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如懿传 Ruyi's Royal Love in the Palace第11話「皇子の選択」追贈の件が解決しても延禧(エンキ)宮の冷遇は続いた。そんな中、まだ子供がいない慧貴妃(ケイキヒ)・高晞月(コウキゲツ)は保身を図るため、生母のいない長子・永璜(エイコウ)を養育しようと思いつく。そこで皇帝のお供で尚書房の見学に向かい、勉強中の永璜を手なずけようとした。しかし思いがけず永璜がろくに世話をされていないことが露呈する。永璜は慧貴妃からもらった菓子に気を取られて勉強がおろそかになり、また腕に傷があっても手当がされていなかった。また乳母は直前に旗袍だけ着替えさせてごまかしたが、よく見ると永璜の肌着はひどく汚れている。乾隆帝(ケンリュウテイ)・弘暦(コウレキ)は乳母たちの怠慢を問題視、このように蔑まれるのは母親がいないせいだと考えて養母を探すことにした。養母になれるのは高位の后妃のみ、そこで皇后・富察(フチャ)琅嬅(ロウカ)の長春(チョウシュン)宮に慧貴妃、嫻妃(カンヒ)・烏拉那拉(ウラナラ)如懿(ニョイ)が集まった。弘暦は母子の相性が一番大事だと考え、永璜本人に養母を選ばせることにする。慧貴妃は自分を選んでくれると期待したが、永璜はあっさり嫻妃を選んだ。如懿は永璜を連れて延禧宮へ帰った。長春宮を出た高晞月は納得できず、必ず永璜を取り戻してみせると誓う。一方、嫡母としての面目をつぶされた琅嬅は怒りが収まらなかった。侍女・素練(ソレン)は乳母を使って長子である永璜をけん制していたつもりが、かえって裏目に出てしまう。冷遇されていた嫻妃が長子を得た以上、皇帝の寵愛を取り戻すことは必至だ。すると素練は嫻妃が皇帝を養子にした皇太后に倣い、大皇子と事前に示し合わせていたのではないかと疑った。琅嬅は動揺を隠せず、やはり嫻妃が皇后の座を狙っていると不安に駆られる。そこで素練は擷芳殿(ケツホウデン)の乳母だった李(リ)女官を延禧宮に送り込もうと提案、情報を流させることにした。永璜の腕の傷は自分でつけたものだった。女官たちは自分に無関心のため、傷のことなど気づかなかったのだろう。如懿は永璜を救うため止むを得ず一計を案じたが、これが功を奏した。延禧宮でようやく皇子らしい生活に戻った永璜、実は初めから慧貴妃を信用していなかったという。母の生前に自分を無視していた慧貴妃が急に優しくなったのは長子という身分を狙ってのこと、また女官たちが自分を邪険にしたのも長子という身分を笠に着ていると思われていたせいだと分かっていた。そこに珂里葉特(ケリエテ)海蘭(ハイラン)が織物を持ってやって来る。海蘭は如懿が皇帝の長子の母となったことを喜び、お祝いに永璜に新しい着物を作ると約束した。内務府総管太監・秦立(シンリツ)が延禧宮にやって来た。延禧宮が長子を引き取ったことで内務府は態度が一変、嫻妃と大皇子に挨拶したいと頼むが、侍女・阿箬(アジャク)が止める。「恐れ多いわ~だってうちは秦太監に銀1800両を借りたまま、返済が先でしょう?」「あの日は私が言いすぎた、忘れてくれ」秦立は埋め合わせを持って来たと機嫌を取り、ようやく中庭に入れてもらえた。すると大皇子の荷物や下賜された調度品と一緒に乳母の李女官がやって来る。永璜はよりによって一番、冷淡な乳母が来たことに落胆したが、如懿は安心させて外へ出た。如懿が永璜を連れて出て来ると、乳母の李女官が馴れ馴れしく大皇子に駆け寄った。侍女・惢心(ズイシン)は無礼だと制止、そこで如懿はなぜ永璜の衣食が不十分で風邪を引いても放置していたのか追及する。李女官は大皇子が薬の服用や厚着を嫌がったとごまかしたが、如懿は即刻、杖刑(ジョウケイ)30回を命じて宮中から追放した。「よく見ておきなさい、主を虐げた者の末路よ」如懿は自分の養子となった永璜の世話を怠れば李女官と同じ運命だと釘を刺しておく。これまで散々、延禧宮を蔑ろにして来た秦立は動揺を隠せず、その場にひざまついて許しを請うた。そこで如懿は阿箬にカビだらけの織物を渡し、後のことを任せて殿内に戻る。すると阿箬は織物を秦立の前に投げ捨て、これで首でも吊れば許してやると脅した。もちろんそれは冗談で、代わりに残飯を食べるよう強要して鬱憤を晴らす。秦立は鼻をつまんで何とか口に放り込み、食べ終わるまで解放してもらえなかった。嘉貴人(カキジン)・金玉妍(キンギョクケン)は長春宮を訪ねた。琅嬅は嫻妃が李女官と秦太監を罰したと知り、ついに尻尾を出したとこぼす。嘉貴人は永璜を延禧宮から離すべきだと進言したが、琅嬅は嫻妃に永璜を託した皇帝の心が読めないと嘆いた。そこで嘉貴人は皇帝の側で仕える王欽(オウキン)を取り込んではどうかと提案する。どうやら王欽は皇后の侍女が気に入っているとか、女官を娶らせて王欽に恩を売ればいい。すると琅嬅は素練なら有能で年齢的にも30を過ぎているので釣り合うと考えた。しかし嘉貴人は若さと美貌を誇る女官は第二の玫常在(マイジョウザイ)になるかもしれないと匂わせる。「儀貴人(ギキジン)とて皇后の侍女で、哲妃(テツヒ)は友人でした 誰だって玉の輿に乗りたいのです」嘉貴人が長春宮を出ると、素練が慌てて引き止めた。皇后と嘉貴人の話を聞いていた素練は嘉貴人の進言のおかげで助かったと感謝する。嘉貴人は素練が主人のため、何かと暗躍していることを知っていた。「あなたがいて皇后は幸せね、今のうちに李女官を口封じした方がいいわよ」↓素練の横顔見るとどうしてもここに指を引っかけたくなるその夜、永璜は寝支度をしてくれた如懿のことを″母上″と呼んだ。如懿は何とも言えない幸せを感じ、自分の本当の子供のようだと漏らす。すると久しぶりに延禧宮に足を運んだ弘暦が現れた。「その言葉を聞いて安心した」弘暦は如懿に永璜を預けたことをきっかけにわだかまりを解きに来た。実は当初、如懿に傷つけられたと感じて取り合わなかったが、無意識に追贈を決めていたという。今まで生母を思うたび心が痛み、敬愛していたが恨んだこともあった。父に疎まれたのは生母が原因であり、確かに母に罪はないが一度も会ったことがなく顔すら知らない。それでも追贈という形で生母に孝を尽くしたことで、弘暦の心の棘がようやく抜けたようだった。弘暦は如懿が自分の心の溝を埋めようとしてくれたことに感謝し、如懿は困らせるような話をした自分が悪かったと謝る。すると弘暦は皇帝となった今、もはや自分を困らせてくれるのは如懿だけになったと言った。永璜が新しい生活にすっかり馴染んだ頃、王欽は皇后が長子を得た嫻妃に脅威を感じていると踏み、この機に蓮心(レンシン)との縁談を持ち込んだ。琅嬅は自分に尽くして来た蓮心を差し出すのは忍びなく、他の女官では駄目かと難色を示す。しかし王欽はひざまずき、この恩を一生、忘れないと言った。皇后から王欽と蓮心の縁談話を聞いた弘暦は本気かと耳を疑った。琅嬅は王欽が長らく蓮心を慕っており、蓮心も早くに両親を亡くして弟と妹を養っていることから、王欽に嫁がせれば長春宮で働き続けることができるという。弘暦はともかく蓮心の意向を聞いて決めるよう指示したが…。そんなある日、如懿は移動中、偶然、王欽と蓮心の縁談の噂を耳にした。惢心は確かに王欽が以前から蓮心に好意を持っていたと教えたが、これまで無干渉だった皇后がなぜ今になって認めたのか腑に落ちない。如懿は皇后が王欽を抱き込んで皇帝に探りを入れたいのだと分かったが、惢心は皇后ともあろう方がそこまでするのかと驚いた。「上に立つ者でも苦労や恐れはあるわ、塔の頂ではそよ風も強風に感じるものよ 蓮心は気の毒ね…」如懿と海蘭は暑がりの永璜のため、沐浴の湯に入れる薄荷を千切っていた。永璜が来てから延禧宮が賑やかになったと笑う海蘭、すると如懿は皇帝が永璜に尽くしてくれる海蘭を貴人に昇格させるつもりだと教える。海蘭は永璜が本当に可愛いからだと話し、何とか如懿に即位後初の子供をと期待した。そこへ尚書房から永璜が帰って来る。どうやら機嫌が悪いと気づいた如懿は、夕餉のあとに散歩へ行こうと誘った。実は今日から第2皇子・永璉(エイレン)も尚書房に通い始めた。陳(チン)太傅は永璉が心が広く皇太子の器だと褒めそやしていたという。永璜はならば自分も皇太子になれるかと聞いた。どうやら生前、哲妃から長子が皇太子になった例が多いと吹き込まれたらしい。しかし如懿は後宮の子供の身分は母親に左右されると教え、哲妃も自分も妃嬪で皇后には及ばないと言った。「災いを招くからこんな話は2度としないで」「分かりました」するとその時、どこからともなく誰かの泣き声が聞こえて来る…。つづく(; ̄ェ ̄)…王欽ないわ___
2019.06.30
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香蜜沉沉烬如霜 Ashes of Love第20話「鴉鴉との出会い」人間界で聖医族の聖女となった錦覓(ジンミー)、しかし聖女はいずれ王と共に埋葬される運命を背負っていた。そんなある日、薬材を採りに羅耶(ラヤ)山まで出かけた錦覓は、血まみれで倒れている男を見つける。その男は熠王(ユウオウ)、錦覓を追って人間界へ落ちた火神・旭鳳(キョクホウ)だ。熠王は面紗で顔を隠した娘に助けを求め、気を失ってしまう。そこへ仮面の男が現れ、2人に襲いかかった。錦覓は胸を切られたが隕丹(インタン)が跳ね除け、刺客は娘が天界の者だと気づいて姿を消す。こうして巡り合った錦覓と熠王、2人の足首には月下(ゲッカ)仙人が結んだ赤い糸があった。一方、天后の密偵は自らの血を利用し、ついに滅霊箭(メツレイセン)を完成させた。しかし″幽冥(ユウメイ)の怒り″の力を使ったせいで魔界三王に滅霊族の生き残りがいることを知られてしまう。卞(ベン)城王はその生き残りがもしや暮辞(ボジ)ではないかと気づくが…。錦覓は男を小屋にかくまって介抱した。まさかこの男が熠王とは知らず、官兵たちを殺した土賊だと勘違い。しかし医者は人を選ばず、錦覓は男の脈診をしてから薬を煎じてやった。夜になってやっと聖医族の村に戻った錦覓。羌活(キョウカツ)は錦覓の胸の傷を手当すると、刃物で出きた傷だと驚いた。錦覓は剣を持った男に襲撃されたが、胸のあたりが熱くなって軽い切り傷だけだったと話す。何が起きたのか分からない錦覓、実は攻撃を受けた衝撃で錦覓の隕丹に亀裂が出きていた。錦覓は羌活が眠ると、こっそり薬房に忍び込んだ。そこで貴重な千年人参(ニンジン)を持ち出そうとしたが、羌活にバレてしまう。今回だけは見逃せないと邪魔された錦覓は仕方なく羌活に昏迷粉をかけた。「…あなた…また…」「許して、羌活…」錦覓は羌活を眠らせて村を飛び出し、男の治療に人参を使ってしまう。翌朝、熠王は森で襲われた時の夢を見て目が覚めた。するとなぜか女子の衣を着ている。…まさか、死んで魂になったのか?…熠王は痛みをこらえて上着を脱いでいたが、その時、誰かがやって来る。仕方なく再び横になって寝たふりをすると、あの面紗の娘が現れた。熠王は娘が熱を計ろうと手を伸ばした隙に腕をつかんで倒し、首を押さえた。娘は暴れていたが、どこか見覚えがある。しかしいざ何か言おうとしても声が出ない上、娘の声も聞こえなかった。驚いた熠王は動揺して手を離すと、錦覓は男が口もきけず耳も聞こえないと気づき、机の上に水で″医″と書いて見せる。熠王はようやくこの娘が自分を助けてくれたと分かったが、何があったのか思い出せなかった。あの時、気を失う前に見た黒衣の仮面の男は何者なのか。錦覓は命の恩人への酷い扱いに憤りながら、男を机の前に呼んで言いたい事は書いてくれと頼んだ。…傷病の状態は?男が土賊だと思い込んでいる錦覓はやけに達筆だと驚くと、まずは診察させて欲しいと書いて、いつもの食生活を尋ねた。土賊なのになぜか豪華な料理を食べている男…。しかし男が食べている薬膳は組み合わせ次第で毒にもなり、薬膳同士がぶつかり合ったせいで雑多な毒が溜まったのだと診断した。…私に任せて、治してあげる錦覓は凶暴なことをされた仕返しに、強い薬を試してみることにした。(  ̄꒳ ̄)oO(使ってみたかった薬もあるし…ニヤリ魔尊・焱(エン)城王は火神が人間に転生したと知って刺客を送り込んでいた。仮面の男は確かに火神を見たと報告、しかしとどめを刺そうとしたところで邪魔が入ったという。その女も斬ろうとしたが跳ね返され、天界の力が働いていると気づいて軽率な攻撃は避けた。息子たちの復讐に失敗した魔尊は憤慨したが、固(コ)城王はあることに気づいて好機だと喜ぶ。確かに人間となった火神を殺すのは簡単だが、普通の剣で殺しても人間での生を終えて天界に戻るだけだった。しかしちょうど滅霊族の存在が再び明らかになったところ、滅霊箭を使えば元神の存在ごとこの世から消し去ることができる。実はすでに滅霊箭は天界にあった。天后は密偵から滅霊箭が完成したと報告を受け、それを使って2度と錦覓が天界に戻らないよう命じたが…。錦覓は自分でもなぜ聖医族の掟を破ってまで男を助けたのか不思議だった。しかし初めて自分の患者に会えたと思うことにして男と交流を深めて行く。…傷はいつ治る?…半年足らずで治るはずよ熠王は娘が若そうに見えたが、面紗のせいか人物像がつかめない。高邁(コウマイ)な医者なのか、一介の医者に過ぎないのか。…なぜ襲われてたの?…凉虢(リョウカク)人だ…なぜ戦うの?…私の国土を侵し、女子供をさらったからだ錦覓は気概があるのになぜ土賊なのか訝しんだが、乱れた世では兵も土賊も同じなのだと理解する。…立派な志ね…遊びではない!熠王は急に憤慨すると、錦覓は理由が分からず困惑した。それにしても怖い顔をした男の鋭い目つきはどこかカラスに似ている。錦覓はカラスの絵を描きながら、これから男のことを″鴉鴉(ヤーヤー)″と呼ぶことにした。すると熠王がまた筆を持って何やら書き始める。…なぜ助けた?…あなたが美しい顔をしていたからよ鴉(  ̄꒳ ̄)…私は目の前にいる人を助けただけ、あなたは天に選ばれたの、これからは人を助けてね錦覓は話を切り上げ、食料の調達に下山することにした。熠王は慌てて男の衣が欲しいと訴えると、錦覓は心配せずとも調達してくると笑う。「でも女物をまとった姿も素敵よ~♪」錦覓が出かけると、熠王は娘のいたずら書きを見た。…あの小娘っ一方、南平(ナンベイ)郡主となった鳥族公主・穂禾(スイカ)は熠王が消息不明と聞いて慌てて王府に駆けつけた。護衛・秦潼(シントウ)は南平侯から隠密に捜索するよう指示があり、神策府の軍営から12軍が捜索していると説明する。そこに急報が届いた。熠王が羅耶山で凉虢兵に襲われ従者が全滅、熠王は依然、行方不明だという。南平郡主は慌てて父に掛け合った。南平侯は娘が婚姻もしていない相手のことで取り乱し過ぎだとなだめたが、仕方なく傅相(フショウ)たちと話し合うと約束する。しかし凉虢側に熠王の暗殺を頼んだは南平侯だった。南平侯は娘が帰るとすぐ臣下を呼び、兵を率いて羅耶山へ行くよう命じる。「熠王の亡骸を持ってまいれ」その夜は雨になった。錦覓は男に外で治療させながら、寝台を乗っ取って千金方(センキンポウ)を読んでいるうち居眠りしてしまう。部屋に戻った熠王は娘の手から書物を外し、医術に秀でて賢明なのに時に世事に疎いと感じた。…まさか聖医族の者か?熠王は思わず娘の面紗を外そうと考えたが、君子の道に反すると思い直した。…自ら面紗を外す日を待とう…感謝している、ゆっくり休め熠王は娘をそのまま寝かせ、机にうつぶして眠った。ふと目を覚ました錦覓は男を眺めながら、節度もあり悪い人ではないと気づく。…振り回したりしないで早く治してあげようするとなぜか急に胸がキュンと痛んだ。一方、魔界では卞城公主・鎏英(リュウエイ)が街中で障隠(ショウイン)術で姿を消している男を見つけた。何者かの手先だと疑った鎏英は後を追ってみると、固城王府に到着する。男は何やら固城王と密談している様子、そこで鎏英は姿を消して殿内に忍び込んだ。固城王は配下に滅霊族の生き残りを捕らえ、滅霊箭を探し出すよう命じた。しかし未だどれほど残党がいるのか、滅霊箭があるのかは不明だという。すると固城王は最初の滅霊箭を火神に使うよう命じた。鎏英は暮辞と旭鳳の危険に気づいたが、固城王に見破られてしまう。鎏英は父に迷惑をかけまいと自分を殺せと言った。すると固城王はどちらにしてもいずれ卞城王も殺すという。鎏英は固城王の野心に気づき、魔尊も父も殺すつもりだと分かった。煙玉で何とか脱出した鎏英、しかし固城王は魔尊の意だとして公主を始末するよう命じる。つづく(^ꇴ^)天界でも人間界でも出会いが同じそしてふぉんふぅぁんはまた女装w
2019.06.28
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香蜜沉沉烬如霜 Ashes of Love第19話「歴劫修行」錦覓(ジンミー)が上神のため人間界に歴劫することが決まり、月下(ゲッカ)仙人は慌てて旭鳳(キョクホウ)の軍営を訪ねた。驚いた旭鳳はすぐ縁機(エンキ)仙女を呼びつけ、錦覓への歴劫はどんなものか具体的に教えるよう迫る。天后から最も過酷な運命を与えるように命じられた縁機仙人は七苦をすべて受けることになると教え、これも修行のためだと取り繕った。月下仙人はその代わり自分が良い縁談を結んでやると言ったが、かえって旭鳳を怒らせてしまう。「では叔父上、誰をジンミーの相手にするおつもりですか?…許さぬっ!」「あ、ぁぁぁ~それでしたらジンミー仙子を天涯孤独の身といたしましょう 世捨て人とするのはいかがでしょうか?(汗」「ならぬ!妙な悟りをするやもしれんぞ!」←確かにwww「では男として生まれさせてはいかがかと?」「ダ メ ! 絶 対 !」縁機仙人は頭を抱えたが、ようやく妙策を思いついた。聖医族という薬の精錬に長けた一族があり、神聖な霊魂を用いて王の長寿を祈るため純潔な女子しかいないという。捨てられた女児を拾っては一族の者として育て、村では部外者どころか虫との接触の機会さえ皆無だ。また聖医族の聖女は厳格な掟により嫁ぐことは許されておらず、愛別の苦を免れることができる。すると旭鳳は納得し、ひとまずその方法でいいと許可した。天后と旭鳳母子の板挟みで縁機仙女は苛立ちを隠せなかった。しかし何とか万全の策を思いつき、月下仙人に報告する。それは錦覓を聖医族に送り込み、最悪かつ孤独な運命にすることだった。すると月下仙人もこの機会に錦覓に赤い糸を結んでやることにする。愛苦を味わわせなければ、心ときめく体験をさせやっても咎められないだろう。こうして月下仙人と縁機仙女は横暴な天后と旭鳳母子が人間界の運命に関われないのを良いことに密かに鬱憤を晴らした。水神・洛霖(ラクリン)は師匠・斗姆元君(トボゲンクン)が暗示していたのは歴劫のことだと納得した。娘が心配で仕方がない洛霖、しかしこの歴劫で仙元を確立することが出来るなら行く価値はあると自分を納得させる。すると潤玉(ジュンギョク)が許嫁として歴劫に干渉できずとも人間界に向かい、錦覓と歳月を共にすると約束した。錦覓はこっそり栖梧(セイゴ)宮の庭に桂花酒を埋めていた。すると仙童・了聴(リョウテイ)に見つかってしまう。了聴は火神や自分たちを裏切って夜神を選んだ錦覓に怒っていた。しかし錦覓は共に修行した旭鳳や仙童たちを永遠の仲間だと伝え、仲間外れは嫌だと訴える。了聴は純粋な錦覓を排除できず、ここで何をしているのか聞いた。錦覓は旭鳳が凱旋したら振る舞うはずだった桂花酒だと教え、歴劫に行ったらいつ戻れるか分からず、埋めていたと説明する。「あ、ふぉんふぅぁんが戻ったらここに埋めたと伝えてね」「調子いいんだから…安心しろ、殿下は君が戻るまで待つさ」了聴は結局、錦覓を手伝ってやった。魔界では西(セイ)城主と北(ホク)城主が撤兵、旭鳳の読み通り魔界の内紛に過ぎなかった。そこで旭鳳は破軍星君(ハグンセイクン)に右軍を率いて監視を継続させ、撤収することにする。一方、天界ではいよいよ錦覓が歴劫に出かけようとしていた。そこに鳥族公主・穂禾(スイカ)が見送りに現れ、なぜか親しそうに錦覓を抱きしめて別れを惜しむ。「ジンミー、さようなら…」「ん?どういう意味?」「(にっこり)」すると縁機仙女は時を違えると歴劫の効力を失う可能性があると急かした。錦覓はついに覚悟を決めて天機輪盤(テンキワバン)に飛び込み、人間界へ落ちたが…。天帝への報告を終えて栖梧宮に戻った旭鳳。すると燎原君(リョウゲンクン)が慌てて報告にやって来た。先ほど黒い影が紫方雲(シホウウン)宮に入るのを目撃、鼠仙(ソセン)の残党かと思いきや天后の家臣だったという。天后と黒影の者の密談によれば、実は旭鳳を忘川に派遣したのはわざとで、その間に人間界で錦覓を殺す計画だった。旭鳳は錦覓を助けるため人間界に向かおうとしたが、門衛に止められた。仕方なく天機輪盤へ駆けつけるも錦覓はすでに飛び降りた後…。旭鳳は思い余って人間界へ飛び降り、驚いた穂禾まで旭鳳を追いかけて行ってしまう。そこで月下仙人は咄嗟に燎原君の背中を押して突き落とし、旭鳳を守らせることにした。「頼んだぞ~!」天后はすぐ仮面の密偵を人間界に送り込んだ。錦覓を追って人間界に落ちた旭鳳は熠王(ユウオウ)、燎原君は熠王の護衛・秦潼(シントウ)、そして穂禾は南平(ナンベイ)郡主になったという。そこで天后は穂禾の記憶を戻し、歴劫の間に2人を相思相愛にするよう命じた。しかし錦覓は天帝が縁機仙女に見張らせているため、手出しできないという。「数日、様子を見ましょう で、滅霊箭(メツレイセン)の修練はどう?」「己の血を必要とするゆえ、時が必要です もう少しお待ちを…」↓仮面タイプ1天后密偵生まれたばかりの錦覓は親に捨てられ、川に流された。そして運命通り聖医族に拾われ、衣の刺繍にあった通り″錦覓″と名付けられる。錦覓にはちょうど同じ頃に拾われた羌活(キョウカツ)という親友がいた。12歳の時には聖女が王と共に埋葬され、長老たちの推挙で錦覓が聖女を受け継ぐ。錦覓は出かけるたびに雨に降られたり、うっかり毒に当たったり、肩に虫がついたりと、何かと不運に見舞われた。しかし持ち前の鈍感さのおかげか、何事もなくやがて美しい娘に成長する。これまで毎日、人間界を観察して来た潤玉は花界を訪ね、錦覓は時折、困難に遭いながらも楽天的なので乗り越えていると報告した。熠王は英雄と称され、多くの女子の憧れの的だった。しかし南平郡主との婚姻が決まっている。そんなある日、錦覓は薬房の薬材が減っているため、ひとりで羅耶(ラヤ)山まで採りに出かけた。…熠王はおじいさんじゃなくて子供だと聞いたわ姿は見たことないけど、毎日の薬膳から年越しに飲む不老不死の薬まで全部、私たちが作ってるでも不老不死の薬はまだ完璧じゃないの、早く完璧にしなければ、私は…一方、軍営にいた熠王は秦潼を休ませ、僅かな衛兵だけで狩りに出かけた。しかし山の中で凉虢(リョウカク)軍に囲まれてしまう。多勢に無勢の熠王は深手を負いながらも敵を全滅させたが、軍営に戻る途中でもはや歩けなくなった。その頃、ちょうど山で薬材を集めていた錦覓は偶然、兵士たちの亡骸を見つける。恐ろしさのあまり急いで逃げ出したが…。熠王は森の中でばったり倒れた。すると物陰から仮面の男が姿を現す。「人間に成り下がったな…」しかし人の気配を感じて慌てて隠れると、面紗をつけた娘が走って来た。↓仮面タイプ2誰?錦覓は急に誰かに足を捕まれ、尻もちをついた。「キィャアァァァ!」「助けてくれ…」足元にいたのは血まみれで倒れている男だった。つづく
2019.06.27
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香蜜沉沉烬如霜 Ashes of Love第18話「大羅金仙への祈願」水神・洛霖(ラクリン)は娘の封印を解くため、師匠を頼った。上清天の斗姆元君(トボゲンクン)はすぐ死にゆく者の封印を解いたところで何も変わらないと言ったが、洛霖の必死の頼みに情けをかけてくれる。こうして錦覓(ジンミー)は封印が解ける香を賜り、念願叶って大羅金仙の斗姆元君から友人の肉肉(ローロー)と再会できる力を得た。すると洛霖は娘にもうひとつの封印があると訴える。そこで斗姆元君は錦覓に術を放つと、気が付いた時には錦覓はすでに父と2人で天門まで戻っていた。洛霖は雨を降らせる仕事に行くため、錦覓に寄り道せず水鏡に戻るよう命じて出かけて行った。そこに挙動不審な兵士が現れ、夜神の許嫁の錦覓かと話しかけて来る。「お尋ねしたいことが…夜神殿下が婚姻後に他の神仙を側室にしても気にされませんか?」「?それは夜神殿下の問題よ?私は気にしないわ」すると兵士はなぜか喜び、思わず三叉槍を落として慌てて拾う。どうやら兵士の友達が夜神を慕っているという話だが、錦覓は色恋のことは分からないので月下(ゲッカ)仙人に聞くと良いと勧めた。そこに偶然、火神・旭鳳(キョクホウ)が通りかかる。旭鳳は見たことのない兵士だと怪しむと、兵士は慌てて帰って行った。実はその兵士は変身した鄺露(コウロ)。夜神を慕う鄺露は錦覓の答えを聞いて密かに安堵した。錦覓の来訪に気づいた月下仙人が現れた。月下仙人は錦覓との再会を喜び、自分と旭鳳に会いに来たのかと笑う。旭鳳は談笑する錦覓と月下仙人を嬉しそうに眺めていたが、そこに招かれざる客が…。3人のもとに天后に呼ばれた鳥族公主・穂禾(スイカ)がやって来た。穂禾は旭鳳の前でわざと錦覓に婚礼の日取りが決まったら教えてくれと声をかける。錦覓はもうすぐだと思うと答えたが、旭鳳は不愉快になって穂禾を追い払った。「で、本当に兄上と結婚するのか?」「ぅん、みんな喜んでるわ♪ 父上も義母上も同意しているのに、私の婚姻話が出るたびなぜそんな顔を?」「(アウアウ…)」旭鳳は錦覓がなぜ自分の気持ちを理解してくれないのか分からず、居たたまれなくなって立ち去った。月下仙人は何てことを言うのかと責めたが、錦覓は戸惑うばかり…。すると旭鳳が急にしゃがみ込み、胸を押さえて吐血した。錦覓と旭鳳は慌てて駆け寄ると、旭鳳は前に刺された瘟針(オンシン)の毒がまだ残っていると訴える。月下仙人はすぐ医者に見せようと言ったが、錦覓が自分に任せて欲しいと言った。月下仙人は栖梧(セイゴ)宮まで旭鳳を運び、あとは錦覓に頼んだ。実は錦覓はあの時に自分で出した夜幽藤(ヤユウトウ)を丸薬にして携帯している。そこで早速、夜幽藤水を作って戻ると、寝たふりをしていた旭鳳はわざとらしく目を覚ました。「起きたなら自分で飲んで」「あ~頭が痛い~」「痛いのは胸じゃなかったの?」「ぜっ全身が痛くてよく分からんのだ…」∫* ̄꒳ ̄)oO(私をいじめてきた報いよ…フン錦覓は仕方なく薬湯を飲ませてあげることにしたが、旭鳳は何かと駄駄を言って飲もうとしない。そこで錦覓はまた前と同じ手を使うと脅すと、あの時のことを思い出した旭鳳は抑えきれずに口づけした。錦覓はなぜ旭鳳自らこの手を使ったのか分からず呆然、そんな錦覓を横目に旭鳳は薬湯を一気に飲んでしまう。すると今度は夜幽藤は時が経つと薬効がなくなり、飲んだが良くならないと訴えた。「むっ胸が痛い…」「じゃあ、私がさすってあげるわ」錦覓を引き止めるため策を弄した旭鳳、結局、錦覓は看病しながら眠り込んでしまう。錦覓が目を覚ますとすでに夜が明けていた。よく眠っている旭鳳を見た錦覓は、人の苦労も知らずにのんきに寝ていると呆れて帰って行く。すると旭鳳はそっと目を開けた。「私のことをそんなに心配してくれたのか…」水鏡に戻った錦覓は魘獣(エンジュウ)と遊んでいた。↓魘獣に死んだふりを教える錦覓そこへ夜神・潤玉(ジュンギョク)がやって来る。潤玉は倒れている魘獣を心配して駆け寄ると、錦覓は死んでしまったと悲しんだ。すると魘獣が急に飛び起きて潤玉を驚かせる。錦覓は大喜びすると、小さいに鹿ならどんな奇術より死んだふりが役立つと言った。思わぬいたずらに潤玉は声を上げて笑ったが、急に真面目な顔になって錦覓の両手を取る。(✪ω✪)<平穏に暮らせるよう私が守るから、君がその技を使う機会はないよ♡∫* ˙꒳˙)<小魚仙倌どうしたの?酔っ払いの目みた~い!魔物でも取り憑いたの?( ̄꒳ ̄)oO(魔物って…そこへ洛霖が現れた。洛霖は昨夜どこにいたのか問い詰めると、潤玉は咄嗟に姻縁府で観劇していたようだと嘘をつく。錦覓も潤玉の話に合わせ、戯劇を見ていたと言った。すると洛霖は雨も降らないのに花界に虹が登っていることに気づく。潤玉は錦覓が帰路を見失わぬよう、自分が水煙でかけたと説明した。「こうすればどこにいようとも、ミンアルが空を見上げるだけで帰り道が分かります そして虹の麓で静かに待つ…」洛霖は夜神の娘への深い愛情を知り、安堵した。本当はこの婚約を解消しようと思っていたが、北天門で想いを打ち明け合った2人を見て考え直したという。天帝一家は好まないが、錦覓に母の二の舞を演じさせたくない。「私の唯一の願いはお前が愛する相手と結ばれて幸せになることだ」洛霖は夜神に娘を託すと伝え、錦覓には一緒になると決めた以上、夜神だけを見て心配をかけるなと言い聞かせた。∫* ˙꒳˙ )<ぅん、分かったわ(←分かってないすると潤玉は親子の時間を邪魔しないよう魘獣を連れて帰って行った。洛霖は夜神が錦覓をかばったと分かっていた。そこで錦覓に栖梧宮へ行くのは控えるよう釘を刺す。錦覓は旭鳳なら友人だと訴えたが、洛霖は火神が傲慢で思いやりの心も足りないと指摘した。何より錦覓にとって旭鳳は母の敵の息子、しかし錦覓に真実を教える必要はない。すると洛霖は2度と潤玉を悲しませるなと念を押した。そんなある日、九霄雲(キュウショウウン)殿に魔界の報告が届いた。西(セイ)城主と北(ホク)城主が忘川(ボウセン)の下流で地盤を争い、戦禍が続いているという。旭鳳は魔界三王による締め付けに対する不満が両城主の争いの原因だと分析、まだ魔界の内戦で留まっていると安心させた。しかし潤玉は忘川が要衝の地であることから早めに対応すべきだと訴える。そこで旭鳳は精兵を忘川の上流に駐留させ威嚇してはどうかと提案し、自分が出兵すると表明した。潤玉は自分も行くと言ったが、天帝は旭鳳を指名する。一方、水鏡では封印が解けたおかげで錦覓の仙術の腕前が格段に上がっていた。洛霖は錦覓を神仙にしてもらうよう奏上したという。すると旭鳳が錦覓に会うため花界に来たと知らせが舞い込んだ。旭鳳は花界の入り口にある藤の木を眺めていた。「ふぉんふぅぁん!」錦覓の声に嬉しそうに振り返った旭鳳だったが、錦覓は鳳翎(ホウレイ)を挿していない。「鳳翎は?」「外したの」「君を守る物なんだ、早く挿せ」「父上が外せって、ここは花界だから安全でしょ?」「そうだな…君にはお父上や守ってくれる者が大勢いる、私など必要ない」「なぜ?あなたは私の…」「君の何だ?」「うーん、あーー、え~と…」錦覓が言葉に詰まっていると洛霖がやって来た。旭鳳は出征の前に別れの挨拶に来たと説明し、錦覓の神仙の儀式に出席できないことを残念がる。しかし錦覓は人間界で一緒に飲んだ桂花酒を作って待っていると言った。洛霖は結局、火神にはっきり錦覓と会うなと言えなかった。出征前に動揺させては戦にも悪影響がでると考え、戻ってから機会を見つけて話すことにする。すると臨秀(リンシュウ)は公明正大な旭鳳が両親と全く似ていないと言った。錦覓への思いも誠実で、天后の息子でなければ悪くないと評価する。しかし洛霖は例え天后の息子でなくとも、相思相愛の潤玉と錦覓の間に割り込むことはできないと頑なだった。錦覓が神仙として認められる青蓮冠(セイレイカン)の儀式が始まった。天帝は母親とよく似た錦覓に目を細め、梓芬(シフン)との蜜月に想いを馳せる。そしていよいよ錦覓の前に青蓮冠が準備され、天帝は先花神が遺した娘が後継者となるのがふさわしいと公表した。「よってジンミーを新しい…」「ちょっと待った!」そこで突然、太上老君の横槍が入り、精霊から一気に上神になった例がないので正当性を欠いていると反対されてしまう。さらに縁機(エンキ)仙女が上奏し、天象の異常により六界の生物に災いがあると報告、その原因が錦覓だと言った。錦覓はもともと元神が滅びる運命にあり、本来の霊力も少なく修練も足りていないことから、精神が浄化されないまま上仙や上神になれば神の尊厳が損なわれる、天象の異常はその警告だという。解決策もあったが、それは六界一辛い人間界で行う歴劫(リャクゴウ/長年、苦労を重ね功を積む修行)だった。天界での記憶を消し去って人間界で数十年、苦労を経験すれば、問題は解決するという。人間界の八苦を知らない錦覓は天界では数十日のことだと聞き、大したことではないと勘違いした。「では上谷(ジョウコク)に行かせてもらえませんか?驢馬(ロバ)のあぶり焼きが有名なところなんです 前から食べてみたくて…」「ジンミー!」洛霖は思わず声を荒げて娘の言葉を遮ったが遅かった。天帝は錦覓が歴劫を望んでいると判断し、3日後に人間界へ行くよう命じた。そこで天后は人間の運命を司る縁機仙女を呼び出し、人間界での錦覓に最も過酷な運命を与えるよう迫る。縁機仙女はそこまで辛い歴劫は必要ないと言ったが、天后は断ればこうなると花を一瞬で灰にしてしてみせた。驚いた縁機仙女は慌ててこれから準備すると約束したが…。つづく(  ̄꒳ ̄)ジンミー…ある意味で史上最強のキャラだわ(汗これ炎上商法じゃないよね?wwwところで風神のお焼きは結局、不味いの???
