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香蜜沉沉烬如霜 Ashes of Love第39話「神々の怒り」錦覓(ジンミー)は肉肉(ローロー)の敵である天后と対決、実は生母の花神・梓芬(シフン)も天后の毒牙にかかったと知った。すると天后は反撃して来た錦覓に激怒し、ついに″琉璃浄火(ルリジョウカ)″を放つ。↓紅白歌合戦ではありませんwしかしその時、旭鳳(キョクホウ)が現れ、錦覓を救った。「ジンミーへの手出しは許さぬと言ったはずなのに…なぜ手を引かぬのです?!」旭鳳は錦覓がすでに自分の妻だと告白し、錦覓を守るためにお腹に子供がいると嘘をつく。∫* ˙꒳˙)<え?いつの間に?←ジンミーの反応w息子の淫らな嘘に天后は激昂、旭鳳を吹き飛ばして錦覓にとどめを刺そうとした。すると彦佑(ゲンユウ)から知らせを受けた潤玉(ジュンギョク)が現れ、錦覓の代わりに一撃を受けてしまう。∫* °⌓°)<小魚仙倌!しかし水神・洛霖(ラクリン)が水術を放って天后を阻止し、すぐに天帝もやって来た。「荼姚(タヨウ)!」天帝に見咎められた天后はさすがに錦覓に手出しできなくなった。しかし錦覓を排除しなければ梓芬と同様、天界に災いを与え、旭鳳を惑わすと訴える。天后の言葉を聞いた洛霖は堪忍袋の尾が切れ、梓芬を害し、娘の命を狙った天后に制裁を下すことにした。すると母の危険を察知して飛び出した旭鳳が天后の身代わりとなって水神の一撃を浴びてしまう。天后は自分をかばって倒れた旭鳳を腕に抱き、泣き崩れた。旭鳳は深手を負いながらも、母の罰を自分が受ける代わりに母の命を助けて欲しいと懇願する。天帝はようやく天后が梓芬まで殺したと知り驚愕した。そこで天后をただちに毘娑(ビシャ)牢獄に入れるよう命じ、后位を剥奪、神籍から追放する。中庭で動向をうかがっていた彦佑は天兵に連行される天后の姿を見た。…義母上、ついに宿願が叶いましたよ…しかし天后はまだあきらめたわけではなかった。「勝負はまだついておらぬ…ジンミー、首を洗って待っていろ…」一方、魔界では暮辞(ボジ)が意識を取り戻していた。鎏英(リュウエイ)は喜び、屍解天蚕(シカイテンキン)で天后に操られていたことなら知っていると安心させる。「辛い思いをしたのね…」しかしどちらにせよ滅霊(メツレイ)族が魔族の不倶戴天の敵であり、不吉な一族だと言われていた。暮辞はなぜそんな自分を助けたのか分からない。すると鎏英はこれまで隠して来た真実を明かした。狩りをしていた鎏英が過って暮辞を傷つけたあの日…。実は鎏英は父と偶然、滅霊族を襲撃した固(コ)城王たちの姿を見ていた。覇権を狙う固城王は滅霊族に滅霊箭を作るよう強要したが、どうやら断られたため一族を滅ぼしたらしい。固城王は魔尊には謀反だと報告すると話していた。卞(ベン)城王は今さら敵対しても意味がないと考え見過ごすことにしたが、その後に娘が滅霊族の生き残りを過って傷つけたと知る。卞城王は深手を負った少年を見捨てることができず、引き取ることにした。ただし滅霊族と知られないよう卞城王府から出さず、配下にもかんこう令を敷く。『滅霊族は怒ると瞳が黒くなるというが、この者はまだ幼く、その現象は起きぬはずだ くれぐれも外部の者に近づけるな』こうして暮辞は鎏英の護衛としてそばに仕え、共に武術の鍛錬をしてきたのだった。鎏英は暮辞が増悪にとらわれず、安らかでいて欲しいと願って秘密にしていた。真実を知った暮辞はこれまでの自分の行いが全く見当はずれだったと知って虚しくなる。「魔尊への恨みを晴らし、天后への恩を返すために傀儡となったのに… まさか、こんな…笑い話だ」鎏英はそれでも自分がいると励ましたが、暮辞は休みたいと言って背を向けた。卞城王は暮辞を救うため霊力を消耗していた。鎏英は父の具合を心配したが、数日ほど休養を取れば問題ないと知って安堵する。すると卞城王は屍解天蚕を取り除くには″琉璃浄火″で虫を焼けばいいと話した。ただしその代わり暮辞は徐々に霊力を失い、残された命は10年だという。2人の話を立ち聞きしていた暮辞は愕然となり、迷惑をかけまいとひっそり姿を消した。錦覓が目を覚ますと、父が付き添っていた。すると改めて母と肉肉を殺された憎しみと悲しみがよみがえり、涙に暮れる。洛霖は万が一のことを考え、娘がこれからわが身を守れるよう、翊聖玄氷(ヨクセイゲンヒョウ)の刃に自分の霊力の半分を込めて渡した。「そんなことをしたら父上の元神が損なわれてしまいます」「私は大丈夫だ、受け取ってくれ」洛霖は深く傷ついた娘を優しく抱きしめ、慰めた。天帝が錦覓を心配して洛湘府にやって来た。しかし未だ洛霖の恨みは晴れず、この瞬間から娘を守るためなら何でもすると宣告する。当時も梓芬を捨て鳥族の勢力を選んだ天帝、荼姚を牢に入れたのも利用価値がなくなって邪魔になったからに過ぎない。すると天帝は帝位が楽なものではなく、痛みに耐えて選択していると理解を求めた。呆れた洛霖は高い地位には相応の徳がいることを天帝は理解していないと非難する。「化けの皮が剥がれる日は来る…」憤慨した天帝は子供たちのためにも冷静になれと諭し、引き上げることにした。すると最後に自分が本当に愛したのは梓芬だけだったと告げる。結局、全てを得た代償に梓芬の心を失い、死なせてしまったが、これは自分にとって何より重い罪だと言った。その夜、錦覓は火神からもらった鳳翎(ホウレイ)を返しに栖梧(セイゴ)宮へ行った。そこで偶然、穂禾(スイカ)が旭鳳を介抱しながら口づけしている場面を見てしまう。驚いた錦覓は慌てて引き返すと、璇璣(センキ)宮の潤玉に会いに行った。彦佑の霊力で治療してもらった潤玉はすでに回復している。「小魚仙倌、あなたは何人の仙女と肌を合わせたことがある?」「(え⁈)…私は軽い男ではない、君と婚約した以上、他のものと関係を持つことは決してない」∫*๑・᷄ὢ・᷅)oO(おぅ、私は裏切ってしまった…「ミーアール?なぜそんなことを聞くんだ?私に何か落ち度が?」(ºωº;≡;ºωº )フルフル「…私たちは天后に生母を殺された者同士だったのね 旭鳳は天后の子よ?これからどう付き合えば?」「父母の恩は何よりも大きい…君が悩む必要はない、私に任せてくれ」すると錦覓は帰ることにした。毘娑牢獄に天帝がやって来た。荼姚はこの期に及んで自分には落ち度がないという天帝に呆れ果て、これまでの鬱憤をぶつける。実は荼姚は太微(タイビ)が帝位についた途端、花神を天后に擁立しようとしていたことを知っていた。しかし結局、月下(ゲッカ)仙人から″糟糠の妻は堂より下さず″と言うと反対され、また太上老君からも天界にはまだ鳥族の力が必要であり、廃位すれば騒ぎになると説得されてしまう。「私が直接、見聞きしたことよ、隠し立ては不要」天帝は確かに梓芬を思い続けることにやましさがあったと認めた。だからこそ天后らしからぬ勝手な振る舞いも容認することで償って来たが、それでも荼姚の暴走が続いたという。しかし荼姚にとって夫の心を得られねば至尊の位にいても意味などなかった。上神と言っても普通の女子と何ひとつ違わない、夫の心が欲しかったという。ところが太微は父の死後に自分を廃そうとした。あの時、鳥族の力がなければ恐らく1万年前にここに入れられていただろう。荼姚はその時、愛が偽りであり、権力のすばらしさを知ることになった。愛は儚いが至高の権力だけは消えることがないと…。結局、天帝も自分と同じだった。実は太微は兄を殺して権力を奪っている。「私たちは2人とも権力の囚人なのよ…」その言葉を聞いた天帝は諦めて帰ることにした。すると荼姚は最後に自分との約束を覚えているかと尋ねる。あれは太微が出征する前、荼姚は鳳凰族の聖なる品・寰諦鳳翎(カンテイホウレイ)を贈った。鳳翎はどの鳳凰もひとつしか持っていない。そして荼姚は天帝が敗れた時は腹の子とここから飛び降りて命を絶つと誓った。太微は感激し、荼姚の手を握りしめて約束を交わす。『ここに誓おう、男児が産まれれば必ず皇太子とし天界を分かとう 私の最大の願いはいつの日かこの九重の天の最も高い場所に君と立ち世を眺めること…』しかしもはや天帝はまるで別人だった。天帝はすまないことをしたと謝った。しかしこの件は上清天にも届き、天后の位を保つのは難しいという。「思った通りね…天后の座はもう十分よ、長過ぎたわ…」すると荼姚は叩頭し、最後の願いを聞いて欲しいと懇願した。つづく(  ̄꒳ ̄)天帝___なぜ天帝なの?wまあ〜天帝も天后もどっちもどっちだけど…
2019.07.31
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香蜜沉沉烬如霜 Ashes of Love第38話「奇鳶の秘密」錦覓(ジンミー)は水鏡の醴泉院(レイセンイン)で目を覚ました。何となく胸に違和感があるが、理由は分からない。すると突然、魔界の卞(ベン)城公主・鎏英(リュウエイ)がやって来た。「ジンミー、お願いがあるの!」鎏英は錦覓から神獣・魘獣(エンジュウ)を借りて魔界に戻った。すると魘獣が意識のない暮辞(ボジ)から夢を吸い取って吐き出してくれる。青色の真実の夢では暮辞が奇鳶(キエン)と言う名で天后に仕えている様子や、自らの血で滅霊(メツレイ)箭を作り出す場面が映し出され、屍解天蚕(シカイテンキン)で暮辞を操っていたのが天后だと分かった。次に魘獣が黄色の夢を吐き出すと、鎏英が火神に心変わりして暮辞が振られてしまう妄想が映る。「馬鹿ね…私が愛しているのはあなただけよ…」鎏英は全て天后の仕業だと知り、このままでは錦覓が危険だと焦った。鎏英は錦覓を訪ね、魘獣を貸してもらったお礼を言った。そこで実は人間界で肉肉(ローロー)の命を奪ったのは自分の友達だったと告白する。鎏英はひざまずき、暮辞は命令されて仕方なく錦覓を狙ったと事情を話した。「どうしても許せないと言うなら、暮辞の代わりに私が償うわ」すると錦覓は鎏英を立たせ、命令した人が誰か尋ねる。鎏英は天后だと教え、花界は安全でも天界では用心するよう警告した。鎏英が卞城王府に戻ると、父が配下と屍解天蚕を抑える方法があると話していた。驚いた鎏英は部屋に飛び込み、どんな方法なのか教えて欲しいと迫る。しかし卞城王はその方法を知らない方がいいとなだめた。実は施す側の消耗が激しく、自分の命を犠牲にする娘の姿など見たくないという。「嫌よ!必ず救う!私には暮辞が必要なの!」鎏英は苦しむ暮辞に無理やり霊力を送るが、それがかえって暮辞を悪化させた。卞城王は仕方なく自分の手の平を切り、自らの血を使って屍解天蚕を鎮めることにする。「これで苦痛を和らげられる… しかしこの方法を施す側は血を失った後、霊力が急激に減って疲れ果ててしまうのだ」「父上!」「暮辞は私の子供と同じようなもの、そなたも心から暮辞を慕っておる 私は父としてそなたの喜ぶ顔が見たい」鎏英は父の深い愛情に感謝し、その場にひざまずいて親不孝を詫びた。一方、紫方雲(シホウウン)宮では旭鳳(キョクホウ)と錦覓(キンベキ)の深まる絆に天后が苛立っていた。潤玉(ジュンギョク)も殊勝なふりをしているが、心では何を考えているか分からない。錦覓と婚儀を挙げれば水神と風神、花界を味方にして帝位を狙うだろう。このまま旭鳳が錦覓に固執し続けたら結果は想像に堪えない。話を聞いていた穂禾(ホカ)はつまるところ1番の邪魔者が錦覓だと言った。天后は何としても錦覓を始末し、旭鳳の想いを絶って潤玉の後ろ盾を奪うしかないが…。その頃、洛霖(ラクリン)は火神に心を寄せた娘に頭を悩ませていた。問題は天后が錦覓に危害を加えぬかどうかだ。すると臨秀(リンシュウ)は錦覓が幸せなら天后と争うことになっても構わないと言った。しかし人間界で命を狙われたように、錦覓が火神と一緒になれば天后がどんな手段に出るか…。恐らく自分たちでも防ぎきれないだろう。かと言って簌離(ソクリ)の一件からしても天帝はあてにならず、2人は悶々とした。蝶に姿を変えた錦覓は思いがけず洛霖と臨秀の会話を聞いた。まさか父と義母をこんなに心配させてしまったとは…。錦覓はひとりになってから元の姿に戻り、自分の独りよがりだったと反省した。「ふぉんふぅぁん…」歴劫での熠王(ユウオウ)への恋心、そして旭鳳と結ばれたあの夜…。錦覓はまた胸が痛んだが、修復された隕丹のせいで愛情が分からなくなっていた。…熠王との出来事は一時の感情に流されただけ?…今から思うとまるで夢のよう…ローローの死が天后のせいなら天后は敵になるわ…敵の息子であるふぉんふぅぁんにどう接すればいいの?錦覓は自分のために父と義母に辛い思いをさせまいと決め、旭鳳と一緒にはなれないと結論を出した。そこへちょうど洛霖が現れる。錦覓は父が決めた婚約だったのにわがままだったと謝った。すると洛霖は婚礼の日が近いことから、決めたらもう後戻りはできないと念を押す。錦覓は自分の心に聞いてみたが、心変わりはしないと断言した。錦覓は婚儀の準備のため、父たちと洛湘(ラクショウ)府へ移った。燎原君(リョウゲンクン)から錦覓が来ていると聞いた旭鳳は九霄雲(キュウショウウン)殿での斗姆元君(トボゲンクン)の禅話もそっちのけで会いに行ったが、仙童から会えないと断られてしまう。憤慨した旭鳳は仙童の制止を無視して中院へ乗り込むと、ひとりでいた錦覓になぜ会えないのかと迫った。すると錦覓は急によそよそしい。「これからはあまり会わない方がいいわ、私は夜神殿下と婚姻を… あなたと一緒になれば父上と義母上を困らせる 天帝や長芳主、夜神殿下のこともね、そんなの間違ってるわ」旭鳳は錦覓の変わりように戸惑い、夜神に嫁がせるわけにはいかないと訴える。「私が怖いのはただひとつ、君の心変わりだ 以前は将来に何の望みもなかったが、君に心を奪われてから夢を抱くようになった でも今日、君は私との関係は間違いで兄上に嫁ぐと? なぜ急に心変わりしたのだ?何か言われたのか?それとも私が何か迷惑を…」「殿下の今の行動こそ迷惑だわ!…私も辛いの」すると錦覓は斗姆元君の禅話に遅れてしまうと促した。仕方なく旭鳳は改めて話そうと告げる。ただ天界は花界とは違うと教え、特に母には近づかないよう忠告した。洛湘府に太上老君(タイジョウロウクン)の仙童がやって来た。錦覓は父なら法会に行ったと伝えたが、仙童は代わりに錦覓に丹薬の品定めを頼みたいという。その時、錦覓はその仙童が紫方雲宮の侍女だと思い出した。「いいわ、少し待っていてもらえる?着替えてくるわ」錦覓は寝殿に入ると彦佑(ゲンユウ)を召喚し、事情を話した。「九霄雲殿に行って父上に伝えて、天后の侍女が私を迎えに来たと… ひとりで行くわ、ローローの敵を打ちたいの 天后に犯行を認めさせれば、それを証拠に処罰してもらえる」仙童はわざと遠回りして錦覓を紫方雲宮へ誘導し、背中を押して無理やり部屋に入れた。すると帳の奥で待っていた天后が姿を現す。「ジンミー仙子…いえ、今はもうジンミー仙上と呼ぶべきね?待っていたわ」しかし天后を見張っていた燎原君が裏口から紫方雲宮に入っていく錦覓を見ていた。その頃、旭鳳は遅れて九霄雲殿の法会にやって来た。しかし大きな催事なのになぜか母の姿がない。すると燎原君が駆けつけ、錦覓が紫方雲宮に来たと報告した。天后は戸を封印し、陣を敷いて錦覓を動けないようにした。すると天后は錦覓が何者なのか自分が明らかにすると告げ、火系の法術を使うという。「業火(ゴウカ)には8段階ある、蛍火(ケイカ)・燭火(ショッカ)・薪火(シンカ)は恐らくお前には効かぬゆえ、 第4段階の″醇釀(ジュンジョウ)の火″から試してみよう 当時、お前の母親は最終段階の″琉璃浄火(ルリジョウカ)″まで持ちこたえたが、 お前がどこまで耐えられるか楽しみだ…」あの日、錦覓の母・梓芬(シフン)は天后に追い詰められ、天界から飛び降りていた。錦覓は母を傷つけ、親友を殺した天后を絶対に許せないと叫んだ。「今日は私がその敵を討つわ!」天后の火術と錦覓の水術がぶつかり合い、2人の攻防戦が続く。「水を操る術は洛霖から受け継いだの?」すると2人の術が激しくぶつかり合って反発し、錦覓はその勢いで倒れてしまう。天后はついに手のひらに琉璃浄火を出したが、錦覓は父が来るまでの辛抱だと時間を稼いだ。「最高の権力を持ちながらあなたは私を恐れている、身に余る光栄だわ」「私がお前を恐れていると?」「そうでなければ業火で自ら手を下そうとはしない」「何ですって?!お前を灰にしてやるは!」つづく(^ꇴ^)気がつけば折り返していたのね〜
2019.07.30
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香蜜沉沉烬如霜 Ashes of Love第37話「母への思い」潤玉(ジュンギョク)のもとに天后の侍女たちがやって来た。天后が服喪中は星の見張りも休み、璇璣(センキ)宮に留まるよう命じたという。すると2人の侍女はそれぞれ天界の緦麻の喪衣と龍魚族の生麻の喪衣を差し出した。潤玉はどちらも置いていくよう命じたが、侍女はここでいずれかを選ぶよう迫る。母のためにも龍魚族の喪衣を選びたい潤玉、しかしふと天帝の言葉を思い出した。…今後はそなたが天后の力を抑え込んでくれ潤玉は勢力の均衡を保つために仕方なく天界の喪服を選んだが、侍女たちが帰ると思わず床に投げつけた。そこへ彦佑(ゲンユウ)と鯉児(リジ)が訪ねて来る。苦しむ潤玉を見た彦佑は全てを捨てて自分たちと遠くへ行こうと言ったが、潤玉は自分には静かに暮らしたいと願うことも高望みだと分かっていた。「急がず、今は耐える…」すると彦佑は恩主から預かっていた箱を渡した。中には龍魚族の令牌と翼渺洲(ヨクビョウシュウ)の鳥族兵力配置図が入っている。潤玉は形見を見ながら母の無念を思い、思わず涙した。天后は潤玉が天界の喪衣を選んだと聞いた。穂禾(スイカ)は叔母がどちらかの喪衣を選ばせることで夜神の真意を測ったのだと気づく。確かに夜神の選択は懸命だったが、天后は気鋭のある潤玉がこのまま黙っているとは思えなかった。とは言え天帝の息子に手荒なことはできず、こうして探りを入れ、圧力をかけている。すると天后は贈り物を取り出し、今日が月下仙人の寿宴(ジュエン)のため穂禾に届けて欲しいと頼んだ。旭鳳は禁足で栖梧(セイゴ)宮を出られず、代わりに仙童の了聴(リョウテイ)と飛絮(ヒジョ)が姻縁府に贈り物を届けに来た。「おめでとうございます、仙上!南山の不老松より長生きされますように」「ふん!常套句は飽きた! かくも若く麗しい顔をしておるのにシワだらけの不老松と比べるでない!」狐狸仙の月下仙人は外見が衰えることなく、未だ10代のように若かった。2人を追い払った月下仙人は早速、旭鳳からの祝いの品を開けると、目の色が変わる。実は燎原君(リョウゲンクン)が色恋話が好きな月下仙人のため、下界で流行りの書を集めて贈っていた。鄺露(コウロ)も潤玉の代わりに月下仙人へ祝いの品を届けた。美しく輝く玉をもらって大喜びの月下仙人は喪中の潤玉の代わりに宴に来るよう誘う。鄺露は身分が低いからと遠慮したが、月下仙人は錦覓のように父親と来るよう勧めた。月下仙人の祝宴、錦覓は洛霖(ラクリン)と臨秀(リンシュウ)と一緒に姻縁府に姿を見せた。錦覓は人間界の拡大鏡を贈ると、月下先人はよく見えると大興奮する。「これがあれば1日であまたの書が読める♪」そこへ穂禾と縁機(エンキ)仙女が到着した。穂禾は天后からの贈り物を渡そうとしたが、月下仙人は興味がなく、さっさと縁機仙女の出迎えに行ってしまう。天后から事実上の禁足を命じられた潤玉は書物を読み漁っていた。それにしても錦覓は多情だが愛の意味を知らなかったはず、なぜ急に変わってしまったのだろうか。その時、偶然にも″隕丹″について書かれた竹簡を見つけた。姻縁府の祝宴に天帝が来訪した。すると太巳(タイシ)仙人は一人娘の鄺露を紹介し、良縁を賜りたいと上奏する。鄺露は驚いて辞退すると、月下仙人が縁組なら自分の仕事だと助け船を出した。穂禾は父娘の仲睦まじい姿を見ながら、ふと人間界で過ごした父・南天(ナンテン)侯のことを思い出す。しかし旭鳳のために父を刺し殺してしまった自責の念に駆られ、急に体調が悪くなったと断って宴をあとにした。「この手で殺めたんだわ、人間界で唯一、私を愛してくれた実の父を… それなのに殿下の心はつかめない 旭鳳、あなたを恨むわ、錦覓、あなたが憎い!」珍しく弱気になった穂禾は天后に泣きついた。誰もが錦覓をばかりを愛し、旭鳳も振り向いてくれない…。穂禾の情けない姿に驚いた天后は、鳥族の血統は高貴なもの、何にも屈しないと叱咤した。勝負はこれから、まだ誰が覇者になるかは決まっていない。「もうよい、泣くでない」潤玉は花界の長芳主・牡丹(ボタン)を訪ねた。以前、長芳主から″錦覓は愛の分からぬ子だ″と言われたが、省経(ショウケイ)閣の書で愛を消し去る″隕丹″という薬があると知ったという。「今のジンミーも明朗快活で最高の女子です それでもジンミーから隕丹を取り出してやりたい、愛する権利は奪えません」牡丹はもはや隠し通すことができなくなり、実は花神が1万年以内に錦覓が情で苦しむと言ったことを教えた。「錦覓を守り抜けますか?取り出すのは危険です…隕丹のことを錦覓には?」「いいえ、知れば取り乱すやもしれません」真実を知った潤玉は以前にも約束した通り、何があっても錦覓を守ると誓った。錦覓は宴を抜け出し、こっそり旭鳳に会いに行った。旭鳳はあの夜のことで責任を感じていたが、錦覓は共犯だと笑う。「あなたは私のものよ、安心して、責任は取るから♪」しかし父に相談したところ心配事があるようで、今は動かないよう言われたと伝えた。旭鳳は水神の懸念が分かると漏らし、自分に任せるよう安心させる。すると錦覓は自分の真の姿である霜花の1弁を贈った。「春華秋実(シュンカシュウジツ)よ、懐にしまっておいて霊力で刺激すると春と秋の美景が浮かび上がるの その景色は1日つづくわ、どこの景色か分かる? 花界から盗んで封じ込めたの、バレたら長芳主に怒られる」「どうして春と秋だけを?君の夏と冬も私に独占させてくれ」「それは蛇足よ、あなたは灼熱の夏のような火神で私は冷たい冬に咲く霜花 それで四季が揃うの」旭鳳は納得し、早速、自分の魄(ハク)の中に入れた。錦覓はそろそろ行くと言ったが、旭鳳は思わず錦覓を引き止め抱きしめてしまう。別れがたい2人はしばし抱き合っていたが、その頃、璇璣宮の潤玉が激昂して鏡を割っていた。すると魘獣(エンジュウ)は怯えて出て行ってしまう。錦覓は道すがら魘獣と鉢合わせした。すると魘獣が錦覓の袂をくわえ、璇璣宮へ引っ張って行く。殿内では潤玉が青白い顔で寝台に腰掛けていた。「小魚仙倌?どうしたの?」潤玉は幼き頃、錦鯉になりたいと願って修練を続けたが、天界に来て無駄なことに気づいたと話した。「鯉になれるはずがない、本当の姿は龍なのだから…思い起こせば私は何も知らない子供だった」錦覓は潤玉の隣に座り、自分も葡萄の精霊として4千年、生きたが、まさか本当は霜花だったと話す。「だから私たちは同じよ?」潤玉は何も知らない方が幸せなこともあると言った。時に何かを多く知るほど苦しみも増える…。「一昨夜、月下美人が咲いたが君はいなかった… 愛でてくれる者のいない月下美人は悲しみ暮れていただろうと思う」「月下美人はあなたに贈った花、正式な主(アルジ)はあなたよ 主が見てくれたら花も満足だと思うわ」「君は私を正式な主だと?」すると潤玉は錦覓への想いが募り、真の姿である龍の尾が現れる。思わず錦覓の頰に触れ、顔を近づけようとする潤玉、しかし錦覓は咄嗟に立ち上がった。人生で2度だけ真の姿を現したが、それを見たのがどちらも錦覓とはなんと滑稽だろうか。「私の願いは多くない…毎日、少し愛をくれればいい 日々を重ねればそれが年月になる、そして一生に… 深い愛は望まない、でも長い愛が欲しい…頼む」しかし錦覓は潤玉の愛には応えられず、もう遅いと言って帰って行った。その夜、潤玉は花界に戻ってすでに眠っている錦覓の枕元に立った。そこで錦覓の胸から隕丹を取り出してみると、すでにひび割れている。「覓児、旭鳳を愛しているのだろう? 君に分かるか?魘獣が吐き出した夢で情事を見た私の悲しみが… どうしようもなく苦しい」激しい嫉妬に駆られた潤玉は錦覓が誰も愛さぬよう密かに隕丹を修復し、再び錦覓の胸に戻した。「君の小魚仙倌はすべてを失った…君しかいない、離れないでくれ、よいな?」潤玉は眠っている錦覓にそっと口づけする。しかしそれは一方通行で孤独な悲しい口づけだった。すると潤玉の涙が頬を伝って錦覓の胸に落ちる…。その時、錦覓はまた氷の世界の夢を見ていた。しかしあの大きな氷のつぼみは固く閉じ、いつもの声は聞こえない…。つづく(o_o)原因は魘獣の夢だったのか…空気よめって〜ってか潤玉も見るな!w洛霖も甘いよね〜天帝に似て執着したのは潤玉だったという…
2019.07.29
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香蜜沉沉烬如霜 Ashes of Love第36話「秘密の待ち合わせ」連翹(レンキョウ)が弾き弓で落とした鳥は、紙で作った鳳凰だった。折り方が知りたくて開こうとした連翹だったが霊力でビクともせず、錦覓(ジンミー)に持って行く。すると錦覓が触れた瞬間に封印が解け、一通の手紙だと分かった。…今夜、留梓(リュウシ)池で、共に桂花酒を飲もう…その頃、天界では鎏英(リュウエイ)が火神を訪ねていた。鎏英は人間界で錦覓の命を狙ったのは滅霊(メツレイ)族の暮辞(ボジ)だと教え、一族の者の血で作られる滅霊箭が″幽冥(ユウメイ)の怒り″を起こすと説明する。しかし暮辞は善悪の区別がつかない人でなかったと訴え、誰かに脅かされない限り作るはずないとかばった。旭鳳は第19話で燎原君(リョウゲンクン)が天后と黒影の者の密談を目撃、錦覓を人間界で殺そうと計画していたことを思い出す。恐らくこの件にも母が関係しているのだ。旭鳳は黒幕を必ず調べ、暮辞の消息が分かれば連絡すると約束する。鎏英は感謝し、念のため固(コ)城王が歴劫中の旭鳳を狙っていたと教えて帰ることにした。旭鳳は錦覓を守るため、天后に滅霊箭は母の仕業かと率直に聞いた。「ジンミーを殺せば私を殺したも同然です!」天后は息子に詰問されて失望したが、実は旭鳳が錦覓の暗殺計画を知って歴劫を受けたと知る。「これは忠告よ、あの女狐に固執し続けるならいつか必ず後悔する」しかし旭鳳は今後、錦覓に何かあれば黙っていないと口答えした。天后は思わず手を振り上げたが息子を叩くこともできず、憤慨して帰ってしまう。一方、燎原君は火神から暮辞を探すよう命じられ、鎏英を呼び止めた。そこで捜索のために暮辞の顔を教えてもらうと、第27話で助けた風変わりな老人からもらった印籠を見せる。「随身の呪文が込められていて、人間界では我が身を離れず、戻ってから解けたのです 形を見る限り魔界の物ではないかと…」鎏英は確かにこの印籠は魔鉄で作られていると言った。すると燎原君はこれを使えば願いが叶うらしいと教え、鎏英に譲ることにする。「魔界で持ち主が見つかればお返し頂いても、公主がお使いになっても構いません」「分かったわ、探してみる」その頃、旭鳳に反発された天后はその怒りを奇鳶(キエン)にぶつけていた。ともかく奇鳶が天界で見られたら面倒になる。そこで人間界の地下宮殿に隠れるよう指示、許すまで外に出るなと命じた。奇鳶は屍解天蚕(シカイテンキン)の件を切り出そうとしたが、この状況で言い出せるはずもない。その夜、錦覓は約束通り栖梧(セイゴ)宮にやって来た。留梓池には熠王(ユウオウ)との思い出の鳳凰灯が飾られ、あの失敗作もある。2人は錦覓が歴劫前に庭に埋めておいた桂花酒を酌み交わし、旭鳳はようやく愛しい錦覓の顔をながめられた。ほろ酔い気分の錦覓は仙術で池に蓮の花を浮かべると、うっかり池に落ちそうになってしまう。旭鳳は咄嗟に腕をつかんで助け、そのまま錦覓を抱いて築山へ飛び降りた。「私の妃になると言ったが、今もその気が?」「でも…小魚仙倌との婚約があるわ」「婚約がなければ私に嫁ぐと?」すると錦覓のときめきに隕丹が反応し、錦覓は胸のうずきを感じる。「…婚約を破棄するよう父上に話してみる、そうしたら私はもちろん…」「もちろん何だ?」「喜んであなたの妃になるわ」旭鳳はもはや錦覓への愛情を抑えきれず、思わず口づけしていた。そして2人はそのまま結ばれることに…。↓フライングでしょう?w人間界に戻った奇鳶は地下宮殿への入り口を開こうとしていた。すると突然、燎原君が現れ、2人は手合わせになる。しかし奇鳶は蠱毒の発作を起こし、燎原君から一撃を受けて倒れた。燎原君は奇鳶を連れて魔界へ向かい、卞城(ベンジョウ)王府に戻っていた鎏英に託して帰った。鎏英は暮辞に何があったのか分からなかったが、卞城王は屍解天蚕を体に入れられたと気づく。「瀕死の者の命を救う秘術だが、虫が死ねば、宿主も死ぬ 人に寄生するのは幼虫で、親は別の場所で飼い主の血液をもらう それを栄養として幼虫に与えるのだが、その栄養が得られなくなると幼虫は宿主の霊力を食う 虫を完全に除くには火系法術で消せば良いが、宿主も長くは生きられない」どうやら暮辞はすでに霊力を食われ始めているようだった。この虫を養うには強力な火系法術を操る者の血が必要、つまり天界の者となる。鎏英は危険を承知で暮辞をかくまうと決め、昔の暮辞を必ず取り戻してみせると誓った。旭鳳は錦覓との縁談を破棄してもらうため、潤玉(ジュンギョク)を訪ねた。そこで潤玉の生母を殺めた天后の罪を償わせて欲しいと切り出す。母と違って天帝の座に興味はなく、潤玉の方が穏やかで賢いことから、喜んで臣下として従うつもりだという。しかし潤玉は旭鳳が訪ねて来た本当の目的が分かっていた。「ジンミーか…」↓まあ~こんな顔にもなるよねえ旭鳳は率直に錦覓との婚約を破棄して欲しいと頼み、天界の権力を争う気もなく、母の罪も償うと訴える。望むのは錦覓の自由だけだ。「私とジンミーは相思相愛だ、兄上とでは幸せになれない」←ストレート過ぎwすると憤慨した潤玉は何も答えず、仕事へ行ってしまう。潤玉は布星台(フセイダイ)で今夜も星宿を並べた。…欲しいままに与え、そして奪う、お前たちの施しで私は生きて来た…お前たちが与奪を決めればそれを受け入れ、差し出して来たのだ…だが今から私の運命は私のもの、この瞬間から自ら道を選ぼう…ジンミー、君を離しはしない錦覓は洛霖(ラクリン)と臨秀(リンシュウ)にそれとなく縁談を破棄できないか探りを入れた。すると洛霖は花神塚へ錦覓を連れ出し、母である梓芬(シフン)の前で話を聞くことにする。錦覓は正直に花神への就任を断ったのは旭鳳のためだったと認めた。「ふぉんふぅぁんと将来を誓い合いました」洛霖は人間界で錦覓と火神が深い情で結ばれたのは知っていたが、生涯においては儚い記憶に過ぎないと言い聞かせた。しかし錦覓は人間の生涯が天界でほんの一瞬だとしても忘れ難く、まさに愛だったと訴える。「父上と母上もそうだったのでは?全てを捨てる覚悟だったはずです」驚いた洛霖は天后が敵だと喉まで出かかったが、咄嗟に天后が潤玉の母を殺すところを見たと教えた。「火神の妃になれば苦労するのは目に見えている、お前を梓芬の二の舞にしたくないのだ」「神仙になっても守りたい人を守れず、支えたい人を得られないなら意義はありません むしろ苦しく短い人間の生涯の方が痛快で真心にあふれているかと…」錦覓の決意は固いようだったが、洛霖はともかく妙案が浮かぶまでは軽率に動くなと釘を刺した。一方、鎏英は蠱毒で苦しむ暮辞のうわごことから、屍解天蚕を入れたのが天后だと知ることに…。洛霖は娘の心変わりに困惑していた。まさか潤玉の策略だったとも知らず、夜神に夢中だった錦覓が歴劫で火神に心変わりしたと思い込み、若気の至りだと考える。「わがままは許さず、しばらく様子を見よう」しかし臨秀は洛霖が本当は娘に愛する人と結ばれて欲しいのだと見抜いていた。確かに火神と天后の考えが違うと分かっている洛霖、それでもやはり母子の情がある。何より火神と夜神の関係が気がかりだった。2人とも気性が激しく、決めたことは絶対に変えない、天帝の若い頃にそっくりだ。洛霖は梓芬が苦しんだことを思うと、決して錦覓を同じ目に遭わせたくなかった。火神が錦覓に一途だったように天帝も梓芬に一途であったが、あれは執念だったという。「執念は人を殺す、梓芬を得られたとしても多くの者に害を与えただろう」すると洛霖は天帝への怒りが再燃し、出て行ってしまう。つづく( ๑≧ꇴ≦)そうか!今回が花火大会の話だったのね~!荒ぶる鳳凰と開花という抽象的な表現が中国の古装ドラマらしくて個人的には好きかもw隕丹がんばれ〜!でも洛霖が天帝と夜神が似てるなんて言うからカフェモカ吹いたわー(笑まあ確かに同じ龍ではあるんだけど…(´゚艸゚)∴ブッ
2019.07.29
