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扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~ 第38~42話まとめ※このあらすじは1週分のまとめになります※各話未視聴の方にはネタバレになりますのでご注意ください扶揺(フーヤオ)は夢の中で烈(レツ)王・戦北野(センホクヤ)と合流自分の夢が葛雅(カツガ)砂漠の実際の光景だと知り、長孫無極(チョウソンムキョク)が危険だと気づきますしかし戦北野は同じように砂漠に入った自分が生きていると希望を持たせ、実はあの3千の黒風騎(コクフウキ)も砂漠で集めたとか…あの時、戦北野は戦南城(センナンジョウ)を警戒し、昔の部隊に連絡するため紀羽(キウ)を昆京(コンケイ)から磐都(ハント)へ帰しましたそれに気づいた戦南城は部隊を掃討し、紀羽を殺せと命じます紀羽は烈王の母・静太妃(セイタイヒ)の密書を持って部隊と逃走やがて葛雅砂漠で黒風騎に助けられます実は葛雅は戦北野の母方の祖父の領地静太妃が宮中へ嫁ぎ天煞の土地になりましたが、祖父の軍はそのまま駐屯し続けていたのです紀羽は味方に助けられたと安堵し、烈王へ安全の合図を送りましたしかし紀羽はやがて彼ら氷原部族の様子がおかしいことに気づきます紀羽から鷹羽封(ヨウウフウ)を受け取った戦北野は発信地である葛雅砂漠と氷原の境界へ向かいましたそして戦北野もまた黒風騎に助けられますが、実は氷原部族は祭祀のための生贄が必要だったのです彼らが祭るのは言い伝えにある夯蛟隠軍(コウコウイングン)、供え物は生きている人間の血でした隠軍とは伝説によると夯蛟古城を鎮圧した葛雅奥地の軍隊無敵ですが代々呪いにより縛られ、古城から出られず苦しんでいるとか気がついた時には逃げられなかったものの、戦北野は祭祀の法を破って仲間を救います怒った氷原部族は生贄を捕まえるため全員が出動し、網を張りましたやがて黒風騎に包囲された戦北野たち…その時、負傷した戦北野の指から血がしたたり落ちますすると雪原が激しく揺れて地割れが起こり、その間から″地底墓の看守″と言われる毒蜂が現れました蜂に刺されて次々と倒れる部族たち、その時、戦北野たちは地底に落下してしまいます地底墓に落ちた戦北野は毒蜂から逃れるうち、やがて行き止まりにすると毒蜂を何とかしようと思って武器を探すうち、地底に突き刺さっている剣を発見します無我夢中でこの剣を引き抜き、毒蜂を追い払おうと振り回す戦北野しかしいつの間にか毒蜂は撤収し、一緒に落ちた氷原部族が一斉にひざまずきました「蒼龍在野剣(ソウリュウサイヤケン)を手に入れた者は五州黒風戦士に号令をかけることができる 我らは追随することを誓います」実はこの宝剣は祖父・周太師(シュウタイシ)の遺品でした柄(ツカ)には蒼龍(ソウリュウ)の紋章が彫られ、2つの血晶石(ケッショウセキ)が剣神の目を表します天煞の伝説では剣神は龍に化身し、戦家の者に宿るとか2つの目に指を当てると剣の主人になることから、他の人に決して触らせてはダメなんです( ๑≧ꇴ≦)駄目絶対!再びこうして氷原深くに埋められていた剣はついに孫である戦北野の手にそして戦北野は祖父の遺志を継いで葛雅砂漠を見守り、隠軍を鎮圧すると誓いますさていつの間にか眠ってしまった扶揺は誰かの呼びかけで目を覚まします非煙(ヒエン)は身分を明かさず、自分に忠誠を誓うなら命を助けてやると持ちかけましたしかし扶揺は断固拒否、非煙は帝飛天(テイヒテン)のために扶揺を見殺しにはできず、今回は解放します扶揺と戦北野は無事に生還そこで戦北野は黒風騎を山に退かせ、天煞へ帰ると決めますしかし扶揺を1人にはできず、姚城(ヨウセイ)に戻ってみないかと提案扶揺は自分の善意を踏みにじった村人たちに失望していましたが、戦北野に説得されて村へ帰りますすると村人たちは扶揺を歓迎し、誤解していたと詫びて許しを請いましたわだかまりが消えたわけではないものの、扶揺は鉄成(テツセイ)との再会を喜びますそして鉄成に村を託し、長孫無極(チョウソンムキョク)を探しに出かけようと決めましたが…一方、天権では皇帝・長孫逈(チョウソンケイ)のもとに翊王(ヨクオウ)・長孫平戎(チョウソンヘイジュウ)から皇太子逝去の知らせが届きます死因は石化病で伝染する危険があり、連れ帰ることもできないとか皇帝は仕方なく平戎に皇太子の葬儀を砂漠で執り行うよう命じますしかし本当に無極が死んだのか、にわかに信じられない皇帝事実なら次の皇太子候補は大皇子の翊王か、それとも弟の徳王(トクオウ)・長孫迦(チョウソンカ)か…そこで皇帝はこの機に2人を争わせ、どの臣下が誰の配下なのか明らかにしようと企みますともかく急ぎ側仕えの韓林(カンリン)を南戎(ナンジュウ)へ送り、無極のしかばねを確認させることに姚城の宗越(ソウエツ)のもとに無極の伝書鳩が到着、密書の字は江楓(コウフウ)でした「皇太子が葛雅(カツガ)砂漠で逝去、すでに納棺せり…」腑に落ちない宗越は真相が分かるまでは動かないよう釘を刺しましたが、早速、扶揺が消えてしまいます戦北野はすぐ砂漠へ向かい、扶揺を発見扶揺は無極の亡骸を確認すると言い張り、戦北野は仕方なく付き合うことに南戎に到着した韓林は翊王に探りを入れましたが、平戎は尻尾を出しませんでしたしかも石化して死に至るという石化病は伝染するため、無極の遺体はすぐ火葬されることに韓林は仕方なく火葬される直前、せめて皇太子の顔を見たいと頼みます平戎は近づくと感染すると脅し、ふたを開けて棺を起こして顔を確認させることにすると棺の中には確かに石化した無極の姿がありました兵に紛れて参列していた扶揺は思わずたちくらみを起こし、咄嗟に戦北野が支えますしかし火が放たれると扶揺が激しく動揺、仕方なく戦北野は騒ぎを起こしてその間に扶揺を連れて逃げ出しました戦北野は興奮する扶揺をなだめ、無極の仇討ちを手伝うことに…息子の訃報を聞いて悲嘆に暮れる皇后・元清旖(ゲンセイイ)これまで黙って飲んできた皇帝の仙薬を見て激しく取り乱し、拒否しますその様子を見た徳王はその仙薬が気になり、密かに手を回して処方を手に入れることにすると一見、複雑でよくできた処方ですが、毒だと判明しますしかも最後は苦しみもがいてむごたらしく死ぬのだとか…皇帝は皇太子の母として元清旖に直接、手を下すことはできませんでしたが、こうして少しずつ元清旖を傷つけることで徳王を挑発してきたんですね徳王を怒らせて行動を起こさせれば、堂々と粛清できるわけですからしかし無極が亡くなり情勢が変わっています権力など興味なかった徳王でしたが、愛する元清旖のため国を奪い返すことを決意元清旖へ3日後に迎えに来ると約束します扶揺と戦北野は無極の敵を討つべく翊王の兵営に潜入しかし平戎の幕舎はもぬけの殻、そこへなだれ込んできた徐来(ジョライ)たちに包囲されてしまいます実は平戎は2人が来ると踏んで兵を配備、すでに来月5日の天煞王の誕生日に合わせて磐都に向かっているとかそこで戦北野は扶揺に目配せし、煙玉を投げて脱出します天煞では恒(コウ)王・戦北恒(センホクコウ)が焦っていました実は天権皇帝に烈王が斉震(サイシン)と結託した証拠がないと下問されたのですしかし国王・戦南城は烈王追撃の理由が他にあるため余裕それは戦北野が扶揺を助けるため黒風騎を率いて繰り広げた姚城での私戦のことでしたただ戦北恒は精鋭揃いの黒風騎に禁衛軍が勝てるかどうか気がかりですすると国王はどちらにしても烈王が帰国しなくてはならない理由があるとニヤリ…砂漠で翊王の部隊に追いつかれてしまった扶揺と戦北野しかし宗越たちが黒風騎を率いて駆けつけ、難を逃れますすると紀羽が烈王に急ぎ磐都に戻るよう報告しましたすでに磐都では烈王が兵を集め謀反の意ありとして烈王の以前の部下や友人にまで累が及び、高官は獄につながれ、身分の低い者は処刑されているとかしかも静太妃が幽閉され、15日以内に将軍が現れねば先王に殉じさせると言いますそこで宗越が兵を借りて敵を引きつけ、その間に扶揺たちを逃がしてくれることに…戦北野は扶揺たちに安全な迂回する道を進め、自分は危険でも近い山脈越えをすると決めますしかし扶揺を始め雅蘭珠(ガランジュ)や小七、なぜか鉄成も戦北野と共に行くと譲りません結局、みんなで森に入りましたが、そこに古凌風(コリョウフウ)将軍率いる天煞の禁衛軍が現れます扶揺たちは散り散りに分かれて逃げ出しましたしかし雅蘭珠をつれて逃げた戦北野の前に古凌風たちが現れ、2人は崖に追い詰められることに戦北野は雅蘭珠を救うため咄嗟に敵に摂坤鈴を投げつけ、そのまま失くしてしまいます結局、紀羽が駆けつけ2人は助かりましたが、雅蘭珠が倒れてしまい…禁衛軍を撃破し、扶揺たちは再び合流雅蘭珠は気を失っただけでしたが、戦北野は雅蘭珠を危険にさらしたことで責任を感じますそこで水を探してくると嘘をつき、配下たちだけ連れて出発すると扶揺と小七が戦北野たちに追いつき、鉄成に雅蘭珠を連れて帰らせたので一緒に行くと告げますやがて森はもやに包まれ、気がつくと一行はバラバラに…戦北野は部下の王虎(オウコ)と底なし沼に落ち、王虎が犠牲になってしまいますともかく扶揺は鞭を放って戦北野の手首に巻き付けますが、なかなか引き上げることができませんそこへ小七と紀羽が駆けつけ援護するも、いよいよ人食い蟻が目前に迫ります紀羽は人食い蟻が血を好むと思い出し、自らの腕を切り落として時間を稼ぐことに…こうして戦北野は何とか底なし沼から脱出したものの、皆の犠牲に胸が痛みますすると今度は扶揺が戦北野を鼓舞、互いに強く生きようと励まし合いました水を汲みに出かけた扶揺、すると水場で何か光るものを発見します扶揺は不思議な鈴を拾うと、そこに元気な姿の無極が…無極に駆け寄り涙を流して再会を喜ぶ扶揺、しかし無極が扶揺さえいれば五州も天下も何もいらないと言うのを聞いてハッとなります「無極じゃない!無極は死んだわ!」扶揺は思わず短剣で無極を刺してしまいますそこに扶揺を探しに来た戦北野が現れ、黒い霧となった無極に襲われることに扶揺は倒れた戦北野に駆け寄って助けを呼びますが、そのまま気を失ってしまいますその頃、徳王は約束通り元清旖を迎えに皇宮へしかし元清旖は坤極令牌(コンキョクレイハイ)を渡し、これがあれば五州はどこでも通れると言います「一緒に行くのでは?」「手遅れよ」すると禁衛軍が現れ、徳王を刺客だと呼んで剣を向けました徳王は逃げるときは元清旖と一緒だと訴え、ついに衛兵たちと剣を交えることに…元清旖は愛する徳王を逃がすため、衛兵が落とした剣を拾い首に当てると、自害すると脅しました驚いた禁衛軍は剣を下ろし、仕方なく徳王は1人で脱出そこへ皇帝がやって来ました「いや~純愛っていいね~」←ちょっと小◯元首相風w徳王を殺そうと思えばできたはず、元清旖は皇帝がわざと徳王を逃したと気づきます皇帝は楽しみはこれからだと不敵な笑みを浮かべ…一方、徐来は平戎に合流、扶揺たちが危険な森に逃げ込み、生きて出られないだろうと報告しますこれで立太子も目前だと喜びますが、平戎はそう簡単ではないと分かっていました扶揺は寝台で目を覚ましますするとそこに再び無極の姿が…扶揺はまた偽物だと驚き取り乱しますが、無極は本当に自分だと訴えます「帰って来たよ…」つづく(^ꇴ^)徳王、強い!で結局、隠軍って何?w
2019.10.31
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2019.11.2 DVDリリース「如懿伝(にょいでん)~紫禁城に散る宿命の王妃~」第1話「如意の行方」を特別公開!
2019.10.31
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扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~ 第38~42話まとめ※このあらすじは1週分のまとめになります※各話未視聴の方にはネタバレになりますのでご注意ください誤解が解けて仲直りした長孫無極(チョウソンムキョク)と扶揺(フーヤオ)これで2人の想いも通じ合ったと思いきや、なぜか扶揺は無極と距離を置き、しかも村で最も美しい娘に選ばれた胡桑(コソウ)を娶るよう仕向けますさすがに傷ついた無極から何を恐れているのかと迫られる扶揺実は鎖情(サジョウ)の毒を消し去ることができず、明日をも知れない命だと知っていたんですね「私だって辛い!あなたのことが好きなのに突き放さなきゃならないなんて こんなの私だって嫌よ!だけどっ…苦しめたくないの、あなたがもうすぐ死ぬ私のために…」ここでガシッ!からのブチュー!「君を絶対に死なせるものか!信じてくれ、私を…信じろ、絶対に死なせぬ…絶対に!」((( ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾<ダメ絶対!無極は扶揺にこの世の終わりまでそばにいて欲しいと告白、扶揺も好きな人と一緒なら死など怖くないと素直に無極の想いを受け入れますしかし天権(テンケン)から早馬が到着皇帝が危篤と知った無極は皇宮に戻ると決め、再び扶揺と離れ離れに…天権に戻ることになった無極しかし密偵・江楓(コウフウ)の報告によれば翊王(ヨクオウ)・長孫平戎(チョウソンヘイジュウ)が天権への道に兵馬を配置しているとか無極は止むを得ず最速の道となる葛雅(カツガ)砂漠を通ることにしますここは冥界への入り口と呼ばれ、無事に通過できた者はいないという危険な場所…宗越(ソウエツ)は盟友を心配し、扶揺の薬材を探すと言う名目で同行することにしますそこで無極は鉄成(テツセイ)を弟子に迎え、自分が留守の間、扶揺を任せることに扶揺はまさかそんな危険な旅とは知らず、送り出してしまいます天権では皇帝・長孫逈(チョウソンケイ)が側仕えの韓林(カンリン)から平戎の動向を聞いていましたどうやら平戎が無極に何か仕掛ける様子皇帝はこの機会を利用し、女子にうつつを抜かした無極に試練を与えて教訓を学ばせようと企みますそこで平戎を呼びつけ、わざと焚き付けました「病を機に文武百官の意向を量るつもりが、お前に朕を殺す最高の機会を与えたとは…」平戎は父が″血を流さずして帝位は手に入らぬ″と言ったことを思い出し、もはや父も無極を助けられないと気づきます一方、徳王(トクオウ)・長孫迦(チョウソンカ)は妓楼にいる密偵・紅瀛(コウエイ)から無極の危機を知ります実は紅瀛、もともと皇帝が徳王を見張らせていた密偵でしたが、ミイラ取りがミイラになっちゃったのね…翊王が黒戎寨(コクジュウサイ)に現れ、約束通り金銀や武器を届けましたそこで姚城(ヨウセイ)を守る扶揺を頭領・赤鬼(セキキ)に任せ、自分は無極の首を取ることにその頃、無極は葛雅砂漠に到着、しかし呼び寄せたはずの上陽宮の兵士たちがいませんすでに兵権を奪われたのなら政変があったのだと考えた無極、そこへ翊王の精鋭たちが現れます無極と宗越は追っ手を片付けましたが、これが続けば共倒れは必至そこで無極は二手に分かれると決め、自分は砂漠を、宗越には宮道を行って江楓と合流するよう頼みます扶揺は黒戎寨が姚城に迫っていると知ります勢力を拡大した黒戎寨は3万人、援軍も呼べば5万人、しかし対する姚城は兵が3千人で食料もわずか5日分…追い詰められた扶揺は戦うしかないと決心し、村人総出で罠を仕掛けた結果、奇襲作戦が成功しますそこで赤鬼は兵量攻めで追い込むことにその頃、皇后・元清旖(ゲンセイイ)は天象で息子の危機を悟り禅室に駆けつけますしかし皇帝は頑なに面会を拒否皇后は「命を削る薬も喜んで飲みますから~」と訴えますが、なしのつぶて…一方、徳王は無極を守るため、密かに兵を送っていましたすると無極が流砂にのまれ、生死不明との報告が…皇后は動揺しますが、幸いなのは平戎も無極の消息をつかんでいないことでしたそこで徳王は引き続き捜索すると話し、皇后に宮中で待つよう伝えますいよいよ食料も尽きた扶揺は救援を呼ぶため、もぐら族の小七(ショウシチ)に地下道を掘らせ、雅蘭珠(ガランジュ)と一緒に脱出させることにしかし小七たちが発って5日になっても何も知らせは来ませんでした扶揺はこのまま籠城しても全員、死ぬだけだと考え、村人たちに陥落を目前にして守るのを止めると宣言村人たちは県丞が自分たちを見捨てたと猛反発しますが、どんなに裏切り者と罵られても扶揺は黙って姚城を出て行きました扶揺はひとり黒戎寨の野営に投降し、盟約の儀式を要求します黒戎寨の流儀では心臓の上の血を使うと知ってたんですね扶揺は自分が先に胸を刺して血を取ると、赤鬼は安心して自分の胸に短剣を突き立てましたその瞬間、扶揺が赤鬼の手を押して短剣を深くまで差し込み、蹴り飛ばします天幕は騒然、扶揺は襲いかかって来た配下を始末し、何とか立ち上がった赤鬼との直接対決を制しましたすると天幕の裏を破いて黒衣の男たちが現れます「フーヤオ様、命令により助けに来ました!信じてください」扶揺は赤鬼の首を取って謎の味方と姚城に戻りましたしかし扶揺に裏切られたと思い込んだ村人たちは城門を開けません鉄成は扶揺を信じて中に入れるよう説得しますが、1人の力ではどうにもならず…やがて頭領の敵を追って来た残党たちが到着、黒衣の男たちは主人の命だと言って扶揺を守り犠牲になってしまいます理不尽な運命に思わず絶叫する扶揺ついにたったひとりとなった扶揺は自害を決意しますその時、ようやく小七が救援を求めた戦北野(センホクヤ)が登場!「…戦北野?」「他の誰だと?」すると戦北野は黒風騎(コクフウキ)という大軍に残党の始末を任せました扶揺は戦北野の兵営で3日間も眠り続け、ようやく目覚めますしかし夢の中で見た無極のいる場所が生きては帰れぬ葛雅砂漠だと知り、激しく動揺して昏睡状態に…小七は戦北野に扶揺の命乞いをすると、戦北野は扶揺が摂坤鈴(セツコンリン)を持っていることに気づきますそこで摂坤鈴を使って自分の内力を扶揺に伝え、2人の命を縛り付けて扶揺の夢の中へただしこのまま2人が夢の中に封じられれば、戻っては来られません扶揺は葛雅砂漠で戦北野と再会、これが自分の夢の中だと知りますすると前方から夯蛟隠軍(コウコウイングン)がやって来ました戦北野は扶揺を連れて物陰に隠れると、夢の中でも実在する危険があると教えます不思議な現象が見えたのは天意、しかし最大の敵は自分自身だとか…その頃、徳王は平戎に探りを入れるため、翊王府にいましたそこで平戎はわざと徳王に聞かせるため、徐来(ジョライ)に皇太子が死んだと報告させます何でも皇太子は砂漠の奥地で流砂にのまれ、恐らく活路はないとか平戎は大げさに悲しんで弟の遺体を探し出すよう命じ、自分が葬儀を出してやると言います落胆する徳王でしたが顔色ひとつ変えず、無極のために尽力した平戎を労って帰って行きました穏やかに笑顔で別れた平戎と徳王、しかし実は互いに腹の中を探り合っています平戎は無極を片付けたら、次は徳王を始末しようと企み…そんな中、兵営に宗越(ソウエツ)が現れます無極と別れて宮道に出た宗越はやがて江楓と合流実は天権で政変が起こり、上陽宮の兵が北川(ホクセン)に移動したと知りますこの時点ではまだ江楓も平戎が動員したと知らなかったんですね宗越は南戎へ戻ることにしましたが、その前に無極の訃報を聞きますにわかに信じられず葛雅砂漠へ行こうとした矢先、雅蘭珠(ガランジュ)と出くわしたとか2人は姚城のことを聞いて兵営に駆けつけましたが、医聖の宗越でも扶揺たちを助けることはできません救えるのはこの世でただ1人、しかし簡単に呼べる相手ではないとか…つづく(´⊙ω⊙`)元宝が無極の口に吹き込んでたのって…何?!wところで扶揺を助けて犠牲になった人は黒風騎の人なの?え?ちゃんと見てんのかって?(笑
2019.10.29
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如懿传 Ruyi's Royal Love in the Palace第46話「侍女の門出」金玉妍(キンギョクケン)が失脚し、穏やかさを取り戻した後宮。侍医・江与彬(コウヨヒン)は献身的に惢心(ズイシン)を介抱していたが、惢心はどこか距離を置いていた。一方、皇太后・鈕祜禄(ニオフル)氏は思わぬ知らせに動揺していた。実は訥親(ナチン)が金川(キンセン)の戦で失策を重ねたうえ、僧侶の派遣を要請したという。勝利を焦って神頼みに走るなど言語道断だが、状況はさらに悪化した。訥親は無断で帰京、皇帝が激怒しているという。「愚か者め、処刑されに戻ったか」苛立ちを隠せない皇太后だが、侍女・福珈(フクカ)は皇太后が酌量を求めれば皇帝も鈕祜禄氏の顔を立ててくれると進言した。しかし戦に関わることではさすがに皇太后も口を挟めない。確かに訥親は鈕祜禄氏の繁栄のために多大な貢献を果たしたが、以前とは時勢が異なっていた。今や皇帝が権力を握り、独断で物事を運んでいる。「酌量を求めれば皇帝は訥親の罪を許すであろう、だがあいじゃとニオフル氏が疎まれてしまう そうなるとこの先、厄介だ…」季節は冬…。乾隆帝(ケンリュウテイ)・弘暦(コウレキ)は訥親が戦況の判断を誤りながらその責を認めないと憤慨していた。仕えていた舒嬪(ジョヒン)・葉赫那拉(エホナラ)意歓(イカン)は黙々と墨をすっていたが、弘暦はなぜ黙っているのかと聞く。「政事には口を出せませんから…」「では後宮の話だ、訥親を殺せば皇太后は朕を恨むだろうか?」弘暦は皇太后が送り込んだ意歓に探りを入れたが、意歓は皇太后を慰めれば十分だと答えた。どうやら意歓は皇太后の操り人形と言うわけではないようだが…。皇太后が訥親の処刑を知ったのは執行された後だった。確かに訥親の処刑は軍の綱紀粛正(コウキシュクセイ)を図るという大義があり、文句のつけようがない。「これであいじゃは朝廷への影響力を失ってしまった…皇帝の周到なやり方には舌を巻く」やがて惢心はゆっくりだが歩けるようになった。江与彬は順調な回復を喜んだが、宮中では満足に治療することができないと切り出す。「皇上から結婚のお許しを頂いた、結婚してくれ」「…ごめんなさい」惢心は足が不自由になった自分では釣り合わないと断り、江与彬を追い出してしまう。中庭にいた烏拉那拉(ウラナラ)如懿(ニョイ)は肩を落として歩いている江与彬を見つけた。「どうしたの?惢心は何て?」「断られました…」「あなたが尽くせば尽くすほど気後れするのね…私からも説得するわ」「感謝します、にゃんにゃん」そこでその夜、如懿は惢心の偏殿を訪ねた。すでに休んでいた惢心は驚いて起き上がると、如懿から珂里葉特(ケリエテ)海蘭(ハイラン)が作った膝当てをもらう。暖かそうな毛皮の膝当てに嬉しそうな惢心、すると如懿はなぜ江与彬を遠ざけるのか聞いた。「彼の人柄はよく知っているはずよ?あなたの生涯を託せる人でしょう? …江与彬は誠実な人、脚のせいで心を閉ざさないで 惢心、あなたは後宮を出て愛する人と穏やかに暮らせるのよ? 私はそんな暮らしを心から望んでいる、でも一生、叶わないわ…」如懿に説得された惢心はようやく素直になり、愛する人に嫁ごうと決めた。花の季節がやって来た。翊坤(ヨクコン)宮は婚礼用の赤い布で飾り付けられ、如懿と親しい妃嬪たちも駆けつけている。そこへ美しい花嫁姿の惢心が現れ、主人に旅立ちの挨拶をした。いつまでも名残惜しい如懿だったが惢心に面紗(メンシャ)を掛け、盛大に送り出してやる。やがて城門が見えてくると、如懿は惢心を呼び止めて手を握った。「惢心…ここまでよ、これからは穏やかに過ごせるわ」「如懿様のことが心配でなりません、側仕えが蕓枝(ウンシ)と菱枝(リョウシ)だけだなんて…」「後任はゆっくり探すわ」そこへわざわざ勤めを代わってもらった李玉が駆けつけた。