殿上人日記

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2018年12月06日
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カテゴリ: 美濃の旅



展示施設が次々にオープンしており、前に
小牧の愛知県営小牧空港のゼロ戦を紹介を
したけど、セントレアにはボーイング787
初号機が展示をされている




そして航空自衛隊岐阜基地のすぐ脇にある
岐阜県各務原にも前から飛行機の博物館が
あったけど、今春に岐阜かかみがはら航空
宇宙博物館として、リニューアルオープン
したので、これは見に行かねばなるまいと
6月下旬に旦那と出かけた




娘も一緒のドライブだが、娘だけ近くにある
イオンモールでのショッピング。民間機とか
軍用機、ヘリコプターなど様々なジャンルの
ものが屋内外に展示をされて、もうワクワク
ウキウキ




もちろん実際に空を飛んで活躍をしたものが
殆どであるが、レプリカなどで歴史も学べる




↑上の飛行機はこのような概要である




この飛行する零(ゼロ)戦も、レプリカだ




しかし、レプリカの零戦の下に展示されている
いぶし銀に輝く軍用機こそが、今回の博物館
リニューアルの目玉でもある岐阜に里帰りした
陸軍三式戦闘機、愛称は「飛燕(ひえん)」だ




以前に鹿児島県の特攻基地であった知覧
(陸軍)と、鹿屋(空軍)で紹介を少し
したけど、零戦は空軍の花形飛行機なら
飛燕は陸軍の戦闘機で、長らく鹿児島県
知覧特攻平和会館に展示されてきたものだ




所有は一般財団法人日本航空協会で、世界で
唯一、ほぼ完全な姿で現存する機体だそうで
博物館のリニューアルと2016年の川崎重工業
創立120周年のタイミングが重なり、各務原へ
里帰りが実現↑




川崎重工業株式会社が記念事業として製造当初の
出荷時の姿への復元を目指し、修復を行ったもの
だそうですよ

各務原市公式HPより、平成30年5月「飛燕」




ウィキペディアによれば
>試作名称であるキ番号はキ61であった。制式名称
>である三式戦闘機という呼称は皇紀2603年(1943年
>(昭和18年)に制式採用されたことに由来する。制式
>制定は1943年10月9日




>愛称は飛燕(ひえん)、部隊での呼称・略称は三式戦、
>ロクイチ、「キのロクイチ」、「ロクイチ戦」などが
>ある。川崎社内では「ろくいち」[9]と呼ばれたが、
>二型登場後は「いちがた」「にがた」と呼ばれる
>ようになった。その搭載エンジンから「和製メッサー」
>とも呼ばれた




>連合軍におけるコードネームはTony(トニー)であった。
>これはアメリカではイタリア系移民の典型的な名前と
>され、当初、アメリカ軍がさしたる根拠なく本機を
>日本の同盟国であるイタリア空軍のマッキ MC.202の
>コピー機と誤認したことに因んで名づけられた。




>1944年11月7日、陸軍は航空機による体当たり部隊を
>編成、これは震天制空隊と呼ばれた。三式戦闘機の
>場合は「はがくれ隊」「小林防空戦隊」「つばくろ隊」
>こと飛行第244戦隊で4機が編成されている。この
>機体からは前述の通り防弾鋼板、機銃、防漏タンク
>などが取り外された




>武装が積まれる際にも機銃弾まで削減し、少しでも
>軽量化して上昇力を上げ、体当たりを行うのである。
>一部の武装はそのままにし射撃しながら突入する
>戦術も採られた。はがくれ隊は11月24日の迎撃戦が
>初陣であった。この日は6機の損失に対してB-29、
>6機撃墜、6機被弾(86機出撃)の戦果を上げた




>こうした撃墜報告は新聞で宣伝され、第244戦隊の
>体当たり部隊は第5震天隊と改称された。なお1944年
>末から1945年初頭にかけて、第244戦隊は50機前後の
>三式戦闘機を運用していた。(中略)三式戦闘機部隊の
>体当たりは第244戦隊で20回、全体で30回に及ぶ