2019.06.27
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香蜜沉沉烬如霜 Ashes of Love第17話「鼠仙との別れ」鼠仙(ソセン)の目的は荼姚(タヨウ)の悪行により無実の罪で死んだ者の復讐だった。天后は権力を利用して鳥族の勢力を拡大し、鳥族首領である穂禾(スイカ)を使ってその地位を盤石にして来という。鼠仙は鳥族が花界から食料を断たれた時も、天后が一存で八大穀蔵を解放したと暴露した。寝耳に水だった天帝は自分を蔑ろにしたと憤慨、しかし天后がひざまづいて罰を請い、旭鳳(キョクホウ)も母を擁護したので目をつぶることにする。すると鼠仙は涅槃入りの旭鳳を襲撃したのは天后に愛する者を失う悲しみを分からせるためだったと訴えた。宴で鼠を放ったのも錦覓(ジンミー)が水神の娘だと知っていて、故意に混乱を招くためだったという。そこで天后の偏狭さとあくどさが露見すれば水神は天界と仲たがいし、そして花界が天后を潰しに動く計画だった。「陛下、かつてなぜ花神が天界を出たと?まだ笠澤(リュウタク)の簌離(ソクリ)をご記憶で?」天后は思わず簌離は災厄の元だと漏らした。すると天帝は裁定を急ぎ、謀反を企て火神を襲い、天后を罵ったとして鼠仙に死罪を言い渡す。水神・洛霖(ラクリン)は咄嗟に止めたが間に合わず、天帝の放った一撃で鼠仙の元神は散った。天后は一介の仙人が1人で大ごとを起こせるとは思えず、水神と簌離の関係を匂わせた。天帝はそこまでだとけん制し、水神と和解するために錦覓と潤玉(ジュンギョク)の婚儀をできるだけ早く行うよう命じる。しかし鼠仙の死に怒り心頭の水神は、錦覓がまだ未熟者なので夜神には見合わないと難色を示した。驚いた天帝は鼠仙の離間の策にはまったのかと責めたが、咄嗟に潤玉が機転を利かせる。錦覓と水神は親子であると分かったばかり、親子の時間を与え、天界の掟を学ぶ時間にもなると延期を申し出た。旭鳳が九霄雲(キュウショウウン)殿を下りると、すでに夜が明けていた。すると潤玉が呼び止め、鼠仙が出した名前″簌離″のことを尋ねる。確かに簌離と聞いた途端、天帝は慌てて鼠仙を処刑し始末をつけていた。聞き覚えがある名前だが多い出せない潤玉、それにしてもこの世に2つしかない霊火珠(レイカシュ)の1つをなぜその簌離が持っているのだろうか。もう1つは天帝が婚儀の際、天后に贈った物だが…。しかし旭鳳はあまり興味がないと告げ、調べてみてはどうかと助言して先を急ぐことにする。「…ジンミーに未練が?」潤玉の言葉に旭鳳は思わず立ち止まった。「例えお前が相愛でも一緒にはなれない ジンミーの母上、花神・梓芬(シフン)殿は義母上と不和だった」潤玉は花神の死の真相を知っていたが、旭鳳には言わなかった。すると母のことまで持ち出された旭鳳は憤慨し、あと一歩で水神が縁談を反故にするところ、先手を打った潤玉の語り口は見事だったと揶揄する。潤玉は挑発には乗らず、弟だからこそ叶わぬ恋に溺れて欲しくないといい含めた。「(ふっ)気遣いに感謝するよ、だがジンミーはあきらめない」「私とジンミーの婚約は周知の事実だ、ジンミーを面倒に巻き込むような言動は慎め」「ジンミーの気持ち次第だろ?」しかし潤玉は何も答えす、そこで帰っていった。旭鳳は燎原君(リョウゲンクン)からある報告を受け、紫方雲(シホウウン)宮を訪ねた。「鼠仙は母上が花神を殺めたと申しておりましたが…」←申してた?いつ???息子に疑われた天后は憤慨したが、それより穂禾との縁談を進めて世継ぎの座を不動のものにするよう迫った。しかし旭鳳は穂禾を娶ることも世継ぎも望んでいないと告げる。そこで鼠仙の甲子府から逃げた黒煙がその後、后宮に入って行ったと報告があったことを教えた。隠密を抱えることは禁止されており、旭鳳は正しい処置をして天帝を刺激しないようにと助言する。天后は何も言い返せず、旭鳳の背中を見送るしかなかったが、岩陰から仮面の密偵が姿を見せた。「役立たずがっ!」苛立ちを隠せない天后…。一方、栖梧(セイゴ)宮に戻った旭鳳は早速、燎原君に先花神の死因と簌離が何者かを調べるよう命じた。鼠仙の精霊は最後に洛湘(ラクショウ)府に現れた。…心休まるのは我が里のみ…そう言って鼠仙は消えてしまう。洛霖はしみじみ天界にはもう長居すべきではないのかとこぼした。一方、彦佑(ゲンユウ)は人間界で鼠仙が来るのを待っていたが、約束は叶わない。自分をかばって消散した鼠仙、彦佑は川岸でしばし蕭を吹いていた。洛湘府に天帝がやって来た。天帝は鼠仙と洛霖が碁に興じていただけとは考えられないと怪しんでいる。しかし洛霖は当時、錦覓が娘だと知らなかったと反論し、そもそも梓芬が屈辱を受けたことも知らなかったと言った。すると今度は洛霖からなぜ安易に鼠仙を処刑したのかと勘ぐられてしまう。天帝は憤慨し、たとえ権力とは距離をおいても分かるはずだと圧力をかけ帰って行った。洛霖は風神・臨秀(リンシュウ)と錦覓を連れて花界に戻った。改めて長芳主・牡丹(ボタン)にこれまで錦覓を育ててくれたことを感謝すると、長芳主も天界の騒ぎが収まったら錦覓も洛湘府で暮らすことを認めてくれる。それまでは洛霖と臨秀が花界に来て錦覓の世話をすることになった。臨秀は錦覓にお焼きを作った。どうやらお焼き好きは梓芬譲りのようだが、梓芬は水芙蓉で清愁な花、錦覓は木芙蓉で幸甚の花だという。そこで錦覓は悲しむので父には聞けないため、母の話が聞きたいと頼んだ。…少年だった洛霖は山で赤子を拾い、師匠に見せたすると斗姆元君(トボゲンクン)は赤子ではなく釈迦の前の蓮だと教えるもともと消滅すべきところを誤って三島十洲(サントウジュウシュウ)に迷い込んできたのだろう本来、元神は滅びる運命、斗姆元君は因縁に逆らえば災いが降りかかると警告したしかし洛霖は災いも厭わないと訴え、赤子を元気にしてほしいと願ったというこうして洛霖と梓芬、臨秀は同門として三島十洲で仙術を学んだ洛霖は水を、梓芬は花を、臨秀は風をつかさどり、3人が月明かりの下で花を咲かせ、風を呼び、雪を降らせると、まさに雪月風花だったという…錦覓は3人が一緒に育ったことを羨ましがると、ふとなぜ母が天帝を愛するようになったのか尋ねた。すると臨秀は当時、天帝はまだ第二皇子だったと話し始める。…ある日、大虚幻境(ダイキョゲンキョウ)に入った天帝は偶然、梓芬を見かけた梓芬に心を奪われた天帝は必ず手に入れようと決め、六界を捜し回り、人間界で梓芬を見つける天帝は梓芬が戯劇を観るのが好きだと知り、梓芬を戯劇に誘って引きも切らず2人で出かけた戯劇では恋物語に酔い、終われば愛を育んだ2人まだ世間知らずだった梓芬は瞬く間に惹かれて行ったが、2人は結ばれない運命に苦しむことになったという…臨秀は昔を思い出して歌を披露し、梓芬とは強い絆があったと教えた。あの頃、洛霖と梓芬と3人、永遠に離れることなく一緒だと信じていた臨秀…。すると錦覓は自分も親友を亡くしたので分かると臨秀の手を取り、これからは父と義母のそばに自分がいると言った。「梓芬とは姉妹も同然、これからあなたは私の娘よ…」(*゚▽゚)*。_。)*゚▽゚)*。_。)ウンウンとは言え、旭鳳の仙童をやめて両親の元へ戻っても、やはり厳しい修行は続く。錦覓は相変わらず呪文を暗記できず、様子を見にきた父に思わず仙人になる器ではないと訴えた。水神は苦しい修行で心を鍛えるのは錦覓のためだと諭し、自分が死んだら守ってやれないという。何より錦覓に修めて欲しいのは道理、自分を尊び、愛し、強くなること、堂々と生きるために…。「誰にも恥ずかしくない自分でいなさい」(*゚▽゚)…(*゚▽゚)*。_。)ウン翌日、洛霖は錦覓を連れて上清天の師匠の元を訪ねた。すると錦覓は斗姆元君の前にある蓮の花に花びらが一枚ないと気づく。しかし父に促され、慌てて戻って拝礼した。斗姆元君は錦覓を一目見ただけで洛霖と梓芬の娘だと分かった。洛霖は錦覓の元神の封印を解いて欲しいと懇願し、必ずや恩に報い、世の難を救うと誓う。「生は生きることにあらず、死は死ぬことにあらず 万物の相は仮の姿で、その心こそがすべて 心が動かなければ何も動かず、心が変わらなければ何も変わることはない」斗姆元君はそう諭して錦覓をそばに呼ぶと、手のひらに香を置いた。「愛ゆえに憂い悲しみ、恐れの心を抱く 愛を知らざれば憂いや恐れはない このお香が封印を解きます」すると錦覓はこの好機に肉肉を生き返らせてもらおうと考え、多肉を取り出した。「私の1番の親友ローローです、救ってください」斗姆元君は多肉に霊力を与え、すぐ会えるが最後は別れる運命だと教えた。つづく(^ꇴ^)でたー!師匠のパンケーキ食べたい♪パンケーキ食べたい♪
2019.06.25
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香蜜沉沉烬如霜 Ashes of Love第16話「彦佑の捜索」潤玉(ジュンギョク)は錦覓(ジンミー)に4千年前に交わされた婚約の誓約書を見せた。そこには天帝・太微(タイビ)と父の水神・洛霖(ラクリン)、そして潤玉の署名がある。錦覓は潤玉に促されて署名したが、潤玉は見覚えのある字体だと気づいた。実は錦覓は旭鳳(キョクホウ)の仙童として修行していたため、旭鳳と同じ飛白体を使う。潤玉は自分が他の書体を教えると言ったが、錦覓はもう練習は嫌だと拒んだ。するとそこに潤玉の神獣・魘獣(エンジュウ)がやって来る。潤玉は錦覓が魘獣を可愛がっている様子を見ると、これからは錦覓の座騎にすると決めた。署名が済んで正式に婚約が整い、潤玉は改めて錦覓に結婚を申し込んだ。「私は生涯、寒い夜に生きる定め 天帝にはなれず、持ち物は小さな獣と簡素な宮殿だけ 私に嫁げばジンミー仙子もそんな日々を送ることになる、嫌ではないか?」しかし錦覓は情愛がないため潤玉の真意がまったく分からず、女子とはいつか誰かに嫁ぐもので、小魚仙倌と双修で交われば霊力がかなり上がると考えた。∫*^ꇴ^)<大丈夫!お互いのためになるわ!で、いつ双修するの?!(; ̄◇ ̄)<ぁぁぁ~慌てるな双修が何やらすごい修練だと誤解している錦覓と積極的な錦覓に戸惑う潤玉…。すると潤玉は今日からジンミーと呼んでもいいか尋ねた。∫*^ꇴ^)<もちろん!うふすると錦覓は花壇に植えられた月下美人に気づいた。そこで潤玉は月下美人の伝説を教える。…月下美人は韋駄天に恋をし、韋駄天の庭で常に美しく咲いていたしかし愛する韋駄天は修行を積んで情欲を断っていたため、数千年待っても月下美人の想いはかなわなかったという…錦覓はとても悲しい伝説だと知って別の花に替えると申し出たが、潤玉はこの花のおかげで錦覓が自分のそばにいるのだと笑った。「開花を気長に待とう」「うん!」すると潤玉は戌の刻に戻ると言って仕事に出かけて行った。旭鳳は錦覓との待ち合わせを前に、ちまきを準備して中庭にいた。すると燎原君(リョウゲンクン)が駆けつけ、蛇仙らしき者が南天門から入ったと報告する。旭鳳は人員を増やして必ず今夜、捕まえるよう命じ、夜神も呼ぶよう指示した。しかしどうしても彦佑の動きが気になり、仙童・了聴(リョウテイ)に命じて錦覓にちまきを届けさせることにする。一方、天宮に潜入した彦佑(ゲンユウ)は鼠仙(ソセン)に助けられ、甲子(コウシ)府に隠れていた。鼠仙は香炉が動いていると気づいて部屋を調べてみたが、他に荒らされた形跡はない。思えばあの宴で彦佑が錦覓を助けたせいで、天后と火神は自分たちに疑いを抱いたのだろう。しかし彦佑は錦覓の真の姿を晒すことが目的であって、黙って殺されるのを見逃すことはできなかったと訴えた。どうやら錦覓を巡って火神と夜神が争うことになりそうだが、これはこれで好都合。だからと言って無垢な錦覓を巻き込むのは気が進まないと話し、いつものように洞庭君から水神宛ての密書を渡した。すると鼠仙は水神なら諦めたほうがいいと告げる。今朝も娘との平和な生活を望むため、計画には加わらないと密書も開けなかった。ともかく時局が変わった時に改めてこの密書を使うと決め、からくりを開ける。しかしそこに隠しておいた密書が全て消えていた。錦覓は暇つぶしに庭園を歩いていたが、偶然、すれ違った宮女たちの噂話を耳にした。「ねえ、火神殿下の元仙童だったジンミーよ! 夜神殿下と婚約して良かったわ、でなければ何人を惑わしたか…」「火神殿下は寰諦鳳翎(カンテイホウレイ)をジンミーに贈ったらしいの」「鳳凰一族の聖なる品で最も親しい人に与える物でしょう? 天后は婚姻の証しとして天帝に贈ったとか…」錦覓は憤慨したが、魘獣が迎えに来たので一緒に璇璣(センキ)宮へ戻った。その時、ようやく旭鳳との待ち合わせを思い出したが、なぜか魘獣に引き止められてしまう。了聴が璇璣宮を訪ねると、ちょうど鄺露(コウロ)が出てきた。話を聞いた鄺露は自分が預かると言ったが、了聴は火神から直接、錦覓に渡すよう言われている。すると鄺露はいずれ璇璣宮に入る錦覓が会う必要はないと断った。了聴は仕方なくおか持ちを預けたが、悔し紛れに火神の伝言を伝える。「″今夜は用ができて約束の場所に行けない、また改めよう″と…(フン」鄺露がおか持ちを届けに行くと、魘獣が錦覓を引き止めていた。そこで火神と約束があったか尋ねてみたが、錦覓は悪びれる様子もなく認める。鄺露はおか持ちを渡し、火神は急用で約束の場所に行けないそうだと伝えた。∫* ≧ꇴ≦)_△<キイャ~大王ちまきちゃん!∫๑・᷄ὢ・᷅)<あの〜夜神殿下と婚約した以上は栖梧(セイゴ)宮との曖昧な関係は断つべきでは?(*゚▽゚)*。_。)*゚▽゚)*。_。)ウンウン錦覓は素直に同意すると、鄺露はちまきについていた結び飾りを外した。「赤い糸は天の定め、情のもつれた過去はお忘れください」しかし錦覓には赤い糸も情の話もまったく理解できない。( ತ _ತ) oO(ふぉんふぅぁんと魚仙倌は何しに行ったの?コソコソして…ってハッ!双修ね!その頃、潤玉は曲者の知らせを受けて旭鳳と合流していた。婚約の件で疎遠になると思っていた旭鳳が自分の潔白のために動いてくれることに感謝する潤玉、そこへ急報が届く。どうやら彦佑が錦覓のいる璇璣宮に向かったらしい。一方、旭鳳と潤玉にすっぽかされた錦覓は大王ちまきを食べていた。すると突然、彦佑が現れる。彦佑は無実の罪で追われているため、しばらく会えないと別れを告げに来たのだ。しかし真っ先に旭鳳が駆けつけ、彦佑をかばう錦覓を仙術で引き離してしまう。旭鳳と潤玉は黒衣の曲者が彦佑だと疑い、手合わせで化けの皮を剥がそうと考えた。劣勢を強いられる彦佑、しかしその時、黒衣の曲者が乱入、潤玉に霊火珠(レイカシュ)を放つ。潤玉は咄嗟に蹴飛ばして難を逃れたが、霊火珠は花壇の月下美人に直撃し、一瞬で燃やし尽くした。「霊火珠…?奴だ!」旭鳳は兄の言葉を聞いて黒衣の曲者を捕らえたが、彦佑は曲者が逃した後だった。黒衣の曲者の正体は鼠仙だった。鼠仙は天帝へ謁見を希望し、ひとまず甲子府で着替えることが認められる。殿内には彦佑が隠れていた。鼠仙は隠雀(インジャク)長老と碁を打った時に探った鳥族の兵力配置図を託し、隠し部屋から彦佑を逃がしてやる。こうして九霄雲(キュウショウウン)殿に神仙たちも召集され、すぐに取り調べが始まった。鼠仙は御前で罪を告白に来たと宣言し、全ての罪を認める。そこで潤玉は天帝に証拠として霊火珠を提出、あの日も黒衣の男から霊火珠を受けたが、鼠仙が同じものを持っていたと証言した。しかし霊火珠は天界の至宝、なぜ鼠仙が持っていたのだろうか。鼠仙はなぜか″故人″からもらったと答え、火神を狙ったのは恨みではなく義憤だと訴えた。ただし彦佑は仲間ではないと否定する。すると天后は鼠仙に命じたのは水神か夜神ではないかと尋ねた。これにはさすがに天帝も発言に気をつけろと叱ったが、実は天后には切り札がある。それは仮面の密偵に探らせて手に入れた鼠仙と仙人たちとの密書と巻物だった。密書を見た天帝は鼠仙と水神が懇意だと知り、すぐ水神を呼ぶよう命じた。天后は水神への密書に″半月後、洞庭湖で共に碁を打たん″とあるが、洞庭湖に何の秘密があるのか追及する。しかし鼠仙は水神とは囲碁仲間で、暇つぶしに湖上で対局する約束をしたまでとごまかした。また確かに璇璣宮からの文もあったが、あくまで個人的な文ばかりだと否定する。すると天后は天帝に滅日冰凌(メツジツヒョウリョウ)の秘法が書かれた巻物を見せた。「極めて危険な水系の禁術です(ギロリ→夜神 何者かが長らく旭鳳の命を狙っていたかと…どうか徹底的にお調べを」そこに洛霖が到着、曲者の正体が鼠仙と知って驚いた。鼠仙は滅日冰凌の巻物も霊火珠もかつては天帝の物だったと言った。「お忘れですか?この2つの霊宝を誰に与えたかを? 先ほど、こたびの件は義憤によるもので、私1人の所業だと申し上げました すべては火神が天后の御子であるがゆえです」激昂した天后は無礼だと立ち上がったが、鼠仙は今日こそ天后の罪を天下に知らしめると迫る。「荼姚(タヨウ)!天后の座を用い鳥族を肥え太らせたな!」つづく(^ꇴ^)いい加減に下ネタはやめなさいよ、ちょっとw
2019.06.24
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如懿传 Ruyi's Royal Love in the Palace第10話「冷遇」2月10日は嫻妃(カンヒ)・烏拉那拉(ウラナラ)如懿(ニョイ)の誕生日。如懿は珂里葉特(ケリエテ)海蘭(ハイラン)と次女・阿箬(アジャク)と一緒に今日の衣を選んでいた。阿箬は艶やかな紅を勧めたが如懿は派手すぎると渋い顔。すると海蘭は紫の衣を選び、金のかんざしや白い玉(ギョク)とも合うと言った。如懿は海蘭が青で自分が紫なら姉妹みたいだと気に入った様子。そこへ養心殿の太監・李玉(リギョク)が現れた。なぜか先に乾隆帝(ケンリュウテイ)・弘暦(コウレキ)からの祝いの品を届けに来たという。化粧箱の中には金のかんざし、しかし夫婦なら対の蓮のはずなのになぜか一輪のバラだった。李玉はきっと深い意味があると告げ、すぐに引き上げて行く。実は李玉も惢心(ズイシン)に渡したい物があった。海蘭の贈り物は新しい香り袋だった。以前に贈った香り袋は縁起が悪いと思い、お揃いで作り直したという。如懿は美しい刺繍を気に入り、本当は海蘭がいてくれるだけで十分だと笑顔になった。李玉はちょうど厨房から出て来た惢心に目配せし、外に出るよう合図した。惢心が現れると、李玉は可愛い黄色のかんざしを贈る。「阿箬に睨まれるから化粧もできないうえ、支給品も奪われるんだろう? 幸運のお守りがわりだ」すると李玉は惢心と江与彬(コウヨヒン)とは同郷同士、助け合おうと言った。惢心は阿箬から海常在(ハイジョウザイ)の薬をもらって来るよう指示された。そこで道すがら、水面に自分の顔を映してかんざしを挿し、侍医院に向かう。しかし運悪く江与彬は勝手に処方を変えたと叱責されている最中だった。江与彬は惢心の姿に気づき、バツが悪そうにやって来る。惢心は勉強熱心な江与彬なら大成すると励まし、手作りの香袋を贈った。うっかり互いの手に触れ、気恥ずかしい2人…。江与彬はふと惢心の新しいかんざしに気づき、似合っているとほめた。その夜、弘暦が如懿の誕辰を祝うため延禧宮にやって来た。弘暦は如懿のかんざしに気づき、棘のあるバラは装身具に向かないと言うが、如懿に贈りたかったと告げる。꒰⌯͒ತ _ತ)<バラにはトゲがある…私にトゲがあると暗に仰せですか? ∫  ̄꒳ ̄)<刺されても摘みたいと思うほど魅力的@歌丸です←誰がうまいこと言えとw幸せな誕生日を迎えた如懿、しかし一夜にして延禧宮の待遇は地に落ちてしまう。如懿は席を立つとひざまずき、願いがあると切り出した。弘暦は皇后の位以外なら何でも叶えてやると許したが、その願いは自分に関わることだという。すると如懿は先帝の崩御後、存命の太妃や太嬪、紫禁城外の妃までも手厚く庇護されているが、逝去した人にも長年の功に報いて追贈してはどうかと進言した。「熱河行宮(ネッカアングウ)で先帝にお仕えした女官・李金桂(リキンケイ)です」弘暦は突然、触れられたくない生母の名を聞いて顔をこわばらせた。そこで如懿は太嬪や太貴人程度なら位も高くないと勧め、熱河にある李金桂の墓は訪れる者もなく荒れ放題だと心配する。「皇上の心に刺さった棘を抜き去れたらと…」しかし弘暦は居たたまれなくなって席を立ち、帰ることにした。「皇上!」「なぜそんな話をした…なぜだっ!」弘暦が声を荒げると、外で控えていた侍女や太監は目を丸くした。如懿は罪を犯した自分の叔母が粗末な埋葬だったため、弘暦に同じ思いをさせたくないと言った。しかし弘暦は憤慨し、黙って部屋を出て行ってしまう。とは言えこのまま延禧宮を出て行くのは忍びなく、裏手から出て海蘭の寝殿に入った。惢心は主人が皇帝に例の話をしたのだと分かった。主人だけが生母に孝を尽くしたいと思ってきた皇帝の思いを知っているのだろう。如懿はこれを機に弘暦に自分の思いと向き合って欲しいと願った。その頃、海蘭は突然の皇帝の来訪に戸惑っていた。理由は分からないが追い出すこともできず、ただ黙って皇帝の寝支度を手伝う。皇帝が寝台で休むと、海蘭は侍女・葉心(ヨウシン)に事情を聞いた。葉心は何でも皇帝が嫻妃に怒っていると伝える。海蘭は如懿に義理立てし、とにかく今夜は別の部屋で寝ることにした。如懿が弘暦を怒らせて二月(フタツキ)が経った。皇帝の足が遠のいた延禧宮はあからさまに冷遇され、手当ては滞り、夏衣用の反物はカビの生えた古いものがあてがわれる。我慢の限界に来た阿箬は内務府総管太監・秦立(シンリツ)に手当てが届かないと直談判したが、秦立は年の瀬に最高級の品を届けたと反論した。「内務府が融通したのだぞ?その分は月々の手当から返してもらう 計算したところ全額、返し終わるには来年の今頃までかかるだろうな」如懿は延禧宮の財政難に責任を感じ、自分の蓄えを使うよう命じた。それでも足りなければ嫁入り道具を売ると決めたが、両親に心配をかけることだけはできない。一方、惢心は密かに養心殿の李玉を頼っていた。李玉は王欽が皇帝のそばを離れないので嫻妃の窮状を耳に入れることができないと説明したが、何とか方策を考えると告げる。その頃、太廟(タイビョウ)から戻った弘暦は純嬪(ジュンヒン)・蘇緑筠(ソリョクイン)の寝殿にいた。しかし第3皇子・永璋(エイショウ)のことを気にかける様子もなく、純嬪は自分の息子だけ期待されていないと嘆く。侍女・可心(カシン)は嫻妃の名を出したせいで皇帝の機嫌が悪くなったと気づき、関わらないよう警告した。その夜、惢心は主人に皇帝が太廟から戻ったと報告した。如懿は何も言わず、古い反物で侍女たちの夏衣を仕立てるよう指示する。すると惢心はすでに手配済みだと伝え、言いつけ通り永璜(エイコウ)にも数日おきにこっそり食べ物を届けていると報告した。一方、弘暦は玫常在(マイジョウザイ)・白蕊姫(ハクズイキ)を呼んで琵琶を弾かせていたが上の空、ろくに演奏も聞かずに帰してしまう。気がつけば思い出の自分と如懿の絵を眺める始末…。そこに夜番の李玉が現れ、茶を献上してそれとなくとりなした。「宮中では権勢を失うと虐げられます、女官や太監、妃とて同じことです」その言葉を聞いた弘暦は生母に思いを馳せた。「皇帝に忘れ去られてしまえば惨めな扱いを受ける…」「老いた女官はまさに…」「そうだな、如懿は朕の思いを汲み取ってくれた、それであのような申し出を…」「叔母君と重ねられたのでしょう、心優しいお方です」弘暦は明日、母と会うことにした。如懿に嬉しい知らせが届いた。太監・三宝(サンポウ)は李太監から皇帝の通達を聞いたという。皇帝は太廟から戻ったあと皇太后を訪ね、″孝が足りなかった″と悔やんだという。そこで皇太后に孝を尽くし、太妃や太嬪の手当てを増額すると表明、さらに逝去した妃嬪も追贈し、全員を妃陵に改葬することにした。「円明園(エンメイエン)や熱河行宮で先帝にお仕えした方もです」如懿は思わず小躍りしたが、その夜、いつまで待っても弘暦が延禧宮に来ることはなかった。皇太后・鈕祜禄(ニオフル)氏は皇帝の英断を受け入れた。しかし真の目的が生母・李金桂への弔いであることなど見抜いている。いずれにしても皇帝が自分の出自を明かすことはなく、生母を供養できずに苦しんでいるなら追贈くらい何でもない。だが嫻妃は…。皇帝が嫻妃の言葉に従い考えを変えたとなれば、后妃たちは脅威を感じて排除に動くだろう。「嫻妃には思い知らせてやらねばな…」↓慧貴妃の初夏の装いと海蘭の衣の柄永璜の養育権を狙う高晞月は皇帝のお供で尚書房にやって来た。書を習っていた皇子たちは一斉にひざまずいて拝礼すると、高晞月は痩せている永璜を心配する。そこで差し入れの菓子を渡したが、弘暦は勉強が終わってから食べるよう叱った。永璜は我慢して菓子を置いて筆を持ったが、高晞月は永璜のあざだらけの腕に驚く。つづく(๑・᷄ὢ・᷅๑)惢心、どんだけ我慢強いのか…阿箬はフラグ立ちまくりで見ているこっちが落ち着かない(汗そして気がつけば白蕊姫が答応→常在になっていました
2019.06.23
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如懿传 Ruyi's Royal Love in the Palace第9話「後宮の新年」乾隆帝(ケンリュウテイ)・弘暦(コウレキ)は嫻妃(カンヒ)・烏拉那拉(ウラナラ)如懿(ニョイ)への寵愛を隠さなくなった。飛ぶ鳥を落とす勢いとなった延禧宮(エンキキュウ)には下賜品だけでなく、内務府から毛皮や侍女の衣まで支給される。侍女・阿箬(アジャク)は得意満面だったが、如懿は寵愛などいつ失うか分からないもの、威張っては駄目だと諭した。すると皇帝から緑梅が届く。如懿は弘暦が自分の好きな花を覚えていてくれたことに感激したが、口外しないよう命じた。「咸福(カンフク)宮の″方″が気を悪くするわ」後宮を管理する皇后・富察(フチャ)琅嬅(ロウカ)は″内起居注″を確認していた。皇帝が延禧宮に足繁く通っているのは一目瞭然。すると侍女・素練(ソレン)は養心殿の副総管太監・王欽(オウキン)が使えそうだと進言する。しかし琅嬅は風見鶏の王欽を信じられず、ずる賢い人間を抱き込むのは難しいと言った。ずる賢い人間は確かに一筋縄ではいかない。皇帝が心配して見舞った玫答応(マイトウオウ)・白蕊姫(ハクズイキ)もその1人だ。実は顔の傷で嫻妃をハメようとした白蕊姫には栄華を与えた″本当の″主人がいた。やはり主人の言った通り平手打ち程度ではダメ、皇帝を怒らせるには顔の傷を派手にしなくては…。苦肉の策は功を奏したらしい。「どうせ私は恥知らず、徹底的にかき回してやるわ」慈寧(ジネイ)宮に皇后から新しい衣が届いた。皇太后・鈕祜禄(ニオフル)氏は皇后が宮中のもめ事で皇帝を怒らせたため、孝養を尽くして皇帝の機嫌を取りたいのだと分かっている。侍女・福珈(フクカ)は玫答応が皇太后の指示通り、あの毒を顔に塗ったと報告した。後宮でもめ事が続いたお陰で皇太后が堂々と上に立てるが、ただ嫻妃が漁夫の利で寵愛を得てしまったのが気にかかる。しかし皇太后は自分の助言で皇帝がだいぶ嫻妃を冷遇したことから、あまり厳しく咎める必要もなかった。新年を迎えた。惢心(ズイシン)は慈寧宮へ出かける主人の身なりを整えていたが、遅れて阿箬がやって来る。如懿は着飾って現れた阿箬を見ると、惢心になぜ新しい衣を着ないのか聞いた。すると惢心は言いにくそうに全て阿箬に渡したと答える。如懿は2着ずつと言ったのに独り占めしたのかと阿箬を責め、惢心に返すよう命じた。阿箬が殿内を出ると、惢心は告げ口したような形になったことを悔やんだ。しかし如懿は惢心が愚痴を言わなくとも嫌な思いをしていると分かってくれている。早速、回廊では阿箬が宮女たちのかんざしに文句をつけて威張り散らしていた。「ああいう気性よ…」「そうですね」新年の挨拶のため慈寧宮に皇帝と皇后を始め妃嬪たち一同が会した。皇太后はたいそう喜び、久しぶりに会う孫たちを近くに呼ぶ。まだ幼い第3皇子は純嬪(ジュンヒン)・蘇緑筠(ソリョクイン)の庶子・永璋(エイショウ)、第2皇子は嫡子・永璉(エイレン) 、亡き哲妃(テツヒ)の忘れ形見で大皇子の永璜(エイコウ)、そして皇帝のひとり娘で嫡子の固倫和敬(コリンワケイ)公主・璟瑟(ケイシツ)。しかし内気な璟瑟は皇后にべったりで、どうしても祖母に近付こうとしなかった。すると皇太后は永璜だけが痩せていることに気づき、養育係の李(リ)女官に手厚く世話をするよう命じる。こうして新年の祝賀は散会したが、純嬪は複雑な面持ちだった。皇太后は事あるごとに長子、嫡子、そして即位後初の皇子が大事だと念を押す。これではまるで3番目に生まれた永璋は大事ではないように聞こえた。妃嬪たちを解散させた皇太后は皇帝と皇后だけに話があると引き止めた。皇太后は早速、最近の咸福宮や養心殿でのもめ事を引き合いに出し、皇后が少し焦りすぎではないかと指摘する。皇帝の皇子はまだ数名しかおらず後継を増やすべき時、なのに妃たちに質素な装いをさせては皇帝も興ざめだろう。皇太后は倹約奨励も良いが、後宮と皇帝の体面も考えるよう諭した。そんな中、意中の侍女・蓮心(レンシン)を盗み見る王欽、しかし蓮心は無視している…。また皇太后は人員の削除もよいが擷芳殿(ケツホウデン)では駄目だと釘を刺した。大切な長子である永璜に何かあれば哲妃の霊に顔向けができない。すると潮時とばかりに弘暦はようやく口を挟んだ。確かに皇后が少し事を急ぎ過ぎたが、今後は皇后もやり方を改めるはずだという。琅嬅は足早に慈寧宮を出て行く皇帝を呼び止め、話したいことがあると訴えた。しかし弘暦は母の相手で疲れたと機嫌が悪い。すると思い出したように璟瑟を甘やかさないよう注意した。皇太后に懐かなかったことから、内気でも礼儀は覚えなければならないという。結局、皇帝は輿に乗って帰ってしまい、琅嬅は皇太后に言われた通り永璋と永璜の教育係を増やすよう命じた。惢心は談笑中の如懿と珂里葉特(ケリエテ)海蘭(ハイラン)に菓子を差し入れた。厨房で作った赤子用だが、生臭物が続いたので口直しだという。海蘭は気が利く惢心に感心すると、如懿も気遣いが細やかだと褒めた。そこで赤子用なら永璋にも分けてあげて欲しいと頼む。しかしちょうどその会話を菓子の差し入れに来た阿箬が聞いていた。気の強い阿箬は憤慨し、声をかけずに引き返してしまう。惢心は早速、菓子を届けることにした。すると御花園を抜けていく途中で築山から急に飛び出してきた永璜を抱き留める。永璜は惢心のおか持ちに気づき、何かと聞いた。惢心は延禧宮からのお菓子を第3皇子に届けると教えると、永璜はお菓子がもらえる永璋がうらやましいという。「私には誰もくれないんだ」「??? 召し上がりますか?お分けします」「ねーねー永璋へのお菓子だろう?あとで嫻妃に叱られるぞ」「嫻妃娘娘は大阿哥も大切にお思いですよ?」永璜は安心して菓子をもらった。しかし運悪くその様子を慧(ケイ)貴妃の侍女・茉心(バツシン)と星旋(セイセン)に見られてしまう。惢心は急いで食べては体に毒だと言った。しかし永璜は養育係の乳母たちがすぐ膳を下げてしまうので空腹だという。驚いた惢心は自分が菓子をあげたことを秘密にしてほしいと頼むと、永璜も自分が食べたことは内緒だと言った。「叱られてしまう」「皇子を叱る?」すると乳母が大皇子を探す声が聞こえたため、2人は慌てて別れた。延禧宮に戻った惢心は、如懿と海蘭に大皇子のことを報告した。大皇子はお付きも連れずたったひとりで、顔も泥だらけで衣の襟も汚れていたという。しかし聞いたところによると大皇子の乳母の数は嫡子の第2皇子よりも多いらしい。それだけ手が掛かるのか、あるいは養育係の怠慢か…。如懿は詳しく調べなければ分からないとしながらも、菓子を食べると叱られるなら虐待の可能性があると疑った。ただし誤解を招かぬよう、口外無用と命じる。まだ8歳の永璜、生母は難産で子と共に他界しており、世話をする者がいないのだろう。如懿はなんとも切なくなったが、海蘭はそれより早く自分の子をと急かした。確かに如懿も子が欲しいと願っているが、それがなかなか授からない…。子が授からないと悩んでいるのは慧貴妃・高晞月(コウキゲツ)も同じだった。すると茉心が大皇子を引き取って育ててはどうかと勧める。母親の身分は子の地位で変わるもの、皇后も皇太后の長孫である永璜には気を使っていた。高晞月は実子でなければ意味がないと一蹴したが、茉心から皇太后も皇帝の養母だと言われてその気になって来る。しきたりでは生母を亡くした皇子は高位の妃嬪が育てることになっていた。哲妃と言えば皇后と同姓、しかし永璜を引き取らなかったのは長子を産んだ哲妃を皇后が嫌っていたからだろう。茉心は嫻妃の侍女が大皇子と接触していたと教え、嫻妃に先を越されてしまうとあおった。素練は長子である永璜が永璉の脅威になることを恐れ、李女官に見張らせていた。李女官の話では最近、永璜が皇帝の前で永璉を差し置く態度を見せるという。その日も皇后が永璉を連れて養心殿を訪ねたところ、確かに永璜が皇帝から書を習っていた。素練は皇后に乳母の話として、永璜が皇帝の前で懸命に長子として振る舞うのは生母のためらしいと吹き込む。皇后は負けん気が強いと驚いたが、ともかく乳母にしっかり教育するよう命じてくれと頼んだ。その夜、高晞月は皇帝の輿が通るのを待ち伏せし、無理やり引き止めることに成功した。中庭で待っていた如懿は皇帝が咸福宮に渡ったと報告を受けて落胆したが、おくびにも出さない。しかし阿箬は主人の寝支度を手伝いながら、うっかり暴言を吐いた。「陛下に疎まれたのに浅はかですわ、官僚の娘とは思えません」「(ジロリ)あなたの父親・桂鐸(ケイタク)も地方の官僚ね、誇らしいでしょうが言葉は慎重に」いつまでも口が減らない阿箬に如懿は珍しく憤慨し、惢心と代わるよう命じた。惢心は阿箬も言葉が過ぎたが、主人を思えばこそだとかばった。それにしても皇帝が奪われたというのに冷静な如懿、惢心は思わず寵愛ほど不確かなものはないとこぼす。しかし如懿は後宮の寵愛が不確かでも、皇帝との絆を信じていると言った。皇帝から安心をもらい、自分は皇帝を理解して憂いを払ってあげたいという。すると如懿は驚くべき計画を教えた。実は皇帝の生母は熱河行宮(ネッカアングウ)の女官・李金桂(リキンケイ)で、口には出さずとも皇帝が気にかけている様子だという。生母はいまだ何の身分も与えられておらず、如懿は何とか力になって弘暦の1番の悩みを取り除きたかった。翌朝、高晞月は朝議に向かう皇帝を引き止め、自分の子でなくても子供がいれば賑やかになると切り出した。弘暦は永璜を引き取りたくて自分を足止めしたのかと呆れたが、高晞月は今夜はどうぞ嫻妃のところへとふてくされる。今日は如懿の誕辰…。すると弘暦は養母の件は考えておくと言って出かけていった。つづく( ๑≧ꇴ≦)あいじゃー!