すると2人の門出を祝い、自分が持っている田畑を贈る。江与彬は驚いて断ったが、惢心は李玉の気持ちを素直に受け取ることにした。「惢心、覚えているかい?以前、幸運のお守り代わりに君にかんざしを贈ったね…」「もちろん、そのおかげでご利益があったわ」こうして長年、如懿の側で仕えて来た惢心は紫禁城から出て行った。あの一件以来、皇帝は一度も金玉妍を訪ねていなかった。皇帝のために弾いていた琴も今ではひとりで奏でている金玉妍…。しかし侍女・麗心(レイシン)は貞淑(テイシュク)の分まで精一杯、仕えると言って主人を喜ばせた。「私が失脚したと思ったら大間違いよ…」陳婉茵(チンエンイン)と衛嬿婉(エイエンエン)は嬪に昇格した。嬿婉はこれで名実ともに永寿(エイジュ)宮の主となり、正殿に住むことが許される。一方、弘暦は如懿に今回の昇格について説明していた。2人は才も子もないが、婉嬪は年数が長いことが考慮され、炩(レイ)嬪は如懿の酌量を求めたからだという。すると弘暦は嘉貴人が降格となり半年が経ったことから、嬪に戻すと言った。何より2人の皇子の母であり、玉氏から嫁いだ初めての女子、玉氏への恩情だという。如懿は不満が残るが、皇帝の決めたことなら受け入れるしかない。ただ弘暦は再び金玉妍が過ちを犯した時は決して許さないと約束した。如懿は気の合う海蘭、意歓と翊坤宮で談笑していた。そこへ炩嬪が訪ねてくる。如懿が拒むことはないものの、自分たちと相入れない炩嬪の登場に一同は急に静まり返った。すると嬿婉は大罪を犯した金玉妍の復位を不公平だとぼやき、再び虐げられるのではと訴える。「嘉嬪には母国の後ろ盾があります、寄る辺なく子も授からぬ私とは違います ぁっ…でも皇貴妃娘娘と舒嬪姐姐ならお分かりでしょう?」何とも微妙な空気が流れる中、如懿は舒嬪と炩嬪ならまだ若いので希望を持つよう励ました。しかしあれほど懐妊を望んでいた意歓はさすがに子を求める気持ちが失せて来たと漏らす。実は皇帝から賜る子宝の薬も長らく飲んでいなかった。翊坤宮を後にした衛嬿婉は確かに舒嬪と同じ子宝の薬を飲んでも一向に懐妊しないと気づいた。「そう言えば嘉嬪も侍医に薬を求めているとか、処方が漏れぬようにね」しかし侍女・春嬋(シュンセン)は舒嬪の薬の方が嘉嬪の侍医院の薬よりも効き目があるはずだと言った。一方、昇格しても相変わらず寵愛とは縁遠い陳婉茵、今夜も黙々と皇帝の画を書いていた。鍾粋(ショウスイ)宮の主である純貴妃(ジュンキヒ)・蘇緑筠(ソリョクイン)が寵愛を失うまでは皇帝と会う機会もあったが、今ではそれも叶わない。侍女・順心(ジュンシン)はそんな主人を心配しているが、当の本人は皇帝なら自分の心にいると取り合わなかった。如懿が養心殿に差し入れを届けると、ちょうど弘暦と意歓が談笑していた。2人は弘暦が好きな納蘭容若(ナランヨウジャク)の″飲水詞(インスイシ)″を読んでいたという。すると意歓が中でも好きな1編を紹介した。「ようやく分かりし過ちに 心 寂しく戸惑う…」弘暦は本来なら酒を飲みつつ歌を詠みたいところだが、旧臣がうるさくて敵わないとこぼす。しかし明日に張廷玉(チョウテイギョク)を辞職させるため、静かになると言った。そこで如懿は政務の方が落ち着いたなら大皇子・永璜(エイコウ)の見舞いに行ってはどうかと進言する。実は福晋から永璜の病が悪化していると報告があったのだ。「邪(ヨコシマ)な私心を抱くから病んだのだ 斉汝(セイジョ)にも診に行かせ、心穏やかに静養するよう伝えさせた …心配ならば純貴妃と見舞うがいい」弘暦はまさか永璜が重篤だとは思いもせず、頑なに会うのを拒んだ。永璜が危篤との知らせが届いた。如懿は慌てて駆けつけたが、永璜はすでに昏睡状態となってうなされている。そこへ侍医・斉汝が駆けつけ、永璜に気付け薬を飲ませた。「大阿哥は最期になるやも…お話があればお早めに」すると薬のおかげか永璜の意識が戻った。永璜は如懿と2人きりにしてもらうと、これまで隠して来た胸の内を全てさらけ出した。「私は幼い頃、生母を亡くしたため虐げられました…母様が引き取ってくださり生き永らえたのです 母様の恩情を忘れたことはありません…でもお詫びしなくては… 私は野心を抱いていた、そして母様を利用しようと考えたのです …今となっては孝を尽くすこともできません、お許しください」「何も気にしなくていいの、あなたは考え過ぎてしまうのね あれこれ気を回さず、養生に専念することが私への孝行よ」如懿は永璜を励ましたが、永璜は自分の命の灯火が間もなく消えると分かっていた。しかし母の元へ行く前にどうしても如懿に伝えておきたいことがある。「母様…母様…母上を殺したのは孝賢皇后です…」如懿はようやく永璜が葬儀で泣かなかった理由を知ったが、その話はただの噂でしかないと教えた。すると永璜はある人が真相を教えてくれたと訴える。「母上は孝賢皇后に先んじて私を産んだ… 私が大皇子となってしまったせいで孝賢皇后の恨みを買ってしまったと… そして母上が再び懐妊した際、策が弄されたのです その結果、母上と妹はこの世を去った…」永璜はこの話を聞いたのが孝賢皇后の死後だったことから、復讐することも叶わなかったと嘆いた。「母様…悔しい…私は…無念でならぬ…」「″ある人″とは誰なの?」「嘉…嘉…嘉嬪…」これが永璜の最後の言葉となった。乾隆15年、皇長子・愛新覚羅(アイシンギョロ)永璜が逝去、後に定安(テイアン)親王に追贈された。知らせを聞いて駆けつけた弘暦だったが間に合わず、寝殿に到着した時には中庭で皆が涙に暮れている姿を見る。結局、弘暦は永璜とは対面せず、そのまま引き返していた。弘暦は放心したまま何も手につかなかった。するとその夜、永璜の葬儀を終えた如懿が養心殿にやって来る。弘暦は如懿に親子の獅子の玉(ギョク)を渡し、実は哲憫(テツビン)皇貴妃の玉だと教えた。哲憫皇貴妃は孝賢皇后と同じ富察(フチャ)氏だったが家柄が低く、決して高価な玉ではない。しかし生前いつも身につけていたことから、弘暦は埋葬の際に外して形見として手元に置いておいたという。如懿は弘暦の辛い気持ちを察しながら、これで哲憫皇貴妃と永璜が再会できたと慰めた。「ルーイー、葬儀に出なかったのは朕の本意ではない、向き合えぬのだ 永璜が伏せっていた時、朕は病状を知ろうともせず、見舞いもしなかった 永璜が朕を恨んでいると思ったからだ…そしてこれ以上、我が子の死を見たくなかった」「分かっています、皇上のお気持ちを伝えた上で葬儀を進めました」つづく( ತ _ತ) ったく朕は…
2019.10.28
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如懿传 Ruyi's Royal Love in the Palace第45話「七宝の赤い石」養心殿の太監・李玉(リギョク)が啓祥(ケイショウ)宮へやって来た。皇帝から嘉貴妃(カキヒ)・金玉妍(キンギョクケン)にかんざしの贈り物だという。するとかんざしを見た金玉妍は瑪瑙(メノウ)に似ているが紅玉髄(コウギョクズイ)だと気づいた。李玉は贅沢品を嫌った亡き孝賢(コウケン)皇后を追慕した皇帝があえて紅玉髄で作ったと話し、今や万人の上に立つ嘉貴妃なら理解してもらえるはずだと告げる。その意味を悟ってまんざらでもない金玉妍、しかし李玉の話はもう1つあった。「皇貴妃の私通の件では七宝の数珠が証拠になりました そこで皇上が各宮の者に七宝の名を書かせよと… 最も尊い啓祥宮から始めたいのですが、いかがでしょうか?」李玉はまず筆頭女官である貞淑(テイシュク)から書いて欲しいと言った。側仕えの貞淑と麗心(レイシン)を始め、啓祥宮の太監や女官は一室に集められて字を書かされた。気が気でない金玉妍は正殿の入り口に立って待っていたが、その時、李玉が貞淑を連れてやって来る。「お待ち!」金玉妍は思わず声を荒げ、なぜ貞淑を連れて行くのか迫った。すると李玉はこれも皇帝の命令だと告げる。「一番、下手な字を書いた者を連れて参れと…それが貞淑姑姑でした」乾隆帝(ケンリュウテイ)・弘暦(コウレキ)は李玉から受け取った貞淑の下手な字を見た。李玉の話では結局、皇貴妃に似た筆跡の者は見つからず、最も下手な字を書いた貞淑を連れて来たという。皇帝からこれが自分の字かと聞かれた貞淑は、自分の書いたものだと認めた。すると李玉が家族への文はどうしていたのかと追求する。貞淑は文をずっと書いていないので字など忘れたと言ったが、李玉はすでに貞淑の部屋で発見した書きかけの文を持っていた。「直筆か?美しいな、先ほどの字とは大違いだ」皇帝の指摘に焦った貞淑は謝罪し、実は先ほどの字は李玉に手元を見られて緊張のあまり字が乱れたのだと取り繕う。李玉は呆れた嘘に憤慨したが、皇帝から筆跡の件はこれまでにすると打ち切られた。弘暦は長年、嘉貴妃に仕えた褒美として貞淑に瑪瑙を下賜することにした。李玉が差し出した化粧箱には赤い玉がふたつ…。皇帝から良い方を選んで飾りにするよう命じられた貞淑は、一か八か1つ手に取った。「李玉、嘉貴妃は朕が贈ったかんざしを見て何と言った?」「紅玉髄のかんざしを賜り感謝するとおっしゃいました」「見分けたか…(机バン!)それは2つとも紅玉髄だ! 判別できぬなら七宝が瑪瑙だとも知らぬな!」貞淑は宝石に疎い愚か者だと許しを請うたが、もはや手遅れだった。「李玉、惢心(ズイシン)を釈放し貞淑を慎刑(シンケイ)司へ 手を傷つけるな、皇貴妃と同じ字を書かせよ、書くまで拷問してよい!」惢心が翊坤(ヨクコン)宮に帰って来た。しかし惢心は拷問によって重傷を負い、如懿はその姿に胸が痛む。特に左足の怪我はひどく、血まみれの衣が傷口に張り付いていた。侍医・江与彬(コウヨヒン)ははさみで衣を切り裂き、布を剥がして薬を塗ってやる。如懿は惢心の手を取って励ましていたが、気丈な惢心でもあまりの激痛に嗚咽を漏らし、思わず主人の手を握りしめた。如懿が正殿に戻ると、惢心を心配して李玉も駆けつけた。今回、尽力してくれた李玉や凌雲徹(リョウウンテツ)に心から感謝する如懿、そこへちょうど治療を終えた江与彬がやって来る。惢心の傷口は棍棒や鞭で打たれた末、唐辛子の汁を塗られていた。外傷は治るものの、棍棒で締め上げられた左足は骨が砕け、前と同じように歩くのは難しいという。李玉は思わず嘉貴妃が白状するまで拷問せよと命じたのだと口走り、恨みを募らせた。ともかく如懿は治療に全力を尽くすよう頼み、どんな薬でも使って構わないという。すると江与彬は惢心の治療だけに専念すると答え、急にその場にひざまずいた。「娘娘(ニャンニャン)、お願いが…惢心が歩けずとも私が娶り、一生、世話をしたく存じます」「はぉ、私たちが信じた通りの人柄ね」「何があろうと気持ちは変わりません」如懿は喜び、皇帝から結婚の許しをもらうと約束した。弘暦は養心殿に如懿を呼んだ。昨日は中秋節、諸侯から色々な宝物が献上されている。「好きな物を選べ、残りは褒美の品にする」すると如懿は合歓木(ネムノキ)のかんざしを手にした。合歓木は夫婦円満の象徴、弘暦は早速、如懿の大拉翅(ダイロウシ)に挿してやる。弘暦のご機嫌取りと分かっていながら、それでも嬉しい如懿…。そこへ李玉がやって来た。実は女官の中に皇貴妃の字を模写する貞淑を見た者がいたという。そこで貞淑に無実を訴える書状を左手で書かせたところ、その中に皇貴妃の筆跡とよく似た文字があった。すると更なる拷問で貞淑がついにまねたことを白状する。ただしそれ以外のことは否定し、嘉貴妃は一切、関与していないと証言した。貞淑は古参の侍女で嘉貴妃と共に玉氏から来た。医女の出身で字も書けることから、その才を買われて侍女になったという。如懿は策略家の嘉貴妃が無能な者などそばに置かないと指摘、嘉貴妃の指示だと訴えた。そこで弘暦は金玉妍が如懿を侮辱した罰として嬪(ヒン)の位に降格し、啓祥宮に禁足と勅命を下す。ただし貞淑は玉氏から来たため死罪にできず、本国に送還するとした。また2人の皇子は擷芳殿(ケツホウデン)に移すことにする。李玉は拝命し、すぐ出て行った。しかし如懿は金玉妍に悪意があったと憤慨し、こんな軽い処分では惢心が報われないと反発する。すると弘暦はこれもあらゆる非難を排除したかったからだと説明した。「潔白の証明だけではない、そなたを皇后にするための布石だ」「皇后?」狐につままれたような如懿の顔…。実は弘暦は孝賢(コウケン)皇后が亡くなってからずっと如懿を皇后にと考えていたという。「朕の皇后に醜聞は許されん」如懿は弘暦の思わぬ発言に困惑した。自分の選んだ皇后への賛同を得るために、惢心の足を犠牲にする必要があったのだろうか。しかし弘暦にとって周囲の賛同は何よりも大事だった。かつて如懿を嫡福晋に選んだ時、父皇を始め皆に反対された苦い経験がある。「ルーイー、朕は暗君ではない、愛する女のため盲目にはなれぬ 流言は川底の汚泥のように粘りを増し、洗い落とせなくなる 慎重になるのはそなたのためだ、分かってくれ、だからもう朕を恨むな …過ちを犯したとて朕は天子だ、過ちも天の意思だ」すると如懿は惢心と江与彬の縁談を申し出て立后の話題をそらした。弘暦は2人の縁談を認めると如懿の手を取り、改めて皇后になれと説得する。仕方なく如懿はひざまずき、皇后を辞退したいと言った。困惑した弘暦は如懿以外に皇后は考えられないと訴え、如懿を立たせてやる。そこで皇后の件は孝賢皇后の喪が明けたらまた話し合うことになった。金玉妍は異国で唯一の心のより所だった貞淑を奪われ、苛立ちを募らせた。何としてでも貞淑を救わねばならない。しかし突然、勅命により皇子たちを取り上げられてしまう。金玉妍は激怒したが、李玉は惢心を害した嘉貴妃に辛辣だった。「お子が生まれたらまた擷芳殿へ、皇子たちを守れても貞淑は守れませんでしたね 貞淑は玉氏に送還されます、嘉嬪は啓祥宮にて禁足を」金玉妍は皇帝の冷たい仕打ちに愕然となり、立ちくらみを起こした。そんな哀れな姿を見ても、李玉は同情しない。「嘉嬪娘娘、下手な策を弄したのが間違いです」失脚した金玉妍は崩れ落ちるようにその場に座り込んだ。しかしふと我に返り、貞淑を助けるため大きなお腹で歩き出す。その時、門の前でちょうど送還される貞淑と鉢合わせた。2人は衛兵が止めるのも聞かず、手を取り合って宮道にへたり込む。「お待ちなさい、そんなに急いで帰ることはないわ~」その声は炩(レイ)貴人・衛嬿婉(エイエンエン)だった。「玉氏の新たな王が王妃を自害させた件で皇上が処罰を下すとか すでに都入りし、間もなく陛下に拝謁するそうよ…え?故国の話をご存じないの?ふふふっ」金玉妍は臨月だというのに養心殿で新王の嘆願を始めた。弘暦はなぜ嘉嬪が王の件を知っているのか怪しんだが、李玉は王が都入りすれば噂になると告げる。仕方なく弘暦は金玉妍を嬪から貴人に降格、騒げば更に降格して庶人まで落とすと決め、如懿に皇貴妃の権限で命を下すよう頼んだ。金玉妍は額から血を流しながら必死に嘆願していた。すると如懿が現れ、皇帝からの勅命を下す。憤慨した金玉妍は立ち上がり、如懿が自分を陥れたのだと因縁をつけた。「瑪瑙と紅玉髄の違いは私には見分けがつく、あの七宝の数珠は瑪瑙を使っていたはず なぜそれが紅玉髄に?」「ふっ、あの日あなたは″中を見ずに皇上に渡した″と言った 見ていないのになぜ瑪瑙だと?見たのなら君主を欺いたことになるわ それとも自分で作った物かしら?」如懿の策にはまり馬脚を露わした金玉妍、怒りに任せて如懿が皇帝をそそのかしたに違いないと八つ当たりしたが、無駄なあがきだった。「あなたの自業自得よ…でもなぜ皇上の子を宿しながら命乞いを? 嘉貴人は皇上のお子より玉氏の王が大切なの?」「ぅ…」図星だった金玉妍は頭に血が上り、そのせいでお産が始まってしまう。金玉妍は輿に運ばれ帰って行った。如懿は殿内に戻ることにしたが、その時、安吉(アムジ)大師が現れる。安吉大師は中秋も過ぎたので皇帝に暇(イトマ)乞いに来たと話した。「ご迷惑をおかけしました」「俗世にいても最後は清き道へ 蓮は泥に咲くが汚れない、皇貴妃が積んだ徳のおかげです 先はまだ長く険しい道も少なくない 執着を捨て、心を清く保てば、災いは寄りつかぬはず」「お導きに感謝を…」御前侍衛・凌雲徹は如懿を翊坤(ヨクコン)宮まで送ることになった。すると途中で如懿は太監・三宝(サンポウ)に一人で歩きたいと伝え、凌雲徹にもお礼を言う。しかし凌雲徹は皇貴妃がどこか元気がないと見抜き、お供したいと申し出た。「…いいわ」如懿は歩きながら思わずため息をもらした。すると凌雲徹は皇貴妃がかつて嬿婉に振られて生きる望みを失っていた頃の自分のようだと告げる。「でも皇上が私に道を示してくれたわ…」「それはご自分も望む道だと?」「…女にとって最も尊い地位だけど、私の望みとは違う」「望みとは?」「皇上と互いに心から信じあって生きていきたい…だけどこの望みは一生、叶わないかもしれない」「皇貴妃の行く道が平穏であることを祈ります 私が皇貴妃の後ろで来た道を照らしましょう、振り向いた時、退路が見えるように…」「凌雲徹、ありがとう」そこで如懿は凌雲徹もそろそろ身を固めてはどうかと勧めた。しかし凌雲徹は独りの方が気が楽だと言う。皇帝と皇貴妃に仕えることができれば十分に幸せだと…。金玉妍は皇子を出産したが、生まれてすぐ赤子は息を引き取った。翌朝、慈寧(ジネイ)宮で報告を聞いた皇太后は、懐妊中に皇貴妃と大師を陥れようとしたのだから当然の報いだと言い放つ。皇帝は見舞いにも行かず、第9皇子を葬るよう命じただけだった。弘暦は第9皇子の死産で玉氏の王を罰するに忍びず、結局、3年間の恩賞停止と訓戒にとどめた。金玉妍は憔悴して床に就いていたが、麗心から王が間もなく国に帰されると聞いて飛び起きる。「王はどこ?教えて!」すると金玉妍は着替えもせずに寝宮を飛び出し、愛しい王の姿を求めて必死に歩いた。玉氏の王はちょうど紫禁城を出るところだった。「わんいえーっ!」金玉妍の悲鳴にも似た叫び声が響き渡り、王は思わず足を止めて振り返る。王はわずかに笑みを浮かべたように見えたが、まるで金玉妍を振り切るかのように歩き出した。愛しい人との一瞬の再会…。「20年になるわ…麗心…20年あまりよ?…ぅぅ…」「主儿…お産を終えたばかりなのに…死んでしまいます」麗心はへたり込んだ主人を抱きしめ、涙した。しかしその言葉を聞いた金玉妍は死ぬわけにいかないと気づく。「生きなくては…生きてさえいれば、また王爺と会える…」金玉妍は己を奮い立たせ、第9皇子の焼香へ行くことにした。つづく(๑・᷄ὢ・᷅๑)うーん…イマイチ金玉妍の純愛に共感できん、すまん!(笑
2019.10.27
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扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~ 第33~37話まとめ※このあらすじは1週分のまとめになります※各話未視聴の方にはネタバレになりますのでご注意ください翊(ヨク)王・長孫平戎(チョウソンヘイジュウ)は父の薬で命を救われたものの、あれ以来、女嫌いになってやさぐれ中(←まあ仕方ないwそんな中、皇太子・長孫無極(チョウソンムキョク)と平戎が宮中で出くわし、一触即発にしかし危ないところで皇帝が2人を呼んでいると迎えが来ますそこで無極は父にこれまで黙っていた兄の悪事を暴露実は平戎が黒戎寨(コクジュウサイ)の頭領・赤鬼(セキキ)と結託していると言うのです平戎は金銀千両と3万の武器で南戎(ナンジュウ)の半年の安定を買い、黒戎寨は約束通り半年は天権の内陸を攻めませんが、その代わり平戎は略奪には関知しませんでした片や平戎は半年ごとに賊を討伐することで、その度に戦功を上げて名声を保ち続けられるというからくりこれにはさすがに皇帝がブチ切れ、何せ天権の武器で天権の民が襲われているわけですからね~皇帝から調査を任命された無極は翊王が関わっていた場合、自分が取り調べたいと願い出ましたそんな事とはつゆ知らず、ようやく床から離れた扶揺(フーヤオ)は姚城(ヨウセイ)の県丞が黒戎寨に買収され、略奪される民たちを見て見ぬ振りしていると知ります激怒した扶揺は県署に押しかけ、かえって蘇(ソ)県丞に捕らえられそうになりますが、そこへ宗越が現れました宗越は天権皇太子の上陽(ジョウヨウ)宮の令牌を見せて蘇県丞の悪行を天権に報告すると脅迫蘇県丞は仕方なく宗越の要求を受け入れ、失脚しますそして代わりに扶揺が天権国の特使として新たな県丞に就くことになりました無極は監禁した仏蓮(フツレン)に婚約破棄の文を渡しますが、仏蓮はまだ聖女の仮面を外せない様子「心に恥じるようなことはないわ…私は絶対、婚約を破棄しない」全視聴者が(๑・᷄ὢ・᷅๑)<まだ言ってんのか~と呆れ果てたところで無極が平戎を呼びます実は仏蓮は無極と扶揺がただならぬ関係と知り、扶揺に全てを失わせて無極を恨むよう仕向けたとか平戎は自分も仏蓮に騙されて扶揺を傷つけてしまったと証言しますもはやこれまでかと思いきや、それでも過ちを認めない仏蓮無極も視聴者も愛想を尽かしますが…無極に協力した平戎は、これで南戎の件を見逃してくれると期待しますしかし無極の要求は星輝の薬平戎は師匠が解毒の術まで教えてくれなかったと話し、本当に知らないと訴えます兄を殺すわけにもいかず、無極はその代わり南戎の件をとことん調べ尽くすと脅しました平戎は無極が決して自分を許さないと知り、対抗するしかないと覚悟します宗越から無極の元に文が届きました扶揺は姚城県丞の座を奪って兵権を引き継ぎ、民兵団を作ろうと集団訓練の命令を下し、黒戎寨に対抗するため帰るのも忘れ、張り切っているとか…早く来ないと扶揺はお前を忘れてしまうぞ実は役所にはすっかり扶揺に傾倒している鉄成(テツセイ)という仲間がいました無極は扶揺の元へ帰るため決断、仏蓮に婚約破棄を受け入れて名声を保つか、ここで消されるか迫りますすっかり憔悴した仏蓮は聖女としての面目を選び、ついに婚約破棄を了承こうして世間にも璇璣(センキ)の第2公主が禅の道の修行に専念することになったと公表されました黒戎寨の頭領・赤鬼は姚城に天権の特使が就任したと知り、しばらく様子をみることにしかし扶揺のせいで黒戎寨は思うように略奪できなくなり、不満が爆発しますそんなある日、扶揺に黒戎寨から宴の招待状が届きました扶揺は敵を知る絶好の機会と考え、危険と知りながら鉄成とこっそり出かけることにしますすると宗越に見つかり、結局、3人で黒戎寨へ…黒戎寨に乗り込んだ扶揺たちはいきなり赤鬼の配下に襲われますとは言え扶揺強し(  ̄꒳ ̄)やぐらで戦いを見ていた赤鬼はたまらず自ら手合わせに登場しますが、この名手こそ扶大人(ダーレン)だと知りますその腕前に一目置いた赤鬼はひとまず扶揺たちをもてなすことにしかしトイレに行ったはずの宗越が密かに武器庫を調べていた所、配下に見つかってしまいます激怒した赤鬼は扶揺たちを捕らえろと命じますが、その時、宗越が翊王の令牌を出しましたそれを見た扶揺は咄嗟に翊王の言いつけで赤鬼たちの忠誠や命令に従って動いているか確認に来たと嘘をつきます赤鬼はにわかに信じられませんでしたが、宗越が赤鬼の腰についている短刀が翊王の贈り物だと知っていました結局、赤鬼たちは扶揺に丸め込まれ、黒戎寨から帰します県署に戻った扶揺は宗越になぜ赤鬼と平戎がぐるだと分かったのか聞きます宗越は話しても良いが聞きたくない人の名前も出ると警告すると扶揺はならば聞かないと拒否しました宗越は扶揺が未だ怒っていることに苛立ち、無極が扶揺のために皇太子の座を懸けたと訴えますしかし扶揺はどうしても素直になれず、嘘をついた無極を許せずにいましたその夜、雪の舞う涼亭でひとり、深酒している扶揺すると日夜、馬を駆けて来た無極が現れ、泥酔している扶揺に自分の外衣を掛けてやります「…飲み過ぎたのね、でも夢なのに本物みたい」扶揺は幻の無極に抱きつき、思わず本音をぶちまけました「あなたに会いたくない、あなたの姿は見たくない…このバカ! なぜあなたは嘘ばかりなの?