殿上人日記

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2019年04月09日
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カテゴリ: 名古屋より



赤福の朔日餅目当てで、名古屋へ出かけた
ついでのお花見ハシゴ。鶴舞公園から山崎川
そしてラストにやって来たのが「名古屋城」
3年前のお花見は雨だったが




今回は絶好の花見日和で、お濠の菜の花も
色鮮やかだった。先日も利用したばかりの
地下鉄、市役所駅で下車すると、もうそこ
には名古屋城。満開とまではいかないけど
桜の咲き具合もいい感じだ




さて江戸城は別格として、大阪城、熊本城と
並び名古屋城が「日本三大名城」と言われて
おり、更に三大天守閣名城(熊本城、姫路城
名古屋城)、三大城郭名城(江戸城、大阪城
名古屋城)と、正に天下の名城の名古屋城だ




慶長17(1612)年に天守が完成後は
何度かの震災、大火や明治維新後の廃城も
免れた。明治期の推定マグニチュード8の
濃尾地震にも耐えながら、第二次世界大戦で
昭和20(1945)年5月14日の空襲で
大小天守や建物の殆どが焼失してしまった




焼失を逃れた建物は、御深井丸戌亥隅櫓、本丸
辰巳隅櫓、本丸未申隅櫓、二之丸西鉄門二之門
本丸南二之門、旧二之丸東鉄門二之門(現在は
本丸東二之門跡に移築)の6棟でいずれも国の
重要文化財に指定をされている



                 (昨年7月の撮影)
旧二之丸東鉄門二之門は別名を東黒金門と
いい、もとは二の丸にあったが昭和38年
愛知県体育館が建設をされる事になった為
解体をされて保管。昭和47年に現在地へ
移築されたそうだ




二之丸西鉄門二之門は、別名が枡形御門で
切妻造り本瓦葺の高麗門の形式のものだ




表二之門は門柱、冠木とも鉄板張りで、用材は
木割が太く堅固に造られている。この内側には
表一之門があったが、空襲で焼失してしまった




再建されたものだが、この門はかつて榎多御門と
呼ばれる西の丸の門で、明治24(1891)年の
濃尾地震で大破した為、江戸城の蓮池御門が移築
されたのだが空襲で焼失。天守と共に再建をされた
名古屋城の本丸付近が明治期には「離宮」となり
準皇居だったので「正門」と名づけられたそうだ




ウィキペディアによると
>名古屋城は、織田信長誕生の城とされる今川氏
>築城の那古野城の跡周辺に、徳川家康が天下
>普請によって築城した。以降は徳川御三家の一つ
>でもある。尾張徳川家17代の居城として明治まで
>利用された。大阪城、熊本城とともに日本三名城に
>数えられ、伊勢音頭は「伊勢は津でもつ、津は
>伊勢でもつ、尾張名古屋は城でもつ」と詠っている




>大天守は層塔型で5層5階、地下1階、天守台19.5
>メートル、建屋36.1メートル、合計55.6メートルで
>18階建ての高層建築に相当する。高さは江戸城や徳川
>大坂城の天守に及ばないが、江戸城、大阪城天守は
>江戸時代前期にいずれも焼失しており、江戸時代
>通期で現存した天守で名古屋城天守が最も高かった




>延べ床面積は4424.5m2で史上最大の規模である。
>体積は姫路城天守の約2.5倍で、柱数・窓数・破風数
>最上階規模・総高・防弾壁・防火区画など14項目で
>日本一である。
>大天守の屋根の上には徳川家の威光を表すものとして
>金の板を貼り付けた金鯱が載せられた。




>1612年(慶長17年)名古屋城天守が竣工した当時の
>金鯱は一対で慶長大判1940枚分、純金にして215.3
>キログラムの金が使用されたといわれている。高さは
>約2.74メートルあった。しかし、鯱の鱗は藩財政の
>悪化により、1730年(享保15年)・1827年(文政
>10年)・1846年(弘化3年)の3度にわたって金板の
>改鋳を行って金純度を下げ続けた。




>そのため、最後には光沢が鈍ってしまい、これを隠す
>ため金鯱の周りに金網を張り、カモフラージュした。
>徳川の金鯱の中では最も長く現存していたが、1945年
>(昭和20年)に名古屋大空襲で焼失した。現在の金鯱は
>復元されたもので、(中略)一対に使用された金の重量
>は88キログラムである。現在の鯱の大きさは、雄2.62m、
>雌2.57m。