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如懿传 Ruyi's Royal Love in the Palace第20話「冷宮送り」乾隆帝(ケンリュウテイ)・弘暦(コウレキ)は女官・毓瑚(イクコ)を呼んだ。「例の件はもう調べずともよい」弘暦は母が反対していると伝え、その代わり臻祥(シンショウ)館にいる金玉妍(キンギョクケン)の世話を頼んだ。「もう1つ、冷宮に入るのは捨てられた妃嬪だが皆、宮中の人間だ 冷宮で死なせたくない…」毓瑚は一瞬、戸惑ったが、すぐその意味を察して拝命した。弘暦は皇后を呼び、長子の永璜(エイコウ)を鍾粋(ショウスイ)宮に移し、烏拉那拉(ウラナラ)氏を冷宮送りにすると伝えた。すると外から永璜の詩を読む声が聞こえてくる。弘暦は仕方なく太監・進忠(シンチュウ)に大皇子を呼んでくるよう指示した。永璜はひざまずいて皇帝と皇后に拝礼した。しかし阿箬(アジャク)のことだけは呼び捨にしてしまう。富察(フチャ)琅嬅(ロウカ)は皇子として称号で呼ぶのが礼儀だと諭したが、阿箬は皇子の養母の侍女だったので仕方がないと許した。結局、永璜は言い直さないまま、養母である如懿(ニョイ)の冤罪を訴える。琅嬅は永璜がすっかり烏拉那拉氏に手なずけられたと呆れ、阿箬は烏拉那拉氏が帝位争いを企んで大皇子を利用したのだと蔑んだ。永璜は憤慨し、阿箬を嘘つき呼ばわりして養母を裏切ったと非難する。すると弘暦は机を叩いて無礼だとたしなめ、永璜を純嬪(ジュンヒン)・蘇緑筠(ソリョクイン)に預けると伝え、2度と烏拉那拉氏の話はするなと命じた。侍女・素練(ソレン)は長春(チョウシュン)宮に戻ると、皇帝の判断は適切だったと安堵した。慧貴妃(ケイキヒ)・高晞月(コウキゲツ)の父親は重臣、大皇子を託せば何を企むか分からない。純嬪なら後ろ盾もなく、子育てにも慣れているのでちょうど良かったという。琅嬅は母から″永璉(エイレン)が富察氏の将来を決める″と言われており、自分の手で息子を守らねばならなかった。烏拉那拉氏が自滅した今、確かに慧貴妃を増長させるわけにいかない。一方、延禧宮には永璜が泣きながら帰ってきた。「言われた通り父上の詩を暗唱しました 父上はとてもお怒りに…私を母上から引き離し、純嬪のもとで養育すると」如懿は永璜が純嬪に預けられると知り、安堵する。しかしそこに養心殿の太監・李玉(リギョク)がやって来た。「勅命である…」如懿たちはひざまずき、李玉の口から皇帝の言葉を聞いた。「皇上の命である… ″ウラナラ氏は皇子暗殺を企てし大罪にて称号を剥奪、庶人となす″ ″終生、冷宮に幽閉する″」「庶…庶人・ウラナラ氏…承知いたしました」如懿は平伏し拝命したが、立ち上がる気力もなかった。海貴人・珂里葉特(ケリエテ)海蘭(ハイラン)は如懿を支えて立たせると、ひとまず殿内へ戻った。李玉の話では阿箬が慎常在(シンジョウザイ)として常に皇帝の側におり、誰も進言できなかったという。儀嬪(ギヒン)の逝去も火に油を注いだ形となった。李玉は明日、自分が冷宮まで連れて行くと伝え、金目の物を持って行った方がいいと勧める。すると侍女・惢心(ズイシン)と太監・三宝(サンポウ)が冷宮にお供すると申し出た。如懿は別の主人に仕えるよう命じたが、惢心も三宝も如懿に一生仕えると譲らない。李玉は惢心が阿箬にいじめられると心配し、側仕えに連れて行くよう頼んだ。確かにその通りだと納得した如懿は惢心をお供に選び、三宝には海蘭の世話を頼む。そして永璜には純嬪のもとへ行ったら自分の話をしないよう念を押した。如懿は李玉に頼み込んで皇帝に謁見した。すると弘暦は今日の午後「墻頭馬上(ショウトウバジョウ)」を聞いたと教える。「あの頃を思い出す、2人でこの歌を聴き意気投合した だから嫡福晋に選んだ、だが今や冷宮に送ろうとは…」「皇上のご本心で?」「本心か否かは関係ない、如懿…自分でも分からぬ 朕の本心など大局の前で何の意味が?」「私を選んだのは本心では? あの時、叔母が寵愛を失い、私も先帝に疎まれました、それでも皇上は私を側福晋に…」「皇帝などより皇子の方がいい、皇帝の座は自由がない…朕も苦しいのだ」「そのお言葉を聞いて冷宮へ行く覚悟ができました 時が私の濡れ衣を洗い流すことを願って…」「達者でいろ、死んではならん…潔白の身で再会しよう」如懿は最後に叩頭し、別れの挨拶とする。弘暦は書物を読むふりをして一度もその様子を見なかったが、如懿が出て行く背中をそっと見送った。翌朝、如懿と惢心は簡素な姿で寝殿を出た。門で待っていた海蘭や純嬪と別れを惜しむと、如懿は親しんだ延禧宮をあとにする。すると道すがら亡き叔母の寝宮だった景仁(ケイジン)宮の前を通った。…惨めな烏拉那拉氏は私だけでいい、2人目にならぬようにそう言って自分の目の前で息絶えた叔母…。その時、ふいに銅鐘の音が鳴り響いた。実は折りしも金玉妍が嘉嬪(カヒン)に、白蕊姫(ハクズイキ)が玫嬪(マイヒン)に、そして索綽倫(ソチョロン)阿箬が慎常在に封じられる冊封式が行われているという。冷宮はもとは翠雲(スイウン)館裏の一角だったが、寵愛を失った妃嬪の監禁場所になっていた。誰もが口にすることさえはばかる冷宮は中庭も荒れ果て、建物も老朽している。門を開けた冷宮の侍衛・凌雲徹(リョウウンテツ)と趙九宵(チョウキュウショウ)は、乾隆初の冷宮入りとは運の悪い女だと噂した。殿内は埃まみれ、暗くて寒く、体調も崩しやすい。如懿と惢心を置いて行くのが忍びない李玉だったが、慣れるしか生き延びる術はないと鼓舞した。「如懿様、ここでお別れいたします…くれぐれもお気をつけて」李玉が別れの挨拶を終えて出て行くと、惢心が咄嗟に追いかけてきた。すると惢心は如懿の誕生日の時にもらったかんざしを返し、冷宮では必要ないと告げる。李玉は受け取ったが、いつかまた惢心の髪につけると言って帰って行った。その夜、隙間風の入る部屋で床に着いた如懿と惢心…。なかなか寝付けない惢心は水を飲むことにしたが、その時、部屋の中をのぞくたくさんの人影に気づいた。「きゃあーーーっ!如懿様!幽霊です」如懿は惢心の悲鳴で目を覚ますと、ともかく明かりをつけて外の様子を見ることにした。「誰かいるの?」すると物陰からワラワラと冷宮暮らしの奇妙な妃嬪たちが現れる。「ウラナラ氏がご挨拶申し上げます…」そこで如懿は惢心に延禧宮から持ち込んだ菓子を持ってくるよう命じ、殿前に置いた。妃嬪たちは一斉に菓子に飛びついて去って行くと、ひとりだけたちすくんでいる妃がいる…。それは先帝の妃・吉太嬪(キツタイヒン)だった。吉太嬪は老けて見えたが、今の皇太后に冷宮に送られ9年、まだ35歳だという。まさか新入りの妃が烏拉那拉氏の姪だとは…。「先帝の皇后なら権力もあったはず、だが今の皇太后には及ばなかったのね… 冷宮に入った者が無事に出られた例は少ない 先ほどの者たちは皆、正気を失っている、耐えきれず首を吊る者も大勢いるのよ しかと見届けよう、ウラナラ氏の女子がいつまで生き延びるかを…」如懿と惢心の冷宮での生活が始まった。配給される食事は粗末な上に饅頭(マントウ)にはカビが生えている始末、しかしなぜか吉太嬪だけはまともな食事をもらっている。聞いてみると食事係の馬(バ)太監に銀子を渡せば腐っていない食べ物がもらえるというのだ。嘉嬪がつわりに苦しんでいる隙に阿箬は皇帝の寵愛を一心に集めた。金玉妍はその夜も阿箬が召されたと聞き、お産が終わったら懲らしめてやるとぼやく。それよりも皇帝は自分の子を気にいるだろうか。お腹の子は自分の希望であり、世子(セイシ)の希望でもあった。「我らの誇りのために…」つづく↓惢心が如懿の髪を結っている様子が面白かった〜(  ̄꒳ ̄)さて、落ちるところまで落ちたってことで、あとは這い上がるだけ〜でもその前に私の海蘭が心配だわ〜(๑・᷄ὢ・᷅๑)来週も楽しみ♪それにしても本国放送の時も弘暦と如懿の会話がイミフだったけど結局、日本語字幕でもイマイチ意味が分からないという…(汗
2019.07.28
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如懿传 Ruyi's Royal Love in the Palace第19話「断ち切れぬ情」乾隆帝(ケンリュウテイ)・弘暦(コウレキ)は慎刑司(シンケイシ)から阿箬(アジャク)を釈放した。阿箬は拷問で怪我を負っていたが、証言は撤回していないという。弘暦は主人を失った阿箬に皇宮を出るつもりがあるか聞いた。しかし阿箬は今後も皇帝に仕えたいと希望する。そこで弘暦は阿箬を自分のそばで仕えさせると決め、皇后・富察(フチャ)琅嬅(ロウカ)も認めた。その頃、延禧(エンキ)宮に玫貴人(マイキジン)・白蕊姫(ハクズイキ)がやって来た。門衛は禁足中だと断ったが、白蕊姫は禁足なのは嫻貴人(カンキジン)で自分ではないと屁理屈を言って門を開けさせてしまう。するとちょうど1人だった烏拉那拉(ウラナラ)如懿(ニョイ)を見つけ、袖に隠していた鞭を引っ張り出して襲いかかった。騒ぎに気付いた門衛たちと薬を煎じていた侍女・惢心(ズイシン)が駆けつけ如懿は難を逃れたが、腕があざだらけになってしまう。惢心が手当てしていると、珂里葉特(ケリエテ)海蘭(ハイラン)が永璜(エイコウ)と一緒に帰って来た。永璜は義母が襲われたと知って激怒、父皇に話すと息巻いたが如懿が止める。「ダメよ、あなたは関わらないで」海蘭も永璜をなだめ、部屋に帰した。琅嬅は皇帝がなぜ女官・毓瑚(イクコ)をそばに置いたのか解せなかった。嘉貴人(カキジン)・金玉妍(キンギョクケン)は皇帝が嫻貴人の潔白を証明するため、引き続き調べるのだと吹き込む。そこで延禧宮に玫貴人が押し入った話を持ち出した。実は門衛が長春(チョウシュン)宮に知らせたため皇后の知るところとなったが、琅嬅は何もしていない。金玉妍は門番を追い払ってはどうかと進言し、皇后の顔色をうかがった。すると琅嬅は自分が育てようと思っていた儀貴人(ギキジン)・黄綺瑩(コウキエイ)の子を殺されたと恨みを募らせ、如懿がまだ後宮にいると不満を漏らす。侍女・素練(ソレン)は嘉貴人に目配せすると、金玉妍は儀貴人の見舞いに行くかと尋ねた。黄綺瑩と顔を合わせるのが気まずい琅嬅は嘉貴人に代わりに行って欲しいと頼んだが、そこに永璉(エイレン)が喘息の発作を起こしたと知らせが飛び込んでくる。大慌てで飛び出していく琅嬅、その姿を見ながら金玉妍は思わず本音を漏らした。「はあ~2阿哥は本当に軟弱ね~寿命は短いやも…(やれやれ)」金玉妍は皇后の憂いをなくすため、儀貴人を利用することにした。そこで景陽(ケイヨウ)宮を訪ね、倒れてからようやく意識が戻った儀貴人に如懿が貴人に降格され、禁足処分となったと教える。本当に嫻貴人の仕業かどうか分からないが、ただ阿箬や小禄子(ショウロクシ)が命をかけてまで虚偽の告発をするとは思えないという。儀貴人はやはり烏拉那拉氏が自分の子を殺したのだと確信、信頼を裏切られたと涙した。そこで金玉妍は玫貴人が嫻貴人を鞭で打ったと教え、それとなく誘導する。すると侍女が薬を持って来た。金玉妍は儀貴人が未だに紅花牛膝汁(コウカゴシツ)を飲んでいると知り、身体に毒だと警告する。しかし儀貴人はいくら飲んでも身体から残留物が取り除けないと話した。金玉妍は子供が去り難いのだと哀れんだが、薬の匂いで思わずえずいてしまう。儀貴人はすぐ嘉貴人の懐妊に気づき、改めて自分の子を失った悲しみが蘇った。「あいや~泣いても仕方がないわ 子を産めない女はボロ雑巾も同然の扱いよ~(おっと) 安心して、私の子に孝行させるから、元気出して~」侍女・貞淑(テイシュク)はさすがに言い過ぎだと慌て、嘉貴人を促して帰った。貞淑は懐妊のことは秘密のはずだと困惑したが、金玉妍は死にゆく者にも吉報は知らせてやるべきだという。ともかく金玉妍はここで皇上に懐妊を知らせることにした。立て続けに2人も子を失った弘暦は嘉貴人の懐妊をたいそう喜んだ。そこで金玉妍は子を守るため、養心殿の後ろにある臻祥(シンショウ)館に移りたいと頼む。弘暦は子のためだと快諾、すると金玉妍は皇后への報告がまだだと懸念した。「2阿哥の喘息が再発し、訪問した際、言いそびれてしまいました~ 病を押して勉学に励み、疲れがたたったのかと…」金玉妍の告げ口で弘暦は皇后が永璉に勉強を強要したと容易に想像がつく。結局、皇后には嘉貴人が養心殿で倒れたことで懐妊が判明したと伝えることになった。 その夜、寝支度をしていた慧貴妃(ケイキヒ)・高晞月(コウキゲツ)は嘉貴人が懐妊したと知らせを聞いた。嫉妬に駆られた高晞月は嘉貴人に皇子を産ませまいと早速、小安子(ショウアンシ)を呼ぶよう命じたが、侍女・茉心(バツシン)が止める。今は皇帝も皇后も警戒しており、皇帝のそばにいる嘉貴人に手など出せないという。何より嘉貴人には何の恨みもなく、増長する心配もないはずだ。すると高晞月ははたと冷静になった。「そうね、私がどうかしてたわ… 懐妊したと聞くと敵意が湧くの、以前は違ったのに…」高晞月は鏡に映った自分の顔を見てぞっとした。「なぜ私は変わったの…自分が嫌になる」一方、嫻貴人を襲った白蕊姫は皇太后に呼び出され、厳しく叱られていた。皇帝を差し置いて嫻貴人を罰するとは度量も見識もなさ過ぎる。皇太后はすぐ戻って反省するよう命じたが、白蕊姫はもはや駒にならないと知った。侍女・福珈(フクカ)の話ではお産の後から不正出血が続いているため、白蕊姫は以前のように伽は難しいという。「体調より浅はかなことの方が問題だ」そこで皇太后は自分と親しい大臣に頼み、年頃の女子を用意するよう福珈に指示した。その夜、海蘭は如懿がこのまま延禧宮にいては危険だと心配した。実は2人の門番も取り除かれているという。すると嘉貴人にそそのかされた儀貴人が現れ、いきなりかんざしで如懿に襲いかかった。海蘭は咄嗟に如懿をかばい、腕を切られてしまう。太監・三宝(サンポウ)と惢心が儀貴人を取り押さえ、如懿は再び難を逃れた。海蘭は如懿を守るため皇帝に報告したが、弘暦は延禧宮を厳重に見張るよう指示しただけで、子を失った玫貴人と儀貴人を見逃す。それから間もなくして嘉貴人の予想通り儀貴人は病死した。弘暦は儀貴人を嬪に追贈すると決め、葬儀も嬪の位で行うよう指示する。また懐妊した嘉貴人は嬪に、そして側仕えをしていた阿箬を常在に封じると命じた。↓弘暦は阿箬を封じたけど何か思惑がありそう?高晞月は久しぶりに皇后を訪ねた。嘉貴人が身ごもって昇格したのはいいが、阿箬が常在なのが気に入らないという。琅嬅は父親のおかげだと話し、確かに阿箬は機転が利くと認めた。「妹妹、余計な心配をしないで、桂鐸(ケイタク)がお父上の下にいる限り阿箬は脅威ではない あなたが選んだ侍女を阿箬のもとに送り込んでは?」「妙案ですね」慎常在(シンジョウザイ)・阿箬の住まいは嘉嬪の臻祥館になった。「常在・索綽倫(ソチョロン)氏が嘉嬪にご挨拶いたします」阿箬は嘉嬪があの時に助けてくれたおかげだと感謝した。金玉妍は皇后と貴妃の邪魔者を排除できたのは阿箬のおかげだと告げ、今後は妹のように面倒をみるという。「でも慎常在、気をつけなさい 嫻貴人は以前の主人よ、寵愛が復活すればあなたを手元に置きたがるかも…」「皇子を傷つけたウラナラ氏は再起できません」「…そう?人は死ぬまで分からないものよ、皇上は未練がある とにかくようやく得た栄光だから大事にするのよ」阿箬は嘉嬪の話にも一理あると考えた。そこで侍女・新燕(シンエン)に御膳房の名前で嫻貴人に菓子を差し入れるよう命じるが…。琅嬅は皇太后を訪ね、玫貴人を慰撫するため嬪に昇格してもらうと話した。ただ皇帝が未だ嫻貴人の処置を保留にしているとこぼす。琅嬅が何より心配なのは、皇帝が旧情を断ち切れないことだった。すると皇太后は嫻貴人を冷宮送りにして見せしめにすると息巻き、自分が皇帝を説得すると告げる。琅嬅は安堵し、皇太后に従うと言って帰って行った。皇太后は養心殿を訪ね、烏拉那拉氏を冷宮に送るべきだと説得した。弘暦はまだ調査中だと伝え、いささか性急過ぎると反対する。すると皇太后は調査しても結果は2つしかないと言った。もし全て烏拉那拉氏の仕業だった場合、嫻貴人は死罪となり、一族は皆殺しの可能性もある。あるいは誰かが皇子を殺め、誰かがその罪を烏拉那拉氏に着せたとしたら、皆が結託したのだろう。弘暦は自分の周り全員が怪しいとは信じられなかったが、皇太后は福珈を呼んである物を見せた。「皇上、毒入りの菓子を回収しました、延禧宮へ届けるよう慎常在が命じたとか…」実は昨夜、福珈が阿箬の指示した菓子を阻んでいた。その夜、弘暦は寝所でひとり考えを巡らせた。皇太后の言う通り今は如懿の命さえ守れれば良いのだろうか。このまま後宮に置いて調査を続ければ如懿を危険にさらすことになる。弘暦はふと如懿をどうしても娶りたいと懇願した時、先帝から言われた言葉を思い出した。…最適なものが望むものとは限らぬ、すべきことが望むこととも限らぬ…決断を下して何かを得る時、必ずや犠牲を伴うのだつづく(^ꇴ^)いつのまにか海蘭が海貴人になってた~でも如懿が出てこないとただの後宮ものになってしまうのね( ̄◇ ̄;)それにしても金玉妍が…笑うトコじゃないんだけど何だか笑えるw
2019.07.27
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香蜜沉沉烬如霜 Ashes of Love第35話「潤玉の怒り」天后は潤玉(ジュンギョク)に自ら洞庭水族に罰を与えに行くか、水族の代わりに自分1人で母の罪を背負うか、選択を迫った。潤玉はどうしても龍魚族を裏切れず、自らの命で償うと決める。しかし天雷電火(テンライデンカ)はあの窮奇(キュウキ)でさえ根をあげた酷刑だった。九霄雲(キュウショウウン)殿に潤玉のうめき声が響いた。天帝は仙鏡で様子を見ていたが、穏やかだと思っていた潤玉が天后に逆らったと眉をひそめ、助ける様子はない。すると天后は潤玉にとどめを刺すため、天雷電火の刑には含まれない琉璃浄化(ルリジョウカ)を出した。しかし水神が現れ阻止、さすがに天帝も駆けつける。「もうやめよ!」天帝は主犯の簌離(ソクリ)がすでに罪に服したため、脅されて加担した者は酌量の余地があるとした。潤玉には赦免により悔い改める機会が与えられたが、凌遅処死(リョウチショシ)の10倍辛い天雷電火を癒すのは困難だという。天后は自分なら内丹を消し去り、自ら命を絶つと言った。すると潤玉は自分は死なないと反発する。「必ずや生き延びて、この目で見届けます 今後、義母上が洞庭水族を解放し、2度と危害を加えぬことを…」彦佑(ゲンユウ)は潤玉を背負い、鯉児(リジ)と一緒に璇璣(センキ)宮へ運んだ。潤玉はうわごとで母を呼び、熱いと言いながら苦しんでいる。しかし鄺露(コウロ)はふとんを掛けて温め、彦佑に教えた。「殿下に聞きました、失血し身体の冷えが極限に達すると五臓が焼かれたようになると」彦佑と鯉児が帰った後、潤玉の意識が戻った。潤玉は鄺露から2人が無事だと聞いて安堵し、まだ幼い鯉児には自分のようによその家に身を寄せる辛さを味わわせたくないという。そこへ洛霖(ラクリン)がやって来た。潤玉は自分1人では天后に敵わないため、洞庭水族が路頭に迷わないよう力を借りたいと頼む。洛霖は洞庭湖のあの一件以来、天后に徹底的に立ち向かうと決めたと教え、全力を尽くすと約束した。潤玉は感謝すると、水神と鄺露に負傷したことは口外しないで欲しいと頼み、特に錦覓(ジンミー)には知られたくないと告げる。「心配かけたくありません、それ以上にこの醜態を見られたくない…」その頃、錦覓は人間界で肉肉(ローロー)を殺した仮面の男のことを思い出していた。…必ず下手人を探し出し、敵を討つわすると錦覓は夜空に水煙の虹があることに気づく。天帝は3ヶ月後の吉日を婚儀の日と決めてしまったが…。天帝は密かに深手を負った潤玉を治療し、刑を受けたことを口外しないと誓わせた。殊勝な姿を装う潤玉だったが、実は自分がかばわなければ父も洞庭水族を見殺しにするつもりだったと知る。洞庭水族の命はたかだか千年、上神から見れば蜉蝣(カゲロウ)と同じだというのだ。「姿を消してもこの世には何ひとつ影響はない、天道は無情と言うことだ」父に哀れみの心などないと知った潤玉はようやく悟った。自分の出生そのものが本来、陰謀であったのだと…。天帝には初めから親子や夫婦の情などなく、誰であろうと駒でしかない。「天道は無情か…(ふっ)よく心得ました」…私は生きる、こたびの試練が私を強くしてくれた洛霖が洛湘(ラクショウ)府に戻ると臨秀(リンシュウ)が待っていた。臨秀の話では天帝が制圧しても今回の件は漏れ伝わっており、天后に不満を抱く者が多く、むしろ進んで罰を受けた夜神を支持しているという。すると洛霖は潤玉が大義のために自分の命を捧げるほど勇敢だと感心し、対抗できる者など滅多にいないと漏らした。「いずれ天后は身を滅ぼし、天界は転覆する…」一方、花界では芳主・玉蘭(ギョクラン)が長芳主・牡丹(ボタン)に罪を告白していた。鼠仙(ソセン)が洞庭君と手を組んで天界に対抗しようと誘いに来た時、密かに賛同して錦覓の素性を明かしてしまったという。人間界で錦覓が命を狙われたと知った玉蘭は自分が出生の秘密を漏らしたせいだと後悔し、死をもって花神に詫びると言った。しかし長芳主は自害しようとした玉蘭を止め、悔い改めたのなら2度と報復しようなどと考えるなと諭す。玉蘭は心から感謝し、今後は皆と力を合わせて錦覓を守ると誓った。錦覓が潤玉に会いに行くと、なぜか鄺露が離れた場所から夜神を見守っていた。鄺露はふと錦覓に気づき、実は夜神の再会した生母が亡くなったと教える。「謀反を起こした罪で天后によって死刑に… 殿下は睡眠も食事も取られません、ジンミー仙女から勧めてみてください」潤玉は錦覓の顔を見て嬉しそうだった。錦覓は訃報を聞いたと話し、潤玉の母ならきっと優しくて善良な人だろうと慰める。潤玉は幼い頃の記憶が戻って生母が誰かも分かったと教え、やっと会えたが目の前で死なせてしまったと悔やんだ。錦覓は自分も肉肉を助けられなかったと話し、2人は共に自分の無力さを嘆く。「私も気持ちが分かるわ でもローローが亡くなる時に言ったの、人間界にある俗語よ、″逝者已矣 生者如斯″ お母上はあなたが食事も睡眠も取らない姿を見たくないはずよ 私たちの悲しむ姿を見たくないんだと思う、私たちを愛しているから」「愛?」潤玉は思わず錦覓の頰に触れようとしたが、錦覓は咄嗟に避けてしまう。本当は婚儀を望んでいない錦覓、しかしこれ以上、潤玉を傷つけることもできなかった。すると潤玉が三年ほど喪に服すつもりだと告げ、待っていてくれるか尋ねる。錦覓は口ごもると、潤玉は自分のそばにいて欲しいと言った。…君さえそばにいてくれたら私は辛くないしかし錦覓の答えはなかった。錦覓は父と一緒に花界へ帰り、歴劫を終えて上仙したことを報告した。一方、穂禾(スイカ)は天界に戻ったが、人間界で尽くしても旭鳳に受け入れてもらえなかったと天后に泣きつく。天后は手立てを考えると約束し、ひとまず穂禾を帰した。その頃、人間界では秦潼(シントウ)が熠王(ユウオウ)の墓守をして2年が経った。すると突如、目の前に神仙だと名乗る男が現れる…。錦覓は父と花界に来たついでに縁組みしたくないと切り出した。洛霖は人間界での火神とのことなら儚い夢だと言い聞かせ、人間の錦覓と上仙の錦覓を混同してはならないと諭す。錦覓はそれ以上、何も言わなかったが、どこか上の空だった。旭鳳が錦覓に手紙を書いていると、月下仙人が燎原君(リョウゲンクン)を連れて帰ってきた。そこで人間界に置いてきた鳳凰灯を留梓池に吊るすよう頼む。燎原君はすぐ王陵に取りに行くと、旭鳳は錦覓への手紙を飛ばした。醴泉院(レイセンイン)を訪ねた連翹(レンキョウ)だったが、錦覓は考えごとで忙しいのか以前のように遊んでくれなかった。しかし代わりに老胡(ロウコ)が付き合ってくれる。すると水鏡に赤い鳥が飛んでくるのが見えた。連翹は咄嗟に弾き弓で鳥を落とし、老胡と回収に向かう。つづく※逝者已矣 生者如斯=死者はやんぬるかな 生者はかくのごとき→直訳すると『死者はもう終わり、生きる者も同様である』→亡くなった人が戻らないように、残された者は生きて行かなきゃならないという意味(^ꇴ^)燎原君がまた鳳凰灯を取りに行く時の動きがロボット過ぎるwそれにしても2年も棺に入っていた鳳凰灯って…なんてオカルト(汗
2019.07.26
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香蜜沉沉烬如霜 Ashes of Love第34話「天界に戻った二人」熠王(ユウオウ)・旭鳳(キョクホウ)は凉虢(リョウカク)を撃退して急いで戻ったが、錦覓(ジンミー)は亡くなっていた。絶望し、悲しみに暮れる旭鳳…。侍衛・秦潼(シントウ)は閉じこもったまま丸一日経っても出てこない熠王を心配した。旭鳳は婚礼衣装に着替え、錦覓の亡骸にも死に装束として婚礼衣装を着せた。「ジンミー、知っているか?この鳳袍(ホウホウ)は君が北苑山荘に来た時、作らせたものだ 君と会う度に目測で君の寸法を取り、10回も作り直させた… 」その甲斐あって鳳袍は錦覓の体にぴったりだった。しかしさすがに化粧をした経験はない。旭鳳は美しく仕上げられなくても怒らないでくれと声をかけた。「本来ならば素顔のままの君が私の中では一番だ… だが今日は私たちの祝うべき日…だから化粧をしよう、よいな? 婚儀を終えたら…うっ…」旭鳳は堪え切れず、声をあげて泣き出してしまう。すると元神の錦覓が姿を現した。しかしもはや旭鳳の涙を拭ってやることも叶わない。錦覓は号泣する旭鳳の姿を見て心が痛んだが、ただ見守ることしかできなかった。秦潼が寝殿の前で根気よく待っていると、ようやく熠王が現れた。錦覓を抱きかかえた旭鳳は、机にある文を傅相(フショウ)に渡すよう命じて王陵へ行ってしまう。すると旭鳳は淮梧(カイゴ)君主の墓にある棺に錦覓を寝かせ、1人で床杯に酒を注いだ。元神の錦覓は旭鳳の手から懸命に杯を払い避けようとするが、奪い取ることはできない。結局、旭鳳は2人分の杯を空け、錦覓の亡骸の隣に並んで横になった。「手はずは整えてきた… 従兄の息子・元錫(ゲンセキ)は誰よりも聡明で度胸がある人間だ、傅相もついている 淮梧の未来は明るいだろう」旭鳳は約束通り妻になってから錦覓の美しい顔を見た。そして錦覓の手を握りしめながら息を引き取り、元神となって錦覓と再会する。旭鳳と錦覓は棺に横たわる自分たちの姿をながめた。「私は信頼できる男だろう?」「あなたって本当に困った人ね…」「ではこれから君が私のそばにいてくれ」錦覓は旭鳳の深い愛情を実感し、思わず抱きついた。旭鳳と錦覓が揃って天界へと戻ると、縁機(エンキ)仙女が出迎えた。しかし錦覓はふとなぜ肉肉(ローロー)の元神が消えたのか訝しむ。旭鳳は自分が真相を突き止めると安心させたが、そこへ月下(ゲッカ)仙人が駆けつけた。「観塵鏡(カンジンキョウ)で見たぞ~実に感動した! 旭鳳の錦覓に対する愛の深さは古今に類例を見ぬな~♪」すると月下仙人は先に天帝が旭鳳の勝手な歴劫を快く思っていないと耳に入れておいた。天后は洞庭湖の件を利用し、自分に対抗する水神や夜神を排除しようと焦った。しかし天帝に邪推するなとたしなめられ、うやむやにされてしまう。そこへちょうど旭鳳と錦覓が歴劫を終えた報告にやって来た。娘の帰還を知った洛霖(ラクリン)と臨秀(リンシュウ)もすぐに駆けつける。天帝は早速、錦覓を花神に封じると決めたが、天后が錦覓の歴劫に転遷があったと横槍を入れた。「七苦のうち″老いの苦″を経験しておりません、まだ花神となる資格はないはず」天后は錦覓をもう一度、人間界へ転生させ、七苦を全うするのを待つべきだという。すると洛霖が転遷が起きた原因は火神にあると指摘した。旭鳳は確かに自ら天機輪盤(テンキリンバン)に飛び込んで錦覓の定めを乱したと認め、取り決め通り錦覓を花神にと嘆願する。天帝は掟に従い旭鳳に閉門の罰を与え、半月ほど栖梧(セイゴ)宮で反省するよう命じた。錦覓の上仙を何とか阻止したい天后はどちらにしても歴劫を失敗したのは事実、このまま花神に封じるのは法度となると畳み掛けた。しかし縁機仙女は失敗したとは言え、重い苦を経験して精神は浄化されたと後押しする。すると天帝は錦覓を上仙と認め、花神の後継者として指名した。錦覓は感謝したが、花界を仕切ってきたのは長芳主・牡丹(ボタン)であり、自分には年功もないと辞退する。今は花界を守る役目を担うより、父と家族の時間を過ごしたいという。天帝は確かにまだ若い錦覓なら嫁いでから花神になっても遅くないと考え、先に潤玉(ジュンギョク)との婚儀の日取りを決めることにした。慌てた錦覓と旭鳳だったが、洛霖が咄嗟に娘にはまず休養が必要だと訴える。そこで錦覓は歴劫の間に花界の友が自分をかばって殺されたと報告、婚儀のことより敵を討ちたいと訴えた。天帝は錦覓の話を聞いて天后を睨みつけると、自分が徹底的に調べておくと安心させる。ただしそれと婚儀とは別の話、結局、3ヶ月後の吉日を錦覓と潤玉の婚儀の日と決めた。天帝は水神だけ引き止め、兄弟のような自分たちの絆が壊れることがないことを確認した。一方、紫方雲(シホウウン)宮に戻った天后は密偵・奇鳶(キエン)を呼び出し、錦覓の暗殺に失敗したことを叱責する。しかし今さら怒っても仕方がなく、ともかく穂禾(スイカ)を迎えに行くよう命じた。旭鳳は月下仙人になぜ燎原君(リョウゲンクン)まで歴劫する羽目になったのか聞いた。月下仙人はまさか自分が突き落としたとも言えず、きっと旭鳳が心配だったのだろうと取り繕う。旭鳳はともかく燎原君を連れ戻して欲しいと頼み、謹慎中に錦覓が嫁がなくて済む方法を考えなければならなかった。洛霖は洛湘(ラクショウ)府に錦覓の部屋を用意していた。神仙ともなれば天界に自分の居所も必要となる。錦覓は父に感謝したが、どこか沈んだ様子だった。洛霖と臨秀は錦覓が人間界で火神と縁があったことから、2人の関係を心配した。しかし分別ある錦覓なら火神との出来事が夢のようなものだと気づくだろう。何より錦覓は旭鳳の母が自分の母の敵だという事実を知らない。洛霖は娘がこの真実に向き合えないと判断、内密にして錦覓が正しい選択をすると信じることにした。一方、天后は天帝に洞庭湖の水族を根絶やしにするよう提案した。簌離(ソクリ)を見逃した結果、災いの種となり、すでに洞庭湖は数万の兵を抱えていたという。また情けをかければ第二の簌離が現れる、ましてや簌離の息子が生きているのだ。天后は潤玉が野望ある者から担ぎ上げられ、野心を持つ可能性もあると揺さぶる。天帝は天后の進言に納得できたものの、このような厳罰を下せば非難は必至だと困惑した。しかし天后は天帝が動く必要などないと告げる。「私にお任せを、息子たちと天界を守るためなら悪人となりましょう」潤玉は寝殿に母の祭壇を準備し、自ら作った位牌を飾った。すると鄺露(コウロ)が駆け込んでくる。潤玉は母を弔うので彦佑(ゲンユウ)と鯉児(リジ)を呼んでくるよう頼んだが、鄺露は2人が連行されたと報告した。何でも天后が洞庭水族に刑罰を与えるという。潤玉はすぐさま天帝に謁見し、洞庭湖に住む3万の水族の無実を訴えた。しかし天帝は法は守られるべきだと諭し、むしろ悪役を買って出てくれた天后に感謝する。潤玉は父の説得をあきらめ、急いで九霄雲(キュウショウウン)殿に向かった。九霄雲殿にはすでに天后と天雷、電母が待っていた。潤玉は洞庭水族を見逃して欲しいと嘆願し、その代わり自分が罰を受けると告げる。すると天后は自分を敵とみなして殺そうとした潤玉をとことん追い詰めた。簌離は旭鳳の命を狙い、私兵を蓄えたと断罪、本来なら息子である潤玉も謀反の疑いで死罪のはずだという。そして謀反の意思に導かれた洞庭水族もまた死でも償えぬ罪だというのだ。捕らえられた彦佑と鯉児が引っ立てられた。そこで天后は天雷と電母に刑を執行するよう命じる。潤玉は2人を守るため止むを得ず天后への不孝極まる行いだったと謝罪、泣く泣く生母を大罪人だと認めた。彦佑は恩主を裏切った潤玉を非難し、恩主に実子などいないと言い放つ。すると天后は勝ち誇ったかのように聞いた。「では夜神として恩赦を乞うているのか?それとも洞庭水族の生き残りとして? もしくは龍魚族の遺児として?」「それは…私は…」潤玉が言葉につまっていると、天后は鯉児に近寄って頭をなでた。驚いた潤玉は母の償いは自分がすると叫び、怒りの矛先は自分だけにするよう諌める。そこで天后は条件を出した。洞庭水族と縁を切り、自ら罰を与えに行くか。あまたいる水族の代わりに自分1人で母の罪を背負うか。(Φ◇Φ)つづく(^ꇴ^)ちょっと設定がおかしいけど、まあ小さいことは気にしない精神でwそう言えば放送当時、人間界でも「旭鳳」って呼んでいたからてっきり記憶があるのかと思ってたまさか熠王の名前が旭鳳だったとはね~( ̄◇ ̄;)
2019.07.24
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※LaLaTVにて8月21日〜放送開始です※この日記には日本未放送ドラマのネタバレが含まれていますのでご注意ください※中文での視聴により内容の正確性については一切、保証できません※なお台詞は管理人の主観による意訳です宸汐缘 Love And Destiny第2話誇父(コフ)山の桃林で暮らしていた小丹鳥(鳳)の霊汐(レイセキ)は縁あって5万年ぶりに復活した戦神・九宸(キュウシン)の仙娥(センガ)になります霊汐は九宸と一緒に神尊の居所である扶雲(フウン)殿へすると突然、門が開いて13が現れました九宸はこんな弟子がいたのかと困惑しますが…「あ、石山(セキザン)です!」「石山?…どうしてそうなった?」「まあ~5万年の間に色々ありましてこうなりました、現在は13と名乗っています」13は必ず九宸が戻ってくると信じ、ずっとここで待っていたと言います九宸は懐かしい寝殿に入ると、目下、自分の目的は身体を回復させることだと伝えますそこで下界から来た小仙・霊汐に天界の規則を教えるよう13に任せましたすると霊汐の父で医仙・楽伯(ガクハク)が青瑤(セイヨウ)と一緒に訪ねて来ます霊汐は門まで出て行くと、楽伯は桃林から持って来た巾着から石を出し、肌身離さずつけておくよう命じて帰ります医官の青瑤も何かあったら薬王洞に来るよう伝え、仕事に戻って行きました九重天には365座の正殿があり、ここには高い等級の神職を持つ仙長が住んでいます低い等級職の仙長たちは自ら洞府を開いており、例えば青瑤が仙術を修練している薬王仙君の薬王洞がそれこの手の洞府は種々雑多を加えると7000くらい、しかし地位のない仙長の住まいの数は入っていません上古の生まれながらの神から今の仙族に到るまで天族子民は無数、とにかく九重天は広く、それだけ規則も多いのですちなみに戦神・九宸は天君、天尊に続き3番目にすごい神様だとか何時間も規則を習った霊汐、13から暗唱してみろと言われます当然、すべて覚えられるはずもなく…「簡単に言うと~九重天のどこにも行けない、何もできない 誰かに会ったら頭を下げる、会話は短く、よく働く」雲鳳(ウンホウ)上神が新しい仙娥たちを連れて来ました13に面倒を任せると、雲鳳は天将の含章(ガンショウ)と開陽(カイヨウ)を連れて九宸に会いに行きます含章と開陽は近況を報告、天魔大戦後、平安が続いていると伝えましたすると九宸は元征(ゲンセイ)と誅邪(チュウジャ)の家族はどうかと聞きます実は両家は幽都山で戦死しかし北海を司っていた元征の位は妹・元瞳(ゲンドウ)が引き継ぎ、今や軍でも人望が厚いと言いますどうやら近いうち元瞳と東海水君の末息子におめでたいことがあるとかしかし誅邪の家族には生き残りがなく、一条の血脈さえも失っています現在、西海は天雷真君の配下・紫光(シコウ)が司っていました天将たちが帰ると雲鳳は師兄に体の具合はどうか確認します当時、神魂に重傷を負って生きる望みのない九宸を長生海に連れて行ったのは雲鳳すると九宸は霊汐が自分を目覚めさせたと教えました自分を目覚めさせることができたということは、幽都山は?魔君は?九宸はそれが恐ろしくて霊汐を自分のもとに留めたと教えます霊汐は無邪気な小仙にしか見えませんが、魔族は人心を蠱惑(コワク)することに長けているため、外見だけでは判断できませんともかく九宸は霊汐に目を光らせることにしました九宸と雲鳳の師匠・天尊は未だ天尊山で閉関していましたあの日、雲鳳は師匠に幽都山の大戦で九宸が戦死したと伝え、魔君は封印されたものの十万の天兵は全滅したと伝えます天尊は愕然とし、九宸を長生海に連れて行くよう命じると、山を封じて閉じこもりました話を聞いた九宸は天尊山へ赴き、閉ざされた入り口の前で平伏、帰還したことを伝えます雷首(ライシュ)宮戦神になれず悶々と過ごしている天雷真君配下の紫光と方升(ホウショウ)は九宸が急に復活したことを怪しみ、やはりあの小仙が怪しいと煽りますそこで霊汐を紫雲台で尋問することに霊汐は鞭で打たれますが、吞天(ドンテン)獣とは何の関わりもないと否定すると九宸が駆けつけ救出します天君がすでに赦した霊汐を私刑で罰するとは、天君に背くことだぞ?と脅されぐうの音も出ない天雷真君↓雲鳳と天雷青瑤から治療を受けた霊汐するともともと神魂を損なっている上、5万年も冰で封じられていたことから寒を患っていた神尊が自分を救ったせいで活力を傷つけたと知ります霊汐は心配して神尊の様子を見ようと寝所をのぞき、神尊に怒られます「どうして私の内殿に入った?」「私を助けるために怪我をしたと聞いて様子を見に来ました、で、どうです?」すると九宸は話を変え、あの時、どうして長生海に来たのか尋ねます霊汐は朝議で話したことをまた説明し、もともと薬を届けに天宮へ来たが運悪く天雷真君の封神大典の日だったと言いました(๑・᷄ὢ・᷅๑)<あのおっさんが戦神とかないわ___( ー̀ωー́ )<天雷真君は賞善罰悪の上神、嘲笑するなど五雷轟頂が恐ろしくないのか(  ̄꒳ ̄)<怖くなんてありません、法力は弱くても今や扶雲殿の人間、他の上神なんて知りませんすると九宸が急に自分の手から取った長生結を返せと迫った霊汐はどこかで落としたと嘘をつき、そんなちっちゃなことで~と呆れるしかし九宸は10日以内に見つけないと天雷真君に送って解雇すると脅した仕方なく拝命して下がった霊汐、入れ替わるように13がやって来る「…その花飾りを取れ、口紅も拭き取れ、ここではもっと簡素な服装を 霊汐を見張って逐一報告しろ」13はその夜から霊汐と相部屋になりましたしかし13のいびきがひどくて霊汐は廊下に出て暇つぶし一方、九宸は天魔大戦のことを思い出しているうち、身体が再び凍り始めますすると霊汐が神尊の内殿が凍っていることに気づき、慌てて中へ霜が降りている九宸に薬を含ませ、功力を使って身体を温めてやりましたようやく九宸の身体は暖かさを取り戻し、意識も回復、すると目の前にいた霊汐がいきなり倒れてしまいますつづく(^ꇴ^)天界の説明があったので覚え書きがてらあらすじ派手さはないけどクドさもない、なぜかさらりと見られちゃう不思議なドラマ戦神は霊汐が見た夢の通り天族魔族問わず殺してしまった?何があったのでしょうか?