なぜ私のことを騙すのよ? …あなたはあの人じゃないから、だってあの人は私に会いに来てくれない」無極は扶揺の怒りと悲しみを受け止め、ただ黙って扶揺を抱きしめましたやがて扶揺は酔いつぶれ、無極の胸の中で眠ってしまいます…おてんば娘、すべてが円満になる方法を見つけて一生、君と過ごすよ翌朝、扶揺は二日酔いを押して仕事に向かいます無極はその姿を窓からこっそり見ていましたすると宗越が無極の情報通り、平戎が黒戎寨を買収していたと報告します姚城と言えば天権を防衛する兵家が争奪する地、そこに駒を置いたのなら平戎の野心は明らかですが…その頃、平戎は何とか怪我を治そうと奔走していましたしかし侍医は治らないと明言、仕方なく平戎は侍医に自分の体が以前のように健康だと公表するよう脅します県署に突然、無極が現れました驚いた扶揺は逃げるように仕事を切り上げてしまいますそこで気分転換に鉄成と幻の鳴き砂を見に行くことにすると無極が現れ、鉄成を倒して扶揺を連れ去ってしまいます扶揺は無極を恨みながらも忘れられずにいたんですね~無極は扶揺が父のもとで嘘の納采の儀を見せられたと知り、この世の真実を全て知っている玄霊真葉(ゲンレイシンヨウ)で自分の本心を示します記憶を引き出すには代償が必要でしたが、無極はそれより扶揺の信用が大事だと言いましたこうして扶揺は無極と仏蓮の本当の姿を知り、2人はようやく仲直りその夜、2人は近くの山の洞窟で暖を取ることにすっかりラブラブな2人でしたが、そこにお久しぶりの元宝(ゲンポウ)登場!どうやら西南から人が来たようです様子を見に行った2人は、眼下に赤鬼たち黒戎寨の姿を発見どうやら今夜はここで野営し、明朝すぐ出発すると話しています無極は平戎とぐるになって何か企んでいると勘ぐりますが、その時、扶揺は黒戎寨の馬を盗もうとして追われている雅蘭珠(ガランジュ)を目撃します扶揺と無極は雅蘭珠を救出、洞窟に避難しました雅蘭珠は戦北野(センホクヤ)の後をつけていましたが、誰も戻ることができないと言われる神秘的な砂漠・葛雅(カツガ)砂漠で見失ってしまったとかやがて水も食料も尽きて磐都(ハント)へ向かうことにしましたが、道中で父に連れ戻されそうになって逃げて来たと説明します一方、赤鬼は配下から扶県丞に襲われたと報告を受け、やはり翊王の者ではないと判断今はそれどころじゃないのか、いつか懲らしめてやると誓います無極は雅蘭珠の首飾りを見て邛葉(キョウヨウ)族の公主だと分かりましたそれは一見すると玉に見えますが、実は古の神獣の内丹です邛葉族は五州で最も古い民族のひとつ、穹蒼(キュウソウ)の大戦後に別れた5つの国の1つだったんですね特別な毒術を持ち、天権より強かったこともあったとかしかしその後、邛葉南北の王が戦って国はばらばらになってしまいます雅蘭珠の一族は山林の出身で、分裂後は山林に隠れて外界には関わりませんでしたすると話を聞いていた扶揺が急に鎖情(サジョウ)の毒の発作に襲われます無極は咄嗟に応急処置をしましたが、雅蘭珠はその技が魂熄術(コンソクジュツ)だと気づきましたこの技は天権と穹蒼が共有する術で、五州で使えるのはただ1人…雅蘭珠はこの男こそ国を滅ぼした仇敵、天権の皇太子・長孫無極だと見抜きます激情に駆られた雅蘭珠は思わず短剣で襲い掛かりますが、過って無極をかばった扶揺を刺してしまう結果に…県署に戻った扶揺は無極と雅蘭珠を2人きりにするよう仕向けますすると雅蘭珠は無極が父を山林へ追いやったと責め、策略や政治のことは分からないが、無極が邛葉の敵だとは分かると激高無極は反撃しないので殺せと言いますが、結局、雅蘭珠にはできませんでしたそこで無極は雅蘭珠が北王になって邛葉を統一した時に勝負しようと提案2人はそれまで個人的な恩讐は置いておくと約束しました敬神節を迎えた姚城、扶揺は県丞として民と一緒に弓術を楽しみますそんな中、黒戎寨が活発に動き出したことから、宗越は今の無極では対抗できないのではと心配しました平戎にとって兵を連れていない無極を消す格好の機会、しかも今では愛する扶揺という弱みが…無極は扶揺が弱みになったとしても、一生、共にいたいという願いがむしろ鎧になると言いますそれは権力を握ることより大事な望み…2人が話に夢中になっていると、弓術を披露していた鉄成が突然、扶揺に求婚しました(´⊙ω⊙`)はい?驚いた無極は弓場に駆けつけ、鉄成と腕比べすることにすると見事な腕前で無極が勝利します夜は村人たちが宴を開き、美女選びが行われます最も美しい娘に選ばれたのは胡桑(コソウ)実は敬神節に女子から布をもらったら、その女子を連れて帰り娶るという風習がありましたすると弓場で無極に一目惚れした胡桑は扶揺と一緒にいる無極に布を差し出します無極は当然、受け取りませんが、扶揺が勝手に布をもらって無極に渡しましたしかし無極は扶揺に布を返し、怒って行ってしまいます扶揺はひとりでやけ酒を飲んでいる無極を見つけましたすると無極は扶揺が自分の尊厳を汚したと激怒、自分の気持ちを知りながらなぜ傷つけるのかと迫りますしかし扶揺は一笑に伏し、酒を取って来ると言って立ち上がりました無極は発作が出てから扶揺が自分と距離をとっていることに気づいていたんですね〜扶揺を引き止めた無極は何を恐れているのか話して欲しいと訴え…つづく(  ̄꒳ ̄)そう言えば仏蓮が言ってましたね~無極が12歳で邛葉族の紛争を解決したみたいなことさていよいよ折り返して後半戦、思いのほか壮絶ですが何とか完走したい!←もはやそれが目的w
2019.10.23
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扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~ 第33~37話まとめ※このあらすじは1週分のまとめになります※各話未視聴の方にはネタバレになりますのでご注意ください宗越(ソウエツ)は生き延びて復讐するため、穹蒼(キュウソウ)仙女・非煙(ヒエン)と取り引きしていましたその対価は寿命40年…宗越はこれ以上、自分を助ける必要はないと言いましたが、長孫無極(チョウソンムキョク)は盟友として宗越の復讐を手伝うと伝えます太淵(タイエン)の平定は任務であり、天権(テンケン)の皇太子としての器を証明するためでしたが、実は宗越との厚い友情のためでもあったんですね~(=´∀`)人(´∀`=)一方、眠れぬ夜を過ごしていた扶揺(フーヤオ)は偶然、皇后・元清旖(ゲンセイイ)と皇帝の弟である徳王・長孫迦(チョウソンカ)の密会を目撃してしまいますどうやらそもそも恋人同士だったのは皇后と徳王で、皇帝が横取りしたみたいですねその時、扶揺はうっかり物音を立て、慌てて逃げ出します徳王は曲者を探しに行きましたが、そこで木に引っかかっていた繊維を発見それを見た皇后は仏蓮(フツレン)に用意した衣に使われている貴重な霊樹の糸織物だと気づいてしまい…さて、あと数刻もすればいよいよ無極と仏蓮の納采の儀宗越は無極に扶揺をどうするつもりか尋ねましたが、無極は結局、答えを出せないまま皇宮へ帰ってしまいます宗越は仏蓮が扶揺だと伝えるきっかけを失い、それが思わぬ悲劇を招くことに…皇太子と仏蓮の納采の儀の前に、まず五州の危機を救うため各国が地図符を献上します皇帝は相変わらず禅房で閉門中、そこで徳王が代行し、皇后は御簾の裏に…天権、天煞(テンサツ)、太淵がそれぞれ鼎(カナエ)に図符を置くと、中央の鼎に注がれていた穹蒼神殿の神力と統合しました残るは五州の神力を合わせる要、璇璣図を待つのみ、そこへ仏蓮に成りすました扶揺が現れます太淵国の特使である徳夫人・簡雪(カンセツ)は仏蓮が扶揺だと気づいて困惑しますが…扶揺は璇璣図を献上する前に烈(レツ)王・戦北野(センホクヤ)の無実を訴え、皇帝との謁見を要求します悪事を暴露された恒(コウ)王・戦北恒(センホクコウ)は猛反発仕方なく皇后がお出ましになり、まずは五州の力を統合するため図符を献上するよう命じましたすると大皇子の翊(ヨク)王・長孫平戎(チョウソンヘイジュウ)がなぜか璇璣図を持っていないのではと怪しみ、扶揺は正体がバレないよう先に図符を献上せざるを得なくなりますしかし扶揺が献上した璇璣図の神力は他の神力と融合せず、偽物だと判明実は平戎、すでに扶揺が偽物の仏蓮だと知っていたんですね~昨夜、外套をかぶって密かに平戎を訪ねた賓客、あれは本物の仏蓮だったのですそんな中、いよいよ本物の仏蓮が登場!安堵した扶揺は仏蓮に駆け寄って病が完治したことを喜びましたが、仏蓮と侍女・功霊(コウレイ)は急によそよそしくなり、扶揺など知らないと言い出しました困惑した扶揺は偽物に成りすました経緯を説明しかし仏蓮は誰もが知っている通り、璇璣にある秘伝の熔鳳(ヨウホウ)内丹を飲んでいるため疫病にはかかりません(´⊙ω⊙`)いやいやいや~だって昨日、翊王が迎えに来て功霊と一緒に馬車に乗せたし、皇后だって功霊と一緒に寝宮に泊めてくれましたけど?ところが皇后も翊王も知らぬ存ぜぬ…すると扶揺は皇后が昨夜、自分に密会を見られたため、嘘をついていると気づきます皇后は扶揺が余計な話を口走る前に偽物を処刑しろと命じましたが、その時、突然、宦官が現れました実は皇帝が扶揺に会ってくれると…扶揺は望み通り皇帝に謁見、烈王の冤罪を訴えますすると太淵での一件を知っていた皇帝は扶揺が仏蓮を超える力を持っていると認め、無極が惹かれるのも無理はないと納得しかし王家の血筋でない扶揺が天権の皇太子と結ばれることはないと教えます「太子?」「そなたには軒轅旻(ケンエンビン)と名乗った、時には元昭詡(ゲンショウク)と…」ついに愛する人が天権国の皇太子・長孫無極だと知った扶揺その時、ちょうど無極が正殿に現れました皇帝は仙力で扶揺に無極と仏蓮の仲睦まじい様子を見せてやります扶揺はそれが幻影だと気づかず無極が選んだのは仏蓮だと誤解、騙し続けられていたと知って深く傷つきます(TㅅT)<私がバカだった…信じちゃいけなかった…無極が到着した時には仏蓮が璇璣図を献上したおかげで五州の神力が融合し、すでに羽木(ウボク)の衰弱は止まっていましたただこの並外れた邪力には各国が手を携えなければならないと言いますそうです、穹蒼大戦で封印されたアレが原因だったんですね~すると急に宦官が現れ、皇后に皇帝からの仙薬を届けました何やらいわく付きの薬のようで、皇后はしぶしぶ飲み干すことに結局、そこで一同は散会となりました仏蓮は無極を引き留め、皇宮を案内して欲しいと猫なで声~しかし無極から自重するよう諭され、冷たくあしらわれてしまいます仏蓮を放ったらかして先を急いだ無極すると物陰で待っていた簡雪に呼び止められ、思わぬ事実を知ることになりました「翊王が言った仏蓮の偽物、フーヤオなんです!」驚いた無極は禅室に駆けつけ扶揺を見逃して欲しいと嘆願、しかし皇帝はすでに扶揺を逃した後でした皇宮を出て行こうとした扶揺の前に平戎が兵を率いて現れます「公主を騙る逆賊を召し捕えよ!」「初めから仏蓮と組んで私を殺すつもりだったのね」しかし扶揺はなぜか本来の力を発揮できず、平戎が放った毒虫に首を噛まれて捕らわれの身に…平戎は扶揺から紫鳳(シホウ)腰牌を取り返し、約束通り仏蓮に返しますあの夜、仏蓮は自分の計画を説明し、助力してくれるなら、平戎が皇太子となった暁には嫁ぐと懐柔していたんですね平戎は仏蓮のためなら誰でも始末すると約束、見返りに期待が膨らみますすると仏蓮は武術の達人である扶揺を捕らえることができたのは、巧霊が三度の食事に細工をしたからだと教えました∬ ー̀ωー́ )oO(詰めが甘いんだよ、ツメが(←これでも聖女w自分と組むなら遅れを取るなと発破をかける裏には仏蓮の野望が…璇璣には聡明で美しく母に愛された大公主・鳳浄執(ホウジョウシュウ)がいました仏蓮は自分が遅く生まれたというだけで女王になれないのだとやっかみ、ならば五州で最も貴(タット)き女人、つまり天権皇后となって璇璣女王をひざまずかせてやると考えたのです無極は扶揺が大皇子に捕らわれたと知って激高一方、無極が必死に偽仏蓮を探し回っていると聞いた平戎は、思いがけず無極の弱みがあの娘だと気づきますそこで平戎は扶揺を穢そうと思いつきましたが、そこはやはり五石少女?破九宵(ハキュウショウ)のおかげ?扶揺は強い精神力で気を巡らせ、自ら鎖魂針(サコンシン)抜き取ると、今にも襲いかからんばかりの平戎に反撃します死闘を繰り広げる2人、さすがに平戎はなぜ扶揺が重傷を負いながらも動けるのか不思議なんですねその頃、翊王府に無極が到着します平戎と扶揺の戦いは思わぬ結末を迎えていました扶揺は平戎の剣を止めるため自分の腕にあえて突き刺し、その貫通した剣先を折ると、平戎がひるんだ隙に股間を思い切り蹴り飛ばしますすると良い具合に扶揺の前に剣先が落ちて来ました扶揺はすかさず平戎の股間めがけて剣先を回し蹴り、剣先は平戎の股の間をすり抜けて壁に突き刺さりますそして一瞬の静寂の後、平戎の股ぐらが血に染まり…(´༎ຶོρ༎ຶོ`)<ぐわぁぁぁ~っ!そこへようやく無極が到着、力尽きて倒れた扶揺に駆け寄りました「来たのね…」扶揺はそう呟いて卒倒しますその哀れな姿に無極はこれまで感じたことのない怒りを覚え、落ちていた剣を握りしめました「お前を殺せど恨みは消えぬ…だがお前を生かしておくことなど一刻も耐えられぬ!」無極は剣を振り上げると、危機一髪、飛び込んできた江楓が制止しますさらに皇帝が遣わせた太監が到着、慌てて翊王を連れて皇宮へ戻って行きました皇帝は皇族の体面を傷つけた平戎に激怒しかし失態を隠すため、仏蓮に化けた扶揺が翊王の暗殺を謀ったとして死罪を命じます朝廷に駆けつけた無極は上陽宮に扶揺をかくまっていると認め、無実の娘を罰するべきではないと反対皇帝は情のため身を滅ぼしてはならないと諭し、その情を自分が断ち切ってやると言いました無極は父がすでに手を打ったと気づき、慌てて上陽宮へ引き返すことに…上陽宮では宗越、江楓、小七(ショウシチ)が衛兵に抵抗、扶揺を守っていましたそこへ無極が現れ、扶揺を連れて上陽宮を脱出します江楓は皇太子たちを川まで逃し、そこでお別れ無極たちは未だ意識が戻らない扶揺を救うため、南戎(ナンジュウ)に生息する飲沽草(インコソウ)を探しに向かいます実は扶揺を傷つけたのは十聖者(ジッセイジャ)・星輝(セイキ)の門下である平戎の星輝聖手(セイキセイシュ)という毒性の強い技、そのせいで扶揺の封印の毒が力を強めていましたその夜、一行は砂漠で野営飲沽草を手に入れた宗越は薬を作り無極に渡しましたが、実は解毒はできず症状を緩和するだけでしたしかし翌朝、無極は伝書鳩で皇宮の様子を知ります皇后が仏蓮との縁談を何としてでもまとめるため、軍を派遣して無極を探しているとか無極はひとまず1人で帰国し、仏蓮が宮中にいるうちに扶揺がなりすました理由を調べることにします無極は父に謁見、自分が罰を受けるので扶揺を見逃して欲しいと嘆願します幼い頃から乳母に育てられ、母や兄とは疎遠、同世代の友人もなく孤独だった無極…皆が見ているのは自分の身分だけで、誰も自由に生きられない寂しさなど分かってくれませんしかし扶揺と出会い、本当の愛を知ったと言います扶揺は強情でおてんば、賢くて義侠心がある、それは無極の心の中にいたもう1人の自分の自由な姿でした無極は扶揺が処刑されると知った時、失うことができない人だと確信皇帝は無極の今の願いが″永遠に変わらぬ愛″だと知り、愕然となりました「…太子の座を失ってもいいのか?」「失おうとも構いません」「…お前も大人になった、好きにしたらいい」皇帝はそう言って出て行ってしまいます無極は聖女として敬われて来た仏蓮の裏の顔を知っていました実は仏蓮、病にかからないことを利用し、自ら疫病を流行らせては治療して周り、名声を得ていたんですね~無極は江楓(コウフウ)に命じて仏蓮を連行しましたが、仏蓮は一向に事実を認める気配がありませんそこで地下に監禁し、しばらく反省させることにしましたが…↓表と裏宗越から文が届き、無極は扶揺が回復していると知って安堵しますしかし扶揺を完治させるためには星輝の薬が必要翊王が少し持っているはずだと書いてありますが…つづく( ̄◇ ̄;) 仏蓮と翊王の顔芸が酷すぎる件…
2019.10.22
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如懿传 Ruyi's Royal Love in the Palace第44話「対句の意味」氷室の女官・艾児(ガイジ)が鞭打ち100回の刑に処された。すると嘉貴妃(カキヒ)・金玉妍(キンギョクケン)の企みにより、艾児が公衆の面前で嫻皇貴妃(カンコウキヒ)と安吉(アムジ)大師の私通を訴えてしまう。乾隆帝(ケンリュウテイ)・弘暦(コウレキ)は激怒したが、皇太后の侍女・福珈(フクカ)の調べでは艾児に身寄りはなく、誰かの手先とは思えなかった。皇貴妃のあらぬ噂が絶えない今、もはや烏拉那拉(ウラナラ)如懿(ニョイ)の潔白を示せるのは惢心(ズイシン)という証人しかいない。しかし慎刑司に送れば拷問は必至、命を落とす可能性もあった。惢心は養心殿の太監・李玉(リギョク)から証拠品の情報を得て主人に報告した。証拠品に不審な点はなく、ただ皇帝は見るのも嫌がって目につかない所にしまい込んだという。その時、翊坤(ヨクコン)宮に養心殿の太監・進忠(シンチュウ)が嬷嬷(モーモー)たちを連れてやって来た。ついに惢心が慎刑司での取り調べを命じられ、如懿も禁足を言い渡されたという。清廉潔白な惢心は恐れることなく、主人の潔白を証明すると申し出た。如懿は思わず惢心の手を握りしめ、真相をつかみ次第すぐ迎えに行くと約束する。すると太監や侍女たちも全て部屋での謹慎を命じられ、世話役を代わった嬷嬷たちが事実上、皇貴妃を監視することになった。こうして翊坤宮の門は閉じられ、鍵がかけられてしまう。万寿節を迎えた。弘暦はとても楽しむ気分ではなかったが、李玉に急かされ準備を始める。そこで翊坤宮の様子を尋ねてみると、進忠は侍衛らが大師と似た者を見たと証言しているのに対し、惢心だけが否認をしていると報告した。すると弘暦は惢心を拷問にかけると決断、着替えを手伝っていた李玉は言葉を失ってしまう。金玉妍は皇貴妃の禁足を良いことに我が物顔で宴を仕切っていた。愉妃(ユヒ)・珂里葉特(ケリエテ)海蘭(ハイラン)は皇帝に面会を認めてもらえず、如懿が心配で仕方がない。その頃、如懿は宴に出席できない代わりに弘暦の好きな菓子を準備し、届けて欲しいと頼んでいた。しかし嬷嬷は人はもちろん物も翊坤宮から持ち出せないと困惑する。そこで如懿は心配なら愉妃に渡すよう指示した。嬷嬷は念のため毒の検査をすることにしたが、如懿は咄嗟に自分でやると言って銀針を奪い、目の前で菓子に刺して安心させる。そして最後に重箱に短冊を2枚ほど貼り付けて封をした。宴に列席していた海蘭は太監・五福(ゴフク)から如懿の使いが来ていると聞いた。そこで皆が舞を楽しんでいる隙に席を離れ、嬷嬷から如懿手作りのお菓子を受け取る。すると重箱に対句の短冊が貼ってあった。…琴笛の音が奏で合う…桃李が笑い春を迎える海蘭は対句に如懿の意図があると察し、短冊をはがして重箱の中を確認した。1段目には″寿″と書かれた桃饅頭、2段目には″寿″と書かれた紙を乗せた乳菓子…。海蘭は対句にあった桃李を半分に割ってみると、中から七宝の数珠が現れた。「凌雲徹(リョウウンテツ)を呼んで」その頃、宴席では金玉妍がまるで皇后のように振る舞い、皇太后から不興を買っていた。「アイジャーと皇帝の会話にいちいち口を挟むな」皇太后から叱られた金玉妍はしゅんとなると、皇帝が率直なだけだとかばってくれる。一方、愉妃から話を聞いた凌雲徹は物陰から李玉に目配せし、回廊へ呼び出した。李玉は失敗すれば首が飛ぶと焦ったが、凌雲徹は危険を冒さねば皇貴妃と惢心を救えないと訴える。覚悟を決めた李玉は七宝の数珠を預かり、理由をつけて中座するので皇帝を引き止めるよう愉妃に伝言を託した。弘暦は如懿のことで気が晴れないのか、酒が進んだ。すると皇太后は飲み過ぎに注意するよう諫言し、少し酔ったので先に帰ることにする。そこで李玉は皇太后を送ると言って中座することに成功、しかも皇太后が途中で宴席に戻るよう命じてくれた。李玉は急いで養心殿に向かい、金玉妍が提供した証拠の数珠を取り替えることにした。しかしなかなか数珠の袋が開かず、運悪く皇帝が戻って来てしまう。実は海蘭が皇帝を引き留めるため如懿の手作りの菓子を献上したが、″寿″の字を見た皇帝の表情が一変し、急に養心殿に戻ると言って席を立っていた。弘暦が養心殿に到着すると、先回りしてひざまずいていた炩(レイ)貴人・衛嬿婉(エイエンエン)が皇貴妃の無実を訴えた。その頃、李玉は何とか化粧箱の数珠をすり替え、棚に戻して鍵をかけることに成功する。一方、嘆願する嬿婉をあしらった弘暦は、如懿が紙に書いた寿という字をながめながら殿内に入った。するとなぜか李玉が現れる。李玉は酔った皇帝が戻る時に身体が冷えぬよう膝掛けを取りに来たとごまかし、皇帝が見ていた紙は何かと話題を変えた。「皇貴妃からもらった菓子にこの字が置いてあった、朕の筆跡をまねて書いたようだ」弘暦は如懿が自分の無実を訴え、誰でも人の筆跡をまねることができると言いたいのだと分かった。惢心は未だ何も白状していないという。李玉は思わず惢心を拷問すれば皇貴妃を悲しませると諫言した。「分かっておる!だが潔白を証明する唯一の策だ」すると弘暦は棚に保管していた証拠の品を取り出し、如懿に会いに行くことにした。↓慎刑司のモーモーが恐過ぎw皇帝が翊坤宮へ出発し、門でひざまずいていた嬿婉は進忠から戻るように言われ、帰ることにした。侍女・春嬋(シュンセン)と瀾翠(ランスイ)は主人を支えながら、なぜ何の得もないのに皇貴妃をかばったのか困惑する。しかし嘉貴妃が自分を絶対に受け入れないと分かっている嬿婉は、皇貴妃に再起の可能性があるなら、それに賭けると言った。「皇貴妃は長年、後宮を生き抜いて来た人よ、このまま黙っているはずがない…」如懿の菓子の意味を悟った弘暦が証拠品を持って翊坤宮に現れた。こうして海蘭たちの協力により如懿は自ら身の潔白を訴える機会を得る。すると弘暦は筆跡の問題も証拠品もしっかり調べると言った。そこで如懿は確かに同心結びに付いている便箋は翊坤宮の者でない限り入手は不可能だが、自分なら秘密の文にわざわざ惢心の名前など書かないと反論する。もちろん数珠にも見覚えがなく、これが″愛の証し″だというのも捏造だと訴えた。しかし弘暦は″火のない所に煙は立たぬ″と釘を刺し、潔白を証明できねば調べるしかないという。惢心への拷問は如懿の無実を知らしめるためであり、拷問を受けてこそ周りの者は納得するものだ。憤慨した如懿は大事な惢心を犠牲にしたくないと反発し、弘暦を怒らせてしまう。「そなたの潔白は朕にとって重要なのだぞ、惢心を釈放すればそなたには醜聞がつきまとう! 噂が飛び交い、朕の体面も傷ついている、まだ恥をかかせる気か!」「結局、体面が第一だと?」「朕だけの体面ではない、如懿や、そなたとは一心同体なのだ そなたの汚名をそそぐことで2人の名誉が守られる! …ばーら、万寿節に口論したくない」弘暦は李玉を呼ぶと、証拠品を持って養心殿に帰ることにした。そこで如懿は弘暦を呼び止め、数珠に問題があると告げる。「七宝とは金・銀・蜜蝋・珊瑚・硨磲(シャコ)貝・真珠・瑪瑙(メノウ)です でもこれは瑪瑙ではなく紅玉髄(コウギョクズイ)、色も質も似ていますが修行者は間違えません 大師の物ではないはずです」すると李玉がすかさず如意を援護した。「皇上、修行者が使う七宝の数珠ではないなら、私通の件も誰かがでっち上げたことでは? その誰かとは…」「満蒙漢(マンモウカン)の出身の妃嬪が絶対に間違えぬ、それに該当しない女子だと?」「仏を信じる者はこんな手口で大師を陥れません、きっと仏を信じぬ者の仕業です」「李玉… 明日、啓祥(ケイショウ)宮の者たちに七宝の石の名前を書かせ、皇貴妃の字と似ている者を見つけろ それから嘉貴妃に紅玉髄のかんざしを届けよ」「御意」しかし事実が判明するまで、惢心の釈放は認めてもらえなかった。宴からの帰り道、海蘭は侍女・葉心(ヨウシン)から皇帝が翊坤宮へ行ったと聞いた。目撃した侍女・沢芝(タクシ)の話では李太監と凌侍衛がお供だったという。「どうやら成功したようね」海蘭が胸をなで下ろすと、葉心はなぜ桃饅頭の中に数珠が入っていると分かったのか尋ねた。すると海蘭は重箱に貼ってあった対句の短冊を見せる。琴笛の音が奏で合う…これは王府で琴を習った時に如懿から聞いた言葉だった。「″琴の美音は弦ではなく木にあり、音が響く空洞部分が大切だ″と… 笛も空洞で奏でる楽器よ、だから桃李の中が空洞ではないかと考えたの」予想通り桃饅頭の中に七宝の数珠が入っていたが、海蘭はすぐ瑪瑙が紅玉髄だと気づいたという。「春と奏という字があるでしょう?姐姐と謎解きで遊んだ時、春と奏のお題を一緒に考えた 春は下が″日″、奏は下が″天″、その心は″天と日のすり替え″」こうして海蘭はこの数珠をすり替えて欲しいという意味だと気づく。海蘭が謎を解き、李玉がすり替えた…。あとは如懿が自分で何とかするしかない。つづく(  ̄꒳ ̄)いや~何だかんだ言いながらもう前半が終わりましたこの調子で行くと、後半もあっという間なのかな~そう思うと急に寂しくなって来た…それにしても李玉にはハラハラしっぱなしだった( ̄▽ ̄;)もう〜しっかりしてよ(笑
