単車にまつわるエトセトラ
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二十数年ぶりに本を売ってきた。焼け石に水なのだが、本棚がなんとも物理的に新しい書籍を受け入れ難い満杯状態で、年末に一部書籍に泣く泣く戦力外を通告して、娘のシャレオツな洋服のブランド紙袋(横長)に詰めたのだ。それを年が明けてからブックオフへ、ドナドナ売りに行ってきた。実に二十数年振りの処分だった。だって書籍はできるなら手元に置いておきたいのだ、いわゆる収集癖というやつか。思い起こせば前回のは、結婚前の決断だった。あの時は今回のどころじゃなくて、特に漫画を中心に雑誌や一部ハードカヴァーを含む、実に段ボール箱4箱分との離別れだった。そうだあの時は、新居の階下の天牛書店に車横付けして持ち込んだのだが、その時表示された買い取り価格てのが、これが、なんとも、顔が引きつるほど安価だった、あんぐりするぐらいに・・・まあそれでも、引き取ってもらうのが本題だったので、あんぐりはしたが商談は成立させた。それがあったので、今回はまったくもって期待は持たずに挑んだ、なんせ文庫本30冊程度だし。ところがだ、思ってたより値がついて驚かされたのね、やるじゃんブックオフ!帰ってレシートを確かめると、なるほど、一番の高値は予想通りで、昔読んで寝かしてたカズオイシグロさんのぶっとい文庫本だった。さすがノーベ賞ルバブル恐るべし。あと衝動買いしたが処分に困って今回袋にほり込んどいたフランス書院が、カズオイシグロに次いで高値が付いていたのは笑えた、さすがエロは強し。あと残りはどんぐりの背比べだったけど、比較的国内作家より海外の作品がやや高く値がついていた気がするのは、玉の多さ少なさの関係なんだろうかな、古本買い取りも分析すると面白いもんだ。かくして、自宅の本箱に文庫本三十冊分のスペースは確保され、その代価千円ちょっとを手にしたのはヨカッタが、その千円できっちり新たに数冊の古書を身受けしてしまい、トータルは、プラス、マイナス、うーん、まいいか、てな感じの顛末で、一月は走りゆく。 今日の一曲 星野源 「ドラえもん」 やるね源ちゃん!
2018.01.21
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