殿上人日記

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2016年08月25日
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カテゴリ: 喫茶
猛暑続く日本で、少しでも爽やかな映像を視聴者に
届けようと思ってなのか、最近は続けざまに「信州松本と
安曇野」の湧水などを紹介する番組を放映していた。娘が
松本にいる頃には、私のストレス解消&別荘代わりにして
あそこも行ったし、これも食べたなっ・・・とどこも懐かしく




昨年の夏には我が家の建て替えも決まり、娘も会社の
家賃半額免除が来年春(今年2016年春)には切れて
3万円近く手取りも減ってしまう位ならば、地元に帰って
転職もして、新しい家に私(娘)も住みたいって言いだし




昨夏の今頃は娘が松本を離れる事は決まっていた。後は
仕事の引継ぎなど会社の事情って事で、間もなくここも
いなくなるんだし、前々から気になっていたお店とかは
この際行ってしまおう♬と、昨夏から冬にかけて、私も
向こうに出かけた時には、娘とこじゃれたお店巡りへと




そして松本周辺のドライブ。とは言っても、気になりつつ
行けなかったお店とかもまだまだあったし。またあちらに
出かけた時に立ち寄れたらいいのだけど、なにせ時間が
限られてるし無理かなぁ・・・




遠くからの行楽ではなくって、そこに住んでいるからこそ
楽しめる事も多いと思う。最近の松本&安曇野の番組を
見て、またひと月位なら住めたらいいな(冬は除くが)と
娘はぽつり。冬は厳しかったけど美しい街だった




娘は信州伊那とか、富士山の見える街にも住んだ事が
あるけど、旦那曰く松本や安曇野あたりにいくと空気が
違う。何もかもが澄み切っていると言っており、山も見に
舅や姑も喜んでついていったっけ




標高自体も数百メートルと高いし、紫外線も強い。雨も
少ない地域であった。難点としては冬がすごく寒くって
日陰の氷が張るまで溶けないなんて感じだし、ゴールデン
ウィークでも雪が降る。氷点下10度なんてのもざらだし
玄関ドアも凍る寒さだった




数十センチも積もる雪を雪かきをして会社に向かい
大きな
車を よけて 雪に突っ込み、ほかの車の人たちに
助け出され。
なんて冬が嫌になって娘も、こちらに戻る
決心をした訳で全てがパーフェクトなんて所もそうそう
ないのかも。住めば都とは言うけど・・・




どうひいき目に見ても、松本に劣る中津川に戻るに
あたって、月に1、2度位は名古屋に遊びに行けば
いいかっていうのもなかなか実現もできず、買い物とか
ドライブがてら、多治見とか山越えをして信州飯田の
有様で、時には北上し伊那まで足をのばす。これで
アピタが来春に閉店したら中津川壊滅状態(泣)




飯田まで車で1時間。多治見まで1時間20分はかかると思うと
前の住んでいた所まで2時間もかからないし、日帰りドライブ
がてら出かけられそうなも。今夏は恒例の松本波田の スイカ村
には旦那の運転で、娘とでかけたのだけど、やっぱり
限られた
時間ではあそこもここもと立ち寄れる訳にもいかない




娘は松本パルコの夏バーゲンに出かけたので、その時間
旦那と松本市街をうろうろと出来たけど、あそこまで行き
ながら松本城見れず~。松本まで行きながら松本城を
見ないなんて、奈良に行って奈良の大仏を見ないような
ものだ




そんな訳でここまでの写真は、昨年9月に娘と出かけた
安曇野のカフェ「七か月」で、 雑誌などで見て前々から
なってたお店だ




流石に人気店らしく、ランチは奥様グループなどで満席で
20分程待って欲しいといわれて、店の前でうろうろと写真
などを撮って暇つぶしをしていた




やっぱ口コミ通りおいしそうだ。こういったお店を前から
知ってたらきっとリピートしてたのになぁ・・・。ここへの
来店これが最初で最後




価格も私らが行く位だから、さほど高くなかったはず。前の
事なので忘れてしまったし、ネットでも調べられなかった




食後にコーヒーなどもついていた。こういった洒落た
ランチが食べられるお店が、こちらにもあればいいけど
いかんせん、飲み物だけ代で朝食の付くモーニングが
主流になるから外食は朝。まぁ、それはそれで嬉しいが

そんな訳で、ブログの日記の下書きを折角なのでアップ
してみました。後半は家の事。昨年11月の話となります




あれ? 屋根瓦については前に紹介して貰ったのでは?と
あるように 「日本も捨てたもんじゃない。青空に輝く銀いぶし」
(3月9日)に書きましたが、昨年末にしっかりとした内容の
下書きをしていたのを見つけましたので、せっかくなので
今回、載せていただこうかと思います




屋根の瓦葺き工事ですが、上棟後にぽんぽんぽ~んと作る
ものだと思ったら、1枚、1枚を割れていないかコンコン叩いて
音を確かめ傷がないか調べ、1枚1枚拭き拭きしてすごく丁寧な
施工をされているので、お一人の信長顔の職人さんが日曜日も
やってきて10日以上はかかってますがまだまだかかりそうです