2019.10.22
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如懿传 Ruyi's Royal Love in the Palace第43話「翊坤宮の刺客」安華(アンカ)殿で安吉(アムジ)大師の法会が始まった。女官・艾児(ガイジ)は転んだところを助けてくれた大師の弟子・安多(アムド)に傾倒し、熱心に参加している。すると安多がちょうど1人で次の法会の経文を取りに行く姿を見かけ、艾児は待ち伏せして自分の苦境を訴えた。「私は氷を運ぶ女官に過ぎませんが、あくせく働けど啓祥(ケイショウ)宮では叱られてばかり… 時々、生きることが辛くなります」安多は心を落ち着ければ安らかに過ごせると諭し、自分に何かできることはあるかと尋ねた。そこで艾児はお守りとして安多の数珠が欲しいと懇願する。安多は驚いたが、哀れな娘に数珠を授け、幸が訪れるようにと祈った。後宮の長となった嫻皇貴妃(カンコウキヒ)・烏拉那拉(ウラナラ)如懿(ニョイ)は朝晩、安華殿に通い、熱心に拝んでいた。一方、嘉貴妃(カキヒ)・金玉妍(キンギョクケン)は異国から嫁いだこともあり、仏法に関心はない。しかし侍女・貞淑(テイシュク)からお腹の子のために祈ってもらうよう勧められ、写経した経文を届けて読み上げてもらうことにした。すると氷を運ぶ係の艾児までが安華殿に行っていると知る。「奴婢がいくら祈っても無駄よ、皇貴妃ほど高位なら大師からも媚びられるけど…」金玉妍が恨めしそうにぼやくと、貞淑が下種の勘繰りをした。「男は下心もなく女の機嫌を取りません」「…面白いわね(ふっ」翌朝は安華殿に乾隆帝(ケンリュウテイ)・弘暦(コウレキ)も祈祷に現れた。弘暦と如懿は一緒に祈りを捧げて本殿を出たが、その際、如懿がうっかり段差で足をひねってしまう。するとちょうど隣にいた安吉大師が咄嗟に如懿の手を取り、助けてくれた。偶然とは言え如懿が他の男人に触れたことに一瞬、動揺した弘暦だったが、何事もなかったように帰って行く。そこへ入れ替わるように純(ジュン)貴妃・蘇緑筠(ソリョクイン)の侍女・可心(カシン)がやって来た。安吉大師は可心から純貴妃の血字経を受け取り、読経のあと仏前に供えると伝える。可心は拝礼してすぐ帰ると、安吉大師は皇貴妃が戻る前に香と香炉を贈った。「七宝の数珠を身に着けるとさらに効果があります」「七宝の数珠?ご忠告に感謝します」しかしその様子を物陰に隠れていた貞淑が盗み聞きしていた。一方、弘暦は安華殿からの帰り道、女官たちが続々と安華殿に向かっている様子を見た。養心殿の太監・李玉(リギョク)は大師が来た貴重な機会に女官たちも福にあやかりたいのだと話したが、進忠(シンチュウ)が余計な噂を耳に入れる。「大師は仏法に通じ、眉目秀麗なので人気があるのでしょう」面白くない弘暦は出家人とはいえ大師も男、女官は慎まねばと戒めた。「祈祷が終わり次第、大師を宮外へ」翊坤(ヨクコン)宮に如懿とお供の蕓枝(ウンシ)が帰って来た。香と香炉を受け取った菱枝(リョウシ)は早速、焚くことにしたが、香の匂いが強烈だと漏らす。如懿は大師の特製品で厄を払ってくれると話していると、ちょうど侍医・江与彬(コウヨヒン)を迎えに行った惢心(ズイシン)が戻って来た。中庭で江侍医の身なりを整える惢心、仲睦まじい2人の様子はさながら新婚夫婦のようだ。江侍医の脈診が終わると、如懿は孝賢皇后(コウケンコウゴウ)の喪が明ける9月になったら惢心との婚儀を手配すると伝えた。「惢心を大事にね」さらに2人に子供ができた時は義理の子にすると決め、家族団欒を味わってみたいと告げる。感激した惢心と江与彬は平伏して感謝し、翊坤宮は幸せに包まれた。その夜、窮余の一策に失敗した炩(レイ)貴人・衛嬿婉(エイエンエン)は作戦を変え、永寿(エイジュ)宮に捕まえた蛍を一斉に放した。風流を好む皇帝なら必ず来てくれるはず…。すると嬿婉の願いが叶い、その夜、蛍に導かれた皇帝は永寿宮に留まった。その頃、翊坤宮では如懿が沐浴を終え、寝支度をしていた。内務府が新しく仕立てた衣は弘暦が好きな薄紅色、ちょうど良い色合いで如懿も上品で見劣りしないと喜ぶ。惢心の話では嘉貴妃が侍医院に美容効果のある練り香水を作らせたとか、しかも南海の真珠を使うという。如懿は皇帝の許しがあれば何でもできると笑ったが、その時、太監・三宝(サンポウ)の叫び声が響き渡った。「誰だ?刺客だ!」三宝が湯を沸かして東暖閣(ダンカク)へ運ぼうとした時、白装束の刺客を見つけた。驚いて叫んだところ、身を翻して逃げて行ったという。すぐ近くにいた侍衛が追いかけたが、逃げ足が早く捕まるかどうかは分からなかった。如懿は皇帝の身の安全が最優先だとし、至急、後宮の捜索を命じる。それにしても翊坤宮の巡回時間ではないのに、なぜ侍衛がいたのだろうか。翌朝、弘暦は皇貴妃の寝殿に刺客が出たことに憤慨、御前侍衛・凌雲徹(リョウウンテツ)に後宮を調べるよう命じた。すると金玉妍の侍女・麗心(レイシン)が現れ、啓祥宮に食事に来て欲しいと頼む。実は金玉妍は如懿が安華殿に足しげく通っていることを利用し、安吉大師との私通をでっち上げて失脚させようと目論んでいた。弘暦は如懿を啓祥宮に呼んだ。すると金玉妍は皇貴妃だけが安吉大師から香炉や数珠をもらっていると皇帝に教える。確かに香炉はもらったが、数珠を贈られた覚えのない如懿、しかし貞淑が証拠となる七宝の数珠を持って来た。貞淑は皇帝に安華殿で皇貴妃と安吉大師を見かけた時、2人は親しそうに話し、安吉大師が青銅の香炉を贈っていたと証言、しかも安吉大師が愛の証しとしてこの数珠を渡し、皇貴妃が自らはめたと嘘をつく。寝耳に水の如懿は何を根拠に愛の証しだと言うのか、そうだとしてもなぜその数珠を貞淑が持っているのか、説明を求めた。金玉妍は皇貴妃と安吉大師の私通の証拠として文がついた同心結びを見せた。同心結びの勿忘草(ワスレナグサ)は″心は1つ″という意味がある。これを拾ったのは刺客を追った侍衛で、侍衛は文を見て怖くなり啓祥宮に届けたが、金玉妍は確認せずに皇帝に渡したという。…この想いは底に徹して紅し、あなたに会えず空を見上げる…頂いた数珠は私たちの愛の証し…惢心から数珠を受け取り、今宵、翊坤宮の東暖閣に持って来てください文頭の二句は「西洲曲(セイシュウキョク)」にある女子が想いを詠んだものだった。しかもこの紅梅の便箋は皇貴妃だけに供されている物で、同心結びはさておき、その筆跡が何よりの証拠となる。如懿は書いた覚えなどないと否定したが、確かに筆跡が自分のものと似ていた。実は如懿の字は晋(シン)の書家・衛(エイ)夫人の書法、他に学んでいる妃嬪はいない。金玉妍の筋書きは完璧だった。数珠は恐らく寝殿に入る時の証明で、安吉大師は慌てて逃げたため返し忘れたのだろう。また刺客が現れたのは如懿がちょうど湯あみを終えた後、その時間は大師も修行で2階に1人でこもっていたので目撃者がいなかった。「大師は皇貴妃に数珠を贈っている、その数日後の夜、刺客が現れ侍衛も目撃した 刺客の身なりは大師と同じ白装束で文まで発見された…全てが偶然とは信じられません」金玉妍は手紙に惢心の名前があったことから、惢心を慎刑司(シンケイシ)に送るよう進言した。驚いた如懿は反発、すると弘暦はまだ慎刑司の出番ではないと退ける。すると煮え切らない皇帝に金玉妍はさらに追い討ちをかけた。「皇上のためです、祈祷のために呼んだ大師が皇貴妃と不埒な行為に及んだのです これでは戦の勝利が危ぶまれます」「もう言うな…皇貴妃は下がれ」弘暦は聖地から来た大師を罰するわけにもいかず、皇太后を頼った。そこで皇太后は各宮殿の動きを調べ、安華殿の出入りも密かに監視させるよう命じ、まず後宮を徹底的に洗うという。「だらしない女官がおれば、この機に皇宮から追い出しなさい」命を受けた侍女・福珈(フクカ)は早速、動き出した。如懿は後宮に災いが耐えないのは后位が決まらぬせいだと分かっていた。「孝賢皇后が亡くなり、純貴妃が寵愛を失えば、嘉貴妃は心が動く…」そこで如懿は惢心に証拠の品に不審な点がないか李玉によく調べてもらうよう頼んだ。福珈は翊坤宮を調べ、次に啓祥宮へやって来た。その時、ちょうど艾児が氷を運んで来たが、福珈は目ざとくその女官の手首にある数珠に気づく。艾児から数珠を奪い取った福珈は男物だと驚き、上等な蜜蝋(ミツロウ)が使われている高価な品だと分かった。当然、太監や女官が持てるような品ではない。こうして艾児は連行され、あっさり数珠の出どころも白状した。皇太后は弘暦を呼び、艾児の数珠は安吉大師の弟子・安多からもらったものだと報告した。弘暦は安多が翊坤宮の刺客かと疑ったが、安多は当時、安華殿にいたのを目撃されている。そもそも艾児の部屋は氷室のそば、翊坤宮と間違えるはずがなかった。結局、刺客の件は女官と無関係だと判明、皇太后は弘暦に皇貴妃のことは任せるという。しかし弘暦は如懿と向き合う勇気がないのか、嘉貴妃が提出した証拠品も見るのが嫌で鍵を掛けて保管していた。その夜、貞淑は処断できない皇帝に苛立っていた。しかし金玉妍は織り込み済みだと余裕を見せる。「あれしきの証拠で皇貴妃を罰せないことは百も承知だったわ でも皇后となる者に最も大切なことは何だと思う? …不埒な噂がつきまとう者に天下の母が務まって?」金玉妍は皇帝が如懿を調べれば調べるほど2人の溝が深まり、如懿の立后が遠のくと踏んでいた。どのみちもう噂は広まっているだろう。それでも皇帝が如懿を立后すれば、朝廷や後宮から異論が噴出するのは必至だ。そこで金玉妍はさらに火に油を注ぐことにする。あの艾児を利用するのだ。一方、弘暦は眠れない夜を過ごしていた。確かにあの時、安吉大師が如懿の手に触れるのを見た。金玉妍の言う通り毎日、会っていれば情も生まれるのだろうか。いや如懿に限って自分を裏切ることなどありえない…。結局、弘暦は寝るのをあきらめ、寝台から出た。収監された艾児は涙に暮れていた。身寄りのない自分は死んでも構わないが、ただ心の拠り所だった安多にだけは迷惑をかけたくない。すると食事を運んで来た男が安多を助ける方法があると吹き込んだ。「周りの目をアムド大師からそらせるのだ…よく聞け、いいか?(ヒソヒソ」艾児は宮中の見せしめとされ、鞭打ち100回の刑に処された。すると自分は数珠をもらっただけだが、皇貴妃のほうが悪辣(アクラツ)だと訴える。艾児が公衆の面前で皇貴妃を侮辱したと聞いた弘暦は激怒したが…。つづく
2019.10.20
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萌妻食神 Cinderella Chef第1話現代の上海今夜は珍しい血色(ブラッドムーン)の皆既月食家路を急いでいた葉佳瑶(イエジアヤオ)は渋滞に巻き込まれ、ハンドルを握りながら落ち着かない様子で指輪を触っていたしかしいよいよ間に合わないとあきらめ、その場に車を乗り捨て走り出して行く…一方、古代では沐浴を終えた夏淳于(シアチュンユー)が白衣に着替え、月を見ながら簫を吹いていた次第に赤くなる月…夏淳于の手には葉佳瑶と同じ指輪があるそしてやっとその時が来た夏淳于は庭に出て水の入った石臼を覗き込むと、水が波打ち始める…同じ頃、葉佳瑶は家に戻ってオシャレなドレスに着替え、姿見の前に立ったすると指輪に月の力が宿り、ついに鏡に夏淳于の顔が映る…こうして時空を超え、再会を果たした葉佳瑶と夏淳于「I love you…」「I love you, too…」2人は互いに愛しい人の顔に触れようと手を伸ばしたが、そこで時空の裂け目はプツリと閉じた…全ての始まりは2年前一般大学卒ながらもコックとしての成功を夢見る葉佳瑶5つ星ホテルで料理を出すというチャンスに恵まれ、独創的な一品を見事に完成させた葉佳瑶は厨房の喝采を浴び、早速、料理を届けることにしたが、コック長に阻まれ、料理を横取りされてしまう…古代、擁翠(ヨンツイ)楼の夜黒衣の男はある部屋に忍び込んで大きな真珠を盗み出し、自分の部屋へ戻ったしかし突然、幽霊が現れ、思わず助けを呼んでしまう湖心亭で蕭を吹いていた夏淳于は咄嗟に駆けつけると、部屋で黒衣の男が幽霊が出たと震えていたその時、突然、夏淳于の後ろから冥土の白役人が現れる黒衣の男は2人が争っているうちに部屋から逃亡、一方、応戦していた夏淳于は白役人を蹴り飛ばしたが、急に立ちくらみを起こしてしまう結局、白役人はいつの間にか姿を消していた黒衣の男は廊下で再び白役人に襲われ、廊下から階下に転落、死亡した駆けつけた官吏が調べてみると、黒衣の男には目がなく、頭には鉄釘が打ち込まれているその頃、ひとりの女が黒衣の男の部屋に忍び込んでいた女は黒衣の男が手に入れた"百年真珠"を見つけ、まんまと我が物にする…一方、葉佳瑶は"天使の投資者"と呼ばれる沈(シェン)社長を待ち伏せし、強引に自分のバン「深夜食堂」に乗せたそこで起業プレゼンを行って150万元の融資を申し込んだが、沈社長は料理に口もつけず、きっぱり断って帰ってしまう深夜食堂もこれまでなのか…落胆する葉佳瑶だったが、そこに突然、パジャマ姿のおかしな男が現れた葉佳瑶は残っていたキノコを使い、オリジナル料理を出した客人の男は美味しいと喜び、2人は意気投合、一緒に酒を飲み始めるやがて酔いも回ると、客人は今日が人生最後の日だと告白した葉佳瑶はそれなら今日で商売が終わる私にとって最後の客だと笑ったが、ふと客人が死ぬ気なのかと驚く聞いてみればその客人は科学者なんでも10年間も頑張って来た研究の成果を教授に奪われてしまったという同じように料理を奪われた葉佳瑶は憤慨し、教授が横取りした証拠を見つけて法で裁いてやると立ち上がった夏淳于は黒衣の男の死を怪しみ、男の部屋を調べに戻ったすると入浴したまま惨殺された女を発見する女は目をくり抜かれ、やはり頭には鉄釘が打たれていたすると遺体の手から真珠が転がり落ちる…そこに運悪く官吏が突入して来た夏淳于は何とか逃げ出したものの、殺人犯としてお尋ね者になってしまう一方、葉佳瑶たちは誰もいない夜の実験室に到着なんと科学者が盗まれた研究とはタイムマシーンだったひとまず教授が盗作したという証拠が入っているコンピューターを探すことにしたが、その時、葉佳瑶は窓から見える赤い月に気づく科学者は血月だと教え、″昴が月に隠れる″だと教えたするとその月を見上げるようにガラスケースの中に三角形の石がついた指輪が飾られている科学者の話では指輪の石は地球外物質で不思議な力を持ち、満月の時にこの指輪をはめるとワームホール(高次元空間への道)が開くという葉佳瑶は興奮してケースを開けるよう頼み、早速、指輪をはめて月に向かって突き出した「月に代わってお~し置きよ~!」その時、指輪が血月の力を吸い込み、それに反応してタイムマシーンが動き始める驚いた科学者は試しにスイッチを入れてみると、部屋中のコンピューターが警報音を発したそのせいで警備員が駆けつけたが、タイムマシーンがまばゆい光を発し、凄まじい力で二人を吸い込んでしまう…時空の狭間を漂う葉佳瑶…時を同じくして古代では結婚を強要された葉瑾萱(イエジンシェン)が崖から飛び降りていたするとちょうど時空の裂け目に飛び込んだ葉瑾萱の体に葉佳瑶が憑依してしまう…結局、葉瑾萱は危ないところで腕をつかまれ、命拾いした目を覚ました葉佳瑶は馬車の中だった見たこともない真紅の衣に真紅の靴、しかも手首は縄で縛られている葉佳瑶は状況を飲み込めず、帳を開けて御者に声をかけてみたすると振り返った男はあの沈社長にそっくり!「沈社長っ!あ!これ真人秀(リアリティ番組)?そうでしょ?ふふふ、どこに行くの?」しかし男は宋七(ソンチー)と名乗り、前方にそびえる黒風寨(ヘンフォンジャイ)へ連れて行くというなんでも魏流江(ウェイリゥジアン)に嫁入りするよりずっと楽しいとかよく分からないまま馬車に押し込まれた葉佳瑶、その時、ふとタイムマシーンのことを思い出し、もう一度、宋七に聞いてみた「ここはどこ?時代はいつ?それから私は誰よ?」そこでようやく理解した…☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆<きゃあー!私タイムスリップしたーーーっ!擁翠楼では柳依依(リュウイーイー)が自分の房間に夏淳于をかくまっていた夏淳于は協力に感謝すると、依依は若様を助けるのは当然だと話す宮中では太子に謀反のきざしがあり、夏淳于は太子と黒風寨の白崇業(バイチョンイェ)が結託している証拠を密かに探していた依依の話では白崇業はいつも″燕山醉″が描かれた扇子を持っているという珍しい真珠を収集しているが″百年珠玉″を失くしたという噂で、これを見つけることができれば黒風寨に潜り込めるかもしれないと助言した葉佳瑶を連れた黒風寨の一行は茶屋で一休みすることになったようやく手首の縄を外してもらった葉佳瑶は指輪がタイムスリップに関係があると気づき、失くさないよう手巾に包んで帯の中にしまっておくその時、ちょうど前の席にいた顔値の高い白衣の男に目をつけ、いきなり助けてくれと泣きついたしかし現実はドラマのようにはいかないもの、夏淳于は江湖では余計なことに干渉しないと冷たいむなしくも連れ戻される葉佳瑶…すると夏淳于は急に席を飛び出し、山賊たちの行く手を阻んだ「女と馬をよこせば生かしてやる」夏淳于は葉佳瑶を奪って山賊たちと応戦、しかしその騒ぎの最中、葉佳瑶の指輪が偶然、夏淳于の衣の中に入ってしまうそうとは知らず、葉佳瑤は夏淳于の手助けにより、無事に黒風寨から解放された夏淳于は葉佳瑤を連れて人里離れた民家へ到着したすると用が済めばすぐ帰すと告げ、葉佳瑤に婚礼衣装を着替えるよう指示する葉佳瑤はこのイケメンが曰く付きだと気づき、お尋ね者だと見抜いたなるほど自分と夫婦を装って関門を通るつもりなのだろう変装した夏淳于と葉佳瑶は関所までやって来たしかし変装しているとは言え、夏淳于は手配書の自分と似ていると官兵に疑われてしまう仕方なく葉佳瑶は泣き落としで行くことにしたが、″義母が癌で~″とか″メールで知らせが来て~″と現代用語を使ってしまい、かえって怪しまれることになったすると夏淳于はいきなり葉佳瑤に口づけ、夫婦の証拠を見せて官兵を騙し、関門突破に成功する葉佳瑤は夏淳于がすっかり気に入ったそこで1ヶ月ほど同行したいと申し出たが、夏淳于はやかましい娘を馬に乗せ、馬の尻を叩いて走らせてしまうやがて葉佳瑤は落馬し、そのまま斜面を転がり落ちたその時、ようやく指輪がないことに気づく黒風寨では白崇業が自分の失脚を目論んだ第三弟に毒酒を飲ませて殺していた信頼していた右腕に手をかけ、むなしさに襲われる白崇業…そこへ配下が百年珠玉の消息を報告にやって来た真珠が擁翠楼に届いた日、怪盗が入ったが殺されたという男の遺体は目をくり抜かれ、頭には鉄釘が打たれていたことから、まるで呪いのようだったとかその後、擁翠楼の第九妹がその真珠を手に入れるも、同じように殺され、それを最後に真珠は消えてしまったという白崇業は最後に真珠を見たものが誰か確認した「1人おりますが…現在、手配中の男で、名は夏淳于です」おかしな娘のおかげで関門を突破できた夏淳于、しかしやがて山あいで官兵に囲まれたすると1人の男が助太刀に現れる男は夏淳于に自分が口笛を吹いたら馬が来るのでそれで逃げようと囁いた夏淳于はその男が持っている扇子の画が燕山酔だと気づき、白崇業だと気づくつづく(´⊙ω⊙`)えええ~!これを持って来たか!という驚き本国放送では第1季と第2季に別れていたんですが、正直なところ前半はイマイチでした恐らく管理人が白崇業の中の人が苦手だったこと、料理ネタが予想外に少なかったこと、それから女主の格好が酷かったことwあたりが理由かと…ここで挫折した人も多かった記憶ですが、でも後半で陳宥維が出て来てからは面白かった←単純前半だけであきらめないで~♪( ´θ`)
2019.10.20
