殿上人日記

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2014年11月17日
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2011年3月13日「被爆の浜木綿」

  東北での地震が起きた時に、娘と旅行で広島の駅に
  呉から向かい、車窓から美しい瀬戸内の海を眺めて
  いました。その2日前の事ですが平和記念公園で
  1945年8月6日の原爆で、75年間は草木すら
  生えぬと言われて、焦土と化した広島でありながら
  瓦礫の間からハマユウの緑の葉が出ており、後には
  美しい花も咲かせ、復興へのしるしとも言われる
  被爆ハマユウを見学しました

復興の浜木綿

  帰宅の新幹線は新大阪で停止をしたので、そこからは
  激混みの在来線で深夜に自宅に帰って、ニュースを
  見て愕然とし言葉を失いました

  今も救助を求めていらっしゃる皆さん、ご家族の安否を
  心配されている皆さん、不安な中での避難を余儀なく
  されている皆さん。さらに被災地に入り懸命な救助や
  任務をされている皆さん

  どうぞ頑張ってください。くじけないでください!


2011年3月17日「東へ!」

  昨日は日帰りバス旅行の招待があり、こんな
  時期に、自宅から離れるのもどうかと思ったが
  キャンセルをしたら、企画した企業や、団体客を
  迎える幾つもの企業にも迷惑をかけてしまうと
  考えて出かけることにした

  最初は満員だった観光バスも地震後にキャンセルが
  相次ぎ、しかも連絡も無く当日の朝になって集合
  場所に来ない人も数人いて、添乗員さんがあたふたと
  されており、出発時間も大幅に遅れる事となった

  地震によって、計画停電など関東地区でイベント
  などの中止や、他地方でも華美なイベントは控える
  必要があるけど、自粛ムードに流されての必要のない
  自粛は、被災地でもない地域ですら観光業や様々な
  業種に更なる痛手を与えてしまう事になってしまう

  沢山の観光バスを迎えるべく、どこも沢山の店員を
  用意し、お土産や試食なども用意されていたので
  気の毒にも思い、普段はケチな私ではあるが今回は
  行く先々で少しずつでもとお金を使ってきた  

  更に集合場所の朝の駅で、信頼のおける地元の団体が
  募金活動をしていたので、募金箱にささやかながら
  募金をさせていただいてから、バスに乗り込んだ

東へ!

  自分たちには何ができるのか。何をしなければいけ
  ないのか。立派な事をする必要はない。自分の身の
  丈にあった事をすればよいのだ

  帰りの名神高速では赤色灯を回しながら、幾台もの
  九州の警察車両が東に向かっており、後部座席には
  隊員が使用をするらしい毛布なども積まれていた

  帰宅をしてからネットで調べたら、九州地方の警察が
  800名も被災地へ救援活動をされる為に、それぞれが
  現地に向かっているとの事だった

  スキルのある皆さん方が国内外から、続々と被災地に
  集結をし、被災者の方や強いては日本の為に、危険を
  承知で任務を果たしている。心の底より応援をしている


2011年3月28日「春を告げる福寿草」


  どうも御無沙汰をしております。年度末とあって何かと
  慌ただしい毎日をおくっております。最近はテレビでも
  通常の番組が増えつつある中で、昨夜はフジテレビ系で
  FNS音楽特別番組の「上を向いて歩こう」ーうたで
  ひとつになろう日本ーが放映をされて、単なる最新曲や
  ヒット曲ではなくって、人をいたわり応援をする歌とか
  家族を愛する歌が、真っ赤な目をしたミュージシャンに
  うたわれた

木祖村の福寿草

  その中で、かぐや姫の「おまえが大きくなった時」を
  南こうせつが歌ったが、我が子の未来に思いをはせる
  父親の愛情が溢れていた

  その時に、今回の震災で息子にバイバイ!と手を振り
  ながら、笑顔で津波に流されていった父親のニュースの
  事が思い出されて、小学生の時に事故で亡くなった
  自分の父親の事も重なって、涙が溢れてきた

東北へ元気を! 木曽の福寿草

  信州木曽の国道沿いには、遅き山国の春を告げるように
  幾重もの枯れ葉の野っぱらに、色鮮やかな福寿草の花が
  顔をのぞかせその健気な姿に、被災されて今は茫然自失の
  日々であろうとも、いつかはきっと立ち上がるだろう
  被災地の皆さんに思いを募らせた

  こない春は無い

         平成23年3月25日に信州木曽で撮影


2011年3月30日「祈りの鶴。希望の鶴よ羽ばたけ空へ」


祈りの鶴。希望の鶴よ羽ばたけ空へ

  震災の日、私は広島にいた。かつて原子爆弾
  (リトルボーイ)があの夏の日に落とされた時に
  市内に住む佐々木禎子は、わずか2歳であった

  元気にすくすく育った禎子が、12歳の時に
  被爆による白血病が判明し、余命1年と言われ
  ながらも、千羽を折れば元気になれると信じ
  祈りを込めて折られた、色とりどりの小さな鶴