2019.06.23
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三生三世十里桃花 Eternal Love第5話「 寄り添う心」司音(シイン)が洞窟へ駆けつけると、離鏡(リケイ)と玄女(ゲンジョ)が寝床で抱き合っていた。ふと気配を感じた離鏡は呆然とたたずむ司音に気づき、慌てて玄女と2人で正座する。「阿音(アイン)、すまない…」離鏡は今になって天族と翼(ヨク)族では結ばれないと言い出し、自分が浅はかだったと後悔した。玄女も自分たちを認めて欲しいと訴え、そもそも司音と離鏡では未来がないと言いのける。すると離鏡はこんな自分より墨淵(ボクエン)と一緒になれと言った。司音は師父を侮辱され愕然となり、大きな瞳から涙があふれ出す。「…分かった、好きにしなよ」司音は深く傷つき、洞窟を飛び出して行った。司音は房間に戻るなり戸の鍵を閉め、その場にへたり込んで泣いた。その夜は酒蔵にろうそくを持ち込み、桃花醉(トウカスイ)を1杯また1杯、飲んでは離鏡からもらった手紙や人形を燃やす。こうして初恋の弔いが終わると、司音は酔い潰れてそのまま眠った。翌朝、司音は誰かの咳払いで気がついた。まだ寝ぼけ眼の司音、目の前には予定より早く出関した墨淵が座っている。司音は思わず師匠の膝に顔をうずめて泣いたが、すぐに立ち直って起きた。「離鏡の目は澄んでいるが、惜しいことに眼識がない」「…師父、ご存知でしたか(ボソッ」しかし墨淵はただ離鏡が玄女と去ったと聞いただけだという。実は玄女は司音に背いたことで崑崙虚と天族を敵に回したも同然だと、離鏡を頼って翼界へ行ったのだった。司音は複雑な心境だったが、気分を変えて東皇鐘(トウオウショウ)について尋ねてみる。書物を調べてみたが、なぜ翼君が東皇鐘を持っているのか分からなかった。天族が魔族との大戦で翼族と結盟した時、誠意の証しとして父神(フシン)が擎蒼(ケイソウ)に贈ったのが東皇鐘だった。東皇鐘は極めて危険な神器で、もし使えば四海八荒の衆生が滅ぶという。これを阻止するには強い元神を生け贄とし封印するしかなかった。生贄になった元神の魂が離散し、東皇鐘の怒りを鎮める。ただし東皇鐘を封印できる元神は天族の龍族、鳳凰族、九尾狐族のみだった。「つまり封印できるのは天君、折顔(セツガン)、狐帝(コテイ)だけなんですね?」「…そして私だ」墨淵は珍しく霊宝天尊(レイホウテンソン)の法会に司音を同行して出席することにした。1番弟子・疊風(チョウホウ)は師匠が司音に気晴らしさせるため、承諾したと気づく。「愛する玄女を奪われて落ち込んでいるんだな?分かるぞ」「(えっ?)私は…」ヨシヨシ>(*´・ω・)ノ″(´・ω・`)<ちょ一方、離鏡と玄女は翼界に戻った。すると大皇子・離怨(リエン)率いる翼兵に包囲され、即刻、翼君の前に連行される。擎蒼は天族と通じた離鏡を糾弾、翼界統一のために離鏡の母の命を犠牲にした負い目があってこれまで寛容だったが、裏切り者となっては生かしておけないと脅した。自暴自棄になった離鏡は自ら死を望み、ただし玄女は助けてやって欲しいと懇願する。擎蒼は激怒してついに剣を振り上げたが、その時、咄嗟に玄女が飛び出した。「義父君!」「今、何と呼んだ?」玄女は離鏡の隣にひざまずき、離鏡の想い人は司音ではなく自分だと訴えた。確かに崑崙虚に行ったが、それは偵察のためだったという。ここで司音と友好を装いながら、司音たちが逃げると機を逃さず後を追ったのだ。「私はもう殿下の女、だから義父君とお呼びしたのです この玄女が義父君をお助けします、私をお使いください、天族を倒すため」擎蒼は大胆な娘の発言にいささか面食らった。すると玄女は自分が青丘白玄(ハクゲン)の義妹で崑崙虚にも住んでいたと話し、崑崙虚には陣法図が隠されていると教える。小娘の話は予想外に興味深く、擎蒼は剣を降ろした。確かに墨淵は魔界との大戦で天兵を率いて49変化する陣法を敷き、その巨大な威力で魔族を退けている。玄女は陣法図と引き換えに自分と離鏡を解放して2人の婚姻を認め、正式に自分を娶って大紫明宮に迎えて欲しいと頼んだ擎蒼は条件を飲み、早速、明日は婚礼だと命じる。「陣法図を必ず手に入れよ」「はい、玄女が義父君を失望させることはないでしょう(ニヤリ」墨淵と司音は法会のため上清境(ジョウセンキョウ)にやって来た。2人は正門でちょうど天界の皇子たちと出くわしたが、霊宝天尊の話では天君が寵愛する第2皇子・桑籍(ソウセキ)のため、青丘の白浅(ハクセン)に縁談を申し込むという。(´⊙౪⊙)oO(えっ!?私かっ!すると第2皇子は墨淵に天君が翼族との戦いについて話し合いたいようだと伝えた。実は墨淵が法会に来たのは霊宝天尊の温泉を借りるためでもあった。霊宝天尊は墨淵が回復を急いたのは金蓮のためか戦のためかと尋ねる。「どちらもです」「先日、崑崙山へ行きましたが、その時、金蓮の気息を感じました おめでとうございます、もうすぐ大願が成就しますね」翼界では離鏡と玄女の婚礼の宴が終わり、床入れの儀となった。しかし司音を忘れられない離鏡は、司音なら自分の命を守るために友を犠牲にはしないと嘆く。困惑した玄女はこれもすべて離鏡のためだったと泣きついた。「玄女、そなたは愛する相手を間違えた」離鏡は自分の胸に手を当て、ここにいるのは玄女ではないと告げた。偽りの婚儀に嫌気が差し、寝宮を出る離鏡、するとすでに離怨が兵を率いて待っている。「良い嫁をもらったおかげだな~殺されることなく初夜を迎えられるとは」「(ふっ)それは違うな、父上にとって3人の子は役に立つゆえ殺しはしないのさ」離鏡には意味が分からなかったが、ともかく出兵の日まで離鏡を監禁するよう命じ、玄女は翼君の元へ連行された。墨淵と司音は崑崙山に戻ったが裏山にいた。司音に気づかれないよう咳をした墨淵は、少し疲れたのでここで休みたいという。そこで司音は墨淵の邪魔をしないよう、少し離れた場所に移動した。「離鏡に裏切られたけど、1000万年後には忘れられるかな~たかが1度の恋だし 師父にまで心配かけて、何て師父不孝な弟子なんだろう」その時、また墨淵と良く似た霊が現れ、司音の後ろに座った。…確かに師父不幸だ…君の師父は雷鳴で重傷を負ったが、完治しないまま出て来たのはお前のため…どれほど身を犠牲にしていることか「でも四哥と折顔に知られる前でよかった~ 2人が知ったら私を笑い者にするはずだもの、文を出さなくてよかった」…四哥?君には4人も兄がいるのか?「四哥が言ってたわ、遅かれ早かれ天族と翼族は開戦するって 師父はその時、私も出兵させてくれるかな? 2万年も修行して来たけど、まだありがたい事に兵を率いたことないからな~」…出兵?もし私が墨淵だったら絶対にお前を(はっ)霊の男は急に振り返った司音と接近してしまい、見えていないと分っていても動揺して姿を消した。疊風は令羽(レイウ)、長衫(チョウサン)と中庭で碁に興じていた。崑崙虚にもすでに離鏡と玄女が大紫明宮で盛大な結婚式を行なったという噂が届いている。疊風は司音を傷つけないよう秘密にすると決めたが、ちょうど戻って来た司音が聞いていた。司音は大師兄にまで心配をかけていると反省し、以前のように元気な姿を見せる。疊風は明るい司音の様子に安堵したが、そこに思わぬ報告が舞い込んだ。山門の前に玄女が捨て置かれているという。疊風たちが慌てて下山すると、婚礼衣装の玄女が傷だらけで倒れていた。玄女は息も絶え絶えに墨淵に知らせて欲しいと訴える。「翼族が挙兵しました…擎蒼は戦意を示すため私を痛めつけここに捨てたのです… 墨淵上神を侮辱するための見せしめに…」驚いた疊風は玄女を抱き上げ、ともかく崑崙虚へ戻った。墨淵は大殿で天君、東華帝君(トウカテイクン)と戦の話し合い中だった。しかし外の騒ぎに気づいて出てみると、傷だけの玄女を抱えた疊風がやって来る。それは擎蒼の宣戦布告だった。疊風は玄女を房間に休ませ、大殿で師匠たちに奉仕していた子蘭に状況を聞いた。しかし師匠と東華帝君は心配がないのか、茶碗の話ばかりだったという。すると疊風は厳しい顔になった。「師匠のことならよく分かる、余裕を見せるのは厳しい戦になる証しだ」その夜、司音の房間にいきなり玄女が現れた。玄女は戸を開けるなり中に飛び込んでひざまずくと、どうすれば許してくれるかと涙する。しかし司音は玄女を助けたのは大師兄で師父が黙認しただけ、自分は関係ないと突き放した。「お前のような恩知らずに関わりたくないからな」「阿音、なんて無情なことを…(スリスリ」「近づくな!無情なら、あの日に斬ってるさ! いいか、傷が治ったらすぐ出て行け!さもないとお前に因果応報を味わわせてやる」すると司音はそのままひざまずいているよう命じて出て行ってしまう。司音が房間を出ると令羽が待っていた。令羽は立ち聞きしたわけではなく、知らせがあるという。実は師父と一緒に令羽と司音が出陣することになったのだ。2人が師匠と共に戦い、他の弟子たちは翼族と天界の境を守るという。戦に向けて崑崙虚はにわかに慌ただしくなった。そんな中、計画通り玄女が密かに動き出す。…大師兄、あなたは私を侮辱した、私を娶ることを拒んだわ…17弟子、あなたも私を侮辱したわね、この私をひざまずかせるなんて…でも関係ない、もうどうでもいいの…だって私は今夜、墨淵、お前の軒轅剣(ケンエンケン)となり崑崙山の陣法図を盗み出すの…無残な敗北を味わうがいいわつづく( ๑≧ꇴ≦)離鏡のクズっぷりが止まらない〜
2019.06.21
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香蜜沉沉烬如霜 Ashes of Love第15話「潤玉との婚姻」天門で互いの想いを確認し合う錦覓(ジンミー)と夜神・潤玉(ジュンギョク)。そこへ水神・洛霖(ラクリン)がやって来た。潤玉は水神に今の話を聞かれたと気づき、ひざまずいて罰を請う。父と水神が決めた婚約に従うべきだが錦覓に心を動かされてしまい、他の女子との婚姻は考えられないという。そこで潤玉は約束を違えた代償として下界に落ちる覚悟だと伝えた。下界の人間の寿命はわずか数十年、しかも生老病死の苦しみを味わわねばならない。「鴛鴦(オシドリ)のように愛するものと一生過ごせるなら、死ぬことも怖くありません」洛霖は潤玉に好印象を持ち、その言葉を覚えておくと言って錦覓を連れて行った。九霄雲(キュウショウウン)殿では内輪の宴が開かれ、旭鳳(キョクホウ)は天帝が手に入れた上古の鳳首箜篌(ホウシュクゴ)を奏でていた。そこへ洛霖が錦覓を伴って現れる。天帝は自分の秘密を暴露されると思ったが、水神の話は意外なものだった。「我が娘が天帝に賜った五千年の霊力をお返ししに来ました」洛霖は錦覓が自分と梓芬(シフン)の娘だと公表した。一同が呆然となる中、洛霖は天帝に梓芬が亡くなった訳を知っているか尋ねた。身に覚えがある天后は驚き、慌てて口を挟む。「花神は本来、釈迦の前の蓮 もともと消滅すべきところを誤って三島十洲(サントウジュウシュウ)に入り、 水神と斗母元君(トボゲンクン)に救われた 天に逆らえば報いを受ける、花神はその報いを受けたのだ」すると洛霖は天后の関与を知っているとばかりにほのめかした。「″六界神録″にこんな記載があります…″業火は81種に分類される破霊の術 琉璃浄火(ルリジョウカ)を最上位に5等級に分かれ、毒火で臓腑を焼き、一切を滅ぼす″ 歴代の火神の術です(ニヤリ)当時の…」しかしそこに潤玉が現れた。潤玉のお陰で話が中断し、天后は悪事がバレずに済んだ。そこで天帝はどうやって錦覓の火霊を解消すればいいのか尋ねる。洛霖は霜降(ソウコウ)の夜に誕生した錦覓は陰寒の体質で、真の姿は6弁の霜花(ソウカ)だと説明した。天帝は自ら玉座を降りて錦覓から霊力を回収、確かに陰寒の体質なら自分の子ではないと分かる。仕方なく錦覓が確かに水神の娘だと宣言し、潤玉の許嫁だと認めた。情愛を知らない錦覓は父が現れたら夫までついて来たと理解、縁組も素直に受け入れてしまう。驚いた旭鳳は自分の存在を思い出させるべく、密かに仙術を放って錦覓の髪から鳳翎(ホウレイ)を抜いて落とした。錦覓は拾おうとしたが潤玉が制止し、自分の葡萄の蔓のかんざしを外して渡す。すると潤玉が代わりに鳳翎を拾い、錦覓が人間界で旭鳳が落とした鳳翎を拾ったので引き取って欲しいと言った。気まずい空気が流れる殿内…。その時、鳥族公主・穂禾(スイカ)が本当に良い日だと言った。「水神様にご息女、夜神殿下に許嫁が現れ、火神殿下には″落し物″が戻って来ました」しかし天帝は錦覓が自分の娘でなかったことに落胆し、宴をお開きにして帰ってしまう。旭鳳は仕方なく潤玉から鳳翎を受け取ると、再び錦覓に差し出した。「一度、贈った物を返してもらう気はない… ましてや私が君のところで失くした物は鳳翎だけではないのだ これを返すなら全て返してくれ、さもなくば一切、何も返すな」( ತ _ತ)oO(心もだ・・・)(・・・千年の霊力も?!)Oo(๑・᷄ὢ・᷅๑)錦覓は霊力をこれ以上、失いたくないと慌て、鳳翎を受け取って何も返さないと言った。旭鳳はそうとは知らず安心し、すれ違いざまに錦覓の耳元で″明日の戌の刻に留梓(リュウシ)池で″とささやき出て行ってしまう。結局、天后も穂禾も引き上げ、自分が水神の娘であることを誰も喜んでいないようだと寂しくなる錦覓…。すると潤玉は水神と錦覓が喜んでいるなら自分も嬉しいと笑った。洛湘(ラクショウ)府に戻った洛霖は風神・臨秀(リンシュウ)に全てを話した。臨秀は梓芬の身に起きた悲劇を知って心を痛め、天帝の言葉を鵜呑みにして洛霖に嫁いでしまったことを後悔する。しかし洛霖は終わったことだと言った。梓芬が秘密にしたのも自分たちが報復することを心配したからであり、その想いを無駄にしてはならない。「軽率な行動は慎まねばならぬ、錦覓が頼れるのは私だけなのだ」「私もいるわ、錦覓は私の娘も同然よ」洛霖はその言葉に心を動かされ、ようやく夫婦のわだかまりが解けた。旭鳳は庭先で悶々としていた。心配した月下(ゲッカ)仙人は夜神との縁談など数千年前の古い約束に過ぎないと励まし、夫婦でないならまだ旭鳳にも望みがあるという。旭鳳はこれまで兄の潤玉と何でも譲り合って来たが、錦覓だけはそうはいかないと吐露した。「私のわがままでしょうか?」しかし月下仙人はそれが真実の愛だと訴え、愛し合う者はいつか結ばれると言った。「互いの心が通じ合っていれば、天帝や天后はおろか、上清天の斗母玄君でさえ2人を引裂けぬ」栖梧(セイゴ)宮に戻った旭鳳は月下仙人の言葉にわずかな希望を見い出した。そこで錦覓のためにちまきを用意させ、飾り結びを贈ると決める。すると急いで燎原君(リョウゲンクン)がやって来た。燎原君は黒衣の曲者が現れた4話から洛湘府を見張って来たが、鼠仙(ソセン)が頻繁に出入りしていると報告する。しかし鼠仙は土系法術で曲者は水系のはず、旭鳳は首を傾げた。その時、燎原君は水神が将来の夜神の義父であり法術も水系だと気づき、水神を調べると決める。旭鳳はその安直な発想に呆れ、水神と兄が自分を襲うなら簡単に足がつくような稚拙な手段は取らないと諭した。ともかく必ず曲者は再び姿を現すはず、今は敵に気づかれぬようしっかり見張れと命じた。洛湘府に水神の碁仲間である鼠仙がやって来た。鼠仙は錦覓が自分のせいで天后の怒りを買ってしまったと詫びたが、洛霖はそのお陰で父と名乗れたと感謝する。すると鼠仙は碁石を並べ終え、一局、頼みたいと言った。それは水神と洞庭君(ドウテイクン)が対局の途中だった十厄勢(ジュウヤクセイ)…。しかし洛霖は非情な手を使ってまで勝ちたいとは思わないと断り、手にした石を戻してしまう。そこで鼠仙はこっそり密書を碁石の中に忍ばせ、たやすく負けを認めてはつまらないと揺さぶった。「続きをやりましょう …以前、苦しめられたことをまさかお忘れになってしまったのですか?」今や洛霖には大事な娘がいた。争いを好まず、これまでのように世事を離れて心安らかに過ごせればいいという。鼠仙は説得したが水神の心を動かすことはできず、ひとまず引き上げることにした。すると洛霖は席を立った鼠仙を呼び止め、隠した密書を取り出して読まずに返してしまう。鼠仙はそれが答えだと分かり、2度と訪ねることはないと言って帰った。紫方雲(シホウウン)宮、天后は穂禾に旭鳳との縁組を早めると話した。潤玉が水神と姻戚になるのを焦っているのは旭鳳と同じ立場になりたいからだろう。しかし穂禾は旭鳳が錦覓に夢中だと嘆いた。そこへ旭鳳が来たと先触れが聞こえる。天后はひとまず穂禾を隠し、旭鳳の真意を探ることにした。潤玉が錦覓と結婚すれば花界だけでなく水神と風神の支持を得る。このままでは旭鳳の周りは敵だらけとなってしまい、世継ぎの座を奪われないようなるべく早く穂禾と縁組すべきだろう。鳥族は由緒ある一族、穂禾の勢力と地位こそがふさわしい。しかし旭鳳は穂禾を娶ることはできないと断言した。「心から愛する相手と生きて行きたいからです、権力のために愛を捨てることなどできません 母上には従えません(キッパリ」旭鳳が帰ると、天后は慌てて穂禾に旭鳳を恨まないで欲しいと取り繕う。穂禾は旭鳳も理解する日が来ると話し、これも全て旭鳳を惑わせた錦覓のせいだと逆恨みした。天帝は洛霖を訪ね、許しを請うた。梓芬への気持ちは本物だったが嫉妬で傷つけてしまったという。洛霖は花神の本当の最期を知らない天帝に憤ったが、梓芬のために秘密を明かさずぐっと堪えた。すると天帝はこれまで自責の念に駆られてきたと告白、水神と梓芬に許してもらいたいと懇願する。しかし洛霖は天帝を許せば梓芬に申し訳ないと拒否した。「私にできることは梓芬の遺志を尊重し、敵を討とうと考えないことのみ 皆が幸せを享受するため梓芬1人だけが犠牲となったのだ…」天帝にとってせめてもの慰めは、錦覓が潤玉に嫁いで義父と呼んでくれることだった。洛霖は我慢ならず、錦覓が潤玉を好きでなければ天帝の息子に絶対に娘を嫁がせたくないと行って立ち去ってしまう。天帝は水神が自分に恨みを抱くことは許せなかったが、錦覓には誠意を尽くしてやりと願った。つづく(^ꇴ^)もう~おじいちゃん、勝手すぎる!ちなみに洞庭君は第1話で鼠仙に指示していた赤い外套の人
2019.06.21
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香蜜沉沉烬如霜 Ashes of Love第14話「私のお父さんは…」錦覓(ジンミー)の命を救った水神・洛霖(ラクリン)は錦覓が自分の娘だと確信した。 海棠(カイドウ)芳主は彦祐(ゲンユウ)の手前、咄嗟に何かの誤解だと否定すると、彦祐は空気を読んで出直すことにする。すると洛霖はすでに錦覓の霊力の根源を調べたので隠しても無駄だと言った。「錦覓は霜降(ソウコウ)に出生を?」長芳主・牡丹(ボタン)はもはや否定せず、黙ってうなづく。感激した洛霖はこの4千年間、父親の責を負えなかったことを悔やみ、花神・梓芬(シフン)に顔向けできないと目を潤ませた。その時、ようやく錦覓が目を覚ます。洛霖は錦覓が自分と梓芬の子だと伝え、長芳主も実は錦覓が先花神の娘だと認めた。錦覓は突然のことに混乱し、天帝に嘘をついて五千年の霊力をもらった罰だと考えた。まだ夢の中だと勘違いした錦覓は何度も自分の顔を叩いてみるが、どうやら現実らしい。すると洛霖が錦覓の元神は梓芬により封印されていると教え、葡萄の精霊とは偽りの姿だと説明した。「封印を解く方法を斗母玄君(トボゲンクン)に教えてもらい、真の姿に戻そう」それにしても父親が昨夜に続いて今朝も現れるとは…。錦覓はまだ戸惑っていたが、長芳主が言うなら本物だろうと受け入れることにする。「ち…父上?」娘に初めて父と呼ばれた洛霖は思わず錦覓を抱きしめ、一緒に帰ろうと言った。そのためにもまず火陽の気を授けたものを早急に探し出し、相克(ソウコク)する霊力を返すよう告げる。せっかくもらった霊力に未練タラタラの錦覓、そこで仕方なく夢の中で天帝からもらったと白状し、やはり自分の父親だと言っていたと教えた。中庭に出た長芳主と海棠芳主は、敵である天帝の厚かましさに憤慨した。ちょうど外へ出て来た洛霖は2人が天帝に怒っている様子に気づき、梓芬の死の真相を尋ねる。すると我慢できなくなった海棠芳主は誓いを破って真相をぶちまけた。「あの時、どこにいらしたのですか?!」己の全霊力を使って子を守った梓芬…。梓芬が子を産んで失命したのは水神と風神の婚礼の夜だった@1話。洛霖は呆然となり、やっと花神の本当の命日は天元208,612年の霜降だったと気づく。花神の訃報は翌年の夏至に公表されたが、なぜ1年近くも黙っていたのだろうか。そこへ老胡(ロウコ)が現れた。老胡は芳主たちを錦覓に付き添わせ、代わりに自分が水神に昔話を話すことにした。実は花神は水神の苦悩を増やさぬよう内密にしていたことがある。「心痛するとご覚悟ください…」…当時、天帝は天界の第二殿下で、花神の心を計画的につかむことに成功したしかし天帝は即位するため鳥族と同盟を結び、花神を裏切って当時の天后・荼姚(タヨウ)公主を娶るそれを知った花神は悲しみに暮れたが、幸いにも水神と知り合い、気長に接してくれた水神に情を抱くようになったところが天帝は即位後もしつこく花神につきまとい、拒否されると面子をつぶされたとして花神を襲ったという辱めを受けた花神はその時、すでに錦覓を身ごもっているとも知らず、忘川に行って水を飲むことにしたそこへ天帝が駆けつけ邪魔をする記憶を失うことも許されなかった花神は恥辱を洗い流すために忘川に飛び込み、元神を破壊しようと試みたしかしそれも天帝に阻止されてしまう「この天界は天帝である私のものだ、死なせぬし私を忘れさせぬ」天帝は花神を栖梧(セイゴ)宮に監禁し、介抱したその時、うなされた花神がうわごとのように師兄(洛霖)を呼び続ける天帝は花神に水神をあきらめさせようと風神との婚姻を強要、その話をわざと花神に聞かせたしかし想い人がいる洛霖はたとえ神籍を外されても心に嘘はつけないと断り、飛び出して行ってしまう花神はすぐ洛霖を追いかけたが、途中で嫉妬に駆られた天后に捕らわれた天帝が愛する花神を側室にするつもりだと知り、政略結婚で嫁いだ天后は花神を逆恨みしたのだろう天后に追い詰められた花神は天界から落とされ、花界に落下するも深手を負った…水神は婚姻を断ってから何度も梓芬を訪ねたが、なぜか情はないと突き放されていた。『私の心にあるのは天帝1人のみ、臨秀(リンシュウ)と夫婦になって…』実は花神の臓腑は毒火に焼かれ、もはや風前の灯だったという。老胡は花神が自分のことを諦めさせるため、水神に冷たい言葉を放ったと教えた。花神は自分が重傷を負っていると分かっており、そのため水神と風神の婚姻を祝って末長い幸せを不本意ながらも願ったという。洛霖は何も知らずにいた自分を許せず、天后を殺して梓芬の敵を討つと誓った。しかし老胡は復讐したところで花神は生き返らないと諌め、花神の願いは花界の太平だったと教える。「花神様はご自身のように錦覓までも男女の情で苦しまぬよう、厳しくかんこう令を敷きました 錦覓には男装させ、1万年は水鏡から出られぬようにし、私に監視させたのです」錦覓は何の悩みもなく人生を送れると思っていた老胡、しかしまさか天意にもてあそばれることになろうとは…。鼠仙(ソセン)と結託した玉蘭(ギョクラン)芳主は怒り心頭だった。まさか花神の復讐に錦覓を利用するとは約束が違う。しかし鼠仙は自分たちの結盟を長芳主にバラすと脅し、もはや同じ船に乗っていると言った。全てを知った潤玉(ジュンギョク)は結局、璇璣(センキ)宮に戻った。鄺露(コウロ)は錦覓の様子を尋ねたが、驚いたことに錦覓が水神の娘だと知る。潤玉は4千年前の約束により思いがけず錦覓が許嫁だと分かって喜んだ。しかし水神が天后へ恨みを抱いており、この婚姻に影響するかもしれない。何より錦覓に思いを寄せる旭鳳(キョクホウ)を心配し、弟を傷つけたくないと思った。しかし…。…旭鳳、今回だけだ、一度だけ許してくれ、借りは長年かけて返す、私を責めるだろうか?天帝は錦覓が自分の娘だと確信し、長芳主に会いに来た。しかし長芳主は天帝の娘ではないと断言、錦覓の本当の誕生日は霜降だと教える。「花神様が亡くなった理由をお忘れなく 数日前、天后は花界を訪れ、花神塚を壊し、ジンミーの命を奪おうとしました」長芳主は花神のひとり娘を危険にさらさぬよう釘を刺し、上神の花神すら陰謀に遭った恐ろしい天界など錦覓には不向きだと言った。天帝は確かにその通りだと納得したが、どんなに時がかかっても錦覓を娘として正々堂々と天界に迎えるという。∫* ತ _ತ)oO(ハイハイ、頑張ってね〜 @牡丹洛霖は錦覓の真の姿を探った時、体内に伽藍(カラン)の印の他に封印を見つけた。しかし老胡は頑として答えず、仕方なく長芳主を訪ねる。錦覓は父から母の好物が自分と同じ花入りお焼きだと聞き、ちょうど手作りのお焼きを花塚へ供えに行っていた。すると長芳主は花神自ら施したもので、1万年に1度、錦覓に訪れる災いを防ぐものだと説明する。結局、最後まで隕丹(インタン)のことだけは教えなかった。隕丹で情や愛を抑えているとしれば水神のこと、きっと取り出してしまうに違いない。「花神様の予言通り1万年以内に情で苦しんだら、花神様に申し訳ない…」錦覓は父と一緒に天界にやって来た。すると天門に鼠仙(ソセン)が現れ、水神を引き止める。その様子を門柱の陰から潤玉が見ていた。潤玉は仙術で水の霧を出して錦覓をおびきよせ、偶然を装って現れる。そして水神の話が終わる頃を見計らい、情を知らない錦覓の無邪気さを利用した。「この間の言葉だが、好意を持ってくれて嬉しいよ とは言え、私は許嫁がいる身ゆえ、ジンミー仙子の気持ちに応えられぬやも…」「私たちは友達でしょう?小魚仙倌に許嫁がいても好きよ!」「私も好きだ」洛霖は2人の話を聞いていた。つづく( ๑≧ꇴ≦)ちょっと~天帝、何の面下げて花界に来たのよ~www
2019.06.20
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香蜜沉沉烬如霜 Ashes of Love第13話「錦覓との関係」錦覓(ジンミー)が潤玉(ジュンギョク)を好きだと告白、旭鳳(キョクホウ)は愕然となった。旭鳳は潤玉と錦覓が過ちを犯すことを恐れ、錦覓の正体を明かす。「錦覓が花を出せる理由や栖梧(セイゴ)宮の留梓(リュウシ)池に先花神の名が残る理由を? 錦覓の真の属性は水、先花神の真の姿は蓮、実は私たち3人は異母兄妹だ」( ー̀ωー́ )鳳凰←誤解だけど分かってる( ತ _ತ)応龍←理解したところ( ˘ω˘ )芳主たち←真実を知ってる∫๑ŏ _ ŏ)oO(それが本当なら天后が継母ってこと?ヒィィ~)←何も分かってないwしかし潤玉は兄妹ならそれもいいと言った。実は潤玉は錦覓の″好き″という言葉が男女の情からではないことくらい始めから分かっている。すると錦覓は潤玉だけでなく旭鳳も月下(ゲッカ)仙人も、親しい人のことならみんな好きだと言った。天后の祝宴で騒ぎの発端となったのはどうやら鼠仙(ソセン)のネズミだった。鳥族公主・穂禾(スイカ)は念のため錦覓を連れてきた蛇仙(ジャセン)・彦祐(ゲンユウ)や鼠仙を調査すべきだと進言する。「火神殿下と夜神はあの娘とただならぬ間柄、捨て置けば陛下と水神の轍を踏むことに… 蛇仙の彦祐が千年前、名をおとしめた理由も忘れてはなりません」そこで天后は穂禾を帰し、仮面の密偵を呼んだ。「宴に来た下級仙人たちを調査してちょうだい、特に十二支の仙人たちを徹底的に調べよ」芳主たちは錦覓を水鏡に連れ帰り、醴泉院(レイセンイン)で休ませた。こうなってはもはや錦覓の正体を隠しきれなくなったが、火神はどうやら錦覓を異母兄妹と思い込んでいる。長芳主・牡丹(ボタン)は王子たちに錦覓をあきらめさせるため、誤解させたままにしておこうと決めた。花神の願い通りこの秘密は何としても守らねばならない。そこで錦覓の厄が過ぎるまで花界から出さぬよう、今日から芳主たちが順番に泊まり込むことにした。しかし天帝が錦覓の真の姿を見たとなれば、遅かれ早かれ訪ねて来るだろう。するとその夜、天帝は錦覓の夢の中に現れた。∫ ತ _ತ)<夢にまで追いかけてくるなんて~夫婦で器が小さいんだから~←言い得て妙天帝は表立って錦覓に会うことができず、元神で錦覓を大虚幻境(ダイキョゲンキョウ)に召喚した。ここは仙人が魂の修行をする場所で、まれに人間界にも現れ、″蜃気楼″と呼ばれている。天帝は蜃気楼とは″神獣の天蟾(テンセン)の息で造られた″という意味だと教え、最初はあまりの無知に笑ってしまったと言った。しかし9万年前の夜、ここで蓮を咲かせながら歩く女子を見た時、あまりの美しさに幻境と蜃気楼とは何かようやく分かったという。当時を思い出しているのか遠い目をしている天帝、すると急に振り返って錦覓を見た。「似ている… 先ほど霧の中で見間違えるところだったが、顔をよく見ると作りは全く違う←知ってた!w 笑わぬ人で、出会って9万年の間、笑顔を見た記憶は10回もない まれに浮かんだ笑みも一瞬で消えた…春の光のようなそなたとは違う だが私がいなければが笑顔を失うことも、寂しく生涯を終えることもなかったはずだ…」すると天帝は突然、錦覓にここに蓮を植えて欲しいと頼んだ。∫๑・᷄ὢ・᷅)oO(花を植えろ?…さすが鳳凰の親だわ__思考がすぐ飛ぶんだからしかし錦覓は自分の親だと聞いたこともあり、孝行のつもりで一面に花を植えてあげた。天帝は錦覓の仙術を見て確信し、今の話の女子が花神・梓芬のことだと教えた。しかし錦覓は生まれて4千年あまり1度も梓芬に会ったことがないという。天帝は呆然となり、花神が我が子に会いたくないほど自分を憎んでいたのかと驚いた。妙なことを言う天帝に戸惑った錦覓はこれも夢のせいだと気づき、早く目覚めようと自分の頭を叩いてみたが効果はない。∫* ʘ‿ʘ)oO(ん?…どうせ夢なら霊力でももらってみるか♪そこで錦覓は自分がまだ霊力が低く、小さな精霊に過ぎないと話した。天帝は梓芬が霊力の根源を封じたのだと教え、霊力を授けるので49日間、修行を積めば身につくと教える。「そなたの修行が浅いゆえ、五千年分しか与えられなかった… 数万年前、私が過ちを犯さなければ、芳主が天界を敵視することも そなたと夜に元神で会う必要もなかった…すまない」すると天帝は錦覓を通じて少しづづ梓芬に償うと伝え、ただ旭鳳や潤玉と男女の情を生じないよう釘を刺した。錦覓はたやすいことだと了承すると、天帝が優しく錦覓の頭を撫でてから水鏡に帰してやる…。≡( 「ε:)ノ<あれえぇぇぇ~!その頃、水神・洛霖(ラクリン)は中庭で物思いにふけっていた。すると妻の風神・臨秀(リンシュウ)がやって来る。「宴に現れた葡萄の精霊のことを?」「あの精霊はあまりにも似ていた…」臨秀は水神が長い間、口には出さずとも、その心に梓芬がいると分かっていた。「苦しむあなたを見ているのは辛い、気になるなら会いに行ったら?」天界に戻った旭鳳は紫方雲(シホウウン)宮へ謝罪に行った。しかし2度と錦覓に会わないと約束しても天后は納得できない。「安心?そなたが天帝となり、穂禾と結ばれて子をなすまで安心などできぬ」すると旭鳳ははぐらかし、訓練があると言って下がってしまう。↓なぜかポニーテールで葡萄色の旭鳳潤玉はあの厳しい長芳主が錦覓を簡単には許さないと考え、花界へ様子を見に行くことにした。しかし天后が出かけるのを見かけ、錦覓の危険を悟る。そこでひとまず鄺露(コウロ)が花界へ向かい、潤玉は天帝に知らせることにした。その頃、錦覓は花神塚で手を合わせていた。梓芬の位牌に花神の子供と偽って天帝から五千年の霊力をもらったことを白状し、寛大な心で許して欲しいと頼んだ錦覓、運良く強大な霊力を手に入れたところで、撲哧君(ボクセキクン)こと彦祐(ゲンユウ)を呼んでお祝いしようと決めた。しかし召喚術を使った後、なぜか天后が現れる。∫* ⊙౪⊙)<やだ天后が来ちゃったwwwすると天后はいきなり仙術で花神の供物台を吹き飛ばし、次に錦覓を狙う。「お前が何者かも、旭鳳や潤玉との関係も知らぬ、でもその顔を見るたびに何度でも殺せるわ」一方、潤玉から報告を聞いた天帝は錦覓が自分の娘だと言った。「私が行けば荼姚(タヨウ)の怒りは増すばかりだろう 急ぎ天后に命を伝えよ、誕生日を祝し恩赦を行うゆえ、天界に戻るようにと」(^ꇴ^)土地神、おめ!天后は錦覓にとどめを刺すつもりだった。岩陰に隠れていた鄺露は錦覓を助けるため仙術を放とうとしたが、その時、水神の結界が錦覓を守る。水神が現れたおかげで九死に一生を得た錦覓、しかし天后はあきらめなかった。「この娘が梓芬と似ているゆえ救おうとしている、違うか?私を止められるとでも?」すると示し合わせたように潤玉が駆けつけ、天帝からの命を伝える。天后は潤玉が水神と結託して自分に逆らったと怪しんだが、ここはおとなしく引くしかなかった。水神は錦覓と供物台を片付けながら、詩を読んだ。「″錦覓錦覓 繁花似錦覓安寧 淡雲流水度此生″ 梓芬が生前、部屋に掛けていた詩で、私がこの手で書いたものだ まさか梓芬が子を遺していたとはな…」すると錦覓は本当に自分が先花神と天帝の娘なのかと尋ねる。しかし水神が何か言おうとしたその時、召喚された彦祐がようやく現れた。≡≡≡ ⊂⌒~⊃。Д。)⊃ <うわ~!ジンミー、もう少し優しく呼んでくれよ!いつか骨折する!水神は錦覓が水蛇を召喚できると知って驚き、水も呼べるのかと聞いた。錦覓は自分の体質が陰寒だと聞いて水系術法を練習したと説明、雹(ヒョウ)なら出したことがあると教える。そこで天帝からもらった五千年の霊力を試すべく、雹を降らせてみることにした。しかし急激に霊力を放ったせい喀血し、その場に倒れこんでしまう。彦祐はまだ早すぎたと慰めたが、次第に大きな雲が出きて来た。そこへ異変に気付いた長芳主と海棠芳主が駆けつけ、錦覓に何が起こったのかと戸惑う。その時、ついに雪が舞い降りて来た。一方、天界に戻った潤玉はなぜ水神が花界にいたのかいぶかしんだ。日頃は世事に興味がない水神がなぜか錦覓への反応が激しい。そこで潤玉はすぐ花界に引き返して行った。錦覓は意識を失い、醴泉院(レイセンイン)に運ばれた。海棠芳主が手当てしている間、洛霖は長芳主に錦覓の正体を尋ねる。水の属性でなければ雪も彦祐も呼び出すことはできないはずだが、本人は葡萄の精霊だと言っていた。すると長芳主は錦覓の憎めぬ性格は生来のものだが親譲りだと告げる。洛霖はその言葉を聞いてハッとし、かつて梓芬と共に修練した時のことを思い出した。「ジンミーは本当に…」洛霖は核心に迫ったが、長芳主はこれ以上は言えないと口をつぐむ。実は芳主たちは真実を口外すれば己の元神まで滅ぶと先花神に誓っていた@1話。錦覓は霊力が暴走し、海棠芳主では手に負えなかった。そこで水神が自分の水系の霊力で錦覓を救い、どうやら誰かが大量の陽気を授けたのだと教える。芳主たちは錦覓を助けてくれた水神に心から感謝すると、洛霖は思わず漏らした。「ジンミーが私の娘だったとは…」その言葉を偶然、潤玉が聞いてしまう。つづく(^ꇴ^)盛り上がってまいりました~あ___天帝のおじーちゃんの話が無駄に長くてまとめられなかった~(TㅅT)
2019.06.20