>敵機に衝突後に操縦者が機体より脱出し落下傘降下
>あるいは偶然操縦席より放り出される形で結果的に
>脱出、ないし損傷した乗機を操縦着陸させ生還する
>ことが必ずしも不可能ではなかった点である。そも
>そも戦闘機操縦者、特に当時の日本機でB-29の高度
>まで飛行できる操縦者は、貴重な人材であったため
>むしろ生還する事が求められていた。このため十死
>零生ではないことである。




>中には、飛行第244戦隊震天制空隊「はがくれ隊」
>所属の板垣政雄軍曹・中野松美軍曹のように2度の
>体当たりを敢行し2度とも生還したという例もあった
>逆に戦果をあげる事ができず「技量不足」とみな
>された操縦者が、特攻隊に左遷される場合もあった




「日本陸海軍の現存機が見られる場所まとめ」

東京の靖国神社遊就館と、国立科学博物館
浜松のエアパーク航空自衛隊浜松広報館に
ここ岐阜のかがみはら航空宇宙科学博物館
小牧のあいち航空ミュージアム、広島の呉市
海事歴史科学館大和ミュージアム、鹿児島の
知覧特攻平和会館と、航空自衛隊鹿屋航空
基地資料館といった、実際の現存飛行機を
展示した施設には出かけたが・・・




その他にも
青森県:県立三沢航空科学博物館
埼玉県:航空自衛隊入間基地 教育講堂 修武台記念館
埼玉県:所沢航空発祥記念館
山梨県:河口湖自動車博物館
愛知県:三菱重工名古屋航空宇宙システム製作所史料室
愛媛県:南レク馬瀬山公園 紫電改展示館
福岡県:大刀洗平和記念館
鹿児島県:万世特攻平和記念館

といった施設もあるので、おいおい見学にも
出かけてみたいのだが・・・
​​



そういったかつての大戦にも思いをはせて↓

空のカケラライブラリより、竹田五郎さんのお話「飛燕」高度1万メートルの戦い

カワサキが情熱と技術力で戦闘機「飛燕」を復元、驚きのこだわりとは




大きな格納庫のような展示場には、所狭しと
様々な時代、様々な用途の機体が並んでいた
手前の茶色のは運輸省の航空大学校で使用を
されたおおよど1号(川崎航空機)




一番大きくて、目を引いたのは飛燕が来る前に
花形であった科学技術庁の低騒音STOL実験機
「飛鳥」であろう。この名前は全国の小中学生
から応募された4,563通の中から採用されたとか




詳しい事は、↑をご覧ください




この丸っこいフォルムが、なんだか良いなぁ
川崎重工業で製造されて、実験機なのでこれ
一機しかないそうだ




そのすぐ横にいるのも、かなりおっきな
飛行機で、防衛庁で開発がすすめられた
超音速飛行機のT2-CCV





↑こんな感じの飛行機です




かつては、この岐阜の空を飛んでいたんだなぁ~




そうそう、毎年11月中旬に開催をされる航空
自衛隊岐阜基地の航空祭近くになると、その
予行練習なのか、近くに住む姉の家の上空に
戦闘機がバリバリバリとやってきてうるさい
とか電話をくれる。姉は全く興味がないので
航空祭も一度も出かけた事がないそうだ




私もかなり前に2度程、航空祭に旦那の運転で
車で出かけた事があったけど、この時期には
地域行事も重なって、なかなか出かける事が
出来なかった。昨年は前身である陸軍各務原
飛行場開設百年の記念の年に当たり、松島基地
(宮城)に所属する「ブルーインパルス」が
4年ぶりにアクロバット飛行をしたそうで




レッドブル・エアレースで日本人として初の
年間総合優勝を果たしたパイロット、室屋義秀
さんも特別ゲストとして、凱旋飛行したとかで
13万人の人出があったそうだ。私も行きたかった
けども地域行事に駆り出されて、泣く泣く断念




ところが今年は、地域行事もなかったので今度
こそ、ブルー・インパルスを見に行くぞ~!と
意気揚々と。出来たら青空の下で見てみたいと
指折り数えてその日を待ちまして。はい!無事に
旦那と二人で航空祭に行ってきました