昨夏の大相撲名古屋場所のついでに、本丸御殿に
出かけた時のことはお正月の日記で詳しく紹介を
しているので、下記リンクからどうぞ

新年を寿ぐ。黄金に輝くピッカピカッの名古屋城本丸御殿




さてさて名古屋大空襲から逃れたお宝は他にもある
この小さな倉庫に、本丸御殿の障壁画などが外され
ここに保管をされていたので、焼失を逃れたのだ




狩野探幽ら狩野派の絵師による旧本丸御殿障壁画
331面(附16面)や、旧本丸御殿天井板絵
331面(附369面)が難を逃れて、国の重要
文化財に指定をされている




ウィキペディアによると
>清須城は長らく尾張の中心であったが、関ヶ原の
>戦い以降の政治情勢や、水害に弱い清須の地形の
>問題などから、徳川家康は1609年(慶長14年)に
>九男義直の尾張藩の居城として、名古屋に城を築く
>ことを定めた。1610年(慶長15年)、西国諸大名の
>助役による天下普請で築城が開始された




>普請奉行は滝川忠征、佐久間政実ら5名、作事奉行に
>大久保長安、小堀政一ら9名が任ぜられた。縄張は
>普請奉行の一人である牧長勝。石垣は諸大名の分担
>によって築かれ、中でも最も高度な技術を要した
>天守台石垣は普請助役として加藤清正が築いた。
>天守は作事奉行の小堀政一、大工頭は中井正清と伝え
>られ、1612年(慶長17年)までに大天守が完成する。




>名古屋城築城普請助役としては、加藤清正以外に、
>寺沢広高、細川忠興、毛利高政、生駒正俊、黒田長政、
>木下延俊、福島正則、池田輝政、鍋島勝茂、毛利秀就、
>加藤嘉明、浅野幸長、田中忠政、山内忠義、竹中重利、
>稲葉典通、蜂須賀至鎮、金森可重、前田利光の外様大名
>が石に刻印を打って石垣工事を負担し、延べ558万人の
>工事役夫で4カ月余で石垣を完成した




>清須からの移住は、名古屋城下の地割・町割を実施
>した1612年(慶長17年)頃から徳川義直が名古屋城に
>移った1616年(元和2年)の間に行われたと思われる。
>この移住は清須越しと称され、家臣、町人はもとより、
>社寺3社110か寺、清須城小天守も移る徹底的なもので
>あった。




石垣の改修工事が行われおり、石が置かれていたが
随分と奥に長細く大きなものを使っているんだなぁ
ウィキペディアによると
>現在、名古屋城の全体整備計画があり、整備計画
>では史跡としての名古屋城の保存活用と価値を
>高めたいとしている




>平成30年現在、計画されている整備計画では、本丸
>御殿の復元整備、天守閣の木造復元の整備、東北隅櫓の
>復元整備、本丸表一之門と本丸東一之門と二之丸門の
>復元、馬出の復元、本丸多聞櫓の復元、二之丸庭園の
>保存整備と二之丸御殿及び向屋敷の復元整備、大手門
>東門と二之丸の櫓の復元整備、展示収蔵施設の整備、
>石垣補修などである




再び、天下の名城としての往時を取り戻して
くれるものだろうか。という訳でさくらまつり
絶賛開催中という訳で




車いすのお年寄りも、名古屋城のお花見に




信長様もにこやかなお顔だ。NHKでやって
いたが、物語などで面白おかしく描かれた為
今のような信長像が出来上がってしまったが
実は、マジメすぎて融通が利かない人だった
みたいだ




一部の歴女を除いて、多くの老若男女は信長様
よりもグルメに夢中。花より団子!




さてさて天守は空襲で焼けてしまったがけど、門
意外にも焼失を逃れたのが、3棟の「隅櫓」である
(残念ながら、東北隅櫓は焼失)




隅櫓とは↑、こういったものだそうで




本丸の南西隅(未申隅櫓)は、慶長17(1612)
年に建てられたもので、外から見ると屋根は二層だが
内部は三階の櫓という珍しい形式で、二階西面と南面
には敵を攻撃する為の石落しが張り出している



                 (昨年7月の撮影)
本丸の東南隅櫓(辰巳隅櫓)は、西南隅櫓と同じ構造で
三階東側の屋根の軒には弓なりになった軒唐破風(のき
からはふ)という格式の高い装飾が施されている




そして西北隅櫓(御深井丸戌亥隅櫓)は、御深井丸の
北西隅に位置し、元和5(1619)年に建てられた
もので、外観三重、内部も三階の構造。江戸時代から
現存する三階櫓の中で、全国で2番目の大きさである