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三生三世十里桃花 Eternal Love第4話「 悲しい裏切り」司音(シイン)への想いを募らせた翼(ヨク)族の第2皇子・離鏡(リケイ)は無謀にも崑崙虚(コンリョンキョ)を訪ねた。突然の愛の告白に戸惑う司音、何より相手が敵対する翼族とあって素直に受け入れることはできない。結局、山のふもとまで送って行くことにしたが、そこへ1番弟子・疊風(チョウホウ)が駆けつけた。疊風は令羽(レイウ)が翼君に虐げられた上、今度は司音に付きまとうつもりかと激怒した。離鏡は司音の兄弟子に手は出せないと言ったが、疊風は迷わず剣を抜いて襲いかかる。司音は思わず2人の間に割って入ると、そこへ令羽が現れ、疊風の前に立ちはだかった。「お目こぼしを!皇子が陰で支えてくれたので私は自害せずに済んだのです! 翼界を脱出する時も助けられました!」「まことか?!」令(゚ω゚)( ._. )ウンウン(゚ω゚)( ._. )音疊風はひとまず剣を降ろすと、その隙に司音は離鏡を逃がすことに成功した。騒ぎが一段落した司音は気晴らしに玄女(ゲンジョ)と2人で山を散策した。すると玄女は司音が仙術の研究に熱心なのは翼族が謀反を起こすからかと尋ねる。それは白浅(ハクセン)からの受け売りだった。司音は師匠の陣法があれば翼族など敵ではないと安心させたが、その時、突如、小妖童が現れる。「仙使!二公子をお救いください」司音は離鏡に何かあったと気づき、火麒麟(カキリン)と一緒に姿を消してしまう。玄女はその場に取り残されたが、司音が話していた墨淵の陣法が気になった。離鏡は誤まってふもとの封印の洞窟に逃げ込み、鳳凰に襲われていた。司音は離鏡を連れて外へ逃げ出したが、2人を追って鳳凰が現れる。そこで神器・玉清崑崙扇(ギョクセンコンロンセン)を取り出し、司音はその力を遺憾なく発揮して見事に鳳凰を打ち落とした。しかしとどめを刺そうとしたところで霊宝天尊(レイホウテンソン)がやって来る。実は洞窟にいた鳳凰は霊宝天尊の座騎で、魔性を取り除くため崑崙山に預けていたという。事情を知った司音は鳳凰を見逃すと、霊宝天尊は迷惑をかけたお詫びに破雲扇(ハウンセン)を贈った。「覚えておかれよ、この団扇の威力は持ち主の仙力いかんによる」「ご安心を、仙力の強い悪人には渡しません」鳳凰がいなくなって洞窟が空き、司音はここで離鏡を休ませることにした。司音と再び会えるのか気が気でない離鏡、そこで司音は"字符(ジフ)"を渡し、これがあれば崑崙虚に自由に入れると教える。ただし門弟たちは自分が女だと知らないため、会いに来る時は気をつけるよう頼んだ。そんな折、崑崙虚に玄女の母がやって来た。対応した疊風は玄女を引き合わせたが、母は無理やり娘を連れ帰ろうとする。玄女は腕を振り払い、黒熊精に嫁ぐのは嫌だと言った。母は側室の子では青丘白家に嫁げないと叱ったが、玄女は咄嗟に疊風の後ろに隠れ、助けを求める。巻き込まれた疊風は無理強いしないよう諌めたが、ちょうどそこへ司音と子闌が通りかかった。そこで2人は疊風が西海の2皇子で玄女と親しい仲だと匂わせ、このまま見守っていれば疊風が求婚すると説き伏せる。すると玄女の母はすっかりその気になり、おとなしく帰って行った。しかし生真面目な疊風は弟弟子のいたずらに憤慨し、玄女にも真に受けないよう釘を刺す。玄女は承知していると答えたが、少なからず期待していただけに傷ついた。ある日、火麒麟は山を登り、司音の住まいがある中庭に離鏡の恋文を置いた。しかし司音と一緒にいた玄女が先に手紙に気づき、例の翼族の皇子からだと勘づいてしまう。司音は恥ずかしさから手紙を持って急いで部屋に戻ったが、玄女はやはり司音が白浅(ハクセン)に似ているからだと嫉妬した。…玄女は幼馴染の美しい九尾白狐・白浅がずっと羨ましかった自分の容姿を嫌い、事あるごとに白浅の顔になりたいと熱望していた玄女そんなある日、白浅はそこまで言うならと折顔(セツガン)を紹介し、変貌術を教えてもらうたった数刻しか白浅の顔にはできないが、同じ狐族でもともと顔立ちはよく似ている『あ、でも変貌術を使って悪さしないで、さもないと罰が当たるわ』…玄女は部屋に戻ると鏡の前に立ち、悶々とした。どうして私たちは同じじゃないの?なぜ私だけ卑しい身分で黒熊の精に嫁がなきゃならないの?すると玄女は法術を使い、白浅の顔になった。離鏡は毎日、司音に恋文を届けた。しかしなかなか司音に会いに来てもらえず、ついに最終手段に…。…阿音、来世で会おう「何これ?自害する気?」驚いた司音は火麒麟と一緒に洞窟へ駆けつけてみると、離鏡が寝床で倒れていた。司音は玉清崑崙扇を出して胸を打ってみたが、火麒麟は神器ではかえって離鏡の身体を傷つけると警告する。「上仙、差し支えなければ我が主君の心に訴えかけてください、お目覚めになるやも」「…離鏡?目を覚ましてくれたら嫁ぐわ」その言葉を聞いた離鏡は思わず飛び起きて司音に抱きつき、火麒麟は安心して出て行った。「じゃあ、聞くけど、後宮の夫人たちをどうするつもり?」「(ハッ)すぐ解散しますっ!」すると離鏡はその場でひざまずき、誓いを立てた。「私、離鏡は今生で阿音だけを愛します!誓いを破れば子孫が絶え、天涯孤独となり…」驚いた司音は縁起でもないとそこで止めた。玄女は偶然、司音が火麒麟で崑崙虚に戻って来たところを目撃した。それ以来、朝の修行が終わると司音の姿が見えなくなる。ある日、玄女は司音を捕まえ、疊風のように自分を避けているのかと迫った。司音は仕方なく仙鶴(センカク)の餌やりだとごまかしたが、すぐに嘘がバレてしまう。「あなたは以前、鶴にいじめられて鶴を怖がっていると聞いたわ…もういいっ!」玄女がふてくされると、司音はやむを得ず友だちに会いに行っていると白状した。司音は玄女に懇願され、仕方なく離鏡の洞窟へ同行させた。離鏡は司音にそっくりな玄女に驚き、司音が忙しい時は玄女を寄越してくれとふざける。すると司音はまた師父の話を始めた。自分のために天劫を受けて重傷を負ったので師匠が心配だという。離鏡は司音となかなか会えない上、いつも墨淵(ボクエン)の話だとぼやいた。その時、裏山から仙鶴の鳴き声が聞こえる。司音は急用だと告げ、離鏡とろくに話もできずに玄女を連れて戻って行った。離鏡は密かに司音の後を追って崑崙虚へやって来た。すると玄女が先に中庭へ上がり、司音は疊風と話している。離鏡は気になって様子を見ていたが、そこで思わぬ話を聞いた。「今日は帰りが早いな?」「師父が出関したと思ったんです、16師兄のいたずらだったなんて」離鏡は司音が急いで帰ったのは墨淵のためだと知り、傷ついて戻って行く。その様子を見ていた玄女は離鏡の心の動揺に気づき、思わずほくそ笑んだ。その夜、玄女は司音の衣で男装し、離鏡の洞窟に現れた。離鏡は司音にそっくりな玄女に驚き、これが本当に司音だったらと願わずにはいられない。すると玄女は翼族と天族では結ばれないと訴え、そもそも司音が慕っているのは墨淵上神だと吹き込んだ。核心を突かれた離鏡は急に不機嫌になり、憂さ晴らしに酒をあおり始める。その隙に玄女は変貌術で顔を白浅に変え、離鏡の歓心を買った。数日後、離鏡と玄女は人間界の雲集茶楼(ウンシュウチャロウ)にいた。離鏡はあの夜のことは魔が差したと謝ったが、玄女は後悔していないという。そこへ遅れて司音が到着した。離鏡は10日振りだと訴え、いつまで修行なのかと尋ねる。司音はまだ数万年かかると答えたが、離鏡はうっかり墨淵のそばをやはり離れないつもりだとぼやいてしまう。「離鏡?!なんて馬鹿なことを、誰がそんな話を?」「本当だろう?」「誰から聞いた?」2人の口喧嘩が始まると玄女は急に席を立ち、不機嫌そうに先に帰って行った。気まずくなった司音は話題を変え、いつか東荒の俊疾山(シュンシツサン)に行こうと誘う。離鏡は約束だと喜んだが、その頃、翼界では離怨(リエン)が父の翼君・擎蒼(ケイソウ)に離鏡の失踪を報告していた。しかも離鏡は司音と情を通じていたと暴露し、司音を追って崑崙虚に行ったと教える。擎蒼は激昂し、もし本当ならもはや自分の息子ではないと断言した。離鏡は満たされない心を玄女で埋めていた。なぜまだここに居座っているのか自分でも分からない。分かっているのは司音の愛する人が墨淵上神だということだけだった。すると玄女は狐族の自分なら離鏡と一緒になれると迫る。離鏡は結局、翼族と天族では一緒になれないとやけになり、玄女と酒に溺れて行った。その頃、司音は墨淵の出関を待ちわびながら、4兄・白真(ハクシン)に手紙を書いていた。…私は翼族の2皇子・離鏡と心を通わせたの…あの人と生涯を共にすると決めたわ…でも今は天族と翼族は対立が深まり、いずれ大きな戦が起こるはずその時、突然、疊風が飛び込んで来る。驚いた司音は竹簡を丸めると、疊風は苛立ちながら離鏡が今度は玄女に手を出したと教えた。何でも離鏡と玄女が手をつないで歩いているところを目撃したという。狐族とあろう者がなぜ男色家に惚れたのか。玄女の浅はかさに憤る疊風だが、司音は居ても立ってもいられず一目散に飛び出してしまう。洞窟に司音がやって来た。入り口にいた火麒麟は慌てて止めるも、司音は振り払って乗り込んで行く。そこでは抱き合う離鏡と玄女の姿が…。つづく(  ̄꒳ ̄)ん?疊風が玄女を神仙って言ってた…玄女って神仙なの???つまりみんな仙人ってことかな?レベルが違うってだけで
2019.06.19
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香蜜沉沉烬如霜 Ashes of Love第12話「天后の誕生祭」錦覓(キンベキ)は旭鳳(キョクホウ)が置いていった羽のかんざしを挿していた。そこに土地神・張福徳(チョウフクトク)が現れ、錦覓は本来の娘の姿を見られてしまう。潤玉(ジュンギョク)は咄嗟に錦覓を後ろに隠し、今すぐ発てば天后の誕生日で恩赦に間に合うかもしれないと言った。「…で、娘とは見間違えではないか?」土地神はその意味を察し、老眼のせいで目がかすんでいるせいだと認めて去って行った。錦覓はなぜ潤玉が母の誕生日を祝いに行かないのか不思議だった。実は潤玉は天后の実子ではなく、幼い頃に亡くなった生母の記憶もないという。聞いたところによると生母は妃にも封じられず、平凡な精霊だったらしい。幼い頃は天后とも良好な関係だった潤玉、しかし旭鳳が生まれてから世継ぎの座を奪われることを恐れたのか、天后が距離を置くようになったという。すると両親を持たない錦覓も自分が幻術で生じたぶどうの蔓だと話した。しかし錦覓が仙術で誤まって雹(ヒョウ)を出したため、潤玉は水系のはずだと首をかしげる。錦覓は恐らく旭鳳から体質に合う水系法術を修練させられたからだろうと説明したが…。錦覓と潤玉は朝餉をとるため酒楼にやって来た。人間界の朝餉を楽しむ錦覓に眼を細める潤玉…。すると錦覓はやはり天后の宴に行くべきだと助言し、もし天后が気分を害しても、礼を尽くしたことに何ら恥じることはないと励ます。潤玉は道理に適っていると納得し、朝餉を食べ終わってから天界へ戻った。潤玉が北天門に到着すると、護衛の鄺露(コウロ)が待っていた。鄺露は夜神から頼まれていた夜露を入れる器を見つけたと報告し、美しい上品な器を差し出す。潤玉はそれが太巳(タイシ)仙人の居所にある宝物だと知っていたため、鄺露のかぶとを外した。すると長い黒髪が解けてばっさり落ち、鄺露が実は女子だとバレてしまう。「ご存知でしたか…(汗」鄺露は太巳仙人の娘だったが、夜神を慕って兵士として潜り込んだのだった。人間界は雨になった。錦覓は屋敷でひとりぼっち、暇を持て余している。・:*+.\(( °ω° ))/.:+<誰か私と一緒に遊んで~!すると無意識に放った水滴が強い霊気を放ち、水妖の撲哧君(ボクセキクン)こと彦祐(ゲンユウ)を引っ張り出した。彦祐は錦覓の腕が上がったことにびっくりしたが、錦覓は旭鳳から千年の霊力をもらったからだと教える。思いがけず遊び相手を見つけた錦覓、すると彦祐はどうせなら自分たちも天后の宴に行こうと誘った。参加者には珍しい寿桃(ジュトウ)が用意され、霊力も増やせるかもしれないという。錦覓は喜び、運が良ければ上清(ジョウセイ)天の大羅金仙(ダイラキンセン)に会って肉肉(ローロー)を助けられると期待した。錦覓と彦祐は天宮に到着したが招待状がないため入れなかった。すると彦祐が錦覓のかんざしに気づき、それを使ってあっさり入れてもらうことに成功する。錦覓は鳥の羽でも令牌(レイハイ)代わりになるのかと驚いたが、彦祐が火神の鳳翎(ホウレイ)だと教えた。錦覓は鎖霊(サレイ)のかんざしに付け替え、彦佑と宴に紛れ込んだ。次々に現れる神仙たちに興味津々の錦覓だったが、不思議と水神・洛霖(ラクリン)には親近感を覚える。しかし彦祐は水神と風神が不幸な夫婦(メオト)だとため息を漏らし、縁組して長いのに他人行儀で子もいないと教えた。すると後ろの席に座っていた招待客たちが火神の婚姻相手のお披露目があるらしいと噂する。それを聞いた錦覓は急に胸に痛みを覚えたが、すぐにおさまった。天帝と天后、旭鳳と潤玉が入場し、いよいよ宴が始まった。旭鳳と潤玉は錦覓の姿に気づき、また彦祐にたぶらかされたと心配する。すると彦祐は向かいの席にいる仙人と目が合い、意味ありげに会釈した。錦覓は十二支の仙人・鼠仙(ソセン)と知り、ネズミは嫌いだと身震いしたが、鼠仙は碁の名手だという。鼠仙は仙術で錦覓のひざにネズミを乗せると、錦覓は悲鳴を上げて殿内の注目を浴びた。天后は宴を台無しにした無礼者を仙術で縛り上げると、正体を隠して忍び込んだことを見破って鎖霊のかんざしを外す。こうして錦覓はついに神仙たちの前で本来の美しい花のような姿を晒した。錦覓の妖艶な姿を目の当たりにした天帝と水神は呆然となった。その姿は亡き花神・梓芬(シフン)に瓜二つ…。そこへ遅れて月下仙人・丹朱(タンシュ)が駆けつけ、錦覓を解放して御前に連れて行った。月下仙人は旭鳳が錦覓を拾ったと説明、しかし錦覓は否定し、自分が3回も旭鳳の命を救ったと自慢する。すると天帝は夜幽藤(ヤユウトウ)で火神を救ってくれたあの錦覓だと気づいた。水神は錦覓という名前にハッとして次々と質問し、旭鳳と出会ったのが水鏡で葡萄の精霊だと知る。天帝はやつぎばやに年齢を聞くと、錦覓は4千年と少しだと答えた。しかし月下仙人は咄嗟にこれ以上の質問は容赦して欲しいと割って入り、ようやく錦覓は解放される。そこで次は穂禾(スイカ)の雲韶羽衣(ウンショウウイ)の舞を鑑賞することになった。穂禾の美しい舞に神仙たちの目は釘付けとなった。しかしなぜか彦祐だけは複雑な面持ちで見つめている。舞が終わると天后は穂禾を旭鳳の隣に座らせ、2人は自分の居所にある絵の″似合いの夫婦″のようだと喜んだ。錦覓もどこかで見た光景だと思っていたが、天后の言葉でようやく思い出す。「そうそう!知ってます!天香秘図(テンコウヒズ)に載ってました! 孔雀仙と鳳凰が交わる双修(ソウシュウ)を!」驚いた穂禾はでたらめだと抗議、月下仙人は頭を抱えてしまう。「本当のことよ!鳳凰は孔雀仙と2人きりで双修の技を磨いたのよ!」「ここをどこだと?!なんと不埒(フラチ)な!」激昂した天后は雷公(ライコウ)と電母(デンボ)に錦覓を始末するよう命じた。旭鳳も天帝も許すようなだめたが、天后は自分たちを冒涜した錦覓を許せない。そこで潤玉は自分が代わりに罰を受けると申し出た。そもそも自分が宴のことを知らせなければ錦覓がここへ来ることもなかっただろう。天后は潤玉の蔓のかんざしが錦覓からの贈り物だと気づき、罪をかぶってまで守りたい娘なのかと脅した。するといきなり天后は錦覓めがけて火術を放ってしまう。その時、袂にしまっておいた旭鳳の鳳翎が反応、錦覓を守った。「寰諦(カンテイ)鳳翎?!旭鳳?!」天后は呆然となると、旭鳳と潤玉が御前にひざまずいて寛大な処置を嘆願する。彦祐はその隙に錦覓を連れて姿を消したが、天后は逃すまいと天兵を差し向けた。慌てた旭鳳と潤玉は戻ってから罰を受けると告げ、2人の後を追って消えてしまう。彦祐は錦覓を連れて何とか逃げ出すことに成功した。錦覓は助けてもらったお礼に何が望みか尋ねると、彦祐は2人で双修に励もうと色目を使う。「彦祐!灰になりたいのか!」そこへ真っ先に旭鳳が現れた。彦祐は確かに錦覓を守れるのは旭鳳だけだと考え、さっさと姿を消してしまう。置いてきぼりになった錦覓はまた叱られると焦り、宴で寿桃を食べて霊力を増やしたかっただけだと言い訳した。∫๑・᷄ὢ・᷅)<捕まえて天后に差し出すの?(๑•́ω•̀)-3<ふう~寰諦鳳翎で守ったのは君だけなのに、なぜ分からないんだ?すると錦覓はかんざしを出し、お礼を言った。旭鳳は自分の気持ちを理解できない錦覓に失望したが、改めて鳳翎を挿してやる。「この鳳翎は私の代わりに君を守ってくれる、花界まで送って行こう…今後は2度と会わない」その言葉を聞いた錦覓はまた胸が急に痛み出した。すると遅れて潤玉も到着、ちょうど長芳主・牡丹と海棠(カイドウ)芳主もやって来る。「火神殿下、理解できたようね」「わきまえております、ご安心を、ジンミーとの関係は分かりました」「花界の平穏のためにどうか口外されぬよう…」錦覓と潤玉は一体、何の話か分からなかったが、芳主たちは教えてくれない。それより旭鳳は宴で錦覓の本当の姿が暴かれたせいで父と母が疑いを抱いたようだと教えた。その時、天兵を率いて雷公と電母が現れる。しかし武神の旭鳳の命には逆らえず、結局、撤収して行った。潤玉は改めて自分が錦覓を水鏡から連れ出したと認めた。あくまで友人として解放してあげたかったと説明したが、海棠芳主は火神のように下心があると疑う。しかし潤玉は心外だと反発、やましいことはないと断言した。すると錦覓は信じてあげて欲しいと潤玉をかばう。(^ꇴ^)<小魚仙倌は優しい龍よ、私は好き♪( ゚ロ゚)!!<な、なんだって?!@鳥(^ꇴ^)<だから〜小魚仙倌は優しい龍で私は〜(はっつづく(^ꇴ^)ヒロインが下ネタ続きとは…wさていよいよ本編が来ました!ここまで来ればもう大丈夫!…だと思う(笑
2019.06.18
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三生三世十里桃花 Eternal Love第3話「師匠の愛」酔いつぶれて眠っていた司音(シイン)はようやく目が覚めた。すると迎えの宮女が現れ、わけも分からず湯池(温泉)へ案内される。そこでは翼(ヨク)族の第2皇子・離鏡(リケイ)が今日も側室たちをはべらせ、くつろいでいた。司音はそこでようやく自分が10日も寝ていたと知り、その間、令羽(レイウ)が何度も自害しようとしては失敗し、今は断食していると聞かされる。しかも令羽の養子縁組の儀式は来月3日に決まり、すでに招待状も出されていた。司音は師兄に会いたいと懇願したが、その時、思いがけず大皇子・離怨(リエン)がやって来る。慌てた離鏡は咄嗟に司音を長椅子に押し倒すと、動かないよう点穴した。離鏡はさも司音に襲いかかっているように見せかけた。案の定、離怨は離鏡が翼君の人質に手を出したと叱責、女に飽き足らず男とも戯れていると蔑む。離鏡は悔し紛れに司音は男装しているだけで本当は女だとうそぶいた。すると離怨はどちらにせよ天族と戦になった時に後悔するとけん制し、帰って行く。「…お前は女だな?俺はとうに見破っていたぞ?」離鏡は司音の点穴を解いてやると、ようやく自由になった司音は慌てて長椅子から飛び降りた。「崑崙虚(コンロンキョ)では誰も見破れなかったのに!」「…?ということはやはり女なんだ、ずいぶんあっさり認めたな~」離鏡に鎌をかけられた司音はうっかり白状していた。離鏡は来月3日に司音たちを逃がしてくれると言った。しかし司音はなぜ翼族の皇子が手を貸してくれるのか分からず困惑する。すると離鏡は司音と気が合うと話し、すでに友と思っていると言った。司音は正直、驚いたがこれも縁、友になることにする。ただ翼族公主・臙脂(エンジ)の思いには答えられず、男のまま真実を伝えないことになった。翌日、離鏡はいつものように蓮の池で酒を飲んでいた。そこに側室が現れ、2人は自然と顔を近づける。しかし離鏡はふと司音と池に落ちた時のことを思い出し、なぜかその場から逃げ出してしまう。その夜、閉関している墨淵は司音の夢を垣間見た。…師父!師父!早く助けて下さい!いいえ!来れば擎蒼(ケイソウ)の思うつぼです!…「お前は今、翼界にいるのか?!」師匠の夢を見ていた司音は急に目を覚ました。そこに突然、泥酔した離鏡が乗り込んで来る。「阿音…お前が好きだ」「はあああ?」離鏡は思わず司音の胸ぐらに手をかけて衣を脱がそうとしたが、司音は頑に拒否した。「暗黙の了解だろ?なぜ拒む?」「いつそんな了解したよ?!」驚いた司音は力一杯つきとばすと、離鏡は寝床に倒れ込んでそのまま酔い潰れてしまう。「何が暗黙の了解よっ!暗黙の妖怪かっつーの…ブツブツ…」←とは言ってないwしかし司音は初めて告白に不思議と悪い気はしなかった。天界に翼君・擎蒼から招待状が届いた。東華帝君(トウカテイクン)は今回こそ翼君が謀反を起こすと確信し、司命星君(シメイセイクン)に大紫明宮の情況を探らせることにする。同じ頃、招待状が届いた崑崙虚では門弟たちが怒り心頭だった。大師兄が2人を探しに出かけているため、留守を預かる2番弟子・長衫(チョウサン)は軽率に動けずに悶々としていたが、ふと気がつくと大殿の前に修練を終えた墨淵の姿がある。すでに事情を把握していた墨淵は1人で令羽と司音を連れ戻しに行くと決め、自分が戻ったらすぐ山を封印するよう命じておいた。翌朝、目が覚めた離鏡は昨夜の失態を覚えていなかった。司音から経緯を聞いても嘘だと言い張ったが、急に激しく動揺して出て行ってしまう。呆れた司音は気晴らしに蓮の池にやって来た。池のほとりで玉清崑崙扇(ギョクシンコンロンセン)を眺めていると、偶然、臙脂が通りかかる。臙脂は気持ちを伝えようとしたが、結局、そのまま帰って行った。翼族の王女は天族の者に嫁げない、ならば思いは早く立つべきだと分かっている。そんな2人の様子を岩陰から離鏡が見ていた。…俺は一体どうした?本当に好きになったのか?…司音が池のほとりに腰を降ろすと、結界から墨淵が飛び出して来た。突然のことに呆然となる司音、しかし本物の墨淵だと気づいて思わず抱きついてしまう。「しふぉ!」「大丈夫か?この屈辱はいずれ晴らす、まずは9師兄を救おう!」離鏡は墨淵が来たと知り、慌てて戻って行った。墨淵は見張り役を一瞬で片付け、令羽の部屋に入った。司音は断食で憔悴しきった令羽を支えて何とか立たせる。「師父…不肖の弟子がご迷惑を…」「お前は私の弟子、そんな言葉は一切、不要!」墨淵は令羽と司音を連れて小屋を出たが、そこへ離怨が現れる。離怨は翼兵に攻撃を命じたが、墨淵の一撃であっけなく全滅した。墨淵は邪魔だてする翼兵たちを次々に片付けたが、ついに翼君・擎蒼が軍隊を従えて立ちはだかった。すると後ろから離怨が駆けつけ、墨淵たちは挟み撃ちの様相となる。「擎蒼、翼族の王ともあろう者が卑劣にもほどがある… 決着をつけたいなら、ここで戦うまで」「(ふっ)望むところだ!」墨淵と擎蒼の1対1の戦いが始まった。2人のぶつかり合いは激しい風を巻き起こし、その強大な衝撃波で周囲の翼兵たちの剣は真っ二つに折れてしまう。すると擎蒼は急に方向を変え、卑怯にも司音と令羽を狙った。しかし離鏡が助太刀に現れ、2人をかばう。「逃げろ!東皇鐘(トウオウショウ)を持ってる!」(※)その時、雷鳴が轟いた。墨淵は司音の天劫(デンゴウ)だと気づき、隙を見て司音と令羽を連れて飛び去ってしまう。翼君は獲物を逃し激怒したが、離鏡は父がどうせ自分を殺せないことを知っていた。すると翼君は歯軋りし、自分に楯突いた離鏡を地下牢に監禁してしまう。崑崙山に墨淵たちが戻った。墨淵は令羽を預け、弟子たちに直ちに山を封印するよう命じる。そして慌てて司音を引っ張って行くと、洞窟に投げ込んで封印した。司音は墨淵が天雷を受ける姿を目の当たりにし、必死に出してくれと叫ぶ。しかしついに3道の天雷が終わり司音は無傷で飛昇、そのまま気を失って倒れた。墨淵は司音を抱きかかえると、ちょうど蓮池がある中庭を抜けて房間へ向かう。すると金蓮はまるでその様子を見ているかのように輝きを放った。司音は寝台で目を覚ました。1番弟子・疊風(チョウホウ)は師匠なら内傷を治すため閉関したと教え、未熟な師弟を諭す。「17よ、今後はしっかり修行しろ、また師父に天劫を受けてもらうつもりか?」「師父は大丈夫ですか?」「師父は翼界から戻るなり山を封じた、初めからお前の天劫を受ける気だったんだな…」司音は大師兄の話の途中だったが、慌てて飛び出して行った。司音は洞窟の結界の前で泣き崩れた。「しふぉぉぉ~私は迷惑ばかりかけるダメな弟子ですぅ 修行が足りず天劫の日を読めませんでした~ 早く出て来て下さい…17が汁物を作りますから…(うわ~ん)」司音の言葉に墨淵はうっかり失笑し、咳き込んでしまう。すると悲しみに暮れる司音の後ろに墨淵に良く似た男の霊が現れた。…そんなに泣けば師父の心が乱れる、まったくバカな狐狸だ…一方、翼界では臙脂が監禁された離鏡を解放、森まで逃げていた。臙脂は父の怒りが収まるまで人間界に行くよう勧め、離鏡の座騎・火麒麟(カキリン)に任せて戻って行く。火麒麟はなじみの玉景苑(ギョクケイエン)へ行くかと聞いたが、離鏡は崑崙虚へ行くと言った。「崑崙虚?…って天族の聖地の?!」司音は人が変わったように修行に励んだ。それにしても離鏡が最後に言った言葉が気にかかる。…逃げろ!東皇鐘がある!書物には″東皇が出れば万物は灰と化し、諸天がのまれる…″とあった。つまり東皇鐘は最も威力のある神器で、墨淵が作ったという。そこへ思いがけず司音に来客がやって来た。キャア(*^ꇴ^)<四哥(スーグァ)~!.✧°˖✧(  ̄꒳ ̄)✧˖°✧. 九王~!> (^ꇴ^*)キャア@管理人司音は4兄・白真(ハクシン)との久しぶりの再会に喜び、思わず抱きついてしまう。そんな2人の様子に困惑する疊風、すると司音は慌てて白真から離れ、事情を話した。「あ…折顔(セツガン)のもとで一緒に遊んでいて、私も四哥と呼んで来たんです(汗」白真は妹が上仙になったと知った。しかし白浅(ハクセン)は正直に墨淵が代わりに天劫を受けてくれたと教える。すると白真は白浅が翼界に行ったせいで、とんだ騒ぎになっていると呆れた。擎蒼の暴挙を重く見た天君は翼族を抑え込む策について折顔(セツガン)と話し合うことになり、白真も呼ばれたという。擎蒼が反乱を起こすのは間違いない。白真は妹が一番下の弟子なので出陣はしないだろうと言ったが、白浅は師匠が出陣するなら自分もついて行くと言った。その頃、折顔は九重天にいた。父神が混沌に戻った日、折顔は伏羲琴(フッキキン)を封印したので戦に出ても役に立てないという。天君は了解し折顔を見送ると、太古の神々の凋零(チョウレイ)を嘆いた。東華帝君は墨淵の力で当座はしのげると安心させたが、永遠の太平を得るには自分たちの意のままになる者を擎蒼の後釜に据えるしかないと助言する。そこで翼族を探ってきた司命星君が詳しく説明した。擎蒼の大皇子・離怨は天族を憎み、第2皇子・離鏡は女色にふけっているという。離怨は勢力固めのため離鏡を虐げており、目下、父子も兄弟も反目している状態だった。つまり東華帝君は愚かな第2皇子を次の翼君にすることで長きに渡る太平が実現すると示唆したのだろう。崑崙虚に白真の座騎が到着した。白浅は兄を見送りながら、生まれたばかりの姪の名前を尋ねる。「名は鳳九、白鳳九(ハクホウキュウ)だ」「鳳九?″九天を舞う鳳凰″か?壮大な名前ね」しかし型破りな名前では婚姻の縁を絶つのではないだろうか…。すると最後に白真はこれだけは覚えおくよう念を押した。「墨淵に従い出陣することには反対しない、ただ忘れないでくれ お前には4人の兄がいる、1人で背負おうとするな」「分った」( ๑≧ꇴ≦)<分かった!@管理人離鏡と火麒麟が崑崙山のふもとに到着した。しかし火麒麟は崑崙山の″龍気″で離鏡の元神が傷つく可能性があると言って引き止める。離鏡はそれでも司音に会いたいと熱望し、火麒麟を待たせて登り始めた。離鏡が無断で足を踏み入れたため、次々と剣気が襲いかかって来た。懸命に払い避けたが、天族の領域で功力が弱まっているため、切り傷を負ってしまう。すると偶然、通りかかった第16番弟子・子闌(シラン)が剣気を止め、離鏡を助けてくれた。子闌は礼儀正しい離鏡を信用し、崑崙虚へ案内した。知らせを聞いた司音は何事かと書房へ向かうと、なぜか離鏡がいる。「二公子?あの日は助けてくれてありがとう、あの後、平気だった?」すると離鏡はいきなり司音を娶るために来たと言い出した。司音は途方もない話に困惑し、そもそも自分は崑崙虚の弟子だと告げる。「お前が驚くのも無理はないが、聞いてくれ お前が紫明宮を去ってから、俺はお前を思い続けていた もう他の女を愛せないと気づいたんだ」つづく※「東皇鐘を持ってる!」=ここが字幕では「殺されるぞ!」になっています、大事なセリフだと思ったけど違ったのかな?ちょっとびっくり( ๑≧ꇴ≦)<しふぉーっ!(数少ないの墨淵派ですwその理由が分かるのはまだ先ですが…)
2019.06.17
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香蜜沉沉烬如霜 Ashes of Love第11話「人間界での気晴らし」旭鳳(キョクホウ)は錦覓(ジンミー)の気配を感じ、人間界に降りた。早速、土地神を集めたが、誰も火神の仙童らしき娘を見ていないという。すると他にもうひとり張福徳(チョウフクトク)という土地神がいると分かり、その管轄へ行くことにした。一方、撲哧君(ボクセキクン)こと彦佑(ゲンユウ)は賭場で錦覓に荒稼ぎさせた資金で妓楼へ案内した。しかし牡丹(ボタン)という名前の妓女がいると聞くなり錦覓は逃げ出してしまう。牡丹と言えば長芳主しかしらない錦覓、てっきり連れ戻されると勘違いしたのだ。理由を聞いた彦佑は大笑い、ふと錦覓が本当は女子だと思い出し、今度は男色の店に案内する。錦覓は他の席にいる客の真似をして人間界の楽しみを学んでいたが、そこへ突然、旭鳳が現れた。「ふぉんふぅぁん!なぜここに?あ!分かった!お楽しみに来たんでしょう?」「?!お前を探しに来たんだろうが!」旭鳳は錦覓の手を取り、彦佑に栖梧(セイゴ)宮の者に手出しは許さないと言ったはずだと迫った。すると潤玉(ジュンギョク)が駆けつけ、錦覓は自分の賓客だと教える。そこで彦祐と話があると告げ、旭鳳に先に錦覓を連れて戻るよう頼んだ。(; ꒪ꈊ꒪)oO(マズい…旭鳳と錦覓が郊外で待っていると、潤玉が彦佑を連れて追いついた。彦佑はすでに殊勝な顔になっている。すると旭鳳は兄が錦覓を人間界に隠していたことに驚き、そのせいで濡れ衣を着せられたと訴えた。潤玉は捕らわれの身となった友を助けたまで、まさかそんな大事になっているとは知らなかったと謝罪する。2人の話を聞いていた錦覓はふと鳳凰が長芳主に自分の居場所を教えるかもしれないと心配になり、皆で酒でも飲もうと誘った。(^ꇴ^)b<人生の楽しみは飲み食いと遊ぶこと!桂花酒(ケイカシュ)を出してあげる!思わぬ錦覓の言葉に旭鳳と潤玉は唖然となった。龍「″飲み食い″と″遊び″???」鳥「…誰の教えだ?」コイツです>( * ॑꒳ ॑*)⸝→( ꒪ȏ꒪;)ヒィィィ~屋敷に戻ると彦佑は罰として逆さ吊りにされた。また錦覓の面倒を怠った土地神・張福徳も罰として苦役を命じられる。すると彦佑は泣きながら反省の弁を述べた。⊂⌒~⊃ _Д_)⊃<酔いによる妄言でした~人生の楽しみは琴棋書画で~す、言い間違えで~す旭鳳は念のため錦覓の額に指を当てて調べると、根元は汚されていないと分かって安堵する。錦覓は恩人の彦佑に同情し、旭鳳と潤玉を酔わせて助け出そうと決めた。錦覓は酒を取りに行くと言って席を離れた。旭鳳は兄の様子から錦覓に気があると確信し、今のうちに警告しておく。「ジンミーは私たちが想ってはならぬ者だ…」潤玉は言葉を失ったが、そこに錦覓が戻ってきたため話は終わった。錦覓は2人に次から次へと酒を飲ませ、やがて潤玉は酔いつぶれた。あとは旭鳳を残すのみだが、なかなか酔わずに手を焼く。しかしよくよく見てみると、旭鳳は目を開けていたが、すでに泥酔していた。そこで錦覓は旭鳳に肩を貸して寝所へ運び、約束通り千年の霊力が欲しいと頼む。旭鳳は酔っていたが、約束を果たすために火の属性を和らげる水霊珠で錦覓に霊力を授けてくれた。( ゚ロ゚)!!<おおお~!ふぉんふぅぁんの純粋な霊力は他とは違うわ~!すると旭鳳が急に前のめりに倒れ、錦覓は咄嗟に抱きとめてやった。その姿はまさに月下(ゲッカ)仙人の秘蔵の書にあった画集そのもの!錦覓はこれも修行なのかと勘違いし、妓楼で見た男の真似をしてみた。( ՞ਊ ՞)<二鳳~可愛がってやるぞ~(あれ?効果がないわ)錦覓にもてあそばれる旭鳳。やがてふと目を覚ました旭鳳は、愛しい錦覓を見て思わず鎖霊(サレイ)のかんざしを抜いた。美しい花のような娘に戻ったジンミーを前に旭鳳は自分の気持ちを抑えられず、うっかり錦覓を押し倒してしまう。しかしあと少しというところで我に返り、旭鳳は慌てて部屋を出て行くことにする。「君は私に情があり、私もまた然り、だが禁断の想いは許されぬ 私たちが一緒になれば天罰が下り、灰と消える…」錦覓にはさっぱり分からなかったが、そのまま疲れて眠ってしまう。旭鳳は酔い覚ましに夜風に当たった。するとまだ吊るされた彦佑がいる。彦佑は錦覓がなぜ霊力にこだわるのか教える代わりに旭鳳に解放してもらうことに成功した。…錦覓は友だちの多肉仙・肉肉(ローロー)と外の世界へ飛び出し、川沿いで窮奇(キュウキ)に襲われてしまう水妖の彦佑は川から飛び出して窮奇を追い払ったが、肉肉は錦覓をかばって瘟針(オンシン)を受けていた錦覓は自分の命と引き換えに肉肉を救って欲しいと彦祐に懇願したが、残念ながら肉肉は消散してしまう『来世があるなら…また友達に…』『ろぉろぉぉぉぉぉ~っ!!!』この時、錦覓は初めて涙というものを流し、衝撃のあまり喀血して気を失った驚いた彦佑は自分の霊力で介抱しながら、これも定めだと言い聞かせる『修練すれば植物から人の姿になれる、その時、友達を失望させるな』…錦覓は彦佑への恩返しと肉肉を救うために必死で霊力を集めていた。本来、窮奇の瘟針で霊力が散ったなら蘇生はできないが、彦佑は錦覓に希望を与えるために嘘をついたという。旭鳳は思いがけず錦覓の辛い過去を知り、なぜ黙っていたのかと漏らした。すると彦佑は考えなしの錦覓も時には思いが深いと話し、仲間だと認識している旭鳳を傷つけたくなかったのだと教えて姿を消す。そこへ2人の話を聞いていた潤玉が現れた。旭鳳と潤玉は彦佑がかつて窮奇を退けたと知って驚いた。窮奇の霊力は斗姆元君(トボゲンクン)がほぼ封印していたとは言え、残された霊力も侮れない。確かに彦佑の霊力は純粋で深く、他の十二支の仙人を凌ぐ力を持っていた。すると先ほど彦佑が数手であっさり捕らわれのは、わざと力を抑えていたのだろうか。それにしても水系法術を操り、火の霊力を恐れもしないとは…。その時、2人は彦佑が例の曲者の特徴と一致することに気づいた。しかし旭鳳は今は静観し、背後にいる者を探ろうと提案する。一方、何も知らずにぐっすり眠っている錦覓…。寝所を訪ねた旭鳳はそっと錦覓に別れを告げ、天界に帰って行った。「私が君にできる最後のことだ…今後は体を大事にするんだぞ」翌朝、目が覚めた錦覓は寝台に美しく輝くかんざしを見つけた。喜んで髪に挿して中庭に出ると、潤玉がちょうどお茶を入れている。錦覓は潤玉から旭鳳が天后の誕生日が近いためすでに帰ったと聞いた。錦覓と潤玉は対局が途中だった碁の続きを始めた。潤玉はすぐ錦覓のかんざしに気づき、精巧な柄のかんざしだと探りを入れる。しかし錦覓はただ拾ったと答え、気に入ったのならあげると言った。潤玉は錦覓が何も知らないと分かり、その鳳翎(ホウレイ)では輝きが強すぎるので葡萄の蔓の方が似合うと笑う。「私も葡萄の蔓の方が好き、古風で素朴だけど華麗だわ」そこで錦覓は蔓を出し、潤玉に贈った。喜んだ潤玉は法術でかんざしに加工、その場で髪に挿したが、その隙に錦覓が指した一手で勝負がついてしまう。「私の勝ちね!朝餉(アサゲ)をごちそうするわ!」錦覓は賭け事で得た″銀色の物″があれば何でも売ってもらえると嬉しそうに教えたが、ふと千年の霊力をもらったことを思い出して法術を放ってみた。碁盤に反応が出たことから、錦覓は碁石を包子(パオズ)に変えることにする。しかし白の碁石はなぜか包子ではなく、大きな雹(ヒョウ)になった。そこへ突然、土地神・張福徳が現れる。今日から苦役で老君府の丹房(タンボウ)へ行くため挨拶に来たが、そこにはなぜか美しい娘がいた。つづく(´⊙౪⊙)あれ?10話あたりで本編だと思ってたけど違ってた~!脱落者続出かしら?ちょっと心配wwwでもふぉんふぅぁんがイイ!