2019.07.23
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香蜜沉沉烬如霜 Ashes of Love第33話「大切な人との別れ」熠王(ユウオウ)の命を狙って奇襲をかけた南天(ナンペイ)侯。しかしそこに娘の穂禾(スイカ)がいると分かり、たまらず自ら駆けつけ攻撃を止めた。穂禾は兵を引くよう頼んで父の元へ戻ったが、隠し持っていた短刀でいきなり南平侯を刺してしまう。「父上、今までのご恩は忘れません…よい父親でした… でも従兄には遠く及ばない、父上はただの凡人に過ぎぬのですから…」穂禾は父の耳元でそう囁くと、短刀をさらに深く差し込んだ。南平侯はその場で絶命、主人を失った逆賊たちは投降した。穂禾は旭鳳(キョクホウ)に父が謀反を企てていたとは知らなかったと涙ながらに訴える。すると旭鳳は自分のために苦渋の決断をした穂禾を優しく抱きしめ、慰めてやった。旭鳳は国境を平定し、すぐに都へ戻ることにした。しかし穂禾が幕舎に現れ、父を亡くした今、従兄だけが頼りだと訴える。するといきなり旭鳳に抱きつき、娶ってくれないなら生きている意味はないと泣きついた。旭鳳は恩を感じていたが穂禾を引き離し、自分には想い人がいるため婚姻だけは応じられないと突っぱねる。傷ついた穂禾は天界からの鬱憤が爆発、これほど尽くしている自分より錦覓を選ぶのかと声を荒げてしまう。旭鳳は取り乱した穂禾に驚き、ともかく日を改めて話そうとなだめて出て行った。旭鳳は北苑山荘に戻り、鎧姿のまま一目散に錦覓(ジンミー)のもとへ駆けつけた。羌活(キョウカツ)からは心配ないと聞いていたが、弱った錦覓の様子を見るにただ事ではないらしい。しかし錦覓は本当に大したことはないと安心させた。実は幼少からのぼせやすい体質で、熱性の物を食べると倒れてしまうことから、根治の薬を作ったという。そこで薬効を試そうとリュウガンを食べたが、誤まって倒れたのだ。すると旭鳳はその根治の薬を飲ませることにする。錦覓は仕方なくある丸薬を飲んで見せると、旭鳳は2度と驚かせないでくれと安堵した。一方、穂禾は天后の密偵・奇鳶(キエン)を使い、凉虢(リョウカク)の君主に文を届けることにした。再び凉王を煽って親征させ、内から呼応し淮梧(カイゴ)を討つという。「凉王が親征すれば熠王は自ら迎え撃つ、その隙にジンミーを葬り去る計画よ」穂禾は錦覓を天界に送り返し、歴劫(リャクゴウ)をやり直させるつもりだった。しかし奇鳶は火神を案じる天后から滅霊箭(メツレイセン)を取り戻せと命じられていると教える。すると穂禾は滅霊箭を持った者が熠王の元に現れたら、それを奪って錦覓を殺せと指示した。暮辞(ボジ)の気を追っていた鎏英(リュウエイ)は穂禾と奇鳶の話を聞いていた。そこで穂禾が消えてから奇鳶のもとへ駆けつけ、友人である錦覓を害すなら自分とは敵同士になると迫る。しかし奇鳶はそれもいいと漏らし、飛び去って行った。奇鳶は早速、熠王のそばで見張ることにした。しかしなぜか熠王の書斎に自分の血の気配が…。すると驚いたことに熠王の座の真上で吊るされた滅霊箭を発見する。一方、錦覓は激しく咳き込んで喀血しながら苦しんでいた。羌活は責任を感じて涙に暮れたが、まさかあの薬を3粒も飲むとは信じられない。実は錦覓が熠王の前で飲んだ薬は清玥(セイゲツ)を抑えられる唯一の薬・無音(ムイン)、しかし劇薬のため薬効を焦れば命を落とすこともあった。それでも錦覓は自分が深刻な病状だと熠王に知られたくなかったという。その時、旭鳳が急を要して錦覓に会いに来た。しかし扉には鍵がかかっているのか開かない。「ジンミー!ジンミー?ジンミー?!」仕方なく羌活は部屋を出ると、錦覓がちょうど着替えているところだと時間を稼いだ。錦覓は身支度を整え、涼亭で待つ熠王のもとへ行った。すると熠王はまだ鎧姿のままで、予想外に凉王が再び親征して来たという。錦覓はもはや熠王の帰りを待っている時間がないと分かっていたが、安心して出立させるために本当のことは言えなかった。何も知らない旭鳳はこうして錦覓が自分を待っていてくれることが幸せ過ぎて夢のようだと告げる。「ジンミー、私の妃になってくれるであろう?」「…ええ、喜んで、私はここでお待ちしています」錦覓は最後に面紗を外して顔を見せようと決めたが、旭鳳が止めた。「君の顔を見るのは婚儀の夜の楽しみに取っておくよ その時は君はもう逃げたくても逃げられぬぞ」すると錦覓は名残惜しそうに熠王の頰に触れ、面紗のまま口づけする。「あの日は酔っていたとは言え失礼を…でも後悔はありません」固く抱き合う旭鳳と錦覓、その様子を鎏英が物陰から見ていた。…ジンミー、必ず暮辞を止めるわ旭鳳が国境で必死に戦っている頃、錦覓の病状は悪化の一途をたどった。鎏英もその様子を陰ながら見守っている。すると黒い影が現れ、鎏英は暮辞を追って郊外へ…。しかしそれは鎏英を追い払うための罠だった。旭鳳は再び国境を平定し、馬を駆けて都を目指した。その頃、錦覓は勝利の太鼓の音を聞き、ついに熠王が凉虢を撃退して停戦の条約が結ばれたと知る。「よかった…羌活、熠王が戻ったらあなたから伝えて、約束は守ったと…」錦覓はいよいよ人間界での人生を終えようとしていた。暮辞の傀儡におびき出された鎏英はようやく騙されたと気づき、錦覓の危険を悟った。慌てて戻った鎏英は危ないところで奇鳶が放った滅霊箭を魔骨鞭(マコツベン)で阻止する。錦覓と羌活は突如、現れた2人に驚き、外へ逃げようとした。すると奇鳶が咄嗟に錦覓めがけて滅霊箭を投げる。しかし滅霊箭は錦覓の前に立ちはだかった羌活の胸を突き刺した。奇鳶は煙となって姿をくらまし、鎏英も暮辞を追いかけて姿を消した。錦覓は訳がわからず羌活を抱きしめ、呆然となる。羌活は最後の力を振り絞り、錦覓といられて楽しかったと伝えて錦覓の頰に触れた。「…もしも…来世があるなら…また友達に…」それが羌活の最後の言葉となる。「羌活!嫌よ…」その時、錦覓の脳裏に天界で体験した同じ情景が蘇った。「肉肉(ローロー)…あなたなの?ローロー?」すると羌活に転生した肉肉の元神が起き上がって笑みを浮かべる。『ジンミー、思い出したわ… あなたは天界で私を生き返らせるため尽力してくれた 人間界で過ごせたのもあなたのおかげよ、悔いはないわ 今度こそお別れみたいね…約束して、悲しまないと…』肉肉の元神は消散し、錦覓は羌活の亡骸を抱きしめて泣き叫んだ。「私は2度もあなたを死なせてしまった…なぜつなぎ留められないの…どうしてなの!ローロ…」その時、錦覓は激しく血を吐き、友を追いかけるように息絶えた。一方、郊外では奇鳶と鎏英が戦っていた。鎏英は今日こそ全て説明してほしいと訴えたが、奇鳶は見逃せないのなら自分を殺せと迫る。「私と魔族が不倶戴天の敵だと知った日から、私たちの思い出は意味を失った」奇鳶はやはり鎏英との未来を望んではいけないと覚悟していた。しかし鎏英はあきらめられず、新天地でやり直そうと説得する。仕方なく奇鳶は当時、一介の侍衛の身分では公主からの想いを拒否できなかったと嘘をついた。憤慨した鎏英は思い切り暮辞を引っ叩き、錦覓と魔族を傷つければ敵とみなすと言い残して去ってしまう。愛する人を傷つけてしまった奇鳶、しかし自分には選択肢がなかった。…だが君には私を忘れるという選択肢がある鎏英はふと風の音に気づいて思わず引き返した。しかしもう奇鳶の姿はない。…あなたを忘れられたらどんなに良いか…知っているはず、私にはできないことを旭鳳が北苑山荘に戻った。一目散に錦覓の寝所へ駆けつけると、なぜか穂禾がいる。そこで待っていたのはすでに息を引き取った錦覓の姿だった。穂禾は旭鳳を慰めようとしたが、出て行けと追い出されてしまう。つづく(꒦ິ⌑꒦ີ)ローロー何だか死んだワンコを思い出して泣けてしまった~ところでジンミーが「約束は守ったと伝えてくれ」って言ったけど、約束って何?!肝心なことが分かっていない管理人、面目ない( ̄◇ ̄;)
2019.07.23
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如懿传 Ruyi's Royal Love in the Palace第18話「裏切り」儀貴人(ギキジン)・黄綺瑩(コウキエイ)が死産となり、後宮に激震が走った。皇后・富察(フチャ)琅嬅(ロウカ)は嫡子にも劣らない即位後初の皇子を手に入れる機会を失くし、苛立ちを隠せない。一方、慧貴妃(ケイキヒ)・高晞月(コウキゲツ)はこの機に乗じて嫻妃(カンヒ)・烏拉那拉(ウラナラ)如懿(ニョイ)を倒そうと画策、侍女・茉心(バツシン)に指示を出した。そんな騒ぎの中、倒れた嘉貴人(カキジン)・金玉妍(キンギョクケン)がようやく目を覚ます。すると侍女・貞淑(テイシュク)が懐妊したと教えた。「絶好の時だわ…よかった」金玉妍の目に涙があふれた。皇帝と皇后から報告を受けた皇太后は、立て続けに子が亡くなったことを訝しんだ。琅嬅は儀貴人に関わった者を徹底的に調べると言ったが、皇太后は慎刑司(シンケイシ)での拷問も辞さないという。どちらにしても嫻妃の責任は免れない。乾隆帝(ケンリュウテイ)・弘暦(コウレキ)は仕方なく延禧宮から調べるよう命じた。何らやましいことがない如懿は皇后の侍女・素練(ソレン)が押収に乗り込んでも全く動じなかったが…。玫貴人(マイキジン)・白蕊姫(ハクズイキ)が経をあげていると、金玉妍が現れた。「皇后娘娘の許しを得て私が迎えに来たの、あなたたち母子の恨みを晴らせる時が来たわ」「私の子を害した者が分かったのね!」これでようやく白蕊姫も安華(アンカ)殿から解放される日がやって来た。調査を終えた琅嬅は長春(チョウシュン)宮に皇太后、皇帝、妃嬪たちを集めた。実は儀貴人の件で手がかりが見つかったという。死産した胎児は検視の結果、水銀の毒に侵されていた。そこで琅嬅はその場で儀貴人が焚いていた炭の灰を侍医に確認させる。すると水銀の成分である辰砂(シンシャ)を燃やした痕があると分かった。しかしそれだけではなく、儀貴人の食事にも水銀が含まれていたという。儀貴人と玫貴人は好んで魚を食べていた。御膳房では食材の魚がすべて廃棄されていたが、皇后付き太監・趙一泰(チョウイッタイ)が念入りに調べた結果、魚料理の残りが入った袋を見つけたという。侍医たちは早速、確認すると、やはりここにも辰砂が混入されていた。如懿はあれほど珂里葉特(ケリエテ)海蘭(ハイラン)と一緒に注意していながら防げなかったことに驚いていた。すると素練が新たな証拠と一緒に宦官3人を連れてやって来る。実は琅嬅は妃嬪たちが集まってから各寝宮をくまなく捜索させていた。素練はある妃の化粧台の下から辰砂が見つかったと報告して小箱を渡した。中には辰砂が入っていたが、ほのかに沈水(ジンスイ)香の匂いが…。それは嫻妃だけが使っている香だった。如懿はすぐ御前にひざまずいて身に覚えのないことだと訴えたが、素練はまさしく嫻妃の化粧台の下から見つけたと証言する。すると琅嬅は嫻妃に3人の宦官と面識があるか聞いた。如懿は振り返って見てから小福子(ショウフクシ)が延禧宮の者だと答え、小禄子(ショウロクシ)は御膳房の者で儀貴人の魚の配膳をしていたと説明、しかしあと1人は知らないという。残る1人は内務府の太監・小安子(ショウアンシ)だった。小禄子は嫻妃から弟の小福子を殺すと脅され、仕方なく魚やエビに辰砂を与えていたと証言した。如懿は耳を疑い、自分に何の恨みがあって濡れ衣を着せるのかと責める。しかし小福子も兄の命を盾に儀貴人の火鉢に辰砂をまけと嫻妃に命じられたと証言した。面識のない小安子までが儀貴人の懐妊後に嫻妃が辰砂を所望したと証言し、殿内に緊張が走る。「合点がいったわ、景陽宮に蛇が出るなんておかしいと思った~ 全ては嫻妃の計算だったのね?儀貴人を延禧宮へ移せば手を下しやすい」高晞月はここぞとばかりに嫻妃を貶めた。如懿は自分の企みなら儀貴人と距離を置くはず、自ら進んで世話などしないと否定する。「権力争いに危険はつきもの、儀貴人を手元に置かねば炭や魚に小細工は施せない あなたは大阿哥も利用している、許しがたいわ!」「では慧貴妃娘娘も思惑があって養育を望んだのですか?」墓穴を掘った高晞月は思わず机を叩いて憤慨したが、皇帝と皇太后に御前で無礼だと叱られてしまう。すると弘暦が太監3人の証言だけでは不十分だと言った。琅嬅は確かに片方の言い分だけを鵜呑みにはできないと告げ、阿箬(アジャク)に証言させてはどうかと進言する。皇太后は認め、嫻妃にひとまず席に戻るよう命じた。素練は外で待っていた阿箬を呼びに行った。「主人に忠実かどうか見せてもらうわ」「私は忠実です」阿箬が召喚された。不利な状況とは言え安堵する如懿と惢心(ズイシン)、しかし阿箬の口から信じられない言葉を聞く。阿箬は王府で禁足にされた嫻妃が日増しに偏屈になったと切り出し、第1皇子にも帝位争いをけしかけたと言い出した。皇帝の即位後初の子が生まれれば第1皇子は差し置かれるため、策を弄して子を排除したという。如懿が呆然とする中、海蘭は阿箬の裏切りに憤慨し、そもそも儀貴人を毒蛇から救ったのは嫻妃だと反論する。弘暦も嫻妃から顔料に含まれる蛇苺が毒蛇をおびき寄せたと聞いていると明かし、儀貴人を狙ったなら原因を調べたりしないとかばった。しかし阿箬は蛇苺を仕込んだのも嫻妃だと証言、儀貴人の信頼を得るための茶番に過ぎないという。惢心は我慢できず、立場もわきまえずに口を挟んだ。「阿箬!なぜそんな作り話を?誰の差し金で如懿様を陥れようとしているの?!」黙って聞いていた儀貴人だったが阿箬の証言に騙され、嫻妃を残酷な人間だと非難して倒れてしまう。琅嬅は儀貴人を偏殿(ヘンデン)で休ませるよう指示、阿箬に証言を続けさせた。阿箬は全て如懿の陰謀だったと証言した。第1皇子を託すべきではないという。養母になって以来、皇后の座を狙っており、長子が皇太子になれるよう第2皇子を呪っているというのだ。惢心はそんな話は初耳だと否定、普段そばに仕えているのは自分だと訴える。しかし阿箬は実家から仕えている自分には分かると告げ、自分が太監と結託して罠を仕組むはずがないと言った。その時、高晞月が小禄子に目配せする。すると小禄子は急に嫻妃に向かって約束を守れなかったと謝罪し、亡くなった子に命を以って詫びると言った。殿内に鈍い音が響き渡った。小禄子は自ら香炉に頭をぶつけて倒れ、殿内は騒然となる。如懿には全てがこま送りのようにゆっくりと動いて見えた。一体、何がどうしてどうなってしまったのか…。すると小福子は嫻妃が兄を殺したと泣き叫び、白蕊姫は憎しみを込めて如懿を引っ叩いた。如懿は何も考えることができず、ぼんやりと一点を見つめていた。その間にも高晞月が嫻妃の悪事が証明されたとたたみ掛け、海蘭と純嬪(ジュンヒン)・蘇緑筠(ソリョクイン)が如懿をかばう…。しかしこれだけの証拠が揃えば覆せるはずもなく、琅嬅は皇太后と皇帝に嫻妃の処置を尋ねた。「嫻妃…嫻妃?」弘暦の呼びかけで如懿はようやく我に返り、ひざまずく。「太后…皇上…皇后娘娘…弁解は無駄でしょう、でもご明察を いずれの証言も身に覚えのないことです」「分かっている、そなたの仕業とは到底、思えぬ…」琅嬅は皇帝がまだ嫻妃をかばうつもりかと目を丸くした。弘暦は我が子に関わるため、さらに詳しく調べたいと言った。皇太后は認めたが、どちらにしても嫻妃を放免にできないと糾弾する。結局、如懿は儀貴人の世話が行き届かず死産させたとし貴人に降格、軟禁となった。また儀貴人は景陽宮で静養させ、これを機に玫貴人も永和宮に戻ることを認める。最後に皇太后は阿箬を直ちに慎刑司で拷問するよう命じた。阿箬は予想外の展開に驚き、高晞月も動揺を隠せない。こうして皇太后の裁定が決まると、如懿は思わず振り返って阿箬を睨みつけた。しかし阿箬は悪びれる様子もなく、むしろ挑発すような目つきで如懿を見返している…。延禧宮から奴婢たちが逃げるように出て行った。如懿はひとり椅子に座って虚ろな目をしていたが、うっかり茶碗を落としてしまう。すると器の割れる音に驚いて海蘭が駆けつけた。白蕊姫に叩かれたせいで口を切り、顔には赤く指の跡が付いている如懿…。海蘭は口の血をぬぐい取り、涙を拭いてやった。「姐姐、元気を出して…太后から処罰されたとは言え皇上は信じていない」「小禄子が死んだ…私のせいよ…でも太監に手を噛まれるとは… もっと怖いのは…阿箬よ あの子が長春宮でそつなく話した内容は私の息の根を止める砒素(ヒソ)のようだった…」果たして阿箬は誰と結託しているのだろうか。確かに慧貴妃は玫貴人とずっと不仲だったが、儀貴人に恨みはない。しかしもしかすると慧貴妃が2人の皇子の死を利用して如懿に罪を着せたのだろうか。今はまだ堂々巡りするばかりだが、如懿は海蘭がどうするのか気になった。海蘭は如懿のそばにいると安心させ、一緒に軟禁されても構わないという。これから先どうなってしまうのか。2人は途方に暮れ、思わず抱き合って泣いた。一方、弘暦は侍女・毓瑚(イクコ)を密かに養心殿に呼んだ。毓子は李太嬪と旧知の中で自分にも仕えているため信頼できる。今回、自分の子が立て続けに亡くなったが、大勢の者が関与しているため、部外者である毓子なら公平に判断できるだろう。そこで毓子はまず慎刑司で拷問されている阿箬の様子を見に行った。長春宮では琅嬅が慧貴妃と素練の今回の功績を褒めていた。「素練、調査がうまく行ったのはあなたと貴妃のおかげよ」「阿箬が烏拉那拉氏の悪事を暴き、素練と趙一泰と私が証拠を集めました 皇后娘娘も公正でした」高晞月は嫻貴人を再起させぬためにも止めを刺すよう進言し、第1皇子の養育を希望する。しかし琅嬅は皇帝に聞かねば分からないと言葉を濁し、そこで慧貴妃を下げた。慧貴妃を警戒していた琅嬅だが、確かに今回は健闘してくれたと言った。すると素練がやはり阿箬の証言が効いたと告げる。「あの日、嘉貴人が阿箬に内偵を命じなければ嫻貴人の悪事は暴けなかったわ…」阿箬が慧貴妃から罰を受けてひざまずいていた時、雨の中、阿箬に手を差し伸べたのは嘉貴人だった。…皇后娘娘に嘆願してあげる、冷たい嫻妃と違って私と皇后は見捨てないわ…素練は阿箬を慎刑司から救ってやらないのかと聞いた。しかし慎刑司送りを命じたのは皇太后、解放するにも皇帝の許しが必要だが…。阿箬の様子を調べた毓子は早速、皇帝に報告した。どうやら阿箬を殺せと慎刑司に命じた者がいるという。しかし女官の話では賄賂を贈った者が名乗らなかったとか…。毓子は今回は阻止したが、次回も阻めるとは限らないと警告した。そこで弘暦はひとまず阿箬を自分が引き取るという。つづく(  ̄꒳ ̄)あ___ふぁんしゃん、まさかいやあ~それにしても凄かったですね~80話もあるので阿箬の裏切りが前半の山場といったところでしょうかちょうどミーユエを見ているのでスンリーの迫真の演技も凄いですが、何というかタイプが違うジョウシュンさすがです
2019.07.22
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如懿传 Ruyi's Royal Love in the Palace第17話「啓蟄の悪夢」儀貴人(ギキジン)・黄綺瑩(コウキエイ)の寝所に毒蛇が出た。しかしちょうど嫻妃(カンヒ)・烏拉那拉(ウラナラ)如懿(ニョイ)が景陽(ケイヨウ)宮の修繕具合を見に来ていたことから、太監に適切に処理させる。侍女・阿箬(アジャク)は落ち着くよう茶を勧めたが、儀貴人は一口飲んで急に腹痛を訴えた。幸い儀貴人のお腹の子に大事はなかった。すると知らせを受けた乾隆帝(ケンリュウテイ)・弘暦(コウレキ)が皇后・富察(フチャ)琅嬅(ロウカ)と嘉貴人(カキジン)・金玉妍(キンギョクケン)と一緒に駆けつける。琅嬅は災厄を恐れ、儀貴人を長春(チョウシュン)宮で引き取りたいと希望した。儀貴人がかつて皇后の侍女だったことから、弘暦は確かに皇后がついていれば安心だと認める。ところが金玉妍が口を挟んだ。実は第2皇子・永璉(エイレン)が病に伏せっているため、儀貴人の世話は皇后の負担になるという。琅嬅は大したことないと取り繕い、ただ自分で看病するため、擷芳殿(ケツホウデン)から移すつもりだと伝えた。そこで金玉妍は儀貴人を救った嫻妃なら適任だと推薦する。如懿は出産経験がないと難色を示したが、今回の件で嫻妃に絶大な信頼を寄せる黄綺瑩が延禧宮に置いて欲しいと懇願、断れなくなった。琅嬅は長春宮に戻ると、横槍を入れた嘉貴人に憤慨した。金玉妍はひざまずき、反対したのは皇后のためだったと釈明する。今は第2皇子の身体が先決、そんな時にもし儀貴人に何かあれば咎められるのは皇后だ。無用な災いの種は遠ざけるべきだという。侍女・素練(ソレン)も嘉貴人に同調し、皇帝が第2皇子の見舞いに来ることを考え、儀貴人が一緒だと不都合も多いと進言した。何より万が一、お産で何かあっても皇后は無関係でいられる。嘉貴人が涙ながらに忠誠を誓うと、皇后も仕方なく許した。ともかく儀貴人には必ず子を産んでもらい、もし男児の時は自分が育てるという。療養中の慧貴妃(ケイキヒ)・高晞月(コウキゲツ)は毒蛇の一件を耳にし、もしや太監・双喜(ソウキ)が飼っている蛇ではないかと心配した。双喜はそもそも自分の蛇には毒がないと話し、1匹も欠けていないと告げる。高晞月は念のため蛇を処分するよう命じたが、この一件で嫻妃が儀貴人を引き取ったことが解せなかった。「皇后が無理なら貴妃である私の所へ来るべきよ!出しゃばりね!」如懿は毒蛇の件が偶然とは思えず、密かに景陽宮の修繕に使われていた顔料を手に入れた。すると案の定、蛇を引き寄せる蛇苺が含まれていると気づく。珂里葉特(ケリエテ)海蘭(ハイラン)は次に延禧宮が災厄に見舞われかねないと気づき、精一杯、如懿を支えると励ました。そこへ侍女・葉心(ヨウシン)が子宝の薬を持って来る。しかし葉心が下がると海蘭は薬をすぐ捨てた。「私は子供も皇上の寵愛もいらないから、こんな薬は必要ないでしょう?」海蘭は何も持たないからこそ安全だと告げ、如懿さえいれば何もいらないと言った。如懿は念のため弘暦に蛇苺の件を報告した。しかし景陽宮の修繕は嘉貴人と皇后が要請して皇太后が許可したため、弘暦は誰かの画策かもしれないが調べても無駄だと諦める。どちらにしても如懿が付いていれば儀貴人は無事に出産できると安心し、玫貴人の時の悪夢は2度と起きて欲しくないと言った。皇帝からの寵愛がすっかり薄れた高晞月は第2皇子の見舞いに訪れた。しかし嘉貴人がいたので皇后に泣きつくこともできず、長春(チョウシュン)宮を出る。慧貴妃が焦っていると気づいた金玉妍は慧貴妃に追いつくと、さらに追い討ちをかけた。「儀貴人が羨ましい~皇上の即位後、初の子で皇后の後ろ盾を得られるもの~ 男児なら嫡子にも等しい扱いになる、儀貴人の今後は安泰でしょうね~ …でも目下、儀貴人は延禧宮にいる もし嫻妃が策を弄して儀貴人の子までも育てることになったら?嫻妃は2人の皇子の母よ?」「分かってる!嫻妃の思うままにはさせないわ!でも延禧宮に移るよう提案したのはあなたよ?」「(クスクスッ)儀貴人は今、延禧宮に移った…何か事が起きれば嫻妃の責となるわ 阿箬の父は高斌(コウヒン)殿の配下よね?阿箬から儀貴人の様子を探れるといいけど~」高晞月は第13話で太監・小禄子(ショウロクシ)に恩を売ったことを思い出し、侍女・茉心(バツシン)に延禧宮の太監・小福子(ショウフクシ)を呼ぶよう命じた。如懿は儀貴人を陰謀から守るため、万全の対策を講じた。寝所には海蘭が作ってくれた虫除けを吊るし、安胎薬の処方と出し殻も調べさせることにする。すると侍女・惢心(ズイシン)が侍医院に同郷の江与彬(コウヨヒン)がいると話し、薬のことは任せて欲しいと言った。如懿は惢心の口振りからその侍医を好きなのだと気づく。「望むならその侍医と夫婦にしてあげる」如懿は儀貴人が口に入れるものにも細心の注意を払った。全ての料理に銀針を入れて確認する念の入れように儀貴人も驚く。それにしても儀貴人まで玫貴人と同じように魚やエビを好んで食べた。海蘭は食べ過ぎると肌荒れになると心配したが、儀貴人は純嬪(ジュンヒン)と嘉貴人が賢い子が生まれると話していたのを聞いたという。そのため御膳房の小禄子は新鮮なエビや魚を延禧宮へ運んでいた。如懿は小禄子が小福子の兄と聞いて安心したが、その夜、密かに小福子は延禧宮の物置に忍び込み、儀貴人が持ち込んだ紅籮(コウラ)炭の箱を開けると…。弘暦は延禧宮に向かう途中、偶然、螽斯(シュウシ)門で手を合わせる皇后を見た。皇后はなぜか自分の寿命20年分と引き換えに息子の病を治して欲しいと懇願している。弘暦は驚いて声をかけると、琅嬅は隠し通せなくなって永璉がぜんそくであることを伝えた。涙に暮れる皇后を見た弘暦は延禧宮へ行くのを取り消し、永璉を見舞うことにする。琅嬅は嫡子の素養となる武芸や騎射が習えないと嘆いたが、弘暦は学問を収めれば立派な君主になれると励ました。一方、弘暦を待っていた如懿は養心殿の太監・李玉(リギョク)から事情を聞いていた。如懿は父親なら当然だと理解し李玉を下げたが、入れ替わるように儀貴人の侍女・環心(カンシン)がやって来る。主人が頭痛を訴えているというのだ。早速、許(キョ)侍医が儀貴人を診察したが、初産でのぼせが出ることはよくあるという。しかし儀貴人は玫貴人と同じように3ヶ月過ぎても体調が安定せず、頭痛がして口内炎もできていた。如懿は部屋が暑すぎるのを心配して火鉢を減らすよう勧めたが、儀貴人は春だというのに悪寒がすると言ってさらに火鉢を増やしてしまう。琅嬅は永璉が元気になるや否やすぐ勉強を再開させた。見舞いに来ていた琅嬅の母・富察夫人は病み上がりの孫を心配したが、琅嬅は病の間に永璜(エイコウ)に水をあけられていると焦る。そこで富察夫人は素練を連れ出し、嫡子が病弱では野心を抱く妃も出て来ると危惧した。しかし素練は儀貴人が男児を産めば皇后が育てると教える。富察夫人は安堵したが、その矛先は長子である永璜と養母である嫻妃に向いた。「皇后の憂いや心配事は取り除いてやってね」ある夜、如懿は永璜に書を教えていた。その詩は項羽(コウウ)の英雄らしい最期に感銘を受けた弘暦が詠んだという。「母上がこれほど達筆だとは存じませんでした」「永璜、真の力量は他人に見せないこと、誰にも知らぬ底力こそ自分の武器となるの」「分かりました」すると環心が慌てて飛び込んできたかと思うと、主人が破水したと報告した。夕餉(ユウゲ)のあと腹痛を訴えてひどく苦しみ始め、許侍医を呼んだところだという。その頃、金玉妍は母国の世子(セイシ)からもらった耳飾りを眺めていた。すると侍女・貞淑(テイシュク)が駆けつけ、延禧宮が大騒ぎになっていると教える。「そう、また死産かしら?では見物に行きましょう」しかし歩き出した途端、金玉妍は立ちくらみを起こし、倒れてしまう。延禧宮に侍医と産婆が集まった。しかし儀貴人は意識がないまま、子供も動いていないという。如懿はあれほど元気だったのになぜかと困惑し、海蘭も細心の注意を払っていたと訴えた。侍医はもはや手の施しようがないと伝え、ともかく母体の安全のため、亡くなった胎児を取り出すと告げる。如懿が動揺しながら外へ出ると、すでに知らせを聞いた弘暦が呆然と立ちすくんでいた。「入れない…なぜだ…なぜまた同じことが?これは天罰か? 玉座を得たとしても子を得ることは叶わぬのか…」弘暦の落胆は激しく、力が抜けたように庭園の椅子に腰掛けた。如懿は皇帝には3人も皇子がいると励ますしかない…。つづく(  ̄꒳ ̄)金玉妍、恐るべし…まだ誰も気づいていないのかしら?