スレートのはげた屋根だけは嫌だなぁ~っとか思っていたら、何せ
越県問題でも揉めたような歴史ある宿場の近くなので、本瓦とかが
当たり前って事で、日本有数のブランド瓦である三州(愛知県三河)
銀いぶし瓦という高級な瓦を採用する事になりました。舅ですらも
「おっ、この瓦は寺と同じだ」って気が付いたように、銀いぶし瓦は
お城とか、お寺などでも使われている日本伝統の高級瓦です




どこがどう違うかというと、一般の瓦でも銀色とか、真っ黒とかの
塗料を表面にぬって色付けしてますが、瓦本体(中身)は茶色で
この銀いぶし瓦は、その名の通りいぶして作るので瓦自体(中身)も
上品な銀色をしています。私も真っ黒の瓦はどうも苦手でして

棟上げをして木工事以外に、最初に始まるのが屋根の施工
ではないでしょうか。最近は瓦の他にもガルバリウム鋼板や
スレート葺きなどもあって、費用やメンテナンス、見た目など
いろいろです




耐震性だとか、台風だとかそうゆうのに関係なく見栄えっと
いうやつが最優先ですから。しかも瓦の中でも銀色に輝き
上品な「本いぶし瓦」、修復されたばかりの姫路城天守の
屋根に使われている瓦でして、お城やお寺などでも施工が
されてますが、普通の瓦とは製法が違っておりまして手間が
かかる分、お値段の方も随分と高いようです




瓦は重いし沢山使うので輸送が大変なので、全国各地に
瓦の産地が出来ましたが、その中でも有名なのが愛知県の
「三州瓦」と、兵庫県の淡路瓦、島根県の石州瓦の三大
産地で、私も子供の頃から近くの三州(愛知県西三河地方)
瓦の名前は知っていた位に地元では知れた存在でした

なにせ瀬戸焼や常滑焼など、日本の焼き物ブランドを誇る
地域ですから良質な粘土が豊富に採れた上、日本の真ん中に
位置し東や西へも運搬も楽なので、古くから夢有名な瓦の
産地として発展してきました




昨今の建物事情からJ形瓦、S形瓦、平板瓦、いぶし瓦と
瓦の種類も豊富な上、三州瓦の特徴としては、高い焼成
温度製造による優れた耐火性や、凍害への強さが挙げられる
そうです。家を建てるならばやっぱ三州瓦というのはトヨタの
車に乗る位の信頼度がこの地方の人間にはあると思います
↑↓は以前の家に使われていた粘土瓦です




粘土瓦(ねんどがわら)は、大きく釉薬(ゆうやく)を塗布
して作られる「釉薬瓦」(瓦そのものは赤色事が多く、別名は
陶器瓦に、釉薬を施しておらず素地そのままを焼き上げる
「無釉瓦」と「いぶし瓦」の3つに分けられます。いぶし瓦は
ウィキペディアによる説明では、↓のようにありました




>素地の状態で瓦を焼成し、後にプロパンガスや水で希釈した
>灯油などを用いていぶし、瓦表面に炭素膜を形成したもの。
>瓦は裏も表も均一な黒色となる。古くは松葉などを燻化材に
>用いた。焼く前の素地仕上げの際に施される表面化粧の方法
>の一つとして片面か両面を金ベラで磨き、銀色のサエを強調
>する産地もある。新品のときは一様な黒色であるが、年月が
>経過すると黒~銀色の色調変化が現れ、屋根のアクセントに
>なるのが特徴である。




瓦が葺かれた屋根を「瓦葺(かわらぶき)」というい、好評の
朝ドラ「あさが来た」のオープニングでも町屋の瓦葺きの様子
などがイラストで紹介をされ、日本の風土や街並み、歴史などを
表しているようにも思います。さて棟上げの後に、瓦葺きの
施工がされる理由としてネットにこんな事が書いてありました




>なぜ春先や秋の上棟がいいかと思う理由は、夏場ですと
>日本特有の高温多湿の気候により建材が膨張している
>からです。それは構造材に限らず、クロスやフローリングetc
>あらゆるものです。一番膨張しているときに貼ったクロスは
>秋から冬に向かえば多少なりとも縮みますよ。そこで隙間が
>あくかどうかは、断言できませんがリスクは最小限に抑えるのに
>こしたことはありませんね




木の家だ!とかいって観光客もサッシ窓から家の中をのぞいて
いくそうだ。このようなちゃんと日にちをかけた在来工法の家
都会ではあまりお目にかからないのだろうか。それぞれに長所
短所、施工する場所、予算もあって何が一概良いとは言えないが
まっ、うちの場合は景観的にも瓦屋根の日本家屋という選択肢
しかなかった訳でして、今回の家づくりで本格的な和室施工の
次にオプション料金がかかったかも


                平成27年11月中旬に記入


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最終更新日  2016年08月25日 22時23分26秒
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