2019.06.17
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如懿传 Ruyi's Royal Love in the Palace第8話「疑惑の塗り薬」延禧(エンキ)宮に純(ジュン)嬪(ヒン)・蘇緑筠(ソリョクイン)がやって来た。海(ハイ)常在の見舞いのためだったが、まだ眠っているので嫻(カン)妃に挨拶に来たという。昨夜の騒ぎは誰もが聞こえない振りをしていたが、純嬪はなぜ嫻妃が行ったのか不思議がった。如懿(ニョイ)は放っておけなかったと答えると、純嬪はもめても仕方がないと冷めている。すると如懿は少し風邪気味でつい鼻をすすった。純嬪は蔵香(ゾウコウ)をたくよう勧め、沈水香(ジンスイコウ)を好んで使っているのは嫻妃くらいだと笑う。「この匂いが好きなの、どっしりしているしね 沈水香のような心を持てれば何が起きても恐れないわ」一方、咸福(カンフク)宮には嘉(カ)貴人・金玉妍(キンギョクケン)がやって来た。嘉貴人は母国から取り寄せた人参を差し入れたが、慧(ケイ)貴妃・高晞月(コウキゲツ)は機嫌悪い。策を弄したことが裏目に出て3ヶ月も召されなくなり、結局、嫻妃と海常在が得をした。慧貴妃はまだ腹が立って仕方がない様子だが、嘉貴人は我慢できず失笑してしまう。「海常在と嫻妃に怒りをぶつけたでしょう?まだ気が晴れないの?ふふふふ~」慧貴妃は思わずみかんを投げつけ、そもそも嘉貴人が考えた策だと八つ当たりした。海常在が目覚め、惢心(ズイシン)が知らせにやって来た。しかし誰にも会いたくないようで、窓紗(ソウサ)を閉め切り身動きひとつしないという。純嬪は仕方なく日を改めて出直すと言って帰って行った。如懿は心配してすぐ珂里葉特(ケリエテ)海蘭(ハイラン)の様子を見に行くことにした。惢心は海常在のため、すでに古参で真面目な沢芝(タクシ)を侍女に付けたと報告する。海蘭は寝台で身体を起こしてはいたが、咸福宮で辱められた衝撃で憔悴しきっていた。いまだに目を閉じるとあの夜の恐怖が蘇ってくるという。海蘭は如懿に抱きついて号泣、しかし如懿はこれを機にか弱い海蘭を鼓舞した。「私たちが住んでいるのは後宮よ、安穏と暮らしていては危険だわ…」宮中に生きる者はどんなことでもするが、だからと言って怒っても仕方がない。如懿は同情されるくらいなら平気なふりをすると言った。「歯を食いしばって耐え抜き、後日、策を考える いちいち本気にしていたら笑い者よ?あなたさえ動じなければいじめる方も諦める」 そこへ三宝(サンポウ)がやって来た。皇帝が呼んでいるが要件は分からず、ただ急用だという。仕方なく如懿は海蘭に良く考えるよう言い聞かせ、惢心を連れて出かけて行った。養心殿に到着すると、殿前で李玉(リギョク)が罰を受けていた。王欽(オウキン)の話では熱い茶を出して皇帝を火傷させた罰だという。如懿は昨夜の借りもあり、後で薬を取りに来るよう声をかけた。如懿と惢心が殿内に入ると皇帝と皇后が待っていた。実は皇后が6日ぶりに玫(マイ)答応・白蕊姫(ハクズイキ)に会ったところ、顔を見て驚いたという。そこで当日の騒ぎの現場を目撃し、その後に玫答王を永和宮へ送り届けた如懿を同席させることになった。皇后は待たせていた玫答応を呼ぶと、玫答応は面紗(メンシャ)を外して見せる。すると侍医院から処方された薬を塗っていたにも関わらず、腫れが引くどころか、逆に悪化していた。その頃、海蘭は帰りが遅い如懿を心配していた。まさか昨夜の件で皇帝に叱られているのでは…。海蘭は心配になって侍女・葉心(ヨウシン)に様子を見てくるよう頼んだ。弘暦(コウレキ)はひとまず玫答応が受け取った薬を侍医・斉汝(セイジョ)に調べさせることにした。すると斉汝は玫答応の薬の中に肌に有毒な瑠璃茉莉(ルリマツリ)が混入していると証言する。玫答応は涙ながらに恨まれる覚えなどないと訴え、当然、薬を届けた素練が毒を盛ったと責めた。驚いた皇后は自分が素練に届けるよう命じたが、もし自分の仕業なら玫答王を養心殿に連れては来ないと釈明する。素練も関与を否定、当時、侍医院で腕の傷に同じ薬を少し塗ったが、自分の傷には異常がないと腕を見せた。ならば他に薬に触れた者はいないのか。その時、素練が永和宮に嫻妃がいたと証言した。すると玫答応はさも今、思い出したかのように嫻妃が薬のふたを開けたと漏らす。急に疑惑の目を向けられた如懿は困惑し、そもそも玫答応が自分から毒入りか確かめるよう頼んだはずだと反論した。しかし玫答応は嫻妃以外に薬に触れていないと訴え、嫻妃が嫉妬から自分を陥れたのだと決めつける。思いがけない展開に頭を抱える弘暦、すると皇后は自分が調べると申し出た。「嫻妃、どちらにせよ尋問させてもらうわ 慎刑司(シンケイシ)は後宮の刑罰を司る、妃嬪も奴婢も必要があれば慎刑司で尋問を受ける 無実なら問題ないはずよ、とにかく一度、慎刑司へ出向いてもらう」弘暦は庇いだてもできず、せいぜい拷問は用いらないよう釘を刺すことしかできなかった。その時、突然、海蘭が現れる。「皇上!嫻妃娘娘の仕業ではありません!あり得ないことです!」海蘭は少し前から外で待っていたが、如懿の危機を見過ごすことができなかった。海蘭は如懿の香り袋には瑠璃茉莉が入っていないと証言した。惢心はすぐ嫻妃の腰から香り袋を外して侍医に渡すと、斉汝は中に入っているのは粉状の大血藤(ダイケットウ)だと認める。実は内務府が配った香り袋には穴が開いていたため、修復しようと海蘭が持ち帰っていた@5話。すると中身の瑠璃茉莉も質が悪く変色しており、海蘭は同じように湿気を除いて体の巡りを良くする大血藤に差し替えておいたという。それでも玫答王は諦められず、大血藤にも毒があるのではと食い下がった。しかし斉汝は無毒だと否定、こうして如懿の潔白が証明される。「今なら嫻妃を蔑んだ内務府に感謝したいです」海蘭は皇帝の前で立派に話し、もはやあの怯えた弱々しい姿はどこかに消えていた。弘暦は自分の妃を蔑ろにした内務府を調べるよう命じ、またこの件の調査を嫻妃に任せると決めて散会した。皇后はむやみに嫻妃を疑ったことで皇帝に叱責され、肩を落として長春(チョウシュン)宮へ戻る。すると皇后の帰りを嘉貴人が待っていた。皇后は全て慧貴妃の軽挙のせいだとぼやき、海常在と嫻妃を結託させ、自分や玫答応に影響したと嘆いた。それにしても玫答応の薬に毒を入れたのは誰なのか。嘉貴人は自作自演かもしれないと吹き込んだが、誰の仕業にせよ利を得たのは嫻妃だと言った。「今に皇后と対等に振舞い出すやも…(ニヤリ」皇后は動揺を隠せなかったが、嘉貴人は自分で脅かしておきながら怖がる必要などないと笑う。「皇后は正妻で皇子や皇女もおり、ご実家は名門です、皇上ですら一目置くほど…」口のうまい嘉貴人に思わず笑みがこぼれる皇后、嘉貴人は皇后の気が晴れたところで帰って行った。長春宮の太監・趙一泰(チョウイッタイ)は王欽に頼まれ、蓮心(レンシン)に贈り物を渡そうとしていた。蓮心は拒否していたが、その様子を偶然、皇后が見かける。素練が事情を話すと、皇后は確かに王欽を味方につければ有利だと気づいた。しかし所詮は宦官、さもなくば蓮心を嫁がせることができたが…。如懿は罰で怪我をした李玉を延禧宮へ呼んだ。李玉は割れた瓦の上に1刻、鉄の鎖の上にも1刻ひざまづいていたという。王欽は李玉が機転を利かせて皇帝の歓心を買ったことや、昨夜の騒動を皇帝に知らせことで不機嫌になり、些細なことを理由に処罰していた。如懿は自ら手当てしながら不寛容な者の前では才能を隠すよう助言し、養心殿に戻っても王欽に不機嫌な顔をみせては駄目だと言い聞かせる。李玉は嫻妃の教えに感謝し、雲南(ウンナン)から献上された白薬(ハクヤク)をもらって帰って行った。惢心は嫻妃が用心深くなったと気づいていた。如懿はこうも騒動続きでは用心しなければ命を落とす危険があると話す。「王欽という者は要注意よ」「李玉は誠実ですね」「そうね」すると如懿は惢心によもぎを海蘭へ届けるよう頼み、ひとりになるとしばし悶々とした。その夜、急に皇帝が延禧宮に現れた。弘暦は如懿を辛い目に合わせたと詫び、実は皇太后から助言されて寵愛を控えていたと暴露する。そうすれば如懿が妬みを買わないと思っていたが、いろいろな事が起こって考えが変わったのだ。「片隅に咲く花は誰にも気にされず踏みつけられる…それなら朕が堂々と一緒にいてやる」「私の好きな皇上のお言葉を?」「どれだ?」「″安心せよ″…この言葉があれば慎刑司へ送られても平気です」如懿は腰入れした日に聞いたこの弘暦の言葉を支えとし、分かり合えれば不安や恐れはないと信じていた。弘暦は誰に遠慮する事なく延禧宮に通うようになった。海蘭もすっかり元気になり、如懿と穏やかな日々を過ごしている。そんなある日、三宝が慎刑司の報告を伝えた。満子(マンシ)という侍医院の太監が薬の調合の際に誤って容器の内側に瑠璃茉莉の粉を付けてしまったという。素練が使ったのは上の方だったので問題がなかったとか。実は拷問で導き出したのがこの二言のため、慎刑司は嫻妃の意向に従うと伝えてきた。すると如懿は全て自白したなら杖刑50回のあと辛者(シンジャ)庫に送るよう命じる。海蘭は誰かが陥れようとしたのにこれで終わりにするのかと困惑した。しかし如懿は深追いすれば満子が自害すると心配し、皇后と慧貴妃が巻き込まれているからこそ追求しないと教える。海蘭の炭の件も同じ、皇帝は調べないのではなく調べたくないのだ。「皇上は後宮の安寧をお望みよ、ご意向に背いてまで追求しても意味がないわ」つづく(^ꇴ^)今回もハイランは可愛かった♪さて慧貴妃ほど残酷になれない如懿果たして見逃された犯人はこれでおとなしくなるでしょうか?つづく〜♪
2019.06.17
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如懿传 Ruyi's Royal Love in the Palace第7話「雪夜の裁き」慧(ケイ)貴妃・高晞月(コウキゲツ)は生意気な玫(マイ)答応(トウオウ)・白蕊姫(ハクズイキ)に我慢がならなかった。しかし皇后・富察(フチャ)琅嬅(ロウカ)は騒ぎが大きくなれば皇帝の怒りを買うことになると戒め、仕返しなら陛下の熱が冷めてからでいいという。慧貴妃は冷静になった途端、皇帝に処罰されるのではと不安を漏らした。皇后は呆れながらも侍女・素練(ソレン)に玫答応の薬を届けさせることにする。一方、玫答応のしつけを任された嫻(カン)妃・烏拉那拉(ウラナラ)如懿(ニョイ)は永和宮にいた。寝殿では答応の身分では使えないはずの紅籮(コウラ)炭が焚かれており、殿内には皇帝が下賜した扁額が掲げられている。そこで如懿は扁額の書[儀昭淑慎(ギショウシュクシン)]の意味を教え、遠回しに玫答応を諭した。「古典の″儀礼(ギライ)″にある言葉よ、″淑女は礼儀を重んじ慎み深くあれ″… 皇上はそうお思いだから賜ったのよ」しかし玫答応は妃嬪たちから芸妓上がりと見下されたと訴え、侮辱は許さないと息巻いた。如懿は思わず失笑してしまったが、玫答応は侮られまいと嫻妃も烏拉那拉氏の出では辛いだろうと言い返す。そこに皇后の侍女・素練がやって来た。素練は慧貴妃の命令で侍医院から腫れ止めの薬を持って来たと言った。玫答応は毒入りかもしれないと怪しみ、嫻妃に調べて欲しいと頼む。如懿は蓋を開けて匂いを嗅ぐと、自分が謹慎中に処方してもらった薬と同じだと安心させた。そこで素練はこれ以上、騒いで皇帝の耳に入ればかえって玫答応の無礼も不問にできなくなると圧力をかける。玫答応はその意味を察し、この薬で手を打つと言ったが…。如懿は慧貴妃に炭を横取りされている海(ハイ)常在・珂里葉特(ケリエテ)海蘭(ハイラン)のため、ひそかに炭を届けさせていた。しかしその日は運悪く御花園から戻った慧貴妃が裏口から帰って行く嫻妃の太監たちの姿を目撃してしまう。養心殿の副総管太監・王欽(オウキン)は皇后の侍女・蓮心(レンシン)にご執心だった。その日、長春宮へ皇帝からの食事の誘いを伝えに来た時も蓮心に色目を使う。蓮心は気味悪がって素練に訴えると、素練は皇帝の側仕えだから愛想よくしてもらえているだけだと呆れた。冷え性に加え皇后の倹約奨励のせいで冬の寒さが堪える慧貴妃。寝殿の中なら見つからないと厚手で豪華な衣をまとったが、そこへ嘉(カ)貴人・金玉妍(キンギョクケン)が見舞いにやって来た。そこへ運悪く海蘭も見舞いに訪れる。侍女・葉心(ヨウシン)がまた慧貴妃に何か言われる前に見舞いに行った方が良いと勧めたからだ。「お加減が悪いと伺いお見舞いに…」しかし慧貴妃は着飾った姿を見られてばつが悪く、余計に気が滅入ると怒鳴って海蘭を追い返した。嘉貴人は海常在が嫻妃に告げ口するかもしれないと警告した。焦った慧貴妃は嫻妃が海常在にこっそり炭を届けていると話し、自分への当てつけだと声を荒げる。すると嘉貴人はこれを利用して海常在を陥れるよう勧めた。「あら、冷え性に苦しむ慧貴妃の炭を盗むとは…そんな手癖の悪い者は処罰しなければ…ね?」その夜は雪になった。皇帝と皇后は食事の後、そのまま養心殿で就寝する。慧貴妃は皇后が後宮を留守にしている機に乗じ、海常在が炭を盗んだと濡れ衣を着せて罰することにした。しかし知らせを聞いた如懿が咸福(カンフク)宮に駆けつける。すると海蘭は雪の舞う夜空のもと裸足で罰を受けながら、必死に無実を訴えていた。聞いてみれば海常在が慧貴妃の紅籮炭を盗んだせいで慧貴妃の冷え性が悪化したという。その証拠に海常在の捨てた灰に紅籮炭の燃えさしが混じっており、王府があてがった侍女・香雲(キョウウン)の証言もあった。香雲は海常在から慧貴妃が贅沢をしているので紅籮炭を盗んでくるよう命じられ、皇帝の寵愛を得ている慧貴妃が妬ましいと言っていたと嘘をつく。海蘭は愕然となり、ようやく香雲が慧貴妃に懐柔されていたと気づいた。「香雲…この3年、手厚く報いてきたはずよっ!(ガクブル」慧貴妃は素直に謝罪した香雲は不問にしたが、罪を認めない海常在を厳罰に処すと言った。そこで如懿はよく考えるとおかしいと正論をぶつける。「今日は12月20日、紅籮炭は毎月1日に内務府より支給されます 1日8斤でひと月240斤、海常在が横取りしたというなら10日分の炭ですね? 10日分の炭なら80斤、海常在の部屋に隠しきれる量ではないとすぐ分かります!」その時、あまりの寒さに耐えかねた海蘭が倒れてしまう。一方、如意の侍女・惢心(ズイシン)は自分の判断で養心殿に駆けつけていた。そこで王欽に事情を話して皇帝に伝えて欲しいと頼んだが、追い返されてしまう。惢心は仕方なく引き返したが、話を聞いていた太監・李玉(リギョク)が呼び止め、自分が伝えると約束した。如懿は身体がすっかり冷えた海蘭に自分の外套をかけ、しっかり抱きかかえた。すると慧貴妃は確かに80斤もの紅籮炭は一度では使いきれないと納得し、太監・双喜(ソウキ)に海常在の部屋を捜索しろと命じる。そこで侍女・茉心(バツシン)はついでに海常在の着物の中も調べようと言い出した。憤慨した如懿は海蘭に触れることは許さないと反発したが、咸福宮の主は慧貴妃であり上位の妃、その命令を止める力はない。如懿は太監たちに拘束され、茉心は無理やり海蘭の衣を剥ぎ取ろうとした。海蘭の泣き叫ぶ声と怒号が飛び交い、騒然となる咸福宮。しかしその時、皇帝と皇后が現れる。弘暦(コウレキ)は冷え性が酷いと聞いて見舞いに来たと告げると、慧貴妃は急に殊勝になって具合が悪いふりをした。ひとまず殿内に入った皇帝たち。慧貴妃は海常在が自分への嫉妬から紅籮炭を盗んだと訴え、証拠があると言った。そこへ如懿と海蘭が身なりを整えてやって来る。如懿は皇帝に事の顛末を説明しようとしたが、弘暦が話を遮った。「嫻妃よ、この間、申したではないか、海常在は紅籮炭が使えぬと…」弘暦は咄嗟に自分が嫻妃に海常在へ炭を届けるよう命じたと嘘をつき、海常在をかばう。如懿も海常在は潔白を示すためであっても決して口外しなかったとその忠誠心を称えた。慧貴妃は呆気にとられていたが引っ込みがつかず、炭の件は良くても嫻妃の不敬罪があると訴える。しかし弘暦は失笑し、雪の中で哀れな姿になっただけ十分に罰を受けたと退けた。「とは言え懲罰をはっきりせねば、そなたの気も収まらぬだろう…」すると弘暦は主を密告した香雲を死ぬまで打つよう命じ、すぐ中庭で執行されてしまう。「宮中の者に思い知らせたい、これが主人を陥れた者の末路だ」「ま、まったくです…香雲については私も処罰を考えていたところでした」慧貴妃は怯えながらそう言った。その場にいた奴婢たちは一斉にひざまずき、今日の言葉を戒めとすると誓う。弘暦は騒ぎが収まったところで、皇后と帰ることにした。慧貴妃が侍医から3ヶ月の静養が必要だと診断されたことを受け、弘暦はその間、夜伽を免除すると言って事実上の罰を与える。またこの機会に海常在を延禧(エンキ)宮に移すことを認めた。ようやく悪夢のような毎日から解放されることになった海蘭。しかし裸足で罰を受けたせいで怪我を負い、侍医は嫻妃に完治するかどうか分からないと報告した。皇帝と皇后は養心殿に戻って休んだ。王欽は勝手に皇帝に報告した李玉を叱責、養心殿を仕切っているのは自分だと脅す。一方、如懿は密かに皇帝を呼んでくれたのが惢心だと気付いていた。すると惢心は実は王欽に追い返されたが、李玉が伝えてくれたと教える。確かに王欽は皇后と慧貴妃の味方、しかしどうやら李玉は違うらしい。如懿はつくづく惢心の見識の高さに感心した。「阿箬(アジャク)は利口だけど少し言葉が過ぎる、あなたは冷静に物事を観察して欲しい」こうして延禧宮の夜は更けていった。海蘭は薬を飲んでぐっすり眠っていたが、辱めを受けた衝撃から悪夢にうなされている…。つづく(TㅅT)ハイラン~本当に寒そうだった~でも良かった~じぇじぇと一緒に暮らせることになって(^ꇴ^)それにしても阿箬って賢いのか?忠誠心は確かだけど軽率にしか見えないわ
2019.06.16
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三生三世十里桃花 Eternal Love第2話「翼族の野望」崑崙虚(コンロンキョ)の中庭にある蓮池。ここにある金蓮は実は父神(フシン)がかつて墨淵(ボクエン)に授け、崑崙虚の蓮池に浮かべて人の形になるまで仙術で守って欲しいと頼まれたものだった。金蓮は書房へ向かった司音(シイン)を見送るかのように、金色の光を放っている…。墨淵は9番弟子・令羽(レイウ)を呼んだ。今夜から半月あまり閉関(籠もって修行)するため、その間、司音の世話を頼むという。「17(司音)は怠け者で修行を嫌う 半月後、天劫(テンゴウ)が下ることをまだ知らない」令羽は師匠が自分が戻るまで司音が出歩かぬよう、冲虚真経(チュウキョシンキョウ)の書写を命じたのだと気づいた。司音は令羽の監視のもと書写に励んでいた。しかし2兄の子が産まれることから、どうしても青丘(セイキュウ)へ見に行きたい。そこで一緒に祝宴へ行こうと9師兄を誘い、近道もあると説得しが無駄だった。「(ヤレヤレ)師兄が監視してたって、どうせ僕は簡単に抜け出しますよ? でも一緒に行けば監視していることに変わりないじゃないですか?」令羽は結局、口がうまい司音にそそのかされ、下山してしまう。司音と令羽は青丘と翼(ヨク)界の境界を歩いていた。しかし運悪く逆賊を追っていた翼族と出くわし、取り囲まれてしまう。そこへ悠々と翼君・擎蒼(ケイソウ)が現れた。司音は覚悟を決めて拝礼し、自分たちは十里桃林に住む折顔(セツガン)上神の従者で道に迷ったとごまかす。翼君は折顔も青丘と同じ考えで天族や魔族、翼族の確執に干渉していないとし、敵意は見せなかった。そこで司音と令羽は早々に立ち去ろうとしたが、翼君は大紫明宮(ダイシメイキュウ)に招待するという名目で2人をさらってしまう。紫明宮で盛大な宴が開かれ、司音と令羽は表向き客人として招かれた。すると翼君は第二皇子・離鏡(リケイ)がいないと気づく。翼族公主・臙脂(エンジ)は2兄なら生母の命日で外出していると教えたが、大皇子・離怨(リエン)は急に不機嫌になった。仕方なく翼君は話題を変え、一目で気に入った令羽を自分の養子に迎えたいと言い出す。司音は翼君を怒らせないよう、せめて折顔に相談させて欲しいと訴えたが、実は翼君は初めから2人が崑崙虚の弟子だと勘付いていた。昨年の天君の誕生日、翼君は使者に化けて祝辞に行ったが、その時に墨淵のそばにいる司音を見たという。「お前は墨淵を"師父"と呼んでいたな?わははははは~!」こうして2人は捕らえられ、別々に監禁されてしまう。その頃、離鏡は側室たちと一緒に湯池(温泉)を楽しんでいた。すると火麒麟(カキリン)が駆けつけ、何やら耳打ちする。「父君が崑崙虚の者を?これを機に謀反を起こす気か?…まあ俺には関係ないが」古屋に監禁された司音は仙術を唱えてみたが効果はなかった。やはり令羽の言った通り大紫明宮では上神のように高い階級でなければ邪気のせいで完全に仙術が使えないらしい。その頃、天界の第2皇子が大紫明宮に今年の恩賞を届けにやって来た。天君は自分の誕生日に四海八荒に恩賞を配っている。しかし翼君は自分をまるで四海水軍のごとく臣下として扱う天君に呆れ果てた。この30万年、天族が天下の主となって久しいが、そろそろ交代する時が来たらしい…。すると翼君は偏殿で待っている第2皇子を追い返せと命じた。九重天では天君の誕生日の祝宴が開かれていた。そこへ翼界から帰って来た第2皇子が到着、翼君が恩賞を受け取らず、自分を追い返したと報告する。天君は現在の翼君があまりに傍若無人なため、謀反でも起こさぬかと危惧した。武神である墨淵がいるとは言え、翼君の手には天地を滅ぼす東皇鐘(トウコウショウ)がある。その昔、父神は結盟の証しとして翼族に東皇鐘を贈った。これによって天族と翼族は数十万年も安泰が続いたが、今になってその東皇鐘が災いとなる。しかも祝宴には諸族の首領が顔を見せず、天族は内憂外患だった。そこで天君は絶大な信頼を寄せる東華帝君(トウカテイクン)に良策がないか聞いてみる。すると東華帝君は青丘と姻戚になればどうかと提案した。「なるほど…青丘の狐帝は十里桃林の折顔とも懇意にしている 姻戚で鳳凰族・九尾狐一族との関係が深まれば、戦になってもこちらに勝算がある…」新入り神仙はある神仙になぜ天君はあの白髪の神仙の言うがままなのかと聞いた。実は東華帝君は数十万年前、天地の神となり四海八荒の主だったという。しかし四海が太平になると自らその座を降り、現在の天君に譲っていた。東華帝君は言わば天族の太上皇(タイジョウコウ)と言える。「であなた様は?」「司命星君(シメイセイクン)、人間の運命を司る者だ」令羽と司音がいなくなって8日(※)が過ぎた。疊風(チョウホウ)の心配をよそに、師弟たちはどうせ司音が令羽を騙して遊びに行った程度にしか考えていない。しかし疊風が心配しているのには別の理由があった。実は司音は間もなく上仙(ジョウセン)になる天劫を受ける。まだ未熟な司音ではいつ天劫を受けるか予測できず、もしもここ数日に訪れたら大変なことになるだろう。その頃、臙脂は一目惚れした司音を逃がしてやろうと決め、黒鳥を放った。黒鳥は見張りの兵を眠らせると、小屋の中へ入る。…小仙使、宮中に兵がいない間に逃げて!鳥に従って北に向かうの…すると黒鳥は外へ飛び出して行った。司音は一瞬、罠ではないかと疑ったが、すでに捕らわれの身ならだます必要はないと考えた。司音は黒鳥を追いかけて鬱蒼とした森の中を走って行った。しかし途中で黒鳥を見失ってしまう。司音は辺りを見回してみると、運悪く池のほとりに1人の翼族がいた。男と目が合った司音は咄嗟に引き返そうとしたが、男に呼び止められてしまう。↓「ここへ来い」男は司音をまじまじと見つめ、変わった色味の衣を褒めた。ちょうど父への祝いの品を探していたところ、その衣を譲って欲しいという。男はいきなり司音から衣服を剥ぎ取ろうとして2人はもみ合いになった。するとそのまま一緒に池に落下、司音は法術が使えないため溺れそうになってしまう。しかし男が司音を抱きしめ、妖術で空気を補給してくれた。池から上がると、男は司音に身分を聞いた。司音は天族だと教え、その男がてっきり翼君の″養子″なのだと思う。しかし男は失笑し、翼君の第2皇子・離鏡だと言った。驚いた司音は咄嗟に逃げようとしたが時すでに遅し、離鏡の妖術に捕まって引き戻されてしまう。思いがけず接近した司音の顔の美しさに目が釘付けになる離鏡、しかしふと我に返って狼狽し、司音を突き飛ばした。「何者だ?!」「私は墨淵上神の17番弟子で司音、あなたの父君に捕まったんだよ」「お前か、父君の養子ってのは」「いや、それは9師兄だよ、私はついでに捕まっただけだ」司音はあきらめて素直に捕まることにしたが、離鏡は興味がないらしい。翼兵たちが駆けつけても、離鏡が追い払ってくれた。「で、妹が見初めた優男とはお前だな?宮中で聞いたんだ、臙脂が天族に惚れたとな あいつが逃がしたんだろう?それが惚れた証拠だ」「いや、誤解です(汗」「妹が好きな男なら人手に渡すわけにいかないな、特別に俺が送って行ってやろう」「どこへ?」「当然、元にいた場所に戻るんだよ」その頃、離怨は配下から第2皇子と司音が酒を飲んでいたと報告を受けた。2人は池に落ちたようで全身がびしょ濡れだったという。「2皇子に構う必要はない、崑崙虚の仙使と懇意にさせておけ 天族と戦になった時、機会を見計らって告発してやる」司音は結局、また小屋に戻る羽目になった。そこで離鏡と酒を酌み交わし、すっかり酔いつぶれて眠ってしまう。すると司音を心配した臙脂が駆けつけた。臙脂は2兄の姿に驚き、自分の気持ちを知られたとあって気まずい。天族と翼族では婚姻など無理、ましてや戦をしようとしているところだというのに…。離鏡は確かに養子の件を口実に兵を挙げて謀反を起こすつもりだと分かっていたが、自分には興味がないと安心させた。臙脂は喜び、挙兵に反対なら仙使を逃して欲しいと頼む。離鏡はちょうど酔いつぶれた司音が10日ほど起きられないことから、その間に脱出計画を立てようと言った。「こいつとは気が合う、ここで死なせたくないんでな」その頃、青丘では狐帝と狐后に待望の初孫が生まれていた。父となった白奕(ハクエキ)は公主の誕生を喜んだが、白浅(ハクセン)のように手がかかりそうだと苦笑い。赤子の額に鳳尾花(ホウビカ)に似た赤いあざがあることから、狐后は白鳳九(ハクホウキュウ)と名付けた。白奕は早速、青丘の民に公主をお披露目、民たちは狐族で2人目となる公主の誕生に湧いた。司音はようやく目が覚めた。すると小屋に2人の宮女が現れ、第2皇子が湯池で待っていると伝える。つづく※字幕版では「8日」ですが中文では「七八日」となっています確かに天族にとって8日なんて大した日数じゃない気がするけど…( ̄◇ ̄;)
2019.06.15
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香蜜沉沉烬如霜 Ashes of Love第10話 「天后の疑念」旭鳳(キョクホウ)が魔界で負傷した件に何か裏があると気づいた天后と鳥族公主・穂禾(スイカ)。潤玉(ジュンギョク)の関与を疑う天后は穂禾に命じ、窮奇(キュウキ)と魔界三王を調べさせることにする。一方、夜神を慕う鄺露(コウロ)は徴兵で唯一、璇璣(センキ)宮に志願、潤玉はその熱意に負けて受け入れていた@4話。すると急に穂禾に呼び出され、自分たちに協力して潤玉の行動を逐一報告すれば好きな場所へ配属してやると誘惑される。しかし鄺露は自分が望んで璇璣宮に入ったと説明して拒否、憤慨した穂禾は天后を敵に回すことになると脅した。鄺露は穂禾から勧誘されたことを潤玉に報告、璇璣宮が閑散としている理由が天后の嫌がらせだと知った。潤玉はこの数千年、天后からの誘惑に耐えた者はいなかったと話し、全員、追放したと教える。すると鄺露は魘獣(エンジュウ)と同じように自分を信じて欲しいと言った。錦覓(ジンミー)は夜空を見上げながら、流れ星を待っていた。その時、本当に流れ星が現れ、錦覓はあの日のように旭鳳が落ちてきたのだと喜ぶ。しかしやって来たのは潤玉だった。潤玉は旭鳳なら大事ないと報告して錦覓を安心させたが、錦覓は流れ星を見たのでてっきり旭鳳だと思ったと説明する。すると潤玉は法術を放ち、流星群を見せた。錦覓はとても喜び、霊力の高い潤玉なら結界を破れると気づく。そこで外に連れ出し欲しいと懇願すると、潤玉は少し悩んだが承知してくれた。その頃、魔界では固城(コジョウ)王が天帝に憤っていた。窮奇(キュウキ)の捕縛後に天帝が挙兵する約束だったが、動く様子はない。配下は先の大戦でも天帝が約束を違えたことを思い出し、即位を助けた恩を忘れたのかと悔しがった。今回まんまと窮奇を回収され、確かに重要な手駒を失った魔界、しかし固城王は野心家の天帝が天界と魔界だけで満足するはずないと分かっていた。「機が熟すのを待ち、私が六界を統べる王として君臨するのだ」穂禾は魔界での調査を終え、天后に報告にやって来た。密偵によると旭鳳を傷つけたのはやはり窮奇で、魔界三王と夜神は無関係だという。しかし他に同行者がいたことが分かった。それは旭鳳の仙童として新しく入った錦覓で、実は長芳主が鳥族へ食料を断ってまで探していた精霊だという。旭鳳がなぜ襲われたのか現場にいた2人にしか分からないが、その後、花界が聖草まで使って旭鳳を救ったことが解せない。すると天后はどうやら事は単純ではないと気づき、今度はあの仮面をつけた黒衣の密偵を花界に送り込むことにした。仮面の密偵は早速、精霊に化けて花界に潜入し、調査を終えて戻った。芳主たちに変わったことはなかったが、水鏡の中に極めて強力に封印された家があったという。しかし封印を破れば気づかれる可能性が高く、密偵は強行しなかった。天后は旭鳳を助けてもらった礼を届けるという名目で自ら花界を訪ねた。そこで旭鳳が襲われた時にその場にいた葡萄の精・錦覓に会いたいと頼んだが、長芳主・牡丹(ボタン)は錦覓なら謹慎中なので会えないと断る。「雑務が山積みゆえ、どうかお引き取りを」天后は無下に追い返されたが、長芳主が頑なに面会を拒んだことで逆に疑惑が増した。果たして錦覓とはいかなる凶相の主か、ぜひ見てみなくては…。天后は勝手に醴泉院(レイセンイン)までやって来ると、そこへ長芳主が駆けつけた。長芳主は天后らしからぬ行動を非難したが、それでも天后は無視して入ってしまう。しかし部屋の中はもぬけの殻だった。その頃、錦覓は璇璣宮に隠れていた。鳳凰の傷の具合を見に行きたいと頼んだが、潤玉は栖梧(セイゴ)宮の前は見舞客が大勢並んでいるため、錦覓が現れたら大騒ぎだと反対する。錦覓は確かに天界にいることがバレてしまうと気づき、今はやめておくことにした。そこでまた流れ星が見たいと頼むと、潤玉は虹の向こうにある天の川へ連れて行ってくれる。「これが天の川?!こんな絶景、初めて見たわ!」しかし錦覓は昼間に星を見張る昴日星君(ボウジツセイクン)に比べ、皆が寝静まっている夜に仕事をする潤玉は寂し過ぎると同情した。すると潤玉は孤独に生きる定めなのだと話し、何をするのも1人で、もはや孤独が何かすら知らないという。錦覓はそんな潤玉に月下美人の種を贈った。「夜にだけ花を咲かせ、昼間はほとんど花を閉じてるの あなたによく似てると思う、これで友達が増えたわね」潤玉は錦覓のおかげで璇璣宮は本物の花を得られたと喜んだ。「これが花開く日には君と共に愛でたいものだ…」「ええ、その時はぜひ教えてね」そこへ急に鄺露がやって来た。長芳主が錦覓を探しに来たという。潤玉は天界より混沌とした人間界の方が探しにくいと提案、錦覓を連れて姿を消した。潤玉は山間の静かな屋敷を準備して錦覓の住処にした。錦覓は久しぶりに鎖霊(サレイ)のかんざしを挿して男装すると、潤玉は仮の名前として陵光(リョウコウ)を授ける。すると早速、夜神の仙気に気づいた土地神が現れた。潤玉は土地神に陵光を紹介し、数日ほどここで過ごさせて欲しいと頼む。土地神は夜神の来訪を喜び、この山の主として陵光を守ると誓った。錦覓は大街に出かけた。露店で美味しそうな菓子を買うことにしたが、そこで人間界に遊びに来ていた撲哧君(ボクセキクン)こと彦祐(ゲンユウ)と出くわす。錦覓は陵光と名を変えたと教え、実は悪いことをして謹慎中だったが逃げ出したと説明した。すると彦祐が宿を探すと言ってくれる。しかし錦覓は夜神に用意してもらったと教え、撲哧君を招待することにした。天帝は水神・洛霖(ラクリン)が引きこもっている洛湘(ラクショウ)府を訪ねた。実は数日後に天后が誕生日の宴を開く。出席しなければ天后が不満の表れと誤解し、仙人たちの噂になっていることもあって、必ずや風神・臨秀(リンシュウ)と2人で来て欲しいという。洛霖は出席すると同意したが、潤玉の許嫁となる子どもの可能性については明言を避けた。旭鳳は穂禾から天后が錦覓に会いに行ったと聞いた。しかし錦覓はまた失踪してしまったという。そこへちょうど怒り心頭の長芳主と海棠(カイドウ)芳主が乗り込んできた。2人はまた火神が錦覓を連れ出したと誤解したが、旭鳳は2度と花界に行かないと約束した以上、違えることはないと断言する。その時、知らせを受けた天后が現れた。「精霊が失踪した程度で天界に乗り込み旭鳳を責め立てるとは…ここにはおらぬ!」一触即発の天后と長芳主たち。すると旭鳳は錦覓を必ず捜し出すと約束し、今日のところは帰って欲しいと頼んだ。潤玉が将棋や琴、詩や経の話に付き合ってくれるおかげで錦覓は退屈しなかった。しかし彦祐は高尚な娯楽も良いが、痛快な世俗の楽しみとは比べものにならないという。錦覓は興味津々、早速、彦祐にその遊びに連れて行ってもらうことにした。彦祐は錦覓を連れてなぜか反物屋にやって来た。そこで店主に合言葉を言うと、地下の賭場へ案内してくれる。錦覓は賭け麻雀に参加したが、音で上がり牌が分かってしまうため楽勝だった。店主は勝ち続ける錦覓に困り果て、2人を追い出してしまう。それでもかなりの銀子が手元に残った。つづく(^ꇴ^)密偵が花界に到着してクルッと回って変装した時、てっきり中身はそのままの女装かと思って焦ったら違った(笑
2019.06.14