2019.07.21
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※LaLaTVにて8月21日〜放送開始です※この日記には日本未放送ドラマのネタバレが含まれていますのでご注意ください宸汐缘 Love And Destiny第1話小仙の霊汐(レイセキ)は桃林で寝転びながら″戦神物語″を読んでいた。やがて暖かな日差しを浴びながら眠ってしまったが、また同じ夢を見る。天族と魔族との大戦、しかし戦神はなぜか魔族だけでなく天兵まで殺していた。なぜこんな夢ばかり見るのだろうか?霊汐は父を探しに薬斎(ヤクサイ)にやって来た。すると医仙・楽伯(ラクハク)が水がめの中に隠れて酒を飲んでいる。「ディエ(爹)!聞きたいことが…また夢を見たの、例の戦神の夢よ、戦神物語にはこう記されてる ″戦神は10万の天兵を率いて魔族と血戦、最後に魔君を封印し、長生(チョウセイ)海で永い眠りに…″」しかし楽伯は寝たふりをして話をそらすと、思い出したように慌てて丹炉に行ってしまう。丹炉で丸薬が完成した。楽伯は狐狸の承晏(ショウアン)にこの薬を流雲(リュウウン)洞府まで届けさせることにしたが、霊汐が薬瓶を奪って自分が届けると告げる。慌てた東伯はこの薬が一定時間を過ぎると薬効が切れるため、急がねばならないと叱った。霊汐は仕方なく承晏に持って行くことにしたが、なぜ父が自分を桃林から出してくれないのか分からない。しかし承晏が見つからず、霊汐は薬を届けるという名目で桃林を抜け出すことにした。…私は小丹鳥(鳳)夸父(コフ)山のふもとにある桃林で暮らしてるわでも小さい頃から父が私を桃林から出してくれないのこの広い四海八荒をちょっと見てみたいわそうだ、流雲上仙ってどこにいるのかしら?…今日は封神大典の日、天宮には儀式に参列するため、多くの神仙が集まっていた。南天門に到着した霊汐は門衛に薬を届けに来たと言ったが、招待状がなければ入れないと追い返されてしまう。仕方なく門の近くにあった大木の陰に身を潜めると、なぜか霊汐が手を触れた途端、木が崩れ始めた。大木の異変に気付いた門衛は驚いて様子を見ることにしたが、その隙に霊汐が天宮へ入ってしまう。霊汐はたくさんの神仙たちに面食らい、流雲上仙を探す方法が分からず途方に暮れた。その時、立ち話している司命(シメイ)星君と彭(ホウ)仙人の話が耳に入り、思わず話しかけてしまう。「…天雷(テンライ)真君とはどなたですか?」するとそこに雲鳳(ウンホウ)上神が合流、偶然にも噂の天雷真君が上階から降りて来た。霊汐はその神仙が天雷真君だと気づき、今日の封神大典で何の神に昇格するのか尋ねる。「戦神だ」「せっ、戦神?!」「しーっ!小声で…」しかし霊汐には天雷真君が到底、戦神にふさわしい人とは思えなかった。雲鳳は眼識があると褒めたが、そこに不法に侵入した小仙を探している門衛たちが現れる。驚いた霊汐は咄嗟に雲鳳上神に流雲上仙の薬を託し、慌てて逃げ出した。霊汐は天宮を飛び出したが門衛に追われた。必死に逃げる霊汐、しかし背後から門衛の一撃を受け落下してしまう。門衛たちもすぐ追跡したが、霊汐が落ちたのはあの長生海の冰殿だった。もし殿内に入れば大罪、仕方なく門衛は一旦、天宮へ戻って報告することにしたが…。一方、紫雲台(シウンダイ)では天雷真君が戦神に昇格するため、天雷の儀式に臨んでいた。「屈折20数万年、今日やっと封神される… 九宸(キュウシン)の小僧め、私にも九重の天雷を耐えることはできるぞ」しかし参列していた雲鳳と司命は″九宸(キュウシン)戦神″こそ唯一無二だと冷ややかに見ていた。その頃、霊汐は冰殿に迷い込み、もやの中をさまよっていた。するとやがて閉関している神仙を見つける。「(はっ!)小仙・霊汐、誤って入ってしまいました、どうかお許しください …仙長?(あの~?)仙長???」神仙に反応がないため近づいて見てみると、その神仙は凍っている。「まだ若いし、見た目もいいのに…残念ね~」霊汐は面白がって指先で凍った神仙を突いてみたが、ふと飾りひもを握っていることに気づいた。そこで凍った手から無理やり外して見てみると、ちょうど玉の真ん中に″長生結(チョウセイケツ)″と彫ってある。霊汐はよく見えるように息を吹きかけ、玉を手でこすってみた。すると石から一条の光が飛び出し、神仙の胸の中に吸い込まれて行く。その瞬間、突如、神仙が目を開き、次第に氷が溶け始めた。霊汐は神仙と目が合い呆然、ともかく冷静になって強気に出る。「私を甘く見ないことね、実は外にたくさんの天兵が待機しているの!」しかしどうやら神仙はまだ動けず、霊汐は武器を取ってくると嘘をついて逃げ出すことに成功した。神仙の全身の氷が溶けた。すると神仙と呼応するかのように従極淵(ジョウキョクエン)に封印されていた昆吾(コンゴ)剣が飛び出す。一方、紫雲台では天雷真君がちょうど8重の天雷を受けたところだった残すところあと1重で戦神に封じられるというまさにその時、南天門の門前に封印されていた吞天(ドンテン)獣が現れる。その場は騒然となったが、天雷真君は自分の力を誇示するため、吞天獣に戦いを挑んだ。しかし今度は上空を昆吾剣が横切って行く。神仙たちが昆吾剣に気を取られていると、吞天獣はその隙に逃げ出した。昆吾剣は迷わず長生海を目指し、主人の元へ帰った。霊汐が呼び覚ました神仙、それは戦神・九宸、しかし同じ頃、幽都山でも何やら異変が起きていた。長生海から飛び出した霊汐は桃林に向かって空を飛んでいた。しかし急に風にあおられる。何事かと思えば後ろから吞天獣が飛んで来た。さらにその吞天獣を追って天雷真君と天兵たちが現れる。やがて霊汐はバランスを崩して落下しそうになったが、なぜか吞天獣が背中で霊汐を受け止め、助けてくれた。吞天獣は途中で霊汐を降ろしたが、天雷真君が天兵を連れて先回りしていた。天雷真君が果敢に吞天獣に戦いを挑む中、霊汐は吞天獣の仲間だと疑われ、天兵に捕らわれてしまう。そこへ雲鳳と司命が駆けつけ、加勢することにした。しかしその時、崑吾剣と共に九宸が現れ、あっという間に吞天獣を封印してみせる。司命「神尊!」雲鳳「師兄!」天雷「九宸?」すると天兵たちは一斉に剣を下ろし、戦神に拝跪した。その頃、桃林では承晏がのん気に庭で遊んでいた。すると当直のはずだった青瑤(セイヨウ)が天宮から駆けつけ、承晏を仙術で木に縛り付ける「霊汐をちゃんと見ていなかったの?!」青瑤は昼寝していた師匠を起こし、霊汐が天兵に捕まったと報告した。驚いた楽伯は引き出しから小さな巾着を取り出すと、青瑤と2人で慌てて天宮へ向う。天君は朝議で思いがけず九宸と再会した。5万年前の″幽都山の戦い″で神魂に重傷を負い、長い眠りに入った九宸。誰もが2度と目覚めないと思っていたが、天君は戦神の復活を天族と天下の民にとっての幸いだと祝った。戦神になり損ねた天雷真君は不満げだったが、ともかく天君に報告があると上奏する。するとおどおどした霊汐が御前に引っ立てられた。天君は見慣れぬ小仙にどこから来たのか聞いた。そこで霊汐は名前を教えたが、父を巻き込まないよう自分だけに罰を与えて欲しいと訴える。すると天雷真君が一方的に霊汐は大罪を犯したと追及、素性も知れず、呑天獸と親密なら、魔族に違いないと告発した。驚いた霊汐は言いがかりだと反発し、獣に勝てなかったせいで自分に八つ当たりしていると言い返す。これに憤慨した天雷真君は口を割らせるために拷問すべきと進言、早速、天兵に連行しろと命じたが、天君が止めた。「なぜ長生海にいた?」「天君にお答えします、天兵に追われて逃げ込んだだけです」霊汐は咄嗟に冰殿には入っていないと嘘をつく。しかし座上にあの凍っていた神仙がいると気づき、告げ口されやしないかと不安になった。長生海の冰殿は天族の神々が安眠する場所で天族の禁地だった。そこで天君は九宸にこの娘を見ていないか確認したが、九宸は見ていないと言ってくれる。しかし天雷真君は霊汐を徹底的に調べるべきだと譲らなかった。「今日なぜか呑天獣が封印を破り、天宮で暴れました さらに九宸上神が折よく目覚め、妖女が南天門を騒がせ、長生海に侵入したのです これが全て偶然とは考えられず、魔族の残党による謀略だと思われます」すると危ないところで楽伯と青瑤が駆けつけた。「私を中に入れんかあぁぁぁ!」「ディエ(爹)?!師姐?!」楽伯は一粒種の娘を殺して丹鳥一族を途絶えさせるつもりかと天君に泣きついた。すると天君はようやく小仙が楽伯医仙の娘だと分かって安堵し、立って話すことを許す。楽伯は拝礼して立ち上がったが、急に険しい顔で天雷真君をにらみつけた。「天雷よ!まだ戦神でもないのに何を偉そうに!私の娘を尋問する権利などないわ!」「招待状もなく天宮に侵入したのだ!」「天君〜!今のお聞きになりました?かつて我ら丹鳥一族も九重天の神族でした! そもそも妖王が魔君に蠱惑(ワコク)され天族と開戦した際、我ら丹鳥一族は多くの犠牲を出して 凋落したのです かつては自由に通れた南天門が今では入れなくなりました! 娘がちょ〜っと天宮を見に来たからと言って捕らえられ、紫雲台で罰を受けろと?!」しかし天君は素性が分かったので罰は与えないと安心させた。楽伯は天君に感謝すると、娘を立たせて改めて天君に拝礼した。しかし天雷真君はまだ呑天獣の件があると食い下がる。すると楽伯は若く美しい娘が空から落ちれば誰でも助ける、呑天獣も同じだと答えた。「いいか?南天門は天宮の入り口だ! そもそも若い娘の未熟な法術でなぜやすやすと通ることができたのだ?! 己の指揮のまずさを棚に上げて娘を責めるとは、この恥知らずめ! ったく、九宸が死んでいて幸いじゃな」∫´⊙_⊙)<え?( ー̀ωー́ )<九宸が生きていたら娘は天宮に入れなかったわ!∫ ≧∀≦)<ディエ!( ー̀ωー́ )<(なんだよ)九宸が早死にで良かったのぉ~∫๑≧ꇴ≦)<ディエってば!( ー̀ωー́ )<(うるさいっ)お前の無能ぶりを見たらい棺から飛び出すやもし…∫´゚艸゚)<ディエッ!後ろ後ろ!Σ( ̄。 ̄ノ)ノ<九宸!(  ̄꒳ ̄)<久しぶりだな( ๑≧ꇴ≦)<生きてたあぁぁぁ〜楽伯は列席していた九宸の姿を見て度胆を抜かれた。当時、神魂が寂滅し、確かに霊海に潰散したはず…。「確かに死んだのにどうして生きている?! いつ、どうやって生き返ったのだ!ちょっと脈を診せてくれー!」青瑤は慌てて師匠を引き止め、天君の御前だと諌めた。楽伯は娘の若気の至りだったと謝罪し、連れて帰ったらしっかり躾けると約束した。すると九宸が霊汐との縁を感じ、できればしばらく自分のそばに置きたいという。長生海で5万年も寝ていたが神魂はまだ完全に回復しておらず、医術ができる小仙なら助かるという。しかし楽伯は可愛いだけで娘は何の役に立たないと辞退し、あれこれ理由をつけて断った。「この子、かみついたりしますから!」「…それほど拒むのは何か隠しているのか?」「まさか~」そこで天君が本人に決めさせるよう仲裁し、霊汐に聞いた。「うぉ(我)…小仙、喜んで!」つづく( ๑≧ꇴ≦)ディエが面白すぎるwいつの間にか題名から「三生三世」が消えてた〜「十里桃花」より背景や魔物は良く出来ているという感じでしょうか天君は今のところ十里桃花よりいい人そう(←そこかw
2019.07.20
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香蜜沉沉烬如霜 Ashes of Love第32話「熠王の求婚」生母・簌離(ソクリ)を殺された夜神・潤玉(ジュンギョク)。その怒りから凄まじい水術を放ち、天后の火術を圧倒した。しかしそこに水神・洛霖(ラクリン)が駆けつけ天后を守ると、密偵はその隙に姿を消してしまう。洛霖は潤玉に冷静になるよう言い聞かせた。「この湖のものは母君の恵みで生きて来た、母君亡き今、殿下の怒りは多くの命を奪う どうか怒りを抑え、洞庭水族のために母君の恩恵を継ぎ、徳を積んで欲しい」天后はまだ諦めきれず潤玉を始末しようとしたが、洛霖が許さなかった。璇璣(センキ)宮に戻った潤玉は寝台の片隅で膝を抱えて泣いた。目の前には彦佑(ゲンユウ)からもらった夜明珠(ヤメイシュ)がある。「養母の過去や殿下への想いはすべてこの中に…」鄺露(コウロ)と鯉児(リジ)は心配そうに扉の隙間から見守っていたが、声をかけることはできなかった。天帝は洞庭湖の一件に関する奏状を洛霖に見せた。洛霖は目を通さず、簌離を助けたのは同胞の死を見過ごせなかったためだと答える。「他のことは…何も知りません」常に正直で争いから距離を置いて来た洛霖、天帝はそんな水神がなぜこの件には首を突っ込んだのか訝しんだ。ともかく簌離のことは過去のこと、蒸し返すなという。しかし洛霖はその過去がなければ簌離も道を違えることはなかったはずだと訴えた。「過去の屈辱がなければ謀反は起きなかった、天后のやり方はあまりにも冷酷です」このままでは水族も心服できず、背く可能性もあると警告する。ただし潤玉は無実であり、錦覓(ジンミー)の未来の夫、この件は穏便に処理するべきだと説得した。天帝は自分が起因とは到底、受け入れられず、洞庭湖の残党を処罰せねば示しがつかないという。すると洛霖は憤慨し、公正な措置を取って過ちを繰り返さぬよう諫言して下がった。紫方雲(シホウウン)宮では天后がまだ怒りが収まらずにいた。そこへ仮面の密偵・奇鳶(キエン)が現れる。天后は旭鳳(キョクホウ)を傷つけないよう急いで滅霊箭(メツレイセン)を取り戻し、任務を果たすよう命じた。そこで奇鳶が鎏英(リュウエイ)と再会したことを利用し、錦覓の暗殺がうまく行けば2人の仲を認めてもいいとほのめかす。「屍解天蚕(シカイテンキン)なしに私が生きる道が?」「案ずるな、よい方法がある」「感謝します!」奇鳶は鎏英との未来に希望を抱き、下界の鎏英の隠れ家に戻った。暮辞(ボジ)を諦めようとしたが忘れられなかった鎏英は思わず奇鳶に抱きついて口づけしてしまう。その夜、ついに結ばれた2人…。思えば魔界でも鎏英はかつて煮え切らない暮辞に自分から口づけしていた。翌朝、鎏英は改めて″幽冥(ユウメイ)の怒り″のあとに一体、何があったのか尋ねた。奇鳶の話では幽冥の怒りの出現で魔尊は自分が滅霊族だと知り、魔界に災いをもたらす不吉な者としたという。そして暮辞は日没の地に落とされ、そこで地獄を味わっていた。「ある人が助けてくれなければ死んでいただろう」すると鎏英は魔界の公主など辞め、ただの女子として暮辞のそばにいると決める。奇鳶は心から喜んだが、その時、屍解天蚕の発作に襲われた。「今は君に何も約束することはできない…」必死に発作をこらえる奇鳶、その様子から鎏英は暮辞が誰かに制御されていると気づく。しかし奇鳶は咄嗟に鎏英を呪縛し、去って行った。錦覓は酔いが覚めて冷静になり、我ながら熠王への大胆な行動に戸惑っていた。すると熠王が現れ、錦覓を碁に誘う。実は凉虢(リョウカク)の大軍が国境を侵したため、明日、熠王自ら出征することになった。旭鳳は戦から戻ったら自分の妃になると誓ってくれと頼んだが、錦覓は驚いて恐れ多いことだと辞退する。再び心を閉じてしまった錦覓、旭鳳は必ずそばにいて誰にも傷つけさせないと約束し、必ず戻ってくると言った。2人の様子を見ていた潤玉は激しい嫉妬に駆られた。しかし熠王が帰ったあと、ひとりになった錦覓が喀血して倒れてしまう。錦覓が目を覚ますと潤玉仙がいた。潤玉は錦覓が毒に侵されていると教えたが、錦覓はすでに知っていたという。これも運命だと受け入れ、それより出征する熠王を無事に帰して欲しいと頼んだ。「…旭鳳、いや熠王を愛したのか?」「分かりません、ただ熠王のためなら殉死できても、他の人のためには死ねないかと…」潤玉は熠王なら非凡にして危険をものともしないと伝え、ひとまず心配ないと錦覓を安心させた。笑顔になった錦覓だったが、再び激しく咳き込んでしまう。そこで潤玉は術を使い、錦覓を寝かせてやった。「君の痛みを和らげられるならそれもいい…ジンミー、君だけは決して手放さない」淮梧(カイゴ)軍営に突然、南平(ナンペイ)郡主・穂禾(スイカ)が現れた。旭鳳は女子が何しに来たと激怒、しかし穂禾は辺境が危ういなら力になりたいと訴える。たとえ家に帰されてもまた来ると迫られた旭鳳は仕方なく認めたが、確かに兵法を学んだ穂禾の謀略の巧みさには将軍たちも敬服した。↓サラサラ前髪でポカーン顔のふぉんふぅぁんwその夜、まさか娘が密かに戦地に来ているとも知らず、南平侯は熠王を罠にはめる準備を整えていた。熠王は少数の部隊を率いて安遠関を通るはず、ここは伏兵には極めて有利な地形だという。「この好機を生かし、今度こそヤツの首を落としてやる…」北苑山荘では羌活(キョウカツ)が今日も錦覓に薬湯を持って来た。すると錦覓は薬が清玥(セイゲツ)だと当てる。羌活は錦覓が知っていながら飲んでいたことに気づき、思わず器を落とした。翌朝、軍営を出た旭鳳の部隊が襲撃された。しかしここには凉虢がいないはず、すると敵は一体…。その時、高台から旭鳳たちが応戦する様子を見ていた南平侯は参戦している娘に気づいた。「なぜ穂禾が?」南平侯は慌てて攻撃を止めようとしたが、この好機を逃すこともできない。そこで決して郡主を傷つけてはならないと伝令、その他は皆殺しだと命じた。激しい戦いの中、やがて穂禾は伏兵の中に父の側近・斉衝(サイショウ)がいることに気づく。すると見かねた南平侯は自ら駆けつけ、戦いをやめるよう叫んだ。錦覓は味も色もなく自分が気づかない薬は清玥しかないと知っていた。これは脈を乱すことなくゆっくりと身体を蝕む毒薬だという。しかし羌活はまさか錦覓に致命傷を与える薬だとは知らなかった。すると錦覓は実は皆に隠れて薬を試していたと教え、これは姑姑(ココ/ケイショウ)も知らないことだという。「薬は毒でもあるの、今、私の身体に流れているのは血ではなく毒なのよ 万物は相克(ソウコク)し、毒は毒を制す… 私の体の毒素は平衡に達していて、どの毒も私には無害だった、でも… 清玥の属性は火、過度の服用で私の身体の平衡は完全に乱されてしまった 激震が走り、体の中の毒素を抑えられなくなったの…」羌活は錦覓が毒にあたれば早く帰れると考えただけだったが、思いがけず親友を失うと知る。錦覓は涙に暮れる羌活をなだめ、聖女の掟を破った自分のせいだと言った。「情を持った以上、死ぬべきだわ」何とかして錦覓を助けたいと訴える羌活、しかし錦覓は覚悟ができていた。「私は錦覓として生きて行きたい、聖女ではなく錦覓に戻るためにこの命を捧げる…」つづく(  ̄꒳ ̄)ジンミー、ちょっと何言ってるか分からないwという方も多いかもしれませんが、武侠ドラマあるあるです@毒を試し過ぎてかえって毒の耐性がついちゃった人その人の血液はどんな毒も消せちゃう凄いアイテムだったりします
2019.07.19
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香蜜沉沉烬如霜 Ashes of Love第31話「隕丹の破砕」その夜、錦覓(ジンミー)と羌活(キョウカツ)は祝杯をあげていた。今日は姑姑(ココ/敬称)に拾われた2人の誕生日、毎年、酔っ払うまで飲むのが恒例となっている。誕生日の贈り物はしない約束だったが、錦覓は今年だけ特別に羌活に小さな多肉を贈った。…もう渡す機会がないかも錦覓は酔いつぶれて眠り込んだ。するとまた第9話と同じ夢を見る…。氷の世界にたった1人きりの錦覓、やがて大きな氷のつぼみを見つけた『また私の夢に出てきてくれたのね!』…夢じゃないわ、早く私をここから出して!あの人に愛を伝えたいの…人を愛するとその人といつも一緒にいたいと思い…相手が笑えばうれしくて、相手が泣けば悲しくなる…閉じ込められたら何としてもその人の所に行こうとするわ錦覓はふと熠王(ユウオウ)への自分の気持ちと同じだと気付いたつまり自分も熠王を愛しているということなのか…しかしそこで羌活に起こされてしまう。すると秦潼(シントウ)が熠王のお召しだと声をかけた。錦覓が薄暗い殿内に入ると、旭鳳(キョクホウ)は芝居を開演するので座るよう促した。旭鳳は影絵で2人が出会った時の話を面白おかしく演じ、錦覓は当時の事を思い出して大笑い。やがて熠王の隣に移動して芝居に参加したが、熠王の優しい笑顔を見ながらふと返礼を要求されたことを思い出した。錦覓はそこでやっと熠王が欲しい物に気づき、面紗を外して熠王に口づけしてしまう。「あなたが好き!私の言葉を忘れないで あなたが好きあなたが好きあなたが好きあなたが好きーっ!」「君を娶るよ」その時、亀裂の入っていた隕丹にさらにヒビが入り、錦覓はわずかに顔を歪める。旭鳳は錦覓の想いを知って感激もひとしおだったが、戦報を知らせに来た秦潼がいきなり入って来た。錦覓と離れがたい旭鳳、しかし錦覓は仕方なくそこで下がって行った。潤玉(ジュンギョク)は幼い頃の記憶が断片的によみがえり、自ら母の元を去ったことを思い出した。母を傷つけたと気づいた潤玉は再び雲夢澤(ウンムタク)を訪ねたが、簌離(ソクリ)は決して会おうとしない。仕方なく扉の前でひざまずき、往時のことを思い出したが母を責めたのは間違いだったと釈明した。「幼く無知な私は母上を傷つけました…慚愧に堪えません 久しぶりに母上のお元気な姿を拝見できましたし、親孝行な2人の義弟がいることも分かりました 嬉しい反面、自責の念に駆られています 信じております、いつかは息子だと認めてもらえることを…」潤玉が帰ると簌離(ソクリ)はようやく外に出てきた。残酷な仕打ちだと分かっていたが、そこまでしても家族の敵を打たねばならない。今や天界で何不自由なく暮らしている潤玉を自分の復習に巻き込むわけにはいかず、簌離はその場で泣き崩れた。彦佑(ゲンユウ)は鯉児(リジ)を連れて夜神を湖畔まで見送った。潤玉は2人も義弟ができたと喜び、母の世話を任せる。鯉児は本当に義兄になってくれるのかと確認すると、潤玉は優しく鯉児の頰をなでた。その夜、潤玉は錦覓を訪ねた。錦覓は先日、いつの間にか眠ってしまったことを詫び、あの夜に潤玉仙が残して行った月下美人で茶を入れる。すると潤玉は初めて錦覓と出会った時のことを思い出した。図らずも自分の醜い姿を見られてしまったが、本当の自分を見ても毛嫌いせず、みんなと平等に扱ってくれたのは錦覓が初めてだろう。物事に迷い、どうすべきか決めかねていた時は錦覓がいつも道を指し示してくれた。実は潤玉は母の火傷の薬をもらうため錦覓に会いに来たという。さすがに神仙の患者は初めてだったが、錦覓は紅玉膏(コウギョクコウ)と麒麟血膏(キリンケッコウ)を渡した。…最初の患者が王で2番目が神仙なんて、やっぱり医者は転職なのね(ふふ潤玉は感謝して帰ったが、その後、錦覓はまた激しく咳き込んで喀血してしまう。密偵から報告を受けた天后は洞庭(ドウテイ)湖にやって来た。「夜神たちが来たのはこの辺りです」「…霊力の気配がするわ、ここが本拠地に違いない」天后は敵を一網打尽にするため天界で兵を集めることにしたが、そこに彦佑が現れた。彦佑は天后と一緒にいるのが滅霊箭(メツレイセン)の持ち主だった仮面の男だと気付いた。錦覓の暗殺を命じたのはやはり天后だったのか…。すると天后は口封じに彦佑を殺せと命じた。しかし彦佑の危機を悟った簌離がついに湖底から姿を現し、天后と因縁の対決となる。「太微(タイビ)は私の一生を台無しにした! そなたに子を奪われ一族を滅ぼされ、暴政を覆すと誓ったわ!」簌離が滅日冰凌(メツジツヒョウリョウ)を放つと、天后はようやく簌離が旭鳳暗殺を狙う黒幕だと分かった。潤玉は錦覓の薬を母に届けることにした。歴劫が終わったら母に錦覓を紹介しよう…。潤玉はようやく孤独ではなくなったが、そこに鯉児が息急き切って走って来た。「哥哥!大変だ!母上が殺されちゃう!」彦佑は密偵と戦っていたが、恩主が劣勢だと気づいて助太刀に向かおうとした。しかし密偵に後ろから肩を刺されてしまう。すると潤玉が現れ、簌離を庇って天后の火術を阻止した。反噬(ハンゼイ)から潤玉は激しく喀血してひざをついたが、父と自分に免じて生母に寛大な処置を嘆願する。天后は激怒し、そもそも潤玉が自分で選んだ道だと言った。確かにあの時、母の屈折した愛に疲れた潤玉は天后からもらった浮夢丹(フムタン)を自ら飲み、記憶を失っている。「私が間違っていた…母上、私の過ちです」潤玉は母の元に戻ると訴え、2度とそばを離れないと誓った。潤玉はなりふり構わず這いつくばり、天后に生母の命乞いをした。旭鳳から世継ぎの座を奪おうと考えたこともなく、今となっては再会した母と静かに暮らせれば十分だという。「義母上!どうか御慈悲を!どうかお許しを!どうか母をお許しください…」しかし天后はこれを機に簌離と潤玉を亡き者にすると決め、2人に火術を放った。簌離は息子を守るため咄嗟に立ちふさがり、邪道の術を使ってしまう。天后は思いがけず深手を負ったが、簌離は効力を使い果たしてそのまま後ろに倒れた。潤玉は母を抱きとめ、悲しみに暮れた。簌離は最後の力を振り絞り、愛しい息子に告げる。「この生涯で後悔しているのは天帝に出会ったこと…ただそれだけ お前を産んだことは後悔していないわ」「母上は私を捨ててはいない…私が…私が天后にそそのかされて浮夢丹を飲んだのです」共に孤独な人生を歩んだ母と息子、ついに再会が叶ったが、簌離は息子の腕の中で息絶えてしまう。ようやく密偵を退けた彦佑も駆けつけたが、もはや手遅れだった。しかし天后の魔の手が潤玉に襲いかかる…。「潤玉、そなたの番だ」潤玉の心の中で何かが壊れた。静かな怒りはあらゆる水滴を舞い上げ、無数の刃となって天后に襲いかかる。ゴゴゴゴゴ〜つづく(  ̄꒳ ̄)常々、思っていたんだけど…水術は火術より強いんじゃないの?なぜ火術が対等に戦えるのかな?
2019.07.17
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※第1話以降の内容が含まれていますのでご注意ください2019年度、中国WEBドラマ動画再生回数No. 1社会現象を巻き起こした大ヒットブロマンス時代劇「陳情令」ついにWOWOWで日本初放送が決定しました!そこで本放送を前に簡単にドラマをご紹介します物語の舞台は五大世家(家族)が秩序を治めていた時代その五大世家とは…雲夢(ウンム)江(ジャン)氏 誠実で義理堅い姑蘇(コソ)藍(ラン)氏 優雅で規律を重んじる蘭陵(ランリョウ)金(ジン)氏 裕福で絢爛豪華清河(セイガ)聶(ニエ)氏 硬派で正義感が強い岐山(キザン)温(ウェン)氏 強欲で野心的この五つの世家は仙門と言われ仙術を操り、民たちから″仙師″と崇められています主人公は陽気で自由奔放な魏無羨(ウェイウーシエン)とストイックで寡黙な藍忘機(ランワンジー)16年前、性格が正反対の2人が出会い、偶然にもちまたで起こる怪奇現象の鍵を見つけますそれは…かつて邪悪な国師の手によって人間の怨念をまとった霊物、その名も″陰鉄(インテツ)″当時、五大世家がこの邪悪な霊物を鎮め、災いをもたらさぬよう幾つかの欠片にして封印ところがその1つが世に現れたのですもしこの陰鉄が野心ある者の手に渡れば必ずや血の雨が降る…魏無羨と藍忘機は陰鉄を鎮めるため共に戦うことを誓い、次第に絆を深めていきますしかしやがて魏無羨は…( ๑≧ꇴ≦)キャアーさて本編はWOWOWで3月19日(木)深夜0時~4話ずつ放送です♪お楽しみに〜(^ꇴ^)未加入の方は時間がかかりますが、いずれCSやBSでも放送されると思いますのでお待ちください(なお「◯◯に録画してもらう」と言った発言は当ブログのガイドラインで削除対象ですw)またこのドラマはとても登場人物が多い!そのせいか人物関係図等ご希望の方も多いようですが、管理人はドラマの前に登場人物一覧等を見る習慣がないため、申し訳ありませんが当ブログでは詳しい解説はありませんおいおい物語の中で紹介できればと思いますなお原作「魔道祖師」はBL作品だと聞いていますが、当ブログでは非対応ですご了承くださいませ…(*ᴗˬᴗ)⁾⁾⁾ペコリ
2019.07.17
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如懿传 Ruyi's Royal Love in the Palace第16話「取り戻した信頼」養心殿の副総管太監・王欽(オウキン)は妻の蓮心(レンシン)の妙計により、慧貴妃(ケイキヒ)・高晞月(コウキゲツ)を襲うという大事件を起こした。これを機に蓮心は皇帝に王欽から折檻されてきた事実を打ち明ける。今夜、王欽は宿直(トノイ)がなく、帰ると薬を飲み始めたようで、蓮心は外からその様子を見て怖くて戻れなかったという。恐らく薬で朦朧とし、王欽は自分と慧貴妃を間違えたのだと証言した。養心殿の太監・李玉(リギョク)は王欽の居所で発見された丸薬を持って来た。早速、斉(セイ)侍医が調べたところ、予想通り阿肌蘇丸(アキソガン)だと分かる。高晞月は王欽が自分を辱める言葉を吐かぬよう、口を封じて欲しいと懇願した。しかし乾隆帝(ケンリュウテイ)・弘暦(コウレキ)は王欽に猿ぐつわを噛ませ、片足をへし折り追い出すよう命じる。納得がいかない高晞月だったが、皇帝に休むよう促され、泣く泣く帰って行った。如懿(ニョイ)は蓮心の皇后への忠義に免じて寛大な処置を求めた。弘暦はもちろん蓮心を責めずに王欽との婚姻を取り消し、暇を取らせることもできるという。しかし弟妹のためにも蓮心はこのまま皇后に仕えたいと訴えた。弘暦は蓮心の希望を認めて下がるよう命じたが、蓮心はまだ話があるという。すると蓮心は玫貴人(マイキジン)・白蕊姫(ハクズイキ)の噂の火元は嫻妃ではなく、王欽だと告発した。王欽に脅されてこれまで黙っていたが、実は酔った王欽が居所に近い延禧(エンキ)宮の前でくだを巻き、赤子の話をしたという。素面に戻り口を滑らせてしまったと気づいた王錦が慌てて嫻妃に濡れ衣を着せたのだ。これで弘暦の心は決まり、すぐ李玉を呼んで猿ぐつわをはめた王欽の処刑を命じる。こうして蓮心は王欽の呪縛から解かれ、如懿も皇帝の信頼を取り戻して夫婦の絆を深めた。高晞月は嫻妃から長子・永璜(エイコウ)を奪えず、その上、王欽に襲われるという屈辱を味わった。追い詰められた高晞月はいつか寵愛を失うかもしれないと怯える。一方、嘉貴人(カキジン)・金玉妍(キンギョクケン)は慧貴妃に代わってすっかり皇后のお気に入りになっていた。この日も長春(チョウシュン)宮を訪ね、皇帝が慧貴妃にも腹を立てた理由は恐らく、玫貴人の赤子の噂に関与しているのではないかと推察する。富察(フチャ)琅嬅(ロウカ)は確かに慧貴妃が相手なら王欽も秘密を漏らすかもしれないと合点がいった。「慧貴妃娘娘が嫻妃を陥れる目的は大阿哥です…皇后娘娘を差し置いて長子を育てたいなんて」すると侍女・素練(ソレン)も二心ありだと慧貴妃を警戒する。琅嬅はともかく全て王欽のせいだと憤慨し、蓮心に申し訳ないと漏らした。その時、蓮心がちょうど殿内に入って来た。しかし自分の名が話題になっていたため、部屋の前で耳をそばだてる。すると金玉妍は王欽を抱き込めず手駒を失い、側仕えが李玉になった今では皇帝の心を探るのは難しいと言った。琅嬅は蓮心が自分たちの下心で嫁がされたと暴露しないよう、しばらく暇は出さないと決める。素練は仮に蓮心が辞めて皇宮を出ても弟妹が皇后の実家にいる限り安泰だと安心させた。「蓮心には屋外の仕事をさせましょう、顔を見るとおつらいでしょう」蓮心は自分がただの手駒だと知り、深く傷ついて出て行った。一方、延禧宮では侍女・惢心(ズイシン)が主人と今回の一件について話していた。慧貴妃はまさに″策士策に溺れる″で、皇帝は咸福(カンフク)宮から足が遠のいているという。如懿は掟を重んじる皇后が玫貴人の件を口外するとは思えず、始めから王欽を疑っていた。しかし王欽が噂を広める理由がなく、裏に黒幕がいると気づく。慧貴妃がまだ永璜にこだわっていると知った如懿はもしやと思った。「私を陥れて誰が得をするのか考えたの 噂の件で私が罰を受ければ私を皇上から遠ざけ、永璜も引き取れる…一挙両得よ」自分の禁足を喜ぶ慧貴妃を見て如懿は確信を持った。これも李玉が調査のあらを見つけ、王欽と宿直を交代し、蓮心が王欽から真相を聞き出していたおかげだという。すると惢心は今回の件で慧貴妃を懲らしめ、王欽を成敗し、蓮心を助け、主人も汚名返上、一挙四得だと笑った。自ら禁足を申し出るという賭けに出た如懿、不安がなかったと言えば嘘になるが、自分が延禧宮にこもれば敵が油断すると踏む。その予想が的中、慧貴妃はあっさり馬脚を露わした。高晞月は仮病を使って皇帝を呼ぶことにした。しかし皇帝は侍医に診せて養生するようにと伝えるだけに留める。初めての冷遇に動揺を隠せない高晞月、王欽に蓮心を嫁がせた皇后も皇帝に叱られたが、やはり子供がいるといないとでは立場が違う。焦った高晞月は重臣である父を頼ることにしたが、この件はすぐ皇太后の耳に入った。皇太后は娘の言いなりになる高斌(コウヒン)に呆れたが、今回の嫻妃の勝利は見事だと認めた。「嫻妃はさらに腕を上げたな…」すると侍女・福珈(フクカ)は斉侍医から相談が来ていると告げる。実は慧貴妃から子作りの薬に効果がないため、違う処方を求められているという。しかし皇太后は変えても同じ、耳を貸すなと一蹴した。慈寧(ジネイ)宮に皇帝と皇后、妃嬪たちがご機嫌伺いにやって来た。皇太后は懐妊した儀貴人(ギキジン)・黄綺瑩(コウキエイ)に″麒麟送子(キリンソウシ)″の金鎖を贈り、元気な皇子が生まれるよう願う。しかし王欽と蓮心の婚姻で騒動が起きた件を持ち出し、皇后に余計なことに手を出すなと釘を刺した。皇帝だけでなく皇太后からも不興を買い、琅嬅は身の置き場がない。すると金玉妍が皇后は努力しているとかばい、儀貴人の景陽宮の修繕を提案して話題を変えてくれた。気を取り直した琅嬅だったが、今度は急に弘暦が嫻妃を″後宮差配役″に抜擢、皇后の補佐をさせるという。「永璜と同様に儀貴人の世話も頼むぞ」驚いた琅嬅は嫻妃より身分が高い慧貴妃の立場がないと難色を示したが、弘暦は身体が弱く今日も休んでいる慧貴妃のことは考えるなと退けた。如懿は早速、皇后から帳簿に目を通すよう命じられた。すると弘暦が様子を見にやってくる。如懿は晩年の先帝と即位時の皇帝の妃の数がほぼ同数にも関わらず、皇后が後宮の支出を半分にしていると教えた。項目の記載も細かく、皇后の倹約の手腕は見事だという。琅嬅は第2皇子・永璉(エイレン)の勉強を見ていた。しかし永璉は早起きしたせいであくびが出てしまう。琅嬅は嫡子として厳しく息子を指導するが、まだ幼い永璉は寝かせて欲しいと懇願した。すると琅嬅は永璉に外の風に当たって目を覚ませと命じる。春とは言えまだ吹き込む風は冷たく、永璉の身体はすっかり冷えた。琅嬅は永璉がくしゃみをしたため、そこで許したが…。高晞月は皇帝の渡りもなく、子供もいないことから鬱々としていた。太監・双喜(ソウキ)が蛇を見せてみたり、侍女・星旋(セイセン)が羹を勧めたり、茉心(バツシン)が張り替えた琵琶を渡しても笑顔は戻らない。一方、皇后という地位と嫡子に恵まれても琅嬅は不安に苛まれていた。以前は名前で呼んでくれた皇帝も今では皇后としか言ってくれない…。いつかこの座から引きずり下ろされるのではと怯え、自らを追い詰めてしまう。するとその夜、擷芳(ケツホウ)殿の第2皇子が熱を出したと知らせが届いた。琅嬅は急いで永璉のもとに駆けつけた。すると斉侍医は第2皇子が喘息だと診断する。疲れと不安で体力が落ちたところを寒さにやられ、虚弱な体質が現れたのだ。しかしこの病は完治することが難しく、薬を飲みながら静養するしかない。琅嬅は文武両道でなければ皇帝を補佐できないと嘆き、息子の将来を悲観して涙に暮れた。翌朝、如懿は弘暦を見送ると、いつものように刺繍に精を出した。すると蜂蜜のお茶を差し入れた阿箬(アジャク)は、皇帝に冷遇されても寵愛されても刺繍だと呆れる。「冷遇された時は焦らぬため、寵愛された時は浮かれぬため 刺繍はひと目間違えると全て台無し、気を抜くと指先を刺す、ひと目ずつ心を鍛えるの」如懿はそれとなく諭し、槐(エンジュ)の花精油を1瓶、儀貴人に届けるよう命じた。この花精油は僅かしか取れないため、阿箬は気前が良すぎると目を丸くする。しかし如懿は玫貴人の件が弘暦の心の傷になっているため、儀貴人に細心の注意を払う必要があった。阿箬はあの激しい気性がすっかり鳴りを潜めていたが、嫉妬からうっかり口を滑らせてしまう。「儀貴人も玫貴人も奴婢のくせに、皇上に見初められ後宮に、子が生まれれば皇族ですね」「羨ましい?」「まっまさか、言ってみただけです(汗」すると惢心がいつものまずい子宝の薬を持って来た。今日は啓蟄(ケイチツ)、虫や蛇が出てくるため、三宝(サンポウ)は庭に石灰をまいていた。如懿は阿箬を連れて景陽宮の修繕の様子を確認に行ったが、寝所から儀貴人の叫び声が聞こえる。慌てて駆けつけてみると、寝所に蛇が…。如懿は雄黄(ユウオウ)粉を持って来るよう命じ、すぐ蛇よけをまくと言って儀貴人を安心させた。つづく(  ̄꒳ ̄)阿箬が裏切り蓮心が味方に…ってところ?
