みが wá・wa で、 意味 は 赤ちゃん のようです。だから 「抓娃娃」 の 読み は 「じゅあわわ」 で 意味 は 「赤ちゃんを鍛える」 でした。
「金持ちの後継ぎとして、右も左もわからない子供のときから鍛える。」 なんか、 森鴎外 とかが浮かんできそうですが、違うのは、 森家 とかの 「家」 の保全ではなくて、貧乏人から 成りあがった父親 が苦労してようやく築いた、一代限りの 「財産」 の保全のために、子どもの時からだんだん金持ちになっていった暮らしを知っている 兄 はスポイルして、金持ちになってから生まれてきて、まだ、なんにも知らない 幼児だった弟 を 貧乏人の子 として、刻苦勉励の暮らしで躾ようという、まあ、金持ちにしかできない完全コントロール、見るも侘しい ボロ家 に始まって、 生活 すべてについて、 少年 の前では、 親族、両親、偽の祖母 まであつらえて、みなさんで雁首揃えて 偽りの貧乏人 を演じながら子育てをするという 育児映画(笑) でした。
貧乏から努力で這い上がる人格の形成!(笑) まあ、そういう舞台をあつらえるということで、そこが、この コメディの肝 というわけです。
「凧じゃなくて風になりたい」 という 主題歌 に乗って、 両親 のもとを去る 主人公の少年の姿 見ていてを、なんだかとても胸打たれてしまいました(笑)。
要するに、 中国政府
が続けてきた 「一人っ子政策」
が煽ったにちがいない、たぶん、 歪んだ教育熱
、80年代以降の 資本主義化
で生まれた 富豪層
に対する 揶揄
が 笑いの背景
にはあるのでしょうが、まあ、それはそれとして、子どもを育てた経験のある方なら思い当たるに違いない、
自由に大きくしたい、でも、どこか、凧のように糸をつけておきたい。 という感じの、多分、結構ありがちな 親の気分 の ご都合主義 を笑い飛ばしているところが爽快なのでした。 拍手!
追記
ところで、このブログをご覧いただいた皆様で
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