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香蜜沉沉烬如霜 Ashes of Love第9話「長芳主の後悔」「ジンミー仙子は私の想い女なのです…」火神・旭鳳(キョクホウ)は長芳主・牡丹(ボタン)に自分の素直な想いを打ち明けた。ただ長芳主の天界への拒否反応は激しく、日を改めて出直し、疑いを晴らすと共に自分の真心を理解してもらうことにする。しかし長芳主は2度と錦覓(ジンミー)に会わせるつもりはないと頑固で、錦覓を連れて消えてしまう。長芳主は錦覓を花神塚に座らせた。錦覓は命じられるまま花神・梓芬(シフン)の位牌に嘘はつかないと誓いを立て、長芳主の疑問に答えて行く。外してしまった鎖霊(サレイ)のかんざしについては、錦覓の腰にある釈霊(シャクレイ)袋にあった。長芳主は安堵したが、火神以外に錦覓の本来の姿を見た者はどれくらいいるのだろうか。錦覓は次々と名前を挙げて行くと、長芳主は始末して口封じできる人数ではないと断念した。何より恐れたのは錦覓が火神に対して異性への情があるかどうかだ。すると錦覓は鳳凰なら友達だと教え、確かに夜幽藤(ヤユウトウ)を出して助けたが、それは恩返しだと説明する。∫* ˙꒳˙)<それにふぉんふぅぁんが千年の霊力をくれるって約束です∫; ゚ェ゚)<約束ってただ霊力をもらうだけ?∫* ˙꒳˙)<?それ以外に何が?長芳主は念のため錦覓を調べてみると、確かに隕丹(インタン)は無事だと分かって胸をなでおろした。そこで改めて天界が花界の永遠の敵であると言い聞かせ、墓前で天界と関わらぬよう誓わせる。しかし錦覓は長芳主が帰った後、花神に慌てて付け加えておいた。…天界の人々と関わらないと誓いましたが、鳳凰も小魚仙倌も月下仙人も人ではなく神仙です…花神様、どうか寛大なお心で見逃してください~(>人<;)旭鳳は約束を守り、花界に現れた。錦覓は芳主たちと旭鳳の話し合いを木の陰から盗み見ることにする。すると旭鳳は意中の人に会うためなら水火も辞さない覚悟だと宣言し、錦覓に会わせて欲しいと懇願した。玉蘭(ギョクラン)芳主は激昂、海棠(カイドウ)芳主もなぜ″いつも″花界に手出しするのかと呆れている。「ましてや相手が錦覓とは何を血迷われたのか?」「″ましてや″?ジンミーは葡萄の精霊では?お言葉の意味が分かりかねます」旭鳳は困惑したが、長芳主は追求すべきでないことが世の中にはあると言った。「火神殿下に忠告しておくわ、錦覓の外見に心を惑わされると、辛い思いをするのは殿下です」「器量が全く関係ないわけではないが、惹かれたのは純粋なところです」玉蘭は旭鳳の返答に思わず鼻で笑った。「天界の上神はどうせ口先ばかり、数万年前にも同じことを言った神仙がいたわ その時は心を奪われていたとしても、夢から覚めればなかったことにするくせに!」旭鳳は花界にどんな宿怨があるのか知らず、話を聞かせて欲しいと頼んだ。すると海棠芳主はなぜか天帝に尋ねたらどうかと突っぱねる。長芳主はそこで海棠芳主を止め、他の女子なら良いが錦覓だけは駄目だと言った。その時、旭鳳は幼い頃に父がよく見つめていたある美しい女性の肖像画を思い出し、全てを察する。「(はっ!)私の父と先の花神が…?」しかし盗み聞きしていた錦覓は話が遠回し過ぎて事情が飲み込めなかった。旭鳳は愕然となり、そのまま帰ることにした。錦覓は千年の霊力をもらうため後を追ったが、旭鳳は目くらましの術で錦覓の姿も声も聞こえない。しかしすぐそばに錦覓がいると感じ、別れを切り出した。「君はこう言った、″鳳凰花は二季咲きの花で1季目に縁が訪れ2季目には散る″と… 今ようやく理解することができたよ 縁というものは最後に散り、咲いて散った花は全て塵となる… これも全て天により定められていたこと、誰も逆らえない 私がいなくてもしっかり生きるんだ…ジンミー、元気で…」錦覓は旭鳳の言葉の意味が分からなかったが、なぜか胸が熱くなった。すると長芳主が現れ、錦覓の手を引いて連れて帰ることにする。しかし錦覓は急に激しく胸が痛み、気を失った。…夢の中、氷の世界にたった1人きりの錦覓すると大きな氷のつぼみを見つけるその中には精霊らしき人影が見えた『私はジンミー、あなたの名前は?』『私は霜花よ、ジンミー、私をここから出して』霜花は好きな人に告白したいので出して欲しいという錦覓は早速、法術を放って助けようとしたが…「ジンミー!」錦覓は長公主の呼びかけで急に目が覚めた。錦覓は長芳主の許可が出るまで醴泉院(レイセンイン)にこもることになった。あの胸の痛みは何だったのか、そしてあの夢は一体…。「ローロー、どうして私を置いてふぉんふぅぁんは1人で行っちゃったんだろう?」旭鳳と潤玉(ジュンギョク)は天帝に任務を終えたことを報告した。そこですぐ窮奇(キュウキ)を灰にするよう嘆願したが、天帝は陰陽の気が化けた獣ゆえ生死の命運が五行のいずれにもないと承諾しない。ともかく後のことは自分で何とかすると伝え、それより旭鳳の怪我を心配した。旭鳳は錦覓のお陰で花界の夜幽藤で解毒できたと話し、こうして功績をあげることができたのも卞城(ベンジョウ)公主・鎏英(リュウエイ)の協力や、潤玉が自らを犠牲にして霊力を分けて助けてくれたおかげだと上奏する。天帝は兄弟の助け合いに感心し、2人に火人参(カニンジン)と天山雪蓮(テンザンセツレン)を下賜した。天帝は錦覓と鎏英にも褒美を下賜すると決めた。しかし錦覓は花界の掟を破ったせいで水鏡から出られないため、ひとまず鎏英だけ天宮に招れる。鎏英は旭鳳と潤玉と一緒に栖梧(セイゴ)宮にやって来たが、そこに旭鳳の帰りを待ちわびていた鳥族公主・穂禾(スイカ)が駆けつけた。穂禾は旭鳳と親しげな鎏英を敵視し、初対面から2人はけん制し合う。すると錦覓の帰りを楽しみにしていた月下仙人が現れた。錦覓が戻らないと知って遊び相手がいないとがっかりする月下仙人、しかし思いがけず気風がいい魔族の公主と意気投合する。そこで赤い糸を渡し、お気に入りの男の足首に結ぶよう勧めた。「どうしよう?この糸を誰に結ぼうかしら?」鎏英は旭鳳を選ぶようなふりをして穂禾を動揺させたが、よく考えてからにすると笑う。その時、月下仙人はふと旭鳳が怪我をしていると気づき、脈診した。「瘟針(オンシン)か?!」月下仙人は旭鳳の身体からすでに毒が抜けていることを確認して安堵した。それにしてもなぜ腕の立つ旭鳳が瘟針を避けられなかったのか。旭鳳は錦覓をかばったとバレないよう話を遮ったが、運悪く天后がやって来た。すでに旭鳳の怪我を知っていた天后は、自分の息子である旭鳳だけが瘟針に刺されたことを怪しむ。誰かが仕組んだのではと勘繰り、涅槃入りの時に息子を襲った曲者も未だに見つからないと潤玉へ当て付けた。旭鳳は日が落ちて来たので潤玉に仕事へ行くよう勧め、逃がしてやる。月下仙人も鎏英を誘って姻縁府に戻り、穂禾も空気を読んで退室した。「なぜ兄上に辛く当たるのです?」潤玉は同腹ではないものの、旭鳳にとっては一緒に育った兄だった。しかし天后は潤玉の生母が卑しい家柄の出身だと蔑み、血は争えないと潤玉を嫌う。そこで旭鳳はもしや自分たち以外にも父に子供がいないか聞いてみた。「省経閣にある絵を見ました、あれは先の花神では?」すると天后は当時のことを知らない旭鳳に花神への恨みを爆発させた。あれは4千年前、魔性の女・梓芬は容姿を武器に天帝を惑わせたのだという。天帝は花神と関係があったどころか、花神を天后の座につけるため、自分を廃位しようとまでした。「自分で身を守れねば、私たち母子は今頃どうなっていたか分からぬ」旭鳳はある結論にたどり着いた。…ジンミー、やはり今生では一緒になれないようだ…ともかく旭鳳は母に兄を排除しようなどと考えず、父への恨みも忘れて欲しいと頼んだ。一方、栖梧宮を出た潤玉は省経閣へ書物を取りに行く途中、偶然、天帝と出くわした。父上が幻とはいえ花を愛でるとは珍しい。しかし天帝は外の空気を吸いに来ただけだと否定し、それより窮奇の件で意見を聞きたいと言った。潤玉は窮奇を放ったのは六界を混乱させようと企む魔界の何者かの仕業で、恐らくその目的は混乱に乗じて六界を統べることだったと進言する。ただし六界を統べようとすれば激しい戦は免れない、しかし統べる力はどの界にもないと断言した。「天界の力も十分とは言えません」天帝は一瞬、鋭い目つきになったが、潤玉の言う通りだと同意してそこで潤玉を行かせてやる。すると1人になった天帝は手のひらに御魂鼎(ギョコンテイ)を出した。「勝算はない、か…確かに容易に六界を統べることができれば挑む意義を失う 大事を成し遂げるには時がかかるものだ… 窮奇よ、命は助けてやる、2度と失望させるなよ」 紫方雲(シホウウン)宮、天后は穂禾に旭鳳が自分の苦労を分かってくれないと愚痴っていた。穂禾は穂禾で旭鳳に馴れ馴れしい卞城公主が目障りで仕方がない。天后はそれより旭鳳が魔界で負傷したことが気になった。穂禾は確かに何か裏がありそうだと疑う…。つづく( ๑≧ꇴ≦)え~天帝の仕業だったの?!どうでもいいけど花神の美人設定はもうやめてあげてw
2019.06.14
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香蜜沉沉烬如霜 Ashes of Love第8話「封印の謎」旭鳳(キョクホウ)たちは無事に妖魔・窮奇(キュウキ)を封印した。しかし魔尊の息子・熾狩(シシュウ)は錯乱状態に陥り、世子・泫狩(ゲンシュウ)に至ってはまだ意識が戻っていない。旭鳳は手当てしたので数日で回復すると安心させたが、焱城(エンジョウ)王は怒りが収まらなかった。すると卞城(ベンジョウ)王が間に入り、責を追及されるべきなのは密かに窮奇を放った者だと指摘する。実は窮奇が脱走したあの日、鎮魂(チンコン)殿の守兵交代の時間、なぜか半刻ほど無人になっていた。しかも床には御魂鼎(ギョコンテイ)の牽引痕が残っていたという。火神ほどの力があれば御魂鼎を小さくして持ち運べるが、魔族にそんな力がある者はおらず、引きずるしかない。もし窮奇が自ら脱走したなら床に残るのは御魂鼎が倒れた時の衝撃痕のはず、つまり魔界にいる地位も権力もある誰かが六界を乱そうとしたことは明白だった。焱城王は固城(コジョウ)王の仕業と気づいた。そこで二人きりになると、いきなり一撃を与えて問い詰める。固城王はもはや言い逃れできないと分かり、窮奇を放った理由を打ち明けた。天界は神魔大戦の後、魔界を制圧する機会を狙っており、見過ごせないという。今や天界の地位は絶大、六界を統括する勢いだが、あのちっぽけな花界は天界に立ち向かっていた。ところが魔界は天界の神々の顔色をうかがい、なぜ天界に勝るとも劣らない力がありながら耐え忍ばねばならないのか。固城王は窮奇を放ったことで天界が以前ほどの力がないと分かったという。火神さえ排除すれば天界など恐れるに足りない。「天界を掃討し、六界を統一して見せましょう!」焱城王はすっかり感化され、じっくり話し合って策を練る必要があると言った。固城王は王府に戻った。魔医には自分の配下を送り込んだため、泫狩の病は治らず、2度と目覚めないだろう。この機に乗じ天界と魔界を争わせ、魔尊の子も排除する計画はうまく行った。魔尊の一撃で内傷を負ったが、焱城王が魔尊でいられるのもあと数日、2度と再起も叶うまい。「私が六界を統一し天尊となった暁には、これまでの屈辱を倍にして返してやる…」錦覓(ジンミー)は自分を守って怪我をした旭鳳に薬を煎じて飲ませた。旭鳳はいやいや苦い黄連(オウレン)を飲むと、今回の捕縛に錦覓が貢献したことを天帝に報告し、褒美として千年の霊力を与えると伝える。(‘◉⌓◉’)oO(せっ千年?!見た目は怖いけど心根は優しいのね~錦覓は感激して思わず旭鳳に抱きつくと、旭鳳が抱き返す間も無く離れてしまう。「(広げた手が虚しい…)今、自分が何をしたか分かっているのか?」「分かってるわ!狐狸仙が抱恩(バオエン)って言ってた!バオエンバオエン♪ 抱きしめて恩を返すのよ…???何か間違ってる?」「…たまには役に立つことも教えるんだな~」←とは言ってないwすると情愛のない錦覓は純粋に恩返しのつもりで何度も旭鳳に抱きつき、旭鳳を喜ばせた。旭鳳は明朝、天界に戻ることになった。卞城公主・鎏英(リュウエイ)はちょうど裏庭で旭鳳を見つけ、別れを前に友情を確かめ合う。その頃、部屋に残った錦覓は多肉仙に仇を討ったと報告していた。すると机に置いてあった御魂鼎(ギョコンテイ)から肉肉(ローロー)の声が聞こえてくる。『ジンミー!ここよ!ここだってば!早く出して!』錦覓は驚いて様子を見ようと近づくと、窮奇(キュウキ)の妖術にかかって御魂鼎を開けてしまう。窮奇は飛び出すことに成功したが、まだ旭鳳の九曜真火(クヨウシンカ)が解けなかった。そこで肉肉の姿でもがき苦しみ助けを求める。錦覓は何とか肉肉を助けたいと手を伸ばしたが、危ないところで旭鳳が戻って来た。窮奇が正体を現し2人に瘟針(オンシン)を放った。しかし旭鳳は火術で針をはじき返し、再び窮奇を御魂鼎へ封印することに成功する。錦覓は悪気はなかったと謝罪し、親友の肉肉に呼ばれて無意識に開けてしまったと訴えた。旭鳳は窮奇の撮心(サツシン)術だと教え、相手が渇望するものを見せると説明する。運良く大事には至らなかったが、その時、急に旭鳳はめまいに襲われた。「葉…」「ふぉんふぅぁん!何?何が言いたいの?」旭鳳は意識が遠のく中、月下仙人の言葉を思い出していた。…やはり錦覓を想っているんだろう?何かと理由をつけてはいじめているからな…強がっても無駄だ、いつの日か彼女と離れられなくなって何でもしてやりたくなる…命をなげうってもな!"愛はいずこから訪れる深い情だ"と言うだろう?旭鳳は叔父の言う通りだったと呟いてバッタリ倒れた。旭鳳は手のひらに瘟針が刺さっていた。知らせを受けた夜神・潤玉(ジュンギョク)が仙官を連れて駆けつけたが、3日以内に解毒できなければ命はないという。しかし医学書にも解毒法はほぼ皆無だった。すると錦覓は旭鳳が倒れる前に″葉″がどうとか言っていたと教える。潤玉は夜幽藤(ヤユウトウ)のことだと気づき、仙官も解毒作用があると古書で見たと言った。ただ夜幽藤は花界の浄泉(セイセン)で1万年に1株咲くという聖草、花界と天界の積怨が深いことを考えれば長芳主が火神に渡すとは思えない。錦覓は旭鳳のため花界に戻ると決意し、鎏英も同行することになった。錦覓と鎏英は花界にやって来た。事情を聞いた老胡(ロウコ)は長芳主が夜幽藤を渡すわけないと言ったが、2人は儲盈(チョエイ)閣に忍び込む。しかしあまりに沢山の花が貯蔵されているため、夜幽藤かどれか分からず、結局、長芳主に見つかってしまう。百花宮、長芳主に罪を犯したことを咎められた錦覓は恐縮していた。仕方なく鎏英が代わりに事情を説明したが、長芳主は天帝と天后の数千年の霊力があれば旭鳳を救えるはずだと拒否する。「それに言ったはずよ、100万年の間、天界は不毛の地とすると…」花界がなぜここまで天界を毛嫌いするのか分からない錦覓と鎏英。すると追い詰められた錦覓は花界を出てからずっと旭鳳が世話をしてくれたと話し、3回も命を救ってもらったと訴える。しかし長芳主はそもそも錦覓が脱走したからだと激怒、水鏡に戻して監視するよう命じ、鎏英を花界の外へ送り返した。錦覓は長芳主に口答えし、醴泉院(レイセンイン)で1ヶ月も監禁されることになった。世話を任された老胡は連翹(レンキョウ)と夕食を届けたが、昼食も手付かずで残っている。錦覓は頑固な長芳主に絶食で抗議していたが、ふと自分で夜幽藤を出せばいいと気づいた。老胡はそこまで火神を心配するには何か下心があるのかと怪しむ。「そうよ、あるわ!ふぉんふぅぁんは私を3回も救った、おかげで私は生きてるの 肉肉も私を守るために窮奇の瘟針を受けた、また友達を失いたくないの! それに…ふぉんふぅぁんが約束してくれたの、千年の霊力をくれるって♪」老胡と連翹は千年と聞いて驚き、錦覓の霊力を守るためにも今回だけは協力することにした。鎏英は旭鳳を連れて来た潤玉と合流し、花界の入り口で待っていた。しかしいよいよ旭鳳の霊力が散り始めてしまう。潤玉は自分の霊力を入れることにしたが、水の霊力のため火の霊力で温めて蒸発させてから送り込むしかなかった。鎏英は無理して気化させても制御できねば潤玉が危険だと警告したが、潤玉は一刻を争うため手段を選べないという。錦覓は書物の絵を頼りに夜幽藤を出すことにした。赤い糸を編んで浄水池の水に浸し、法術をかける…。しかし若葉からはどうしても上手くいかなかった。何度ためしても失敗、やがて錦覓は苛立ちから赤い糸を投げ捨て、うっかり指を切ってしまう。すでに日が昇り朝になった。錦覓は残りの1日で何とか夜幽藤を出さねばならないと焦り、再び赤い糸を手にする。その時、糸に偶然、切った指の血が付着した。すると錦覓はついに夜幽藤を出すことに成功する!老胡は葡萄になった錦覓を結界から出してやった。花界の入り口で待っていた潤玉たちは安堵し、すぐに旭鳳に薬草を飲ませることにする。こうして旭鳳は意識を取り戻すと、愛しい錦覓の手を握りしめた。しかしそこに長芳主が現れる。旭鳳は錦覓が罰せられることを心配し、すべて自分の責任だと謝罪した。火神に干渉された長芳主は花界にいる精霊の管理は自分の仕事だと反発、精霊を惑わすなと憤慨する。すると旭鳳は惑わせてなどいないと断った。「ジンミー仙子は私の想い女なのです…」つづく(^ꇴ^)これ日本のドラマだったら軽く放送事故レベル?(笑でもここを乗り越えると本編だからみんな頑張れ~←何を?w確かに大きい画面で見てみるとふぉんふぅぁん、いいわ〜
2019.06.12
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香蜜沉沉烬如霜 Ashes of Love第7話「旭鳳の夢」旭鳳(キョクホウ)と潤玉(ジュンギョク)は朝食を取ることにした。天界の食べ物は薄味で物足りないため、たまには濃い味も良いと言う旭鳳。潤玉は旭鳳が珍しいことを言うと驚いたが、まさか錦覓(ジンミー)の受け売りだとは気づくはずもない。すると錦覓が息急き切って現れた。魔界の公主にわざと遠回りさせたが、どうやらまだ到着していない。そこへ卞城(ベンジョウ)公主・鎏英(リュウエイ)がやって来た。錦覓の悪ふざけに呆れながら、火神が魔界に来たと聞いて手合わせに来たという。旭鳳は快く応じ、場所を中庭に変えて相手になった。鎏英は旭鳳が剣を抜かないため、手加減されたと誤解して憤慨した。実は宝剣・赤霄剣(セキショウケン)は上清(ジョウセイ)天の神々が作って封印した剣で、荒ぶる神や妖魔を断つという。魔族の卞城公主では、切っ先が触れただけで灰と化してしまうだろう。やがて勝負がついた。旭鳳は友にこの剣は使わないと話すと、鎏英は500年後にまた手合わせしたいと頼んだ。鎏英を加え、旭鳳たちは再び朝食の机についた。すると鎏英が魘獣(エンジュウ)が吐き出した夢を見たと教え、どうやら旭鳳には想い女がいるようだとからかう。しかし魘獣にいくら高い能力があるとは言え、旭鳳の結界には入れないと潤玉は首をかしげた。「もしや昨夜は結界を張り忘れたのか?」「なるほど!だから魘獣に春夢(シュンム)を食べられたのね!」錦覓はうっかり口を滑らせ、旭鳳に睨みつけられてしまう。錦覓はまた幻術の罰を受けるのを恐れて潤玉にすり寄り、腕につかまって助けを求めた。嫉妬した旭鳳は、許嫁がいる潤玉に妙な噂が立てば栖梧(セイゴ)宮の責任になると警告する。「戻れっ」錦覓は慌てて元の位置まで戻ったが、旭鳳の目は怒っていた。夜神の婚約と言えば有名な話、鎏英はどこの令嬢なのかと興味津々だが相手が水神の娘だと聞いて困惑する。「???水神と風神に子はいないはず…」「小魚仙倌、お妃はまだ生まれていないのね~(ヤレヤレ)なんて薄情なお妃なの…ギャア!!」旭鳳は無神経な錦覓に怒って足を踏んだ。「(黙れっ!)」しかし潤玉はもっともだと失笑し、妃が生まれたら問いただそうと言った。鎏英は旭鳳たちが窮奇(キュウキ)の件で魔界へ来たと知った。捕縛はもちろんだが、なぜ脱走できたのか真相を探るつもりだという。実は封印に使っていた御魂鼎(ギョコンテイ)は上古(ジョウコ)の神器のため、窮奇の力だけで逃れるのは不可能だった。鎏英は卞城王府なら無関係だと自信を見せたが、旭鳳はともかく公正に調べたいので王府を訪ねなかったと話す。すると鎏英は自分も宿を取ったので手伝うと申し出た。旭鳳は錦覓への気持ちをごまかすため、1人で修練している錦覓を脅しておいた。「勘違いするな、あれは春夢などではなく普通の夢だ 君に口づけなどするものか、見えなかったか?ずっとかみついていたのを…」錦覓は鳥が果実を食べることを思い出し、急に怖くなって水鏡に帰らなかったことを後悔した。錦覓の泣きそうな顔を見た旭鳳はやり過ぎたと気づき、咄嗟に夢を本気にするなと安心させる。しかしこれに懲りて上神の夢をのぞかないよう釘を刺し、夢のことを第三者に話さないよう警告した。蚩刃(シジン)山の麓で窮奇の痕跡が見つかった。錦覓は一緒に行く気満々だったが、旭鳳は危険なので部屋に結界を張り、錦覓を閉じ込めてしまう。鎏英の案内で山に入った旭鳳たちは窮奇が身を隠している洞窟を発見した。何とか外へおびき出して3人で襲いかかるか?しかし窮奇を殺せば骸(ムクロ)が毒液となって千里に渡って焦土と化し、鬼も住めない土地になってしまう。やはり殺さずに魔性を除き、御魂鼎に戻すのがいいだろう。そのためには焱城(エンジョウ)王が秘蔵する隕魔杵(インマショ)が必要だった。鎏英が父に口利きを頼み、旭鳳と潤玉は焱城王府へやって来た。しかし魔尊・焱城王は隕魔杵を貸すことを渋る。すると潤玉が窮奇を放って六界を乱そうとする者が魔界にいると示唆し、狙いは魔界と他界の紛争だと話した。旭鳳は今ならまだ間に合うと説得し、追及される前に協力して欲しいと訴える。驚いた魔尊は必ず徹底的に明らかにして六界に公にすると誓ったが、隕魔杵は王族以外に貸した前例がないと困惑した。潤玉はすかさず王族からひとり遣わせるよう要求し、鎏英が同行できるよう誘導する。ところが固城(コジョウ)王が魔尊の息子たちに行かせてはどうかと進言、思いがけず泫狩(ゲンシュウ)と熾狩(シシュウ)を連れて行くことになった。鎏英の同行も認められたものの、旭鳳たちは思わぬお荷物を抱えることになった。しかし鎏英は2人の世話なら自分に任せるよう安心させ、それより問題は窮奇だと告げる。すると潤玉が古書によると窮奇が霊芝を食べると思い出す。天帝から傷を負わされた窮奇は恐らく食べ物や薬草が欲しいはずだ。蚊帳の外だった錦覓は霊芝と聞くと慌てて参加し、自分なら出せると訴える。旭鳳は当然、危険だと反対したが、錦覓は旭鳳が守ってくれるはずだと笑った。旭鳳たちは蚩刃山の洞窟の前にやって来た。錦覓は肉肉(ローロー)の敵を討つためにも失敗は許されず、ギリギリまで霊芝を出し続ける。やがて霊芝の匂いに誘われて窮奇が動き出した。旭鳳たちは一斉に岩陰に隠れ、その時を待つ。すると窮奇は思惑通り霊芝につられ、次第に旭鳳が敷いた陣に入って来た。しかし功を急いだ泫狩と熾狩が勝手に隕魔杵に封印しようと飛び出し、襲われてしまう。仕方なく旭鳳たちが助けに向かい、窮奇と直接対決になった。岩陰に隠れていた錦覓は窮奇が偶然、蹴飛ばした隕魔杵に気づき、隙を見て拾いに走った。何とか隕魔杵を拾うことに成功したものの、背後から窮奇が襲いかかる。旭鳳は瞬時に駆けつけ錦覓をかばい、窮奇の掌をまともに受けた。しかし鎏英が魔骨鞭(マコツベン)で窮奇の首をとらえ、錦覓が咄嗟に目潰しをお見舞い、難を逃れる。サボテンの粉が目に入った窮奇は痛みのあまり巨大化し、音だけが頼りとなった。そこで潤玉が音を立てて窮奇の気を引き、その隙に旭鳳が陣を敷いて窮奇を包囲する。旭鳳は暴れる窮奇を必死に押さえ込みながら錦覓に隕魔杵を使うよう指示、自分に続いて呪文を唱えるよう叫んだ。こうしてついに窮奇は隕魔杵の中に吸い込まれて行く。全てが終わった錦覓は力なくその場に倒れ、旭鳳が受け止めた。窮奇の血を浴びてしまった錦覓はもはやこれまでと覚悟を決めたが、旭鳳は窮奇の毒も隕魔杵が消したと教える。すると錦覓はあっさり飛び起きた。宿に戻った旭鳳は隕魔杵の窮奇を御魂鼎に移し、九曜真火(クヨウシンカ)で封印した。今回は天界に持ち帰り、天帝に灰にしてもらうことにする。旭鳳と潤玉は黒幕に気づいていたが、まだ憶測に過ぎないので断定はできなかった。すると今夜は月食のため、夜神の潤玉は先に帰ると告げる。ただ泫狩の傷が重いことから、慎重に対応するよう助言した。「それからお前も錦覓仙子を守って傷を負った、よく休め」「ああ、父上と母上に怪我の話はするなよ」「安心しろ」しかし深手を負った息子を見た魔尊は激怒した。つづく(^ꇴ^)お荷物2人がどう見てもボヤッキーとトンズラー「今週のビックリドッキリメカ発進!」「霊芝~♪霊芝~♪」
2019.06.11
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香蜜沉沉烬如霜 Ashes of Love第6話「窮奇の出現」天界の南天門に突如、妖魔・窮奇(キュウキ)が現れた。火神・旭鳳(キョクホウ)が駆けつけるも鳳翎箭(ホウレイセン)では歯が立たず、剣を抜いて真っ向勝負となる。夜神・潤玉(ジュンギョク)は月下(ゲッカ)仙人に天帝へ派兵を要請するよう頼み、助太刀に入った。2人に挟み撃ちにされ身動きが取れなくなった窮奇、すると錦覓(ジンミー)が飛び出して窮奇の胸をひと突きする。しかし激怒した窮奇は凄まじい妖気を放って3人を吹き飛ばし、錦覓を守った旭鳳は窮奇の一撃を食らってしまう。( ๑≧ꇴ≦)<ふぉんふぅぁん! ≡≡≡≡≡≡ ⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ズサーその時、天帝が現れた。天帝は龍気を操って窮奇を見事に撃退、後追いしないよう命じる。こうして思わぬ騒ぎに巻き込まれた老胡(ロウコ)と錦覓は結局、足止めとなった。天帝は九霄雲(キュウショウウン)殿に戻り、即刻、神仙たちと対策を練った。窮奇と癒えば900年前に六界を騒がせた際、天界が送った法力の高い者が捕らえて斗姆元君(トボゲンクン)が封印したはず、なぜまた現れたのか?旭鳳は神魔対戦のあと停戦状態でありながら不穏な動きをしている魔界を怪しみ、窮奇の出現と関係がありそうだと進言した。六界の平和が奪われることを危惧した天帝は旭鳳に魔界へ行くことを許可、宝剣・赤霄剣(セキショウケン)を授ける。「天界を代表し魔界へ行き、窮奇を退治せよ!そして事の真相を明らかにするのだ!」旭鳳が栖梧(セイゴ)宮へ戻ると、錦覓たちが待っていた。叔父に挨拶した旭鳳は、一緒にいる見慣れない仙人に気づく。月下仙人は老胡を紹介したが、老胡は錦覓を連れ去った旭鳳を敵視し、なぜか血は争えないと絡んだ。「天帝も天后もその息子もろくでなしだ!」老胡は話しても無駄とばかりに錦覓を連れて出て行くことにする。憤慨した旭鳳は、近ごろ花界が鳥族への態度を変えたのは錦覓の失踪が原因かと引き止めた。まさかただの精霊のために数千年も行き来がなかった天界へ老胡を寄越すとは、芳主たちも暇らしい。しかし老胡は挑発には乗らず、天界の者には関係ないと鼻であしらった。そこで旭鳳は錦覓に自分の意思で帰りたいのか確認したが、長芳主が怖い錦覓はあっさり帰るという。旭鳳は苛立ちを隠せず、ちょうど明日から魔界へ行くため、ここにいても仕方がないと強がった。すると錦覓は咄嗟に荷物をまとめたいので1日待って欲しいと訴える。「ここに来てから修行を始めたんだけど、暗記できていない呪文があるの 殿下、何冊か持ち帰ってもいい?」「好きな物を持っていけ」老胡は錦覓が遊び以外に興味を持ったと喜び、できるだけ多くの書を持ち帰れと言った。その夜、錦覓は旭鳳にお茶を入れ、窮奇から救ってもらったお礼を言った。∫*^ꇴ^)<命を救ってくれたお礼はしなきゃね~どんなお礼をするつもりだ?もしや?期待が高まる旭鳳。( ー̀ωー́ )<で、どうやって?∫*^ꇴ^)<???さっき″ありがとう″って言ったわ(,,Ծ‸Ծ,,)<ばーら、聞いた私がバカだった…∫๑・᷄ὢ・᷅๑)oO(また急に機嫌が悪くなった~怒りっぽいんだから…情愛のない錦覓と旭鳳の気持ちはすれ違うばかり、すると突然、旭鳳が喀血した。旭鳳は全身に気を巡らせ落ち着いたが、錦覓はそう簡単に窮奇に襲われた時の傷が治るはずがないと疑った。そこで嫌がる旭鳳の衣を無理矢理はいでしまう。すると旭鳳の身体には大きな傷跡がいくつもあった。それは戦で負った傷で、戦況が厳しい時は治療が遅れるので跡が残るという。錦覓はしみじみ上神でいるのも大変だと言ったが、旭鳳は霊力の高い者ほど使命と責任が大きく、守るべきものも多くなると教えた。「今後は簡単に他人の服を脱がすな、いいな?」「分かったわ(何でだろう?)」錦覓は旭鳳を見直し、長芳主から聞いたことがある清霜霊芝(セイソウレイシ)を贈ろうと決めた。これを食べると重傷を負った人は傷が癒え、負傷していない人は強い身体になるという。旭鳳は錦覓が貴重な清霜霊芝を出せるわけないと分かっているため、もし出せたら霊力300年だとからかった。しかし錦覓は何度も何度も失敗しながら、やがてついに清霜霊芝を出すことに成功する。すると旭鳳は急に真面目な顔になり、一体、何者だと迫った。「ただの精霊に清霜霊芝など出せるものか、花神とどんな関係が?」しかし錦覓は旭鳳が霊力が惜しくなって難癖をつけて来たと誤解、仕方なく自ら霊芝をかじると、旭鳳に口づけして食べさせてしまう。錦覓の大胆な行動は旭鳳の心を激しく揺さぶった。ただ当の錦覓に深い意味はなく、残りの清霜霊芝を渡してあっけらかんと帰ってしまう。∫  ̄꒳ ̄)oO(月下仙人の言った通り口づけで静かになった~※中文では「男を黙らせるには口づけすると良いって本に書いてあった」だった記憶@定かではない情愛のない錦覓だったが、旭鳳との口づけになぜか不思議な感覚を覚えた。ともかく自分を救うために怪我をした旭鳳をこのまま放ってはおけない。錦覓は肉肉(ローロー)の敵を討つためにも魔界で窮奇を退治しようと決めた。翌日、鳥族公主・穂禾(スイカ)は魔界へ発つ旭鳳に挨拶に来た。穂禾も錦覓が長芳主の探していた精霊だと知り、錦覓のせいで鳥族が大きな損害を被ったと憤りを隠せない。旭鳳は自分に責任があるとなだめ、長芳主に謝って疑いを晴らすと約束した。旭鳳は仙童の用意した衣に着替えて出発、忘川の桟橋から船に乗った。船頭は袂の中にいる仙女にも揺れるので気をつけるよう声をかける。錦覓が隠れているのを知っていた旭鳳は袖を振ると、錦覓は船に転がり落ちて姿を現した。すると船頭はこんな美女を乗せたのは10万年で2度目だと教える。「忘川の水が欲しいと言って数万年前に乗せた女子は絶世の美女でした 歩く姿も花のように美しかったが表情は暗く、こんな明るい娘さんではなかった 女子は岸に来ていた男に手に入れた水をひっくり返され、 男と言い争いになった後、忘川に身を投げた 男は慌てて女子を助けようとしたが、その後、2人の姿は跡形もなく消えたのです」錦覓は面白そうな話だと思っていたが、実は悲しい恋の物語だった。旭鳳は錦覓を守れるよう、魔界では自分に仕える侍女としてそばにいるよう命じた。そこで目立たないよう、仙術を使って魔界風の黒い衣装に変身する。⛓* >ωω
2019.06.11
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如懿传 Ruyi's Royal Love in the Palace第6話「新しい妃嬪」内務府総管太監・秦立(シンリツ)は皇帝が嫻(カン)妃・如懿(ニョイ)に扁額を下賜したことを受け、急に延禧(エンキ)宮を厚遇した。阿箬(アジャク)はこれまでの鬱憤を晴らすかのように、皇帝の嫻妃への寵愛の深さは他の后妃とは違うと自慢する。すると運悪く皇后の侍女たちも配給を取りにやって来た。惢心(ズイシン)と水芝(スイシ)は侍女たちが来たことに気づき、阿箬を急かして慌てて内務府を出たが…。皇后の侍女・素練(ソレン)は嫻妃の侍女が内務府で扁額を自慢していたと報告した。皇帝と嫻妃が疎遠だと思っていた富察(フチャ)琅嬅(ロウカ)は驚いたが、そこへちょうど慧(ケイ)貴妃・高晞月(コウキゲツ)がやって来る。すると皇后は寒がりな慧貴妃に黒狐の毛皮を贈り、即位後の最初の皇子は慧貴妃に産んで欲しいとおだてた。高晞月は皇后の信頼を実感し、貴重な毛皮にすっかり気をよくする。そこで皇后は嫻妃の扁額の件を慧貴妃の耳に入れ、さらに素練が通常なら皇后や貴妃が先にもらえるはずだと煽った。急に不機嫌になった慧貴妃は扁額くらい自分ももらえると漏らし、急に帰ってしまう。꒰⌯͒˘ω˘ )<相変わらず負けん気の強い…母は正しいわ、後宮を束ねるのは大変〜皇后は自分で手を下すまでもなく、うまく慧貴妃を操ることに成功した。嫉妬に駆られた慧貴妃はすぐさま養心殿を訪ねた。するとちょうど南府の琵琶奏者が来ている。皇帝は高晞月に気がつくと、白蕊姫(ハクズイキ)をけん制するかのように寵愛を見せびらかした。高晞月はこの程度の音色では皇帝の耳が汚れると叱り、白蕊姫が持っている象牙をはめた高価な鳳頸(ホウケイ)琵琶に目を留める。そこでその琵琶で見事な演奏を披露してみせた。乾隆(ケンリュウ)帝・弘暦(コウレキ)は高晞月から皇后と自分にも書が欲しいとねだられ、如懿への寵愛が悟られないよう仕方なく同意した。そこで何枚もの書を用意したが、副総管太監・王欽(オウキン)はこの中から出来の良い1枚を選ぶのかと伺いを立てる。すると弘暦は太監・李玉(リギョク)にどう思うか聞いてみた。李玉は延禧宮だけでなく皆が皇帝の恩恵に浴せるよう、他の后妃たちに下賜するためだと答える。弘暦はその通りだと認め、翊坤(ヨクコン)にも″懿恭婉順″という扁額を飾ることにした。李玉は嫻妃が入るはずだった寝宮だと思い出し、嫻妃の名前″如懿″から取ったと気づく。しかし皇帝が先帝皇后の寝宮だった景仁(ケイジン)宮にまで扁額を飾ると聞き、王欽はうっかり口を滑らせた。「陛下、皇后が倹約の奨励を…景仁宮には誰も住んでいません、無人の宮殿にまで扁額を?」「お前は皇后の言いなりか?」弘暦は憤慨すると、李玉が咄嗟に皇后も皇帝の意向には背かないと進言する。機転が利いて弁も立つ李玉、弘暦は感心して扁額の件を李玉に一任した。李玉は宦官たちに書を運ばせ退室したが、立場が無いのが王欽。皇帝がその夜は南府の琵琶奏者・白蕊姫を呼ぶよう命じたため、王欽は挽回すべく急いで手配に向かった。その頃、如懿は海(ハイ)常在(ジョウザイ)・珂里葉特(ケリエテ)海蘭(ハイラン)と一緒に安華(アンカ)殿にいた。海蘭は如懿が何も言わなくとも先帝皇后の供養だと分かっている。そんな優しい海蘭を本当の妹のように可愛がっている如懿。すると如懿は海蘭の手が冷たいことに気づき、なぜ手炉(シュロ)がぬるいのかと驚いた。侍女・葉心(ヨウシン)の話では皇后の倹約奨励のせいで寒がりの慧貴妃が海蘭の分の炭を横取りしているという。火鉢の分さえないというのに手炉までは回せず、外出の時だけ少し入れていたのだ。翌朝の議事、妃嬪たちの話題はもっぱら昨夜の迎えの馬車のことだった。札選びがなかったにも関わらず馬車の音が聞こえたが、一体、誰を迎えに行ったのか?すると皇后から思いがけず新しい妹が増えたと報告があった。敬事房を通じてすでに正式な発表があり、南府の白氏を玫(マイ)答応(トウオウ)に封じ、永和宮に住まわせるという。慧貴妃はあの琵琶の芸妓だと思い出し、確かに顔立ちが整い、鳳頸琵琶を持っていたと教えた。寝耳に水だった妃嬪たちは不満そうだったが、皇后はむやみな嫉妬は許さないと釘を刺しておく。一方、弘暦は皇太后を訪ね、服喪中にも関わらず入内させたと申し訳なさそうに伝えた。皇太后は時期が悪いと言ったが、子孫を増やすことを思えば妃嬪が少ないのは確かだと理解を示す。ただし冊封はせず、褒美だけ下賜するよう命じた。↓マイマイ@安達◯実風味高晞月は海蘭が如懿と安華殿に行ったと知り、また嫌がらせした。「心が清らかだから祈るのが好きなのね~じゃあ私の代わりに経幡(キョウバン)を作って」すると高晞月は明日の朝に使うので今日中に作れと強要した。海蘭は寒空のもと、震える指で懸命に経幡を縫い始める。やがて日も暮れると寒さは一段と骨身にこたえた。夜更けになってようやく作り終えた頃には身体はすっかり凍え、侍女たちに抱えられてやっと寝間にたどり着く。海蘭はあまりの寒さに堪え兼ね、太監・五福(ゴフク)にもっと火をおこすよう頼んだ。しかし五福は炭がもうないと訴える。実は慧貴妃が炭をくれないばかりか、嫻妃からもらった炭まで全て横取りされていた。延禧宮に炭が届いたが、今年は皇后の倹約奨励で炭が半分になった。それでも如懿はいつものように海蘭に分けるよう指示する。しかし海蘭は紅籮炭を使えない身分のため、黒炭を送ってやる必要があった。また如懿は冬の衣も何着か持っていくよう太監・三宝(サンポウ)に指示する。すると阿箬は命令通り永和宮へ錦織りを2疋(ヒキ/1巻き=2反)を贈ったと報告した。他の妃嬪らも儀礼として贈り物を届け、今や玫答応の装いは儀(ギ)貴人より高級だという。いよいよ玫答応が議事に現れた。皇后はこれから朝夕に顔を合わすことになるため、妃嬪たちと仲良くするよう告げる。面白くない慧貴妃は皇后が倹約を奨励しているのにも関わらず、玫答応の衣が贅沢すぎると非難した。しかし玫答応は皇帝からもらったと答え、皇帝と皇后どちらに従えばいいのか尋ねる。慧貴妃は言い返せずに口ごもると、仕方なく皇后が皇帝の意向が優先だと答えた。純(ジュン)嬪(ヒン)・蘇緑筠(ソリョクイン)は気の強い玫答応に驚き、思わず隣の嫻妃に苦手だと漏らす。すると如懿は距離を置いたらどうかと助言した。妃嬪たちの顔合わせが終わり、議事は散会した。門を出た如懿は阿箬に御花園を通って雪景色を見ようと声をかけたが、後ろで聞いていた玫答応が同行したいという。花園では雪景色に梅の赤が良く映えていた。玫答応は蘇州で見た緑梅がないと話すと、緑梅が好きな如懿は玫答応も蘇州にいたのかと尋ねる。実は玫答応は蘇州で芸事の修行をしており、月琴が得意で南府に買われていた。しかし皇帝が琵琶を好むことから、南府の師匠に言われるまま琵琶に変えたという。すると如懿は玫答応が寵愛を受けてもどこか不満があるようだと気づいた。玫答応はただ心もとないのだと吐露し、皇帝に愛されても嫻妃のような名門出身ではないと漏らす。そこへ慧貴妃が現れた。慧貴妃は琵琶弾きなど皇帝の暇つぶしの相手に過ぎないと蔑んだ。すると玫答応は琵琶の腕も美しさも慧貴妃には敵わないと卑下したが、それでも皇帝が自分の琵琶を聞くのは少し若いからだと言い返す。(* ̄꒳ ̄)<時の流れは早く、容赦ないですね~如懿はすぐ暴言を注意したが、玫答応は謝罪しなかった。激怒した慧貴妃は太監・双喜(ソウキ)に叩けと命じると、如懿はかえって皇帝の不興を買うと止める。しかし慧貴妃の怒りは収まらず、無礼は許されないと一喝した。驚いた玫答応は慧貴妃も包衣(ボーイ)の家から今の身分になったはずだと反発、火に油を注ぐことに…。玫答応が双喜から顔を引っ叩かれていると、ちょうど皇后が通りかかった。嫻妃から事情を聞いた皇后は誤解は良くあることとしながらも、無礼を叱るのは当然だと慧貴妃の面目を守る。しかし慧貴妃にも1度たたけば十分だと諭した。納得のいかない玫答応は感情的に折檻した慧貴妃を非難し、皇帝に訳を聞かれれば嘘は言えないと脅しておく。驚いた皇后は次があれば自分でも許さないと釘を刺し、嫻妃にしつけを任せた。如懿は拝命したものの、玫答応のあの気性では先が思いやられる…。つづく(ฅωฅ`)あ〜私のハイランががが…でも予告を見ると来週はもっと辛そう〜でも早く見たい(笑