2019.07.15
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如懿传 Ruyi's Royal Love in the Palace第15話「新妻の妙計」慧貴妃(ケイキヒ)・高晞月(コウキゲツ)は玫貴人(マイキジン)・白蕊姫(ハクズイキ)に子の後を追わせてはどうかと進言した。乾隆帝(ケンリュウテイ)・弘暦(コウレキ)は聞き入れず、ともかく玫貴人を落ち着かせるため安華(アンカ)殿に移すと決める。何より今は誰が赤子の件を漏らしたのかが問題、弘暦は決して許さないと憤り、慧貴妃を先に帰した。赤子を見たのは皇帝と皇后・富察(フチャ)琅嬅(ロウカ)、嫻妃(カンヒ)・烏拉那拉(ウラナラ)如懿(ニョイ)、侍医・斉汝(セイジョ)、養心殿の副総管太監・王欽(オウキン)、その他の現場にいた奴婢たちはすぐ解雇していた。すると弘暦は王欽が赤子を運び出す時、誰かに見られたのではないかと疑う。しかし琅嬅は用心深い王欽に限ってそれはないとかばい、確かに適切に処理したと報告を受けたと否定した。如懿の侍女・阿箬(アジャク)は景陽(ケイヨウ)宮に続々と届く祝いの品を羨ましそうに眺めていた。そこへちょうど嘉貴人(カキジン)・金玉妍(キンギョクケン)が通りかかる。金玉妍は阿箬の下心を見抜き、それとなく煽った。「儀貴人(ギキジン)は皇皇后の侍女だった、玫貴人なんて芸妓よ? でも寵愛されて栄華を極めた、みんな奴婢だったわ あなたも美人でお父上は功臣だからいつか運に恵まれるかも…」しかし阿箬は儀貴人には皇后という支えがあるが、自分には誰もいないとぼやいた。金玉妍は確かに嫻妃にそこまでの度量はなさそうだと納得し、機会さえあればとほのめかしたが…。皇帝から赤子の噂を広めた犯人探しを命じられた王欽は躍起になっていた。高晞月はそんな王欽に声をかけ、皇帝と自分の期待を裏切らないよう念を押す。一方、そんな騒ぎなど我関せず、金玉妍は純嬪(ジュンヒン)・蘇緑筠(ソリョクイン)、婉答応(エントウオウ)・陳婉茵(チンエンイン)と一緒に懐妊した黄綺瑩(コウキエイ)を見舞っていた。すると金玉妍は純嬪に魚を食べれば賢い子が生まれると教えてあげないのかと聞く。蘇緑筠は気が早いと答えて笑って済ませたが…。安華殿に移った白蕊姫は経を聞きながら仏に無念の思いを訴える毎日だった。すると皇太后・鈕祜禄(ニオフル)氏が様子を見にやって来る。白蕊姫は自分が化け物を産んだという根も葉もない噂が流れていると泣きつくが、皇太后はもはや確認はできないとなだめた。ただ必要以上にこだわれば命に関わると警告し、実は慧貴妃が皇帝に子の後を追わせてはどうかと進言したと教える。皇帝は今回は聞き入れなかったが、気が変わる可能性がないとも言えない。驚いた白蕊姫は皇帝の気を引くための苦肉の策で自害を装ったと告白し、まだ死にたくないと泣き崩れた。皇太后は自分が南府から引き抜いた白蕊姫に簡単に死なれては困ると話し、自分の期待にどうやって応えるかは自身で考えるよう命じる。すると帰り際、急に皇太后が振り返って言った。「それにしても不可解であるな、体調が悪かったとは言え胎児に問題はなかったはず…」弘暦は養心殿に皇后と嫻妃を呼んだ。養心殿の太監・李玉(リギョク)はあらかじめ嫻妃に王欽が皇帝に何か訴えたようだと耳に入れておく。すると王欽は調査の結果、赤子の噂の出どころが延禧宮であると報告した。そこに太監たちが現れ、玫貴人が出産した夜に延禧宮の近くで噂を聞いたと証言する。ただし延禧宮の者に疎く、暗かったので誰から聞いたかは断言できないと言った。如懿は曖昧な証言だと不満をあらわにしたが、王欽は皆が延禧宮と証言していると譲らない。そこで皇后は調べを続けるなら嫻妃の干渉を避けるべきだと訴え、真実が明らかになるまで嫻妃を禁足にしてはどうかと提案した。弘暦は反対したが、憤慨した如懿は怪しまれないよう自ら禁足を希望する。仕方なく弘暦は禁足を命じ、李玉に嫻妃を送っていくよう頼んだ。李玉は嫻妃を見送りながら、外のことなら自分に任せてくれと言った。如懿は新妻すら顧みずに王欽が調査にかまけていると怪しみ、何か裏があると告げる。「蓮心(レンシン)に尋ねてみて、何か聞き出せるかも」「分かりました」長春(チョウシュン)宮に高晞月と金玉妍が集まった。2人は嫻妃が自ら禁足を申し出たと知って驚きを隠せない。琅嬅は慎重な斉汝と皇帝に服従している王欽の潔白は自明、疑われているのは恐らく自分と嫻妃だと話した。すると金玉妍が長子・永璜(エイコウ)を育てている嫻妃はひいきされると心配する。そこで高晞月はこの機会を利用して永璜の養育を希望、自分なら嫻妃のように長子を盾にしないと訴えた。しかし琅嬅は差し出がましい高晞月にあからさまに不快感を表す。金玉妍は咄嗟にこれから慧貴妃と儀貴人の見舞いだと嘘をつき、退散することにした。長春宮を出た高晞月は皇后との話を遮った金玉妍に怒り心頭だった。金玉妍はこれも慧貴妃のためだと誤解を解き、皇后が不快な表情をしていたので助け舟を出しただけだと説明する。そもそも今は皇帝も皇后も些事に構う暇などなく、永璜の養育の件を蒸し返すなど時期が悪過ぎる。しかし高晞月は嫻妃と皇子を引き離せば皇后も安心できると言い張り、口出しするなと言った。その夜、弘暦は嘉貴人の啓祥(ケイショウ)宮にいた。すると王欽が現れ、慎刑司(シンケイシ)からの調査結果の連絡があり、噂の火元はやはり延禧宮だと報告する。しかし弘暦は不機嫌そうに今日は疲れたので報告は明日、聞くと言った。高晞月は嘉貴人の警告も無視し、永璜を手に入れるため延禧宮の周りをうろついていた。すると偶然、勉強を終えた弘暦が帰って来る。高晞月は何とか永璜の歓心を買おうとしたが、永璜は延禧宮に帰ってしまう。その夜、如懿は永璜から慧貴妃に咸福(カンフク)宮の子になるよう言われたと聞いた。母の無実を信じている永璜、しかしやはりどこか心配だという。如懿は何を言われても気にせず学問に集中するよう言い聞かせ、永璜に覚えた詩を聞かせてもらった。李玉は蓮心と接触、呼応して動き出した。すると調査で忙しかった王欽がようやく今晩、早く帰るという。王欽が仕事を終えて居所に戻ると、珍しく蓮心がごちそうを作って待っていた。上機嫌の王欽はいつもの薬を2粒も酒で流し込み、早速、寝所へ行こうと誘う。しかし蓮心は今日は新しい遊びをしようと提案し、かくれんぼだと言って王欽を部屋で待たせた。旗袍を脱いで辮髪もほどき、すっかり薬が回った王欽…。その時、外から蓮心が皇后に呼ばれたと声をかけた。王欽は置き去りは嫌だと飛び出し、蓮心に誘われるまま付いて行ってしまう。「貴妃にそっくりだな~」「私は貴妃よ」すると不思議と蓮心が慧貴妃に見えて来る。「お望み通り嫻妃を処分してやりますよ~」延禧門の外にはちょうど慧貴妃がいた。するとふらふらと王欽が現れ、蓮心と間違えて慧貴妃に抱きついてしまう。如懿は外の騒ぎに気づき、珂里葉特(ケリエテ)海蘭(ハイラン)と一緒に宮門から外をのぞいてみた。そこに憤慨した慧貴妃が現れ、知らせを受けた皇帝もやって来る。引っ立てられた王欽は酩酊状態で酷い有様、如懿は人目を避けるためにも延禧宮で審問するよう提案した。高晞月はこんな屈辱は初めてだと涙に暮れた。侍女・茉心(バツシン)は慧貴妃が近くを通りかかったついでに禁足の嫻妃に同情して様子を見ようとしていたと取り繕い、その時に昭華(ショウカ)門の方から王欽が現れ、いきなり慧貴妃に抱きついたと訴える。一方の王欽は水を浴びせても酔いが冷めず、話が聞ける状態ではなかった。そこで李玉は居所で何があったのか蓮心に聞いてみてはどうかと進言する。幸いにも蓮心はすぐに見つかった。蓮心は錯乱した王欽を探しているところだったという。斉(サイ)侍医は王欽を診断し、阿肌蘇丸(アキソガン)という媚薬の過剰摂取だと報告した。これは宮中で使用を禁じられている一種の秘薬だという。弘暦は思わず机を叩いて激昂し、高晞月は蓮心も共犯だと言って足蹴りした。李玉は王欽の居所をすでに捜索させていると伝え、ひとまず斉侍医と一緒に下がることにする。すると如懿は蓮心に部外者がいないので正直に話すよう促した。蓮心はようやく王欽の本性を暴露した。王欽は毎晩あの薬を飲んでは自分を折檻するという。その証拠に蓮心は衣をはだけ、肩にある痛ましい傷跡を見せた。つづく( ๑≧ꇴ≦)蓮心!良かった!それにしても高晞月が浅はか過ぎて…
2019.07.15
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※この日記には日本未放送ドラマのネタバレが含まれていますのでご注意ください※中文での視聴により内容の正確性については一切、保証できません※ご了解の上でお楽しみくださいますようお願いいたします天雷一部之春花秋月 Love Better Than Immortality第1話時は2169年人類は永遠の命を手に入れ、感情による生理的反応が減少今やバーチャルで電流による刺激を受け愛情の高潮感を体験していますヒロインもまさに体験中しかし急に中止を伝え、自分が求めているのは身体への刺激ではなく、本当の愛情だと訴えますAIは天雷システムならその願いを叶えることができるが、その代わり永遠の命と引き換えにしなければならないと教えましたヒロインは愛がなければ生きていても意味はないと決心、永遠の命を手放すことに…AIは″愛情の旅″に何か要望はあるかと尋ねますヒロインは運命の人がすごいイケメンで献身的、強くて、メチャクチャ甘くて、少し欠点もあって…と色々要求こうして特殊な装置に寝転ぶと、AIから旅のヒントが与えられましたまずあなたの主題は「春花秋月何時了」←これ虞美人の詩?そして最初に見た男の人が運命の相手ヒロインはタイプじゃなかったらやり直せるのかー!なんて聞いているうちに古代の武侠世界へワープします…ヒロインは朦朧としながら誰かの背中を見ましたが、すぐ眠ってしまいますそして再び目を覚ますと、なんと理想のイケメンが自分をのぞき込んでいましたそうそう、最初に見た男の人が運命の相手だったわ、と言うことで…( ๑≧ꇴ≦人<相公(夫への呼称)!しかし運命の人にいきなり剣で脅されてしまいます運命の相手は鳳鳴(フウメイ)山荘の少荘主・蕭白(シァォバイ)武林の盟主である父の病を治すため、医聖に長生果(チョウセイカ)をもらいに来たところしかし医聖は何者かに殺され、寝台で見つけたのが眠っていたヒロインと言うわけ(  ̄꒳ ̄)oo(まあこういうスリリングな展開も好きだわ~のん気なヒロインですが、風(フォン)掌門から長生果を食べて医聖を殺したと追及されてしまいます(* ˙꒳˙ )oO(医聖って誰?長生果って何よ?しかし確かに山小屋には倒れた医聖の姿が…その時、虫の息だった医聖の弟子が最後の力を振り絞って犯人を指差し、絶命します指の先にいたのは風掌門でしたが、風掌門が咄嗟によけると、その後ろにいたのがヒロイン…(´⊙_⊙)<うぉ(我)…?風掌門はヒロインの仕業と決めつけ、いきなり襲い掛かります驚いたヒロインは咄嗟に枕を盾にしましたが、その時、竹林にいた白衣の男が術を放って助太刀風掌門は急いで窓の外を見ると、そこに傅楼(フーロウ)の姿が!傅楼はただ様子をうかがっていただけなのにとんだとばっちりw山の中へ姿を消します風掌門たちは傅楼を追跡したものの、逃げられてしまいます恐らく傅楼も長生果のためにここへ来たのでしょうすると弟子が医聖の診籍を発見、蕭白は娘が″春花(チュンファ)″という名で記憶がないと知ります(´⊙_⊙)<私は春花って呼ばれてるの?俗っぽいわ_しかし記憶がないのは面白い設定だと気に入った様子のヒロイン結局、春花の手を見た蕭白が武術の経験がないと気づき、医聖を襲った犯人ではないと判断して鳳鳴山荘に連れて帰ることにします風掌門に襲われた春花を助けた男は尊主と呼ばれていましたすると配下の星主・葉顔(イェイェン)が消息を伝えに来ます「花小蕾(ファシャオレイ)は尊主を裏切った後、黄泉に旅立ちましたが 医聖の元で長生果を食べて生き返ったようです しかし記憶を失っているとか…現在、鳳鳴山荘が保護しています 彼女を連れ戻して長生果の消息を追いますか?」しかし上官秋月(シャングァンチィゥユェ)は鳳鳴山荘へ行ったのなら面白いと漏らします実は春花が最初に見た背中は上官秋月の姿でした長生果の行方を知るため、春花を連れ帰った蕭白病床の父から春花の正体を調べるよう命じられます一方、春花の面倒を任された緑袖(リュシゥ)春花が少荘主を″小白(シャオバイ)″と馴れ馴れしく名前で呼ぶことに困惑しますしかし蕭白は春花に記憶がなく、礼儀も忘れているのだと理解を示しました春花は緑袖からこの世界の情報を得ますまず死んだ人が食べると生き返ると言われる長生果しかし緑袖の話では長生果とは″上官秋月″の詭計だとか…春花は″秋月″と聞いて旅の主題「春花秋月何時了」を思い出し、上官秋月とは誰かと尋ねます上官秋月とは魔教・千月洞(センゲツドウ)の洞主春花は名前つながりで秋月が自分の親戚か何か、恐らく妹だと推察正邪の蕭白と上官秋月は敵同士ということを認識しますまたここ鳳鳴山荘は武林北斗と呼ばれ、武林正道の統領″蕭蕭鳳鳴刀″があるかぎり魔教も好き勝手はできず、天下の太平があると言います100年前、魔教の首領・南星河(ナンシンファ)が江湖で横行しかし蕭家の先祖と各大門派により排除されました南星河が死んで魔教は大打撃を受け、その後、千月洞と傳奇谷(デンキコク)2つの派閥に分かれますつまり江湖には目下、武林正道と千月洞、傳奇谷の3つの勢力があるというわけ中でも千月洞の洞主・上官秋月は非常に恐ろしく、″彼女″を見た者は殺されてしまうとか…実は蕭白には許嫁がいました当時、蕭盟主が花家の老爺と合意しましたが、婚儀を上げることなく婚約者の花小蕾が亡くなってしまったと言います( *´꒳`*人<じゃあ独身なのね~!そんなある日、緑袖と山に登った春花は疲れて途中で断念緑袖が戻るのを待つことにして近くの竹林を散策しますすると眠っている白衣の男を発見し、その美しさにうっとり♡しかしボーッと見惚れている間に蛇が巻き付いてしまいますうわあーーーーーーーーっ!春花は悲鳴をあげて倒れそうになりましたが、眠っていた男が瞬時に春花を抱きとめました。「怖くない、目を開けなさい」気がつくと蛇はツタに…助けてもらった春花はいつか恩返しをすると約束しますすると男は身を捧げるよう要求しました春花はこう見えても蕭白の妻だと反発、罠だったと気づいて思わず持っていた籠を投げようとしましたが、そこに見知らぬ女が現れて男を守ります葉顔は娘を見て驚きました「あなたなの?ファ…」しかし尊主に睨まれ、言葉を飲み込みます「あなた私を知ってるの?そうよ、私は春花、であなたはどこの人?」「…千月洞」「?!あら、ふふふふ~じゃあ家族じゃないの、上官秋月のところへ連れて行ってくれない?」春花は上官秋月の姉だと話し、妹のところへ連れて行ってくれと頼みましたすると男は不思議そうに尋ねます「我が家の小春花にはいつ妹ができたのかな?」「彼女がここにいれば私だと分かるのに、ともかく妹のところに…」「もう会えましたよ」春花は葉顔が上官秋月だと気づきますが、どうも違うらしい…つまり…「じゃあ、あなたが?え???上官秋月って男なの?」上官秋月は春花がどうやら自分の妹だと覚えていないようだと言いました春花は医聖のところで目を覚ましたあと、何も覚えていないと訴えますすると上官秋月はならばなぜ自分のことを知っていたのか尋ねました「春花秋月何時了よ」上官秋月はにやりとし、春花がこうなったのは自分の代わりに鳳鳴山荘に行って心法を盗もうとしたせいだと説明します「…本当にあなたは私の哥哥なの?」「私を疑うのか?お前の胸には生まれた時から花の蕾のようなあざがあるはずだ だから春花という名だ」春花は背を向けてこっそり確認、確かに左胸の上にピンクのアザがありますどうやら本当に彼が上官秋月らしい?すると誰も上官秋月を見たことがないのかも?!春花は思わず誰かに見られていたらどうするつもりかと尋ねました「誰かとは?」「ほら…」上官秋月は後ろにいる葉顔のことだと気づき、葉顔の目がなくなれば見たことにはならないだろうと言います( ゚ロ゚)えええーーーっ!つづく(^ꇴ^)現在VIPは14話まで、毎週金曜日に更新ですなぜだろう〜なぜか哥哥が見たくなっちゃう管理人、これは恋?いや違う(笑)とにかく体幹がダメダメで、いつも首が揺れている感じ?(←ちょっと何言ってるか分からないw椅子に座ってもリラックマみたいだし、初めは哥哥を見ていると乗り物酔いしそうだったそれなのになぜか見たくなっちゃう不思議〜
2019.07.14
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香蜜沉沉烬如霜 Ashes of Love第30話「蘇った記憶」熠王(ヨウオウ)・旭鳳(キョクホウ)は錦覓(ジンミー)の機嫌を直すため、何か贈ることにした。そこで秦潼(シントウ)が色々な贈り物を見繕って来たが、普通の娘が喜びそうな装身具や遊具では意味がない。すると最後の最後で秦潼が小亀を出した。旭鳳はちょうど涼亭にいた錦覓に小亀を贈った。(  ̄꒳ ̄)<どうだ?君にそっくりな亀だろう?ふふふ~はいっ!>🐢.(´꒳`* 三 三 *˙꒳˙)<ってえ?どこがですか?すると旭鳳は亀の頭に触れ、すぐ顔を隠すところが小心者の錦覓と似ていると教えた。そこで錦覓に何か返礼の品をよこせと要求する。「何でもよいわけではない、欲しいものはただひとつだ」「?何でしょう?」しかし旭鳳はよく考えてくれとだけ言って帰ってしまう。疎い錦覓は熠王が何が欲しいのか分からなかったが、その時、急に激しく咳き込んだ。天宮に戻った潤玉(ジュンギョク)は鄺露(コウロ)に幼い頃の記憶の一部を取り戻したと教えた。しかしどれも悪夢のような思い出ばかり…。実は潤玉は幼い頃、母と太湖(タイコ)に住んでいた。その頃はまだ自分を奇妙な鯉だと信じていたという。当時、鱗や角があったせいで友達からいじめられたが、思えば父が龍で母が龍魚、鯉のはずがない。やがて我慢の限界を超えた潤玉は雄叫びを上げ、いじめっ子たちを蹴散らしてしまう。これをきっかけに潤玉は母から恐ろしい仕打ちを受けることになった。簌離(ソクリ)は息子が龍だと分からないよう角を叩き切り、身体中の鱗を剥がした。衣は鮮血で真っ赤に染まり、血があふれてはにじんで行く…。潤玉は今でもあの寒さを思い出すだけで震えが止まらなくなった。失血後は身体の底からじわじわと冷えるが、極限に達すると五臓や骨が焼かれたように痛むという。話を聞いていた鄺露は夜神の壮絶な体験に涙を流し、辛い過去を忘れるよう進言した。しかし潤玉は鄺露が自分の従者であっても太巳(タイシ)仙人の愛娘、愛されて育ってきたのだろうと漏らす。「だが私は…」潤玉はそこで口をつぐんだ。…私は生母に捨てられ、密やかに生きる非嫡出子だ一方、雲夢澤(ウンムタク)では簌離が潤玉を連れてきた彦佑(ゲンユウ)に激怒していた。彦佑は恩主が過ちを犯すのではないかと心配し、養母であり法術の師である恩主を苦しみから解き放ちたいと訴える。すると恩主は辛すぎて振り返ることができなかった過去を話し始めた…。簌離は龍魚族の公主だった。一族は天界に属するが太湖に定住し、裕福で安泰な生活を送っていたという。父と兄から溺愛されて育った簌離は銭塘君(セントウクン)の世継ぎと婚約していた。ある年、天后の宴に夜明珠(ヤメイシュ)を献上するため父と天界へ赴くと、簌離は天宮を散策中に道に迷って省経(セイケイ)閣へ足を踏み入れる。すると偶然、ある神仙と出会った。神仙は夜神と名乗り、称号は北辰君(ホクシンクン)で省経閣の見張り役だという。簌離は博学で気品ある夜神とすぐ打ち解け合い、それ以来、毎日、黄昏の刻に落ち合った。こうして2人は恋に落ち、夜神は簌離に霊火珠(レイカシュ)を贈る。しかし簌離は自分が花神・梓芬(シフン)の身代わりだったと後になって知ることになった。天界での滞在も1ヶ月余りとなり、簌離は父と挨拶回りをして太湖に帰ることになった。最後に別れを告げるため夜神を探したが、省経閣から消えていたという。そこで調べてみると当時、天界に″夜神″はおらず、また天帝の″北辰君″という称号を知る者はほとんどいなかった。そして太湖へ戻る当日、簌離は父と共に天后へ拝謁する。天后は簌離の手首に霊火珠があることに気づき、それが後に恐ろしい結果を招くことになった。笠澤(リュウタク)に戻って間もなく、簌離はお腹に子がいると気づいた。隠れて潤玉を生んだものの、程なく父と兄に見つかってしまう。父と兄は赤子の龍気に気づき、父親が天帝だと分かった。簌離もようやく天帝が身分を偽り、自分を誘惑したことに気づく。しかし我が子を守るため、息子の身の上を隠して迷惑はかけないと誓った。結局、娘を恥じた父は公主を廃し、銭塘君の世継ぎとの婚約解消を申し出た。しかし憤慨した銭塘君が簌離たちを恨み、婚約破棄の罪で天界に訴えてしまう。天帝は罰として太湖上の3万6千頃(ケイ)の沼地を鳥族の領地にした。当時はまだ若く簌離に懐疑心などなかったが、やがて母子が死の危険にさらされた時、ようやく最初から天帝の手のひらで転がされていただけだと思い知ることになる…。龍魚族と銭塘君の交流も途絶え、東南水系は分裂した。天帝は鳥族を通じ豊かな太湖を手中に収め、当時1番の重臣であった水神の権限まで制限したという。鳥族は天后の命で太湖の上空を飛び回り、龍魚族を監視した。しかし当時の天后は潤玉の存在を知らなかったため、簌離は潤玉だけは守ろうと考える。そこで他の子供たちと馴染むよう鯉児(リジ)と名付け、鯉だと思わせて湖底に隠した。そんなある日、いじめられていた潤玉は我慢の限界に達し、無意識に潮涌術(チョウヨウジュツ)を使った。太湖で異変があったと報告を受けた水神はすぐ調査に向かい、簌離に天帝の息子がいると知る。事情を聞いた水神はすぐ天軍を撤収させ、十五夜が近いので特に潮が満ちただけだと処理した。ただし天后に潤玉の存在がばれたらただでは済まなくなると伝え、太湖で問題を起こさないよう警告する。そこで簌離は息子に2度と叫んではならないと言い聞かせた。しかし潤玉がいじめらるのは嫌だと抵抗し、簌離は止むを得ず強硬手段に出る。潤玉が龍だと知られないよう、角を叩き割って鱗を剥がしたのだ。しかし潤玉は自癒力が高く、幾日も経たずに角や鱗が再生してしまう。簌離はその度に何度も息子を死ぬほど辛い目に合わせたが、やがて天帝への恨みで苦しむ母を見た潤玉は自ら角を割って鱗をはがすようになった…。潤玉は毎日、死ぬことばかり考えていた。その後、成長して完全に今の姿になったが、鱗の下には屈辱の印である醜い傷痕が残っているという。鄺露は想像に耐え難く、思わず手で口を抑えたが嗚咽が漏れた。潤玉は偶然、魚が水を離れると死ぬと知り、その日の夜に沖にでる決意をした。陸に上がって夜空を見上げながらその時を待つ潤玉…。するとそこに仙女が現れた。仙女は天に行きたいかと尋ね、潤玉は湖の中が辛いので行きたいと答える。まさかその仙女が天后とも知らずに…。その時、潤玉は大事なことを思い出した。母が自分を捨てたのではなく、自分が母の元を去ったのだと…。結局、天帝は花神を忘れられず、天界に連れ去って栖梧(セイゴ)宮に幽閉した。その頃、天界では天后を廃し、花神を立てるという噂が流れる。そんな中、簌離の霊火珠を見て天帝との関係に気づいていた天后が潤玉の存在を知った。そこで自分の地位を守るために天帝の長子である潤玉を奪おうと思いつく。天后は太湖の底を襲撃、龍魚族の皆殺しにして笠澤を焼き払うと、潤玉を天界へ連れて行った。龍魚族でただひとり生き残った簌離を助けたのは水神・洛霖(ラクリン)だった。洞庭湖の雲夢澤で目を覚ました簌離はもはや家族も潤玉も失い、顔には大きな火傷の痕があると知る。絶望した簌離は自害しようとしたが、洛霖が阻止した。洛霖は潤玉なら天后が天界に連れて行ったと教え、いつか必ず再会できると励ます。そこで顔の傷痕が治るよう薬を渡したが、簌離は受け取らなかった。「この顔が災いを招いた元凶だったのよ…」しかし洛霖はいずれにせよ龍魚族は太湖を追われていたと話した。「そなたにもいつか天帝の流儀が分かるだろう…」天界では簌離が死んだと流布されていた。洛霖は洞庭湖が自分の管轄なので天后の手が及ばないと安心させ、ここで傷を癒すよう告げて帰っていく。思えばあの頃、水神も天帝に花神との仲を引き裂かれて怒りと悲しみに暮れていたはずだ。話を聞いた彦佑は恩主を助けてくれた水神はまさに君子だと敬服する。しかしならばなぜ恩主は恩人の娘を利用しようとしたのだろうか。実は彦佑の″六界美人鑑賞教典″を見た時、簌離は錦覓が花神にそっくりだったため、天帝の娘だと誤解した。そこで天后の宴の最中に事実を明るみに出し、天帝と天后を仲たがいさせ、その機に乗じて龍魚族を再起させようと企んだという。しかし鼠仙から錦覓が水神の娘と知り、簌離は危うく恩を仇で返すところだったと話した。簌離は龍魚族の雪辱を果たすため、鳥族を滅ぼさねばならなかった。敵討ちのため邪道さえ厭わず、強さを求めてにあらゆる術を修練して来たという。古兵を招集し、新兵を募り、雲夢澤を笠澤と見まごうほどに造り上げた。簌離の計画は潤玉に天帝の地位を奪わせ天界を掌握させること、しかしその道のりは険しいものだと百も承知している。「勝てると確信が持てるまで、潤玉は巻き込まぬ」「…やはり実子は傷つけたくないのですね」「彦佑、そなたは良い子だ、共に歩んでくれるな?」彦佑は小さくうなづいたが、義子は手駒に過ぎないのだと痛感した。つづく(  ̄꒳ ̄)大事なことなので2回言いますよ〜博学で気品ある夜神…博学で気品ある夜神…
2019.07.14
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香蜜沉沉烬如霜 Ashes of Love第29話「洞庭湖への誘い」蛇仙・彦佑(ゲンユウ)は熠王(ユウオウ)・旭鳳(キョクホウ)の席上に滅霊箭(メツレイセン)を仕掛けたが、不思議と落ちる様子はなかった。これが天意だと悟った彦佑は養母である恩主を思いとどまらせようと決意、洞庭湖(ゴウテイコ)に戻る。すると鯉児(リジ)がまた恩主から叱られて泣いていた。彦佑は鯉になるよう強要されている泥鰌(ドジョウ)の精霊に心を痛め、ともかく外へ出した。そこで滅霊箭をまだ手に入れていないと報告し、旭鳳に罪はなく、これも全て天意だと訴える。しかし恩主は激怒し、天后の息子なら代償を払う運命だと言い放った。「あの母親に子を失う辛さを味わわせる!そなたに無理なら私が手を下すまで!」彦佑は錯乱した恩主を落ち着かせるため、自分が旭鳳を殺すと約束するしかなかった。すると恩主は急に優しくなって彦佑を信じると言いいながら、裏切れば容赦しないと脅す。彦佑はかつて自分を可愛がってくれた優しい養母の姿を思い出しながら、復讐にとらわれた恩主を救わねばならないと決意した。南平(ナンペイ)侯府では婚約を破棄された穂禾(スイカ)が荒れていた。しかし南平侯はなぜ娘が熠王に撲哧君(ボクセキクン)との婚姻を願い出たのか分からない。ともかく娘を傷つけた熠王を許すことができず、凉虢(リョウカク)に密書を送った。一方、錦覓(キンベキ)を訪ねた熠王は、羌活(キョウカツ)に聖女なら昼寝中だと追い返されてしまう。熠王は錦覓が怒っていると思ったが、錦覓は本当に眠っていた。滅霊箭(メツレツセン)と霊火珠(レイカシュ)の関係を調べるため下界に降りた潤玉(ジュンギョク)。錦覓の様子を見に来たが、よく眠っているので部屋を出た。すると中庭にはたくさんの灯籠が飾られている。「この鳳凰灯は火神殿下が錦覓のために自ら作ったんですよ…」その声は彦佑だった。潤玉は滅霊箭を持っていた彦佑と霊火珠を持っていた鼠仙(ソセン)の関係を疑った。すると彦佑は答えを知りたければ自分と一緒に来て欲しいと頼み、洞庭湖に案内する。「答えはこの洞庭湖の底にあります」潤玉は湖を眺めながらどこか懐かしいと感じた。しかし同時になぜか怖い。…湖を前にしたらなぜか心が落ち着かぬ彦佑は気が乗らないなら強要はしないと言った。「急は要しませんが、先延ばしにもできなませぬ 決心できたら行きましょう、求める答えがあります」そこで潤玉は水際に一歩踏み出したが、急に気分が悪くなって引き返してしまう。天宮に戻った潤玉は幼い頃の記憶が断片的に戻っていた。しかしひとりで過去に向き合う勇気がなく、鄺露(コウロ)に一緒に洞庭湖に行って欲しいと頼む。こうして潤玉は翌朝、再び洞庭湖へやって来た。「美しい場所ですね~なぜここへ?」「私の過去が分かるやもしれぬのだ…」ついに洞庭湖へ入った潤玉、その様子を天后の密偵が見ていた。潤玉は湖の底へ近づくにつれ、ふいに辛い記憶がよみがえった。…鯉児、来なさい!角を叩き切れば皆と同じ姿になる…やだやだやだ!うわーっ!やがて潤玉と鄺露は湖底にある雲夢澤(ウンムタク)に到着した。しかし扁額を見た潤玉の脳裏には″笠澤(リュウタク)″という文字が浮かぶ。…鯉児、皆の所へ行ってお前は龍ではなく鯉だと伝えるのだ…さあ行ってすると雲夢澤の扉が開いて彦佑が現れた。「やっと来ましたね」彦佑は恩主に夜神が来たと報告した。恩主は激しく動揺して逃げ場を探すが間に合わず、夜神が帳を開けて入って来てしまう。すると潤玉はあの肖像画を見せ、2人で話したいと言った。肖像画は恩主にそっくりだった。この絵の女子は腕に霊火珠をはめているが、天界の至宝である霊火珠はこの世に2つしかない。ひとつは婚儀の際に天帝が天后に贈ったもの、そしてもうひとつを贈られたこの絵の女子も天帝と深い関係にあることは明白だった。さらに肖像画には「忽堕鮫珠紅簌簌 邂逅今朝不相離(龍魚は簌々と紅色の涙を流す 今朝 出会うも相い離れざらん)」という詩が詠まれている。これは愛を誓う詩で、詩中には簌と離のふた文字と天帝がかつて使っていた称号″北辰君″の落款があった。かつて尋問の時、鼠仙は簌離(ソクリ)という名を何度も出して天帝と天后を動揺させた。簌離と天帝の関係は言わずもがな、しかし六界の人物を全て把握している潤玉でさえ″簌離″という名は記憶にない。「幼少の頃の記憶と同様、全くないのです 簌離仙女は私の幼少期と深い関わりがあるのでしょう 何者かが私の記憶と共に簌離という人物も消し去ったのです…」潤玉はもはや簌離が自分の生母だと確信していた。天帝が龍族で火術を使うのに対し、自分は龍族でも水術を修練したのは生母が水族だからだ。すると潤玉は袖をめくって腕輪を見せる。詩中にある″鮫珠″とは人魚の涙のことだが、潤玉は幼い頃から肌身離さず鮫珠を付けていた。思えば鼠仙は簌離の復讐を果たすかのように死を望んだ。しかし天后と鳥族の癒着を暴いたものの鳥族への脅威にはならず、天后も鼠仙を犠牲に罪を逃れてしまう。潤玉は事の発端を探るとある結論に達した。「簌離仙女は生存している、そして身を隠して力を蓄えている 次々と策を講じ、天后を脅かし続けているのです」簌離は聡明な潤玉を見て、息子が立派な大人になったと実感した。しかし今の話は夜神のただの推測に過ぎないと突っぱね、江澤が大火事になった時に潤玉の母は死んだと嘘をつく。潤玉は思い続けてきた生母に拒まれ、深く落胆した。「私の思いが強過ぎたのか、母上が無情なのか…」簌離はもちろん愛していると心の中で叫んだが、もう後戻りはできない。「…遠い過去のことです、なぜ執着されるのですか?」そこで潤玉は拭い去ることのできない傷痕を見せた。「母上が私の鱗を剥いだ痕です、他の鱗は再生しましたがここだけは逆鱗に… 一生、傷が残り、痛み続けるのです 龍の逆鱗に触れるなと皆は言います 分かりませぬ、どんな敵や恨みを持てば我が子にこんなむごい仕打ちができるのか」簌離は居たたまれなくなり、潤玉にここから出て行けと叫んだ。仕方なく潤玉は最後に産んでくれた恩を返すため、その場にひざまずいて拝礼する。簌離は取り乱して母ではないと否定したが、潤玉は我関せず2拝して帳から出た。「鯉児!」簌離は思わず息子を呼び止めたが、潤玉が振り返ることはなかった。雲夢澤から潤玉が出て来た。鄺露は放心状態のまま黙々と歩いて行く夜神の後に続いたが、ふと潤玉が流した涙が頰に当たる。母子の間に一体、何があったのか。雲夢澤からはいつまでも簌離の心痛な叫び声が聞こえていた。「鯉児!私の鯉児!」つづく(  ̄꒳ ̄)話長っw