江戸時代から「清洲櫓」とも呼ばれ、織田信長の
居城だった、清洲城の古材を転用をした可能性が
あるそうだ




↑こんな、感じ




普段は、非公開の西北隅櫓だが、名古屋城
春まつり(~5月6日)期間中は、内部の
特別公開をしていた




内部に人が溢れないように、人数制限をして
いたので、中もこんな感じで




ほうほう・・・・




なるほどね。




この古い木材は




↑こうゆうものらしい




石落としもあった




やっぱお城に使われている木材は、どれも
ぶっとくて立派なものだなぁ~。などと
あっちをきょろきょろ、こっちもきょろ
きょろ




最上階から、外ものぞいてみました。空堀の
イメージの名古屋城ですが、反対側には水も
はってあります。特に隅櫓も書くこともない
ので、一般的なお城について紹介したいと
思います




かつて日本の城は、2万5000以上もあったそう
だが、現在は一般的に見学が出来る城郭は200城
ほどで、その中で江戸時代以前からの天守が現存を
しているのはわずかに12城のみである。これは
江戸幕府が、諸大名に一国に一城しか持たせない
ようにした為、かなりの城が減ったうえ




明治維新で前政権(江戸幕府)の象徴でもある
ような諸藩の城を破却させた事、そして戦争や
地震、火災などなどといった事情で・・・貴重な
現存天守12城のうち、国宝に指定をされている
のが、姫路城、松本城、犬山城、彦根城、松江城の
五城で、一応は全部出かけている




国の重要文化財に指定をされているのは、弘前城
丸岡城、備中松山城、丸亀城、松山城、宇和島城
高知城で、一つも行ったことはないという有様だ
文化財的には、このようなお城が貴重であるけど
歴史的だったり、絶景だったりと人気面では色々




トリップアドバイザーによる「旅好きが選ぶ!
日本の城ランキング(2018)」の1位は3連覇
世界遺産の「姫路城」であるが、2位 二条城
3位松山城、4位松本城、5位岡城阯、6位中城
城跡、7位犬山城、8位備中松山城、9位松江城
10位岩村城址って、岩村城址が入ってきてるし
まさかの朝ドラ半分、青い効果?




昨夜のBS放送「出発!ローカル線聞き込み旅」で
再びの「明知鉄道」をしていたけど、前回より
今回の方が観光っぽいメジャーな内容で、岩村の
町並みやお雛様、かすてら、山岡の寒天、そして
終点の明智町は、大河がらみの明智光秀推し




最初の東野のお寺は、今は亡き母親の実家のお寺
さんですし、「極楽駅なんて何もないのに~」
とか、地元民ならではの突っ込みも入れられます
それにしても田舎でした。まっ、山と川しかない
岐阜県ですのであしからず




脱線しました。いろんなランキングがありますが
GPSアプリ「ニッポン城めぐり」の16万人もの
利用者データから見た「お城ファンが実際に訪れた
お城ランキング」の2018年度の順位の方では
やっぱり姫路城が1位ですが、2位に松山城で
3位松本城、4位高知城、5位犬山城、6位松江城
7位彦根城などと現存天守が上位陣にずらりと




8位会津若松城、9位竹田城、そして10位には
名古屋城ランクインですよ。市内の苗木城が
24位で、続100名城の中では最上位となり
ましたよ。岐阜県からは岩村城や苗木城の他に
郡上八幡城、美濃金山城も続100名城にも
入っていて、城めぐりに力を入れているので




明智光秀の来年の大河「麒麟がくる」がらみで
歴女や城好きな皆さんを、岐阜県におもてなし
しようと万端整えているような。大河の主人公
明智光秀の他、斎藤道三や、斎藤義龍、濃姫と
いった父子や、土岐頼芸といった美濃国も前半
舞台になるし




という割に、2011年4月に光秀に加え細川幽斎
忠興、細川ガラシャのゆかりの地として京都府
亀岡市や福知山市などの8市町や、兵庫県2市
福井県1町で、光秀を主人公にした大河ドラマの
誘致推進協議会を設立し、署名活動を行ってきた




そうで、岐阜県はゆかりのある岐阜市など8市町で
ドラマの推進協議会を昨年10月に設立って、遅っ
次回からは、先週末に出かけたお花見旅行の日記
スタートです。花は咲いていたりまだだったりと
いう感じでしたがお天気に恵まれなによりでした




            平成31年4月1日に名古屋で撮影

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最終更新日  2019年04月09日 18時45分00秒
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