2019.06.10
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如懿传 Ruyi's Royal Love in the Palace第5話「″音″がつなぐ思い」如意館には西洋人の宮廷画家・郎世寧(ロウセイネイ)がいた。新皇帝に即位した弘暦(コウレキ)は肖像画を描かせることになり、皇后・富察(フチャ)琅嬅(ロウカ)も正妻として一緒に描いてもらうことができる。しかし妾となる妃嬪たちは残念ながら郎世寧に描いてもらうことはできなかった。長春(チョウシュン)宮に富察(フチャ)夫人がやって来た。娘・琅嬅(ロウカ)が嫡子を産んで皇后の座に収まったおかげで、富察一族は皇帝から厚遇されている。しかし夫人は将来を見据え、特に寵愛が深い烏拉那拉(ウラナラ)氏に気をつけるよう釘を刺した。烏拉那拉氏が寵愛されても身ごもらないことは幸いだが、どちらにしてもこれから続々と新しい人間が入内(ニュウダイ)してくる。夫人は正妻ならあらゆる事態に備えるべきだと助言し、ただし手を汚すのは配下で良いと言った。夫人は帰り際、侍女・素練(ソレン)だけに皇后の助力を頼んだ。幼い頃から琅嬅に仕えて来た素練、王府があてがった侍女・蓮心(レンシン)とは比べ物にならないと信頼を寄せる。すると素練は夫人の意図を理解し、自分にできる汚れ仕事なら何でもやると決意した。相変わらず仲睦まじい乾隆(ケンリュウ)帝・弘暦(コウレキ)と嫻(カン)妃・如懿(ニョイ)。そんなある日、如懿は弘暦が絶賛していた郎世寧の絵を見ようと、如意館を訪ねた。そこで郎世寧から西洋の夫が娶れるのは妻1人だけ、妾はいないと聞く。情がなくなった時には夫が妻を離縁することも、妻から申し立てることも可能だというのだ。如懿は清の皇女や庶民なら円満な離縁も可能だが、后妃はできないと教えた。郎世寧の話はまるで如懿の憂いを言い当てたかのようだった。妾になりたい女子などいない、ましてや夫を妾と共有したい正妻もいないだろう。侍女・阿箬(アジャク)は誰かに聞かれたら処罰されると諫言し、そんな話を外でしないよう釘を刺した。ところが如懿は養心殿で弘暦の手伝いをしながら、つい一夫一妻制について切り出してしまう。弘暦は郎世寧の受け売りだと分かっており、空想など何の意味もないと一蹴した。しかし如懿は妻からの離縁も認めるべきではないかと提言し、″誰かを一途に愛し、嫌いになれば別れる″のは単純に良い事だと訴える。弘暦は西洋と清の風習は異なると諭したが、如懿は風習が違っても男女の心は同じだと反論した。「陛下は1人の女子に生涯を捧げたくないと?」「そこまでだ」無下にされた如懿は機嫌を損ね、帰ってしまう。如懿が皇帝を怒らせた話はすぐ長春宮に届いた。普段は礼儀正しいのに、癇に障ると途端に傍若無人になる嫻(カン)妃。皇后は呆れていたが、ちょうど良い機会なので他の妃嬪を皇帝に仕えさせることにした。弘暦は当てつけのように嘉(カ)貴人(キジン)・金玉妍(キンギョクケン)を訪ね、寵愛の薄い答応(トウオウ)・陳婉茵(チンエンイン)まで召した。しかし美しい嘉貴人に誘惑されても興が乗らず、婉答応にいたっては気の利いた話もできない。結局、弘暦と如懿はどちらともなく会いに出かけ、途中で顔を合わせた。そして示し合わせたように自分で描いた相手の絵を差し出し、仲直りする。すると弘暦は如懿が服喪で禁足だった時にくれた手巾を出し、肌身離さず持っていると教えた。如懿が手巾に刺繍したのは紅荔(ホンリー)と青桜(チンイン)…。「あの頃のチンイン(青桜)はホンリー(弘暦)に会えぬと思っていました…」「このホンリー(紅荔)とチンイン(青桜)と同じく、我らは決して離れぬ」弘暦は如懿と芝居を楽しみ、母との食事の約束に遅れた。皇太后・鈕祜禄(ニオフル)氏は2人が仲睦まじいことは良いとしながら、寵愛は公平に授けるべきだと苦言を呈す。「さもなくば嫻妃が妬みを買い、実家の者が心配します」「…はい、母上の教えを肝に命じます」こうして弘暦の足は延禧(エンキ)宮から遠のいていった。冬が訪れ、皇后は自ら模範を示そうと議事へ簡素な装いで現れた。内務府の帳簿を見ると毎年、布地に巨額が費やされ、過度の贅沢はもはや見過ごせなくなっているという。皇后はいくら国が強く豊かになったとは言え、後宮の浪費を容認すれば先祖が築いた基盤すら失うことになると戒めた。派手好きな慧(ケイ)貴妃・高晞月(コウキゲツ)たちは渋っていたが、仕方なく拝命する。すると皇后は今日から高価な衣や装飾品を身につけないよう命じ、化粧品や冬に配る炭も半分に減らすと決めた。弘暦は久しぶりに延禧宮へやって来た。如懿に辛い思いをさせていると分かっていたが、王府の時ほど自由に振る舞えないと訴える。「朕のためにこらえてくれ」すると弘暦は自分の書″慎賛徽音(シンサンギイン)″を下賜した。「″大姒(タイジ) 徽(ヨ)き音を嗣(ツ)いで百の男あり”、慎み深くあってこそ美徳であるという意味だ」「言い得て妙ですが、私は興味がありません」「これならどうだ?我らの縁も″音″に由来する…」2人は同時に「墻頭馬上(ショウトウバジョウ)」と言って笑った。妃嬪たちのいじめに耐える日々の珂里葉特(ケリエテ)海蘭(ハイラン)。そんな海蘭の唯一の平安は延禧宮で如懿と過ごす時間だった。しかし皇帝の来訪が減ったことで内務府の延禧宮への待遇はあからさまに悪くなっている。如懿は大して気にしなかったが、阿箬の不満は募っていた。皇后が各寝宮に配布した瑠璃茉莉(ルリマツリ)と海風藤(カイフウトウ)の香り袋も縫製が悪く、中身も粗悪なものが使われている。そこで裁縫が得意な海蘭は自分に任せてくれと言って預かることにした。そんな中、如懿の侍女・惢心(ズイシン)が偶然、幼なじみの江与彬(コウヨヒン)と出くわした。天災で離れ離れとなったが、まさか宮中で再会できようとは。江侍医はまだ3年目の新米で、女官の脈診しか任せてもらえずにいた。皇帝は最近、養心殿に南府の琵琶奏者を呼んでいた。すると奏者の1人・白蕊姫(ハクズイキ)はわざと間違え、皇帝の目を引くことに成功する。皇帝は小娘の魂胆などお見通しだったが、その愛らしい顔が気に入った。惢心は水芝(スイシ)と一緒に内務府にやって来た。すると皇帝が延禧宮に書を下賜したことから、内務府総管太監・秦立(シンリツ)の延禧宮に対する態度が急変している。惢心と水芝があからさまな態度の変化に戸惑っていると、そこへ阿箬が現れた。阿箬はこれまでの鬱憤を晴らすように嫻妃がいかに寵姫かと自慢していたが、運悪くそこへ皇后の侍女が…。つづく(O_O)位やら寝宮やら侍女やら太監まで…なかなか覚えられないでもやっぱり面白い〜(^ꇴ^)
2019.06.09
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香蜜沉沉烬如霜 Ashes of Love第5話「錦覓への恋文」洗塵(センジン)殿に手紙が届いた。錦覓(ジンミー)はいつもの火神への恋文だと思って旭鳳(キョクホウ)に渡したが、実は自分に宛てた手紙だと分かる。それは先日、姻縁(インエン)府で出くわした紫気(シキ)星使の妹・月孛(ゲッパイ)からだった。すると月孛が恋文の返事を聞くため、錦覓に会いにやって来る。情愛を知らない錦覓は月孛の真意が分からず、これまでで最高の手紙だったと月孛の気持ちを受け入れてしまう。錦覓が楽しみにしていた端午節。栖梧(セイゴ)宮でもちまきが振る舞われ、机の下に隠れていた錦覓は20個ほど手に入れることに成功した。しかし残念ながら全て1年霊力のちまきで、大王ちまきがない。(屮≧ꇴ≦)屮<マジか?!20個も食べたのに当たりがないなんてーっ!錦覓の落胆振りを見た了聴(リョウテイ)は失笑し、まだ大王ちまきを食べたという話は聞いていないと教えた。さすがにちまきは残っていないが、火神に頼まれて1つだけ届けたという。錦覓は急いで洗塵殿へ駆けつけると、旭鳳はまだちまきを食べていなかった。そこでこのちまきは不味いと吹き込んで取り上げ、代わりにお焼きを作ると言って飛び出して行く。錦覓は早速、仮山の影で大王ちまきを頬張ると、全身に500年の霊力がみなぎるのが分かった。すると待ちくたびれた旭鳳が中庭にやって来る。錦覓はそれほどお焼きが好きではない旭鳳に別の物を準備したと伝え、花のない木に仙術を放った。「鳳凰のあなたにお礼として贈るわ、″鳳凰花″って言うのよ」鳳凰花は2季咲きの花で、1季目に縁が訪れ2季目には散るが、仙術で永遠に散らないようにしたという。栖梧宮に九曜星宮の軽都(ケイト)が縁談の申し込みにやって来た。ちょうど旭鳳に会いに来た鳥族公主・穂禾(スイカ)は何の冗談かと割って入ったが、縁談といっても相手は錦覓だという。軽都は月孛と錦覓が両思いだと誤解し、すぐにでも2人の婚礼を行いたいと言った。しかし旭鳳は錦覓に月孛を娶ることはできないと断り、錦覓の髪からかんざしを抜いて見せる。すると仙術が解けて錦覓は美しい娘の姿に戻った。「鎖霊(サレイ)のかんざしのせいで皆は勘違いをしていたのだ ここに出入りしやすいよう男の身なりをさせたが、そのせいでこのようなことに…すまなかった」こうして錦覓の縁談はなくなったが、錦覓はなぜ自分も知らないかんざしの秘密を旭鳳が知っていたのか不思議だった。月下(ゲッカ)仙人は錦覓が本来は女子だと知って喜んだ。そこで姻縁(インエン)府に衣を用意すると、錦覓は葡萄色ではなく紅色の一枚を選ぶ。早速、衣をまとった錦覓、するとかつての花神がそうであったように比類なき美しさを放った。月下仙人は錦覓の妖艶さに息を飲み、旭鳳も顔に出さずとも喜ぶはずだと教える。( ・ノェ・)<喜ばせれば待遇が上がるぞ!(*゚▽゚)*。_。)*゚▽゚)*。_。)ウンウン旭鳳と穂禾が庭園で話していると、ちょうど姻縁府を出た錦覓と出くわした。思わずその美しさに目を見張る旭鳳、しかし穂禾にとって錦覓の美しさは脅威でしかなかった。旭鳳は錦覓の魅力が仙童に悪影響を及ぼすことを危惧し、やはりかんざしをつけるよう命じた。錦覓は男装した自分が旭鳳を差し置いて求婚されてしまい、旭鳳の面子を潰してしまったと詫びたが、ここで踏ん張って霊力をもらわねばならない。(๑❛ᴗ❛๑)<着替えたのは霊力を…じゃない、あなたのためよ?これを着たら喜ぶかと思って!旭鳳は錦覓が自分のために衣を着替えたと知り、自分のことが好きなのだと勘違いした。機嫌を良くした旭鳳は7日後に姻縁府で戯劇があると教え、用がなければ行ってもいいと許す。錦覓は喜んだが、旭鳳には来ないで欲しいと言った。(๑ŏ _ ŏ)<だって仙女たちが殿下に群がるでしょう?(  ̄꒳ ̄)oO(お、これはもしや嫉妬か?)(私の座る場所がなくなるもん)Oo(ŏ _ ŏ๑)旭鳳は月下仙人の入れ知恵とも知らず錦覓の気持ちを誤解し、これまでの戦功を自慢することにした。そこで棚の中にしまってある戦利品を見せたが、錦覓は妖魔たちの頭や尾、牙などを見て呆然となる。錦覓の表情を見た旭鳳はてっきり感心しているのだと思ったが、実は錦覓は旭鳳に脅されていると怯えていた。(((;꒪ꈊ꒪;)))oO(明らかに見せしめよ~!結局、旭鳳はかんざしを釈霊(シャクレイ)袋にしまい、錦覓が女子のままでいることを認めた。すると錦覓は旭鳳がやはり六界一の美男の座を守りたいのだと誤解してしまう。∫ ー̀ωー́ )<小っちゃい鳥よ~ったく花界から食料を止められた穂禾はついに天后に助けを求めた。花界を怒らせた経緯を説明、すぐ解決できると思ったが、拷問しても精霊をさらった鳥は見つけられなかったという。花界と確執がある天后は激怒し、決して頭を下げるなと言った。「八大穀倉を開放する!」すると天后は長芳主がなぜそこまでしてその精霊にこだわるのか怪しみ、内密に調べて報告するよう命じた。花界が鳥族へ食料を止めたため、鳥族から鶏をもらっている月下仙人は空腹に堪え兼ねていた。何も知らなかった錦覓は驚いたが、まさか自分が原因だとは気づくはずもない。すると姻縁府に突如として老胡(ロウコ)が現れた。老胡は月下仙人に長芳主に追い出されたと泣きついていたが、ふとそこにいる仙女に気づく。「?こちらの仙女は…」「私よ?小葡萄よ!」「小淘淘?!」老胡は錦覓を見つけて大喜び、すぐ帰ることにしたが、月下仙人は旭鳳の嫁なので渡せないと止めた。驚いた老胡は錦覓が狐狸の赤い糸を火神に結んでしまったと早合点、すぐ太上老君(タイジョウロウクン)から宝剣を借りて赤い糸を切るという。しかし錦覓は法術を学んでいるだけだと安心させた。老胡はとにかく早くしないと花界と鳥族のいずれかが滅びると焦り、錦覓を連れて姿を消してしまう。月下仙人は2人を追いかけ、門前で何とか錦覓を引き止めた。それにしてもなぜ長公主が錦覓をここまで大事にするのだろうか。月下仙人は何か怪しいと気づいたが、その時、突然、妖魔・窮奇(キュウキ)が現れる。錦覓は親友の肉肉(ローロー)を殺した憎き敵だと気づき、無謀にも突撃して行った。錦覓は窮奇の翼に吹き飛ばされた。運良く月下仙人と老胡が受け止めたものの、もやは絶体絶命の3人。そこへ夜神・潤玉(ジュンギョク)が駆けつけ、窮奇と激しい攻防となる。やがて錦覓は潤玉の助太刀に向かったが、かえって潤玉の気が散ってしまう。窮奇は一瞬の隙を突いて潤玉を吹き飛ばし、その間に錦覓に襲いかかった。しかし危ないところで窮奇の胸に鳳翎箭(ホウレイセン)が直撃する。それは兵の訓練から戻って来た旭鳳の放った矢だった。窮奇は下界に落下したと思われたが、驚いたことに再び姿を現した。兵士たちは次々と襲われ、旭鳳が再び放った鳳翎箭も効果がない。旭鳳は仕方なく剣を抜いて戦いを挑むが…。つづく‹‹\(´ω` )/››‹‹\( ´)/››‹‹\( ´ω`)/››ジンミーからの雲さんからのジンミー…ってちょっと!( ๑≧ꇴ≦)
2019.06.08
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香蜜沉沉烬如霜 Ashes of Love第4話「旧友との再会」錦覓(ジンミー)と彦祐(ゲンユウ)の関係を知って面白くない火神・旭鳳(キョクホウ)。そこで彦佑に500年分もの霊力を渡し、今後は錦覓につきまとうなと釘を刺して追い返した。何も知らずにすやすや眠っている錦覓…。旭鳳はその寝顔を見ながら、霊力は低くても友が多いと感心した。天后は同じ鳥族の穂禾(スイカ)を寵愛し、旭鳳に嫁がせようと決めていた。嫡男である旭鳳が天帝の位につけば穂禾が天后となり、全てを引き継げる。天后は穂禾に自分の歓心を買うより、旭鳳と親交を深めるよう急かした。一方、錦覓はひと晩で300年の霊力を回復、すっかり元気になっていた。どうやら自分も徐々に成長していると自信を持つ錦覓、何とか1日も早く霊力をためて多肉仙を生き返らせたい。そこで手っ取り早くあの鳳凰から霊力をもらえないものかと考えた。聞いたところによると旭鳳は年は若いが歴代の火神の中でも最強の霊力だという。錦覓は旭鳳の歓心を買って霊力をもらおうと考えたが、全く相手にされなかった。その代わり旭鳳は霊力を高めるコツなら教えてやると告げ、自分の仙童として修行させることにする。しかし旭鳳の指導は厳しく、仙童としての雑務をこなしながら、同時に修行しなくてはならなかった。その頃、花界の芳主たちは鼠仙(ソセン)から同盟を結ばないかと持ちかけられていた。しかし長芳主・牡丹(ボタン)は花神の遺訓によりもめ事には関わらないと断り、花神の敵は自分たちで討つと言って帰ってしまう。錦覓は次第に女性らしい体つきになり、なぜ胸が膨らんできたのか分からず戸惑っていた。そんな中、穂禾は冷たい旭鳳を振り向かせるため、錦覓に近づく。錦覓は穂禾から100年の霊力をもらうと、喜んで旭鳳との仲を取り持つと約束した。一方、旭鳳は側近・燎原君(リョウゲンクン)に黒衣の男を調べさせていた。まだ調査中ではあったが、最近、水神の居所である洛湘(ラクショウ)府の近くに姿を現したという。隠遁生活の長い水神と黒衣の男、一体どんな関係があるのだろうか。錦覓は旭鳳と穂禾を接近させたいが、旭鳳に全くその気がなかった。そこで姻縁府の月下(ゲッカ)仙人を頼ることにする。穂禾の名前は伏せ、ある友人が仙人に恋をしたが、その仙人が友人に冷たくて偉そうだと相談した。「その仙人が旭鳳みたいに冷たいと?」「そうそうそうそう!」月下仙人は錦覓の恋の悩みだと誤解、そこで新たな″秘蔵の書″を渡し、理念をしっかり叩き込むよう助言した。月下仙人の書物は男女の情愛を描いた秘図だったが、錦覓にとってはただの画集に過ぎなかった。ちょうど幻術の修練で誤って机の足を短くしてしまったことから、この画集を挟んでごまかしておく。しかし旭鳳が秘蔵の書に気づき、なぜこんな書を持っているのかと動揺した。錦覓は旭鳳に秘書を見せるため一気に抜き取り、そのせいで机が急に傾いてしまう。そこに運悪く月下仙人が入って来た。旭鳳を押し倒す形で倒れ込んだ錦覓、そんな2人の体勢を見た月下仙人は自分の指導の賜物だと大喜びで帰ってしまう。「ごゆっくり~!」旭鳳は照れ隠しに急に怒り出し、錦覓に罰として寝ずに修行しろと命じた。∫#˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾うわーん!なんでーっ!その夜、月下仙人は夜神・潤玉(ジュンギョク)を訪ねた。潤玉は久しぶりに顔を合わせた叔父に、昼夜逆転の生活のため疎遠になってしまったと謝罪する。月下仙人は孤独な潤玉を心配して縁談を世話しようとしたが、潤玉は天帝が約束した許嫁がいると断った。しかし洛霖(ラクリン)と臨秀(リンシュウ)は数千年も別居しているため、娘など生まれるはずがない。潤玉も分かっていたが、自分の立場を思えば苦労を承知で妻を迎えるつもりはなかった。「私は長い夜を気ままに楽しく過ごせれば他に望みはありません」すると月下仙人は潤玉の手首に巻かれた赤い糸に気づいた。潤玉はこれだけは叔父を忘れないようにつけておくと取り繕い、姻縁府に新しい仙童が入ったのか聞いてみる。月下仙人はいないと答えたが、ふと思い出して旭鳳の所に錦覓という仙童がいると教えた。花界の芳主・玉蘭(ギョクラン)は一度は長芳主に従って帰ったが、密かに1人で鼠仙に接触した。恩情深い花神にひどい仕打ちをした者は不倶戴天の敵、報復できるならどんな代償も払うという。すると鼠仙は玉蘭を信頼できるか試すため、ある名簿を見せた。「教えて欲しい、この者は誰で父母はどこにいるのか…」それは錦覓の肖像画だった。潤玉は錦覓に会うため栖梧(セイゴ)宮を訪ねた。しかし旭鳳は兄との時間を邪魔されないよう、新しい仙童に暇を出したという。実は幻術の修行と称し7日間も色々な物に変身させられていた錦覓、ちょうどこの時は旭鳳が座っている椅子だった。(๑・᷄ὢ・᷅๑)oO(いつになったら解放してくれるの?誰か私を助けに来て~!錦覓は月下仙人のお陰で旭鳳の幻術から解放された。明後日は30年に1度の徴兵、2人の皇子が兵士に戦術について語らせ、新しい将軍を選ぶという。しかしなぜか応募した兵士たちは片側だけに集まっていた。実は兵士たちの希望は大軍を率いる火神に選ばれることで、戦功もなく嫡男でない夜神は付き添いみたいなものだという。当日も徴兵に夜神は現れず、ただ使いが来るだけだった。錦覓は旭鳳のそばで徴兵を見学していた。しかし兵士たちは訛りが酷く、旭鳳たちは何を言っているのかさっぱり分からない。すると唯一、方言が分かる者がいた。錦覓は小さい頃から書物で六界を勉強していたが、たまたま方言も学んでいたという。旭鳳は錦覓の通訳で優秀な人材を獲得、その功績を称えてある情報を教えてやることにした。数日後に栖梧(セイゴ)宮でも端午節を祝うが、その時にちまきを食べる。人間界のちまきの中身は小豆や卵だが、天界のちまきの中には…「包霊力ーーーっ!」聞けばちまきの中には500年の霊力が入った″大王ちまき″もあるという。これを手に入れられる幸運な仙人は果たして誰なのか?!その頃、璇璣(センキ)宮にひとりの兵士がやって来た。兵士は夜神に仕えたいと懇願したが、潤玉は天后の差し金ではないかと怪しむ。しかしどんなに脅してみても、あきらめる様子はなかった。その頃、魔界では封印された窮奇(キュウキ)が何とか逃げ出そうと暴れていた。すると何者かの声が聞こえてくる。「私の言うことを聞くなら自由の身にしてやる…」「何でも言う通りにする!」花界では牡丹が今夜も眠れずにいた。そこへ長芳主を心配した海棠(カイドウ)がやって来る。錦覓の行方が分からなくなってからと言うもの、牡丹は花神の予言が当たりそうで不安だという。「ジンミーを情で苦しめるのはあの鳥では?」海棠は考えすぎだとなだめ、各所の花と木にも知らせたので消息ならすぐ分かると楽観する。しかし六界には草の生えない場所も多く、牡丹は念のため九重の天や魔界も捜索しようと決めた。そんなある日、旭鳳と修練中の錦覓に手紙が届いた。錦覓はまた火神への恋文だと決めつけ、隣で瞑想する旭鳳に渡したが…つづく(∩≧∀≦∩<だーわんちまき食べたい♪だーわんちまき食べたい♪…皆様、もうすぐ本編だから加油~!(笑
2019.06.07
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香蜜沉沉烬如霜 Ashes of Love第3話「花界からの脱出」天帝は天后の讒言により、火神・旭鳳(キョクホウ)の失踪に夜神・潤玉(ジュンギョク)が関わっていると疑った。潤玉は確かにあの夜、栖梧(セイゴ)宮へ行ったと認め、黒衣の曲者を追ってのことだと釈明する。そもそも水系の潤玉が涅槃の炎に近づくことなどできないが、仕方なく証拠として敵から受けた腕の傷を見せた。一方、親友の肉肉(ローロー)を救うため、ついに天界へやって来た葡萄の精霊・錦覓(ジンミー)。到着早々、花界に落ちて来た鳥がカラスではなく、実は焦げた鳳凰だったと知る。( ๑≧ꇴ≦)しかしこれは嬉しい誤算、神の鳥ならいくらでも仙丹が取れそうだ。旭鳳は夜神が自分の失踪の件で天帝から追及されていると知った。そこで錦覓を残して急いで九霄雲(キュウショウウン)殿へ向かい釈明する。実は涅槃(ネハン)入り中に氷で襲われ未開の地に墜落、刺客を探すうちに帰りが遅れたという。結局、刺客の捕縛はできなかったが、潤玉の関与を完全に否定した。天帝と天后は息子の無事を確認して安堵すると、そこへ急報が届く。昨夜、火神が単身で焱城(エンジョウ)王の陣に赴いて撃退、魔界軍は撤退し、忘川を離れたという。天后はこの功績の褒美に立太子を望んだが、旭鳳は自ら時期尚早だと辞退した。↓焦げ鳳凰コイツッ!潤玉の璇璣(センキ)宮。旭鳳は氷の毒を解いてもらったお返しに兄の腕の傷から火の毒を消した。しかし水系の潤玉と火系の旭鳳は相克(ソウコク)する体質のため無理な治療はできず、しばらく痛みは残ってしまう。それにしても2人を襲った水と火の両方に通ずる敵とは一体、何者なのか。2人は協力して犯人を探すことにしたが、そんな睦まじい兄弟をよく思わない者がいた。紫方雲(シホウウン)宮に仮面をつけた黒衣の男が現れた。「火神殿下は夜神を疑わず、治療しています…悪感情は抱いておられぬようです」天后は潤玉を警戒しない旭鳳に苛立ちながら、男に潤玉の動きを監視するよう命じた。その頃、錦覓はひとり天宮を散策していた。これと言って珍しい物はなかったが、天界は道もよく見えないほど仙気が濃い。そのうちやっと花を見つけて摘んでみると、なぜか触った途端に煙となって消えてしまう。結局、栖梧宮の中庭に戻ったが、花が一輪もないのでつまらなかった。すると錦覓は草葉の陰で昼寝をしている白狐を発見する。「(ナデナデ)ふわふわしててとっても可愛い~」しかしその白狐は月下(ゲッカ)仙人、旭鳳の叔父だった。狐狸の化身・月下仙人は見慣れぬ少年にどこの仙童かと聞いた。そこで錦覓は名を名乗り、仙童ではなく″焦げ鳳凰″の恩人だと教える。月下仙人は旭鳳と少年の出会いに興味津々、早速、話を聞かせて欲しいと頼んだ。(´⊙౪⊙)<なんと!絶体絶命の皇子、それを救った美少年、湧き水で溺れた皇子に人工呼吸まで~♡月下仙人は戯曲のような話に大喜びだったが、錦覓が女子なら旭鳳もさぞハマったことだろうと残念がった。男女の区別を知らない錦覓、旭鳳から女子と言われたのに今度は男装のせいで少年と間違われ、結局、自分がどちらなのか分からなくなってしまう。そこへ旭鳳が戻って来た。錦覓は外見が若いままの月下仙人が旭鳳の叔父だと聞いて驚きを隠せない。すると月下仙人が旭鳳に″錦覓″を側室にしてはどうかと勧めたことから、ようやく旭鳳は葡萄の精霊の名が″錦覓″だと知った。月下仙人は錦覓が気に入り、姻縁(インエン)府へ連れて行った。突如、現れた美少年に仙女たちは大興奮、月下仙人も姻縁府の方が栖梧宮より楽しいと勧誘する。しかし情愛を断たれている錦覓は縁結びなど興味がなく、それより大羅金仙(ダイラキンセン)の居場所を知りたいと言った。実は大羅金仙は階層、月下仙人はどの大羅金仙なのか確認する。錦覓は多肉を出し、この子をよみがえらせてくれる人だと訴えたが、月下仙人は無駄だと言った。「万物の化生は輪廻の中にある、天帝でも変えられぬ定めなのだ…」錦覓は撲哧君(ボクセキクン)に騙されたと気づいて落胆したが、月下仙人はここで修行すれば友を救えるかもしれないと引き止める。すると錦覓は確かに霊力をためなくてはならないと思い出し、姻縁府にしばらく残ると決めた。旭鳳は葡萄を食べようとして、ふと錦覓を思い出した。仙童の話では錦覓は姻縁府に出入りしており、人気者だという。旭鳳は錦覓が階級をねつ造して″半仙″として振舞っていると知ったが、そのまま放っておいた。錦覓は月下仙人の仕事を手伝いながら、天宮で花を摘むとなぜか消えてしまうと話した。すると月下仙人がその理由を教えてくれる。実は数千年前、天帝と花神の間にとてつもないわだかまりができた。花神は怒りのあまり天界の草花を枯らし、それ以来、天界は不毛の地となってしまう。天帝は仕方なく雲で幻の花を作ったが、その花は偽物のため、摘むと途端に煙と化して消えるのだ。月下仙人は美丈夫な天帝と比類ない美貌の持ち主の花神の愛の物語だとうっとり〜。しかし錦覓は霊力が増えないなら愛など面倒なだけだと一蹴した。「男女の愛というものはこの世で最も美しい真実なのだぞ~!」呆れた月下仙人は秘蔵の愛の書[天香秘図(テンコウヒズ)]を渡し、霊力も増えると吹き込んで読ませることにした。錦覓は届け物の途中、偶然、川辺でくつろぐ潤玉を見かけた。様子を見に行ってみると、夢を食べる神獣・魘獣(エンジュウ)が主人を守ろうとして飛びかかって来る。錦覓は咄嗟に避けたが、かんざしが外れて長い髪がばっさり落ちた。潤玉は川に浸していた龍の尾を消して立ち上がり、美しい娘に魘獣の非礼を詫びる。「いいの、よく見たら可愛い鹿ね~短気だけど(ボソッ さっき見えたけど、あなたの尻尾とても立派ね~」どこかとんちんかんな錦覓、しかし潤玉は心が和んで優しい笑顔になった。「私は潤玉、君の名は?」「私はジンミー(魘獣にも)ジンミーよ」すると錦覓は記念に赤い糸を潤玉に贈り、届け物に戻ることにする。潤玉は落ちていたかんざしを拾って返すと、髪をまとめながら去っていく錦覓の後ろ姿を見送った。錦覓が姻縁府の赤い糸で作る仙花は大評判となった。すると火神の従者・了聴(リョウテイ)が現れ、自分にも花を作って欲しいと頼む。その対価はなんと800年に1つしか生まれないという朱雀の卵、しかも2つで300年の霊力が得られるという。「花がいるのね?いくつでも作ってあげる!」しかし朱雀のゆで卵を食べた錦覓は、激しい腹痛に見舞われた。知らせを聞いた旭鳳は姻縁府に駆けつけ、すぐ錦覓を連れ帰った。旭鳳は霊力で治療し、そのまま火州(カシュウ)殿で錦覓を休ませることにする。錦覓はかなり霊力が減ってしまったと落胆したが、旭鳳は煙になるところだったと叱った。水しか養えない陰寒の体質でありながら、よりによって火の属性である朱雀の卵を食べるとは…。下界の撲哧君こと彦佑(ゲンユウ)は、錦覓からもらった霊力の異変で錦覓に何かあったと気付いた。そこで深夜、こっそり火州殿に侵入したが、旭鳳に見つかってしまう。「神仙が嫌になり下界で妖怪になったお前が夜更けに侵入するとは、まるで盗人だな」「天界が恋しくなってね~葡萄の精霊・錦覓も(チラッ」すると彦佑は錦覓とかれこれ1000年の付き合いになると自慢し、実は1000年の霊力の貸しがあって100年ごとに錦覓から霊力を返してもらっていると教えた。面白くない旭鳳は彦佑を追い返そうとしたが、彦佑は錦覓が干し葡萄になってもいいのかと脅す。確かに錦覓には火系の旭鳳より水系の彦佑の力が必要だった。旭鳳が彦佑と一緒に寝殿に入ってみると、錦覓は肉肉と襲われた時の夢を見てうなされていた。彦佑は蕭を吹いて見事に錦覓を落ち着かせ、立場が無い旭鳳。しかしその時、錦覓がふいに″鳳凰″とつぶやく。実は錦覓の夢の中では旭鳳が救世主として登場していた。(  ̄꒳ ̄)フン (,,Ծ‸Ծ,,)./ 旭鳳は彦佑に錦覓の霊力など必要ないと分かっていた。何か下心があると疑った旭鳳は、自分の庇護の下にいる錦覓に手を出さないよう釘を刺す。つづく(  ̄꒳ ̄)<美丈夫な天帝と比類ない美貌の持ち主の花神…″美丈夫な天帝″と″比類ない美貌の持ち主の花神″…大事なことなので2回言いましたよ~w
2019.06.06
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香蜜沉沉烬如霜 Ashes of Love第2話「迷い込んだ鳥」花界に落下した天界の火神・旭鳳(キョクホウ)。葡萄の精霊に助けられたが、この無邪気で礼儀を知らない錦覓(ジンミー)に憤慨して出て行くことにする。しかし錦覓はその前に恩を返せと迫り、天界に連れて行って欲しいと頼んだ。呆れた旭鳳はそこから飛び去ろうとしたが、錦覓が逃すまいと金袍の裾をつかみ、引っ張ってしまう。体力が戻っていない旭鳳はそのまま湧き水に落下、錦覓は唖然とした。(๑°⌓°๑)<高い法力の持ち主だと思ったのに…旭鳳は慌てて湧水から出ようとしたが、運悪く芳主たちがやって来た。錦覓は咄嗟に旭鳳の頭を蹴り飛ばして沈ませると、何食わぬ顔で足を洗う。実は芳主たちは水鏡の結界を破った憎き鳥を探していた。旭鳳は醴泉院(レイセンイン)で目が覚めた。錦覓は危うく海棠(カイドウ)芳主に捕まるところだったと教え、恩着せがましく言った。「″滴水之恩 当涌泉相報″って句があるでしょう?(一滴の水の恩でも涌泉をもって報いるという意) 私はあなたに4滴も香蜜をあげたうえに2回も命を救ってあげた」そこで錦覓は天界に連れて行ってくれたらこの恩を帳消しにできると迫る。旭鳳はこの精霊なら安全だと気づき、回復するまで休んで行こうと決めた。<あさって出発だ! ☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆↓「鳥は果実を食うんだぞ~」とからかわれるの図その頃、魔界にも旭鳳の行方不明の噂が届いていた。火神がいなければ当然、天界の戦力が落ちている。覇権を狙う固城(コジョウ)王はまさに今が攻め込む時だと煽った。魔尊(マソン)・焱城(エンジョウ)王は六部(リクブ)にそれぞれ2万の兵を集め、10日後に忘川(ボウセン)に集結するよう命じる。一方、天界では旭鳳の捜索が難航していた。苛立ちを隠せない天后はこの機会を利用し、旭鳳が戻ったら皇太子に立てて欲しいと懇願する。旭鳳は嫡男であり、戦功や信頼も十分のはずだ。しかし天帝は立太子と失踪は関係ないと難色を示し、大殿を出て行ってしまう。実は燎原君(リョウゲンクン)からあの夜のことを聞いた天后は夜神・潤玉(ジュンギョク)を疑っていた。旭鳳は約束通り葡萄の精霊を天界に連れて行くことにした。そこで法術で錦覓を小さくすると、袂に入れて出立する。その頃、芳主たちは鳥の落下で壊れた水鏡の結界を直していた。これで安心して暮らせますね>ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ<でも例の鳥が見つかってないわ~とその時、芳主たちの目の前で鳥が新しい結界を壊して飛び出して行った。ガーー(((꒪ȏ꒪;)꒪ȏ꒪;)꒪ȏ꒪;(꒪ȏ꒪;)꒪ȏ꒪;)))ーーン!激怒した海堂芳主は憎き鳥を追いかけた。旭鳳は仕方なく手合わせしたが、海堂芳主もまさか相手が火神だと思うまい。一方、長芳主・牡丹(ボタン)は醴泉院にいた。しかし錦覓の姿がなく、寝台で黒い羽を見つける。「天后は鳥族の前首領だったけれど、花界と不仲とは言えこんなことはさせないはず…まさか…」その時、旭鳳の火術で散々な目に遭った海堂芳主が戻って来た。長芳主は炭で汚れた海堂芳主の哀れな姿を見て、鳥族は確かに″火″に属していると漏らす。「今の首領・穂禾(スイカ)は火術が得意、あの鳥は穂禾の差し金ね」長芳主は鳥族が錦覓をさらったと誤解した。翼渺洲(ヨクビョウシュウ)に花界の牡丹が現れた。急な来襲に門衛は応戦したが、そこへ穂禾がやって来る。牡丹はひとまず手を止め、花界に鳥が来て精霊を連れ去り、芳主に痛手を負わせたと教えた。穂禾は素直に雀霊(ジャクレイ)に取り調べるよう命じたが、その時、九霄雲(キュウショウウン)殿の使いが急報を知らせる。火神の失踪に乗じ、魔界が天界を討たんと挙兵したというのだ。一刻を争う事態に穂禾はすぐ出かけることにしたが、牡丹は自分の件が先だと譲らない。結局、2人は争いとなり、牡丹は穂禾の一撃を受けてしまう。「お許しを…後日、改めて百花宮にうかがいます」牡丹は穂禾の穂雨扇(スイウセン)の一撃を受け、花界に戻った。回復するまで閉関しなくてはならず、牡丹はその前に厳命しておく。「鳥族には食料を渡さぬこと、ジンミーを返さぬ限り食料の提供を断固として拒否する!」その頃、すっかり乗り物酔いでバテていた錦覓は、おかしな臭いで目が覚めた。実はちょうど天界と魔界の境となる忘川の上を飛んでいるため、魔界の邪気が臭っているという。それにしてもなぜか今日は邪気が強い。旭鳳は気になって魔界を見下ろすと、かなりの大軍が集結しているのが見えた。<ちょうどいい、世間を見せてやろう(^ꇴ^)<はぉ!天界に攻め込むべく大軍を集めた魔尊・焱城王。しかし卞城(ベンジョウ)王だけは出兵に反対し、休戦の盟約を破れば信頼を失うと説得した。すると固城王が卞城王は火神と親交を深めているという噂があり、敵と内通していると讒言する。激怒した焱城王は裏切り者の遺体を八つ裂きにして忘川に沈めろと命じたが、そこに卞城公主・鎏英(リュウエイ)が現れた。鎏英は父の代わりに戦への参加を表明、先鋒隊を任される。その時、突然、鳳凰が現れた。魔界は騒然となった。魔界三王は避難訓練wみたいなものだとごまかしたが、旭鳳は挙兵を命じる声が上空まで聞こえていたと教える。そもそも天界と魔界は忘川を境とし、不戦の盟約を結んでいた。旭鳳はお仕置きとばかりに鳳翎箭(ホウレイセン)を放つと、矢はまっすぐ固城王に飛んで行く。驚いた固城王は咄嗟に卞城王の背中を押して逃げたが、鎏英が瞬時に鞭で矢を阻止し父を守った。すると鎏英はこの機会に火神と手合わせしたいと申し出る。旭鳳は女とは戦わないと断ったが、鎏英の熱意に負けて受け身のみで相手になった。固城王はどさくさ紛れに火神を生け捕りにしようと提案した。しかし卞城王は危険だと警告し、そもそも行方不明の話自体が罠だったのではないかといぶかしむ。これにはさすがに魔尊も賛同せず、読みを誤れば自分たちが全滅だと言った。その時、ちょうど旭鳳が鎏英の鞭を取り上げ、手合わせが終わる。どうやら勇気があるのは美女1人のようだ。旭鳳は天界の掟が厳しいので自分は挙兵できないが、魔界から攻めてくるなら歓迎すると言って去ってしまう。鎏英は見送りながら、父に火神はどこか暮辞(ボジ)に似ていたと話した。「また戦ってみたいわ」一方、九霄雲殿では魔界の挙兵に伴い、潤玉の初陣が決まった。しかし天后は天帝に涅槃(ネハン)入りの場に落ちていたという氷凌(ヒョウリョウ)を渡す。天界でこれほどの水系法術を操れる者はただ1人、潤玉だった。天帝は旭鳳を襲ったのが潤玉だと疑い、すぐに連行させる。すると問い詰められた潤玉は確かにあの夜、栖梧(セイゴ)宮へ行ったと認めた。その頃、天界に戻った旭鳳は栖梧宮にいた。ちょうど中庭で旭鳳の消息を聞いていた穂禾は旭鳳の無事な姿に安堵する。「一体、どこにおられたのです?」「未開の地だ、なかなか興味深くて長居をしてしまった」その時、穂禾は旭鳳の袂の中に妖怪の気配を感じ、法術を放って弾き飛ばした。錦覓は袂から転がり落ちて元の大きさに戻った。慌てた錦覓は葡萄の精霊だと誤解を解き、こう見えても旭鳳の命の恩人だと訴える。穂禾は精霊を怪しんだが、旭鳳はなぜか楽しそうに見えた。そこで殿下の恩人に感謝の印として100年の霊力がつくという貴重な丸薬を贈る。錦覓は喜んで早速、頬張ると、そこへ燎原君が駆けつけた。< 涅槃入りからの再生、お喜び申し上げます!「ん?涅槃入りって言った?」錦覓はそこでようやくカラスが鳳凰だと知る。(※鳳凰涅槃)つづくおさらい●花界錦覓(ジンミー) 葡萄の精、本当は花神の娘牡丹(ボタン) 花界長芳主海棠(カイドウ) 花界芳主老胡(ロウコ) 胡蘿蔔(コラフ/ニンジン)仙連翹(レンキョウ) ジンミーの親友●天界天帝 九霄雲殿の主天后 鳥族前首領旭鳳(キョクホウ) 火神、天帝の二皇子燎原君(リョウゲンクン) 旭鳳の側近潤玉(ジュンギョク) 夜神、天帝の大皇子穂禾(スイカ) 鳥族首領、天后の姪雀霊(ジャクレイ) 鳥族●魔界 焱城王(エンジョウオウ) 魔界三王、魔尊固城王(コジョウオウ) 魔界三王卞城王(ベンジョウオウ) 魔界三王鎏英(リュウエイ) 卞城公主