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如懿传 Ruyi's Royal Love in the Palace第42話「窮余の一策」皇太后・鈕祜禄(ニオフル)氏は嫻貴妃(カンキヒ)・烏拉那拉(ウラナラ)如懿(ニョイ)が大皇子と第3皇子を陥れたと疑った。しかし如懿は愉妃(ユヒ)・珂里葉特(ケリエテ)海蘭(ハイラン)をかばい、単なる皇子たちの争いだったと説明する。「ふっ、さすがはウラナラ氏だ、言い分にそつがない… そなたは叔母より利口だ、そなたに将来を託したのもうなづける」皇太后は揚げ足を取れず、悔し紛れに廃皇后のことを持ち出した。叔母のことを思うと如懿は心が痛んだが、そんな様子はおくびにも出さない。「私が成長できたのは皇太后のお導きのおかげです」「ふふ、アイジャは皇后になれと導いたつもりはないが?」すると如懿は″皇后になれ″が叔母の遺言だったと教えた。しかし本当に烏拉那拉一族の繁栄のために皇后の位が必要なのか、如懿にはどうしても分からないという。皇太后は廃皇后がそう思い込み自滅したのだと鼻で笑い、自分は皇后ではなかったがこうして後宮を仕切っていると勝ち誇った。「先帝と同じ墓に入れるのもこの私だ、そなたの叔母の異様な執着は滑稽である」「太后のおっしゃる通りです…皇后の位に就いたとて何になるのでしょう」「よく考えるが良い、叔母のように自縄自縛(ジジョウジバク)に陥りたいか…」「教えを胸に刻みます」皇太后は仕方なく話を切り上げたが、どこか自分が丸め込まれたようで苛立ちを隠せない。片や如懿は皇太后の挑発には乗らず、うまく切り抜けて慈寧(ジネイ)宮をあとにした。その頃、海蘭は如懿が皇太后に呼ばれたと知り、慌てて慈寧宮へ向かった。するとちょうど如懿が門から出て来る。海蘭は皇子の件かと尋ね、自分の仕業だと話して来ると言った。しかし如懿が制止し、すでに終わった事だと教える。「あなたの仕業だと言っても同じ事…」海蘭は如懿が自分を守ってくれたのだと分かった。「じぇじぇ、この件でじぇじぇに見限られたと思ってた…」「全ては私のためだと分かってる、でも二度とあんなまね、やめてね」皇太后は皇帝を呼んで食事を共にした。そこで皇后不在が続けば争いの種になると切り出し、自分の立場が優位になるような従順な皇后を立てようとする。しかし弘暦は孝賢(コウケン)皇后が去ってまだ日も浅いと難色を示し、皇后を立てるにしても2年後にすると退けた。仕方なく皇太后は当座の皇后の代わりに皇貴妃を立てるよう進言、子の数から純貴妃(ジュンキヒ)・蘇緑筠(ソリョクイン)を推す。すると弘暦は長らく差配役を務めてきた如懿が適任だと話し、後ろ盾がなければ外戚が台頭することもなく、子がいないからこそ皇子を公平に扱えると反論した。「母上、朕はもう何も知らぬ幼子ではありません、自分で判断いたしますのでご安心ください」さらに弘暦は皇太后の縁者である訥親(ナチン)に内紛が起きている金川(キンセン)の平定を命じ、派遣する考えだという。皇太后は弘暦の強硬な態度に不満を募らせ、思わず如懿へ当てこすった。「後ろ盾と世継ぎを持たぬ皇后は苦労しますよ」「苦労を克服できぬのなら嫻貴妃が無能なだけです、訥親も同様です 功を上げられなければ無能だと言えましょう~では政務があるので失礼いたします」弘暦は結局、一歩も譲らなかった。皇太后は弘暦がもはや以前の皇帝ではないと知る。「立后はまだ先だと仰せだった…たかが皇貴妃だ、今はお手並み拝見といこう」孝賢皇后の喪中と金川の戦が重なり、冊封式は簡素に行われた。如懿は皇后に次ぐ地位となる皇貴妃に封じられる。空席となった貴妃には金玉妍(キンギョクケン)が昇格、皇貴妃の補佐を任された。また陸沐萍(リクボクヘイ)が慶貴人(ケイキジン)に、陳婉茵(チンエンイン)が婉(エン)貴人に昇格、そして徐(ジョ)氏が秀常在(シュウジョウザイ)に、女官の方(ホウ)氏が揆答応(キトウオウ)、銭(セン)氏が平(ヘイ)答応に封じられた。如懿には皇貴妃として最初の仕事が待っていた。近く安吉(アムジ)大師を招いて宮中で祈祷をお願いし、妃嬪たちにも共に戦勝を祈って欲しいという。安吉大師と言えば徳が高く尊敬を集めており、何でも端正な顔立ちの美丈夫だとか。すると金玉妍は補佐役ながら身重で手伝えないと断り、嫌みったらしく元気な皇子を産むと言った。その夜、金玉妍は侍女・貞淑(テイシュク)から急報を聞いた。ついに母国の王が崩御し、世子が即位したという。即位すれば直ちに皇帝に朝見を行うはず、金玉妍は一目でもいいから愛しい人の顔を見たいと願った。すると貞淑がふと純貴妃を失脚させたことで烏拉那拉氏を皇貴妃に昇格させる結果になったと嘆く。しかし金玉妍は子がいない烏拉那拉氏など些細なきっかけさえあれば倒せると言った。「親王が参内する前に皇貴妃になってみせるわ…」世子が餞別にくれた数珠を握りしめ、期待に胸を膨らませる金玉妍だったが…。如懿は養心殿で絵を描きながら弘暦を待っていた。すると戦報を聞いた弘暦が戻って来る。どうやら勝算が高まったと見え、弘暦は機嫌が良かった。「勝報を待つのみだ…ん?蘭は淑女のごとし、だが筆運びは伸びやかに…」弘暦は如懿の手を握って見本を描いて見せると、如懿は婉貴人が花を描くのが得意だと教えた。もちろん弘暦も陳婉茵に絵心があると知っていたが、自分の前では萎縮するためつまらないという。そこへ太監・李玉(リギョク)が急報を伝えにやって来た。「皇上、玉(ギョク)氏より密書です」実は先日、即位した親王が王妃と口論の末、自害に追い込み、物議を醸しているという。弘暦は正室として迎えた妻に自害を強いるとは言語同断だと憤慨、自分が処罰すると決めた。しかし玉氏と言えば金玉妍の母国、お産を控えている嘉貴妃には伏せておくよう命じたが…。↓横からの髪型が興味深い炩(レイ)貴人・衛嬿婉(エイエンエン)は恥を忍んで再び啓祥(ケイショウ)宮へご機嫌伺いに向かった。しかし侍女・麗心(レイシン)に門前払いされてしまう。むしゃくしゃしながら門を出た嬿婉、すると養心殿の太監・進忠(シンチュウ)が待っていた。進忠は行き詰まっている嬿婉のため、純(ジュン)貴妃のように寵愛は薄くても子を産めば貴妃になれると助言した。とは言え懐妊ついては自分の力ではどうにもならないという。꒰⌯͒ತ_ತ)<なら黙っとけ@エンエンそこで進忠は李玉が玉氏の親王を都へ連行して来たと耳に入れた。「臨月の嘉貴妃に知れたらどうなるでしょうね~? 仮に産後にこの件を聞かれたとしても、身体への支障はないでしょうな~」事情を知った嬿婉は良き頃合いに伝えると言った。嬿婉は進忠に急かされ、窮余の一策を講じることにした。ただし実行に移すにはどうしても確認しておかねばならないことがある。そこで侍女・瀾翠(ランスイ)に頼み、凌雲徹(リョウウンテツ)の盟友・趙九宵(チョウキュウショウ)を密かに呼んだ。すると嬿婉はきっと凌雲徹が自分を恨んでいるに違いないと落胆してみせる。しかし趙九宵は凌雲徹が辛くとも炩貴人を気にかけていると教え、長年の情は簡単には断ち切れるものではないと言った。嬿婉は凌雲徹の心にまだ自分がいると知って安堵し、趙九宵を帰した。そして思い出の指輪を外し、侍女・春嬋(シュンセン)に託す。「これを凌雲徹に渡して、それで分かる…」皇帝は今夜、祈願の準備で斎宮に、こうしてすべての手はずが整った。嬿婉は凌雲徹の情を利用し、私通で懐妊しようと企んだ。そこで春嬋が深夜、凌雲徹を呼び出し、主人が嘉貴妃に虐げられて命を絶とうとしていると訴える。驚いた凌雲徹は永寿(エイジュ)宮に駆けつけると、なぜかひとりで寝殿に入るよう頼まれた。まさか寝所で焚かれている香が好色で有名な正徳(セイトク)帝が愛用したという媚薬とも知らず…。嬿婉はあられもない姿で現れ、雲徹を誘惑した。「あなたがいなくても大丈夫だと思ってた…でも別れてしまうとやっぱり辛くて…」雲徹は騙されたと気づいて帰ることにしたが、媚薬のせいで次第に身体が火照り、ふらつき始めてしまう。「雲徹哥哥、愛してるの」嬿婉は雲徹を押し倒して衣に手をかけると、驚いた雲徹は必死に抵抗し、嬿婉を突き放した。自分を頑なに拒絶する雲徹に困惑した嬿婉は、もしや他に好きな人がいるのかと疑う。「…俺に何をした」雲徹は目の前がぼやけ始め、頭がクラクラして来た。仕方なく嬿婉は自分を守るために子供が欲しいと白状し、そうすれば立場も盤石になると訴える。「あなたの子供が欲しいの!」「…俺を利用しようとしたわけか」雲徹は嬿婉の魂胆を知り、事が済めば口封じに殺すつもりだと気づいた。そこで最後の力を振り絞り、嬿婉を振り払って何とか外へ飛び出すことに成功する。侍女と太監が咄嗟に道をふさいだが、嬿婉は行かせてやれと命じた。「誰にも何も言わないわ、信じてる、だって私の味方だもの…」雲徹は強い精神力で何とか過ちを犯さずに済んだ。しかしふと嬿婉の言葉が頭をよぎり、激しく動揺する。…他に好きな人がいるの?雲徹は頭を冷やすために宮道にある水瓶に顔を突っ込み、何度も水を浴びて嬿婉の言葉を振り払った。身重の金玉妍は胃の調子が悪く、腰痛に悩まされていた。すると氷を運んできた女官が敷居でつまずき、桶をひっくり返してしまう。金玉妍は大きな音に驚いて肝を冷やし、その女官を氷室の長に処罰させるよう命じて追い出した。安吉大師が紫禁城に到着した。氷室の女官・艾児(ガイジ)は大師のご尊顔を見ようと駆けつけ、うっかり転んで飛び出してしまう。すると大師の弟子・安多(アムド)が手を差し伸べ、助けてくれた。如懿と金玉妍は安華(アンカ)殿で大師一行を出迎えた。安吉大師は今日の中元節から中秋節まで読経を続けるという。すると如懿は滞在中は安華で過ごすよう伝えた。↑端正な顔立ちの美丈夫、端正な顔立ちの美丈夫…つづく
2019.10.15
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如懿传 Ruyi's Royal Love in the Palace第41話「疑心暗鬼」孝賢(コウケン)皇后・富察(フチャ)氏の葬儀が続いていた。中でも今日は棺が景(ケイ)山の観徳(カントク)殿に移される大事な日だ。観徳(カントク)殿では第5皇子・永琪(エイキ)ら幼い皇子たちがわんわん泣きじゃくる中、大皇子・永璜(エイコウ)と第3皇子・永璋(エイショウ)だけは全く泣いていなかった。乾隆帝(ケンリュウテイ)・弘暦(コウレキ)は愉妃(ユヒ)・珂里葉特(ケリエテ)海蘭(ハイラン)の一計で疑心暗鬼に陥っていた。そのせいか葬儀で泣いていない永璜と永璋を怪しみ、何か魂胆があると深読みしてしまう。父からなぜ嫡母の葬儀で泣かないのか聞かれた永璜は、父が悲しむ中、自分が葬儀を仕切らねばと気を張っているからだと説明した。すると永璋も兄を思いやる弟を演じ、自分も父を支えるため、泣かないよう堪えていると訴える。しかし弘暦は親不孝だと激怒、いきなり永璜と永璋を引っ叩いた。殿内は騒然、一同が平伏したが、中には思惑通りになったとほくそ笑む妃嬪の顔も…。その時、嫻貴妃(カンキヒ)・烏拉那拉(ウラナラ)如懿(ニョイ)が顔を上げ、2人は皇帝を案じただけだとかばったが、弘暦は親不孝でないなら謀反だと言い放った。「お見通しだぞ! 孝賢皇后が世を去れば皇子の中で最年長の自分が太子の座に就けると踏んでいるのだ!」「断じてそのようなことは…」弘暦は永璜が長子の立場に酔いしれいていると叱責し、足蹴りにした。何もできずおろおろする永璜の福晋・伊拉里(イラリ)氏、すると慌てた純(ジュン)貴妃・蘇緑筠(ソリョクイン)が永璜はそうだとしても永璋はまだ14歳で何も分からない子供だと皇帝にすがりつく。しかしそれが更なる怒りを買うことになった。弘暦は永璋も皇太子の座を狙っていると指摘し、母である純貴妃が仕向けたのだと叱責する。「純貴妃に言っておく!永璜にも永璋にも決して帝位は継がせぬ!」蘇緑筠は皇帝の言葉に愕然となり、その衝撃から卒倒した。蘇緑筠が目を覚ますと鍾粋(ショウスイ)宮にいた。すると侍女・可心(カシン)から永璜と永璋が養心殿でひざまずいていると聞く。このままおめおめと寝ているわけにもいかず、蘇緑筠は身支度も整えずに慈寧(ジネイ)宮へ駆けつけた。しかし皇太后は助け舟を出さず、侍女・福珈(フクカ)に伝言を託す。第6皇子と第4公主を守りたいならおとなしくするようにと…。「もうじき雨が降ります、大阿哥と3阿哥を連れ帰っては?」福珈の言葉を聞いた蘇緑筠はようやく自分の見苦しい態度に気づき、すぐ養心殿へ向かった。皇太后は純貴妃の失態に呆れていた。欲を出して自滅しておきながら、自分に救いを求めるなど御門違いもはなはだしい。それにしても大皇子と第3皇子が共に涙を見せなかったというのは妙な話だった。2人の間に何か密約でのあったのか。そこで皇太后は福珈に調査を任せた。紫禁城に冷たい雨が降り出した。蘇緑筠が傘を持って養心殿に駆けつけた時には、永璜と永璋はすでにびしょ濡れになっている。そこへ皇帝付きの侍女・毓瑚(イクコ)が現れた。皇帝は会ってくれないどころか、大皇子と第3皇子の師傅(シフ)と助手を処罰したという。「どうか純貴妃と寝殿へ戻り、謹慎してご反省ください」蘇緑筠は雨に濡れたせいで風邪を引いた。あれだけ次期皇后ともてはやされていたが、今や誰ひとり見舞いにも来ない。しかも皇帝は孝賢皇后が純貴妃を次期皇后にと推した言葉が外に漏れたことに憤慨し、純貴妃の周囲の者がわざと触れ回ったと決めつけ、鍾粋宮の侍女や太監まで追放していた。蘇緑筠は嫻貴妃が仕向けたのではと疑ったが、可心はむしろ侍医が来てくれたのは嫻貴妃の口添えだと教える。如懿の優しい気遣いに涙する蘇緑筠、しかし今さら後悔しても永璋は皇太子になれないだろう。「…私の罪ね、これが報いだわ、因果応報なのよ」身重の嘉妃(カヒ)・金玉妍(キンギョクケン)は葬儀の疲れか、不調だった。しかし第4皇子・永珹(エイセイ)が葬儀から戻って来るとにこやかに迎える。2人の兄が失脚し、今や永珹が皇子たちを率いて拝礼していた。すると永珹が皇帝から何かと褒められていると知り、金玉妍はようやく自分の息子に順番が回って来たと喜ぶ。嫡子は早逝、長子も疎まれ、次に最も尊いのは即位後初の皇子である永珹、金玉妍は我が子が必ず皇太子になれると目を輝かせた。如懿はあの一件以来、翊坤(ヨクコン)宮の門を閉めて誰にも会わなくなった。その日、海蘭はようやく中に入れてもらえたが、如懿が自分に怒っていると分かっている。「私を責めているのね…永璜を陥れたから」「皇上は太子の座を狙うことを嫌うわ」海蘭は確かに永璜と永璋に野心があると皇帝に思わせたことを認めた。ただし″国本の争い″の話、つまり万暦(バンレキ)帝の長子と第3子の立太子の争いの話を聞かせただけで、疑り深い皇帝が自分の息子を信じないせいだという。如懿は確かに永璜が考え違いをしていると呆れた。「だけどハイラン…永璜は叱責され、その後、病に倒れ、もうひと月あまり… 私たちが育てた子よ?」「姐姐、愛した人は他の女のためにあなたを捨てる、慈しんだ子は己のためにあなたを利用する …情に流されるのが姐姐の弱点よ?」「後宮で情は得がたいわ、情さえ手放せと言うなら何も残らない」すると如懿は話は終わったとばかりに背を向けてしまう。「…姐姐、私は許しは請わない、姐姐のためだった だから私のしたことを分かって欲しい」海蘭はそう言って出て行ったが、如懿は一度も振り返らなかった。侍女・惢心(ズイシン)は主人のためだという愉妃を責められないと諫言した。如懿は海蘭の気持ちを分かっていたが、永璜が自分を利用したとしても、自分の中ではまだ子供だという。「私を母様と呼んだ…はぁ~でもあの頃の永璜はもういない…それが何より悲しいの」思わず手で顔を覆い、あふれる涙を押さえる如懿…。惢心は主人の複雑な心中を察し、胸が痛んだ。蘇緑筠が失脚し、炩(レイ)貴人・衛嬿婉(エイエンエン)は次に嫻貴妃に取り入ろうとした。しかし如懿は誰に対しても門前払いしているという。侍女・春嬋(シュンセン)は次期皇后が第4皇子の母である嘉妃という噂もあることから、今のうち頭を下げてはどうかと提案した。「嫻貴妃や純貴妃が皇后なら私たちには関係ありませんが… 主儿を目の敵にしている嘉妃娘娘が皇后になると厄介です」嬿婉は春嬋の言う事ももっともだと納得し、啓祥(ケイショウ)宮へ向かうことにする。するとちょうど金玉妍が門の前で輿に乗っているところだった。金玉妍は嬿婉がどうせ嫻貴妃に体良く追い返されたのだと見抜き、急に自分の新しい履物に泥がついていると訴える。「これは桜児(オウジ)の仕事でしょう?…ぁ失礼、もう桜児じゃないわ~炩貴人よね」結局、嬿婉は屈辱に耐えながら嘉妃の靴の泥を拭き取った。そこへ養心殿の太監・李玉(リギョク)が迎えに現れ、嘉妃の輿は出発する。しかしちょうど李玉と一緒に来た御前自衛・凌雲徹(リョウウンテツ)に惨めな姿を見られていた。凌雲徹は思わずこれが望んだ道かと聞いたが、嬿婉は茨の道でも昔より険しいとは限らないと強がって行ってしまう。嬿婉は寝殿に戻るや否やすぐに手を洗った。「あんな女の靴、手が汚れるわ!」しかし苦労してここまで来たのだ、諦めるわけにはいかない。嬿婉はどうしても子供が必要だと分かっていたが、貴人になってから夜伽の機会が減り、もう幾月も声がかからなかった。追い詰められた嬿婉は…。翊坤宮に向かっていた李玉はちょうど門から出て来た侍医・江与彬(コウヨヒン)と惢心を見かけた。親しげに言葉を交わして別れる2人…。そこで李玉は寝宮に戻ろうとした惢心を呼び止め、街で買って来た玉のかんざしを贈った。しかし惢心は高価な品など分不相応だと断り、苦楽を分かち合った絆こそ自分たちの宝だという。李玉は思いがけない惢心の親密な言葉に心おどらせたが、すぐ現実に引き戻された。実は皇太后が如懿に懐妊した嘉妃娘娘の世話を任せたという。惢心は同じ女として自分も子宝に恵まれた嘉妃が羨ましいと話し、仕事へ戻って行った。李玉は惢心の本音を知り、大きなため息を漏らす。子を産み育てるなど宦官の自分には縁がない幸せだ。「夢を見るのはよそう…」如懿は養心殿を訪ねた。未だに怒りが収まらない弘暦だったが、如懿は永璜が病の床に就き、永璋も気落ちしたままだと同情する。しかし弘暦は皇太子の座を争うのはどうしても許せないと訴えた。康熙帝(コウキテイ)には子が多かったが、長子の允禔(インシ)が帝位争いを企み、幽閉されて死んだという悪しき前例がある。弘暦は警戒するのは当然だと譲らなかった。仕方なく如懿はみかんの皮を剥きながら弘暦の愚痴を聞くと、黙ってみかんを差し出す。( ー̀ωー́ )<いらぬ꒰⌯͒ತ_ತ)<ほ~ら( ̄◇ ̄;)<はむはむはむ…養心殿を出た如懿は惢心が嫁ぐ年頃になったと切り出し、江与彬との縁談を皇帝に賜ると言った。「良い人に嫁いで平穏に暮らして欲しいの」「感謝します、主儿」するとそこへ太監・三宝(サンポウ)が慌てて駆けつける。何でも慈寧宮からすぐ来るようにと知らせが来たという。皇太后は如懿が2人の皇子を陥れたと疑った。しかし如懿は否定し、2人の皇子が良からぬ野心を抱いたせいだと告げる。「もし私の企みなら、あまりに露骨過ぎて自滅してしまいます」すると如懿は永璜を育てた養母として、自分の導きが間違っていたせいだと謝罪した。皇太后はさすが烏拉那拉氏、言い分にそつがないと嫌味を言ったが…。つづく(  ̄꒳ ̄)ジョウシュン、上手いな~本当にちょっとしたことなんだけど、上手いよね如懿の気持ちが画面から迫って来る感じそれにしても皇帝のみかん、面白かった~龍袍も素敵♪
2019.10.14
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扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~ 第28~32話まとめ※このあらすじは1週分のまとめになります※各話未視聴の方にはネタバレになりますのでご注意ください軒轅旻(ケンエンビン)を演じていた天権国の皇太子・長孫無極(チョウソンムキョク)は太淵を雲痕(ウンコン)に任せ、宗越(ソウエツ)を連れて去って行きました一方、いつの間にかひとつ目の封印が解けていた扶揺(フーヤオ)は元の顔を取り戻し、すっかり怪我も治って小七(ショウシチ)と新たな旅へ水路で移動していた扶揺と小七は、やがて食べ物を探すため陸路に入りますすると森の中で突然、烈(レツ)王・戦北野(センホクヤ)の紋章をつけた男たちに襲撃されることに扶揺はそのうち1人を生け捕りにすると、その男が実は烈王の兵のふりをした天煞(テンサツ)の禁衛軍だと知りますどうやら斉震(セイシン)に援軍を送った国王・戦南城(センナンジョウ)は万一、斉震が負けた時は戦北野に罪をなすりつけようと目論んだんですねしかもその男の話では烈王は五州中のお尋ね者になり、天権(テンケン)国の皇帝でも助けられないとか驚いた扶揺は戦北野の冤罪を晴らすため、その男を証人として天権国へ連行することにします扶揺たちは旅の途中、疫病の野営を通りかかります人質の男は感染を恐れて近づくのを止めましたが、扶揺は我関せず水を分けてもらうことにそこで疫病の民たちの世話をする令嬢・仏蓮(フツレン)と侍女・功霊(コウレイ)と出会います仏蓮は苦しむ民がいれば駆けつけて手を差し伸べることから聖女として敬われているとか感銘を受けた扶揺は世話になったお返しに自分が持っていた銀子を全て民たちに配りますしかし運悪く人質の男が疫病に感染してしまい…皇太子が穹蒼(キュウソウ)での修行を終え、10年ぶりに大権国に帰って来ました無極の留守に頭角を現したのは斉震を見捨てたあの大皇子の翊(ヨク)王・長孫平戎(チョウソンヘイジュウ)平戎は今や10万の兵を従え、今回も南戎(ナンジュウ)の悪人を討伐して凱旋しています2人の権力争いに色めき立つ朝廷…その頃、無極は朝廷には顔を出さず、父の皇帝・長孫逈(チョウソンケイ)に拝謁していました皇帝は無極が摂坤鈴(セツコンリン)を持ち帰らなかったと知って激怒しますが、無極は天煞の至宝を奪うことはできないと訴え、自ら罪を乞います皇帝はそれ以上、追求できず、息子の帰りを待っている母に免じて見逃しました扶揺の捕らえた男が治療のかいなく死亡、扶揺は大事な証人を失ってしまいますそれでも皇帝に謁見すると決めますが、話を聞いた仏蓮聖女から五州を統率する天権は警備が厳重、しかも皇太子が帰った今、部外者は入れないと警告されてしまいます「みんなが噂する太子ってどんな人?」「10歳で優れた文章を書き、千里先に矢を射った 12歳で単独で南戎に行き、南北の部族の対立を調停し、邛葉(キョウヨウ)族の紛争も解消した 15歳では五州の作物の収穫を保ったわ」(´ ゚ω゚):;*.':;ブッ!そりゃ~すごいわ~金太郎よりすごいわ~www(✪ω✪)<…無極は人ではないの、神なのよ(⊙ω⊙)oO(ウッ…目を覚ませすると扶揺に縁を感じた仏蓮聖女は用事があって皇宮に行くため、自分が連れて行くと言ってくれますしかしそんな仏蓮聖女が疫病に感染仕方なく仏蓮聖女は扶揺に本当は璇璣(センキ)国の2公主で皇太子の許嫁だと教えます実は璇璣の使節として天権へ招かれており、欠席すれば罰せられてしまうとか仏蓮は婚儀の件もあることから無極との婚約までなくなってしまうと涙ぐみ、自分に成りすまして皇帝と皇太子に謁見して欲しいと懇願します扶揺は戸惑いますが、戦北野の汚名をすすぐため皇帝に謁見し、その時に成りすました事情を話せばいいと考えましたそこで仏蓮の身分を示す紫鳳(シホウ)腰牌を受け取って小七と天権へ向かうことに皇城に入った扶揺と小七は羽木(ウボク)の上にそびえ立つ荘厳な皇宮に目を見張りますしかし到着して早々、民を処刑しようとしていた長孫平戎と出くわし、憤慨した扶揺が娘を救出激高した平戎は配下に扶揺を殺せと命じましたが、そこに徳(トク)王・長孫迦(チョウソンカ)が現れます( ತ _ತ)oO(徳王って…軒轅暁の夫か@扶揺徳王は扶揺が落とした腰牌に気づき、五州の聖女と敬われている璇璣国の2公主だと気づきます驚いた平戎はコロッと態度を変えますが、扶揺は早々にその場を離れることに…扶揺と小七は信用ならない王たちが準備した宿を断ったものの、滞在先に困りますすると偶然、大街を歩いている聖医・宗越(ソウエツ)を発見、宗越の屋敷に世話になることにそこで宗越は宿代がわりに薬草を集めるよう要求し、扶揺は警固が厳しい上陽宮に忍び込むことになります実はそこにいたのはあの偽軒轅旻でした扶揺は急に姿を消した偽軒轅旻への怒りから態度を硬化しますが、無極に思い切り抱きしめられてしまいます扶揺と無極は五色石と玄霊真葉(ゲンレイシンヨウ)を交換、扶揺は今度こそ何者なのか迫りますすると無極は皇太子の幕僚・元昭詡(ゲンショウク)だと自己紹介、実は太淵のことは皇太子の命令だったとまた嘘をつくことに…ともかく宗越の導きで扶揺と再会を果たした無極は煩わしい朝廷には関わらず、もっぱら扶揺との絆を深めますお調子者の元昭詡のことが何から何まで信用できないという扶揺ですが、酔いが回ってたがが外れたのか、自ら口づけしてしまうことにそんなある日、無極は扶揺を牧霊(ボクレイ)峰にある長孫皇族の祭祀場へ連れて行きますそこへ牧霊の王と言われる五州の農耕神が登場扶揺を気に入ったのか上仙は扶揺に近づいてから去って行きました何でも牧霊王に会った2人は純粋な愛を育めるとか…「玄元山で会って以来、共に歩み、太淵では私の妃に…つまり私の妻だ どう思う?