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2025.04.12
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パウル・ネゴエスク「おんどりが鳴く前に」元町映画館 ​​​​​  神戸 元町映画館 では 3月の初めころ から ルーマニア アカデミー賞映画 とかいうことで、玄関先に大きなポスターが貼られていて、
​「うん?面白そうやん!」​​
 ​と封切りを待っていました。​​​​​
​​ 見たのは パウル・ネゴエスク監督 「おんどりが鳴く前に」 でした。​​
​​​​​​​​  「面白そうやん」 とか思いながら、正直、 ルーマニア で思い浮かんでくるのは ドラキュラ と、体操の コマネチ だけですから、実は、何も知らないわけで、映画の冒頭、トラックの荷台の鳥籠から 一羽のニワトリ 、だから、 オンドリ ですよね、が、飛び出して、トラックは行ってしまうのですが、ウロウロする オンドリ 向うに広がる風景 が印象深かったですね。​
​ド田舎でした!​(笑)​​
​​​​​​​​ ​​​​で、映画は ヨーロッパ の、その、 ド田舎 で警官をやっている、まあ、影が薄いというか風采の上がらない容姿の イリエ という男が 別れた妻モナ に、いまだに共同名義で所有しているらしい家を売ることを申し出るシーンで始まりです。​​​​
​ 二人が何で別れたのか、売った金で何がしたいのか、元妻が売りたがらないのはなぜか、まあ、そういう方向から、この 警官 が、何となく世捨て人的に生きていて、でも、おもしろくないことが徐々にわかります。​
​​ だから、なんなの? ​​
​​  ​​まあ、そういう気分で見ていましたが、新任の 若い警官ヴァリ が登場し、何も起こらないはずの村で殺人事件が起こるという展開で、やる気のない イリエ の生き方に揺さぶりがかかります。​​
​ で、最後に 大立ち回り があって、決めゼリフが
​​ ​「思ったほど悪くない・・・」​ ​​
 ​で暗転でした。​
​ どの村も、男たちは出稼ぎに出てしまって、女、子供の村になってしまっている ド田舎 にあって、この村だけは男も女も子供たちも機嫌よく暮らしているのは何故か?まあ、裏があるのですよね。​
​​​ で、 新人警官 が、そういう ド田舎 の、触れてはならない裏、 「平和の秘密」 を嗅ぎまわり始めたことで、何が揺らぎ始めるのか。​​​
​​​ 村の豊かさの裏には、なにか、それはアカンやろというべき隠し事があるんですね。山裾の美しい樹林にゴミが散らかっていたりするような、なにかです。しかし、その村で 「平和」 に生きていくためには、ゴミの理由に関心を持ったりしちゃあダメなんですね。ゴミなんかには気づかないでいつづけることが、たとえ 警官 であったとしても肝要なのです。で、ごみに目を瞑り続けながら 警官 とかやっている自分に疲れちゃうわけです。 ​​​​​​ この映画、 ド田舎 が舞台なんですけど、どこか、 現代社会 なんですよね。主人公の イリエ君 は、できることなら、
​「知ってしまったら、やるべきことをやらなければならない!」​
​  警官 もやめて、一人で果樹園経営をというのが目論見でした。
 でもね、無邪気な 新任警官 はゴミが気になるんです。だって、それが仕事なんですから。で、その結果、大けがをしました。​​​​​​

​ ​で、映画としては、その経緯を見ていた、やる気のなかった イリエ君 が、まあ、あれこれあって、ゴミの一掃作業に命懸けになっちゃうという、割合ありきたりな展開なのです。まあ、それはそれで面白かったのですが、頭に残った疑問は、
​​ で、オンドリはいつ鳴くのかな? ​​
 ​でした。
 なんか、 オンドリ が鳴かなきゃアカンのんとちゃうのと感じることがいっぱいのような気がしてるんですけど(笑)。​​


監督・製作 パウル・ネゴエスク
製作 リア・アントチ
脚本 ラドゥ・ロマニュク  オアナ・トゥドル
撮影 アナ・ドラギチ
美術 バニナ・ジェレバ
編集 エウジェン・ケレメン
音楽 マリウス・レフタラチェ
キャスト
ユリアン・ポステルニク(イリエ 警官)
バシレ・ムラル(コスティカ 村長)
アンゲル・ダミアン(ヴァリ 若い警官)
ダニエル・ブスイオク(エディ 神父)
クリナ・セムチウク(クリスティナ)
オアナ・トゥドル(モナ 元妻)
ビタリエ・ビキル(コルネル)
2022年・106分・PG12・ルーマニア・ブルガリア合作
原題「Oameni de treaba」
2025・03・31・no050・元町映画館no294
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最終更新日  2025.04.12 12:03:43
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Re:パウル・ネゴエスク「おんどりが鳴く前に」元町映画館no294(04/12)  
ミリオン さん
こんばんは。
映画は面白いですね。見るのが大好きです。頑張って下さい。 (2025.06.27 23:28:54)

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