2019.06.05
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香蜜沉沉烬如霜 Ashes of Love第1話「生命の誕生」花界では百花宮に24芳主が集まり、錦榻(キントウ)に横たわる花神・梓芬(シフン)を見守っていた。やがて花神は女子を出産、しかし自分の子であることを永遠に秘密にするよう厳命する。芳主たちは命に背けば死を選ぶと拝命した。すると花神は念のため娘に1粒の仙丹を与える。この仙丹は隕丹(インタン)と言って、服用した者の情や愛を消し去る薬だという。娘には愛に苦しまず自由に生きて欲しい、それは自分と同じ道を歩ませたくないという親心だった。…愛のために傷つき、身を滅ぼして欲しくないの…天界の九霄雲(キュウショウウン)殿では水神・洛霖(ラクリン)が風神・臨秀(リンシュウ)と婚礼を挙げていた。天帝は2人に男子が生まれたら自分の息子と義兄弟に、女子が生まれた時は息子に嫁がせると決めておく。「我々のよしみが次の代にも受け継がれることとなる」しかし洛霖の心は沈んでいた。本当に愛しているのは梓芬ただひとりだったが、天帝からの命ではどうにもならない。…心にあるのはそなた1人、天地に近いこの愛を貫く…花として錦のごとく咲き、心安らかにいて欲しい(…繁花似″錦覓″安寧)花神は娘に錦覓(ジンミー)と名付け、自分亡きあとも娘を花神に立てないよう命じた。娘には何にも縛られず生きて欲しい。芳主たちはこの花界を誰が守るのかと心配したが、花神は24芳主それぞれが二十四節気(ニジュウシセッキ)を司り、交代で花を咲かせていくよう指示した。すると最後にこう予言を残す。「1万年以内にこの子は情で苦しむ、隕丹を飲ませたとは言え油断は禁物 この子を水鏡の中に留めること、1万年の間、花界から出してはならぬ…」天元20万8613年の夏至のことだった。花神・梓芬が亡くなったことが伝えられると、天帝は7日間にわたり葬儀を執り行う。花界は悲しみに沈み、この世の美しい花々が咲くのをやめた。10年の間、花のない時代が続き、世界はあまねく色彩を失ってしまう。その後、喪が明けると、花々は競うように咲き始めた。4千年後の水鏡。老胡(ロウコ)は花の精霊たちに六界の故事である[先花神本紀(センカシンホンキ)]を聞かせていた。…太初に道ありき…陽と陰が生じ、清と濁が別れた…これが我々の知る天界と魔界である…陽と陰が交感し雲煙が立ちこめ、太陽・月・星・花・鳥・虫・魚が生まれ…さらに善と悪が区別された…その後、万物が修行を重ねることで神仙や妖魔が出現し、さらに肉体を持つ人間が生まれた…花界は天界に属していたが、4000年前に花神が世を去ると芳主たちは天界を出て独立…この世における第六界を成したのであるするとその時、木の上で寝ている錦覓の大イビキが聞こえてきた。そこに抜き打ちで長芳主・牡丹(ボタン)が現れ、錦覓に仙術を放って腕試しする。どうやら錦覓は霊力も戦術もまだまだ、法術も使いこなせていなかった。「外に出てみたいと思うなら、心を入れ替え修行に励みなさい で、今日は何の日だと?」「えーと(はっ!)今日は花神様の命日です」「式典が終わったら罰として墓守よ」天界・栖梧(セイゴ)宮。火神・旭鳳(キョクホウ)は涅槃(ネハン)に入り、49日間も炎を浴びる修練を今夜、まさに終えようとしていた。そこで天后は燎原君(リョウゲンクン)にしっかり栖梧宫を守るよう頼み、何人たりとも入室させてはならないと命じる。一方、錦覓は住まいの醴泉(レイセン)院に戻っていた。花神の命日は100年に1度だけ水鏡が開き、修行中の精霊たちもお参りに行く。実は錦覓は一昨日、水鏡を出たいと長芳主に嘆願書を出していた。しかし900年前にはある苦い過去が…。するといよいよ結界が開いた。花神塚で花神の供養が始まった。長芳主は儀礼を無視して錦覓に拝礼させると、花神が娘の成長を喜んでいるかのように花びらが舞い始める。錦覓は喜んで精霊たちと一緒にはしゃぎ回った。芳主たちは無邪気に笑う錦覓を見ながら、何とも感慨深い。錦覓は自分が花神の娘とは知らず、葡萄の精として育っていた。しかしその頃、涅槃入りを終える旭鳳を狙う怪しい影が…。「涅槃入りは500年に1度、すでに手はずは整えてある…早く花界の者に会え」外套を目深にかぶった謎の女は鼠仙(ソセン)にそう命じた。一方、花神塚では式典が終わり、罰として錦覓は呪術に縛られ1人ひざまずいていた。何度か法術でツタを切ろうとするも失敗、しかし池から水中の小妖が現れ、呪術を解いてくれる。「撲哧君(ボクセキクン)!」「彦佑(ゲンユウ)だよ…」錦覓は″彦佑″の音がよくないと言って撲哧君と名付けていた。彦佑は気に入らないが、900年も呼ばれ続けていれば慣れてきたという。実は900年前の今日、錦覓は友だちの多肉仙と結界から飛び出し、窮奇(キュウキ)に襲われた。偶然、川にいた彦佑が追い払ってくれたが、多肉仙は残念ながら死んでしまう。それ以来、錦覓は100年ごとに会いに来てくれる撲哧君に恩返しとして自分の霊力を贈っていた。すると彦佑は錦覓に多肉を贈り、肉肉(ローロー)だと思ってそばに置けばいいと励ます。しかし錦覓はいつか肉肉が元気になるかと期待した。困った彦佑は仕方なく大羅金仙(ダイラキンセン)に会いに行けば望みがあるかもしれないとごまかす。「大羅金仙?!じゃあ天界へ行けば会えるはずね?!」「今の君じゃ無理だな〜修行して仙人になれば会えるよ」天界では夜神・潤玉(ジュンギョク)が布星台(フセイダイ)で今夜の星宿を並べていた。その後、北天門から宮中に戻ったが、門の結界が開いた隙に潤玉と一緒に黒い霧が侵入する。潤玉はすぐ気づいて霧を捕まえると、引きずり降ろされた霧から黒衣の曲者が現れた。曲者は潤玉を襲撃したが敵わないと判断、隙を見て逃亡する。潤玉は霧を追跡して栖梧宮にやって来たが、事情を説明しても燎原君は誰も入れないと追い返してしまう。その後、ついに修練を終えてた鳳鳳が夜空に舞い上がったが、いきなり黒い霧の一撃を受け、真っ逆さまに落下して行った。ちょうどその頃、花界にいた錦覓は偶然、流れ星を見つけた。咄嗟に手を合わせて願い事をする錦覓、しかしその流れ星がいきなり水鏡に落下する。錦覓は驚いて現場に駆けつけると、そこには真っ黒に焦げた鳥が…。「これはカラスね、″六界物種大全(ロッカイブツシュタイゼン)″で見たわ」しかしどうやらまだ息があると気づき、助けることにする。そこで自分たち植物のように鳥を土に埋めて首だけ出し、あとは水をかけて日光にあてることにした。カラスが元気になる様子はなかった。錦覓は仕方なく特別に100種の花から作った500年ものの香蜜(コウミツ)を与えてみる。一瞬、効果があったように見えたが、やはりカラスの意識が戻る様子がなかった。しかしこの結界を破って落ちてきたからには、ただもののカラスとは思えない。「このまま肥料にするのは惜しいわ、貴重な香蜜もあげたし… せっかくだから私が食べてあげる!」錦覓はカラスを連れて帰ると、机に寝かせておいた。しかし短刀と鍋を探して戻ってみると、なぜかカラスが人の形になっているではないか。「いきなり大きくなっちゃった!これじゃ鍋に入れて煮込めないじゃない!」錦覓は食べるのをあきらめ、修行の結晶である″内丹″だけでももらおうと考えた。そこで身体中を調べ始めると、どうやら自分とは作りが違う。するとその時、下腹部にそれらしい物が…。←いきなり下ネタ?w(ΦωΦ)<これが内丹ね?これで霊力を養えるわ!錦覓は短刀を振り上げたが、その時、カラスの目が覚めた。「何者だ!」驚いた錦覓は思わず短刀を落として逃げ出すと、短刀は旭鳳の股の間に突き刺さった。錦覓は恐る恐る様子を見に戻った。旭鳳は妖精の悪ふざけに呆れたが、錦覓は果実の精霊だと憤慨、自分を″恩人″と呼べと強要する。「空から落ちてきたあなたを助けたのは私よ、貴重な香蜜まで飲ませたんだから!感謝してね あ、そうだ!衣がボロボロだから着替えさせようと思って気づいたの 下腹に病巣がある、その体じゃ大変でしょう?私が何とかしてあげる!」すると錦覓は切り取ってやると言い出し、再び短刀を持ってカラスに近づいた。驚いた旭鳳は咄嗟に精霊の手首をつかんで止めると、男装しているだけで女だと気づく。「君は女か?!私は男だ!失礼だろ!」「木や花の違いは分かるけど、男とか女って何?」旭鳳はまだ幼い精霊が世間を知らないのだと許したが、錦覓の髪に挿してあるかんざしに気づいて驚いた。…ただの精霊なのになせ鎖霊(サレイ)のかんざしを?どこで手に入れたんだ?…翌朝、錦覓は旭鳳の焼け焦げた衣の代わりに自分の衣を貸して、中庭に食事を用意した。旭鳳は仕方なく丈の短い衣で外に出ると、皿にはミミズが…。どうやら完全にカラス扱いされている。「誰がカラスだと言った?」「もしかしてカササギなの?」すると旭鳳は黙って席を立ち、法術を使ってあっという間に金色の錦袍に着替えてみせた。「うわあ〜」「湧き水はあるか?」「うんうんうん」錦覓は旭鳳を湧き水に案内した。すると旭鳳は法術で杯を出し、水を注いで飲む。驚いた錦覓は何年、修行すればできるのかと興味津々だが、旭鳳は黙ったまま喉を潤していた。つづく( ๑≧ꇴ≦)ちょっと″きんべき″って~!″きんべき″読みは可愛くないから″ジンミー″ってあれほど言ったじゃない!←誰に?wしかも″じくじく″って〜 ⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ズコッここではジンミーで通しますからね、いいですね?(  ̄꒳ ̄)〓花界〓錦覓(ジンミー) 葡萄の精、本当は花神の娘牡丹(ボタン) 花界長芳主海棠(カイドウ) 花界芳主老胡(ロウコ) 胡蘿蔔(コラフ/ニンジン)仙連翹(レンキョウ) ジンミーの親友肉肉(ローロー) ジンミーの亡き親友、多肉仙〓天界〓天帝 九霄雲殿の主天后 旭鳳(キョクホウ) 火神、天帝の二皇子燎原君(リョウゲンクン) 旭鳳の側近潤玉(ジュンギョク) 夜神、天帝の大皇子魘獣(エンジュウ) 潤玉の神獣洛霖(ラクリン) 水神臨秀(リンシュウ) 風神、洛霖の師妹であり妻〓その他〓彦祐こと撲哧君 水妖、錦覓の盟友↓今回のペットはこちら(^ꇴ^)レオくんの神獣です
2019.06.04
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如懿传 Ruyi's Royal Love in the Palace第4話「新しい名」烏拉那拉(ウラナラ)青桜(セイオウ)は叔母の服喪期間である3年間、王府でひとり喪に服すことになった。他の妃嬪たちは荷物をまとめて後宮へ引っ越して行ったが、そんな中1人残った者がいる。「じぇじぇ(姐姐)!」青桜の部屋に現れたのは珂里葉特(ケリエテ)海蘭(ハイラン)だった。海蘭は皇后に片付けが終わらないと嘘をついて王府に残っていた。青桜を姉のように慕う海蘭、折を見て青桜のことを皇太后に頼むつもりだが、今は機嫌が悪いという。実は皇帝が慈寧宮の修繕を命じたまま皇太后を移さずにいた。一見、大した問題ではないようだが、弘暦(コウレキ)と皇太后は実の母子でないため、些細なことで亀裂が生じる恐れがある。目下、臣下も皇后も手が出せず、静観している状態だった。乾隆(ケンリュウ)帝は妃嬪が全員がそろってから称号の授与をすると決めた。皇后・富察(フチャ)琅嬅(ロウカ)は青桜のために他の妃を待たせるのはどうかと諌めたが、皇帝から不興を買ってしまう。それでも皇太后のために慈寧(ジネイ)宮の修繕を早めるよう説得してみたが、皇帝は頑なだった。一方、皇太后も自分から折れるのは面目に関わると譲る様子はない。青桜が禁足になって半月、何とか弘暦の方から青桜の酌量を求めさせたかった。「所詮、私は育ての親でしかない、一生の恩は望めぬ 陛下は即位して日が浅い、今のうちに秩序を覚えさせねば…」( ๑≧ꇴ≦)アイジャーめ!日も暮れた頃、養心殿の副総監・王欽(オウキン)が青桜を訪ねた。禁足は皇太后の命なので皇帝には解けないが、代わりに贈り物を届けに来たという。ひとつは2人が出会った思い出の芝居[墻頭馬上(ショウトウバジョウ)]の楽譜、もうひとつは化粧箱に入っていた。「如意結び?」「″意のままになるように″と仰せでした」すると王欽は返礼がわりに青桜の物が欲しいという。そこで青桜は最後のひと針を刺し、刺繍入りの手巾を託した。侍女・阿箬(アジャク)は皇帝の寵愛が少しも薄れていないと確信して安堵したが、その言葉で青桜は自分のやるべきことに気づく。「陛下に伝えなくては…阿箬、海蘭を呼んできて」青桜は一計を案じた。翌朝は雨だった。海蘭は養心殿を訪ねたが、嫁いで何年も経つのに未だ御前に出ると恐縮してしまう。しかし青桜のためにある計画を伝えた。養心殿を出た海蘭は輿に乗って王府へ戻ると、門兵に皇帝への菓子を取りに来たのでこのまま開けておくよう命じる。すると海蘭と入れ替わった青桜が傘で顔を隠して王府から脱出し、輿に乗り込んだ。青桜は危険を侵して養心殿に現れた。2人が会えなくなって35日、しかし期せずして2人は同じ色の着物を着ている。弘暦はすっかりやつれた青桜を抱きしめ労うと、早速、青桜の手作りの菓子を食べた。すると部屋を見回した青桜は花瓶に花がないと気づき、確かに龍涎香(リュウセンコウ)に花の香りはそぐわないと告げる。時には花瓶をめでるのも一景だという弘暦、そこで青桜はある花瓶に目をつけた。꒰⌯͒ ゚ェ゚)<あちらの花瓶の絵は物語の一節?∫^ꇴ^)b<親孝行な老莱子(ロウライシ)の話だ꒰⌯͒ ゚ェ゚)<″二十四孝(ニジュウシコウ)″?第1編は閔子騫(ビンシケン)の話ですね?∫๑≧ꇴ≦)<ぶはー!違う~!第1編は徳の高い舜帝(シュンテイ)の話だ!閔子騫は第2編だもちろん青桜は知っていた@5歳。″二十四孝″の第1編と言えば舜帝の話で百善の中で孝を第一としている。青桜は上に立つ者が模範を示すべきと諫言したが、弘暦は急に厳しい顔になった。母が歩み寄らなければ慈寧宮の修繕も終えられず、青桜に服喪の禁足を申し渡したことが許せないという。息子の気持ちを考えず専横な母、何より弘暦の心にはずっと抜けない棘があった。「朕の生母は…」「陛下の母君は皇太后です!」青桜は思わず弘暦の言葉を遮った。すると弘暦は母の権勢が朝廷まで及んでいることを危惧し、何事も譲歩していては傀儡(カイライ)だと訴える。青桜はこれは譲歩ではなく孝行だと説き、皇太后との対立は避けて欲しいと頼んだ。( ー̀ωー́ )<うむ…꒰⌯͒ •́ω•̀)<皇上?(^ꇴ^)<わかった~!こうして皇太后は慈寧宮へ移った。皇帝はさらに母の縁者・訥親(ナチン)を一等公(イットウコウ)に封じ、母にも徽号(キゴウ)を贈るという。乾隆帝の孝行心にすっかり気を良くした皇太后はすぐ青桜を呼ぶことにした。皇帝が青桜の説得で改心したことで、皇太后はむしろ敗北感を感じていた。しかし青桜は大きな誤解だと否定し、慈寧宮に移せなかったのは母のために完璧な住まいを求めただけで、修繕に手間取ったからだという。皇太后は青桜が皇帝を弁護しながら自分の面目も保ったことに感心し、ついに禁足を解いた。「陛下の妃嬪として後宮に移ってよい」青桜は膝をついて感謝すると、急に自分の名前が気に入らないので新しい名前が欲しいと頼んだ。「桜は薄紅色ですが私の名は″青い桜″ですので気に入りません 私は烏拉那拉氏の出ですが、今は愛新覚羅(アイシンギョロ)氏の妻です ですから皇太后より名を賜り、人生の新たな一歩を踏み出したいのです」「本心か?…望みは何だ?」「永遠の愛を貫くこと」「…にょい、どうだ?」「″意の如く″の如意ですか?」「あいじゃが言ったのは懿徳の″懿″である、意味は″静かなる美″だ 出典は後漢書の鍾晧(ショウコウ)の故事である この世で最上の美は愛する者と過ごす日々だ、加えて静は動を制す 静であれば平安でいられる」「感謝します、1つお伺いしますが″懿の如く″の真意とは?」「人生において美しく円満な日々など決して得られぬ、″懿の如く″で良しとせよ」(  ̄꒳ ̄)あいじゃ、さすがなの高晞月(コウキゲツ)は青桜の禁足が解けたと知って驚いた。皇太后はあれほど嫌っていたはずなのに…。琅嬅も確かにあの義母を懐柔するとはしたたかな女だと警戒した。しかも"如懿"という名まで授かったという。「″如懿″?″如意″と同じ読みですね? まあ~最初に嫡福晋に選ばれて如意を受け取ったのはあの女でしたけど~」相変わらず一言多い高晞月、すると金玉妍(キンギョクケン)はその如懿のおかげでようやく妃の称号も決まると苦笑した。不満げな高晞月は今回の件で海蘭が青桜に協力したと告げ口し、皇帝が酔って手をつけただけのつまらない女だと小馬鹿にする。その時、ちょうど海蘭の寝殿がまだ決まっていないと思い出した。海蘭は常在の身分、まだ自分の寝宮はもらえず、妃嬪の誰かの寝殿に入ることになる。そこで高晞月は如懿と結託しないよう、自分の寝宮に住まわせたいと頼んだ。琅嬅は如懿を皇貴妃という身分に決めた。同日に輿入れした高晞月が第3位の貴妃に決まっているため、側福晋出身の如懿はその上が妥当だろう。しかし皇貴妃と言えば皇后に次ぐ高い地位、皇帝は最初から封じた先例はないと困惑した。そこで琅嬅は本音を明かし、禁足が解けたばかりの如懿は目立たない方が良いと進言する。何より高晞月の父・高斌(コウヒン)には治水の功があるが、烏拉那拉氏一族は何の功績も上げていなかった。皇帝は少し考えた後、褒美として高氏一族の身分を満州旗人(キジン)に昇格させると決定、如懿は妃にする代わりに寝宮は養心殿に近い翊坤(ヨクコン)宮にする。するとすかさず琅嬅は翊坤宮がかつて皇太后の不仲だった敦粛(トンシュク)皇貴妃の寝宮だったと指摘した。確かに母の機嫌を損ねるわけにいかないが、そうなると入れる寝宮は養心殿から最も遠い延祺(エンキ)宮だけとなる。皇帝は仕方なく皇后に如懿に不便がないようにと頼んだ。その夜、皇太后のもとに妃嬪の名簿が届いた。称号に一通り目を通してみると、朝廷との兼ね合いも配慮している。「黄綺瑩(コウキエイ)は儀(ギ)貴人(キジン) 金玉妍は嘉(カ)貴人(キジン) 蘇緑筠(ソリョクイン)は純(ジュン)嬪(ヒン) 如懿は嫻(カン)妃 高晞月は慧(ケイ)貴妃…(ん?)高晞月のどこに智慧がある?皮肉を帯びた称号だなw」すると侍女・福珈(フクカ)はようやく称号と位が決まり、後宮も落ち着くと喜ぶ。しかし皇太后は名簿を畳みながら言った。「いいや、位が決まると後宮の争いの火蓋が切って落とされるのだ」(∩≧ꇴ≦∩<キャァー延祺宮は建物も古く、掃除も行き届いているとは言えなかった。それでも如懿は気品があると気に入った様子。阿箬は不満気だったが、それでも禁足が解かれただけで良しとするほかない。一方、海蘭は2刻もひざまずき、部屋の割り当てを待っていた。「私はケリエテハイランでございます、慧貴妃に部屋を賜りたく存じます」するとようやく慧貴妃が嘉貴人と儀貴人を従えて現れた。慧貴妃は海蘭が如懿と共謀して妃になったと蔑み、今後はくだらぬ小細工を弄するなと釘を刺す。そして西の離れを使うよう命じたが、そこは物置部屋だった。その夜、延祺宮に海蘭がやって来た。如懿は喜んで海蘭の好物・乳菓子を勧めたが、海蘭の様子がおかしい。実は海蘭の寝殿はよりによって咸福(カンフク)宮だった。冷遇される海蘭を心配した如懿は翌日、皇后を訪ね、延祺宮に海蘭を住まわせたいと申し出る。しかし皇后は皇帝の寵愛が薄い海常在を心配し、慧貴妃の寝宮なら皇帝と会う機会が増えて恩恵にあずかれるかもしれないと諭した。如懿はそこまで考えが及ばなかったと謝罪、海蘭と暮らすのはあきらめるしかない。つづく(^ꇴ^)長文で失礼します、来週からはサクサク進むよう精進します(汗ハイラン、頑張って~!
2019.06.03
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如懿传 Ruyi's Royal Love in the Palace第3話「新帝即位」先帝の葬儀が終わった。その夜、青桜(セイオウ)は叔母である先帝皇后・烏拉那拉(ウラナラ)氏に会うため、ひっそり景仁宮に向かう。すると朝服をまとった叔母がまるで青桜が来るのを待っていたかのように上座にいた。青桜は行宮へ移ることが決まったと伝え、尊号がなくても死後は先帝と同じ墓に埋葬されると安堵させる。しかし先帝皇后は青桜が何と引き換えにその約束を得たのか分かっていた。先帝皇后は茶を飲むと、青桜をそばへ呼んだ。そこで鈕祜禄(ニオフル)氏が殺したいのは自分だと教え、青桜が生き延びて一族に栄華をと望む。「あなたは陛下に選ばれたの、烏拉那拉氏の希望よ、寵愛を得て皇后になりなさい」「皇后だなんて、私はただ愛されたいだけ…」とは言え確かに添い遂げて同じ墓に入るためには、叔母の言う通り皇后になる必要があった。すると急に先帝皇后の口から血が流れる。青桜はようやく叔母が飲んだのが毒だと気づき、皇太后が叔母にも自分と同じ条件を突きつけたのだと分かった。しかし先帝皇后は自害を迫られたわけではないと否定、誰のせいでもない急死だと告げる。なぜなら今は自分たちに逆らう力はなく、恨みを捨てて生き延びることが先決だからだ。「鈕祜禄氏に殺されぬよう用心を…あの女を味方につけ、皇后になるの… それが仇討ちであり…私への恩返しになる…」先帝皇后は惨めな烏拉那拉氏は自分だけでいいと言い残し、絶命した。その頃、養心殿では内務府総管太監・秦立(シンリツ)が新帝に後宮について報告していた。先帝の葬儀後は皇太后が慈寧(ジネイ)宮、太妃たちが寿康(ジュコウ)宮へ、妃嬪の住まいは東西六宮となる。そこへ景仁宮の訃報が届いた。弘暦(コウレキ)は突然のことに驚いて理由を尋ねると、大太監・王欽(オウキン)は看取った青桜によれば急死だと報告する。しかし急に声を落とし、本当は服毒自殺で恐らく皇太后が毒を渡したとささやいた。景仁宮が急逝、侍女・綉夏(シュウカ)も後を追って自害した。この知らせは瞬く間に宮中に広がる。高晞月(コウキゲツ)は災いの元が死んで良かったと皇后の機嫌取り、しかし富察(フチャ)琅嬅(ロウカ)は眉をひそめた。皇后となっても決して安泰とは言えず、先帝の怒りを買えばこんな惨めな末路が待っている。ただ幸運なことに琅嬅には嫡子・永璉(エイレン)という切り札があった。翌日、皇太后は養心殿を訪ね、景仁宮について探りを入れた。弘暦は青桜の使いから急死と報告を受けたと伝えると、皇太后は自害ではないのかと確認する。一瞬、視線を合わせる2人、しかし弘暦は姪の青桜に嘘はないはずだと言った。しかし葬儀の件で意見が別れる。弘暦は皇后待遇での葬儀を考えていると言ったが、皇太后は尊封されていないと反対し、先帝と墓も別にすべきだと訴えた。そこへ張廷玉(チョウテイギョク)がやって来る。張廷玉は先帝皇后が尊封の件で命を縮めたのではと皇太后を牽制、詳しい調査を嘆願した。その嘆願をちょうど養心殿に到着した青桜が耳にする。思いがけず叔母を思いやってくれる張廷玉の言葉に胸がいっぱいになる青桜、しかし叔母の遺言に従って真実を明かすことはできなかった。꒰⌯͒ತ _ತ)<ウラナラしぃが皇上に拝謁いたします張廷玉は先帝皇后の身内である青桜の援護に期待したが、その答えは意外なものだった。叔母は長年の禁足で身体が弱っており、先帝崩御の深い悲しみが命を奪ったのだという。皇太后は青桜の言葉に安堵すると、弘暦はすかさず景仁宮の葬儀はそれなりの待遇にすべきだと言った。すると青桜の口の堅さに免じ、皇太后は妃(ヒ)の待遇で妃嬪の墓になら葬って良いと認める。ただし人目を引かぬよう、墓に身分は記さないと条件をつけ、位牌や遺品などは全て実家に送り届けるよう命じた。張廷玉と皇太后は養心殿をあとにした。弘暦は2人きりになったところで真実を話すよう促すが、それでも青桜は皇太后の関与をおくびにも出さない。すると青桜の目から大粒の涙がこぼれた。弘暦は母をかばってくれた青桜の思いを尊重し、それ以上は追求しない。これで母の恨みも収まったと話し、念のためしばらく目立たないようにと助言した。青桜が養心殿を出ると、門で皇太后が待っていた。皇太后は叔母の最期の様子を知りたいという。青桜は叔母の一番の願いは先帝との合葬だったが、先帝の心を失えば尊号を得ても意味がないと悲しんでいたと伝えた。「…今後、私を守れるのは皇太后だけです」꒰⌯͒ ー̀ωー́ )<おう?「私の目の前で叔母が死ぬことをお望みでしたね? 死因を疑う者がいても私が皇太后の関与を否定できます、姪の言葉を疑う者はいない 急死の真相を疑う者がいたら、生きている限り皇太后のために証言を(キリッ」「いいでしょう、賢い者は長生きせねばな」皇太后は青桜の賢さに感心した。 雍正(ヨウセイ)13年9月3日、弘暦は太和(タイワ)殿にて皇帝に即位。年号を改め、翌年を乾隆(ケンリュウ)元年とした。無事に即位式が済み、意気揚揚と慈寧宮へ引っ越す皇太后、ところがなぜか輿は寿康宮へ到着する。実は慈寧宮の修繕がまだ終わらず、ここが仮住まいだと言うのだ。皇太后は仕方なく寿康宮に居を構え、最初の議事を行った。これから妃嬪たちも東西六宮へ移ることになるが、住まいの振り分けや位決め、妃嬪の冊封など皇后が処理して行く。すると皇太后は妃嬪たちに即位後、初めての皇子を産むよう発破をかけた。皇帝にはすでに庶子・永璜(エイコウ)と嫡子・永璉がいるが、もうひとり大切な子供が欲しい。実は即位後の第1子は吉祥をもたらすと言われていた。その夜、皇太后は何の相談もなく寿康宮に押し込まれたことに憤慨していた。そこでこの機会に青桜がどれほど役立つか見極めることにする。一方、琅嬅は養心殿を訪ね、後宮の近況を報告した。すると弘暦は養心殿という名は先帝が好んだ「孟子」の一節が由来だと教える。「″養心は寡欲(カヨク)こそ最善″そこから″養心殿″と…欲を減らし心を養うことで人は成長する」弘暦はいざこざが起こらぬよう皆を束ねて欲しいと琅嬅に頼み、穏やかな後宮を望んだ。琅嬅が帰ると弘暦は早速、青桜へ使いを送った。この時間は景仁宮で叔母の棺に付き添っている青桜、すると皇帝から玉竹参(ギョクチクサン)汁が届く。「″今は苦しいだろうが、そなたこそが最も心が通う相手、忘れてはおらぬ″と… もし辛いことがあればこの言葉を思い出してください」太監は伝言を告げ、帰って行った。琅嬅は妃嬪の序列を寿康宮に届けたが、皇太后からまたやり直しを命じられた。どうやら烏拉那拉氏の扱いに不満があるらしい。ちょうど3日間の通夜を終えた青桜が挨拶に来ていたことから、皇太后はその場に呼んだ。すると皇太后はしきたりで服喪期間が3年だと話し、墓前には行かず王府で喪に服せと命じる。琅嬅はさすがに3年は長すぎると驚いたが、青桜は素直に従った。しかし琅嬅から話を聞いた弘暦は激怒、慈寧宮へ入るのを延期したことへの反発だと気づく。とは言え喪に服すのはしきたりのため、確かに異論は挟めなかった。福晋たちの位や住まいが決まり、王府からの引っ越しが始まった。勅命以外は禁足とされた青桜はひとり、静かに刺繍に勤しんでいる。すると高晞月が聞こえよがしに″一生、幽閉かもしれない″と笑った。つづく( ๑≧ꇴ≦)<アイジャーめ!
2019.06.02
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琅琊榜之风起了长林 Nirvana in Fire II第15話「標的」軍馬がらみの不正を暴こうと1人で動き出した蕭平旌(ショウヘイセイ)。すると福来(フクライ)客桟(キャクサン/宿)を見張っていた巡防(ジュンボウ)営が牧場主の怪しい動きに気づく。孫(ソン)統領の話では七大牧場のうち5家が客桟に集まり、一晩中、密談を交わしていたという。話を聞いた平旌はすぐ兄に報告した。蕭平章(ショウヘイショウ)はてっきり弟が何かしでかしたと思ったが、平旌は察知したのは巡防営だと教える。牧場主たちが何らかの対策を講じているのは、恐らく朝堂の機密であるはずの北燕との交渉条件が漏れたからだろう。そこで平旌は兄から許可をもらい、何の密談か聞きに行くことにした。七大牧場主たちは人手を集め、郊外で恵(ケイ)王の来訪を阻もうと決めた。格好の機会ができた濮陽纓、すると配下から長林王府次子も福来客桟で密談の内容をすべて聞いたと知る。「よろしい、牧場主たちの計画を1時(トキ)早めるよう仕向けよ」あとは段桐舟(ダントウシュウ)を招集し、蕭元啓(ショウゲンケイ)に文を届ければいい。牧場主たちの計画を知った蕭平旌は巡防営に協力を頼んだ。蕭平章は真の理由を伏せておくよう指示し、七大牧場主の相手なら心配ないと平旌に任せて送り出す。一方、早朝の莱陽(ライヨウ)侯府に濮陽纓から文が届いた。蕭元啓は顔色が変わり、慌てて城外へ馬を駆けていく。すると山の奥深くで濮陽纓が待っていた。「母の埋葬場所は?!」蕭元啓は母が埋められた塚で泣き崩れた。自分の親不孝を嘆きながら、母を見つけてくれた濮陽纓に感謝する。するとそこへ段桐舟が駆けつけた。「掌尊(ショウソン)大人(ダーレン)…(チラリ)」「段先生、莱陽侯には構わずともよい、報告は?」段桐舟は全て濮陽纓の読み通りだったと切り出した。蕭平旌は巡防営と都を出て、牧場主たちの手引きも終えたという。「北燕の使節団が到着して双方が戦えば、蕭平旌を釣れましょう(ふふ」「長林王府は今まで安泰すぎた、彼らが痛い目に遭えば都に風雲が巻き起こる」元啓はようやくこのために濮陽纓が自分をおびきだしたと気づいた。「…蕭平章に伝えろと?」「ご名答、権力者の威光に頼るにも誠意が必要になる、私からの貸しです」濮陽纓は恩着せがましく拝礼すると、元啓は慌てて山を降りて行った。梁の城外で北燕・恵王一行の前に牧場主たちが立ちふさがった。牧場主たちは和議が成立すると商いに大きな影響が出ると訴え、引き返すよう要求する。新たに条件が加えられたことなど知らない北燕側は反発、一触即発の様相となった。一方、禁軍大統領・荀飛盞(ジュンヒサン)は長林王府を訪ねた。蕭平旌と孫統領が都を出たが、巡防営の者から牧場主の件だと聞いたという。蕭平章は事情を説明し、段桐舟でも潜んでいない限り問題ないと伝えた。段桐舟の名を聞いた飛盞はふと叔父・荀白水(ジュンハクスイ)の顔が頭をよぎり、牧場の件が漏れるにしても早すぎると心配する。そこへ蕭元啓が駆けつけた。「都の外で段桐舟を見ました!恐らく平旌を罠にかける気だ!」「まずいぞ…馬をっ!」その頃、郊外では牧場主たちがついに剣を抜いていた。しかし相手がまさか琅琊(ロウヤ)達人榜(ボウ)5位の拓跋宇(タクバツウ)とは知らず、鮮やかな剣さばきに呆然となる。そこへ蕭平旌と孫統領率いる巡防営が追いついた。驚いた牧場主たちは一斉に逃げ出したが、ひとりが悔し紛れに郡主の輿に暗器を投げて去って行く。「気をつけろっ!」平旌は急いで郡主の車に駆け寄ると、重華(ジュウカ)は涼しい顔で暗器を外へ捨てた。こうして牧場主たちの企みは失敗したかに見えたが、突如、段桐舟が襲いかかってくる。段桐舟は恵王を警護していた巡防営たちを次々と吹き飛ばし、裏山へ逃げて行った。倒れた兵士の胸にはあの手形が…。平旌は孫統領に恵王を任せると、すぐ段桐舟のあとを追った。段桐舟は配下が潜んでいる山奥まで蕭平旌を誘き寄せた。「二公子でも予想できなかったはず、自分が標的だとは…」一方、蕭平章たちもようやく現場に到着していた。しかし平旌の姿がなく、手練れを追跡しているという。平章は顔色が一変、馬から降りずにそのまま駆けて行ってしまう。荀飛盞は倒れた兵士の胸に残された手形を見て段桐舟だと確信し、すぐ自分も追いかけることにした。すると恵王が窓から顔を出し、今のが長林王府世子かと尋ねる。飛盞は梁の禁軍大統領だと挨拶し、弟を助けに行った世子の非礼を許して欲しいと頭を下げた。「ではあの若者が次子か?…強敵を前にしながら機転を利かせるわけだな」恵王と飛盞の話を聞いていた重華はなぜか長林王府次子に興味を持ったようだが…。蕭平旌は段桐舟と配下に包囲されていた。応戦するも多勢に無勢、果たしてこのまま孤立無援でどこまで耐えられるのか…。その時、ようやく拓跋宇が現れた。「拓跋公子、遅すぎるぞ」「恵王殿下の安全を確保せぬとな」「紹介する、琅琊達人榜に載る段桐舟先生だ…拓跋公子よりひとつ上位にいる」その頃、蕭平章たちは平旌が木につけた目印を頼りに懸命に馬を走らせていた。拓跋宇はこの機会を逃すまいと段桐舟に戦いを挑んだ。(※確か腕試しで下位の人が勝つとランキングが上がるシステムだった気がする)しかし蕭平章たちが現れると、段桐舟は咄嗟に蕭平旌に掌をあててから逃亡する。「平旌!」平章は肝を冷やしたが、平旌はすぐ起き上がって段桐舟を追いかけて行った。段桐舟を逃すまいと、拓跋宇、蕭平旌、蕭平章、荀飛盞、蕭元啓が追跡した。いくら琅琊達人榜4位とは言え、この顔ぶれと真っ向勝負ではさすがに厳しい。段桐舟は応戦しながら隙を見ては逃げ出し、やがて崖に追い詰められた。拓跋宇は貴重な機会を無駄にしないよう、1対1での勝負に出る。するとついに段桐舟は手の平を切られて掌が繰り出せなくなり、窮地に追い込まれた。平章は勝負があったと判断して生け捕りにするよう指示、と同時に飛盞が走り出す。その時、拓跋宇が崖っぷちに立つ段桐舟に向かって斬りかかり、段桐舟はギリギリのところで剣を避けた。飛盞はその一瞬の隙を狙って手を伸ばしたがわずかに届かず、のけぞった段桐舟は後ろへ飛び上がり谷底へ落下してしまう。林奚(リンケイ)は蕭平旌の胸の傷を治療した。蕭平章は深傷でないと分かってホッとしたが、今でもあの光景を思い出すと恐ろしくなって来る。すると平旌はいたずらっぽく拓跋宇をあの場所へ呼んだのは自分だとばらした。一行が襲撃された時、平旌は拓跋宇にこの手形が琅琊榜の幽冥(ユウメイ)掌だと教えたという。平章はそうだとしても危険を冒し過ぎだと呆れ、林奚に任せて出かけて行った。蕭平旌は婚約の証しである長命鎖(チョウメイサ)を元の位置に戻し、襟元を直した。林奚は思わず平旌をまじまじと見つめてしまう。その様子を蒙浅雪(モウセンセツ)が気づいた。「老堂主と義父は30年以上の仲なの、平旌に関する昔の約束を聞いてる?」「…はい」浅雪はお節介にも長命鎖は平旌が義理立てして身に着けているだけだと言い訳した。実は義父が来年にも平旌の縁談を決めるとそれとなく焚き付けたが、林奚は無関係の自分に話すことはないと言って帰ってしまう。(๑≧ꇴ≦)<黙ってないで!@雪(๑°⌓°๑)<何を言えと?@旌(* >ω
2019.06.02
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