2019.07.14
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香蜜沉沉烬如霜 Ashes of Love第28話「鳳凰灯」錦覓(ジンミー)と羌活(キョウカツ)は街で講談を楽しみ、北苑山荘に戻った。すると帰りを待っていた秦潼(シントウ)は錦覓に早く熠王(ユウオウ)・旭鳳(キョクホウ)の所へ行くよう急かす。しかしなぜか羌活は止められてしまう。熠王は錦覓と一緒に鳳凰灯を作りたいと言った。机にはすでに灯篭作りに必要な材料が揃っているしかし不器用な錦覓は何をやっても上手く行かなかった。やがて日も暮れる頃、ようやく鳳凰灯が完成したが、見るも無残な形に仕上がる。( ತ _ತ),<…王上、足を引っ張って申し訳ありません(  ̄꒳ ̄)<自覚はあるのかそれでも熠王はその鳳凰灯を記念にもらうと決め、今度は錦覓に見せたいものがあると言った。熠王が合図すると寝殿の戸が開いた。すると中庭にたくさんの鳳凰灯が飾り付けられ、夜空を彩っている。実はこの鳳凰灯は全て熠王がひとりで作ったものだった。「作り始めた当初は上手くできず捨てようとも思った… 気に入らなければ捨てて構わない」「(フルフル)全部、大好きです♪」錦覓は熠王の真心に心ときめかせ、2人はしばし見つめ合った。しかし錦覓はふと冷静になる。…相手は熠王で私は聖医族の聖女、こんな感情を抱くなんて…きっとここ数日、緊張し過ぎたせいね、鎮静薬を飲もうっと熠王は錦覓に想いが通じたと思ったが、錦覓は急に遅くなったと言って帰ってしまう。その様子を羌活が見ていた。錦覓がいなくなると秦潼が呆れて出てきた。「この好機を逃すとは…」「引き止めるべきだったか?」「はい、そう思います」しかし後悔先に立たず、仕方なく熠王は鳳凰灯を全て錦覓の居所に届けるよう命じた。翌朝、穂禾(スイカ)郡主は侍女から熠王が庭いっぱいに鳳凰灯を作ったと聞いた。「それもすべて聖女のためだとか…」「何ですって?!(チッ)あの女を甘く見ていたわ…」苛立った穂禾は侍女を下げると、突如、黒い霧と共に天后の密偵が現れた。穂禾は密偵により天界での記憶が戻り、人間界でも錦覓が自分と旭鳳を争うつもりかと憤慨する。これも天后の密偵が滅霊箭(メツレイセン)を失ったことが原因だった。すると穂禾は滅霊箭がなくても必ず錦覓を滅ぼすよう迫る。一方、南平(ナンペイ)侯は董瑞喜(トウズイキ)の排除に成功、自害で決着がついた。そこで穂禾は熠王との婚儀を急かし、地位を固めた熠王に嫁いで子を産めば祖父として権力を得ることができると説得する。南平侯は確かに一理あると考え、熠王が頑なに断った時に挙兵すればいいと結論に至った。熠王のもとに穂禾郡主との婚儀を願う上奏文が山のように届いた。するとその中に錦覓からの上奏文が…。このまま錦覓を手放すべきなのか、熠王の心は揺れた。その様子を物陰から彦佑(ゲンユウ)が眺めている。旭鳳の頭上にはまだ滅霊箭がぶら下がっていた。「天は旭鳳を生かす気だな…」そこに突然、月下仙人が現れた。実は旭鳳が下界に降りた時に赤い糸をつけて錦覓とつなげておいたが、そろそろ結ばれる頃なので見に来たという。しかし聞いてみれば旭鳳が現世で南平侯の娘・穂禾と婚約しており、ちょうど大臣から婚儀を促されていた。そこで月下仙人と彦佑はある策を講じることに…。その夜、旭鳳は秦潼に桂花酒を持ってくるよう命じた。本来、酒は戦場でしか飲まないが、相手が難敵ゆえ酒の助けがいる。一方、錦覓は村に帰りたいと上奏したものの、熠王からの返事がないため困惑していた。…これ以上、ここにいたら心が安らがないわ…この場所を離れ生涯、想い続けるだけでいいすると急に戸が開き、熠王がふらふらと入って来た。錦覓は酒の匂いに気づいて顔を近づけて嗅いでみると、熠王が酔っていると分かる。しかしちょうど回廊から2人を見た羌活は錦覓と熠王が口づけしていると勘違い、そのまま引き返して行った。旭鳳は酒の力を借りて錦覓に想いを伝えた。「初めて君の瞳を見た時、とても懐かしい気がした 共に過ごすうち離れ難くなり、治らないふりをしていたのだ…」本来は朝堂を安定させてから再び錦覓を訪ねるつもりだったが、思いがけず南平侯が熠王の元に呼びつける。旭鳳は錦覓に会えることが嬉しかった反面、錦覓の身に危険が及ぶと思うと怖かった。「殉死などせず生きて欲しい、命を捧げてもらうより君の心が欲しいんだ」錦覓は殉死が嫌でも、掟を破ればどちらにしても明日は迎えられないと言った。しかし旭鳳は聖女の身分を逃れる術があると訴える。病を装って死んだことにして世間に隠れ、ほとぼりが冷めた頃に貴族の娘として迎えるのだ。錦覓は驚いて拒否し、聖医族には自分を死なせる術があると教える。すると旭鳳はしびれを切らし、錦覓を殉死させるなら一族を道連れにしてやると声を荒げた。錦覓はひざまずいて許しを請い、熠王には民のためにも大局を重んじ、太平の世を築いて欲しいと嘆願する。「君にとって私は身を委ねるに値しないと?」熠王の問いかけに錦覓は何も答えなかった。仕方なく熠王は錦覓の奏状を出し、村へ帰る許可は出さないと告げる。錦覓は落胆し、熠王に酔い覚ましを作ると言って立ち上がったが、熠王は必要ないと止めて帰って行った。返却された奏状には熠王の裁定が記されている。…愛する人と生涯、添い遂げたい…その言葉を見た錦覓はまた胸が激しく痛んだ。翌日、羌活は涼亭でぼんやししている錦覓に茶を持って来た。羌活の話では今日、南平侯と傅相(フショウ)が熠王に婚儀を促したが、熠王は四海を統べるまで婚儀はしないと言い放ったという。すると錦覓はその崇高さに敬服すると言った。羌活はその言葉を聞いて錦覓に茶を渡したが、なぜか錦覓が飲むのを止める。「村に帰る気はないの?」「あと数日、待っても構わないでしょう?」錦覓は戻ったら2度と熠王に会えないと考え、思わずそう答えてしまう。その答えを聞いた羌活はあらためて茶を勧めると、錦覓が飲み干す様子を見て辛そうな顔をした。彦佑と月下仙人は旭鳳と錦覓の仲を邪魔する穂禾を排除するため、ある計画を立てた。記憶が戻ったとはいえ穂禾の身体は人間、今なら操ることができる。そこで彦佑は買い物に出ていた穂禾を連れ去り、借りを返してもらうと脅した。「天界で私にした所業を忘れはしないぞ…」穂禾郡主が失踪し、騒ぎになった。熠王にも捜索の要請が来たが、その矢先、穂禾が南平侯府の食客・撲哧君(ボクセキクン)を連れて北苑山荘に現れる。彦佑は妖術で穂禾を拘束、熠王に愛し合う郡主との婚姻を許して欲しいと懇願した。否定したくても身動きが取れない穂禾、すると月下仙人の元神が現れる。「私の出番だな?」すると月下仙人は傀儡(カイライ)の術をかけ、穂禾に撲哧君を愛していると言わせてしまう。熠王は短い生涯で愛する者に出会えるのは幸せなことだと喜び、2人の仲を認めることにした。「穂禾との婚約は解消し、自由の身を返す、好きな男を選ぶがいい」一方、天界に戻っていた潤玉(ジュンギョク)は、滅霊箭を調べるうちに思いがけず霊火珠(レイカシュ)をはめた美人画を発見した。そこで鄺露(コウロ)に璇璣(センキ)宮を任せて出かけてしまう。鄺露は黙って夜神を見送ったが、滅霊箭と霊火珠に何の関係があるのか分からなかった。「答えを知るのは一体、何者なの?」つづく|ω・`)どうみても羌活の″家政婦は見た″なんですけどw
2019.07.11
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香蜜沉沉烬如霜 Ashes of Love第27話「暮辞と鎏英の再会」天后の密偵はついに鎏英(リュウエイ)に素顔を見られた。もはや暮辞(ボジ)であることを隠し通せなくなった密偵…。しかしそこに卞(ベン)城公主の命を狙う魔界の刺客たちが現れた。鎏英は自分が怪我でもしない限り暮辞はそばにいてくれないと考え、わざと刺客に刺されてしまう。驚いた暮辞は刺客を撃退、隠れ家に戻って鎏英の手当てをした。一方、滅霊箭(メツレイセン)を手に入れた彦佑(ゲンユウ)は北苑山荘に忍び込んでいた。熠王(ユウオウ)・旭鳳(キョクホウ)は夜が更けてもまだ政務に追われている。しかし彦佑はどうしても自らの手で旭鳳を殺すことができず、ちょうど熠王の座上にある梁に滅霊箭を吊るした。「矢が落ちるかは私の髪の毛1本にかかっている…」暮辞は鎏英を休ませると、天后への報告のため天界へ出かけた。滅霊箭を失くしたと知った天后は憤慨したが、密偵の話にはまだ続きがある。実は歴劫の機会に乗じて魔界の刺客と蛇仙・彦佑が火神の命を狙っていた。「滅霊箭は彦佑に奪われたやも…」天后は宴での騒動にも彦佑が関与していると疑っていた。彦佑と鼠仙(ソセン)の背後にいるのは同一人物のはず…。天后はその人物を探し出し、さらに水神と夜神と関係がないかも調査するよう命じる。そのためにも早く穂禾(スイカ)の記憶を喚起させ、人間界で協力するよう急かした。暮辞は果物を採りに行ったと嘘をつき、隠れ家に戻った。鎏英はようやく真鍮の名札を返してもらうと、今回は許すと笑う。しかし暮辞は傷が癒えた鎏英に魔界へ帰るよう勧めた。「私はもう暮辞ではない…」「じゃあなぜ私を助けたの?まだ情があるからでしょう?」「…私がいない方が公主のためによい」すると暮辞は鎏英が止める手をふりほどき、去って行った。洞庭湖の雲夢澤(ウンムタク)では恩主が癇癪を起こしていた。「この役立たずめ!簡単な水霧術さえ使えぬのか!」鯉児(リジ)は誰が教えなくとも3歳の時、潮湧(チョウヨウ)術で波を蹴立て激流を操ったというのに…。「このままでは私は心配でならぬ… お前を殺して手柄を立てようとする者が外の世界には至る所にいる」叱られた泥鰌(ドジョウ)の精霊が泣いていると、そこへちょうど彦佑が現れた。彦佑は鯉児の身代わりを外へ行かせ、恩主にまだ滅霊箭を奪えないと嘘をつく。「天命に逆らわず、自ら滅ぶのを待ちましょう」「…そんな悠長なことを言ってはおれぬ!」楽しみ待っていた簌離は逆上し、血で償わせるのだとわめき散らした。燎原君(リョウゲンクン)の転生・秦潼(シントウ)は熠王のため、灯籠の材料を買いに出かけた。その帰り道、秦潼は属下と2人、なぜか道迷ってしまう。どうやら同じ場所を回っているだけのようだが…。秦潼は仕方なく属下に荷物を預け、1人で道を聞いて来ることにした。すると川沿いで共白髪の夫婦を見つける。早速、道を聞くことにしたが、妻がすでに虫の息だと知った。妻は早く楽になりたいと懇願、夫は仕方なく自ら手にかけようとするが、驚いた秦潼が止める。「この銀子で薬を…」しかし妻はそのまま息を引き取った。老夫は妻を埋葬し、″秦李氏(シンリシ)の墓″という墓標を立てた。「人間の60年はまるで夢か幻のようだ…もう行かねば」老夫はもともといた場所に戻るという。秦潼は一緒に兵営に行こうと誘ったが、老夫は兵営なら前方を右に曲がった所だと教えた。すると老夫は心根の良い秦潼に感心し、いつか恩に報いたいと言って印籠を渡して去ってしまう。秦潼は恐縮して印籠を墓に供えて帰ることにしたが、なぜか気がつくと印籠が腰にあった。驚いた秦潼はこれも天の授かりものだと考え、受け取ることに…。南平(ナンペイ)侯は百官大会を前に派閥を屋敷に呼んで最終的な打ち合わせをしていた。しかし茶を運んできた穂禾(ホカ)郡主が偶然、父の企みを聞いてしまう。穂禾に詰め寄られた南平侯は熠王の病は手の施しようがなく、世継ぎもいないなら王位を譲るべきだと言い聞かせた。穂禾は父が新しい王に自分を推挙させると分かって猛反発、熠王に知らせることにしたが父に軟禁されてしまう。百官大会当日、熠王はこの日も激しく咳き込みながら大殿に現れた。すると柳思退(リュウシタイ)が熠王の病を理由に王位を譲るべきだと上奏する。熠王は自分が重病で余命が短いとどこから得た情報か聞いた。柳卿(キョウ/敬称)は聖医族の聖女だと証言、そこで熠王はすぐ錦覓を召喚する。錦覓は熠王の診断を聞かれ、過度の政務で疲労がたまり衰弱したが、すでに健康を取り戻したので心配ないと言った。錦覓は当初、経験不足で誤診したと説明した。それにしも個人的な診断結果をどうして柳卿が知っていたのだろうか。柳卿は動揺して口ごもると、咄嗟に南平侯が聖女の怠慢を叱責してごまかした。すると錦覓は自分の失態は何者かが熠王の食事に細工していたからだと訴える。薬膳の献立を確認したところ、多くが毒となる組み合わせで、継続すれば身体に害が及ぶという。南平侯は追及を逃れるため、聖女からの要請で自分が尚膳監(ショウゼンカン)の董瑞喜(トウズイキ)に書き留めさせたと証言した。「恐らく董瑞喜の画策かと…」熠王はすぐさま董瑞喜を呼んで審問した。董瑞喜はちらっと南平侯の顔色をうかがい、自分1人で考えたと罪を認める。南平侯は即刻、首を斬るべきと進言したが、傅相(フショウ)は徹底的に調べるべきと反対した。そこで熠王は傅相に調査を任せ、百官大会は散会となる。見事に聖女に裏切られ、恨めしい目で錦覓にらみつける南平侯、すると配下が聖医族の消息が途絶えたと報告した。実は熠王はすでに聖医族の村に軍を派遣、南平侯の刺客たちを一掃し、聖医族を全員保護していた。聖女を脅迫できなくなった南平侯は何としてでも董瑞喜の口を封じるよう命じる。一方、軟禁された穂禾は侍女から百官大会の報告を受け、熠王が無事だと聞いた。穂禾は喜んだが、熠王の食事に細工したのが董瑞喜で単独犯だと知り、どうも腑に落ちない…。錦覓と羌活は熠王が病だという芝居も必要なくなり暇になった。そこで2人は街に出て講談を聞くことにする。すると鴻昌酒楼(コウショウシュロウ)でちょうど戦神・熠王の武勇伝を聞くことができた。つづく(´ ˘ω˘ )うむ…燃え要素ゼロな件w
2019.07.10
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三生三世十里桃花 Eternal Love第6話「 東皇鐘の攻防戦」若水河畔では境界となる大河を挟み、天軍と翼軍が対陣した。天軍の兵営には天宮から3人の皇子、央錯(ヨウサク)・桑籍(ソウセキ)・連宋(レンソウ)も実戦経験を積むべく参加している。また司音(シイン)と少なからず因縁があるあの瑶光(ヨウコウ)上神の顔もあった。墨淵(ボクエン)は明日の開戦を前に七道(ナナドウ)の陣法で翼族を迎え討つと決め、前軍は令羽(レイウ)に任せることにする。七道の陣とは陣ごとに7種類に変化、つまり全部で七七49種に変化する陣法だ。その夜、墨淵は司音に東皇鐘(トウオウショウ)の封印の術を伝授することにした。この術を使える素質があるのは弟子の中でも司音だけだという。司音は師匠の信頼に感謝したが、自分の正体に気づかれたのではないかという疑いが一瞬だけ頭をよぎった。一方、折顔(セツガン)は崑崙(コンロン)山に封印してあった法琴・伏羲琴(フキキン)を取り出していた。ところが急に弦が数本ほど切れてしまう。何やら不吉な予感がするが…。翌朝、天族と翼族の両軍が大河を挟んで対峙した。司音は皇子や瑶光たちと中軍で待機している。天族を率いるのは戦神・墨淵、頭には紫金冠(シキンカン)を、その身には玄甲(ゲンコウ)をまとっている。そしていよいよ墨淵が軒轅剣(ケンエンケン)を振りかざすと、戦鼓の音が響き渡り、天軍が一斉に陣を形成した。♪空を超えて〜対する翼族はまず川に凶暴な妖怪魚を解き放った。そこで墨淵は軒轅剣で天雷を落とし、川の水は感電した妖怪魚を飲み込みながら真っ二つに割れる。こうして川底があらわになると、両岸から天軍と翼軍が一斉になだれ込んで激突した。天軍は敵の第一軍をあっさり一掃し、後退していく翼軍を追いかけた。頃合いを見計らっていた擎蒼は天軍が川の中頃までやって来ると、長斧で地面をひと突きする。すると川底が激しく揺れ始め、地下に隠れていた巨大な妖怪が出現した。妖怪は天族を飲み込み、そのせいで天軍の陣が崩れ、結界が破られてしまう。動揺が広がる天軍に翼軍が一斉に襲いかかった。前軍の令羽は離怨と1対1での激しい攻防となったが、翼兵が隙をついて背後から令羽に矢を放つ。「9師兄ーっ!」高台から見ていた司音は居てもたってもいられず、勝手に中軍を飛び出して戦線に舞い降りてしまう。司音は翼兵を蹴散らしながら必死に令羽のもとへ向った。玉清崑崙扇(ギョクセイコンロンセン)の圧倒的な威力で離怨を退けた司音、しかし無情にも翼族の矢が令羽の身体を貫く。令羽はその場で崩れ落ちるように膝をつき、司音に逃げろと言い残して目を閉じた。そこへ離怨がゆっくりと近づいて来る。「司音上仙、己の身を案じたほうがいいぞ」気がつくと司音と令羽は翼族に包囲されていた。しかし危機一髪のところで離鏡(リケイ)が現れ、司音を守った。何でも自分には1人くらい助ける権利があるという。「この陣法を破るため、手柄を立てたのは俺の女だ」「玄女(ゲンジョ)は確かによくやった、陣法図を盗みお前に手柄を立てさせた だが敵をかばうとなれば、私にもこの場でお前を処刑できる権限があるっ!」2人の話を聞いていた司音は呆然となった。まさか離鏡が玄女を使って崑崙山から陣法図を盗んでいたとは…。離鏡は司音に言い訳しようとしたが、そこに突如、畢方(ヒッホウ)と白真(ハクシン)が舞い降りる。畢方は炎で翼兵を退け、その間に白真は司音と令羽を連れて逃げ出すことに成功した。令羽を連れて軍営に戻った司音は師匠なら助けてくれると信じていた。しかし駆けつけた墨淵は疊風(チョウホウ)に令羽の亡骸を引き取りに来るよう文を出せと命じる。司音は全て自分のせいだと泣き崩れ、もっと早く駆けつけるべきだったと後悔した。墨淵はこれも陣法が破られたせいだと慰めたが、その時、司音ははっとする。「師父、陣法が破られたのは玄女のせいです、玄女が陣法図を盗み出したのです」墨淵は言葉を失った。もはや立て直しても惨敗は必至、20万の天兵の命を若水河畔に埋めることになる。そこへ追い討ちをかけるように続々と急報が届いた。翼軍の奇妙な陣形に包囲され、左虞侯軍、右軍、後軍も破られて甚大な死傷者が出ているという。墨淵は急いで軍事会議を開かねばならず、将領ではない白真に司音を任せて幕舎から出るよう頼んだ。白真は憔悴した司音を連れて幕舎を離れた。司音は自分が離鏡と知り合っていなければ、玄女をかくまわなければ令羽は死ななかったと涙する。しかし白真はそもそも玄女を崑崙虚に行かせた自分も悪かったと言った。「…実は義姉上が玄女の結婚に満足で、お前に感謝している」「義姉上がいなければ、玄女を一刀で斬ってやるのに!」すると白真は玄女が翼族を選んだ時点で青丘とは縁が切れたと言った。再び会うことあれば殺すことができると…。墨淵は令羽の亡骸が幕舎から搬送されるのを見届け、ついに捨て身の一手に出ると決めた。ただしこの作戦では兵1万人を犠牲にする必要がある。まず墨淵が兵を率いて敵の陣形に穴を開け、そこへ勇敢な将領が兵1万と飛び込む。そして敵軍の兵を出来るだけ多く引き付けて追い込むのだ。真っ先に先鋒を買って出たのは勇気ある素錦族(ソキンゾク)の将領、しかし意外にも瑶光がこの役目に最もふさわしいのは自分だと言った。無名の将領よりも上仙である自分が行けば擎蒼も疑うことなく追って来るはずだという。「引き返す道はないのだぞ?」「衆生のため、喜んで行きましょう」幕舎から墨淵たちが揃って姿を現し、皆が瑶光と別れを惜しんだ。司音と白真はその様子を遠目から見ていたが、まだこれから何が始まるのかは知らない。「半刻後に作戦を開始する、敵軍を突破したらなるべく戦線を引き伸ばせ」「みんばい」「ここでお別れだ」「私が戻ったらまた勝負しましょう 勝敗は関係ない、それで私たちの間のいざこざは終わりよ、どう?」「はぉ」「みなさん、ではお先に!」司音と白真が幕舎に戻ると、墨淵は盤上で模擬戦を見せた。しかし七道ある陣のうち2つが将軍を失い、新たに補う必要がある。すると司音が名乗りを上げた。まだ兵を率いた経験はないが2万年も修行したので陣法なら熟知している。そして白真も名乗りを上げた。ここで墨淵に劣らぬ仙力を持つのは自分しかいないという。墨淵は了承し、司音には左虞侯軍、白真には令羽の代わりに前軍を頼んだ。「瑶光上神と決めた通り、私は中軍を率いて敵軍に穴を開ける 央錯、桑籍、連宋の3人は戦うと見せかけ徐々に後退してくれ」そしていよいよ作戦決行の朝となった。墨淵の捨て身の奇策は成功した。驚いた擎蒼は陣形を変更、10万の兵を動かして瑶光の軍を追う。戦況は墨淵の予想通りの展開となり、擎蒼率いる翼族は大敗を喫して包囲された。そこへ墨淵が到着する。大役を果たした瑶光はすでに意識がなく、連宋が抱きかかえていた。墨淵はその姿に心を痛めながら擎蒼の前に歩み寄る。「擎蒼、おとなしく捕まるなら兵たちの命は助かる、だが拒めば亡き天兵のために仇を取る!」しかし擎蒼は墨淵の要求に高笑いした。「お前たち神仙どもを道連れにすれば私も悔いはない!」すると擎蒼はついに神器・東皇鐘を取り出し、空へ投げてしまう。上空に東皇鐘が出現し、大きく口を開いた。鐘の中は激しい炎が渦巻き、瞬く間に功力の弱い兵士たちが吸い込まれて行く。驚いた司音は封印の術を使おうと咄嗟に飛び出したが、擎蒼の長斧の一振りで吹き飛ばされてしまう。しかし後を追って来た墨淵が司音を抱きとめ、白真のもとに返した。墨淵は自ら作った東皇鐘の口を閉じ始めた。しかし擎蒼に邪魔立てされ、激しい戦いとなる。川岸では天軍も翼族もなす術なく2人の戦いを見ていたが、そこへ崑崙虚の弟子たちも駆けつけた。このままでは東皇鐘がその強大な力で地上のあらゆる物を吸い上げてしまうだろう。やがて追い込まれた墨淵は隙を突いて擎蒼を蹴り飛ばし、東皇鐘に吸い込ませた。もはや時間はない。墨淵は東皇鐘に向って空高く舞い上がると、眼下に見える弟子たちの中に司音の姿を見つけた。「私を待て…」すると墨淵は自ら東皇鐘の中に飛び込んでしまう。東皇鐘は墨淵の元神により怒りが鎮まり、再びその形を小さく変えて川に落ちた。ドッカーーーン!激しい衝撃波に誰もが耐えられず目を閉じたが、再び目を開けてみると…。「師父!師父ーーーっ!」元神が消散した墨淵の仙体がゆっくり地上に舞い降りて来た。墨淵を抱きしめながら泣き崩れる司音、弟子たちは一斉に平伏し、離散した師匠を悼んだ。墨淵の仙体を前に崑崙虚の弟子たちは呆然としていた。そんな中、翼君が封印されて戦意を失った離怨たち兄妹は3万の生き残りたちを率いて降伏し、天族皇子に降伏書を差し出す。するとうな垂れていた司音が急に立ち上がり、怒りを爆発させた。「降伏書が何になる?お前たち全員、陪葬してやるっ!」司音は玉清崑崙扇を広げて一振りすると、離怨たちはその衝撃で一斉に倒れ込んだ。疊風と子闌(シラン)が慌てて止めに入ったが、司音は一生かかってでも皆殺しにしてやると叫ぶ。「放せっ!」逆上した司音は師兄たちの手を振り払ったが、白真が咄嗟に司音を点穴して気を失わせた。東華帝君(トウカテイクン)にも墨淵の訃報が届いた。墨淵の元神は東皇鐘の生贄となり、砕け散ったという。東華帝君はしばし呆然としていたが、司命星君(シメイセイクン)にすぐ大紫明宮へ行くよう指示した。その夜、大紫明宮に戻った離鏡は憂さ晴らしに酒を飲んでいた。そこへ玄女が果物を持って来る。「うせろっ!」離鏡は苛立ちのあまり玄女を平手打ちにした。「殿下、あなたのために傷を負い、崑崙虚で陣法図を盗みました 負けたのは義父君の定め、なぜ私に乱暴を?」「戦の勝ち負けなど俺には関係ない、ましてやお前の事情など俺の知ったことか!」「関係ないとでも?戦で翼族が大敗し墨淵が死んだ今、私は崑崙虚の罪人 この世で殿下以外に頼れる人はいないわ」「(ふっ)玄女、お前は頼る相手を間違えている 俺には権力もなく、大哥とも険悪だった 父君が亡くなって大哥が即位したら、すぐ俺を殺すだろうな そんな俺を頼って何になる?」途方に暮れる玄女、するとそこへ内密に天族が訪ねて来たと知らせが…。離鏡は天族の司命星君がなぜ離怨ではなく自分に会いに来たのか分らなかった。すると司命星君は離鏡に翼君を継がせるという。離鏡は興味がないので帰れと言ったが、司命星君は大皇子が即位すれば離鏡の命もないと言った。「母を殺された恨みは?敵を討つ気もないと?」そんな2人の話を玄女が立ち聞きしていた。墨淵の弟子たちは崑崙山に戻った。すると中庭の池で人知れず金蓮の輝きが失われて行く。一方、白真は墨淵の洞窟へ仙体を運び、司音を休ませた。崑崙虚で待っていた折顔は墨淵の仙骸と対面し、悲しみに暮れる。するとようやく司音が目を覚ました。「師父?師父!」つづく(꒦ິ⌑꒦ີ)あああ~9師兄~管理人的最終回がw
2019.07.10
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香蜜沉沉烬如霜 Ashes of Love第26話「南天侯の企み」聖医族の長老から伝書鳩が戻って来た。姑姑(ココ/ケイショウ)は聖医族とは熠王(ユウオウ)に仕えるために生きる者であり、熠王のためなら死を恐れないという。この国に生きる民のため熠王を救うよう命じられた錦覓(ジンミー)、このまま熠王に協力すると決めたが、一族のことを思うとやりきれなかった。翌日、錦覓は南平(ナンペイ)侯府を訪ねた。南平侯の希望通り熠王の寿命をあと10日にするため、薬剤を正確な量で調合したいという。そこで熠王に出された薬膳の過去1年分の品書きから材料、食べた分量にいたるまで教えて欲しいと頼んだ。南平候は容易いことだと認め、尚膳監(ショウゼンカン)に命を出して書き留めた物を届けさせると約束する。錦覓は感謝して帰ることにしたが、庭園で穂禾(スイカ)郡主に引き止められた。穂禾は聖女を散歩に誘い、2人きりになったところで本題に入った。「隠し立ては不要よ、あなたも父の手先だったのね」錦覓は南平侯が郡主を使って探りを入れている可能性があると疑い、用心する。しかしどうやら郡主は南平侯とは考えが違い、父が謀反を起こすことを危惧していた。…熠王のことが好きだから焦っているのね…でも手の内は隠しておこう錦覓は手駒を脅すより南平侯へ苦言を呈してはどうかと勧め、そこで下がることにした。正論を突きつけられ呆然と立ちすくむ穂禾、しかし気がつくと足に蛇が…。穂禾の悲鳴を聞いた錦覓はすぐ引き返した。すると穂禾の足に蛇が巻き付いている。錦覓はそれが彦佑(ゲンユウ)と分かるはずもなく、蛇に効く雄黄(ユウオウ)粉をかけて撃退した。穂禾は気分を害し、駆けつけた配下に竹林を燃やせと命じた。すると錦覓は蛇がちょうど薬酒の材料になると気づき、捕獲して連れて帰りたいと申し出る。穂禾の許可を得て蛇を追跡する錦覓、すると竹林の奥で蛇ではなく、街で絡んできたあの占い師と遭遇した。すぐに穂禾たちも様子を見にやって来たが、彦佑はどうやら穂禾には本当に天界の記憶がないと知る。そこで咄嗟に撲哧君(ボクセキクン)と名乗り、新しい食客だと取り繕った。南平侯府を出た彦佑と錦覓は酒楼に立ち寄った。そこで彦佑は実は錦覓も自分と同じような悩みを抱えていると知る。2人ともある者から望まないことをするよう強要され、苦しんでいた。「命に従えば過ちとなり、背けば心が痛む…」錦覓は思わず吐露し、しんみりしてしまう。しかし彦佑は話を切り上げ、明日の悩みはその時に悩めばいいと言った。傅相(フショウ)は熠王に拝謁し、病を抱える御身を心配して納妃を上奏した。未だ世継ぎの御子がおらず、国ために1日も早く妃を娶るべきだという。しかし熠王は病が癒えてからでいいと拒否、そこで傅相は次に王位継承者を決めて欲しいと上奏した。「こちらが本当の狙いであったようだな…」すると熠王はともかく考えておくと言った。熠王は錦覓の寝殿を訪ね、あん摩の治療を受けていた。そこで従臣から妃を娶って運気を変えるよう言われたと切り出したが、錦覓には何も伝わらない。( ー̀ωー́ )<鈍感な奴め…最初から女子になど興味はない(Ŏ艸Ŏ)oO(ハッ!女子に興味がない? 錦覓は驚いて手を止め、思わず控えている秦潼(シントウ)をふり返る…。熠王は思わぬ誤解を生んだことに気づき、起き上がって訂正した。「月並みな女子にはという意味だ… 聖医族の暮らしをやめ、他の人生を歩みたくはないか? 例えば普通の女子のように生きる…もしくは…王妃として生きる」思わぬ提案に錦覓は驚いて立ち上がると、頑なに拒否した。「私はそんなに頼りないか?」「私は…自分の力だけで生きて行けます」「(ガーン…)」熠王は面目を潰され、逃げるように帰って行った。すると2人の話を立ち聞きしていた羌活(キョウカツ)が現れ、錦覓も熠王を愛しているのかと迫る。錦覓は激しい動悸にお襲われていたが、すぐ否定した。「まさか、そんなわけない」「ジンミー、聖医族の掟を忘れないで、許されないことよ」「分かってる、安心して…」その夜、錦覓は酒の醸造が終わり、龍の鱗で潤玉仙を呼び出した。潤玉は喜び、仙術で月下美人を出して星を降らせる。天界で錦覓と月下美人を愛でる約束は実現できなかったが、これで願いは叶ったも同然だ。そんな2人を天后の密偵が屋根から見ていた。滅霊箭をつがえて錦覓に狙いを定める仮面の男、しかし潤玉が盾となって錦覓に矢を放つことができない。そこへ運悪く熠王と秦潼が現れた。旭鳳(キョクホウ)は見知らぬ男を見ていぶかしんだが、錦覓は実は神仙だと教える。「旭鳳、立派にやっているようだな(フッ」秦潼は潤玉が無礼にも熠王の名を呼んだと激怒して襲いかかったが…。一方、再び錦覓の暗殺に失敗した天后の密偵は深夜の街をぼんやり歩いていた。すると滅霊箭を奪うべく固(コ)城王の刺客たちが襲いかかる。攻防が続く天后の密偵と魔界の刺客、その隙をついて彦佑が滅霊箭を奪った。しかし矛先が自分となった彦佑は、思わず天后の密偵に向かって滅霊箭を投げてしまう。密偵は咄嗟に避けて無事だったが、その先で突き刺さった滅霊箭は刺客たちの手に渡った。天后の密偵は刺客たちに追いつき、無事に滅霊箭を奪い返した。すると今度は暮辞(ボジ)を追っていた鎏英(リュウエイ)が立ちはだかる。鎏英は滅霊箭に気づき、暮辞が誰かを殺すつもりだと気づいた。そこに再び魔界の刺客たちが現れる。先に気づいた鎏英が魔骨鞭(マコツベン)を繰り出し、暮辞を刺客から助けた。2人は魔界の刺客たちと応戦していたが、天后の密偵はそこでようやく矢が偽物だと気づき、姿を消してしまう。潤玉に点穴された秦潼はあっけなく眠った。錦覓をめぐって対峙する潤玉と旭鳳、そこに突然、彦佑が現れる。すると彦佑は火神の記憶がないのを良いことに術をかけて眠らせ、ついに火神に勝ったと大喜びした。錦覓は撲哧君の本当の名前が彦佑で、しかも半仙で神仙の潤玉と知り合いだと知って混乱する。「どうやら騒ぎ過ぎたようだ…」潤玉は仕方なく仙術で錦覓たちから今夜の記憶を消し、彦佑と山荘を去った。彦佑は道すがら潤玉に矢を見せた。「この矢は一体?どこで手に入れたのだ?」「滅霊箭ですよ、大変な財物で手に入れるのに苦労しました…」彦佑は夜神なら恩主の気持ちを変えてくれるかもしれないと考えたが…。一方、錦覓たちは翌朝、羌活に起こされて涼亭で目を覚ました。昨夜の記憶はなく、なぜここで酔いつぶれているのかも分からない。錦覓は酒にまだ蛇の毒が残っていたのかと思ったが、机にはなぜか一輪、月下美人の花があった。潤玉は一見、矢に興味を示さなかったが、天界に戻ると鄺露(コウロ)と一緒に省経閣へ直行した。「滅霊箭を調べよ」「分かりました」すると竹簡を取ろうとした潤玉はうっかり棚から肖像画を落としてしまう。「″龍魚は簌々(ソクソク)と紅色の涙を流す 今朝 出会うも相い離れざらん″ … 北辰君?」そこにはかつて父が使っていた称号の印があった。「この絵は父が?霊火珠か…」美人画の手首にはなぜか霊火珠が描かれていた。一体、この女性は何者なのか。暮辞を探していた鎏英はようやく森の中で追いついた。そこで兄のような旭鳳や友人である錦覓を狙ったら容赦しないと釘を刺し、真鍮の名札を返せと迫る。しかし天后の密偵は無視して先を急いだ。すると鎏英は傷の痛みがぶり返し、その場にしゃがみ込んでしまう。天后の密偵は驚いて引き返し、鎏英の様子をうかがった。鎏英は具合が悪い振りをしていたが、隙をついて密偵の仮面を剥ぎ取ってしまう。ババーン!つづく(  ̄꒳ ̄)鎏英と暮辞と刺客の攻防、長いっ!でも来週から本編だったような気がする、みんな加油!