これは天意か?この再会は…」「何が天意よ!」扶揺は幸せを感じながらも、ツンデレなので突き放します平戎は皇太子になるため、財力のある璇璣国の支持が必要でした生母は身分が低いため、五州一の美女だった皇后に負けてしまったとかしかし2公主とお近づきになるどころか大失態さらに徳王に接触して自分側について欲しいと頼むも、うまくかわされてしまいますどうやら平戎、徳王の弱みを握っている様子ですが…一方、徳王と言えば皇后と何か深い関係がありそういきなり少年時代に愛を誓った幼なじみを想う詩なんか吟じてましたね( ー̀ωー́ )<な~つがす~ぎぃ風あざみ~誰のあこがれにぃさまよ~ぉ…え?違う?w今日は内廷が翊王の軍に褒賞を与える日人心を取り込む絶好の機会でしたが、無極は朝廷に現れず、その役を平戎に譲ってしまいます皇帝はそんな無極に″国家と政権と王権の争いは食うか食われるかだ″と諭しましたともかく兵を使わず太淵の戦を収めたことを褒め、自分と政権を分担する時が来たと伝えます年老いた皇帝は身体が弱く、皇太子の不在中は朝廷を臣下に任せ、大皇子と徳王で担って来ました無極は皇太子ですが朝廷に土台がなく、皇帝は何事にもよく配慮するよう助言します皇后・元清旖(ゲンセイイ)は息子の帰国を祝って清嵐(セイラン)殿に宴席を用意しかし皇帝は無極を1人で行かせますその途中、無極は徳王とすれ違いましたが一瞥もせず、拝礼した徳王を無視母からも徳王に会ったかと聞かれますが、会っていないと答えてしまいますすると皇后は勢力を強める大皇子を牽制し、息子と仏蓮の縁談を急かしましたもし他に意中の娘がいるなら後宮へ入れれば良いこと、しかし皇太子妃は仏蓮公主でなければなりません無極は自分や仏蓮が生まれた時から人の意に沿うことを強制されてきたことに嫌気が差していました一方、平戎はようやく仏蓮の滞在先を突き止め、自ら迎えに行きました扶揺は困惑しますが、そこへ仏蓮の侍女・侍女・功霊(コウレイ)が現れます力強い助っ人が来た扶揺は偽物の使節として皇宮へしかし馬車は城門で止められ、皇后の配下が仏蓮だけを連れて行ってしまいますちょうど同じ頃、天煞国の使節として恒(コウ)王・戦北恒(センホクコウ)、太淵国の使節として徳(トク)夫人・簡雪(カンセツ)が皇宮に駆けつけていました徳王は仏蓮が納采の準備で遅れると伝え、急詔(キュウショウ)で使節を集めた理由を説明します実は五州では最近、各国で自然災害など異変が起こっていましたすると徳王は皇帝がこれまで隠してきた秘密を教えます「天権が統率できたのは羽木がまとめ、繋いでいたため… だが今、羽木は枯れようとしており、天権は滅亡の危機にある」皇宮の土台となっている羽木はすでに崩れ始めていますこのままでは五州の天地も崩壊することに…そこで当面の危機を回避するため各国が力を合わせる必要があり、使節に冊封(サッポウ)地図符を持参するよう頼んだのです皇帝は穹蒼(キュウソウ)に助力を求めるため各国の地図符を献上しますが、最も大事なのが仏蓮が献上する璇璣溶岩でした扶揺は仏蓮のふりをして皇后に謁見しましたしかし皇后の口ぶりから政略結婚だと気づき、問題は相手を好きかどうかではないのかと口答えしてしまいますすると皇后は璇璣で2人が出会ったのは予想外だったと話しました「そなたが5日ごとに文を10日ごとに物を送りつけ、無極に思慕を…」扶揺ははたと仏蓮が無極を慕っていることを思い出し、慌てて態度を改めます一方、徳王は皇后が平戎から仏蓮を奪って連れて行ったと報告を受け、安堵していましたもし皇后が阻止していなかったら、仏蓮が嫁ぐ相手が変わっていたやも…その夜、皇后に仏蓮を横取りされ機嫌が悪い平戎のもとに思わぬ賓客が現れます「…会わぬ」「私であっても?」扶揺は結局、そのまま功霊と皇宮に滞在することになりましたどうやら仏蓮と皇太子は相思相愛のようですが、出会ってすぐ離れ離れ、しかももう何年も…扶揺は普通は耐えられないと感心します功霊は2人が互いに相手を裏切らず、障害を乗り越えてこそ恋は成熟すると言いますが…その頃、無極は納采のことなど意に介さず、宗越の様子を見るため山にいましたすると洞窟の中で蠱毒(コドク)に侵されている宗越が意識を無くし、危険な状態に…危ないところで無極が助け、やがて宗越は無事に意識を取り戻します(^ꇴ^)これどう?良いアイーンじゃない?w@無極↓宗越は無極の手の平の黒い影に気づき、穹蒼仙女・非煙(ヒエン)が来たのかと驚きました無極は宗越に蠱毒の術を使ったのが非煙だと知りますが、非煙は強い妖術を使っても邪悪ではないと首をかしげます「毒術でなければ私は死ぬ…」宗越は世子府から救出されたものの、死人の山から這い出した時には虫の息でした非煙はそんな宗越を毒術で生き長らえさせ、気功や医術を教えてくれたとかしかしその対価は宗越の40年の寿命でしたつづく(^ꇴ^)放送当時は無極のロン毛で気を失ったw管理人でしたが、今回は大丈夫でしたただ声がね、返す返すも声がね~←しつこい?w
2019.10.14
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扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~ 第28~32話まとめ※このあらすじは1週分のまとめになります※各話未視聴の方にはネタバレになりますのでご注意ください太淵(タイエン)のしきたりで国王が王后を定めるのが大婚の儀、その日は百官が集います斉震(セイシン)は抵抗勢力を一掃できるこの日に挙兵すると決定しかし偽軒轅旻(ケンエンビン)こと長孫無極(チョウソンムキョク)と宗越(ソウエツ)の策略により、当てにしていた唐伯年(トウハクネン)の兵を失ってしまいますそこで天権国の大皇子で翊(ヨク)王・長孫平戎(チョウソンヘイジュウ)と接触、加勢の約束を取り付けることに成功こうして衛戍(エイジュ)営、西平(セイヘイ)郡王の軍、天煞(テンサツ)国の軍、翊王の軍が斉震側につくことになりましたそんな2人の話を盗み聞きしていのが斉震の娘・斉韻(セイイン)しかし背後から忍び寄ってきた宗越が斉韻を眠らせ、連れ去ってしまいます斉震は唐芷蓉(トウシヨウ)を暗殺させ、大臣たちに宇文紫(ウブンシ)こと扶搖(フーヤオ)を立后させるよう上奏させました無極は斉震が扶揺を巻き込んだことに憤りながら、仕方なく了承その頃、地下に監禁された扶揺は自分が国王と結婚することになったと知りますすると斉震は明日の婚儀で御林軍を動かすことができる総帥印を奪い、軒轅旻を殺せと厳命宇文家の命がかかっていると脅された扶搖はすでに一族が消されているとも知らず、了承します大婚の儀の当日正殿に向かう新王后の輿の中に突然、元宝が現れます( ̄▽ ̄)ハム◯郎~今ごろ何の用?←とは言ってないwそこで元宝は背負っていた荷物から無極の密書を取り出します無極は謀反が起こると知らせ、その前に扶揺を逃がそうと考えましたが…吉時となり、偽軒轅旻と偽宇文紫の婚儀が始まりましたそして15万の御林軍を動かせる総帥印が国王に献上されますその時、ついに斉震が号令をかけ、待機していた反乱軍がなだれ込みました無極は扶揺を逃がすつもりでしたが、身動きが取れませんやがて斉震は対抗勢力を殲滅し、宇文紫に総帥印を渡すよう命じます宇文紫が裏切り者だと知った無極は大げさに扶揺を突き飛ばし、その反動で総帥印が宙を舞って斉震の手へこうして総帥印を手に入れた斉震は怖いものなし、宇文紫に国王を殺せと指示します扶揺は隠し持っていた短刀を国王の喉元に突きつけ、密かに無極と目配せそして斉震が2人の前まで来るのを待って、扶揺が斬りかかりました朝服を傷つけられた斉震は呆然、そこで扶揺が正体を明かします斉震はすっかり騙されていたと気づき、総帥印を掲げて国王を守る御林軍に偽物の2人を殺せと命じましたザワザワ…>ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ@御林軍「ちょっと待った!」すると扶揺が本物の虎符を掲げます実は無極が斉震に投げたのは偽物の総帥印でしたガーン!(꒪ȏ꒪;)oO(これは虎やない…老鼠や~!御林軍は国王の命で反乱軍に応戦、激高した斉震は扶揺と無極と直接、対決に!↓鼠符までアイーン仕様?w密かに正殿を抜け出していた雲痕は城門にいました雲痕は国公の援軍だった天煞軍を襲撃、城門を閉めてしまいます一方、章鶴年(ショウカクネン)も懸命に反乱軍と戦っていましたその頃、斉韻をかくまっていた宗越はついに正体を明かしますそして斉震こそが一族の敵であり、今も斉震は虐殺を行なっていると教えました斉韻は現実に耐え切れず泣きじゃくりますが、宗越は斉震が代償を払う時だと言い放ちます扶揺と無極は力を合わせ斉震に応戦、やがて広場に飛び出した3人は激戦を繰り広げますしかし扶揺が斉震に捕らわれることに実は斉震、2人が目配せしていることに気づいて扶揺が無極の弱みだと勘づいたんですね~無極は仕方なく斉震に言われた通り自らを刺してしまいますすると斉震が無極に気を取られている隙に扶揺が振り向きざまに頭突きを食らわせ、斉震が鼻血ドバーっとなって怯んだところを無極が斬りかかりました反撃に出た2人は同時に斉震に掌(ショウ)を放ち、ありったけの法力で斉震を吹き飛ばします天権国の翊王は西平郡王・高嵩(コウスウ)が太淵王に降ったと報告を受けます斉震に勝算がないと知った翊王は撤収することに…力を使い果し、倒れた扶揺と無極やがて2人は意識を取り戻し、互いの無事を確認し合って絆を深めたかと思いきや、そこに娘を探していた軒轅暁(ケンエンギョウ)が駆けつけますすると無極は娘の漣児(レンジ)は死んだと暴露し、あの時、天権で何があったのか知りたいと迫りました「あの日、今日と同じことが…」無極の言葉を聞いた軒轅暁は娘と逃げた時の記憶が蘇り、徳王・長孫迦(チョウソンカ)が娘を殺したと絶叫そして抜け殻のようになり、娘を探しに行くと言い残して姿を消しました無極は軒轅暁の記憶を得たものの、再び傷つけてしまった自責の念に駆られますその様子を見ていた扶揺は無極が自分の目的のために全ての人間を利用したと失望、ひとりで去ることにしますが、再び倒れてしまい…一方、斉震は命からがら逃げ出し、郊外の林の中で雲痕と合流しますそこでようやく天煞の援軍が阻止され、実は翊王が現れず、衛兵も章鶴年の部隊に敗れ、西平郡王に至っては国王に寝返ったと知ることにすると宗越が衛兵を率いて現れます斉震はついに宗越と雲痕が世子の息子だと知り愕然、宗越は無情にも雲痕に殺せと命じましたしかし雲痕は育ての父である斉震をどうしても殺せず、まさかの命乞い宗越は落胆しますが、結局、自分で血を流してこそ痛みを知るのだと悟ります「お前は一時の情のもろさがもたらす代償を背負えるのか?…ばーら」兄弟とは言え生きる道が異なる…宗越は太淵の王座を雲痕に託して去ることにしました「愛情に溺れればいつか傷つけることになる…ばぉちょん」無極と宗越は扶揺と斉韻を連れて御鱗台にいました宗越は斉韻が身につけている龍鱗甲(リュウリンコウ)に術をかけ、扶揺の封印を解きます約束を果たした軒轅旻は扶揺が正しい道に進むよう願い、宗越と太淵を出て行きました扶揺が意識を取り戻すと川辺にいましたすると小舟に乗った小七(ショウシチ)が現れます太淵の国王は国公の養子・雲痕が継承し、あのお騒がせ賢(ケン)夫人・高普若(コウフジャク)が王后になったとか実は西平郡王が寝返ったのは娘を王后にしてやると言われたからだったんですね~扶揺は自分の首に掛かっているのがいつの間にか五色石ではなく玄霊真葉(ゲンレイシンヨウ)だと気づきますいずれあの偽軒轅旻と再会することになると知る扶揺…それにしてもあの男、一体、何者だったのでしょうかともかく扶揺は小七と2人で太淵を旅立ちますつづく( ๑≧ꇴ≦)えーっ!管理人は鏡に映った時点で斉震は扶揺だと分かったと思ってた!それにしても″昔取った杵柄″とは言え、斉震が強過ぎwwwさて第1シーズンが終わり、ここからが本編です…ってか前フリが長過ぎる!
2019.10.10
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扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~ 第23~27話まとめ※このあらすじは1週分のまとめになります※各話未視聴の方にはネタバレになりますのでご注意ください淑(シュク)夫人・宇文紫(ウブンシ)が偽物だと気づいた国公・斉震(セイシン)しかし宇文紫が入宮した時点で長寧府の人間は全て死罪に処しており、正体を暴ける者はいませんそこで宮中に迎えを出して扶揺(フーヤオ)を国公府に呼びつけ、駒として使えるかどうか探ることにしましたその頃、偽軒轅旻(ケンエンビン)こと長孫無極(チョウソンムキョク)は無事に祭祀を終えていましたしかし慣例のため離宮に一泊しなくてはならないと知ります総監・曹成(ソウセイ)は気を利かせて国王が寵愛している貴(キ)夫人・唐芷蓉(トウシヨウ)を呼び寄せていましたが、お供の宮女の中になぜか女装した小七が…( ̄◇ ̄;)え?そこで江楓が密かに小七に接触、扶揺に危機が迫っていると知ります危険を承知で国公府へ出向いた扶揺すると斉震は宇文紫が国王と結託して自分を欺いていると疑います実は宇文紫を勝手に呼び出したと知った国王が激怒し、儀式を放り出して迎えに来ているとかそこで斉震は宇文紫の忠誠心を見せてもらうため、中庭で待っている国王を殺せと命じます中庭に扶揺が現れ、思わず強く抱きしめる無極そんな2人の様子を斉震たちは屋敷の中からうかがっていますしかし宇文紫がなかなか行動を起こさず、見切りをつけた斉震は雲痕(ウンコン)に始末するよう命じましたするとその時、扶搖が隠し持っていた匕首(ヒシュ)でいきなり無極を刺してしまいます扶揺が刺し殺した国王は偽物でしたこうして斉震の信頼を得た扶揺は無事に萃梁(スイリョウ)殿に戻りますすると中院で意外にも本物の無極と再会実は無極、国公府に忍び込んで全部、見ていたんですね~「もし斉震が君に何かしたら今日が斉震の最後の日なっていた…(キリッ」(๑´ω`๑)かっ…かっ…( ๑≧ꇴ≦)だめだ~言えないw@管理人それにしてもなぜ扶搖は無極が偽物だと分かったのでしょうか…管理人も分かりませんw※2人は互いの想いを確かめ合い急にラブラブにしかしちょうど良いところで意識を取り戻した軒轅暁が娘を探す声が聞こえ、扶揺は行ってしまいます( ๑≧ꇴ≦)ってフーヤオ~アゴつかむのはやめて~アゴだけはwww長淵から戻った唐芷蓉は国王からまた多大な恩寵を賜りました後宮では王后と目され羨望の的ですが、この裏にある無極の真意に気づく者などいるはずありませんあの日、離宮にやって来た唐芷蓉は無極から斉震の密偵であることを追求されていましたどうやら唐芷蓉、国王の書斎で何度も折本を盗み見ては国公に情報を流していたんですね~泳がされていたと知った唐芷蓉は唐家のため国公に背くことなどできなかったと泣きつきますが、思いがけず父の本心を知ることになります実は唐芷蓉は庶子、唐伯年(トウハクネン)は本命である妹の嫡子・唐怡光(トウイコウ)を入宮させようとしていたのです何も知らなかった唐芷蓉は呆然、結局、無極に忠誠を誓うことにそこで手始めに無極が回京したとバレないよう、寝所でひたすら1人で歌い続けることになりました(๑˃̵谷˂̵)♪く~れない~にそ~まった~このおれを~そうとは知らず唐芷蓉ばかり寵愛される現実に失望した賢(ケン)夫人・高普若(コウフジャク)は死ぬの生きるの大騒ぎ憤慨した西平(セイヘイ)郡王・高嵩(コウスウ)は国公府に乗り込んで斉震を追求しますが、当の斉震は決定権があるのは国王だと知らんぷりですすると高嵩は斉震が文懿(ブンイ)世子を襲わせるために唐伯年を引き入れたことを持ち出し牽制当時はならず者だった唐伯年も今や大軍を率いる将軍、もはや斉震の忠犬ではないんじゃないの~と脅して帰って行きました高嵩の話は確かに斉震を疑心暗鬼にさせます確かに娘が国王の寵愛を独占しているわけですから、唐伯年が高望みをしても不思議ではありませんそこで斉震は定遠(テイエン)将軍府に早馬を出すことにします江楓(コウフウ)から報告を受けた無極は…斉韻は初恋の相手・軒轅越が七錦葉(シチキンヨウ)に拒否反応が出ることを思い出し、お礼と称して宗越を食事に招待しました宗越は断りますが、そこにちょうど雲痕が現れ、結局、3人で食べることに…すると宗越は勧められるまま羹(アツモノ)を飲み、七錦葉が入っていると気づきます斉韻は宗越を試したとネタバラし、腕を見せてくれと迫りました慌てた雲痕は斉韻を制止しますが、宗越はあっさり袖をめくりあげ、何ともない腕を見せて帰ってしまいます雲痕は斉韻の心に誰かいると気づいていましたが、それが宗越だと知ることになりました離れを尋ねた雲痕は、宗越が真っ赤に腫れ上がった腕を法力で治療している姿を見ます「哥(グァ)…あの子は無関係だ、復讐に利用するのはやめてくれ」雲痕はひざまずいて初めて兄と呼びかけましたが、宗越はそれが斉韻のためだと分かっていました「お前に教えてやる、どうやって生き延びたのかを…」15年前のあの日、世子府の78人は一夜にして惨殺されてしまいますしかし邱(キュウ)先生が買収した討手に王子たちを託し、2人は生き延びることにただ雲痕はまだ小さかったので冬袍にくるんで連れ出せましたが、宗越は遺体の山の中に隠されますやがて山中の穴に遺体と一緒に埋められた宗越は死に物狂いで逃げ出したとか宗越は今でもあの時の死の匂いを忘れることができませんでした雲痕は初めて聞いた宗越の壮絶な体験に震撼し、号泣しますすると宗越は自分の復讐を邪魔する者は例え実の弟でも排除すると断言しました「斉韻への想いはなるべく早く断ち切るんだな たとえ両家の遺恨がなくとも、お前は国公府の侍衛に過ぎぬ 養子もお前の命をあがなうための名目だ、ひとり娘をお前に嫁がせると思うか?」宗越は雲痕に数日、国公府を離れた方がいいと助言し、ある計画を手伝わせることに…その夜、無極は元宝を使いに出して扶搖を寝殿に呼び出します実は軒轅暁から聞き出したい事があり、扶搖に玄霊真葉を使って手伝って欲しいとかこの葉は人の心や思考を吸い込み、記憶にあるものを透視することができると言いますそこで軒轅暁が天権でなぜ王妃を廃されたのか、なぜ徳王と決別したのか、その理由が知りたいとしかし扶搖は軒轅暁の自分への信頼を利用しようとした無極に憤慨し、席を立ってしまいます孤児の扶搖にとってほんの数日でも体験できた母の愛…何より軒轅暁の哀れで悲しい姿を目の当たりにし、これ以上、追い詰めることはあまりに残酷だと批難しました「…封印はそのままだ、それでもいいんだな?」「どんな事情だろうと、信頼を失うくらいなら構わないわ」扶揺は怒って帰ってしまいます宗越は斉韻に使う薬材を採りに行くという名目で雲痕の同行を斉震に認めてもらいますしかし雲痕の本当の行き先は唐伯年がいる南辞(ナンジ)実は斉震が唐伯年に単独で密かに水路から昆京へ入るよう密書を送っていましたその隙に15万の兵馬を奪おうと画策しているとか宗越はすでに″5万の軍を率いて都へ向かえ″という密書とすり替えたと教えますただ唐伯年は市井(シセイ)の出で慎重な男、一通の書状で兵を動かせと言われても軽率には動かないはずそこで宗越は国公の側近である雲痕が直接、出向けば信用すると考えたんですね宗越の予想通り、唐伯年は国公からの書状に違和感を感じていましたしかし雲痕が現れ、ついに謀反を起こすと匂わせると、唐伯年は5万の兵を率いて進軍します念のため唐芷蓉にも密書を送っていましたが、すでに無極に掌握された唐芷蓉はそのまま安心して入城するよう返信しましたその見返りとしてついに立后が告知され、唐芷蓉は昭元王后に封じられますこうして着々と狭まる斉震包囲網無極の計画は順調に進んでいましたが、あれ以来、扶搖とは会っていませんでした雲痕は宗越の指示通り何食わぬ顔で国公府へ戻り、唐伯年が5万の兵を率いて昆京に向かっていると報告します斉震の不安は的中し、唐伯年が娘を通じて国王に自分を売ったのだと激怒しかし斉震は冷静になって考え直し、次の一手を用意しますそこでちょうど政務で国を出ているある男に密書を送ることに…一方、唐伯年たちは指示通り山道を進んでいましたが、奇襲に遭います生け捕りになった唐伯年の前に現れたのは宗越と雲痕実は2人が文懿世子の息子だと知り、あの時、斉震の走狗(ソウク)だった唐伯年は愕然となりますそして文懿世子の謀反をでっちあげたのは当時、王の弟だった軒轅靭(ケンエンジン)と結託した校尉(コウイ)・斉震だったと暴露斉震は世子の義兄弟でありながら裏切り、軽率で扱いやすい軒轅靭を使って権力を手に入れたといいますしかし本当の目的は権勢ではなく、龍鱗甲を手に入れて娘を救うためでしたすると唐伯年はあの惨劇に加担した責任を取ると覚悟を決めますこうして2人の王子が生存していると知り、全てを打ち明けたことで死への恐怖が少し軽くなったとか宗越は自分の手を汚したくないと言い放ち、毒薬を置いて帰りますその夜、無極は御史・章鶴年(ショウカクネン)を呼び出しましたそこで斉震が簒奪(サンダツ)を企てていると教えますしかし章鶴年は五州を統べる天権皇宮がある限り、挙兵する者などいるはずないと安心させましたが…実はその頃、斉震は人気のない山あいで天権国の大皇子・長孫平戎(チョウソンヘイジュウ)と接触していました平戎は斉震の簒奪を手伝う代わりに、自分が皇太子の座を争う時に加勢するよう取引を持ちかけますそんな2人の様子を斉韻が物陰から見ていました無極は章鶴年に密書を見せ、天権から大皇子が極秘に入国したと教えます章鶴年は斉震が本気で謀反を起こすつもりだと気づき、国王に忠誠を誓うのでしたつづく※扶揺が偽物の国王だと気づいたあの瞬間?扶揺は具体的に理由を言いませんでしたが、表情を見るに偽国王のセリフを聞いた時だと推察できます「寒衣節の時は事情があり、萃梁殿などに入れて悪かった 賢夫人の件は他の者をよく調べねばならん いつも賢い君が私は好きだ←ここで扶揺の目が泳いでいます 犯した罪はすべて今、帳消しにする」本国放送で視聴した時、てっきりこのセリフで気づいたのだと思っていました中文を直訳すると「君はいつも聞き分けが良い」的なニュアンスだったので、扶揺が「そんな訳あるかっ」と思ったのだろうと…でも日本語字幕版で見るとどうやら間違っていたみたい?( ̄▽ ̄;)オホホホ~結局、理由は分からないままですが、まあ本編はこれからなのでもういいや(笑
2019.10.08
