殿上人日記

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2019年03月21日
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テーマ: 海外旅行(7536)
カテゴリ: 旅のいろいろ



1月下旬に出かけた、2泊3日の上海
無錫、蘇州の格安旅行の紹介も遂に
最終の日記となった




一番最後に紹介するのは「新場古鎮」で
上海市街を離れて、上海浦東国際空港に
向かう途中でのフリータイム観光だけど
豫園商城同様に、あまり時間は無かった
ような




駐車場から細い路地を通って、主要な
観光場所まではガイドさんに連れられ
そこで解散し、あとは集合時間までに
駐車場で待つバスに戻るという訳で




折りたたみ傘も用意したが、なんとか
使う事もなく帰国が出来そうだ。こんな
狭い路地で、傘はあまり使いたくないし
カメラで写真を撮るのにも邪魔になる




駐車場へ戻る角のお店をしっかりと
覚え、集合時間まであまりないので
てくてくと歩く。向こう側にも平行
して路地があるようだし




少し歩くとお店屋さんもあり、何だか
賑わったエリアに突入。前を行くのも
同じツアーのご夫婦だ




こんな狭そうな通りでも、新場大街と
いうらしくって、人通りもここだけは
多いように思いました




このようなお店や




こんな食べ物や




こんなのや




こんなのも店頭に売っていました




さて新場古鎮は、上海の郊外にあり
空港にも近い事から、こういった
旅行でも観光先に利用もされるよう
だが、こういった水郷古鎮で有名
なのは




京杭大運河にも近い杭州とか、蘇州
あたりにあるもので、西塘とか鳥鎮
朱家角、周庄など街を巡る水路により
水運で栄えていた往時の姿を、色濃く
残しています




ここ新場は千年ほど前に、塩を生業に
町が発展して、かなり栄えていたそう
である




そして、明や清時代の古い建物なども
残る町並みがある訳だが、こういった
所が結構まるそうだけど再開発という
話もなく、次世代に保存をされていくん
だろうか?




昼間だけの土産物屋ならともかく
実際にこういった古い町の、古い
建物だと最新の電化品に囲まれた
現代生活をおくるのはかなり困難
にも思えもする




家と言うものも人が住んでいないと
傷んでしまうし街も廃れるが、そこで
暮らしてる人たちの暮らしもあると
思うとね・・・




とりあえずエアコンの室外機もある
ようなので結構、快適にリフォーム
しているのかもしれないし




さて今年のベネチア映画祭で最高賞の
金獅子賞だったのは、ROMA/ローマ
だったけど、2007年にはアン・リー
監督のラスト、コーション(色,戒)
であった




その映画でここ新場古鎮でも、ロケが
行われたそうで、この第一楼も映画に
出てきたらしいです。その映画は見た
事はないですが、アン・リー監督の他の
作品は幾つも観ました




グリーン・デスティニーや、ハルクとか
いつか晴れた日に、ブロークバック・
マウンテン、ライフ・オブ・パイ/トラと
漂流した227日と、どれも印象が強いです



ユーチューブにラスト、コーションの
日本語版の予告編があったので、↑に
貼り付けましたが、日本ではR-18指定
だそうです。 ウィキペディアによると




>アイリーン・チャン原作の小説『惘然記』に
>収められた短編小説「色・戒」を映画化。
>第64回ヴェネツィア国際映画祭にて、金獅子
>賞と金オゼッラ賞(撮影賞)を受賞。第44回
>金馬奨にて最優秀作品賞・最優秀監督賞・
>最優秀主演男優賞(トニー・レオン)を受賞。




>第二次世界大戦中、日本軍による事実上の
>占領下となっていた香港と上海を舞台に、
>日本の傀儡政権である汪兆銘政権の下で、
>抗日組織の弾圧を任務とする特務機関員の
>暗殺計画をめぐって、暗殺を目論む女スパイ
>(工作員)と、暗殺対象となった特務機関員
>との間に芽生えた愛情のゆくえを描いた物語。




人気男優のトニー・レオンと、オーディション
で約1万人の中から選ばれたタン・ウェイ出演
日本国内でも高い評価を受けた映画のようだ




この登場する女スパイには実際のモデルが
いるそうで、鄭蘋茹(テン・ピンルー)と
いう。女スパイと言うと川島芳子が有名
なのだが、李香蘭といい日中のはざまで
激動の時代に翻弄された女性が他にもいた
とは




ウィキペディアによると・・・
>1918年(民国7年)、浙江省蘭渓市に
>生まれた。父・鄭越原は孫文を慕って
>中国同盟会に参加した事があり、母は
>日本人だったこともあって、早くから
>日本に対して、親近感を抱いていた。




>1932年~1934年にかけて上海の明光
>中学(民光中学とする説も)高等部に
>在籍。後に自身の運命を決定づける
>丁黙邨は同校の代表理事であった時期が
>あり、このときに二人は出会っていた
>可能性がある




>美貌でしなやかな肢体を持っていたと
>言われ、上海のグラビア雑誌『良友画報』の
>表紙を飾った事もあった。やがて自身の
>容貌を活かして、抗日運動に身を投じ、
>その過程で近衛文隆(近衛文麿元首相の
>長男)と知り合った