折り鶴

  高価な折紙は使えず、薬を包んだセロファン紙
  などを寝る間も惜しんで折られたとても小さな鶴
  であるが、志半ばで病は回復する事なくこの世を
  去った

  禎子の葬儀の時に、病気を乗りこえ懸命に生き
  ようとした彼女の思いを託すかのように、参列者に
  小さな鶴が配られたそうで、今では平和を願い
  核廃絶を訴える鶴として、世界へと広島の人らの
  思いを届けている

原爆の子像

  禎子をはじめとして、原爆で死んだ子の霊を慰める
  石碑を建てようと、禎子の同級生等による募金運動で
  原爆の子の像が5月5日の子供の日に完成をした

  像の真下にある石碑にある碑文は

  「これはぼくらの叫びです これは私たちの祈りです
  世界に平和をきずくための」


千羽鶴

  鶴は千年亀は万年とも言われるように、鶴は長寿の
  シンボルであり折り鶴を千羽折る事により、病気
  快癒や長寿が叶うとも伝わっており、今回の震災の
  復興を願い、NASAや国際宇宙ステーション内でも
  鶴が折られているそうだ

  今朝の新聞のトップに被災をされた少年少女らの
  言葉があり、そのやさしい心や不安な気持ちが
  紹介をされていたのだが、その見出しにもなった
  15歳の少女の言葉の結びが「しっかりしろ、大人」。


2011年4月1日 「不死鳥の街、福井のともしび力強く」

  福井へ行くと、フェニックス(不死鳥)という
  名称があちらこちらで見る事が出来る。それは
  戦災や、震災、水害、雪害など多くの苦難を
  乗り越えて復興を果たし、まるで不死鳥のよう
  だから

  昭和20年7月19日深夜の「福井大空襲」では
  81分間にわたり集中爆撃を受け、福井市街地の
  損壊率は84.8%と地方都市への爆撃としては
  富山市、沼津市に次ぐ激しさであり福井市内は
  一面の焼け野原となった

  その復興もされた真新しい福井を、昭和23年
  6月28日の夕刻にマグニチュード7.1の都市
  直下型地震が襲い、阪神淡路大震災が起きる
  まで戦後日本最大の被害となってしまい、死者
  3769名、全壊36184戸、焼失 3851戸と
  再び街は壊滅をした

福井の海

  その直後の7月下旬には、梅雨前線によって大雨が
  降り震災によって、各河川の堤防が致命的な打撃を
  受けたところに、九頭竜川やその支川が増水をして
  左岸燈明寺地先で破堤し、福井市街の北部の一帯が
  浸水をし再びの災害となった

  いつしか福井市は「禍井」とすら呼ばれるように
  なったのだが、「禍を転じて福となす」を掛け声に
  復興を一丸となって目指し、復興を単なる復旧に
  とどめず、この機会に文化の薫り高い新しい都市を
  建設する事を目標にして、様々な再建事業を実施

  いつしか福井は、フェニックス(不死鳥)の街と
  呼ばれるようになったという

不死鳥の街、福井のともしび

  お昼過ぎに、昨今の自粛やACのCMなどに対する世間の
  風潮について1時間はかかって書いた文章が、カチッと
  何かひっかかって前ページに戻り・・・すべてが真っ白に
  なり脱力・・・・。ふて寝してました。書き直す気力もなく
  仕方がなくフォト蔵に書いたの、そのまま載せますが
  あぁ、なんで真っ白になるんだろう。これで何度目?

          平成23年3月16日に福井で撮影


2011年4月4日「新たなる一歩を踏み出す時こそ、今 」一部抜粋

サッカーのセルジオ越後氏のコメントに良い言葉があったので
  紹介をしたい。 →http://footballweekly.jp/archives/1612606.html

  >すべての日本人へ
   「倒れた人の分まで走るのが、サッカーだ」

 「今、日本に何が必要か。被災地への義援金、節電、物資の
  救援。やらなければならないことは山ほどある。一方で、
  この国の経済活動をきちんと回すこともしなければならない。

  経済活動、つまり血の流れを止めてしまうと、本当に日本が
  沈没してしまうかもしれない。だから、元気な人は、行動
  するべきだ。それぞれの立場で、どんどん働くべきだ。停電で
  3時間しか働けないなら、3時間だけでも働けばいいじゃ
  ないか。働けない人たちの分まで仕事を増やすのだ。使えない
  人の分までお金を使うのだ。いっぱい仕事をして、いっぱい
  お金を生んで、飲みに行って、お金を落として、税金を納めて、
  どんどん経済を回すべきだと思う。

  自粛とは、休むことと同意だよ。元気な人が休んだところで、 
  被災者にとって何の役にも立たない。ニュースを見て心を
  痛めるのは理解できる。でも、ニュースを見て心を痛める
  ことが復興につながるのかな。

  残念ながら、君がいくら涙を流したところで被災者は救え
  ない。社会活動に貢献することこそが、被災地を助ける
  ことになるのだと思う。」





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最終更新日  2014年11月17日 06時52分48秒
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