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2008年10月08日
テーマ： 旅のあれこれ(10281)
カテゴリ： 滋賀、奈良の旅
８月下旬の事、いつも利用するスーパーと
キリンビバレッジの懸賞で、琵琶湖大橋の
近くにあるラフォーレ琵琶湖にペア招待を
されたので、青春１８切符を利用をして
電車で娘と出かけてきた
琵琶湖を望むお部屋で宿泊をし、ディナー
バイキングでは、近江名産の牛肉の他にも
赤こんにゃくや、丁子麩も登場をしたりして
その場で揚げる天ぷらなどに娘も大満足
自虐ネタっぽい関西弁の星のお兄さんに
よる大人気のプラネタリウム鑑賞や弾き
語りもあった
次の朝は琵琶湖周辺をウォーキングしたが
山の上から来た田舎の人間としては、むちゃ
都会だし・・・・自然観察というよりも歴史
みたいなのも飛び出して興味深い
昔、お満という娘が琵琶湖の対岸にある鏡村へ
興業に来た力士の八紘山を恋しく思い、力士が
百夜の願行が成就をすれば、妻にしても良いと
いうので、毎夜、お満は人目を忍んで今浜の
燈篭崎からたらいで対岸に通い始めたそうだ
その姿を力士は恐ろしくなって、九十九夜に
目印になる灯明を消したところ、暗闇の中で
行き先もわからぬお満のたらいは、強風もあり
琵琶湖の水中に沈んでいったそうだ。その
お満さんの供養の灯篭があった
ウォーキングから戻ると、琵琶湖に生い茂る
葦を利用をした葦笛や、葦ペンの手作り教室で
久々に工作を楽しんでみました～
お昼の解散時には、他に一組（ペア）ごとに
スーパーのエコバックに、キリン生茶のＴシャツ
ラフォーレなどで利用が出来る５千円の商品券が
お土産に配られ、それを利用して直ぐホテルで
お昼を食べたり、土産品を購入する方も多く
目当てのケーキも売り切れ～
午後は、素通りばかりで一度も立ち寄る事が
なかった草津へＧＯ。案の定、あの温泉の？と
娘は勘違いをしたが、近江の草津宿は江戸から
東海道５２番目、中山道６８番目と二つの街道が
ここで合流をするのだ
道の分かれるところを追分というのだが、草津
追分は、東海道と中山道との分岐点にあたり
交通の要衝であった
その為に大変、繁盛をしたであろう草津宿は
２軒の本陣があったそうで、そのうちの１軒が
今も残っており一般公開がされている
別名を「木屋本陣（きやほんじん）」と呼ばれ
寛永１２年に創建されたのが、後に焼失をして
膳所（ぜぜ）藩主の本多家の瓦ヶ浜御殿を拝領を
したものといわれているそうだ
４７２７平方メートルもある敷地に建つ屋敷の
延べ面積は１７０６平方メートル、部屋数は３９と
現存をする本陣としては最大クラスで、特に
途中に段差のある広い廊下が印象的だ
しかし残念な事に建物内の撮影は禁止だったので
写真で紹介が出来ない
書院造で表門、御除門、敷台付きの玄関に
庭という、本陣としての型通りに建てられている
お屋敷の他にも、関札や大福帳なといった
貴重な資料が残されている
大福帳（宿帳）には、日本史を彩るような
忠臣蔵で有名な吉良上野介や浅野内匠頭に
皇女和宮、シーボルト、新撰組の土方歳三
などの名前も残されているそうだ
平成２０年８月２３＆２４日に滋賀県で撮影
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