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「ライト・ヴァースって?」と尋ねられると、ちょっと返答に困りますが、 詞華集 とかいう言い方で集められている 詩 とか、 言葉遊び とか、 ダジャレ とかも含む 短い詩 とでもいえばいいでしょうか。
やむをえず ハリー・グラハム で、下に載せたのがもとの 英語の詩 です。
ゆうべ女房をころしてしもうた
床にごろりとのばしてしもうた
息の根とめるにゃしのびんかった
いびきをとめにゃ眠れんかった
Necessity 本書の編集者のお一人として名が挙がっている 柳瀬尚紀さん が訳されています。
Late last night I slew my wife,
Stretched her on the parquet flooring;
I was loth to take her life,
But I had to stop her snoring!
空 壷井繁治とか、
空を眺めて
一日暮らした
空の中には
空 だけあった
世界がほろびる日に 石原芳郎 とか、出てくると、懐かしくて、電車の窓から遠くを見ながら、ちょっとボーっとしてしまいますね。一応、本書の目次代わりに原著の題と編集者を貼っておきます。
世界がほろびる日に
かぜをひくな
ビールスに気をつけろ
ベランダに
ふとんを干しておけ
ガスの元栓を忘れるな
電気釜は
八時に仕掛けておけ
「世界のライト・ヴァース(1~5)」書肆山田
1巻「ゆうべ女房をころしてしもうた」 柳瀬尚紀(英文学)編訳1982
2巻「なげきぶし風の墓碑銘」 窪田般彌(仏文学・詩人)編訳1981
3巻「魔女様御優待乗車賃無料」 池内紀(ドイツ文学)編訳1982
4「太陽の半分と月の全部と」 藤井昇(ラテン文学)・桑名一博(スペイン文学)・米川良夫(イタリア文学)・池澤夏樹(作家)編訳1982
5「神様も大あくび」 谷川俊太郎(詩人)・渡邉一考(編集者)編1983
追記
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