こうやって時代の名機をじっくりと、間近で
眺めるのも良いですが、飛行機は大空を飛んで
こそなんぼという部分もありますので。その
時の様子は、こちらで紹介したいと思います




上部から眺める光景は、圧巻です。スマホで
撮影して待ち受け画像にしようかな




ロッキードの川崎T-33A。ジェット戦闘機




↑こういった飛行機です




こちらはロッキードのF-104J。50年前の
最新鋭の戦闘機だ




↑詳しくは、こんな感じでして




ついつい豚鼻みたいで、いくたびに正面
から撮影してしまうのは、初鷹




航空自衛隊のT-1で、初等訓練を終えた
パイロットが引き続きジェット機で中等
訓練を行う為の練習機だそうだ。第二次
世界大戦後、初の実用国産飛行機であり
初の国産ジェット練習機でもある




頭の中にはユーミンの「ひこうき雲」 ジブリの
アニメ「風立ちぬ」の中で使われていた、あの曲だ




橋とか、ビルとか硬派な(硬い)ものが好きなので
飛行機もやっぱ好きな方でして、日曜日にも松本に
出かけた時には、時間を作って空港でFDAの飛行機
発着を見てきましたが、12機あるうちの最新色




今年春に登場したばかりのJA12FJ、真っ白い機体で
ロゴが赤いのを、うわぁ~~新色だぁ♪と喜んで
見てました。その写真も今年中に紹介が出来るか
微妙なところですね




例年であればそろそろ今年のまとめをといった
所ですけど、まだ旦那の春の退職記念旅行すら
そのまんまになっているし。なんて言っている
うちに早くも来年早々、例の無料の日帰りバス
旅行招待のハガキも届いて




う~む、今までないような方向で嬉しい。いつも
琵琶湖周辺か、蒲郡か、この前の伊勢神宮くらいな
ものなので、なんだか新鮮。早速、申し込みました




なんか展示物がかわりましたよね。飛行機から
今度は空を突き抜けて、宇宙開発をテーマにした
展示物のコーナーです




無論、実物ではなくって実物大のレプリカばかり
ですけど、なんか夢がありますよね。




決して、飛行機のようなかっこいいフォルム
ではないけど、このような形でないといけない
理由があるんでしょうね




今も火星探査を行っているキュリオシティ




↑ほうほう、なるほど。すいませんね宇宙
開発はあんまり興味がなくて~(汗)




でもアニメ&漫画の「宇宙兄弟」は好きですよ

公式HPのリンクは、↓

「岐阜かかみがはら航空 宇宙博物館」




海上自衛隊が採用した対潜哨戒機の川崎P-2J
ロッキードの開発したP2V-7を、川崎重工業が
改造開発したもので愛称はおおわし。軍用機と
しては珍しく生産・配備をされた全機が無事故で
無事に退役したという




新明和工業が開発し海上自衛隊が使用した飛行艇
US-1Aは日本が開発、実用化した初の水陸両用機
である。飛行艇の有利な点は洋上での発着が可能
である為、飛行場の無い離島へもアクセスが出来
ヘリコプターよりも長い航続距離と、はるかに
高速である事だ




第二次世界大戦後に初めて日本のメーカーが
開発した旅客機YS-11は、国内民間機75機
官庁34機、輸出13カ国76機など計182機が
が製造され、日本をはじめとする各国の航空
会社や政府で使用をされた




ボーイング・バートル社が開発をしたタンデム
ローター式のヘリコプターの川崎重工の製品で
陸上自衛隊向けのKV-107ⅡA-4。日本航空
123便墜落事故にも出動し、生き残った乗客を
救出する姿がテレビなどで報道された機種だ




今春に60才になった旦那は、シニア割引で
500円。嬉しがるよりもそんな年なのかぁ
ってちょい悲しがる。これからは年齢確認の
為に、外出時は免許証を常に持たせなければ




お土産はいつものマグネットのついた飛燕
ぬいぐるみが重いので、うちのゆるい壁の
コーナーでは落ちそう・・・(汗)大きい
マグネットで補強でもするか




​​​​    平成30年6月22日に岐阜県各務原市で撮影

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最終更新日  2018年12月07日 16時25分08秒
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