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扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~ 第23~27話まとめ※このあらすじは1週分のまとめになります※各話未視聴の方にはネタバレになりますのでご注意ください宇文紫(ウブンシ)こと扶揺(フーヤオ)は簡雪(カンセツ)と話しているうち、偽軒轅旻(ケンエンビン)こと長孫無極(チョウソンムキョク)への想いに気づきますそこで思い切って無極の気持ちを確かめてみましたが、無極は扶揺のような一筋縄ではいかない女子が珍しかったが飽きてしまったと嘘をつき、自分の前から消えて欲しいと追い払います深く傷ついた扶揺は結局、寒衣節の祭祀で人が出払った隙に後宮を出て行くことに…すると江楓(コウフウ)が現れ、実は無極が自身の策略や安否に影響が出ると知りながら、扶揺を危険な目に遭わせたくないから追い出したと暴露しました寒衣節の宴には百官が勢ぞろい、その中に裴瑗(ハイエン)と燕驚塵(エンキョウジン)夫婦の姿がありました実は燕驚塵は衛戍(エイジュ)校尉として入朝していたんですね一方、無極は扶揺を追い出したものの、やはり寂しそうすると御史・章鶴年(ショウカクネン)が太淵の寒衣節には欠かせない剣舞がまだだと進言しますそこで名乗りを上げたのが賢(ケン)夫人・高普若(コウフジャク)でした何でも12枚の水霊鏡を使った珍しい剣法を身につけたとか無極は喜んで見せて欲しいと頼み、高普若は準備のため下がります無極の本当の想いを知った扶搖は引き返し、身支度を整えて大殿へ…すると偶然、酔い冷ましに外へ出ていた燕驚塵が淑夫人を見かけ、その正体が扶揺だと気づきます「顔を変えていても君の後ろ姿や歩く様子で私には分かる!」燕驚塵は裴瑗との結婚は間違いだったと嘆き、全て自分が悪いと認めて許しを請いましたしかし扶搖は広い世界に飛び出していろいろ経験し、自分が本当に求めるものに気づいたと告げます「私が求めているのは一意専心な人、何があろうと裏切らない人よ そんな人なら私も真心を尽くせる、でも大師兄…それがあなたじゃないと分かってる」燕驚塵は扶揺だけに一意専心になると食い下がりましたが、扶搖は過ぎたことだと別れを告げました貴(キ)夫人・唐芷蓉(トウシヨウ)は高普若の足を引っ張るため、侍女・歓児(カンジ)に毒を入れるよう指示剣舞の準備が整ったところで、その前に一献したいと提案し、全員で乾杯しますそこへ欠席のはずだった淑夫人が気分が良くなったと言って登場無極は一瞬たじろぎましたが着席を認め、″出て行かなかったんだ~″と言わんばかりに目配せします扶搖はいつものように生意気な顔であしらうと、それがまた無極を幸せにしました高普若は毒酒を飲んで水霊鏡の剣舞を披露しかし急にめまいに襲われ、うっかり手から離れた剣が国王めがけて飛んで行きます無極は直前でこっそり法力で剣を止めて難を逃れましたが、賢夫人は暗殺を目論んだと疑われることに西平(セイヘイ)郡王・高嵩(コウスウ)は娘をかばい、直前に飲んだ酒が怪しいと訴えました高普若の酒を調べたところ毒が混入していたことが発覚、犯人探しが始まります高普若は侍女・阿秀(アシュウ)が回廊で歓児に引き止められたと話したことから、貴夫人が歓児に毒を入れさせたと非難しかし歓児は回廊で淑夫人にぶつかったことを思い出し、宇文紫が毒を入れたと偽証しますσ(⊙ω⊙`)我?扶揺は呆れながらも無極に倣い、毒など盛るはずありませんわ~と殊勝な夫人のフリそこで管雪は、貴夫人と淑夫人に非があれば賢夫人が王后の座につけますね~と匂わせます疑われた高普若はふと過去を映し出す水霊鏡があると気づき、これで真相を明らかにできると言い出しましたしかし1刻というわずかな時間を映すためには子午虫(シゴチュウ)の力が必要だとかナイナイ(ヾノ・∀・`)<虫?そんなのここにいるわけな…(๑ ˙˘˙)/<わんしゃ~ん!持ってま〜す! えええーっ!>(゚ロ゚ノ)ノなんと偶然にも虫好きの陳(チン)閣老が子午虫を持っていました後ろめたいことがない高普若は鏡の前に立ち、自作自演でないことを証明しますすると慌てた唐芷蓉は身分から言って淑夫人の番だと押し付け、扶揺は渋々、鏡に向かうことに「あああーーーっ!誰か!元宝(ゲンポウ)を捕まえてくれ!」無極は咄嗟に元宝を逃がすと、殿内は逃げ回る老鼠を捕まえようと大騒ぎすると次々に水霊鏡が倒れて、割れてしまいます元宝がキリのいいところで戻ると、無極は憤慨してなぜか扶搖を萃梁(スイリョウ)殿に監禁しろと命じました例え毒を入れた犯人でなかったとしても、鏡を壊した罰だというのです扶搖すぐに衛兵に連行されましたが、その時、斉震と裴瑗が偶然、割れた鏡に映る宇文紫の正体を見てしまいます裴瑗は思わず襲い掛かりそうになりましたが、燕驚塵が咄嗟に腕をつかんで引き止めました結局、この騒動で立后は延期となります無極は江楓が扶揺を勝手に連れ戻したと知っても怒りませんでした結局、扶揺の顔を見たら、もうどうでもよくなってしまったと許すことにすると明日から長淵の祭祀に出かけるため、留守の3日間、扶揺の安全を守るよう命じますそこで江楓は連行される扶揺をちょうど殿前で引き止め、巾着を渡しましたこれがあれば萃梁殿での安全が守られるとかしかし殿内に入った扶揺は何者かに襲われてしまい…一方、裴瑗は燕驚塵がすでに淑夫人の正体を見抜いていたと知り、これまでの恨みが爆発そこで帰りの道すがら燕驚塵の汗を拭くふりをして手巾に仕込ませた昏迷散で眠らせてしまいます裴瑗と侍女・阿烈(アレツ)は燕驚塵と扶揺を萃梁殿に監禁役者が揃ったところで裴瑗は燕驚塵が持っていた裂魂散を見せました「私を殺すために使えと掌門があなたに渡した物よ~」裴瑗は初めから知っていたと教え、燕驚塵か扶搖のどちらか1人が飲めと脅します仕方なく燕驚塵は自分が扶搖に裂魂散を飲ませると言い出し、扶揺はやっぱりね~の呆れ顔と思いきや、大師兄は愛する扶搖を守るため、いきなり裂魂散を飲んじゃいます最後の最後で扶搖を守った大師兄悲しみにくれる裴瑗でしたが扶揺を見逃すはずもなく、剣を振り上げて襲い掛かりますしかしその時、後ろからいきなり阿烈が裴瑗を突き刺し、3人は呆然「あなたのその顔は私がやったの… どうしてって?私のこと人間として扱ったことがあった? 子供の頃から一緒に育って一途に世話してきたのに、あなたはどう? 私は犬以下の扱いしかされなかったわ!」ここで予想外の伏兵が!と思ったら阿烈は燕驚塵や扶搖のことも同様に憎んでいたんですね「みんな死んじゃえーっ!」今度は阿烈がいきなり剣を振り上げると、裴瑗が最後の力を振り絞り、阿烈を突き刺して燕驚塵を守りましたこんなんですけど裴瑗も大師兄が好きだったんですね~そんなわけで裴瑗と阿烈は絶命、やがて燕驚塵も毒死してしまいます国公府で斉韻(サイイン)が倒れ、ついに宗越(ソウエツ)に診察する機会が訪れましたすると予想通り龍鱗甲は斉韻が身につけていますしかし強引に龍鱗甲を取り上げれば斉韻は死んでしまう…結局、宗越は手を出せず、斉韻は元気になりました斉韻は宗越が初恋の相手・軒轅越(ケンエンエツ)ではないかと疑い、ある方法で試すことにさて、悲惨な末路を辿ることになった燕驚塵、裴瑗、阿烈命拾いした扶搖を助けてくれたのは何とあの軒轅暁(ケンエンギョウ)でした軒轅暁はなぜか扶搖を愛しい娘・漣児(レンジ)だと誤解し、態度が一変しかも3人の遺体までうまく処理してくれたといいます実は江楓が扶搖に渡した巾着、これは軒轅暁が引き離された娘に残して来た手作りの巾着だったんですね~扶搖は否定しますが、娘の世話を焼けることが嬉しくて仕方がない軒轅暁を止めることはできませんするとそこへどこか見覚えのある宮女が…宮女は女装した小七(ショウシチ)でした扶揺は小七と裏庭で合流、再会を喜びます小七は扶揺に会うため宮中に入ろうとしたら危うく宦官にされそうになり、逃げ出したところで運良く軒轅暁が助けてくれたとかしかし軒轅暁が男嫌いのため、女装することになったと説明します↓扶搖、胸の詰め物を確認するすると小七は雅蘭珠(ガランジュ)が戦北野(センホクノ)を探しに出かけたと報告、また軒轅暁は気性が激しいが可愛がってもらっていると話し、ただ時々、混乱すると教えます軒轅暁は鏡に扶揺の本当の姿が映っても何も言いませんでしたそこで扶揺は夫がどこにいるのか聞いてみましたが、軒轅暁が急に取り乱してしまいます「どうしよう…あの人は私を好きじゃない…あの人が好きなのはずっとあの子だった! あの人たちには2人の子供がいるの…うわああ~!どうすればいいの!」するとやがて軒轅暁は娘が天権(テンケン)に殺されてしまうと怯えて気を失ってしまいます扶揺は軒轅暁がたくさんの辛い体験を抱えているのだと同情し、娘のふりをすることに…つづく(๑・᷄ὢ・᷅๑)あれ?扶揺の顔って5日で戻るはずだよね?もうずい分と経った気がするけど、また見逃したかしら…(汗
2019.10.08
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如懿传 Ruyi's Royal Love in the Palace第40話「貴妃の台頭」皇后の侍女・素練(ソレン)が自害した。乾隆帝(ケンリュウテイ)・弘暦(コウレキ)は侍女・毓瑚(イクコ)に検分を任せたが、報告に戻ってきた毓瑚からなぜかかんざしを受け取る。それは一昨年の七夕に皇帝が后妃たちに贈ったものだった。弘暦は后妃たちにそれぞれ違う花を施したため、そのかんざしが純貴妃(ジュンキヒ)・蘇緑筠(ソリョクイン)のものだと気づく。毓瑚は素練の手の中にあったと報告したが、このかんざしだけでは何も証明できないと進言した。現在、純貴妃は皇后の船室で嘉妃(カヒ)・金玉妍(キンギョクケン)とせわしなく葬儀の準備をしているという。弘暦は控え目だと思っていた純妃が意外にもやり手だと知って驚いた。すると毓瑚は検分の結果、他殺の可能性もあると伝える。ただ何ぶん辺ぴな場所で目撃者もなく、断定は難しいと説明した。謎の死を遂げた素練と純貴妃の台頭…。弘暦は一連の事件にまだ自分の知らない秘密があるかもしれないと気づき、皇后を疑ったことを後悔した。乾隆13年、皇后・富察(フチャ)氏が逝去し、皇帝は″孝賢(コウケン)″の諡号(シゴウ)を与えた。皇宮に戻った孝賢皇后の葬儀は開国以来、前例がないほど盛大に行われる。↓急激にヒゲが伸びてるwそんな中、宮中では孝賢皇后が次期皇后に純貴妃を推したことが周知の事実となっていた。まんざらでもない蘇緑筠は皇后のいない後宮を切り盛りし、着々と足場を固めて行く。皇太后が長子・永璜(エイコウ)にも葬儀を手伝わせるよう提案すれば、実子である第3皇子・永璋(エイショウ)を推薦し、2人で手伝うことを認めさせた。愉妃(ユヒ)・珂里葉特(ケリエテ)海蘭(ハイラン)は純貴妃が皇后の座を狙っていると警戒していた。もちろん次期皇后は嫻貴妃(カンキヒ)・烏拉那拉(ウラナラ)如懿(ニョイ)がなるべきだと考えていたが、当の如懿は位より情が欲しいと言ってケロリとしている。「…叔母も皇后になれと言ってたわ~でも争ってなれるものでもない、決めるのは皇上よ 悲嘆に暮れている皇上を煩わせるのはよしましょう」その頃、嘉妃の侍女・貞淑(テイシュク)は主人に母国の情勢を報告していた。世子によれば王が病で夏まで生きられないとか。恐らく長年、王を補佐してきた世子が後を継ぐことになるという。金玉妍はこれまで世子の後ろ盾となるために寵愛を争って来たが、ここまで来たら前進あるのみだ。すると貞淑がもはや敵は純貴妃と嫻貴妃だけだと告げる。しかし金玉妍は実子がなく景仁(ケイジン)宮の血筋である嫻貴妃は論外だと考えた。「純貴妃には息子が3人、その息子たちにつけ込めそうね…」激しい雨の中、大皇子・永璜が翊坤(ヨクコン)宮にやって来た。海蘭は永璜がまだ如懿を母と呼んでいることに感心すると、永璜は母への想いは変わらないと告げる。如懿も息子であることに変わりないと喜び、葬儀で皇子たちを束ねる永璜を労った。「今日は哲憫皇貴妃(テツビンコウキヒ)の誕辰ね、安華(アンカ)殿に供物を届けておいたわ」「お気遣いに感謝します…純貴妃娘娘はお忘れですが」すると永璜は長居できないと断り、早々に葬儀の準備に戻ってしまう。海蘭は古来、徳の高い嫡子か長子が皇太子に立てられることから、永璜が有利だと言った。大皇子は唯一、成人しており、最近は皇帝に初孫を抱かせている。如懿は永璜が権力争いに巻き込まれることを心配したが、弊害もあることを永璜が承知だと願うしかなかった。今日も孝賢皇后を弔い、妃嬪たちは長い時間ひざまずいていた。そろそろ刻限となる頃、蘇緑筠は隣にいた如懿に永璜が会いに行ったのかと探りを入れる。如懿は純貴妃が鍾粋(ショウスイ)宮にいなかったからだと答えたが、蘇緑筠は今でも永璜にとって養母は嫻貴妃だけだと言った。「あなたには子供がいないから、永璜が気遣うのも当たり前よね~」すると蘇緑筠は立ち上がり、刻限となったので休憩するよう伝えた。長春宮の棺の間を出た海蘭は膝が割れそうだと嘆いた。しかし如懿は孝賢皇后に不敬だと指摘されるのを恐れ、早く戻ろうと急かせる。実は弘暦が人が変わったように怒りっぽくなり、先日も葬儀に参列した大臣を敬意が足りないと責めて杖刑(ジョウケイ)に処していた。「皇后が生きていた頃は夫婦の情など顧みなかったくせに(イタタタ…) あの世の皇后が知ったら死ぬのが遅すぎたと自己嫌悪に陥るわ」←ちょっと意味が分からないw「ハイラン、身も蓋もない言い方ね…」すると海蘭は永璜を持ち出して如懿を牽制した純貴妃を思い出し、臆病で如懿に逆らったことがなかった純貴妃が闘争心をあらわにしたと呆れた。「放っておいていいの?」「…やめましょう」永璜が短い休憩のため控えの部屋に戻ると、福晋・伊拉里(イラリ)氏が待っていた。すると福晋は嫻貴妃ばかりに会わず、純貴妃の体面にも配慮するよう助言する。しかし永璜は実子がいる純貴妃に何も期待していなかった。そもそも自分が大事なら平凡な家柄の娘を娶らせるものか。永璜は福晋にも純貴妃と距離を置くよう命じた。その時、偶然、如懿と海蘭が偏殿を通りかかり、永璜の声に気づく。「純貴妃か母様が次期皇后になるだろう 純貴妃がなれば息子は嫡子となり、私に望みはない 母様なら話は別だ、育ての恩を忘れぬ私が乳臭い永琪(エイキ)に負けるものか それに母様が皇后になれずとも父上に進言してくれれば、後継者争いは勝算がある」「嫻貴妃娘娘はあなたを溺愛していますから」「分かるものか、人情など偽りにすぎぬ、皇太子になり実権を握るほうが現実的だ」如懿は可愛かった永璜の変わり様に言葉を失った。一体、何があったのか。すると海蘭はいずれ永琪も変わると現実を突きつけた。皇宮では親子の情や兄弟の絆など単なる笑い話、死後に功徳を称える言葉に過ぎないという。確かに永璜も純貴妃も変わってしまった。海蘭は無策のままでいいのかと煽ったが、如懿は気が滅入る話だとうんざりしてしまう。「…純貴妃がどう動くのか見極める、それからね」如懿と海蘭が控えの間に到着すると、妃嬪たちは次期皇后と目される純貴妃を取り囲んでいた。あの炩(レイ)貴人・衛嬿婉(エイエンエン)も早速、自ら純貴妃の脚をもんでいる。そんな妃嬪たちと距離を置いている舒嬪(ジョヒン)・葉赫那拉(エホナラ)意歓(イカン)は如懿の姿に気づいて隣に座った。「誰もが露骨に媚を売っているわ」すると侍女・荷惜(カセキ)が薬の時間だと声をかける。如懿は意歓が懐妊を熱望するあまり、子宝の薬を頻繁に飲んでいると知った。そこでかつて慧賢皇貴妃も薬を多用したが効果はなかったと教え、薬の飲み過ぎは禁物だと警告する。しかし何も知らない意歓は皇帝の恩に報いたいと言った。一方、海蘭はこのまま如懿が策を講じなければ手遅れになると焦っていた。すると純貴妃と妃嬪たちの会話が聞こえてくる。「そう言えば姐姐、3阿哥はどこへ?」「ああ~他の幼い皇子たちに口内炎ができているから金銀花(キンギンカ)を調達しに侍医院へ行ったわ」そこで海蘭は侍女・葉心(ヨウシン)に永琪を連れてくるよう指示した。海蘭は如懿に永琪が咳をするので侍医院に連れて行くと伝えて出かけた。するとちょうど侍医院から戻って来た第3皇子の姿を見つける。そこで海蘭は足を止め、第3皇子に聞こえるよう永琪に言い聞かせた。「明後日は皇后の棺が景(ケイ)山の観徳(カントク)殿に移される日よ、大切な日だから絶対に泣かないでね 皇子や公主たちが泣きじゃくる中、冷静でいられるなんてすごいことなの そんなあなたにきっと父上は感心する 父上が失ったのは皇后だけじゃない、嫡子の7阿哥もなの だから今、父上が必要としているのは悲しみに動じない太子の器を持つ子よ」永璋は愉妃の話を母の耳に入れた。蘇緑筠は自分のことを棚に上げ、慎しみ深い愉妃が裏の顔を持っていたと呆れる。そこで第5皇子を泣かせる手立てを講じ、永璋には愉妃の言った通り冷静に振る舞うよう指示した。長子とは言え永璜は養子、永璋は次の年長者であり、ここで何とか皇帝に気に入れられ皇太子になって欲しい。実は孝賢皇后が幼い永璋を蘇緑筠から引き離して擷芳殿(ケツホウデン)へ送り、まともな教育を受けさせてくれなかった。蘇緑筠はそのせいで永璋が皇帝に好かれなかったと恨んでいたが、皇后は償いとして自分を次期皇后に推してくれたのだろう。一方、海蘭と永琪は養心殿にいた。しかし太監・李玉(リギョク)は皇帝なら誰にも会わないと伝える。そこで海蘭は永琪に殿前でひざまずき挨拶を済ませるよう命じた。永琪は大きな声で自分も父と同じように嫡母の死に心を痛めていると伝え、薬膳湯を作ったと言って叩頭する。すると突然、皇帝が現れ、永琪と海蘭を殿内に入れた。弘暦は琅嬅を疑った自責の念に駆られ、皇后に当てた「述悲賦(ジュツヒフ)」を書いていた。父の辛い思いを察した永琪は嫡母も喜んでいると伝え、薬膳湯を献上する。「四種類の薬材です、紫丹参(シタンジン)と南沙参(ナンシャジン)、北沙参(ホクシャジン)、玄参(ゲンジン) 甘苦くもコクがあり、気を補えます ″二十四孝(ニジュウシコウ)″によれば″自ら湯薬を嘗み父母に出せ″と… 苦くなり過ぎないよう味見しながら作りました」弘暦は聡明な永琪に感心し、早速、薬膳湯を食した。すると永琪は″二十四孝″を全て理解できたが、大兄から聞いた故事の意味が分からないという。「どんな内容だ?」「今日、長春宮での葬儀のあと偏殿を通った時、大阿哥が嘆いていたのです ″明(ミン)の神宗(シンソウ)の寵姫・鄭(テイ)貴妃が産んだ朱常洵(シュジョウジュン)は、 神宗の長子・朱常洛(シュジョウラク)のことが嫌いだった でも忠臣が国本(コクホン)の争いを起こしてくれた、自分は朱常洛にも及ばぬ″と…」永琪は全部は聞こえなかったと話し、朱常洛とは誰なのかと尋ねた。驚いた弘暦は大皇子が葬儀にも参列せず、夫婦で内緒話をしていたのかと聞いたが、永琪は否定し、大兄は長子の自分がしっかりせねばと思っているとかばう。しかし急に厳しい表情になった弘暦は黙り込んでしまった。そこで海蘭は急いでひざまずき、永琪が失言したなら自分が罰を受けると嘆願する。すると弘暦は知らないのも仕方がないと許し、養母の如懿でさえ明の史書は滅多に読まないと言った。幼い永琪ならなおのこと、確かに伝え聞いたのだろうと納得する。「ふっ…永璜は大した子だ、朱常洛にも及ばぬだと? では永璋は朱常洵のように皇位を狙うのか?生母を当てにしているのやも…」「生母を当てに?皇上、つまり純貴妃を皇后に立てると?」「何だと?」「違いますか?誰でも知っています、孝賢皇后が臨終の際、次期皇后に純貴妃を推したと…」「…なるほど」 養心殿を出た永琪はうまく言えたかと聞いた。海蘭は完璧だったと褒め、教え込んだ甲斐があったと安堵する。しかしこの話は嫻貴妃には決して話してはならないと口止めした。弘暦は毓瑚に永璜と永璋の様子を聞いた。毓瑚は大皇子が温厚で礼儀正しく、大臣たちの称賛を集めていると伝える。また第3皇子も若いながら折り目正しく、純貴妃を気遣ってか皆が敬意を払っていると話した。ただ諸事が煩雑なため2人は別々に行動しており、何かにつけ先を争うように動いているという。「2人が孝賢皇后の死を心から悼んでいるなら結構なことだ だが人心を得るための画策ならけしからん」「あり得ません」「そう願おう…成長すれば野心を持つ、皇族の父子の惨劇はそうやって生まれた」すると弘暦は毓瑚にもう1つ尋ねた。「純貴妃と嫻貴妃ではどちらがより敬われている?」「子のいない嫻貴妃が純貴妃に劣るのは仕方ありません…」永璜は毎年、生母の誕生日に密かに参拝していた。すると手はずを整えた小楽子(ショウガクシ)が駆けつけ、安華殿の僧侶が長春宮へ読経に向かう申の三刻に参拝できると伝える。その話を偶然、回廊を歩いていた金玉妍が聞いていた。弘暦はその夜、如懿を呼んだ。弘暦は子供を産んでいない如懿が肩身の狭い思いをしていると心配したが、如懿は子のいない者を蔑むような狭量(キョウリョウ)な輩は無視すればいいと微笑む。そんな心の広い如懿のおかげで弘暦は幾分、心が安らいだ。一方、永璜は葬儀のわずかな空き時間を狙い安華殿に駆けつけた。参拝の時間が十分に取れず後ろめたいが、いつか頭角を現した暁には母にも孝賢皇后のような栄光をと誓う。しかし殿内に入ると、誰かが母の位牌に話しかけている声が聞こえた。「諸瑛(ショエイ)姐姐…あの者はそちらへ行きました、気が晴れるまで問いただしてください」その時、貞淑が大皇子に気づいて慌てて拝礼する。永璜は聞き捨てならない話だと驚き、嘉妃に説明を求めた。「当時、孝賢皇后があなたのお母上を手にかけたの… お母上が第二子を身ごもると孝賢皇后は寵愛を奪われると恐れたのね それでお母上が出産する時に…本当にお気の毒ね、生まれたのは公主だったのに」永璜は皇后が生母を嫌っていたという噂は知っていたが、思わぬ事実に愕然となる。「お母上の逝去後、皆この話題を避けたわ でも孝賢皇后は端慧(タンケイ)太子のため成長したあなたを警戒するように… それを見て皆は状況を理解し、噂するようになったの」すると貞淑も結局は子の性別など関係なく、哲憫皇貴妃は皇后に反発していたから殺されたのだと断言する。生母の無念を知り泣き崩れる永璜…。そこで金玉妍は自分から聞いたと絶対に漏らさないよう念を押し、明後日の葬儀は皇帝自ら執り行うため、感情を表に出さないよう助言しておいた。孝賢皇后への恨みを募らせる永璜は…。つづく〓〓皇子一覧〓〓大皇子・永璜(エイコウ) 哲憫皇貴妃(養母・嫻貴妃→純貴妃)第2皇子・永璉(エイレン) 孝賢皇后 ※早逝第3皇子・永璋(エイショウ) 純貴妃第4皇子・永珹(エイセイ) 嘉妃第5皇子・永琪(エイキ) 愉妃(養母・嫻貴妃)第6皇子・永瑢(エイヨウ) 純貴妃第7皇子・永琮(エイソウ) 孝賢皇后 ※早逝第8皇子・永璇(エイセン) 嘉妃(@_@)皇子たちが成長したら、もうわけが分からんw
2019.10.07