2019.07.09
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如懿传 Ruyi's Royal Love in the Palace第14話「心ない噂」嫻妃(カンヒ)・烏拉那拉(ウラナラ)如懿(ニョイ)は身投げした皇后の侍女・蓮心(レンシン)を助け、延禧宮(エンキキュウ)にかくまった。宮中で自害すれば家族まで罪に問われるため、如懿は夫まで巻き込むことになると戒める。しかし夫と聞いた蓮心は急に体を震わせ、王欽(オウキン)を地獄へ道連れにできたら本望だと言い放った。「王欽に嫁いだ日に私の人生は終わったのです…」養心殿の副総監に嫁ぎ、相応の身分を得た蓮心、しかし裏では皆に嘲笑されていると知っていた。如懿は阿箬(アジャク)の件を謝ったが、蓮心は今となっては中傷など些細なことだと嘆く。すると蓮心は袖をまくり上げ、あざだらけの腕を見せた。実は嫁いだ日から王欽に折檻されているという。皇后が自分を嫁がせたのは皇帝の心を探り、第2皇子の将来を見据えてのこと、しかも弟妹の面倒を見てもらっているため、窮状を訴えたところで取り合ってはくれないだろう。絶望した蓮心は溺死なら誰にも迷惑をかけず、事故死であれば弟妹も罰は受けないと考えたのだった。しかし如懿は蓮心が死んだら皇后の実家も弟妹を養う理由がなくなると指摘する。最悪の場合、王欽が蓮心の家族を恨む恐れも…。見兼ねた如懿は自分が助けると励まし、ただしその時が来るまで辛抱して欲しいと言った。「時機が来たら必ず助けるわ」「娘娘がこの地獄から救ってくださるなら、耐え忍びます!」そこへちょうど惢心が衣を持ってくる。如懿はこれに着替えたら皇后の元に戻るよう命じた。玫貴人(マイキジン)・白蕊姫(ハクズイキ)のお産が近づく中、乾隆帝(ケンリュウテイ)・弘暦(コウレキ)は即位後初の皇子誕生に期待が高まった。しかし白蕊姫の口内炎は酷くなる一方で、頭痛も続いている。一方、長春宮(チョウシュンキュウ)には皇后派の慧貴妃(ケイキヒ)・高晞月(コウキゲツ)、嘉貴人(カキジン)・金玉妍(キンギョクケン)、儀貴人(ギキジン)・黄綺瑩(コウキエイ)が集まっていた。皇后・富察(フチャ)琅嬅(ロウカ)は玫貴人のお産に向けて万全の準備を進めていたが、高晞月は面白くない。「女かもしれませんよ、それに玫貴人は体調も悪そうですし…」慧貴妃の意味深長な言葉に一同は黙り込んだ。すると重苦しい空気を金玉妍が破り、正月やお産で忙しい皇后を気遣う。琅嬅は気が利く嘉貴人こそ頼りだと告げ、高晞月は立場がなかった。その時、急に儀貴人がえずいてしまう。内務府は皇帝が皇子誕生を楽しみしていると察して内閣を急かし、早くも玫貴人の子供の名を上奏させた。その夜、延禧宮に渡った弘暦は名前の候補を見ながら、如懿にどれがいいか尋ねる。すると如懿は皇帝が玫貴人の子に希望を託していることから″琋″を選んだ。「永琋(エイキ)か…朕も永琋が気に入った」しかしそこへ予定より1ヶ月も早く玫貴人が産気づいたと報告が来る。弘暦は如懿にも一緒に来て欲しいと頼み、すぐ永和宮へ向かった。弘暦と如懿は永和宮で皇后と合流、難産が予想されるため偏殿で待機した。やがてついに産声が聞こえたが、それにしては弱々しい。すると侍医・斉汝(サイジョ)が慌てて駆け込んできた。実は男児が生まれるもすぐ息を引き取ったという。琅嬅は産声を上げたはずだと訴えたが、斉汝は口をつぐんだ。弘暦はその目で確認するべく王欽に子供を連れてくるよう命じたが…。王欽が包みを抱いて戻って来た。赤子の姿を垣間見た弘暦、琅嬅、如懿は一様に言葉を失ってしまう。斉汝はこの通りの身体のため長く生きられなかったと説明した。弘暦は衝撃のあまり崩れ落ちるように椅子に腰掛け、呆然となる。琅嬅は王欽に直ちに玫貴人が死産で子はすぐ葬ったと公表するよう命じ、赤子のことはかんこう令を敷いた。この件を知っているのは皇帝と皇后、嫻妃、王欽、斉汝…。しかし赤子を埋葬するために出て行った王欽は運悪く慧貴妃と出くわした。高晞月は王欽が何を運んでいるのか気になって思わず見てしまう。それは絶命した玫貴人の子供だった。「なぜこんな姿に?!」「玫貴人に福がなかったのです」すると王欽は何も見なかったことにして欲しいと頼んで先を急いだ。琅嬅は深く傷ついた皇帝を先に休ませ、如懿と一緒に玫貴人のもとへ向かった。しかし白蕊姫からなぜ赤子に会わせくれないのか訴えられ、口ごもってしまう。如懿は仕方なく皇后に代わり、生まれてすぐ亡くなったと告げた。産声を聞いた白蕊姫は信じられないと動揺し、しかもすでに埋葬されたと知って号泣する。琅嬅はこれも玫貴人を悲しませないよう皇帝が配慮したと言い聞かせた。「皇后娘娘…私の子は男でしたか?女でしたか?」「…皇子よ」憔悴した身体で嘆き悲しむ玫貴人、如懿はその弱々しく哀れな姿に心を痛める。すると琅嬅は玫貴人を静養させるために面会を一切、禁止とし、事実上の禁足とした。皇太后は白蕊姫の子供が死産だと聞いて落胆した。翌日は皇帝を呼んで慰めたが、弘暦は赤子の姿が目に焼き付いて離れないという。そこで皇太后は今回の件の真相を探るべきか確認した。しかし弘暦は皇后と侍医が玫貴人に付き添っていたことから、今は波風を立てたくないという。皇帝は永和宮から足が遠のいた。あれから半月…。白蕊姫は療養と言えば聞こえはいいが幽閉されたも同然だった。涙に暮れる毎日を過ごす主人を見かねた侍女・俗雲(ゾクウン)は、ただ待つより自分たちで方法を考えようと進言する。その夜、紫禁城は雪が降り続いた。如懿は珂里葉特(ケリエテ)海蘭(ハイラン)と雪を眺めながら、一月になっても皇后が玫貴人の外出を認めないと心配する。海蘭はしみじみ勢いを失うと潮が引くように人が離れて行くと漏らした。どちらにしても中傷に心を痛めるだけ、今は外に出ない方が良いだろう。「寵愛を得てもいずれ失う日が来る 咲き誇る花の命は短い、風雪には耐えられぬもの、それが分かればいいのだけれど…」今年は風雪が続き、皇妃たちの皇太后への挨拶は免除されていた。この日は雪も上がり、皇帝の提案で久しぶりに慈寧宮(ジネイキュウ)に皇后や妃嬪たちが顔を揃える。しかし産褥(サンジョク)が過ぎたはずの玫貴人の姿はなかった。琅嬅は玫貴人の心の傷が癒えないため、養生に専念させていると説明する。皇太后は気落ちし過ぎるのも良くないと話し、何より妃の務めは皇帝に仕えることだと戒めた。気まずい雰囲気が流れる殿内、しかし琅嬅は朗報があると告げる。実は儀貴人が懐妊してふた月になるという。ふさぎ込んでいた弘暦の顔に久しぶりに笑顔が戻り、皇太后もめでたいと喜んだ。慈寧宮からの帰り道、高晞月は如懿から玫貴人のお産の夜に何があったのか聞き出そうとした。皇帝の落ち込みようがあまりにひどく、玫貴人を強く拒絶しているように見えるという。「聞いたのよ、このひと月の間、安華殿で経を上げさせているのは 玫貴人の子が人ではなかったからだとか…」驚いた如懿は何もなかったと否定し、妙な噂を広めれば皇帝を傷つけるだけだと諌めて先に帰ってしまう。高晞月はもしや嫻妃が子を見ていないのかと思ったが、侍女・茉心(バツシン)は口止めされているのだと言った。如懿はまさか高晞月が死産の子を見たとも知らず、宮中でどんな噂があるのか気になった。そんな矢先、玫貴人が首を吊ったと知らせが来る。皇帝と后妃たちはすぐに駆けつけ、閑散としていた永和宮は突如、慌ただしくなった。玫貴人は首を吊ったが、俗雲がすぐに気づいて無事だった。弘暦は宮中での自害は大罪だと激怒したが、玫貴人は涙ながらに苦境を訴える。「生まれた子に関する話を私が耳にせぬよう皇后は私が誰とも会えぬようになさった かような仕打ちを受けるのなら死んだ方がましです」すると高晞月は、死産ならまだしも″化け物を産んだ妖女″などと噂されれば自分も耐えられないと言った。寝耳に水だった白蕊姫は這うようにして皇帝の足にすがりつき、泣き崩れてしまう。弘暦は流言を真に受けるなとなだめたが、白蕊姫は我が子をひと目も見ることができなかったのは噂の通りだからだと合点がいった。憤慨した弘暦はすぐ王欽に噂の出所を調べるよう命じ、見つけ次第、厳罰に処すと決める。如懿は憔悴した玫貴人に同情し、皇帝の言う通り養生して希望を持つよう励ましたが…。高晞月は帰り際に皇帝を呼び止め、玫貴人に後を追わせても良いのではと進言した。死産は不吉で忌むべきであり、せっかく懐妊した儀貴人にも悪影響があると警告する。しかし如懿が現れ、お産に死はつきもの、玫貴人は噂に悩んで追い詰められたに過ぎないとかばった。すると高晞月は玫貴人が不吉な女だと言い返し、自分たちが懐妊して死産になってもいいのかと迫る。「その時は首を吊るの?」「慧貴妃、もうやめよ」弘暦は呆れて2人を止めた。つづく(꒦ິ⌑꒦ີ)蓮心、良かった~早く助けて~マイマイの件、黒幕は金玉妍なのか慧貴妃や純嬪を焚き付けて、うまく立ち回ってるのね
2019.07.08
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如懿传 Ruyi's Royal Love in the Palace第13話「やまない雨」嫻妃(カンヒ)・烏拉那拉(ウラナラ)如懿(ニョイ)の侍女・阿箬(アジャク)は口が災いとなり慧貴妃(ケイキヒ)・高晞月(コウキゲツ)の逆鱗に触れた。高晞月は厳罰として平手打ちを命じ、阿箬は侍女・茉心(バツシン)から頰をひっぱたかれてしまう。如懿は寛大な処置を嘆願し、阿箬にも勤めがあり、顔の腫れは見苦しいと訴えた。その時、雷鳴と共に雲行きが怪しくなる。そこで高晞月は太監・双喜(ソウキ)に阿箬を6刻ほどひざまずかせて反省させるよう言いつけた。また阿箬のしつけが悪かったとして嫻妃にも罰として写経を命じる。阿箬は主人に助けを求めたが、如懿は自分で責任を取るよう突き放した。紫禁城は激しい暴風雨となった。如懿は夕方までに″仏母経″を100回、書き写さねばならない。それでも冷たい雨の中でひざまずいている阿箬を思い、自分の名前で侍医を呼ぶよう命じ、熱い風呂や布団など準備しておく。阿箬がいくら軽率でも実家から連れてきた古参の侍女、見捨てるわけにはいかない。一方、螽斯(チュウシ)門でひざまずく阿箬の前にある娘娘(ニャンニャン)が現れた。娘娘はそっと手を差し伸べると、阿箬は藁にもすがる思いでその手をつかみ…。そろそろ日が暮れる頃、皇后・富察(フチャ)琅嬅(ロウカ)は新婚の蓮心(レンシン)に帰って休むよう告げた。しかし蓮心は皇后の世話をしたいと訴え、ひざまずいて泣き出してしまう。琅嬅は良心がとがめたが、嫁いだ以上は互いに思いやって暮らすようなだめた。皇后から拒絶され絶望する蓮心、すると素練(ソレン)が弟妹は皇后の実家で世話になっていると教える。「ご恩に報いなさい、今は辛くてもしばらくは我慢を…全て皇后娘娘と二阿哥のためなのよ」阿箬は結局、6刻を待たずに延禧宮(エンキキュウ)へ戻って来た。何でも慧貴妃の怒りが収まったので帰っていいとお達しがあったという。如懿は阿箬を自ら手厚く介抱したが、後宮では失言1つで命を失うことになると叱った。しかし阿箬は主人に冷たい皇后への仕返しに蓮心を皮肉ったのは忠誠心だと訴え、いつも慧貴妃に押さえつけられるばかりだと悔しがる。呆れた如懿は勝てない戦を挑んでも墓穴を掘るだけだと言い聞かせ、次はもう助け舟は出さないと釘を刺した。阿箬を寝かせると惢心(ズイシン)が戻って来た。実は慧貴妃が写経を確認もせず、字が雑で反省の色がないとし、再度100回、書き写すよう命じたという。如懿はただの嫌がらせだと分かっていたが、それでも書くしかなかった。しかしどうやら阿箬だけでなく、貴妃にも分別とは何かを教えてやる必要があるらしい。すると如懿はまず経ではなく、ある詩を書き始めた。翌朝、乾隆帝(ケンリュウテイ)・弘暦(コウレキ)は永和宮を出立し、朝議に向かった。延禧門で待機していた惢心は皇帝の一行が通りかかると、気づかないふりをして大道に飛び出す。すると養心殿の副太監・王欽(オウキン)が輿を止め、拝跪していない侍女を叱った。惢心は慌ててひざまずき無礼を詫びると、ちょうど皇帝に届け物に行く途中だったと告げる。弘暦は如懿の書いた劉禹錫(リュウウシャク)の″浪淘沙(ロウトウサ)″を読み、かつて今日が銭塘江(セントウコウ)の逆流が最も壮観な日だと話したことを覚えていてくれたと喜んだ。とは言えその逆流にのまれる者も多く、如懿は民の無事を祈願して100回も写経したという。弘暦は感心し、一枚もらって残りを神棚に供えることにした。꒰⌯͒ ˙꒳˙)<ごんそん、わんしゃ~ん如懿の作戦は成功した。惢心から報告を聞いた慧貴妃は絶句、さすがに皇帝には逆らえない。こうして如懿は慧貴妃の嫌がらせから解放され、阿箬も薬のおかげでだいぶ回復した。如懿は阿箬のあの気性では後宮に向かず、また面倒を起こすと危惧し、惢心に若いうちに嫁がせると打ち明ける。しかしその話を立ち聞きしていた阿箬が現れ、追い出さないで欲しいと涙ながらに懇願した。仕方なく如懿は女官が後宮を出ることが認められる25歳まで勤めることを許可する。阿箬は安堵して笑顔を見せたが、下がった途端に表情は一変、冷ややかな目つきになった。宮殿がうっすら雪化粧した朝…。高晞月は父・高斌(コウヒン)の軍機処(グンキショ)入りが阻まれたと知り、養心殿に押しかけた。老臣たちの顔を立てて断念した弘暦だったが、仕方なく高斌を河北(カホク)の干ばつの視察に行かせると決める。ここで手柄があれば自ずと軍機処に入れるだろう。満足した高晞月は養心殿を出ると、偶然、泣いている太監・小禄子(ショウロクシ)を見つけた。聞けば河北の干ばつで家族が行方不明だという。高晞月は小禄子の弟・小福子(ショウフクシ)が延禧宮の太監だと気づき、嫻妃に話したかと聞いた。相談していないと知った高晞月は父親が視察に行くので家族を探してやると恩を着せる。小禄子は平伏して感謝したが、慧貴妃の姿が消えると嘘のように元気になった。実はその裏には嘉貴人(カキジン)・金玉妍(キンギョクケン)の侍女・貞淑(テイシュク)が…。金玉妍は子宝に恵まれず、子孫繁栄の聖地とされる螽斯門へ神頼みに行くことにした。すると偶然、慧貴妃と出くわす。2人は一緒に歩き始めたが、そこへ玫貴人(マイキジン)・白蕊姫(ハクズイキ)の輿がやって来た。親しそうに挨拶する金玉妍、しかし犬猿の仲である高晞月と白蕊姫はまたもや舌戦を繰り広げる。「懐妊中ゆえ動きが取れず輿の中から失礼を(フフ」「今日のところは許すわ、でもお産の後は屁理屈は通らないわよ」「皇子の母は屁理屈は申しません」「なぜ皇子だと?」「身ごもってから希望を持っていますの、お腹に子がいないとその希望さえ持てませんね」「生まれるまでまだ日がある、大事にしなさい、失望せぬようにねっ」憤慨して先を急いだ高晞月は、嘉貴人がなぜ芸妓ごときに敬意を払うのか分からない。金玉妍は″お腹の子″に敬意を払っただけだと言い訳したが、本当に皇子なら玫貴人を無視できないと警告した。↓高晞月と金玉妍咸福(カンフク)宮に戻ると、茉心は主人に本音を漏らした。玫貴人は慧貴妃を目の敵にしており、即位後の第1子を産めば慧貴妃が不利になるという。高晞月はもしや何か策があるのかと聞いた。すると茉心が実は御膳房で魚を扱う小禄子が一計を案じたと教える。果たしてその謀とは…。金玉妍が長春宮(チョウシュンキュウ)を訪ねると、皇后がつわりの酷い玫貴人を心配していた。通常なら三月(ミツキ)を過ぎれば落ち着くが、侍医の報告でも経過は思わしくないという。即位後の第1子は重視されるだけに万一は許されなかった。金玉妍は確かに大切な子だと同意し、実は皇后の名代として玫貴人の見舞いに足繁く通っていると伝える。ただ玫貴人は懐妊で情緒不安定なのか時折、慧貴妃と言い争っていると教えた。琅嬅は嘉貴人が慧貴妃より気が利くと喜び、玫貴人も嘉貴人のように大人になって欲しいと漏らす。すると後ろ盾のない金玉妍は皇后だけが頼りだと訴え、自分の言動のすべてが皇后のためだと歓心を買った。金玉妍は啓祥(ケイショウ)宮に戻ると子宝の薬を飲んだ。しかし避妊薬をやめたばかりのせいか、未だ効果はない。嫁いだばかりの頃、ちょうど哲妃(テツヒ)が長子を身ごもっていた。哲妃は結局、第2子となる公主が難産で母子ともに亡くなってしまう。金玉妍は皇后の陰謀だと考え、もし嫡子と同世代の子を産めば皇后を敵に回すと怯えた。そこで自ら避妊薬を飲む道を選んだが、今はいつか皇帝が気に入る皇子を産みたいと願う…。白蕊姫は皇子を産んだ純嬪(ジュンヒン)・蘇緑筠(ソリョクイン)から″魚や海老は胎児を育てる″と聞いていた。永和宮には毎日のように生の魚が運ばれ、通り道である延禧宮まで生臭くなる始末。そんなある日、珂里葉特(ケリエテ)海蘭(ハイラン)は如懿に玫貴人の見舞いに行くべきか尋ねた。どうやら純嬪や嘉貴人は頻繁に玫貴人を見舞っているらしい。如懿はもちろん礼儀上、行くべきだと告げ、2人で出かけることになった。如懿と海蘭が見舞いに行くと、今日も蘇緑筠が玫貴人に付き添っていた。玫貴人は口内炎で食欲もなく、夜も眠れずに目が覚めても頭痛がするという。侍医たちが寝殿に詰めて薬を煎じていたが、一向に好転する様子はなかった。しかし蘇緑筠や如懿からきっと皇子だと言われて安心し、海蘭も懐妊中は具合が悪かった純嬪がお産後は元気になったと励ます。玫貴人は喜び、何かと気遣ってくれる嘉貴人も良い人だと褒めた。実はお腹の子のために何を食べたらいいか純嬪に聞いてくれたのも嘉貴人だったという…。永和宮を出ると日が短くなったせいですっかり日が落ちていた。如懿は惢心たちと永璜(エイコウ)の迎えに行ったが、近道した御花園で池に落ちた蓮心を発見し救助する。しかしここは夜間に人が通る場所ではなく、如懿はこの件を内密にして蓮心を延禧宮へ連れ帰った。つづく(  ̄꒳ ̄)地味に暗躍していた嘉貴人がいよいよ目立って来ましたで、阿箬を引き込んだのはやっぱりあの方?とんでもない侍女を連れて来ちゃって、如懿こそ自業自得のような…
2019.07.08
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香蜜沉沉烬如霜 Ashes of Love第25話「後継者探し」熠王(ヨウオウ)・旭鳳(キョクホウ)は南平(ナンペイ)侯と傅相(フショウ)の前で喀血した。しかしただの風邪だと取り繕い、辺境の様子を尋ねる。南平侯は咄嗟に傅相が軍務を取り仕切る限り心配ないと伝え、文官である自分たちも全力で補佐すると安心させた。そこへ聖女・錦覓(ジンミー)が到着し、南平侯と傅相は下がることにする。すると寝殿を出た傅相が南平侯の出過ぎた進言に憤慨、熠王に自分への不興を抱かせるつもりかと不満をあらわにした。南平侯は傅相をなだめ、喀血した熠王がただの風邪ではないとほのめかす。傅相はふと政(マツリゴト)に忙しい熠王には世継ぎはおろか妃すらおらず、玉体に何かあればこの国は誰が継ぐのかと心配になった。先王が大規模に処刑を行ったせいで熠王の親族はことどとく命を失くした結果、世継ぎの当てもない。結局、傅相は南平侯に言いくるめられ、北苑山荘をあとにした。片や南平侯は今度は娘を送り込んで熠王の様子をうかがうことにする。ただし穂禾(スイカ)が動揺して判断が鈍らぬよう、熠王の病の件は秘密にすることにした。その頃、卞城(ベンジョウ)公主・鎏英(リュウエイ)は愛する暮辞(ボジ)を探していた。やがて高山で暮辞の気配を見つけたが、出てくる様子はない。鎏英は暮辞を呼び出すため、覚悟を決めて崖から飛び降りた。物陰に隠れていた天后の密偵は慌てて黒い霧となって助けに向かい、落下する鎏英を抱きとめて着地する。再会を果たした鎏英は、暮辞にずっと会いたかったと訴えた。しかし仮面の男は鎏英の知っている暮辞は死んだと言い放つ。驚いた鎏英は″幽冥(ユウメイ)の怒り″が出現した後に暮辞が失踪したことから、あの時、忘川(ボウセン)で一体、何が起こったのか尋ねた。…身寄りがなかった暮辞は千年前、鎏英が狩りで傷つけたのをきっかけに卞城王が引き取って育てたしかし突然、忘川に″幽冥の怒り″が現れ、暮辞がこれを解いた時に瞳が黒く光るこれは純粋な滅霊族の血脈だけが成人後に見せる特殊な現象だったかつて魔界の転覆を謀り、反旗を翻した滅霊族はすでに根絶やしにしたはず思いがけず生き残りを見つけた魔尊と固(コ)城王は暮辞を封印し、日没の地に落とすことにした…仮面の男は当時の記憶が一瞬、頭をよぎったが、鎏英に過去を知る必要はないと言った。「暮辞は消えた、それだけを心に刻んでくれ」仮面の男はそう言い残し、鎏英の元を去ってしまう。翌日、南平郡主・穂禾が北苑山荘を訪ねた。兵法を学んだ穂禾は熠王の修練に付き合っていたが、そこに錦覓が薬湯を運んでくる。穂禾は噂の聖女がどんな顔なのか興味津々、思わず面紗を外そうとした。熠王は掟だとたしなめたが、穂禾は面紗を利用して刺客でも紛れ込めば危険だと訴える。すると熠王は急に激しく咳き込み、穂禾の前で喀血した。熠王は気を失い、寝殿に運ばれた。錦覓は激しく動揺する穂禾をなだめ、羌活(キョウカツ)に郡主を送るよう頼む。しかし穂禾と羌活が出て行くと、熠王は何事もなかったように起き上がった。「名演技だろう?」…熠王は事前に錦覓を呼び出し、自分が天に召されたと南平侯に伝えるよう命じていた。南平侯が喜んで尻尾を出した隙に反撃するという。実は熠王は南平侯が錦覓に接触したことをすでに知っていた。この国は内憂外患、権力のために自分を排除しようとする動きがあると分かっている。熠王はしばらく錦覓の様子を見て来たが、南平侯へ返事をする様子がないことから、錦覓が自分側についたと判断した。話を聞いた錦覓も熠王に協力を惜しまないという。「私の症状については君に任せよう」「(*゚▽゚)*。_。)ウン」そこで錦覓は熠王が希望の効果を得られるよう、七情散を飲ませることにした。しかし副作用が出るため長期間は飲めず、服用するときは感情の起伏を避けるよう警告しておく。熠王は疑り深い南平侯のこと、恐らく真意を探るために穂禾を送り込んで来ると予想し、穂禾の前でもひと芝居打つと決めた…。錦覓は最高の演技だったと熠王を絶賛した。しかし熠王は錦覓の腕を引っ張って寝台に座らせ、よりによって腎機能の病に仕立てたと憤慨する。「私は未婚の身、行為を成せぬと大声で触れ回れば私の名声に傷がつく 妃のなり手がいなくなれば責任を取ってくれるか?」「わっ王上、お怒りなきよう~七情散の服用中、怒りは禁物です!」すると熠王は感情を落ち着かせるためにも、ずっと気になっていた錦覓の顔が見たいと言い出した。「山にいた時はこの上なく大胆に私の体を触ってくれたな? 山で軽薄な真似をした責任を逃れるつもりか?よもや聖女は風変わりにも土賊しか好まぬと?」じりじりと迫り来る熠王…。「もっ申し訳ありません、私は罪深く、万死に値します」「分かっているぞ、命は惜しいのだろう?」「不不不っ!もちろん命は惜しいですが、王上への忠誠とは比較になりません」「欲しいのは忠誠ではない」錦覓は動揺して身動きが取れずにいると、熠王はそこであきらめた。それでもいつの日か必ず面紗を外させてみせると告げる。錦覓は動悸が激しくなって呼吸まで苦しくなり、ついに耐えきれず立ち上がった。「このジンミーが誇れるのは忠義のみ、お望みを叶えるのは無理です!」錦覓は山でのことは夢だと思って欲しいと伝え、慌てて出て行った。錦覓が飛び出して行くと秦潼(シントウ)が姿を見せた。熠王は詩経を投げつけ、秦潼を信じた自分が愚かだったとぼやく。「まさか聖女が逃げ出すとは…王上、男女の仲は戦と同じ 聖女の身持ちが堅いならば通常の陣地戦ではなく、徹底的に陣地を固めた攻城戦が必要かと」「では″呉子(ゴシ)″を持ってまいれ」しかし″武経七書″は全て熠王を攻略するために穂禾が借りていた。(´・ω・)<…では腎機能が治る日まで待つかな(´゚艸゚)∴ブッ(っ`ω´)╮シュッ! =͟͟͞͞θ☆)゚◇゚)))オゥ南平侯府に戻った穂禾は従兄が目の前で喀血して倒れたと父に報告、泣き崩れた。聖女が診察したが、長年の疲労がたたって助からないという。南平侯は娘をなだめながら、縁談を決めた先王が幸いにも故人なので破談にできると安心させた。しかし穂禾は12歳の時から密かに作らせていた花嫁衣装と喪衣(モギヌ)を披露して覚悟を示す。激怒した南平侯は熠王に決して嫁がせないと声を荒げたが、穂禾にとって夫と決めた相手は従兄だけ、命ある限り自分たちを引き離すことはできないと断言した。困り果てた南平侯は聖女を呼びつけた。聖女のおかげで熠王の病が悪化していると誤解している南平侯、すると熠王の寿命をあと10日にして欲しいという。「計画が変わったのだ、10日後は百官大会で国中の文官や武官がすべて出席する そこで旭鳳を廃すつもりだ、そなたの仕事はその大会の最中に旭鳳を死なせること」「…御意」錦覓は拝命して戻ったが、いよいよ隠し切れなくなって羌活に相談した。南平侯は聖医族全員を人質に取り、脅しを強めるため配下を村に忍ばせたらしい。2人はこのままではらちが明かないと気づき、長老に相談するため伝書鳩を飛ばした。つづく( ˙꒳˙ )そろそろ下ネタも飽きてきた~でもまだ半分も終わってないのね
2019.07.06
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香蜜沉沉烬如霜 Ashes of Love第24話「熠王の恋煩い」卞城(ベンジョウ)公主・鎏英(リュウエイ)を助けたのは天后の密偵だった。鎏英は仮面の男が幼なじみで想い人の暮辞(ボジ)だと気づくが、男はしらばくれて姿を消してしまう。しかも2人で一緒に刻んだ真鍮の名札を奪って…。鎏英は魔骨鞭(マコツベン)に名札がないと気づき、思い出を返しくれと泣き叫んだ。物陰からその様子を見ていた仮面の男は、幸せだったあの頃を思い出して胸が痛む。…あの日、鎏英は名札のお返しに自分の心を暮辞に贈った『私の心をあなたにあげる、大切にしてね』暮辞は鎏英を抱きしめ、命が尽きるその時まで胸の最も近いところにつけておくと誓った…「すまない、約束を破って…」仮面の男の手には鎏英が贈った首飾りがあった。熠王(ユウオウ)・旭鳳(キョクホウ)と鴉鴉(ヤーヤー)は同一人物だった。錦覓(ジンミー)の診察では熠王の脈は正常だったが、なぜか次々と症状を訴えられてしまう。こうして熠王の診察を続けることになった錦覓、しかし何の病か分からず頭を悩ませた。「医術なら聖医族に勝る者はおらぬと聞く その聖医族の聖女が数日たっても何の病か診断できず、恥ずかしくないのか?」「…どうかお許しを、必ずお治ししますので猶予をください」↓(  ̄꒳ ̄)ニヤリ話を聞いた姜活(キョウカツ)は熠王が恋煩いではないかと気付いた。錦覓はあり得ないと否定し、そもそも恋煩いなど医学書に載っていないと叱る。しかし熠王が許嫁の穂禾(スイカ)郡主よりも聖女を厚遇していることから、侍女たちの間で熠王が聖女を気に入っていると噂が広まった。この話は当然、穂禾の耳にも入る。穂禾は面目を保つため、ただの邪推だと取り合わなかったが…。偶然、侍女たちの噂を聞いた羌活は、熠王の命に関わる病でなければ村に帰ろうと切り出した。しかし錦覓は正しい診断をせずに戻れば聖医族に恥をかかせると拒否する。何より熠王に万一のことがあれば聖女である自分も埋葬されてしまうという。羌活は確かにその通りだと思い直したが、どこかすっきりしなかった。熠王は仮病を使って錦覓を引き止めていた。しかし親衛・秦潼(シントウ)の話ではこの数日、聖女の体調が悪いという。驚いた熠王は急いで寝殿に駆けつけ、錦覓を見舞った。∫* ˙꒳˙)oO(男前だし、とても優しい♪王妃になる人は何て幸せなのかしら♡実はそんな2人の様子を潤玉(ジュンギョク)の元神が目の当たりにしていた。( ತ _ತ)oO(旭鳳…これまで何でも譲り合ってきたが、ジンミーだけは駄目だ天后の密偵は命令に従い、穂禾に天界での記憶を思い出させることにした。しかし穂禾は突然、目の前に現れた仮面の男に驚き抵抗する。すると男は急に蠱毒の発作に見舞われ、慌てて姿を消した。その夜、彦佑(ゲンユウ)は滅霊箭を狙い、天后の密偵の隠れ家に侵入した。しかし仮面の男は気配を察して目を覚まし、隠れ家を飛び出して森へ逃げ込む。彦佑は追いついて手合わせになったが、男の掌に跳ね返された。すると男はその隙に姿を消してしまう。「奴は一体、何者だ?手強そうだ…」翌朝、目を覚ました錦覓は窓紗からうっすらと見える人影に気付いた。てっきり羌活が早起きしていると思ったが、咳払いで熠王だと分かる。驚いた錦覓は慌てて面紗を付けて挨拶に出ると、熠王は照れ隠しに風邪が治っていたら診てもらいたいと頼んだ。しかし脈診してもやはり脈は強く問題はない。熠王から再び病を判断できないことを追及された錦覓は、苦し紛れに恋煩いではないかと診断した。「お相手の娘さんが良薬になると…」すると羌活が錦覓の朝食を持ってやって来た。まさか熠王がいるとは知らず、羌活は慌ててひざまずいて無礼を詫びる。熠王は″羌活″と聞いて、ふと錦覓の最初の診察を思い出した。なるほど″羌活を試してみては?″と言った真意はこれだったのかと苦笑い。「そう言えばもうすぐ灯節(トウセツ)だ、好きな灯籠は?」「うーん…鳳凰灯です」熠王は鳳凰と聞いて思わず笑みを浮かべ、帰って行った。思いがけず熠王と錦覓の親密さを目の当たりにした羌活は…。隠れ家に戻った鎏英は夢を見ながらうなされていた。あれは暮辞と一緒に忘川で船に乗った時のこと…ちょうど船が接岸した時、突然、″幽冥(ユウメイ)の怒り″に襲われた暮辞はすでに桟橋にいたが鎏英は船頭と一緒に流されてしまう仕方なく鎏英は咄嗟に船から桟橋に向かって飛び出し、暮辞が抱きとめたしかし…鎏英はそこで目を覚ました。あの時、暮辞は鎏英を守るため自分が盾となり、幽冥の怒りを鎮めることに成功する。鎏英はすぐ暮辞の元に駆けつけたが、幽冥の怒りを一身に受けた暮辞の目の色が妖しく変わっていた。「あの時、何が?なぜ他人のふりをするの?」錦覓は南平(ナンペイ)侯への連絡を怠っていた。熠王と南平侯の板挟みとなって苦悩する錦覓、しかしその様子を見た羌活は錦覓も恋煩いだと疑う。そこで羌活は錦覓がここを離れたくないのではと探りを入れたが、錦覓は聖女である自分の職務だと否定した。羌活は自覚があるなら良かったと言って茶を勧めたが、どこか様子がおかしい。一方、聖女に何の動きもなく苛立ちを隠せない南平侯。どうやら少し脅しをかける必要があると考えた。その夜、錦覓のもとに再び南平侯から密書が届いた。…聖医族の命を救いたければ10日後に熠王を殺せ…錦覓は密書を燃やすと、悶々としながら中庭に出た。すると天后の密偵が密かに侵入し、物陰から滅霊箭を放つ。錦覓は突然、向かってきた矢に呆然となったが、危ないところで潤玉が現れた。潤玉は水の術で滅霊箭を弾き返し曲者を阻んだが、天后の密偵は滅霊箭を取り戻して逃げてしまう。錦覓は潤玉に感謝した。もしや南平侯かと疑ったが、脅しの文のあとにすぐ命を狙うとは思えない。一方、潤玉はあの矢が人間の武器ではなかったことから、ある人物の関与を疑った。そこで錦覓に龍の鱗を渡し、自分を呼び出せる呪術をかけておく。錦覓はお礼に自分で力になれることがあれば言ってくれと申し出た。すると潤玉は酒を造って欲しいと頼む。「友がこう言っていた、花を愛でながら美酒を飲めば日常を忘れられる…と」「お任せください!」潤玉が屋敷に戻ると縁機(エンキ)仙女が現れた。「私の不在が分かるのは天界でも縁機仙女だけ、何か大事な話があって下界に来られたのか?」縁機仙女は天帝が錦覓の歴劫への干渉を禁じていると話し、夜神がその命に背いていると諌めた。しかし潤玉は錦覓が命を狙われたと教え、それが人間の仕業でないことくらい観塵鏡(カンジンキョウ)で分かったはずだと指摘する。「錦覓は私の許嫁だが、先の花神と水神の娘でもある 天帝も目をかけており、歴劫が終われば慣例を破って錦覓を花神にするつもりだ 将来の花神に何かあれば天帝は必ず追求するはず 縁機仙女が罪を着せられた時に身の安全を守ってくれるのは誰だとお考えか?」潤玉は遠回しに脅して縁機仙女を追い払った。その朝、朝議の時間になっても熠王は姿を見せなかった。仕方なく南平侯と傅相(フショウ)は寝殿の中庭で待っていたが、やがて秦潼(シントウ)が現れ、門衛に聖女を呼んでくるよう命じる。驚いた南平侯と傅相は秦潼が止めるのも聞かず、寝殿に乗り込んだ。すると熠王が苦しそうに咳き込んでおり、口に当てていた手巾には鮮血が…。つづく( ๑≧ꇴ≦)下ネタいつまで続くのか?!それにしても潤玉の元神登場シーン、恐いわっ(O_O)