>しかし、1939年6月4日に近衛暗殺未遂
>事件があり、危険を察知した大日本帝国
>陸軍幹部は近衛を日本に送還(その後、
>満州へ召集令状が出された)し、二人の
>関係は終わった。その後、重慶国民政府の
>特務機関・中央統計局から重大な命令が
>下る。




>それは汪兆銘政権傘下の特工総部(ジェス
>フィールド76号)の指導者となっていた
>丁黙邨を暗殺せよというものであった。
>鄭は丁に近づき、1939年12月21日、丁の
>暗殺計画を実行するも失敗に終わった。
>そして特工総部に出頭し、そこで構成員の
>林之江らに捕らえられ、監禁された。




>1940年2月の春節前林らによって上海郊外の
>滬西区中山路に連行され銃殺された。享年22。
>没後、中央統計局の後身である中華民国法務部
>調査局より殉職烈士に認定され、また彼女の
>悲劇と数々のロマンスは、多くの小説映画の
>モデルとなっている



最後の日。中国人官吏から「今日は映画に
連れて行くから支度しなさい」と言われた
鄭蘋茹は、金色の靴を履きおしゃれをして
車に乗り込んだのだが、上海から郊外へと
車が向かうと、自分の身に何が起こるのか
気がついて泣き叫んだ




しかし二人の男に両脇を抱えられ引きずり
出され、事前に掘ってあった真四角の壕の
前に座らされ死刑宣告文が読み上げられた
彼女は中国語で「顔を撃つのだけは止めて」と
訴えたが、宣告文が読み終わると後頭部を
撃たれたそうである




鄭蘋如、川島芳子、李香蘭。立場こそ違うと
しても時代に翻弄され、その難しい立場の中で
必死に生き抜こうとしていたのかもしれない

日中戦のはざまで 鄭蘋如(テンピンルー)の悲劇  前編

日中戦のはざまで 鄭蘋如(テンピンルー)の悲劇 後編


美貌のスパイ鄭蘋如 ふたつの祖国に引き裂 (単行本・ムック) / 柳沢 隆行 著

美貌の女スパイ、鄭蘋如が闊歩した租界
時代の上海の事を「老上海」と呼ぶそう
である




まさに様々な姿、そして今は遠き時代の
面影を垣間見せてくれた上海は、かつて
魔都と呼ばれていたとしても、不思議は
ないだろう。この古鎮でも、かわいい
わんこがうろうろしていた




水路に浮かぶ小舟に乗る為の階段が
今も残る




通路にあったポストは緑色




一期一会とあるところには、なにやら
いっぱい下がっていた




水路際の屋根のある通路を、ぐんぐん
歩いてきた。もはやここまでやってくる
観光客も誰もいない




そろそろ戻らないとまずいかな。でも
ここまでやってきて良かった。なんか
趣のある橋だし。こうして1月下旬に
娘と出かけた2泊3日上海、無錫、蘇州の
旅は終わった




ここからは近況。昨年秋の頃から
姑が頬に出来たできものが治りが
悪いと、市内の皮膚科の病院へと
行くと、総合病院へ案内状を貰い
連れて行ったら悪性腫瘍(癌では
ない)だからすぐに、手術という
事で




部分麻酔のイボを取るものなので
事前に、心電図などの検査が無く
先週、手術をして貰って、術後に
点滴などもあり、3月は姑の病院
通いで何度も病院に出かけている
経過もよく、次の予約は4月中旬
でいいそうだ




昨日は春のような陽気の中、車も
窓を開けると花粉も飛んできそう
なので、冷房を入れ病院に向かって
いると、姑が唐突に恵那のお母さん
(私の母親)のお墓参りに連れて
行って欲しいと言い出した




何でも私の母親が夢の中に出てきた
ので、お墓参りもずっとしていない
事が気になったそうで、病院の後に
途中で、お花とペットボトルの水と
お線香と、ライターを買っていって
きた




NHKの朝ドラでも早くに亡くなった
主人公の姉が、いつも家族の夢の中に
出てくるが、私も長野五輪でジャンプ
優勝に感動した2月下旬、春のように
うららかな日に亡くなった母親の夢を
何度か見た事があるが




つい10日ほど前にも、母親の夢を
見たばかりだった。夢の中では母親と
いつも旅行をしている。旅の番組が
好きで70近くになって膝を悪くし
寝たきりになると、ベッド脇にある
テレビでいい旅夢気分と、旅サラダを
いつも見ていた




そんな母親とは実際には、ヨーロッパ周遊
九州、山陰等10回程しか旅行してないが
桜の好きな母親だったので、二人でお花見
旅行に出かけた奈良の吉野山と、京都での
哲学の道は良い思い出になっている




そんな母親だが亡くなる少し前には
妄想が始まり、家の2階に男と女の
スパイが潜んでいるから、危ないし
子供は連れてくるなと、真剣な顔で
話していた。中国の旅はこれでお終い!




               平成31年1月28日に上海で撮影

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最終更新日  2019年03月25日 14時58分03秒
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