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如懿传 Ruyi's Royal Love in the Palace第39話「皇后の死」皇后・富察(フチャ)琅嬅(ロウカ)が寄港先で河に落ちた。侍医・斉汝(セイジョ)は手の施しようがなく、すでに命の火が消えかかっていると報告する。そこで皇太后は万一に備え内務府に使いを送ると決め、嫻貴妃(カンキヒ)と純貴妃(ジュンキヒ)に皇后の代わりを務めるよう命じて散会した。純貴妃・蘇緑筠(ソリョクイン)は動揺していた。そのせいか桟橋でかんざしを落としたことに気付かず、ちょうど後ろから来た嘉妃(カヒ)・金玉妍(キンギョクケン)が拾ってしまう。船室に戻ってようやく侍女・可心(カシン)が主人の絹鞠(キヌマリ)のかんざしがないことに気づいたが、こんな時にかんざしなど探していたら皇帝の不興を買うと考え、蘇緑筠は放っておいた。そこへ愉妃(ユヒ)・珂里葉特(ケリエテ)海蘭(ハイラン)がやって来る。すると蘇緑筠はひどく怯え、もしや皇后は自分たちの話を聞いて気が動転し、河に落ちたのではないかと訴えた。海蘭はふと玫嬪(マイヒン)・白蕊姫(ハクズイキ)がなぜ今日に限ってあのような放言をしたのか首をかしげたが、失言したのは玫嬪で自分たちは関係ないと安心させる。「皇后はあなたを責めないわ、皇后が河に落ちたのは玫嬪の言葉が原因でしょう それでうわ言を繰り返している… 皇上もそれを聞いて密かに皇后を疑っているはずよ、皇后は何をしたのかとね だから皇后は手出しできないわ」海蘭の理路整然とした話を聞くと、蘇緑筠はようやく胸をなでおろした。乾隆帝(ケンリュウテイ)・弘暦(コウレキ)は皇后の意識が戻ったと知り、2人だけで面会した。琅嬅は最期に弘暦に会えたことを喜び、娘の璟瑟(ケイシツ)には服喪を免除して早く嫁がせてやって欲しいと懇願する。するともう1つだけ願いがあると訴え、次期皇后にふさわしいのは純貴妃だと推した。しかし皇帝から伴侶を決めるのは自分の問題だと退けられ、琅嬅は思わず本音が出てしまう。「他のどの妃(キサキ)を選んでも構いません、ですが選んではならぬ者が1人います 烏拉那拉(ウラナラ)氏の血を引く嫻貴妃です、嫻貴妃の叔母はひどい皇后でした 同じ血を引く嫻貴妃を皇后にしてはなりません」その頃、桟橋では我が子の敵を討った白蕊姫が皇后の船を眺めていた。すると復讐に手を貸した金玉妍がやって来る。白蕊姫は皇后も長くないと笑みを浮かべ、本当に皇后への恐怖心だけで自分に協力したのかと尋ねた。「そうよ、哲憫皇貴妃(テツビンコウキヒ)の死は皇后の仕業だと聞いたわ あなたや儀嬪(ギヒン)の子、慧賢(ケイケン)皇貴妃の死で怖くなったの…」金玉妍はこれまで臆病で何もできなかったと話し、白蕊姫の協力がなければ成し遂げられなかったと言った。死期を悟った琅嬅はようやく悔しさと不安だらけの胸の内を吐露した。初めから弘暦の心にいたのは烏拉那拉氏、しかし先帝と皇太后の意向を汲んでやむなく自分を選んだと知っている。結局、皇帝とは心を通わせられず、名目上の伴侶でしかなかった。たとえそうであっても皇后として良き妻になる努力をしてきたが、やはり1人の女として愛されたかったという。確かに弘暦は十分、尽くしてくれたが、それは愛する女への情とは違った。「後宮には妃が大勢います、皇后はその長ですが、それが何になりましょう 皇上のお心次第で地位も栄誉も一瞬にして消え失せるのですから…」初めて琅嬅の本音を聞いた弘暦は驚いた。正室であり2人の皇子を産んでくれた母親として琅嬅を尊重し、守ってきたつもりだったが、これほど不安に苛まれていたとは。弘暦は琅嬅の思わぬ一面を知り、一度は目をつぶった皇后への疑いが再燃した。「そなたに尋ねたい、哲憫皇貴妃の死についてだ、表向きの死因は難産だ だが本当は何者かに殺されたのではないか?」琅嬅は皇帝まで自分を疑っていると知り、愕然となる。そこで指を立て嘘を言わないと誓い、哲憫皇貴妃の死には関わっていないと断言した。しかし弘暦の追求は終わらない。「慧賢皇貴妃は儀嬪と玫嬪の子を死産に至らしめた、そしてその罪を如懿(ニョイ)に着せた 違うか?如懿に何をした?」「何もしていません、私には嫻貴妃の野心が透けて見えたため、阿箬(アジャク)の嘘を信じてしまった 誓って真実です!」琅嬅は理由もなく人を陥れたりしないと訴えたが、弘暦は自分が最初に選んだ如懿を琅嬅が目の敵にしていたと勘ぐる。「慧賢皇貴妃の父・高斌(コウヒン)が富察氏の邪魔になる だから不妊の薬をしのばせた腕輪を贈ったのだな? 冷宮にいた如懿の命を狙わせたのもそなたか?」琅嬅は弘暦が何もかも知っていながら知らないふりをしていたのだと気づき、急に力が抜けた。「そうです、慧賢皇貴妃と嫻貴妃の懐妊を阻みました 永璉(エイレン)を呪い殺した嫻貴妃を許すことができず、冷宮に入ってからも虐げました ですが冷宮に出た毒蛇と砒素のことは誓って知りません」弘暦はこの数年、琅嬅の所業を全て把握していた。しかし真実が公になれば自分の治世における汚点となり、皇室の恥をさらすことになってしまう。弘暦は皇室と富察氏、そして自分と子供の名誉のために公表はしないと言った。「…フフフ、うっ…皇上、なんと寛大な処置でしょう… 皇上は聡明ですが冷たいお方です、その非情さが恨めしいのです 分かりました、私が犯した罪はこの身で償います」そして最後に琅嬅は恨みを込めて言った。「次期皇后となる者が誰であれ、より悲惨な末路を歩むことでしょう… 私はこの目で見ています…天上から…しかと見届けます…」すると弘暦はため息をつき、立ち上がった。「″因果応報″とうなされていたな 報いは誰が受けたのだ?自業自得ではないか?あとの祭りだ…」弘暦は落胆を隠せず、ゆっくり休めと言って出て行った。琅嬅は引き止めようとしたが寝台から落下し、結局、その背中が最後に見た弘暦の姿となってしまう。弘暦は琅嬅との間に猜疑と憎しみしか残らないと思うと虚くなった。すると船に戻って早々、皇后の訃報が届く。妃嬪たちが悲しみに暮れる中、蘇緑筠は率先して皆を束ね、すぐ葬儀の準備にかかった。喪服に着替えた侍女・蓮心(レンシン)は、素練(ソレン)が慌ててどこかへ出かける姿を見かけた。実は嘉妃から皇后の死に疑念が生じたと言われ、素練は人気のない場所におびき出されてしまう。すると外套をまとった侍女・貞淑(テイシュク)が待っていた。←貞淑だと思ったけど定かではない(汗貞淑は素練にかんざしを渡し、皇后が河に落ちた場所で拾ったと教えたが…。如懿は純貴妃に葬儀の準備を任せ、弘暦のそばにいることにした。すると弘暦は皇后が多くを認めぬまま亡くなり、そのうちいくつかの件について潔白を主張したと教える。如懿は到底、信じられず、素練と蓮心に尋問するよう嘆願した。しかし太監・李玉(リギョク)が駆けつけ、素練がすでに殉死したと報告する。葬儀の準備で忙しくなるため蓮心と一緒に素練を探していたが、その後、変わり果てた姿で発見されたという。突然のことに驚いた弘暦は侍女・毓瑚(イクコ)に遺体を改めるよう命じ、ひとまず蓮心から話を聞くことにした。蓮心は素練が以前から母親の元に帰りたいと話していたと証言、自害を疑った。しかし如懿は素練が処罰を恐れて自害したと怪しみ、皇后と素練が何をしていたのか知っているか尋ねる。すると蓮心は王欽(オウキン)との一件以来、自分は遠ざけられていたので分からないと答えた。「ですが皇后娘娘のお人柄はよく存じています 亡くなった端慧(タンケイ)太子を思うあまり嫻貴妃娘娘を逆恨みしました しかし皇后娘娘は事を起こせません 私心から誰かを陥れれば富察氏の名が傷つきます 自身のお子の前途を閉ざすような愚行は犯さぬかと…」そこで弘暦は蓮心と2人で素練の処遇を話し合うことにする。先に下がることになった如懿は帰り際、思わず蓮心に声をかけた。「蓮心、皇后娘娘はいい侍女を持ったわね…」その頃、毓瑚は素練の遺体を調べていた。素練は橋の欄干に頭をぶつけて死んでいたが、その手にはかんざしが…。金玉妍は身重の身体ながら葬儀の準備に顔を出した。驚いた蘇緑筠は身体に触ると心配したが、金玉妍は悲しくて眠れないと涙する。殊勝なその姿に太監・趙一泰(チョウイッタイ)はすっかり騙され、嘉妃の皇后への敬愛は妃嬪の鏡だと感激した。すると金玉妍は葬儀については純貴妃に従うと告げ、趙一泰が下がってから蘇緑筠をけしかける。「…姐姐、皇后の亡き後、ここで活躍した者が次期皇后となります 同じ貴妃でも子をなした分、あなたが有利よ…」「ありがとう、もしその日が来たらあなたの助言に報いるわ …可心、嫻貴妃に葬儀の準備は明日にして早めに休むよう伝えて」可心の伝言を聞いた海蘭は、純貴妃が皇后の後釜を狙って張り切っていると分かった。相変わらず如懿は権力争いに興味がなさそうだが、それより皇后の罪業をこのまま見逃すつもりだろうか。しかし蓮心の話を聞いた如懿はふと濡れ衣かもしれないと言った。確かに琅嬅は富察氏の繁栄を第一に考えていたという。「死者を裁くことはできないでしょう?争ってきた日々を思うと虚しいわね…」海蘭は自分も疲れてしまったと嘆いた。ただし民のように欲を捨てて穏やかに暮らせないことも重々、承知している。「この先ずっと心の休まる時など来ないわ 勝ち抜かなければ自分自身の命が奪われてしまうもの…」この戒めは奇しくも如懿が教えてくれた教訓だった。蓮心は皇帝だけに素練が皇后に知らせず一連の悪事を行なった可能性があると証言した。そもそも食べ物の寒熱や蛇が蛇苺を好むことなど皇后は知らないという。すると素練と皇后の他に背後で指示していた黒幕がいたのだろうか。しかし蓮心もそれ以上は知らず、ただ慧賢皇貴妃の他に皇后は純貴妃や嘉妃と親しかったと話した。また嘉妃と慧賢皇貴妃はうわべだけの仲だったという。弘暦は蓮心に暇を許して下げた。尋問を終えた蓮心は桟橋で叩頭し、皇后に最後の挨拶をする。「皇后娘娘、あなたと王欽が幸せを奪った… 私はあなたを見殺しにしました、あの世で謝罪させてください」すると蓮心は河に身を投げた。つづく(๑・᷄ὢ・᷅๑)ぁぁぁ…蓮心蓮心はいずれ如懿の側近になると思ってたのに…でも兄妹たちはどうするの?
2019.10.06
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香蜜沉沉烬如霜 Ashes of Love第54話「鎏英と暮辞の誓い」錦覓(キンベキ)は枯れた鳳凰の木に仙術をかけた。すると驚いたことに再び鳳凰の花が咲く。その様子を偶然、鄺露(コウロ)が見かけた。鄺露は錦覓がなぜ枯れた鳳凰の木を見て喜んでいるのか分からない。しかし色を失ったはずの錦覓の目には鳳凰の木に咲き乱れる赤い花が見えていた。暮辞(ボジ)は自分の身体が衰弱していると実感し、万一の時には鎏英(リュウエイ)を旭鳳に託そうと決めた。実は屍解天蚕(シカイテンサン)を取り除いてから霊力が徐々に失われ、暮辞は今や人間と変わらない。しかし鎏英は暮辞に嫁ぎたいと懇願し、結局、2人は6月6日に思い出の場所で婚儀をあげようと誓った。錦覓は足繁く魔界に通い始めた。旭鳳は錦覓が潜んでいることに気づくと、わざと穂禾に優しくしてみせる。何も知らない穂禾は、コロコロ変わる旭鳳の態度に一喜一憂することになった。一方、鄺露は天帝を心配し、もし水神が魔界で捕われれば天帝の脅威になると警告する。しかし潤玉(ジュンギョク)はすでに霊力も回復している錦覓なら魔物に傷つけられることもないと言った。「好きにさせてやれ…そのうち諦めるだろう」その夜、潤玉はちょうど魔界から帰って来た錦覓を見かけた。…戻ってくれたのか…ミーアー、私は一体どうすればいい?…自由にさせれば君は出歩き、閉じ込めれば君の心が離れてしまう…いつまで私を苦しめるのだ…旭鳳が死ねば君は完全に私のものになるのだろうか?旭鳳は穂禾の誕生日に固城王府を贈った。穂禾は早速、侍女たちに片付けを頼んだが、どこからか不気味な声が聞こえて来る。すると隠し部屋の中に気が触れた男たちがいた。穂禾は忌々しい男を始末しようとしたが、急に旭鳳が現れて止める。実は2人はかつて固城王が焱城(エンジョウ)王を操るために毒を飲ませた王子・泫狩(ゲンシュウ)と熾狩(シシュウ)だった。「哀れな息子たちだ、殺す必要はない」穂禾は以前の旭鳳のような情け深い言葉を聞き、これまでの鬱憤が爆発してしまう。「全てを尽くしてあなたの命を救えば一番大切な存在になれると信じていました それは私の思い込みだったのですか?」しかし旭鳳にとって穂禾は恩人以上の存在ではなかった。穂禾はどれだけ努力すれば旭鳳の心を手に入れられるのかと涙し、命の恩人として報いて欲しいわけではないと声を荒げる。「あなたの妻として喜怒哀楽を分かち合いたいのです!…まだ錦覓に想いが?」「…その名を出すな」「忘れていない証拠だわ!裏切られ殺されたのに、まだ忘れられぬとは…」「もうたくさんだ!」旭鳳は思わず怒鳴ったが、ともかく誕生日にこんな事で気分を損ねないようなだめた。そこで穂禾は2人の王子の措置は自分に任せて欲しいと頼む。結局、旭鳳は何も言わず、目をつぶることにした。魔兵は穂禾に命じられ、2人の王子を日没の地の洞窟に捨て置いたが…。旭鳳が忘川を見ていると、穂禾がそっと外套(ガイトウ)をかけた。穂禾は取り乱して失言したと謝罪したが、錦覓を忘れてくれなければ旭鳳の心に自分が入る余地がないと訴える。旭鳳は興が削がれるので錦覓の話はしないよう頼み、無理をして穂禾を抱きしめた。穂禾の誕生日の宴が開かれた。その夜も旭鳳の様子を見に来た錦覓は一目会いたいと願い、ウサギに化けて殿内に侵入する。その時、ちょうど侍女が穂禾への贈り物として西(セイ)城主から献上された幻星色の外套を持って来た。旭鳳は錦覓がウサギになって柱の陰に隠れていることに気づき、穂禾に自ら外套をかけてやる。「尊上…」「ずいぶんと他人行儀だな、これからは旭鳳と呼んでくれ」「旭鳳…」2人の親しげな様子に複雑な思いのウサギ@錦覓、すると運悪く侍女に見つかってしまう。穂禾は侍女が捕まえた綺麗なウサギが欲しいと頼んだ。しかし旭鳳は懐くかどうか分からないと言ってウサギに手を伸ばす。驚いた錦覓は正体がバレると慌て、思わず旭鳳の指に噛み付いた。憤慨した旭鳳は毛を抜いて皮を剥き、火あぶりにするので準備しろと命じる。穂禾は笑顔を見せたが、残酷になった旭鳳に戸惑い、先に休むと言って帰って行った。そこで旭鳳は密かに法術を放ち、必死に抵抗しているウサギを逃がしてやる。侍女は謝罪して捕まえてくると言ったが、旭鳳は必要ないと許した。錦覓は無事に脱出すると、今度は旭鳳の寝殿・禺疆(グウキョウ)宮に忍び込んだ。すると旭鳳はすでに眠っている。錦覓は寝台に腰掛け、ようやく旭鳳の顔をゆっくり眺めることができた。「ふぉんふぅぁん、私を恨んでいるのね…そうだとしてもあなたが恋しい 忘れられないの、毎日あなたを想ってる…」その時、旭鳳のうわ言が…。「…水、水を」錦覓は水を取りに行くことにしたが、突然、寝ぼけた旭鳳が起き上がって錦覓の腕をつかんだ。すると旭鳳は錦覓を寝台に倒し、いきなり口づけして来る。呆然とする錦覓だったが、旭鳳はふと穂禾の名を呼んだ。錦覓は旭鳳が自分と穂禾を間違えていると気づき、旭鳳を押し退けて逃げ出してしまう。↓ちょっとふぉんふぁんがキ…ゲフンゲフン錦覓は旭鳳と穂禾が親密な関係だと確信し、魔界へ来たことを後悔した。どうして良いか分からず、咄嗟に彦祐(ゲンユウ)を召喚したが、どうも様子がおかしい。錦覓は物音に気づいて岩陰に駆けつけると、そこで深手を負った彦祐を見つけた。錦覓は彦祐を花界で休ませることにした。すると彦祐の火傷の痕を見た錦覓と長芳主・牡丹(ボタン)は琉璃浄火(ルリジョウカ)だと気づく。琉璃浄火を使えるのは廃天后と火神だけ、しかし荼姚(タヨウ)はすでに亡くなり、旭鳳は彦祐に恨みなどないはずだ。錦覓は他にも使える者がいると気づき、その者こそが父を殺めて旭鳳に罪を着せたのだと確信する。「撲哧君(ボクセキクン)が目覚めれば真相は明らかになるわ 父上を死に至らしめ、私にふぉんふぅぁんを害させたその者は不倶戴天(フグタイテン)の敵よ!」一方、穂禾は密かに監禁していた雀霊(ジャクレイ)の元へやって来た。拷問を受けた雀霊はすでに霊力も尽き果て憔悴していたが、穂禾を見るとしぼり出すような声で悪態をつく。「覚悟しておくことね…いつか必ず報いを受ける…」すると穂禾は裏切り者に死など楽過ぎると言い放ち、もっと悲惨な思いをさせてやると言って高笑いした。雀霊は日没の地にある洞窟に放り込まれた。すると魔兵たちはすぐ帰ってしまう。「ここは?何なの?待って!」雀霊は逃げ出そうとしたが、その時、気が触れた泫狩と熾狩が現れた。「ごちそうだ!」「やめて!離して!キャアー!」錦覓は彦祐を救う方法を考えていた。すると老胡(ロウコ)が1つだけ方法があると教えてくれる。伝説によると水を噴き火を吐くと言われる怪物・九嬰(キュウエイ)が水と火の両方の属性を持っていた。その内丹なら水系と火系のどちらの法力で受けた傷でも簡単に治せるという。千年前に先帝と魔界が手を組んで倒そうとした際、形だけは滅びたが内丹の威力が強大で元神が残っていた。現在は魔界の地下宮殿に封じてあるらしいが、さすがに危険過ぎる。そこで老胡は自分が他に救える方法を探してやると言ったが…。暮辞は婚儀に間に合わせるため、こっそり鎏英への贈り物を作っていた。すると突然、鎏英がやって来る。鎏英から何か隠していると疑われた暮辞は、仕方なく正直に説明した。喜んだ鎏英は婚儀を6月6日にしたのは初めて口づけした日だからだと教えたが、どうやら暮辞は忘れていたらしい。しかし暮辞は咄嗟に覚えているとごまかした。錦覓は老胡に九嬰の内丹を取りに行くと教えた。かつて肉肉(ローロー)を救えなかったことから、錦覓は彦祐を救えれば肉肉を諦められると訴える。仕方なく老胡は錦覓に協力を申し出たが…。つづく( ̄◇ ̄;)あ__鎏英と暮辞の話に興味が持てなくて短めで失礼しますそれにしてもジンミー、もうずっとウサギでいて〜w
2019.10.03
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香蜜沉沉烬如霜 Ashes of Love第53話「魔尊となって…」天帝・潤玉(ジュンギョク)は旭鳳(キョクホウ)の神籍を奪い、天界から追放した。卞(ベン)城王府を訪ねた旭宝は卞城王から天界の布達を受け取り、潤玉への恨みを募らせる。「よみがえったのは私の定めだ、命を無駄にはせぬ 両親の罪は私が償う、だが潤玉に両親を殺された恨みは一生、忘れない…必ず敵を討つ」しかし旭鳳はもはや神でも人間でもなく、身を置ける場所を失った。そこで魔族になる決意を固め、潤玉と決着をつけるという。そのためにはまずは固(コ)城王を倒す計画を立てねばならない。卞城王は協力を申し出ると、すでに奇兵を準備していると教えた。するとそこへ第44話で絳珠(コウシュ)草を栽培していた離川(リセン)がやって来る。確か離川は牢獄で毒殺されたはずだが…。実はその離川と瓜二つの老人は双子の兄弟・陌岐(ハクキ)だった。固城王の前に突然、死んだはずの離川が現れた。すると離川に誘導され、固城王は自ら先魔尊・炎(エン)城王を毒殺したと暴露してしまう。固城王は全てを知ってしまった離川の首をつかんで殺そうとしたが、そこに旭鳳がやって来た。「陌岐よ、助けに感謝する」ようやく騙されたと気づいた固城王、しかし魔尊となった自分に今さら手出しなどできまい。しかし魔尊に制裁を下せる唯一の人物がいた。旭鳳の侍衛だった燎原君(リョウゲンクン)は第27話で風変わりな老人を助け、印籠を授かった。しかし印籠が魔界の物だと気づき、第36話で鎏英に託している。その時、燎原君はこの印籠を使えば願いが叶うと話していた。まさか死んでもなお燎原君が主人を救うことになるとは…。その印籠は魔界の大長老・擎(ケイ)城王のものだった。固城王は卞城王が連れて来た擎城王を見て呆然となった。すると大長老は魔尊を殺めて王を陥れた固城王を掟通り、はりつけにして忘川に捨てると決める。「この私が大長老の地位をもってそなたから魔尊の位を剥奪する!」しかし往生際の悪い固城王は抵抗し、隙を見て姿を消してしまう。大長老は臣下たちを集め、卞城王に魔尊を継承させると伝えた。しかし卞城王は自分では力が及ばないと辞退し、旭鳳を推挙する。昔日の火神を魔尊にすれば天界の怒りを買うかもしれないが、戦神の旭鳳がいるなら魔界が恐れることはない。すると大長老は旭鳳が魔界の太平のために貢献し、また自分の命を救ってくれた恩人の主人でもあると伝え、魔尊に封ずると宣言した。そこで旭鳳を呼び、魔族の一員となって魔尊になるか確認する。その時、突然、月下(ゲッカ)仙人が乗り込んで来た。「待つのだーーーっ!2度と戻れなくなってもいいのか!旭鳳!」しかしもはや旭鳳を引き止めるものは何もない…。「謹んでお受けいたします、魔界のため心身ともに尽くす所存です」「旭鳳っ!」旭鳳は叔父の目の前で大長老の血の杯を受け、魔尊の証しとなる隕魔杵(インマショ)を受け取った。鄺露(コウロ)は天帝に旭鳳が魔尊になったと報告した。どうやら旭鳳ももはや昔の旭鳳とは違うらしい。「旭鳳が魔尊だと?フン」旭鳳が魔尊となり、魔界は正常に戻った。結界に閉じ込められていた錦覓(ジンミー)もまた彦祐(ゲンユウ)から旭鳳が魔尊になったと知る。「火神は魔尊になり魔界を統一した上、固城王の兵も手に入れた 今や固城王は逃げ隠れて過ごし、火神が最強の魔尊として崇められている その魔界の図絵は大人気らしい、1年分の霊力で譲ってもらった 類を見ない火神の美しい顔が魔界の女子を魅了し、皆が侍女の職を狙っているとか 火神も来るものは拒まぬらしい」錦覓は図絵の旭鳳の姿を見ながら、自分が旭鳳を魔族にしてしまったと悲しんだ。彦祐が帰ると、錦覓は改めて図絵を眺めた。すると潤玉が現れ、図絵を奪い取ってしまう。錦覓は傷なら治ったので解放して欲しいと訴えたが、潤玉はそれほど旭鳳に会いたいかと迫った。「(フッ)君の顔など見たくないやも…」「いいの!私はただ…」錦覓はそこから先の言葉を飲み込んだ。…ただ遠くから姿を見られたらいい一方、旭鳳は修練中に再び冷気の発作に見舞われていた。発作が起きるたびに酒をあおって苦しみを紛らわせていたが、その日は穂禾(スイカ)に哀れな姿を見られてしまう。旭鳳は自分に構うなと突き放したが、ふと穂禾の手首の傷痕に気づいた。実は雀霊(ジャクレイ)の裏切りで隠雀(インジャク)に襲われ、その時に怪我をしたという。すると旭鳳は酔った勢いで、鳥族など自分が奪い返してやると言った。翼渺洲(ヨクビョウシュウ)に突然、旭鳳と穂禾が現れた。すると旭鳳は憂さ晴らしに隠雀を殺害し、長老たちに今日から穂禾が鳥族の首領だと宣言する。長老たちは恐ろしさのあまり受け入れざるを得ず、そこに雀霊が連行された。穂禾は牢獄に入れるよう命じたが、旭鳳が裏切り者に甘すぎると告げる。そこで穂禾は3日後、見せしめに公開処刑にすると決めた。潤玉は鄺露から魔界の動きを聞いてた。実は穂禾が飛鸞(ヒラン)宮で裏切り者を処刑し、隠雀も旭鳳に殺され、鳥族は魔界に帰属すると宣言したという。すると宮女が駆けつけ、固城王が謁見を求めていると伝えた。固城王は再起をかけ、天帝を頼った。時局が変わり今や戦神・旭鳳が魔尊、実は旭鳳が兵馬を招集しているという。そこでもし自分を助けてくれるなら天帝に服従を誓い、魔界を天界の配下にすると持ちかけた。しかし潤玉は魔界で何の力も持たないお尋ね者である固城王と結託する価値などないと一蹴する。すると固城王は滅霊箭(メツレイセン)で旭鳳を殺せば天帝は安泰だと言った。錦覓を解放するため奔走していた彦祐はようやく月下仙人を見つけた。しかし魔界から戻った月下仙人は捨てばちになって酒をあおっている。潤玉には期待していなかったが、まさか旭鳳にまで裏切られようとは…。彦祐は閉じ込められた錦覓を助けて欲しいと訴えたが、月下仙人は錦覓が潤玉のために旭鳳に敵対したと信じ込んでいた。「いい気味だ!天雷電火でも受ければよいのに!」彦祐は火神を逃したから監禁されたのだと真相を教え、酔っ払った月下仙人を強引に連れて行ってしまう。月下仙人の協力で錦覓は無事に寝殿から脱出することに成功した。錦覓は月下仙人に心から感謝し、魔界へ行って旭鳳に会いたいと告げる。しかし密かに潜入してかいま見た旭鳳はもはや以前の火神とは別人だった。侍女や舞姫たちをはべらせて酒を飲んでいる姿はどこか自暴自棄になっているように見える。その時、旭鳳が急に怒り出した。「ぶどうは魔尊が最も嫌いな果実よ!」誤まってぶどうを差し出した侍女は慌てて命乞いをしたが、旭鳳は黙って出て行ってしまう。天界に戻った錦覓は栖梧(セイゴ)宮の留梓池にいた。旭鳳があれほど自分を恨んでいたとは…。「私は会いに行かない方がいいの?」錦覓は思わず鳳凰の木に問いかけたが、旭鳳と錦覓の鳳凰は枯れたままだった。「もう一度だけ花が咲いたら、また会いに行く 咲かなければ二度と会いに行かない…」そこで錦覓は目を閉じて仙術を放ち、ゆっくり目を開ける…。つづく(^ꇴ^)固城王って堂々巡り?火神は類を見ない美しい顔…類を見ない美しい顔…大事なことなので2回言いましたよw
2019.10.01
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