2019.07.05
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香蜜沉沉烬如霜 Ashes of Love第23話 「聖医女召喚出」錦覓(ジンミー)は貴重な薬材である千年人参を無断で使ったことが露見し、長老たちに詰問された。しかし何の前触れもなく、熠王(ユウオウ)から迎えの馬車がやって来る。体調がすぐれない熠王が聖女を召喚したというのだ。長老はもはや聖女をとがめている状況ではなく、すぐに錦覓と従者の羌活(キョウカツ)を都へ送り出す。こうして錦覓と羌活は初めて賑やかな都にやって来た。錦覓と羌活は街で馬車を止め、物珍しそうに食べ物を買った。すると任務で人間界に降りて来た彦佑(ゲンユウ)が占い師に扮して錦覓に接触する。しかし″六界美人鑑賞教典″で花界・錦覓の肖像画を見せても、錦覓はやはり何も覚えていなかった。護衛たちは聖女が露店で占い師に絡まれていることに気づき、急いで駆けつけ2人を馬車に戻す。彦佑は仕方なく錦覓たちを見送ったが、その馬車を燎原君(リョウゲンクン)の転生・秦潼(シントウ)が追跡していた。錦覓たちはなぜか留香居という茶楼の個室に案内された。すると南平(ナンペイ)侯が現れ、錦覓と2人だけで話があるという。南平侯は熠王の状況を随時、報告するよう頼み、病状が重いかどうか知りたいと言った。もし聖女が自分の言う通りに動いてくれるなら殉葬を免除し、聖医族が平和に暮らせるよう取り計らうと持ちかけるが…。錦覓と羌活は無事、北苑山荘(ホクエンサンソウ)に到着した。熠王は回廊を歩く錦覓の姿を見て安堵したが、秦潼の報告では街中で妙な占い師が現れ、その後、一行は留香居に寄ったという。すると熠王はまず占い師のこと調べるよう命じた。留香居の方ならあらかた察しがつく。…ジンミー、不穏な情勢に君を巻き込みたくなかった…だがこうなった以上、私が何としてでも危険から君を守り通そう錦覓と羌活は涼亭で熠王からの差し入れをつまみながらくつろいでいた。侍女の話では熠王に妃はいないという。羌活は古(イニシエ)の王には妃嬪が多くいたと話し、眉目秀麗と評判の熠王に妃が1人もいないことを不思議がった。しかし錦覓はすぐある可能性に気づく。「あなたの名前である″羌活″の薬効が分かる?腎を温め陽を補うことで男子の… だからその~男子の疾患を治せるのよ」羌活は首を傾げたが、そこへ聖女を迎えに侍女がやって来た。錦覓は薬箱を持って熠王の診察にやって来た。帳の向こうにいる熠王の姿はよく見えなかったが、手だけ入れて脈診する。(脈拍に乱れはない、至って正常だわ、やっぱり熠王は本当に男子の疾患かも…)そこで錦覓は女子といえども医者、隠し立ては不要だと切り出した。「私はそちら方面の治療に長けており、随一の腕利きと自負を… 陛下の疾患に最適の生薬があります、″羌活″をお試しになられては? ″羌活″は風の邪を発散させ、寒湿痺の症状を抑え、そちらの機能を…(あ)」熠王はようやく錦覓の言いたいことに気づき、呆れ果てた。「女子がよくもまあ~ぬけぬけと 悪いがその腕前を披露する機会はない、″そちら″は元気だ」すると熠王が錦覓にあるものを差し出した。錦覓は筒を受け取って中を見ると、何とそれは鴉鴉(ヤーヤー)と筆談した時の紙!熠王はすでに千年人参を無断で使用したことを知っていたのだ。驚いた錦覓はその場にひざまずいて自ら罪を認めると、重傷を負った盟友を助けたことに後悔はないという。極刑は覚悟の上、しかし無関係の聖医族は助けて欲しいと懇願した。錦覓が自分のために命まで捨てると聞いて感動する熠王…。まるでその想いと呼応するように足首に巻かれた赤い糸が激しく反応していた。熠王はついに自分の正体を明かすべく帳から出た。恐れ多くて熠王を見られない錦覓、仕方なく熠王は自分からかがんで鴉鴉だと教える。「ヤーヤーだよ」「(チラッ)え?ヤーヤー!キャアァァ~!本当にあなたなの?もう、驚いた~! 話せるようになったの?耳も聞こえるのね? ここで何してるの?!こんな衣なんか着ちゃって~王上みたいじゃな~い!」錦覓はついに鴉鴉が熠王だと知った。すると寝殿に秦潼が現れ、戦の報告があるという。熠王は診察が済んだので書斎で聞くと行って出て行った。錦覓は鴉鴉が熠王で命拾いしたが、結局、熠王が何の病なのかは分からないまま…。南平侯には何と伝えればいいのか。熠王を毒で害したのは誰なのだろう…。花界に潤玉(ジュンギョク)がやって来た。長芳主・牡丹(ボタン)は錦覓が歴劫中にも関わらずどうしたのかと尋ねる。すると潤玉は、人間界へ錦覓を見守りに行く前に水神に挨拶に来たと話した。牡丹はこの機にそれとなく錦覓は善良だが愛が分からず、心の中に入り込める者など誰1人いないと教える。しかし何も知らない潤玉は、最善を尽くせばいつか心も開くだろうと言った。潤玉が人間界に行くと知り、水神・洛霖(ラクリン)は了承なく行くのはご法度だと言った。錦覓のためなら罰をも恐れないという潤玉…。潤玉の決意を知った洛霖は引き止めることはせず、ただ用心するよう伝えた。寝殿に戻った錦覓は鴉鴉と交わした筆談の紙を改めて確認した。すると筆談の紙に何か覚書がある。それを見た錦覓はようやく鴉鴉が治っていたにも関わらず、自分を騙していたと分かった。まさか聞こえないふりをして全部、聞いてたとは。ただどちらにせよ熠王が無事だったことは朗報に違いない。そこで錦覓は目を閉じて手を合わせ、聖女として熠王のために祈った。しかし祈りを終えて目を開けると、そこに見覚えのある人が…。錦覓は呆然となったが、すぐ本物の神仙が現れたと喜んだ。「昔からあなたが夢に現れてました!本当に会えるなんて嘘みたい!」今まで元神となって錦覓の夢に現れるしかなかった潤玉、しかしここに来なければ錦覓を奪われそうな気がした。潤玉は天界で錦覓か呼んでいたように自分のことを鹿飼いの神仙だと言った。錦覓は薬王ではなく誤って鹿飼いの神仙を呼び出してしまったと焦り、このままでは神仙の顔を潰してしまうと気づく。そこで孫悟空も馬飼いから闘戦勝仏(トウセンショウブツ)の称号を得たことや、八仙の張果老(チョウカロウ)も元は驢馬飼いだったと例を出し、潤玉も前途洋々だと持ち上げた。「全く同じだ…」あれは錦覓と天宮で初めて会った時のこと、錦覓は自分を鹿使いの神仙と勘違いして全く同じ言葉で励ました。不思議な縁を感じる潤玉…。「ジンミー姑娘、私を潤玉と呼んでくれ」「本当に?…潤玉仙!」その夜、魔界の卞城(ベンジョウ)公主・鎏英(リュウエイ)は北苑山荘へやって来た。「仮面の男の気息が私をここへ…何かの偶然かしら?」すると仮面の男が門前に現れる。男は鎏英に気づいてすぐに逃げ出したが、郊外の林の中で追いつかれてしまう。「誰なの?なぜ私を助けたの?」鎏英は咄嗟に男を引き止めると、偶然にも男が背負っていた武器が滅霊箭(メツレイセン)だと分かった。驚いた鎏英は魔骨鞭(マコツベン)で男に襲い掛かったが、男が鞭をつかんで鎏英の動きを封じてしまう。「この動き…」鎏英は共に修練していた暮辞(ボジ)の型だと思い出した。「暮辞ね?」…鎏英の武器である魔骨鞭は刀剣と違って飾りが付けにくかったそこで暮辞は鎏英の誕生日、人間界の辺境で見つけた真鍮を贈るこれに名前を掘って鞭に付ければ装飾品になるからだしかし術を使うのではなく、青天洞で2人で一緒に心を込めて名前を刻む暮辞はあの時、2人の永遠の思い出が自分の贈りたかったものだと言った…つづく( ๑≧ꇴ≦)って、また下ネタか!そう言えば字幕では千年人参とありますが、中文では雪参なんですよね〜確かに映像は人参に見えるけど、結局、雪参って何なのか不明のまま…
2019.07.04
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香蜜沉沉烬如霜 Ashes of Love第22話「胸のときめき」熠王(ユウオウ)と錦覓(キンベキ)は無事に赤練(セキレン)軍の追跡を逃れた。これがきっかけで熠王は、薬膳の毒を仕込んだのも凉虢(リョウカク)と通じたのも、恐らく南平(ナンペイ)侯の仕業だと気づく。一方、鴉鴉(ヤーヤー)と口づけしてしまった錦覓は激しい動悸に見舞われ、初めての感覚に動揺していた。すると熠王が急に腕をつかんで引き止め、地面に字を書く。…咄嗟のこととは言え失礼したしかし錦覓は面紗を触り、布越しだったので平気だと身振りで答えた。その頃、彦佑(ゲンユウ)は鼠仙(ソセン)が亡くなって以来、初めて洞庭(ドウテイ)湖の恩主を訪ねた。湖底の雲夢澤(ウンムタク)に隠れ住む恩主は、自分が呼びつけなければ一生、ここへ来ないつもりだったのかと疑う。彦佑は否定したが、恩主はどうせ逃げる勇気がなかっただけだろうと嘲笑した。「養母への真心は本物です、ところで今日は何の用で?」「風の噂で滅霊箭(メツレイセン)が現れたと聞いた、これを奪って旭鳳(キョクホウ)を殺せ」今なら火神はただの人間、涅槃入りの時より弱いという。忠実な鼠仙まで亡くしていながら、恩主は大業を成すまで犠牲は付き物だと言い放った。むしろ途中で計画をあきらめれば、鼠仙がこれまで天界で苦心して集めた貴重な情報も無駄になるという。しかし彦佑はせっかく水神が恩主を救ってこの場所を用意してくれたと話し、なぜ憎しみに囚われて罪なき者を巻き込むのかと訴えた。口答えされた恩主は激怒、生ける屍のように人の施しと哀れみで生きる苦しみが分かるのかと声を荒げる。彦佑は恩主の顔に残る大きな傷を垣間見ると心が痛み、結局、任務に向かった。彦佑が雲夢澤を出ると、恩主の新しい鯉児(リジ)がこっそり現れた。そこで少年にかつて自分も鯉児だったと教え、ここの暮らしは楽しいか尋ねる。泥鰌(ドジョウ)の精霊である少年は楽しいと答えたが、本当は泥の中に潜りたいと言った。彦佑はこれ以上、自分たちのような鯉児の身代わりを増やしてはならないと気づく。「(ナデナデ)帰してやるからな」↓洞庭君だったり恩主だったり…果たしてその正体は?!錦覓のおかげで解毒できた熠王は手料理で錦覓をもてなした。…治療代だ、恩を返す術がこれしか思いつかない、せめてもの敬意だすると錦覓は手を振って恩返しなどいらないと伝える。「あなたは患者だけど、もう友達みたいなものよ 隔絶された聖医族で育ったから、あなたと出会えて嬉しい」…完治した暁には願いを1つ叶えよう、約束する鴉鴉(ヤーヤー)が聞こえているとも知らず、錦覓はうっかり本音を漏らした。「強引な人ね、無理やり約束するなんて、でもあなたが去ればもう2度と会うことはないわ… 15年も学んで医術を身につけたけど、あなたが初めての患者だったの 私は聖女として熠王の不老不死の薬を作るためだけに生きてる そして熠王が崩御すれば天に召されるしかないの 熠王の生前は薬瓶代わりで、死後は副葬品として一緒に陵墓に埋葬される運命… 熠王は戦でたくさんの人を殺してるから短命だと思うの、だから私もあと数年の命ね」しかし錦覓は鴉鴉のおかげで人を助けるということがいかに美しいかを実感し、生きる意義を知ったと感謝した。∫๑≧ꇴ≦)<あらやだ!聞こえないの忘れてたわ! 翌朝、錦覓が目を覚ますと、すでに鴉鴉の姿はなかった。すると机に書き置きがある。…ひと月余りの間すっかり世話になった、病は完全に癒えた…別れも告げずに去ることを許してほしい…偶然、出会ったが私たちの歩む道は違う…何があっても約束は果たそう…どうか体を大切にさよならを言う時間さえくれなかった鴉鴉…。錦覓は力が抜けたように椅子に腰掛け、あまりに薄情だとつぶやいた。錦覓は1ヶ月ぶりに聖医族の村へ帰った。千年人参の持ち出しは大罪、一体どんな罰が待っているのだろうか。しかし羌活(キョウカツ)は親友を守るため、誰にも話していなかった。「でも2度とこんなことしないでね」熠王の不在で国が乱れ、問題が山積した。南平侯は早く葬儀を出したいが、娘の穂禾(スイカ)はどうしても従兄の妻になると言って抵抗する。娘に手を焼く南平侯、そこに急報が届いた。何と熠王が北苑山荘(ホクエンサンソウ)に戻ったという。実は熠王宮に南平侯の手が回っていると考えた旭鳳は、信頼できる軍がいる北苑山荘を頼っていた。思いがけず旭鳳の危機を知った卞(ベン)公主・鎏英(リュウエイ)は人間界にやって来た。奇しくも天后の密偵も錦覓を暗殺するため、人間界に現れる。鎏英は旭鳳を探しに王宮にやって来たが、転生したはずの熠王がいなかった。仕方なく街に出て探してみたが、どうやら誰かに付けられていると気づく。そこで郊外までおびき出してみると、やはり魔界の刺客たちが襲いかかって来た。腕の立つ鎏英でも多勢に無勢、やがて刺客に追い詰められた。すると危ないところで天后の密偵が現れ、助太刀する。鎏英は仮面を付けた男に何かを感じ、咄嗟に男をかばって刺されてしまう。驚いた天后の密偵は刺客たちを蹴散らし、気を失った鎏英を連れて隠れ家へ戻った。天后の密偵は自分の霊力を使って鎏英の傷を治した。かつて魔界で共に育った2人…。しかし翌朝、鎏英が目を覚ますと、すでにあの男の姿はなかった。熠王が久しぶりに朝議に姿を見せた。南平侯の目をくらますため、わざと具合が悪そうにしている熠王、その様子を見た南平侯は毒が効き始めたのだと気づく。すると南平侯は、熠王の言う通り凉虢(リョウカク)と通じている者がいるなら自体は深刻だとして調査を申し出た。熠王は頼むと言ってひどく咳き込むと、南平侯が聖医族の聖女に診察させてはどうかと提案する。驚いた熠王は錦覓を巻き込まぬよう断ったが、すでに南平侯に掌握された朝廷の嘆願により聖女を都に呼ぶことが決まってしまう。穂禾が旭鳳のために薬湯を持参し、訪ねて来た。しかし旭鳳は挨拶もそこそこに疲れていると断って寝殿に入ってしまう。穂禾は取りつく島もなく旭鳳の背中を見送りながら、自分の真心にいつになったら気づいてくれるのかと嘆いた。その頃、聖医族の村は騒ぎになっていた。実は都の人間から千年人参のことを聞かれ、薬房を調べたが千年人参が消えていたという。長老たちは錦覓を聖女殿に呼び出し、管理者である錦覓に行方を教えて欲しいと迫った。追い詰められた錦覓は、不死の薬が完成したが、その効果を調べるために人参と一緒に自分が飲んだと嘘をつく。しかし羌活が錦覓をかばい、今度は自分が飲んだと申し出た。錦覓と羌活のかばい合いで混乱する長老、するとその時、急報が届く。「熠王が聖女をお召しです」つづく(  ̄꒳ ̄)んんん___いよいよ出て来ましたね~天后の密偵の過去が…ただね〜どうしてもねえ〜堤s…いや何でもないです(汗
2019.07.03
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香蜜沉沉烬如霜 Ashes of Love第21話「紅色の服」旭鳳(キョクホウ)と錦覓(ジンミー)が人間界に降りてしまい、月下(ゲッカ)仙人の遊び相手はもっぱら縁機(エンキ)仙女になった。急速に接近する2人、すると姻縁(インエン)府に璇璣(センキ)宮の親衛・鄺露(コウロ)が訪ねて来る。実は父・太巳(タイシ)仙人の誕生日でささやかながら宴があり、2人に招待状を持って来たのだ。父親の誕生日だというのに質素な装いの鄺露。そこで月下仙人と縁機仙人は鄺露を祝いの席にふさわしい真紅の衣装に着替えさせた。変貌した鄺露の艶やかな姿はまさに錦覓が真の姿を見せた時の美しさを彷彿とさせる。「似ておる、そっくりだ、錦覓の生き別れた妹では?」夜神・潤玉(ジュンギョク)の愛する錦覓に似ていると言われまんざらでもない鄺露、微かな期待を抱いて赤い糸をもらった。一方、人間界では旭鳳の転生・熠王(ユウオウ)の怪我が回復、ついに耳が聞こえ、声も出るようになった。しかし錦覓がそろそろ聞こえるようになったか尋ねても、熠王はまだ聞こえないとごまかす。(私の失踪で騒ぎになっているはず、それに話せると知ったらいろいろ尋ねるだろう 情勢が分からぬゆえ巻き込まないよう、私の身分は内密にしておこう)錦覓は自分の誤診かと首を傾げたが、不安そうな顔の鴉鴉(ヤーヤー)に気づいて筆談した。…心配しないで、山で助けたのも何かの縁よ、それに医者は人を救うもの…行いを悔い改めるなら早く回復させてあげる錦覓は熠王が聞こえているとも知らず、手を合わせて祈った。「仏様、悪の道に入ったヤーヤーを治してくれたら、私が正道に立ち返らせます」すると今度は熠王が筆を持った。…なぜ面紗を?錦覓は顔が醜くて見るに耐えないと書きながら、この美しい顔を見せて変な気を起こされた困るからだとつぶやいた。…どこから来たのだ?錦覓は聖医族の聖女だと言うことは隠しておこうと漏らし、それは重要じゃないと書く。…名は何と言う?錦覓はどうせ聞こえないからと錦覓という名前の由来を話しながら、自分は名無しの放浪者だとはぐらかした。(  ̄꒳ ̄)oO(ジンミーか…その夜、潤玉は錦覓を恋しがる魘獣(エンジュウ)をなだめ、遊びに行かせた。すると紅い衣を着た鄺露が現れる。潤玉は一瞬、錦覓と見間違えたが、鄺露だと分かって不機嫌になり、紅色は嫌いだと言った。慌てた鄺露はその場で普段の質素な衣に着替えると、父が作った紅麹の甘露酒を贈る。潤玉は酒に弱いと断ったが、実は自分に忠誠を誓うという太巳仙人の気持ちだと知って有り難く受け取った。その時、池で大きな錦鯉が跳ねる。すると鄺露はわざと潤玉を怒らせようとした。「綺麗な錦鯉ですね、まるで龍みたい… ″滝を登れば鯉は龍になる″とも言います、龍は錦鯉が変化したものかも?」「根拠のない話だ、龍を見たことは?」「いつも見ています、でも龍の姿の時ではありません… 私が知っているのは本当に謙虚で自分に厳しい魚の姿です…そして優しい(ふふ」案の定、潤玉は分をわきまえろと叱責した。しかし鄺露は夜神がやっと自分の感情を表に出したと喜ぶ。「ジンミー仙子の前では楽しそうにされていましたが、辛いお顔はお見せになりませんでした 殿下はいつも1人で苦痛に耐えておられます、そんな殿下を見るたび辛かったのです 今日、私に腹を立てたように今後は我慢されることなく、ご自分のお気持ちを開放なさってください 苦しみや悩みを心の内に秘めずに私にぶつけてくだされば恐悦至極に存じます」鄺露は潤玉が今は浅瀬に身を隠しているが、いつか必ず天高く昇るはずだと信じていた。そこで幸運のお守りに姻縁府でもらった赤い糸を渡す。しかし自分の気持ちを伝えることは叶わず、錦覓と結ばれることを祈っていると言うしかなかった。潤玉は姻縁府に叔父を訪ねた。月下仙人はちょうど留守だったが、偶然にも仙鏡に映る人間界の錦覓と旭鳳を見てしまう。↓ムカデは平気で食べちゃうけどなぜかマイマイが苦手なヤーヤー↓ヤーヤーを薬湯に浸からせる錦覓ヤーヤーの身体にはさまざまな武器でできた傷跡が…「槍に戟(ゲキ)、鉤(カギ)に扠(サスマタ)、こっちは鞭(ベン)、流星鎚(リュウセイツイ)… どれだけ戦えばこんなに十八般(ジュウハッパン)兵器の傷ができるの?! 土賊から足を洗ってね!」熠王は錦覓の薬材採取に付き合った。やがて日も暮れる頃、錦覓は集めた附子(ブシ/トリカブトの塊根)の毒抜きをするため、土に埋めて蒸し始める。すると錦覓は急に鴉鴉に接近し、まじまじと顔を見つめた。「ヤーヤー、あなたと一緒にいると今までにないほど気楽なの きっとあなたの耳が聞こえないせいで自由に話せるからだわ いつもは聖女という立場上、よく考えてから口を開くようにしてるの ヤーヤー、あなたは私にとって最高の話し相手よ~♪」見つめ合うする錦覓と熠王、するとまた錦覓は胸に痛みを感じた。(なぜ最近、よく胸が痛くなるのかしら…)潤玉が激しい嫉妬に駆られていると、ようやく宴から月下仙人が帰って来た。いつにも増して冷ややかな表情をした潤玉、すると鄺露がむやみにもらったと言って赤い糸を返す。「私の気持ちは叔父上も理解してくれないのですね…」潤玉が帰ると、月下仙人は潤玉が仙鏡を見たのだと気づいた。錦覓と熠王はうっかり眠り込んでしまい、気がつくと朝になっていた。錦覓は慌てて附子を掘り起こしてみると、どうやら8割がた毒が抜けている。しかしあと7刻は蒸して完全に毒を除去しなければ使えなかった。熠王は錦覓が手間をかけて薬を作っている姿を目の当たりにし、自分を心配してくれているのだと感慨深い。ところが羅耶(ラヤ)山に南平(ナンペイ)候の赤練(セキレン)軍が現れた。熠王は自分の暗殺に来たのだと気づき、片や錦覓は土賊の鴉鴉が官兵に捕まってしまうと焦る。2人は急いで逃げ出したが追い詰められ、熠王は仕方なく咄嗟に錦覓を抱きしめて坂を転がり落ちた。「何するっ…」錦覓が声を上げようとすると、熠王は思わず面紗の上から口づけして錦覓の口をふさぐ。驚いた錦覓だったが、真上に官兵たちがいることに気づいた。づづく
2019.07.02
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如懿传 Ruyi's Royal Love in the Palace第12話「悲しき婚礼」嫻妃(カンヒ)・烏拉那拉(ウラナラ)如懿(ニョイ)は永璜(エイコウ)を連れて御花園を散歩していた。すると誰かの泣き声が聞こえてくる。それは養心殿の副太監・王欽(オウキン)に嫁ぐことになった皇后の侍女・蓮心(レンシン)だった。目を真っ赤に腫らしたした蓮心は慌てて如懿に挨拶した。口が過ぎる阿箬(アジャク)は蓮心が良縁を賜ったと揶揄し、嘲笑する。蓮心は阿箬を睨みつけてすぐ下がったが、如懿は太監に嫁がされる蓮心に同情し、阿箬を叱った。慧貴妃(ケイキヒ)・高晞月(コウキゲツ)と嫻妃が遅れて皇后へのご機嫌伺いにやって来た。両妃は途中で出くわし一緒に長春宮に向かっていたが、門を出たところで危うく輿にぶつかりそうになったという。慧貴妃の侍女・茉心(バツシン)は玫常在(マイジョウザイ)の輿が横切ったせいで貴妃が足をひねりかけ、遅れたと訴えた。すると白蕊姫(ハクズイキ)は皇后に大事な報告があって急いでいたと説明し、うっすら笑みを浮かべる。「昨夜は腹痛になり皇上が侍医を呼んでくださったのです、診察によるとおめでただとか …身ごもりました(うふ」富察(フチャ)琅嬅(ロウカ)は目を丸くしたがめでたいと喜んだ。さすがの高晞月も懐妊と聞いてはこれ以上、玫常在を責められない。得意げな玫常在にぐうの音も出ない妃嬪たち、それを良いことに玫常在は上位の妃を皮肉った。「嫻妃は永璜(エイコウ)皇子の世話に励まれています 養子に尽くせるなら、実子にはさらに苦労するでしょうね(←意味が分からんw 慧貴妃は幸せです、子育ての経験がなく若く見える…」琅嬅は慧貴妃がやり返す前に話題を変えた。そこで蓮心を呼び、正式に養心殿の太監・王欽に嫁がせると公表する。蓮心は嫁ぎたくないと涙ながらに訴えたが叶わず、なかば強引に縁談は決まった。琅嬅は蓮心を犠牲にした自責の念に駆られていたが、侍女・素練(ソレン)はそれより玫常在の懐妊が気がかりだった。「お腹の子が皇子なら大事にされます」「無事に産めたらいい方よ、母親の身分が低いから大した影響はないわ」一方、皇太后・鈕祜禄(ニオフル)氏は入内してまだ半年の玫常在が身ごもったと知って喜んだ。皇子なら言うことなしだが、宮中では身ごもることが必ずしも慶事とは限らない。女児を産んでもしかり、無事に皇子を産んでこそ喜べるというものだ。江南の水害の対処に追われていた乾隆帝(ケンリュウテイ)・弘暦(コウレキ)は久しぶりに延禧宮にやって来た。如懿は2人だけの貴重な時間だと分かっていたが、つい気になって皇后が王欽に蓮心を娶せた話をしてしまう。しかし弘暦は2人の幸せを願う皇后の計らいだと理解を示し、皇后に干渉しない方がいいと取り合わなかった。面白くない如懿は思わず、皇上の心の半分が朝廷で、あと半分が後宮にあり、そのうち大半が皇太后と皇子に寄せられているとこぼす。自分たち后妃たちに残されているのはほんのわずかだ。「かくも貴重な時間に他人の話をしては、わずかなお心すら得られません」弘暦はその率直さが如懿にしかない長所だと褒め、美徳ではなくても夫婦にとっては良いことだと言った。「朕は理解し、大切にしたい ここへ頻繁に来ることは叶わぬが、そなたは常に朕の心の中にいる…」阿箬は惢心の仕事を奪い、皇帝と主人の給仕に現れた。すると弘暦は朝廷の悩みの種だった江南の話を始める。水害続きだった江南、しかし今年は淮陰(ワイイン)の知県が強固な堤防に作り替えて民を洪水から守っていた。弘暦は今後もその知県が治水の面で力を発揮できるよう知府に封じるという。その知県とは阿箬の父・索綽倫(ソチョロン)桂鐸(ケイタク)だった。弘暦は阿箬が桂鐸の娘だと知り、しっかり嫻妃に仕えれば必ず報われると励ます。すると何を勘違いしたのか、居所に戻った阿箬は惢心(ズイシン)をまるで自分の侍女のようにあごで使った。翌朝、如懿は弘暦の身支度をしていた。髪を梳く櫛には榧(カヤ)の実や皂角(ソウカク)などの薬剤に梅の花についている雪解け水を加え、さらに茉莉(マツリ)と梔子(クチナシ)で香りづけした水をつける。「この水で梳くと白髪になりません」「では使い続けると″共に白髪が生えるまで″とは言えなくなるな…」如懿は弘暦の髪を編んで結び終えると、弘暦は名残惜しそうに如懿を抱きしめ、出かけることにする。しかし控えているのは惢心だけで、阿箬の姿はなかった。弘暦はちょうど尚書房へ出かける永璜を送って行くことにした。ようやく支度を終えて慌てて見送りに出てきた阿箬だったが、まるでどこかの令嬢のごとく着飾っている。阿箬の姿を怪訝そうに見つめる弘暦と如懿…。すると弘暦は玫常在を貴人に封じると伝え、如懿にも子を期待していると囁いて帰って行った。如懿は殿内に戻ると阿箬を叱った。女官が着飾れるのは正月と万樹節だけ、その格好が露呈すれば杖刑(ジョウケイ)は免れない。阿箬はそこまで深く考えていなかったと謝罪し、着替えのために下がった。親の出世ですっかり舞い上がっている阿箬、如懿はもはや阿箬が自分の言うことすら聞くとは限らないと痛感する。惢心が居所に戻ると、阿箬は泣きじゃくっていた。あろうことか阿箬は自分が主人より目立っていたから怒られたと訴える。「娘娘は私が皇上に見つめられたから気にくわないんだわ」惢心は誰かに弱みを握られないよう用心しているだけだと主人をかばったが、阿箬の不満は募った。琅嬅は偶然、皇帝が永璜を送っていく姿を見かけた。素練は嫻妃が養母となってからさらに長子を溺愛していると吹き込み、第2皇子でもこんな恩恵を受けていないと嘆く。永璜を通じて寵愛を得た嫻妃、琅嬅はやはり嫻妃が野心を隠していたと確信した。玫貴人はつわりがひどく、何かと皇帝を呼びつけていた。高晞月は面白くないが、できる事と言えば毎日、女児が生まれるよう天に祈ることくらい。一方、金玉妍は自分が身ごもれば金氏一族の栄誉だったはずだとため息ばかりだった。しかし侍女・貞淑(テイシュク)は先に身ごもっていたら大勢に狙われたはずだと告げる。確かに産むなら時機を見極めることも重要だ。すると金玉妍は御膳房で菓子を見繕うよう頼む。「純嬪(ジュンヒン)を訪ねるわ」御膳房では太監・小禄子(ショウロクシ)が池の魚にえさを撒いていた。 そう言えば小禄子の弟は延禧宮に仕えている小福子(ショウフクシ)…。貞淑は何に撒いているのか尋ねると、小禄子は玫貴人だけに出す食材だと教えた。しかし悪阻がひどいため、食欲がないという。玫貴人の侍女・俗雲(ゾクウン)は妃嬪たちの嫉妬を心配していた。強気の白蕊姫はあの者たちに自分の邪魔などできないと鼻で笑う。しかし俗雲は″あの方″が″懐妊をひけらかせば反感や妬みを買う、鬱憤はお産のあとに晴らせ″と言っていたと伝えた。蓮心は皇后から賜った婚姻を断ることもできず、泣く泣く年の離れた王欽に嫁いだ。婚礼の夜、如懿は蓮心の悲しみをおもんばかり、どこか気が晴れない。惢心は皇后が取り持った縁だとなだめ、いつもの銀耳(白木耳)を勧めた。しかしその時、太監の居所から女性の叫び声が聞こえて来る。如懿は蓮心の声のようだと気づいたが…。↓ (Ŏ艸Ŏ)蓮心…翌日、妃嬪たちは長春宮を出ると早速、昨夜の女性の叫び声を話題にした。白蕊姫は延禧宮が一番、太監の居所に近いため、嫻妃に何か聞いたかと尋ねる。阿箬は思わず口を滑らせそうになったが、如懿は早く寝たので何も知らないと遮った。そこで珂里葉特(ケリエテ)海蘭(ハイラン)は太監の声が女子の声に聞こえたのかもしれないとごまかす。しかし白蕊姫は話を切り上げるどころか、蓮心の声ではないかと言い出した。蘇緑筠(ソリョクイン)はそんな憶測は皇后の怒りを買うとたしなめたが、金玉妍も蓮心に何があったのか知りたいと食い下がる。「すさまじい叫び声でしたね~お腹の子が驚いて身震いしたほどですぅ」「ふふふ…」「そこまでにして」如懿は珍しく不機嫌になり、先を急ぐことにする。すると海蘭は内務府ではぎれをもらって来ると断り、途中で別れた。道すがら惢心は、貴人たちが表向き祝っていながら陰で笑っていると嘆いた。そこへちょうど蓮心が追いつき、嫻妃に忘れ物の手巾を届ける。如懿は雨が降りそうなので濡れないうちに戻るよう言ったが、阿箬はここでも蓮心をからかった。「あなたが雨に濡れたら悲しむ人がいるものね~羨ましいわ~ それに夫が太監なら子を産み育てる苦労もない、普通なら叶わぬ願いよ?」如懿は阿箬を連れて立ち去ったが、我慢できなくなった蓮心が追いかけて来た。「そんなに羨ましいならあなたも太監に嫁げるよう祈ってあげるわ!」「滅相もない~あなたと王太監が仲良く添い遂げれば満足よ~」呆れた如懿は無理やり阿箬を引っ張って行くと、門をくぐったところで激怒した。「阿箬、慎まないと厳罰を与えるわよ!」「…与えなさいっ!」その声は右の門から現れた慧貴妃だった。琅嬅は憔悴した蓮心の姿を見るに忍びなく、わざわざ蓮心に手巾を届けさせていた。埋め合わせに蓮心の弟妹の世話を実家の母に任せ、少しでも蓮心を安心させてやることにする。素練は蓮心が嫁ぐ前から阿箬にからかわれていたようだと話し、阿箬の父親が治水で功を立てたと教えた。琅嬅は嫻妃が永璜の養母になっただけでなく有力な味方まで増えたと知り、不安が募るが…。高晞月は蓮心を先に帰らせると、阿箬を厳しく追及した。「鋭い刀のような口ね、嫻妃の威を借りているの?それとも父親が賞されて得意に?」阿箬はよりによって子孫繁栄を願う螽斯(チュウシ)門で子がいなくていいと言い放っていた。しかも蓮心の結婚は皇后から賜ったもの、侍女の分際で皮肉を言うとは何と命知らずなのか。これでは如懿も視聴者も庇いようがない。「お前は女官を嘲り、皇后や先祖を侮辱した、厳罰に処さねば示しがつかぬ…」つづく(^ꇴ^)そしてまたいつの間にか玫常在→貴人に昇格
2019.07.01
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